JPS5842663B2 - 反響消去装置 - Google Patents
反響消去装置Info
- Publication number
- JPS5842663B2 JPS5842663B2 JP1260776A JP1260776A JPS5842663B2 JP S5842663 B2 JPS5842663 B2 JP S5842663B2 JP 1260776 A JP1260776 A JP 1260776A JP 1260776 A JP1260776 A JP 1260776A JP S5842663 B2 JPS5842663 B2 JP S5842663B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- echo
- input signal
- side input
- detection means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/20—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
- H04B3/23—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は衛星通信等長距離回線における反響を制御する
ための反響消去装置の改良に関する。
ための反響消去装置の改良に関する。
衛星通信等長距離回線においては、反響の遅延量が犬で
あるため、通話に及ぼす障2害が太きい。
あるため、通話に及ぼす障2害が太きい。
従来、反響阻止装置が、このような回線での反響制御の
ために用いられていたが、この装置は回線の0N−OF
F制御を含むため必然的に話頭切断等の障害を伴ってい
る。
ために用いられていたが、この装置は回線の0N−OF
F制御を含むため必然的に話頭切断等の障害を伴ってい
る。
このため、反響路の特性を推定し、推定された反響路特
性を用いて擬似反響信号を合成し、逆極性にして加え合
せることによって反響を消去する反響消去装置の開発が
進められている。
性を用いて擬似反響信号を合成し、逆極性にして加え合
せることによって反響を消去する反響消去装置の開発が
進められている。
したがって反響路の入出力音声信号より反響路の特性を
適確に推定する反響路特性推定が、本装置の最も重要な
機能の一つである。
適確に推定する反響路特性推定が、本装置の最も重要な
機能の一つである。
反響路の特性推定方法には、種々な方法が考えられるが
、いずれにしても人力音声信号が存在しない場合には、
推定動作を停止する等の機能が通常設けられる。
、いずれにしても人力音声信号が存在しない場合には、
推定動作を停止する等の機能が通常設けられる。
これは、入力信号が存在しない場合には、対応する出力
信号も・存在しないため、推定が正しく行なわれないこ
とによる。
信号も・存在しないため、推定が正しく行なわれないこ
とによる。
実際には反響路に雑音が存在するため、このような入力
信号がない状態で推定動作を継続すると、正しい推定が
行なわれないばかりでなく、正しい特性値から大きくず
れた極めて乱れた特性値が得られることになる。
信号がない状態で推定動作を継続すると、正しい推定が
行なわれないばかりでなく、正しい特性値から大きくず
れた極めて乱れた特性値が得られることになる。
しかし、特性推定値の正しい値からのずれの大きさは、
送信側入力信号、換言すれば反響信号の信号対雑音電力
比の大きさによって主に定まる。
送信側入力信号、換言すれば反響信号の信号対雑音電力
比の大きさによって主に定まる。
雑音が大きげれば、正しい反響信号(反響路出力信号)
の値が不明の度合が大きく、それだけ反響路特性値に対
する推定誤差が大きくなるのは明らかであろう。
の値が不明の度合が大きく、それだけ反響路特性値に対
する推定誤差が大きくなるのは明らかであろう。
ところで、反響信号の大きさは反響路入力信号(受信側
入力信号)の大きさだけでな(、反響路損失によって異
なってくる。
入力信号)の大きさだけでな(、反響路損失によって異
なってくる。
反響路損失が大きげれば、それだけ反響信号の大きさは
小さくなるわけである。
小さくなるわけである。
したがって受信側信号レベルの大きさで受信側信号の有
無を判定し、それにより推定動作の停止−起動を制御す
る方法が従来用いられているが、この方法では充分良好
な特性推定は期待できない。
無を判定し、それにより推定動作の停止−起動を制御す
る方法が従来用いられているが、この方法では充分良好
な特性推定は期待できない。
上述したごとく受信側信号が大きくとも、反響路損失に
より反響信号が小さくなり反響信号の信号対雑音電力比
が著しく劣化している場合があるからである。
より反響信号が小さくなり反響信号の信号対雑音電力比
が著しく劣化している場合があるからである。
したがって、本発明の目的は、推定動作の制御をより適
確にすることにより、より秀れた性能を有する反響消去
装置を提供するにある。
確にすることにより、より秀れた性能を有する反響消去
装置を提供するにある。
本発明によれば、送信側入力信号に対して設けられた信
号レベル検出手段と、前記送信側入力信号と受信側信号
に対して設けられた双方向信号検出手段と、前記受信側
信号と前記送信側人力信号とを入力し擬似反響信号を合
成し前記送信側入力信号に含まれる反響信号を消去し適
