JP2010038976A - 光源装置及びプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で光源ランプを安定して冷却できる光源装置及びプロジェクタを提供すること。
【解決手段】光源装置5は、光源ランプ50と、内部に光源ランプ50が収納される収納体6とを備える。収納体6は、光源装置5の光束射出方向(Z方向)、及び、当該光束射出方向に直交する第1方向(X方向)に対してそれぞれ直交する第2方向(Y方向)に沿って形成された一対の開口部61C3,61C4と、これら一対の開口部を覆い、当該一対の開口部とは反対側に導入口641Aを有するダクト部(ダクト本体)641と、自重によって回動して、導入口641Aから導入された空気を、ダクト部641を介して一対の開口部のうちのいずれか一方に流通させる第1の整流部材(整流板)6425とを有する。
【選択図】図12

Description

本発明は、光源装置及びプロジェクタに関する。
従来、光源装置と、当該光源装置から射出された光束を変調して、画像情報に応じた画像光を形成し、当該画像光をスクリーン等の投射面上に拡大投射するプロジェクタが知られている。このような光源装置には、超高圧水銀ランプ等の放電光源ランプが採用される場合が多く、当該光源ランプは、発光時に高温状態となる。このような高温状態が続くと、光源ランプが劣化しやすくなってしまうため、当該光源ランプを冷却する必要がある。このような必要性から、光源ランプに冷却空気を送風して、当該光源装置を冷却するプロジェクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のプロジェクタでは、外部から冷却空気を吸入するための吸気口が形成された外装ケース内に、複数の冷却ファンが配置されている。これら冷却ファンにより、プロジェクタ内には、画像光を形成する液晶パネル等を主に冷却するパネル冷却系、光源装置を主に冷却する光源冷却系、及び、各電子部品に電力を供給する電源装置を主に冷却する電源冷却系が形成されている。このうち、光源冷却系では、電源装置の下側に配置されたファンにより吸気口から吸引された冷却空気は、外装ケース内に設けられたガイドによって案内されて光源装置内に入り込み、光源ランプを冷却する。そして、この冷却空気は、他のファンによって吸引されて光源装置外に吸引され、外装ケースに形成された排気口から排出される。このような構成により、光源ランプを冷却することができ、当該光源ランプの劣化を抑制することができる。
特開2003−215711号公報
ところで、このようなプロジェクタは、例えば机等の設置面に載置される正置き姿勢と、当該正置き姿勢とは上下が逆になるように天井等に固定される天吊り姿勢とで利用されるが、正置き姿勢と天吊り姿勢とでは、プロジェクタ内部で熱を帯びた空気が滞留する箇所が異なる。このため、前述の特許文献1に記載のプロジェクタのように、冷却空気の流れが予め設定されていると、正置き姿勢及び天吊り姿勢のいずれかで、光源装置を適切に冷却できない場合がある。このような場合に対して、正置き姿勢と天吊り姿勢とでファンの回転速度(単位時間当たりの回転数)を上げることが考えられるが、プロジェクタの姿勢を検出する検出手段が必要となるなど、プロジェクタの構成及びファンの駆動制御が複雑になるという問題がある。このため、簡易な構成で、光源ランプを安定して冷却することができる構造が要望されてきた。
本発明の目的は、簡易な構成で光源ランプを安定して冷却することができる光源装置及びプロジェクタを提供することである。
前記した目的を達成するために、本発明の光源装置は、光源装置であって、光を射出する光源ランプと、内部に前記光源ランプが収納される収納体とを備え、前記収納体は、当該光源装置の光束射出方向、及び、当該光束射出方向に直交する第1方向に対してそれぞれ直交する第2方向に沿って形成された一対の開口部と、前記一対の開口部を覆うように設けられ、当該一対の開口部とは反対側に外部の空気を導入する導入口を有するダクト部と、前記ダクト部内に設けられ、自重によって回動して、前記導入口から導入された空気を、前記ダクト部を介して前記一対の開口部のうちのいずれか一方に流通させる第1の整流部材とを有することを特徴とする。
このような光源ランプとしては、内部に一対の電極が配置され、発光物質が封入された放電空間が形成された略球状の発光部、及び、当該発光部の両端から互いに離間する方向に延出する一対の封止部を有する発光管と、一対の封止部のうちの一方が挿通する開口が反射面の略中央に形成された反射鏡とを備えた放電型の光源ランプを例示することができる。
