JPH07193528A - エコーキャンセラ制御方法及びそのエコーキャンセラ装置 - Google Patents

エコーキャンセラ制御方法及びそのエコーキャンセラ装置

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Publication number
JPH07193528A
JPH07193528A JP33205293A JP33205293A JPH07193528A JP H07193528 A JPH07193528 A JP H07193528A JP 33205293 A JP33205293 A JP 33205293A JP 33205293 A JP33205293 A JP 33205293A JP H07193528 A JPH07193528 A JP H07193528A
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JP
Japan
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double talk
tap coefficient
echo
time
circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33205293A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Mizutani
秀夫 水谷
Yoshio Sakata
義男 阪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH07193528A publication Critical patent/JPH07193528A/ja
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダブルトークが検出されるまでに検出の遅れ
があり、タップ係数が誤修正されてエコー抑制特性が劣
化するという点について解決する。 【構成】 加算器2により送信側1に入力されたエコー
信号Yn を適応形フィルタ21により出力される疑似エ
コー信号BYn を引き算して、エコー信号Yn を除去す
る。適応制御回路20aでは、時刻n+1におけるタッ
プ係数{Hi}(n+1)を記憶回路21に出力する。記憶回
路21では、ダブルトーク検出回路5のダブルトークの
検出遅れ時間分のタップ係数が記憶される。電力計算回
路4では送信信号の電力を求め、電力計算回路9では受
信信号の電力が求められて、ダブルトーク検出回路5に
出力する。ダブルトーク検出回路5ではダブルトークを
検出してて、ダブルトークが検出された旨を適応制御回
路20aに出力する。適応制御回路20aでは、タップ
係数の出力を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エコーキャンセラにお
いてエコー径路をモデル化し、疑似エコーを発生させる
適応フィルタの伝達関数のタップ係数の更新方法、特に
両方向同時通話(以下、ダブルトークと呼ぶ)状態であ
ることを検出したときにタップ係数更新停止するエコー
キャンセラ方法及びそのエコーキャンセラ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】エコーキャンセラは衛星通信システムの
ように伝搬遅延の大きい回線、電話回線の2線4線変換
部でのインピーダンス不整合やテレビ会議システム、ハ
ンズフリー電話などでのカップリングによるエコーを除
去するために不可欠の要素である。従来、このような分
野の技術としては、例えば、次のような文献に記載され
るものがあった。 文献;電子情報通信学会技術研究報告、CAS86[2
7](1986)福井宏一他7名“専用LSIによるエ
コーキャンセラの構成“P.47−52 図2は、前記文献に記載された従来のエコーキャンセラ
の一例を示す構成図である。このエコーキャンセラ装置
は、送信信号を送るための送信側1を有している。送信
側1の出力側には、エコーを取り除くための加算器2に
接続されている。加算器2の出力側には、送信信号を送
り図示しない回線が接続される送信部3、送信信号の電
力を計算する電力計算回路4、及び適応形フィルタ6が
接続されている。電力計算回路4の出力側には、ダブル