応的に反響路特性を推定する適応反響消去部とを有し、
前記信号レベル検出手段の出力と前記双方向信号検出手
段の出力とにより送信側入力信号のレベルがあらかじめ
定められた値よりも大きくかつ双方向通話では無いと判
断されたときに前記適応反響消去部の適応動作を行わす
ようにした1ことを特徴とする反響消去装置が得られる
。
号レベル検出手段と、前記送信側入力信号と受信側信号
に対して設けられた双方向信号検出手段と、前記受信側
信号と前記送信側人力信号とを入力し擬似反響信号を合
成し前記送信側入力信号に含まれる反響信号を消去し適
応的に反響路特性を推定する適応反響消去部とを有し、
前記信号レベル検出手段の出力と前記双方向信号検出手
段の出力とにより送信側入力信号のレベルがあらかじめ
定められた値よりも大きくかつ双方向通話では無いと判
断されたときに前記適応反響消去部の適応動作を行わす
ようにした1ことを特徴とする反響消去装置が得られる
。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図で、受信側
入力端子101より入力された受信側信号X並びに送信
側入力端子103より入力される送信側入力信号yはま
ず双方向通話検出回路112に導かれ、双方向通話であ
るか否かが判定され、双方向通話の場合1、双方向通話
でない場合0が出力される。
入力端子101より入力された受信側信号X並びに送信
側入力端子103より入力される送信側入力信号yはま
ず双方向通話検出回路112に導かれ、双方向通話であ
るか否かが判定され、双方向通話の場合1、双方向通話
でない場合0が出力される。
更に送信側入力信号yは信号レベル検出回路113に印
加され、送信側入力信号レベルが一定値以上あるか否か
を判定し、一定値以上の場合1、一定値以下の場合0を
出力する。
加され、送信側入力信号レベルが一定値以上あるか否か
を判定し、一定値以上の場合1、一定値以下の場合0を
出力する。
これら、双方向通話検出回路112および信号レベル検
出回路113の2個の出力は一方の入力端にインヒビッ
ト回路を有するアンド(And )回路114に導かれ
る。
出回路113の2個の出力は一方の入力端にインヒビッ
ト回路を有するアンド(And )回路114に導かれ
る。
したがってアンド(And )回路114は双方向通話
でなく、かつ送信側入力信号レベルがあらかじめ定めら
れる一定値以上の場合1を、しからざる場合0を出力す
る。
でなく、かつ送信側入力信号レベルがあらかじめ定めら
れる一定値以上の場合1を、しからざる場合0を出力す
る。
アンド回路114の出力により制御される適応反響消去
部111は、受信側入力端子101よりの入力信号Xと
部内に生成されている反響路特性推定値を用いて擬似反
響信号yを合成し、引き算回路115により、実際の反
響信号yを消去する。
部111は、受信側入力端子101よりの入力信号Xと
部内に生成されている反響路特性推定値を用いて擬似反
響信号yを合成し、引き算回路115により、実際の反
響信号yを消去する。
引き算回路115の出力eは、残留反響信号あるいは誤
差信号と呼ばれるもので、送信側出力端子104に出力
されるとともに、適応反響消去部111に送られ、反響
特性推定値を修正するのに使用される。
差信号と呼ばれるもので、送信側出力端子104に出力
されるとともに、適応反響消去部111に送られ、反響
特性推定値を修正するのに使用される。
そして、この修正を行なうか否かが、アンド回路114
の出力によってアンド回路114出力が1の場合修正を
行ない、0の場合修正を行なわないように制御される。
の出力によってアンド回路114出力が1の場合修正を
行ない、0の場合修正を行なわないように制御される。
即ち、双方向通話状態あるいは送信信号レベルが一定値
以下の場合修正が禁止され、非双方向通話状態でかつ送
信側入力信号レベルが一定値以上の場合、修正が行なわ
れる。
以下の場合修正が禁止され、非双方向通話状態でかつ送
信側入力信号レベルが一定値以上の場合、修正が行なわ
れる。
信号レベル検出回路113としては、音声と雑音が同一
レベルといったむずかしい条件下においても充分音声が
検出されるといった高級なものでなくてよいのは明らか
である。
レベルといったむずかしい条件下においても充分音声が
検出されるといった高級なものでなくてよいのは明らか
である。
前述したごとくこのように雑音と信号が同程度の場合、
修正を行なわない方がむしろよい。
修正を行なわない方がむしろよい。
したがって、該信号レベル抽出回路113は、通常の、
TBSI(時間割当音声挿入)方式等に用いられる回路
より簡単で充分であるが、勿論、従来の音声検出方式の
いずれをもパラメータの設定値を変更するだけで使用し
得るのは言うまでもない。
TBSI(時間割当音声挿入)方式等に用いられる回路
より簡単で充分であるが、勿論、従来の音声検出方式の
いずれをもパラメータの設定値を変更するだけで使用し
得るのは言うまでもない。
第2図は簡単で、このような場合の適用に適したレベル
抽出回路の一実施例を示し、入力端子121より印加さ
れた入力信号は整流回路122で絶対値信号に変換され
る。
抽出回路の一実施例を示し、入力端子121より印加さ
れた入力信号は整流回路122で絶対値信号に変換され
る。
この絶対値信号は閾値回路123に導かれ、その値は一
定値θと比較され一定値θ以上の場合1を以下の場合O