本発明によれば、一対の開口部を覆うように設けられたダクト部内の第1の整流部材は、自重によって回動して、当該一対の開口部のうちの一方の開口部に、光源ランプを冷却するための空気(冷却空気)を流通させるように、当該空気の流路を切り替える。これによれば、第2方向に沿って形成された一対の開口部のうち、一方の開口部が上側に位置し、他方の開口部が下側に位置するように光源装置を設置した場合、及び、他方の開口部が上側に位置し、一方の開口部が下側に位置するように光源装置を設置した場合のどちらの場合でも、上側に位置する開口部、或いは、下側に位置する開口部に、冷却空気を流通させることができる。また、このような第1の整流部材は、自重によって冷却空気の流路を切り替えるので、光源装置の設置姿勢を検出する検出手段、及び、検出された姿勢に応じて整流部材を回動させるモータ等の回動手段を設ける必要がない。従って、光源装置がどちらの設置姿勢であっても、常に上側又は下側の開口部に空気を流通させて、上側又は下側から光源ランプに冷却空気を送風することができるので、簡易な構成で、光源ランプを効率よく冷却することができる。
本発明では、前記第1の整流部材は、前記導入口から導入された空気を、前記一対の開口部のうちの上側に位置する開口部に導くことが好ましい。
ここで、光源ランプの上側は、下側に比べて発光により熱を帯びやすく、上下で温度差が生じる。このような局所的な温度差は、光源ランプを構成するガラスの白濁や変形等の劣化を生じさせ、当該光源ランプの寿命を短くする要因となる。これに対し、本発明では、第1の整流部材が、上側に位置する開口部に空気を導くので、光源ランプに上側から冷却空気を送風することができる。従って、光源ランプの上側を効率よく冷却することができ、光源ランプの劣化を抑制することができる。
本発明では、前記収納体は、前記一対の開口部とは前記光源ランプを挟んで反対側に形成され、前記光源ランプを冷却した空気を排出する排気口を有し、前記排気口は、前記一対の開口部の中心を結ぶ仮想の直線の略中央を通り、前記第1方向に沿う仮想の直線上に中心を有することが好ましい。
本発明によれば、排気口が、光源ランプを挟んで一対の開口部とは反対側に形成されているので、光源ランプを冷却する冷却空気は、当該光源ランプに送風された後、開口部とは反対側に流通して、排気口から排出される。従って、光源ランプに冷却空気を確実に送風することができる。また、排気口は、一対の開口部の中心を結ぶ仮想の直線の略中央を通り、第1方向に沿う仮想の直線上に中心を有するので、開口部から排気口までの冷却空気の流路長は、どちらの開口部を利用した場合でも略同じとなる。従って、一対の開口部のうち、どちらの開口部が上側に位置していても、それぞれ同じように光源ランプに冷却空気を送風することができる。
本発明では、前記収納部内の前記開口部に応じた位置に設けられ、前記開口部から導入された空気を前記光源ランプに向かって流通させる第2の整流部材を備えることが好ましい。
ここで、各開口部の開口面と光源ランプとが対向していない場合には、開口部から導入された冷却空気は、光源ランプに適切に送風されない可能性がある。
これに対し、本発明では、収納部内に設けられた第2の整流部材により、開口部から導入された冷却空気は、光源ランプに向かって流通するので、当該光源ランプに確実かつ適切に冷却空気を送風することができる。従って、光源ランプを一層効率よく冷却することができる。
本発明では、前記収納部の内面に沿って設けられ、前記光源ランプから射出された光のうち、前記内面に入射する光を遮蔽する金属製の遮光部材を備え、前記遮光部材は、前記第2の整流部材を有することが好ましい。
ここで、ガラスフィラーが含まれる合成樹脂により収納体が形成されている場合には、光源ランプから射出された紫外線を含む光が収納体に照射されると、合成樹脂が分解し、分離したガラスフィラーが光源ランプに付着する場合がある。この場合、光源ランプから射出された光の利用効率が低下してしまう。
これに対し、本発明では、収納部の内面に沿う金属製の遮光部材が設けられていることにより、収納体の劣化を抑制することができる。従って、光源ランプからの光の利用効率の低下を抑制することができるほか、収納体の素材の選択自由度を向上することができる。また、このような遮光部材に第2の整流部材が設けられていることにより、当該第2の整流部材と遮光部材とを一体的に形成することができる。従って、光源装置の部品点数が不要に増加することを抑えることができる。
