JPS6342892B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6342892B2 JPS6342892B2 JP55086297A JP8629780A JPS6342892B2 JP S6342892 B2 JPS6342892 B2 JP S6342892B2 JP 55086297 A JP55086297 A JP 55086297A JP 8629780 A JP8629780 A JP 8629780A JP S6342892 B2 JPS6342892 B2 JP S6342892B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- echo
- coefficient
- receiving side
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 2
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims 4
- 230000006854 communication Effects 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 238000002592 echocardiography Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000007175 bidirectional communication Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/20—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
- H04B3/23—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電話回線における反響を除去する装
置、特に長距離回線に適し、反響路モデルにより
近似的反響を作り、これにより反響を打消すよう
にした適応型反響消去装置に関する。
置、特に長距離回線に適し、反響路モデルにより
近似的反響を作り、これにより反響を打消すよう
にした適応型反響消去装置に関する。
近年、長距離回線、特に衛星通信の急激な増大
によつて、通話回線に生ずる反響の存在が、その
回線遅延の大きさ故に通話品質上大きな問題とな
つてきている。
によつて、通話回線に生ずる反響の存在が、その
回線遅延の大きさ故に通話品質上大きな問題とな
つてきている。
従来、反響を制御するために反響阻止装置が用
いられているが、これは回線をON−OFFして反
響を阻止するものであるため、話頭切断やクリツ
ク雑音等の障害が発生するという問題があつた。
適応型反響消去装置は、このような反響阻止装置
の欠点を補うために開発されたものである。
いられているが、これは回線をON−OFFして反
響を阻止するものであるため、話頭切断やクリツ
ク雑音等の障害が発生するという問題があつた。
適応型反響消去装置は、このような反響阻止装置
の欠点を補うために開発されたものである。
適応型反響消去装置は内部に存在する反響路の
特性と同一特性を有するフイルタ、いわゆる反響
路モデルにより反響信号と近似的な近似反響信号
を作成し、これにより実際の反響信号を消去する
ものである。前記反響路モデルは送信信号と受信
信号とより適応的に修正される。しかし、双方向
通話時には反響路モデルが乱されることがある。
特性と同一特性を有するフイルタ、いわゆる反響
路モデルにより反響信号と近似的な近似反響信号
を作成し、これにより実際の反響信号を消去する
ものである。前記反響路モデルは送信信号と受信
信号とより適応的に修正される。しかし、双方向
通話時には反響路モデルが乱されることがある。
従来より双方向通話時において、反響路モデル
が乱されることを防ぐために、送信側信号レベル
が受信側信号レベルより大きい場合には双方向通
話であるとみなし反響路モデルの修正を停止する
という手段が行なわれていた。しかし双方向通話
の検出を完全に行なうことができないため、反響
路モデルの乱れを確実に防ぐことはできなかつ
た。即ち双方向通話の際は一般には送信側信号が
受信側信号よりも大きくなるが、送信側信号が受
信側信号よりも小さい場合でも双方向通話の場合
があり、送信側信号には受信側信号が近端漏話し
て送信側に現われたエコー信号以外に、このエコ
ー信号とは関連性のない(函数関係のない)近端
話者信号が重畳し、エコー信号のS/N比が低下
する。このようなエコー信号の不明度の大きい送
信側信号を基に反響路モデルの修正動作を行うと
修正誤差が大きくなり、反響路モデルを乱してし
まうことがあつた。
が乱されることを防ぐために、送信側信号レベル
が受信側信号レベルより大きい場合には双方向通
話であるとみなし反響路モデルの修正を停止する
という手段が行なわれていた。しかし双方向通話
の検出を完全に行なうことができないため、反響
路モデルの乱れを確実に防ぐことはできなかつ
た。即ち双方向通話の際は一般には送信側信号が