トークを検出するダブルトーク検出回路5に接続され、
さらにダブルトーク検出回路5の出力側には、適応形フ
ィルタ6が接続されている。適応形フィルタ6は、タッ
プ係数{Hi}を算出する適応制御回路6a及び疑似エコ
ーBYi を計算するたたみ込み演算回路6bを有してい
る。適応制御回路6aは、ダブルトーク検出回路5の出
力側に接続され、さらに、適応制御回路6aの出力側に
は、最新のタップ係数{Hi}のみを記憶する記憶回路7
が接続されている。記憶回路7の出力側には、たたみ込
み演算回路6bが接続され、さらに、このたたみ込み演
算回路6bの出力側には加算器2が接続されている。受
信信号Xi が入力される受信部8には、受信信号の電力
を計算する電力計算回路9及び受信信号{Xi}を記憶す
る記憶回路10が接続されている。記憶回路10には、
たたみ込み演算回路6bが接続されている。11は、受
信部8と送信部1との間に形成されるエコー径路であ
る。
【0003】次に、図2のエコーキャンセラ装置の動作
を説明する。相手側加入者への送信信号Sinにエコー
径路11によって発生するエコーYnが送信側1に入力
されて、加算器2に出力される。受信部8に入力された
受信信号{Xi}は、記憶回路10で記憶される。加算器
2では、送信信号Sinから、適応形フィルタ6により
出力される疑似エコーBYn を引き算し、再び適応形フ
ィルタ6の適応制御回路6aに出力する。適応制御回路
6aでは、エコーYnと疑似エコーBYn との誤差信号
En が小さくなるように修正量{ΔHi}を求めて、この
修正量{ΔHi}に記憶回路7に記憶されたタップ係数
{Hi}(n)を加えて、時刻n+1でのタップ係数{Hi}
(n+1)を記憶回路7に記憶する。たたみ込み演算回路6
bでは、記憶回路7に記憶されたタップ係数{Hi}(n+
1)と記憶回路10に記憶された受信信号{Xi}(n+1)
とから時刻n+1での疑似エコーBYn+1 を求めて、加
算器2に出力する。加算器2では、送信信号Sinから
疑似エコーBYn+1 を引き、適応制御回路6a、電力計
算回路4、及び送信部3に出力する。加算器2、適応フ
ィルタ6では、上述した処理を繰り返し行い、エコー径
路11によって発生したエコーYn を除去する。一方、
近端話者信号が送信側1に入力されている時は、エコー
パスの同定ができないためダブルトーク状態としてタッ
プ係数の更新の停止を行う。電力計算回路4では、送信
信号の電力の計算を行い、その結果をダブルトーク検出
回路5に出力する。電力計算回路9では、受信信号の電
力の計算を行い、その結果をダブルトーク検出回路5に
出力する。ダブルトーク検出回路5では、送信信号と受
信信号の電力の比較を行い、その差がある閾値以上であ
れば、ダブルトークが検出されたとの判断を行い、適応
制御回路6aにタップ係数の更新の停止を指示する。適
応制御回路6aでは、タップ係数の更新を停止し、たた
み込み回路6bでは、更新の停止されたタップ係数に基
づいて、疑似エコーBYn を加算器2に出力する。加算
器2では、送信信号Sinから疑似エコーBYn を引
き、送信部3に出力してダブルトーク時におけるエコー
キャンセルを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エコーキャンセラ装置においては、次のような課題があ
った。ダブルトーク検出回路5によって、送信信号と受
信信号の電力の比較が行われて、ダブルトークが検出さ
れるまでに、ダブルトーク検出回路5の時定数に依存す
る検出の遅れがあり、タップ係数が誤修正される。適応
フィルタ6では、この誤修正されたタップ係数を用いて
疑似エコーを出力するので、エコー抑制特性を劣化させ
てしまうという問題点があった。又、受信信号及び送信
信号の長時間平均値と残留エコー成分の瞬時振幅値を比
較して検出する方法についても同様の問題点があった。
そこで本発明は、従来技術が持っていた課題として、ダ
ブルトークが検出されるまでに検出の遅れがあり、タッ
プ係数が誤修正されてエコー抑制特性が劣化するという
点について解決したエコーキャンセラ方法及び装置を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、適応形フィルタによりエコー信号を
推定するタップ係数をサイクルタイム毎に更新演算を行