本発明のプロジェクタは、前述の光源装置と、当該光源装置から射出された光束を変調する光変調装置と、変調された光束を投射する投射光学装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、前述の光源装置と同様の効果を奏することができる。また、光源ランプを効率よく冷却することができるので、光源装置の寿命が短縮されることを抑制することができる。従って、光源装置の交換頻度を低減させることができ、プロジェクタのメンテナンスの手間を省くことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクタの外観構成〕
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ1を前面側から見た斜視図である。
本実施形態に係るプロジェクタ1は、光源装置から射出された光束を変調して、画像情報に応じた画像光を形成し、当該画像光をスクリーン等の投射面(図示省略)上に拡大投射するものである。このプロジェクタ1は、図1に示すように、外装を構成する外装筐体2を備えている。
外装筐体2は、プロジェクタ1の装置本体3(図2参照)を内部に収納する合成樹脂製の筐体である。この外装筐体2は、プロジェクタ1の天面部2A、前面部2B、背面部2C及び左右の両側面部2D,2Eをそれぞれ構成するアッパーケース21と、プロジェクタ1の底面部2F、前面部2B、背面部2C及び両側面部2D,2Eをそれぞれ構成するロアーケース22とが組み合わされて構成されている。
天面部2Aにおける背面側略中央には、プロジェクタ1を操作するための複数のキーが配設された操作パネル2A1が設けられ、また、当該操作パネル2A1の左側(図1における左側)には、後述する光源装置5を交換するための開口部2A2が形成されている。この開口部2A2は、天面部2Aに着脱自在に設けられたカバー2A3により、閉塞されている。
前面部2Bにおける右側(図1における右側)には、後述する投射光学装置45が露出する略矩形の開口2B1が形成されており、当該開口2B1を介して、投射光学装置45から画像光が投射される。
前面部2Bにおける左側には、装置本体3を冷却した冷却空気が排出される排気口2B2が形成され、当該排気口2B2には、格子状のルーバ2B3が設けられている。
〔プロジェクタの内部構成〕
図2は、装置本体3の構成を示す模式図である。
装置本体3は、図2に示すように、光学ユニット4及び冷却装置9を備えている。また、装置本体3は、図示を省略したが、プロジェクタ1の各構成部材に電力を供給する電源装置、及び、プロジェクタ1の各構成部材の動作を制御する制御装置等を備えている。
このうち、冷却装置9は、複数のファン91〜94により構成され、光学ユニット4、電源装置及び制御装置に、外装筐体2外から導入した空気を送風して、これら各装置を冷却する。これらファン91〜94のうち、後述する投射光学装置45を挟むように配置された一対のファン91,92は、シロッコファンで構成され、外装筐体2に形成された吸気口(図示省略)から外部の冷却空気を導入し、当該冷却空気を光学ユニット4の後述する液晶パネル442及び偏光板443,445に送風する。
また、後述する光源収納部材47を挟むように配置された一対のファン93,94のうち、プロジェクタ1の背面部2C側に位置するファン93はシロッコファンで構成され、外装筐体2内の空気を吸引して、後述する光源収納部材47内に収納された光源装置5に送風する。また、ファン94は軸流ファンで構成され、吸気面を光源収納部材47に対向させるように配置される。そして、当該ファン94は、光源収納部材47内の光源装置5を冷却した空気を吸引して、プロジェクタ1の前面部2Bに向かって排出し、ひいては、当該空気を前述の排気口2B2を介して外装筐体2外に排出する。なお、ファン93は、軸流ファンであってもよく、ファン94は、シロッコファンであってもよい。
〔光学ユニットの構成〕
光学ユニット4は、前述の制御装置による制御の下、画像情報に応じて画像光を形成する。この光学ユニット4は、光源装置5、照明光学装置41、色分離光学装置42、リレー光学装置43、光学装置44、投射光学装置45、光学部品用筐体46及び光源収納部材47を備えている。
光源装置5は、発光管51及び反射鏡52を有する光源ランプ50と、平行化凹レンズ53とを備えるほか、これらを内部に収納する収納体6とを備えている。このうち、反射鏡52は、断面略凹状に形成された反射面521(図14参照)を有し、当該反射面521の略中央に配置された発光管51から射出された光の一部を反射面521により反射して光束として射出する。このような反射鏡52は、可視光を反射し、かつ、赤外線及び紫外線を透過するコールドミラーとして形成されている。なお、光源ランプ50及び収納体6の構成については、後に詳述する。
照明光学装置41は、一対のレンズアレイ411,412、偏光変換素子413及び重畳レンズ414を備えている。