受信側信号よりも大きくなるが、送信側信号が受
信側信号よりも小さい場合でも双方向通話の場合
があり、送信側信号には受信側信号が近端漏話し
て送信側に現われたエコー信号以外に、このエコ
ー信号とは関連性のない(函数関係のない)近端
話者信号が重畳し、エコー信号のS/N比が低下
する。このようなエコー信号の不明度の大きい送
信側信号を基に反響路モデルの修正動作を行うと
修正誤差が大きくなり、反響路モデルを乱してし
まうことがあつた。
この発明の目的は双方向通話時の反響路モデル
の乱れを確実に防ぐことができる適応型反響消去
装置を提供することにある。
の乱れを確実に防ぐことができる適応型反響消去
装置を提供することにある。
次にこの発明による適応型反響消去装置の実施
例を図面を参照して詳細に説明する。第1図にお
いて、まず受信側入力端子11から供給される受
信信号Xoは受信側信号記憶回路12とレベル差
検出回路13と受信側出力端子14とに送られ
る。受信側信号記憶回路12と、タツプ係数記憶
回路15と重畳積分回路16とはトランスバーサ
ルフイルタを構成し、受信側信号記憶回路12よ
りの出力信号X(o-j)と、タツプ係数記憶回路15
よりの出力信号Hn jとを重畳積分回路16により
(1)式に示す重畳積分を行なう。
例を図面を参照して詳細に説明する。第1図にお
いて、まず受信側入力端子11から供給される受
信信号Xoは受信側信号記憶回路12とレベル差
検出回路13と受信側出力端子14とに送られ
る。受信側信号記憶回路12と、タツプ係数記憶
回路15と重畳積分回路16とはトランスバーサ
ルフイルタを構成し、受信側信号記憶回路12よ
りの出力信号X(o-j)と、タツプ係数記憶回路15
よりの出力信号Hn jとを重畳積分回路16により
(1)式に示す重畳積分を行なう。
Y^o=N-1
〓j=0
Hn j・H(o-j) (1)
こゝでnはタイムスロツト、jはタツプ番号、
Nはタツプ数、Y^oはトランスバーサルフイルタ
の出力である。このトランスバーサルフイルタの
出力Y^oは近似反響信号であり、減算器17によ
り送信側入力端子18より入力した送信側信号Y^
より近似反響信号Yを引くことにより反響を消去
する。減算器17の出力は消去残信号eであり、
送信側出力端子19とタツプ利得修正回路21に
送られる。タツプ利得修正回路21では受信側信
号記憶回路12の出力信号X(o-j)と消去残信号e
とを用いて一般に次の(2)式に示す学習固定法によ
り、タツプ係数記憶回路15のタツプ係数を修正
している。
Nはタツプ数、Y^oはトランスバーサルフイルタ
の出力である。このトランスバーサルフイルタの
出力Y^oは近似反響信号であり、減算器17によ
り送信側入力端子18より入力した送信側信号Y^
より近似反響信号Yを引くことにより反響を消去
する。減算器17の出力は消去残信号eであり、
送信側出力端子19とタツプ利得修正回路21に
送られる。タツプ利得修正回路21では受信側信
号記憶回路12の出力信号X(o-j)と消去残信号e
とを用いて一般に次の(2)式に示す学習固定法によ
り、タツプ係数記憶回路15のタツプ係数を修正
している。
こゝでαは修正係数である。修正量制御回路2
2では(2)式右辺第2項に、レベル差検出回路13
の出力により決まる係数βを掛ける。この修正量
制御回路22の実施例を第2図に示す。レベル差
検出回路13の出力信号dは係数回路23により
3値以上に重みづけされ掛算器24に送られる。
掛算回路24では重みづけされた係数回路23の
出力信号βと(2)式右辺第2項とを掛ける。βを双
方向通話のため送信側信号が受信側信号より大き
な時はゼロ、送信側信号が受信側信号より小さく
なるにつれ1に近ずくように重みづけする。この
ようにすると双方向通話の場合でも送信側信号が
受信側信号より小さくかつ相互のレベル差が小さ
い場合にはβは十分小さな値となるため、タツプ
係数記憶回路15のタツプ係数の修正がほとんど
行なわれないため、反響路モデルの乱れが防げ
る。
2では(2)式右辺第2項に、レベル差検出回路13
の出力により決まる係数βを掛ける。この修正量
制御回路22の実施例を第2図に示す。レベル差
検出回路13の出力信号dは係数回路23により
3値以上に重みづけされ掛算器24に送られる。
掛算回路24では重みづけされた係数回路23の
出力信号βと(2)式右辺第2項とを掛ける。βを双
方向通話のため送信側信号が受信側信号より大き
な時はゼロ、送信側信号が受信側信号より小さく
なるにつれ1に近ずくように重みづけする。この
ようにすると双方向通話の場合でも送信側信号が
受信側信号より小さくかつ相互のレベル差が小さ
い場合にはβは十分小さな値となるため、タツプ
係数記憶回路15のタツプ係数の修正がほとんど
行なわれないため、反響路モデルの乱れが防げ
る。
レベル差検出回路13の実施例を第3図に示
す。送信側信号Yo、受信側信号Xoはそれぞれ自
乗回路25,26に送られ、それぞれの自乗Yo
2,Xo 2が計算される。Yo 2,Xo 2はそれぞれ積分
回路27,28に送られる。この積分された出力
Yo 2′,Xo 2′は減算回路29でそれぞれの差を求め
られ出力される。