を出力する。
定値θと比較され一定値θ以上の場合1を以下の場合O
を出力する。
ハングオーバタイム回路124は閾値回路123の出力
を受け、入力が1であった場合一定時間にわたり1の状
態を出力端子125に出力し続ける機能を有する。
を受け、入力が1であった場合一定時間にわたり1の状
態を出力端子125に出力し続ける機能を有する。
すなわち、信号レベルを瞬時振巾のピーク値でおおまか
に測ろうとするもので、ピーク値が一定値θを越えたら
、その近傍の時間域における入力信号レベルは、所定値
より大と判定し、後続する一定時間にわたり入力信号レ
ベルが一定以上との出力(1)を出す回路である。
に測ろうとするもので、ピーク値が一定値θを越えたら
、その近傍の時間域における入力信号レベルは、所定値
より大と判定し、後続する一定時間にわたり入力信号レ
ベルが一定以上との出力(1)を出す回路である。
この検出回路は、音声検出では、瞬時振巾検出型と呼ば
れるもので通常雑音による誤動作が大きい等の問題点が
指摘されているが、本装置に適用される場合には閾値を
充分大きくしても、その効用が保たれるので、簡単な割
に有効と考えられる。
れるもので通常雑音による誤動作が大きい等の問題点が
指摘されているが、本装置に適用される場合には閾値を
充分大きくしても、その効用が保たれるので、簡単な割
に有効と考えられる。
勿論、上述したごとく、他の種々なレベル検出あるいは
音声検出方法が適用し得るのは言うまでもない。
音声検出方法が適用し得るのは言うまでもない。
第1図は本発明の一実施例を示し、111が適応反響消
去部、112が双方向通話検出回路、113が信号レベ
ル抽出回路を示している。 第2図は、信号レベル検出回路の一実施例を示し、12
2が整流回路、123が閾値回路、 ハングオーバタイム回路を示している。 124が
去部、112が双方向通話検出回路、113が信号レベ
ル抽出回路を示している。 第2図は、信号レベル検出回路の一実施例を示し、12
2が整流回路、123が閾値回路、 ハングオーバタイム回路を示している。 124が
Claims (1)
- 1 送信側入力信号に対して設けられた信号レベル検出
手段と、前記送信側入力信号と受信側信号に対して設け
られた双方向信号検出手段と、前記受信側信号と前記送
信側入力信号とを入力し擬似反響信号を合成し前記送信
側入力信号に含まれる反響信号を消去し適応的に反響路
特性を推定する適応反響消去部とを有し、前記信号レベ
ル検出手段、の出力と前記双方向信号検出手段の出力と
により送信側人骨信号のレベルがあらかじめ定められた
値よりも太き(かつ双方向通話では無いと判断されたと
きに前記適応反響消去部の適応動作を行わすようにした
ことを特徴とする反響消去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1260776A JPS5842663B2 (ja) | 1976-02-06 | 1976-02-06 | 反響消去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1260776A JPS5842663B2 (ja) | 1976-02-06 | 1976-02-06 | 反響消去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5295912A JPS5295912A (en) | 1977-08-12 |
JPS5842663B2 true JPS5842663B2 (ja) | 1983-09-21 |
Family
ID=11810031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1260776A Expired JPS5842663B2 (ja) | 1976-02-06 | 1976-02-06 | 反響消去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842663B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1982003144A1 (en) * | 1981-03-05 | 1982-09-16 | Western Electric Co | Energy band discriminator |
JPS6053336A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-27 | Nec Corp | 反響消去装置 |
US4712235A (en) * | 1984-11-19 | 1987-12-08 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for improved control and time sharing of an echo canceller |
-
1976
- 1976-02-06 JP JP1260776A patent/JPS5842663B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5295912A (en) | 1977-08-12 |
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