色分離光学装置42は、ダイクロイックミラー421,422及び反射ミラー423を備え、リレー光学装置43は、入射側レンズ431、リレーレンズ433及び反射ミラー432,434を備えている。
光学装置44は、フィールドレンズ441と、光変調装置としての3つの液晶パネル442(赤色光用の液晶パネルを442R、緑色光用の液晶パネルを442G、青色光用の液晶パネルを442Bとする)と、それぞれ3つの入射側偏光板443、視野角補償板444及び射出側偏光板445と、色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム446とを備えている。
投射光学装置45は、筒状の鏡筒内に複数のレンズが収納された組レンズとして構成され、光学装置44により形成された画像光を投射面上に拡大投射する。
部品収納部材46は、上記各光学装置41〜44を内部に収納する平面視略L字形状に形成された箱状筐体である。この部品収納部材46には、内部に設定された照明光軸Aに対する所定位置に、当該各光学装置41〜44を配置及び収納する。
光源収納部材47は、部品収納部材46の一端に接続され、内部に光源装置5を収納する。この光源収納部材47の外装筐体2内での配置位置は、前述の開口2B1に対応する位置である。
このような光学ユニット4では、上記した構成により、光源装置5から射出された光束は、照明光学装置41により照明領域内の照度が均一化された後、色分離光学装置42にてR(赤),G(緑),B(青)の3つの色光に分離される。これら分離された各色光は、各液晶パネル442にて画像情報に応じてそれぞれ変調され、色光毎の画像光が形成される。そして、色光毎の画像光は、クロスダイクロイックプリズム446にて合成され、投射光学装置45により投射面上に拡大投射される。
〔光源装置の構成〕
図3〜図5は、光源装置5を示す斜視図である。具体的に、図3及び図4は、光源装置5を光束射出方向先端側で、かつ、当該光源装置5に向かって右側及び左側から見た斜視図であり、図5は、光束射出方向基端側で、かつ、下側から見た斜視図である。なお、以下の図及び説明では、プロジェクタ1を水平面上に載置した際に、水平方向に沿う方向である光源装置5(詳しくは、後述する反射鏡52)の光束射出方向をZ方向とする。また、当該Z方向に直交する方向のうち、水平方向に沿い、かつ、Z方向基端側から見て当該Z方向に対する右方向をX方向(本発明の第1方向)とし、これらZ方向及びX方向に直交する上方向をY方向(本発明の第2方向)とする。すなわち、X,Y,Zで示される各方向は、それぞれ互いに直交する。
光源装置5は、前述のように、発光管51及び反射鏡52を有する光源ランプ50と、平行化凹レンズ53(ともに図2参照)と、これらを収納する収納体6とを備えたユニットとして構成されている。
このうち、収納体6は、図3〜図5に示すように、収納体本体61と、当該収納体本体61のZ方向先端側を覆う第1カバー62と、Z方向基端側を覆う第2カバー63と、収納体本体61内に冷却空気を導入するダクト部材64と、光源収納部材47内に設けられた本体側コネクタ(図示省略)に接続される装置側コネクタ65とを備えている。
〔第1カバーの構成〕
第1カバー62は、図3及び図4に示すように、側面視略C字状を有する金属製部材であり、収納体本体61のZ方向先端側に形成された凹部611を閉塞する。この凹部611の略中央には、収納体本体61の内部に収納された光源ランプ50からの光束が透過する略円形状の光透過口6111(図10及び図11参照)が形成されており、当該光透過口6111は、第1カバー62に保持された平行化凹レンズ53により閉塞される。この第1カバー62における互いに対向する一対の面には、略矩形の孔部621が形成されている。これら孔部621に、収納体本体61のY方向先端側及び基端側の端面(上面及び下面)61A,61BにおけるZ方向先端側端部に形成された係止爪61A1,61B1(係止爪61B1については、図5参照)が嵌合することにより、第1カバー62は、収納体本体61により係止される。また、これら一対の面を接続する端面(Z方向先端側の端面)の略中央には、平行化凹レンズ53を露出させる開口部622が形成されている。
〔第2カバーの構成〕
第2カバー63は、図3〜図5に示すように、収納体本体61のZ方向基端側を覆うように、当該収納体本体61にねじにより取り付けられる。この第2カバー63は、収納体本体61の各端面61A(図3),61B(図5)に沿う延出部631(図3),632(図5)と、これら延出部631,632のZ方向基端側の端部間を接続する接続部633とを備えた側面視略C字状を有している。このような第2カバー63により、反射鏡52を透過した紫外線及び赤外線が遮光される。