い、ダブルトーク検出手段を用いたダブルトークの検出
時点においては、前記タップ係数の更新を停止するエコ
ーキャンセラ制御方法において、以下の処理を行う。即
ち、前記タップ係数の更新演算を行っているサイクル時
刻から過去に遡りかつ前記ダブルトーク検出手段のダブ
ルトーク検出遅延時間を含む一定の期間分の前記タップ
係数の記憶保持を行い、前記ダブルトーク検出手段での
ダブルトークの検出時点において、前記タップ係数の更
新を停止すると共に、前記ダブルトーク検出遅延時間だ
け過去のタップ係数を用いて、前記エコー信号を推定す
る。第2の発明は、エコー信号を推定するタップ係数の
更新演算を行い、該タップ係数により前記エコー信号の
疑似エコー信号を出力する適応形フィルタと、送信信号
から前記前記疑似エコー信号を減算する減算手段と、送
信信号及び受信信号の各々について電力計算を行う電力
計算手段と、前記電力計算手段の電力計算結果に基づい
てダブルトーク状態の有無を検出するダブルトーク検出
手段とを備えたエコーキャンセラ装置において、以下の
回路を設けている。即ち、前記タップ係数の更新演算を
行っているサイクル時刻から過去に遡る前記ダブルトー
ク検出手段でのダブルトーク検出遅延時間を含む一定の
期間分の前記タップ係数の記憶保持をする記憶手段を設
けている。そして、前記適応形フィルタは、前記ダブル
トーク検出手段でのダブルトーク検出時点において、前
記タップ係数の更新を停止すると共に、前記記憶手段に
記憶保持された前記ダブルトーク検出遅延時間だけ過去
のタップ係数を用いて、前記疑似エコー信号を出力す
る。
【0006】
【作用】第1の発明によれば、以上のようにエコーキャ
ンセラ制御方法を構成したので、タップ係数の更新演算
を行っているサイクル時刻から過去に遡る一定の期間分
の前記タップ係数の記憶保持を行う。この一定の期間
は、前記ダブルトーク検出手段のダブルトーク検出遅延
時間を含んでいるので、ダブルトーク検出手段によりダ
ブルトークの検出時点において、タップ係数の更新を停
止して、ダブルトーク検出遅延時間だけ過去のタップ係
数、即ちダブルトーク発生時のタップ係数を用いてエコ
ー信号を推定する。第2の発明によれば、記憶手段によ
り、タップ係数の更新演算を行っているサイクル時刻か
ら過去に遡るダブルトーク検出手段のダブルトーク検出
遅延時間を含む一定の期間分のタップ係数の記憶保持し
て、ダブルトーク発生時におけるタップ係数の記憶保持
が可能となる。適応形フィルタにより、ダブルトーク検
出手段によりダブルトークの検出時点において、タップ
係数の更新を停止し、記憶手段に記憶保持されたダブル
トーク発生時におけるタップ係数を用いて疑似エコー信
号を出力する。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すエコーキャン
セラ装置の構成ブロック図であり、従来の図2中の要素
と共通の要素には共通の符号が付されている。このエコ
ーキャンセラ装置が、従来のものと異なる点は、従来の
記憶回路5には時刻iでのタップ係数が記憶されていた
のに対して、記憶回路21にはダブルトークが発生して
からダブルトーク検出器5によって検出されるまでの検
出遅延時間のサンプリングサイクル分のタップ係数{H
i}(n-k), {Hi}(n-k+1),…,{Hi}(n)が記憶され
ており、適応形フィルタ20は、従来の適応形フィルタ
6の機能に加えて、ダブルトークが検出されるとタップ
係数の更新を停止すると共に、記憶回路20に記憶され
ているタップ係数{Hi}(n-k), {Hi}(n-k+1),…,
{Hi}(n)をダブルトークが真に始まった時刻n-k での
タップ係数{Hi}(n-k)に置きかえる機能を有する。
【0008】以下、図2を用いて本発明のエコーキャン
セラ制御方法を説明する。時刻nにおいて、相手側加入
者への送信信号にエコー径路11によって発生するエコ
ー信号Yn が送信側1に入力される。サンプリング周期
をTとして時刻nでの受信部9より入力される相手側加
入者の受信信号をXn とすると、エコー径路11のイン
パルス応答列を{Wi }で表わすとき、エコー信号Yn
は、次式(1)のようになる。 時刻nにおいて推定されたインパルス応答のタップ係数
列を{Hi }とすると、たたみ込み演算回路20bで
は、次式(2)で表わされる疑似エコー信号BYn を加