す。送信側信号Yo、受信側信号Xoはそれぞれ自
乗回路25,26に送られ、それぞれの自乗Yo
2,Xo 2が計算される。Yo 2,Xo 2はそれぞれ積分
回路27,28に送られる。この積分された出力
Yo 2′,Xo 2′は減算回路29でそれぞれの差を求め
られ出力される。
以上のように、この発明によれば双方向通話時
の反響路モデルの乱れを防ぐことができる。
の反響路モデルの乱れを防ぐことができる。
第1図はこの発明による適応型反響消去装置の
実施例を示すブロツク図、第2図は修正量制御回
路22の例を示すブロツク図、第3図はレベル差
検出回路13の一例を示すブロツク図である。 11:受信側入力端子、12:受信側信号記憶
回路、13:レベル差検出回路、14:受信側出
力端子、15:タツプ係数記憶回路、16:重畳
積分回路、17:減算器、18:送信側入力端
子、19:送信側出力端子、21:タツプ利得修
正回路、22:修正量制御回路、23:係数回
路、24:掛算回路、25,26:自乗回路、2
7,28:積分回路、29:減算器。
実施例を示すブロツク図、第2図は修正量制御回
路22の例を示すブロツク図、第3図はレベル差
検出回路13の一例を示すブロツク図である。 11:受信側入力端子、12:受信側信号記憶
回路、13:レベル差検出回路、14:受信側出
力端子、15:タツプ係数記憶回路、16:重畳
積分回路、17:減算器、18:送信側入力端
子、19:送信側出力端子、21:タツプ利得修
正回路、22:修正量制御回路、23:係数回
路、24:掛算回路、25,26:自乗回路、2
7,28:積分回路、29:減算器。
Claims (1)
- 1 受信信号を記憶する第1のメモリと、反響路
特性を記憶する第2のメモリと、前記両メモリの
内容の重畳積分を行なう回路と、前記第2のメモ
リの内容を修正する回路を持つ適応型反響消去装
置において、送信信号と受信信号とのレベル差を
検出する回路と、この検出されたレベル差に応じ
て、送信信号が受信信号より大きい時はゼロ、送
信信号が受信信号より小さくなるに従つて1に漸
近するような係数βに変換する係数回路と、その
係数βを前記第2のメモリの内容を修正する回路
の修正量に掛ける回路とを有することを特徴とす
る適応型反響消去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8629780A JPS5711544A (en) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | Adaptive type echo eraser |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8629780A JPS5711544A (en) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | Adaptive type echo eraser |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5711544A JPS5711544A (en) | 1982-01-21 |
JPS6342892B2 true JPS6342892B2 (ja) | 1988-08-26 |
Family
ID=13882896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8629780A Granted JPS5711544A (en) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | Adaptive type echo eraser |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5711544A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08166699A (ja) * | 1994-12-13 | 1996-06-25 | Fujitsu Ltd | 多色静電記録装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55103430A (en) * | 1979-02-01 | 1980-08-07 | Tokyo Electric Co Ltd | Balance |
-
1980
- 1980-06-25 JP JP8629780A patent/JPS5711544A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55103430A (en) * | 1979-02-01 | 1980-08-07 | Tokyo Electric Co Ltd | Balance |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5711544A (en) | 1982-01-21 |
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