このうち、延出部632には、図5に示すように、端面61Bに形成された後述するケーブル収納部61B3(図6参照)を覆うカバー部6321が形成されている。このカバー部6321は、ケーブル収納部61B3に応じて、Z方向に沿って形成されている。なお、当該ケーブル収納部61B3については、後に詳述する。
〔収納体本体の構成〕
収納体本体61は、ガラスフィラーが含まれる合成樹脂製の筒状体であり、光源ランプ50のZ方向先端側が内部に収納配置されるランプ収納部613(図10及び図11参照)が形成されている。この収納体本体61のZ方向先端側には、前述の凹部611が形成されている。更に、収納体本体61のZ方向基端側には、開口部612が形成され、当該開口部612は、反射鏡52により閉塞される。
この収納体本体61のY方向先端側の端面61AにおけるZ方向先端側には、前述の係止爪61A1が形成され、また略中央には、光源収納部材47に対して光源装置5を挿抜する際に利用される略U字状の把手61A2が形成されている。
図6は、第2カバー63を取り外した状態の収納体本体61をY方向基端側、すなわち、下側から見た図である。
収納体本体61のY方向基端側の端面61BのZ方向先端側には、前述のように、当該端面61Bから面外方向に突出する一対の係止爪61B1が形成されている。また、当該端面61Bには、光源収納部材47に光源装置5を載置した際に、当該光源収納部材47の底面に当接される脚部61B2が適所に突設されている。
更に、端面61Bには、発光管51のZ方向先端側から延出するリード線L1及び当該リード線L1に接続されるケーブルCが収納されるケーブル収納部61B3が形成されている。このケーブル収納部61B3は、断面視略凹状に形成され、端面61BのZ方向略中央から基端側に向かって延出しており、当該ケーブル収納部61B3におけるZ方向基端側の端部近傍には、リード線L1及びケーブルCをかしめて固定する固定部61B4が設けられている。そして、これらリード線L1及びケーブルCは、ケーブル収納部61B3に沿ってZ方向基端側に延出した後、Y方向先端側に向かって屈曲され、装置側コネクタ65に接続される。また、発光管51のZ方向基端側に接続されるリード線L2は、同様に、Y方向先端側に延出した後、装置側コネクタ65に接続される。
このように、リード線L1及びケーブルCをケーブル収納部61B3内に引き回すことで、当該リード線L1及びケーブルCを固定することができる。また、これらをZ方向基端側に延出させることにより、リード線L1及びケーブルCを光源ランプ50(より詳しくは、後述する発光管51の発光部511)から離間させることができ、反射鏡52から透過する紫外線及び赤外線による影響を低下させ、熱のリード線L1及びケーブルCへの伝達を抑制することができる。更に、このようなケーブル収納部61B3が第2カバー63のカバー部6321により覆われることで、リード線L1及びケーブルCを保護することができる。
図3に示すように、収納体本体61のX方向基端側の端面61CにおけるZ方向基端側には、当該端面61Cから面外方向に起立する一対の起立部61C2により囲まれた側面視略逆U字状のコネクタ収納部61C1が形成されている。このコネクタ収納部61C1内に、本体側コネクタ(図示省略)との接続面をY方向基端側に向けて、装置側コネクタ65が配置される。
図7は、ダクト部材64を取り外した状態の収納体本体61をZ方向先端側から見た斜視図である。
端面61CにおけるZ方向先端側には、図7に示すように、Y方向先端側及び基端側に、略矩形の開口部61C3,61C4が形成されている。これら開口部61C3,61C4は、収納体本体61内のランプ収納部613(図10及び図11参照)と、当該開口部61C3,61C4の開口端縁からそれぞれ独立してX方向に沿って延出するダクト部614,615を介して接続され、当該ランプ収納部613内に、光源ランプ50を冷却する冷却空気を導入する。また、これら2つの開口部61C3,61C4の端縁を囲むように、内側に凹んだ凹部61C5が形成されており、当該凹部61C5には、ダクト部材64が嵌め込まれる。この凹部61C5のY方向略中央には、Z方向先端側及び基端側に広がった拡幅部61C6が形成されており、当該拡幅部61C6には、後述するダクト部材64を構成する整流板6425の回動軸が位置する。
一方、図4に示すように、収納体本体61のX方向先端側の端面61Dの略中央には、内部にメッシュMが設けられた略矩形の排気口61D1が形成されている。この排気口61D1を介して、収納体本体61内を流通した冷却空気が排出される。なお、排気口61D1の形成位置、及び、冷却空気の流路については、後に詳述する。
〔ダクト部材の構成〕