算器2に出力する。 加算器2では、次式(3)で表わされるエコー信号Yn
と疑似エコー信号BYn との差である誤差信号En を送
信部3、電力計算回路4、及び適応制御回路20aに出
力する。 適応制御回路20aでは、学習同定法などを用いて、式
(3)で表わされる誤差信号En の値を小さくするため
に時刻nにおけるタップ係数{Hi}(n)に修正量{ΔH
i}を求めて、時刻n+1におけるタップ係数{Hi}(n+
1)を次式(4)により求めて記憶回路20に出力す
る。 {Hi}(n+1)={Hi}(n)+{ΔHi} ・・・(4) 記憶回路20には、時刻n+1におけるタップ係数{H
i}(n+1)から時刻n−k+1におけるタップ係数{Hi}
(n-k+1)が記憶される。kは、ダブルトーク検出回路5
でのダブルトーク検出遅延時間を含む時間のサイクル数
である。たたみ込み演算回路20bでは、タップ係数
{Hi}(n+1)及び受信号{Xn+1}を式(2)に代入し
て、時刻n+1における疑似エコー信号BYn+1 を求め
て、加算器2に出力する。加算器2では、時刻n+1に
おける誤差En+1 を求めて、送信部3、電力計算回路
4、及び適応制御回路20aに出力する。このようにし
て、送信部3には受信信号のエコーが除去されて出力さ
れる。
【0009】一方、電力計算回路4では、送信信号の電
力をもとめて、この電力をダブルトーク検出回路5に出
力する。受信部8に入力された受信信号Xn は、電力計
算回路9に出力される。電力計算回路9では、受信信号
の電力をもとめて、この電力をダブルトーク検出回路5
に出力する。ダブルトーク検出回路5では、送信信号と
受信信号の電力を比較し、この差が閾値以上であれば、
送信側1でダブルトークが発生したと判断し、ダブルト
ークが発生した旨の信号を適応制御回路20aに出力す
る。ダブルトークが発生してからダブルトークがダブル
トーク検出回路5により検出されるまでには、ダブルト
ーク検出回路5の時定数で決まる検出遅延時間かかる。
よって、ダブルトークが発生した時点でのタップ係数
は、ダブルトークが検出された時刻からkサンプリング
タイム過去のタップ係数{Hi}(n-k)である。適応制御
回路20aでは、タップ係数の更新を停止すると共に、
記憶回路21に記憶されているタップ係数を時刻n−k
におけるタップ係数{Hi}(n-k)に書き換える。たたみ
込み演算回路6では、時刻n−kにおけるタップ係数
{Hi}(n-k)を式(2)に代入して、時刻n+1におけ
る疑似エコー信号BYn+1 を求めて加算器2に出力す
る。疑似エコー信号BYn+1 には、ダブルトークによる
近端話者信号成分が含まれていないので、加算器2によ
り送信信号から疑似エコー信号BYn+1 を引き算するこ
とにより、ダブルトーク時のエコー抑制特性を最小減に
抑制することができる。ダブルトーク検出回路5によ
り、時刻n+jにおいてダブルトークが終了した旨が適
応制御回路20aに出力されると、適応制御回路20a
では、式(4)に基づいて、タップ係数の更新を行う。
たたみ込み演算回路20bでは、適応制御回路20aに
より更新されたタップ係数に基づいて疑似エコー信号Y
n+j を加算器2に出力する。加算器2では、式(1)に
基づいて引き算を行い、エコーのキャンセルを行う。
【0010】以上のように、本実施例においては、次の
ような利点がある。記憶回路21には、ダブルトーク検
出回路5によるダブルトーク検出遅延時間のサイクル数
分のタップ係数を記憶しているので、ダブルトークが検
出された時点において、ダブルトークの開始時刻におけ
るタップ係数を用いて疑似エコー信号を作成できる。従
って、ダブルトーク時のエコー抑制特性を最小減に抑制
することができる。なお、本発明は上記実施例に限定さ
れず、種々の変形が可能である。その変形例としては、
例えば次のようなものがある。タップ係数を記憶する記
憶回路20を分離した場合を示したが、他の記憶デー
タ、例えば、受信信号を記憶するレジスタ11と共存し
たメモリ回路にタップ係数を記憶させてもよい。
【0011】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
及び第2の発明によれば、タップ係数の更新演算を行っ
ているサイクル時刻から過去に遡りかつダブルトーク検
出手段のダブルトーク検出遅延時間を含む一定の期間分