図8及び図9は、ダクト部材64を示す分解斜視図及び断面図である。
ダクト部材64は、図8及び図9に示すように、Y方向の中央を中心として略対称に形成されている。このダクト部材64は、端面61Cの開口部61C3,61C4(図7参照)を覆い、かつ、凹部61C5(図7参照)に嵌め込まれるように取り付けられる。このダクト部材64は、図3にて示したように、ファン93の吐出口と接続され、当該ファン93の駆動により送風される冷却空気を内部に導入し、当該冷却空気を開口部61C3,61C4のいずれかに流通させる。このようなダクト部材64は、ダクト本体641と、ダクト本体641の内部に配置される流路切替部材642とを備えて構成されている。
このうち、流路切替部材642は、Y方向に沿って延出し、かつ、互いに対向する側面視略三角形状の一対の側面部6421,6422と、当該一対の側面部6421,6422のY方向両端を架橋する一対の架橋部6423,6424と、当該一対の側面部6421,6422におけるX方向先端側の頂点に軸支される整流板6425とを備えている。この整流板6425は、本発明の第1の整流部材に相当する。また、流路切替部材642には、一対の側面部6421,6422と、一対の架橋部6423,6424とにより囲まれる略矩形の開口部642Aが、X方向基端側に形成され、当該開口部642Aの内側には、メッシュMが設けられている。
これら一対の側面部6421,6422におけるY方向先端側及び基端側で、かつ、X方向略中央には、回動した整流板6425が当接して当該整流板6425の規定以上の回動を規制する回動規制部64211,64221が、当該側面部6421,6422における互いに対向する方向に向かって延出するように、それぞれ形成されている。また、一対の側面部6421,6422におけるX方向先端側には、折曲加工により形成された側面視略逆U字状の挟持部64212,64222が形成されている。これら挟持部64212,64222は、流路切替部材642がダクト本体641内に収納された際に、当該ダクト本体641に形成された後述する突出部64112,64122を挟持して、流路切替部材642をダクト本体641内で安定化させる。
ダクト本体641は、本発明のダクト部に相当し、Y方向に沿って延出する側面視略台形状を有する一対の側面部6411,6412と、当該一対の側面部6411,6412におけるX方向基端側を接続する一対の接続部6413,6414とを備え、これらにより、X方向基端側及び先端側に、導入口641A及び開口部641Bが形成されている。
一対の側面部6411,6412におけるX方向先端部の略中央には、前述の拡幅部61C6に応じて、それぞれZ方向基端側及び先端側に膨出した膨出部64111,64121が形成され、当該膨出部64111,64121におけるダクト本体641の内面側には、X方向先端側に向かって(流路切替部材642に向かって)突出した突出部64112,64122が形成されている。
一対の接続部6413,6414は、X方向先端側から基端側に向かって延出し、その先端部分にて互いに近接する方向に傾斜する傾斜部64131,64141と、当該傾斜部64131,64141のX方向先端から互いに近接する方向であるY方向に沿って延出した後、X方向基端側に延出する延出部64132,64142とを有している。これら延出部64132,64142と、一対の側面部6411,6412とにより囲まれる空間内に、前述の流路切替部材642がX方向先端側から収納される。すなわち、当該一対の延出部64132,64142は、内部で流路切替部材642の一対の架橋部6423,6424と当接する。そして、この際、導入口641Aと、当該流路切替部材642の開口部642Aとが接続される。
〔ランプ収納部の構成〕
図10及び図11は、光源装置5を示す断面図である。具体的に、図10は、導入口641Aの中央を通り、かつ、X方向に沿った光源装置5の断面図であり、図11は、光源ランプ50の中央を通り、かつ、Z方向に沿った光源装置5の断面図である。
前述のように、収納体本体61内には、光源ランプ50のZ方向先端側を収納するランプ収納部613が形成されている。このランプ収納部613は、図10及び図11に示すように、収納体本体61の各端面61A〜61Dにより囲まれて形成された中空の空間である。そして、当該ランプ収納部613と、開口部61C3,61C4とは、前述のようにダクト部614,615を介して接続される。
このランプ収納部613内には、光源ランプ50のほか、発光管51及び反射鏡52から射出され、かつ、液晶パネル442の画像形成領域に入射する光路から外れた位置に、ランプ収納部613を形成する収納体本体61の内面に沿って配置される遮光部材66が設けられている。
遮光部材66は、Z方向先端側におけるX方向及びY方向に沿ったXY平面の断面が略八角形状を有し、かつ、Z方向基端側におけるXY平面の断面がZ方向先端側の断面よりX方向に幅広な略八角形状を有する金属製の筒状部材である。この遮光部材66は、発光管51及び反射鏡52から射出された光のうち、液晶パネル442の画像形成領域に入射しない光が収納体本体61に入射して、当該収納体本体61が劣化することを防ぐ。
このような遮光部材66は、図11に示すように、Z方向先端側で、かつ、光透過口6111に応じた位置に、略円形状の開口部661が形成されている。この開口部661は、前述のように、光透過口6111とともに、平行化凹レンズ53により閉塞される。また、遮光部材66におけるZ方向基端側には、収納体本体61の開口部612に応じた開口部662が形成され、当該開口部662は、反射鏡52により閉塞される。
また、遮光部材66のZ方向先端側で、かつ、開口部61C3,61C4に対応する位置には、図10及び図11に示すように、当該開口部61C3,61C4をX方向先端側から覆うように、本発明の第2の整流部材としての整流部663,664が形成されている。また、これら整流部663,664のZ方向基端側には、Z方向先端側から見て略台形状を有する開口部665,666が形成されている。このため、詳しくは後述するが、ダクト部材64の導入口641Aから導入された冷却空気は、当該ダクト部材64内部を流通した後、収納体本体61の開口部61C3,61C4のいずれかを流通してランプ収納部613内に進入する。この際、冷却空気が流通する開口部に応じた整流部により、当該冷却空気の流通方向は、Z方向基端側に変更され、当該整流部のZ方向基端側に形成された開口部を介して、ランプ収納部613内に進入する。
ランプ収納部613内に収納された遮光部材66において、整流部663,664及び開口部665,666に対して発光管51を挟んだ反対側には、排気口61D1に応じた位置に、開口部667が形成されている。この開口部667端縁と、排気口61D1端縁との間に、前述のメッシュMが設けられている。そして、この開口部667及び排気口61D1を介して、発光管51及び反射鏡52、更には、遮光部材66を冷却した冷却空気が、光源装置5外に排出される。
ここで、開口部667及び排気口61D1の形成位置について説明する。
排気口61D1は、収納体本体61における開口部61C3,61C4の中心間を結ぶ仮想の直線の略中央を通り、かつ、X方向に沿った仮想の直線が、端面61Dと交差する位置に中心を有するように略矩形に形成されている。また、遮光部材66の開口部667は、当該排気口61D1に応じた位置に形成されている。このため、開口部61C3,61C4のうち、上側に位置する一方の開口部を介して導入された冷却空気が、排気口61D1を介して排出されるまでの流路長と、光源装置5の上下が逆に配置されることで上側に位置する他方の開口部を介して導入された冷却空気が、排気口61D1を介して排出されるまでの流路長とは、略同じ長さとなる。
〔正置き姿勢での冷却空気の流路〕
図12〜図14は、プロジェクタ1が正置き姿勢にある場合の光源ランプ50を冷却する冷却空気の流路を示す図である。具体的に、図12は、図10と同じ位置から見た際の冷却空気の流路を示し、図13は、Z方向基端側から見た際の冷却空気の流路を示し、また、図14は、光源装置5の内部をX方向先端側から見た際の冷却空気の流路を示している。なお、図13においては、反射鏡52及び第2カバー63の図示を省略し、また、図14においては、第2カバー63の図示を省略している。
以下、Y方向先端側を上側とした場合、すなわち、プロジェクタ1が正置き姿勢にある場合の光源装置5内を流通する冷却空気の流路について説明する。
光源装置5内には、図12及び図13に示すように、ファン93によって吐出された冷却空気が光源装置5内に導入される流路S1と、当該光源ランプ50を冷却した冷却空気が排出される流路S2とが形成されている。
具体的に、流路S1では、ファン93により吐出された冷却空気は、当該ファン93の吐出口に対向配置されるダクト部材64の導入口641A,メッシュM及び開口部642Aを介して、ダクト本体641内に導入される。
ここで、自重によって下方向に回動した整流板6425により、開口部61C4に向かう流路が閉塞されているので、ダクト本体641内に導入された冷却空気は、傾斜部64131に沿い、かつ、開口部61C3に向かって流通した後、当該開口部61C3、ダクト部614、及び、遮光部材66の開口部665を介して、ランプ収納部613内に進入する。