の前記タップ係数の記憶保持を行い、ダブルトーク検出
手段でのダブルトーク検出時点において、前記タップ係
数の更新を停止すると共に、ダブルトーク検出の遅延時
間だけ過去のタップ係数を用いてエコー信号を推定す
る。そのため、ダブルトーク時におけるエコー抑制特性
を最小限に抑制することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すエコーキャンセラ装置の
構成ブロック図である。
【図2】従来のエコーキャンセラ装置の構成ブロック図
である。
【符号の説明】
2 加算器 4 電力計算回路 5 ダブルトーク検出回路 9 電力計算回路 20 適応形フィルタ 20a 適応制御回路 20b たたみ込み演算回路 21 記憶回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適応形フィルタによってエコー信号を推
    定するタップ係数をサイクルタイム毎に更新演算を行
    い、 ダブルトーク検出手段を用いたダブルトークの検出時点
    においては、前記タップ係数の更新を停止するエコーキ
    ャンセラ制御方法において、 前記タップ係数の更新演算を行っているサイクル時刻か
    ら過去に遡りかつ前記ダブルトーク検出手段のダブルト
    ーク検出遅延時間を含む一定の期間分の前記タップ係数
    の記憶保持を行い、 前記ダブルトーク検出手段でのダブルトーク検出時点に
    おいて、前記タップ係数の更新を停止すると共に、前記
    ダブルトーク検出の遅延時間だけ過去のタップ係数を用
    いて、前記エコー信号を推定することを特徴とするエコ
    ーキャンセラ制御方法。
  2. 【請求項2】 エコー信号を推定するタップ係数の更新
    演算を行い、該タップ係数により前記エコー信号の疑似
    エコー信号を出力する適応形フィルタと、 送信信号から前記疑似エコー信号を減算する減算手段
    と、 送信信号及び受信信号の各々について電力計算を行う電
    力計算手段と、 前記電力計算手段の電力計算結果に基づいてダブルトー
    ク状態の有無を検出するダブルトーク検出手段とを、備
    えたエコーキャンセラ装置において、 前記タップ係数の更新演算を行っているサイクル時刻か
    ら過去に遡りかつ前記ダブルトーク検出手段でのダブル
    トーク検出遅延時間を含む一定の期間分の前記タップ係
    数の記憶保持をする記憶手段を設け、 前記適応形フィルタは、前記ダブルトーク検出手段での
    ダブルトークの検出時点において、前記タップ係数の更
    新を停止すると共に、前記記憶手段に記憶保持された前
    記ダブルトーク検出遅延時間だけ過去のタップ係数を用
    いて、前記疑似エコー信号を出力するエコーを出力する
    構成にしたことを特徴とするエコーキャンセラ装置。
JP33205293A 1993-12-27 1993-12-27 エコーキャンセラ制御方法及びそのエコーキャンセラ装置 Withdrawn JPH07193528A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100337061B1 (ko) * 1997-04-30 2002-07-18 사와무라 시코 에코/잡음제거장치및그의계수조절방법
US6574337B1 (en) 1998-11-16 2003-06-03 Oki Electric Industry, Co., Ltd. Adaptive echo canceler undoing adaptations made during double-talk
KR20030091362A (ko) * 2002-05-27 2003-12-03 엘지전자 주식회사 선로 반향 제거 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6574337B1 (en) 1998-11-16 2003-06-03 Oki Electric Industry, Co., Ltd. Adaptive echo canceler undoing adaptations made during double-talk
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20010306