この際、前述のように、ランプ収納部613内には、開口部61C3に対向するように、遮光部材66の整流部663が位置しているので、当該整流部663により冷却空気の流通方向が変更され、当該整流部663のZ方向先基端側に形成された開口部665を介して、当該冷却空気は、ランプ収納部613内に進入する。
ランプ収納部613内に進入した冷却空気の一部は、図14に示すように、断面略凹状に形成された反射鏡52の反射面521に沿って下側に流通し、反射鏡52と、反射面521の略中央に接着剤Bにより固定された発光管51(主に発光部511及びZ方向基端側の封止部512)とを冷却する。また、整流部663,664は、X方向側から見て、開口部61C3,61C4全体を覆ってはいないので、開口部61C3を介して流入した冷却空気の一部は、開口部665から下側に流通し、Z方向先端側の封止部512を冷却する。
ここで、発光管51は、内部に一対の電極が配置され、かつ、内封された発光物質により、当該各電極間で放電発光する略球状の発光部511と、当該発光部511から互いに離間する方向(Z方向先端側及び基端側)に延出し、かつ、各電極に接続されるリード線L1,L2が内部を挿通する一対の封止部512とを備えている。また、この発光管51には、発光部511のZ方向先端側を覆う略椀状の副反射鏡513が設けられている。この副反射鏡513は、コールドミラーで構成され、発光部511から射出された光のうち、Z方向先端側に射出された光を反射鏡52側に反射する。このような副反射鏡513により、当該副反射鏡513がない場合には、平行化凹レンズ53に入射せずに、液晶パネル442の画像形成領域に重畳されない光を、反射鏡52に向かって反射させて利用することで、発光管51から射出された光の利用効率を高めている。
一方、このような副反射鏡513は、発光部511のZ方向先端側を覆っているので、Z方向先端側から直接冷却空気を発光部511に当てて冷却しようしても、当該副反射鏡513で冷却空気が遮られてしまい、発光部511の冷却効率が下がってしまう。これに対し、整流部663により整流された冷却空気の一部が、反射鏡52の反射面521に沿って流れ、発光部511の後方側から下側に流通することにより、発光部511が冷却される。従って、副反射鏡513が取り付けられていても、発光部511を効率よく冷却することができる。
そして、このような発光管51には、上側から下側に向かって冷却空気が流通するので、発光部511が上側から冷却される。このため、発光部511の上側の過度の温度上昇を抑制することができるので、発光部511を構成するガラスの白濁や、変形等の発生を防止することができる。また、逆に、発光部511の下側の過度の温度低下を抑制することができるので、発光部511の内部環境に変化が生じることを抑制することができ、発光管51の長寿命化を図ることができる。また、発光管51だけでなく、反射鏡52にも冷却空気が流れるので、光源ランプ50全体の長寿命化も図ることができる。
流路S2では、図12及び図13に示すように、ランプ収納部613内の冷却空気が、遮光部材66の開口部667、メッシュM及び排気口61D1を介して、当該排気口61D1に対向配置されたファン94によって吸引され、光源装置5外に排出される。この際、発光管51を冷却した冷却空気は、図14に示すように、反射面521の下側に沿って流通した後、開口部667に向かって流通し、排出される。
〔天吊り姿勢での冷却空気の流路〕
図15及び図16は、プロジェクタ1が天吊り姿勢にある場合の光源ランプ50を冷却する冷却空気の流路を示す図である。換言すると、図15及び図16は、光源装置5の内部をZ方向基端側、及び、X方向先端側から見た際の冷却空気の流路を示している。なお、図15においては、第2カバー63の図示を省略している。
Y方向先端側を下側とした場合、すなわち、プロジェクタ1が天吊り姿勢にある場合の光源装置5においては、上記の場合を上下反転させた流路T1,T2に沿って冷却空気は流通して、発光管51及び反射鏡52を冷却する。
具体的に、図15に示すように、プロジェクタ1が天吊り姿勢にある場合には、ダクト部材64内の整流板6425は、自重によって下方向に回動する。このため、冷却空気の導入系の流路T1では、導入口641Aから導入された冷却空気は、開口部61C3側への流通が整流板6425により規制されているので、ダクト本体641内に進入した後、開口部61C4、ダクト部615、及び、遮光部材66の開口部666を介してランプ収納部613内に流入する。この後、図16に示すように、ランプ収納部613内に流入した冷却空気の一部は、前述のように、反射鏡52の反射面521に沿って上側から下側に流通して、発光管51(主に発光部511及びZ方向基端側の封止部512)を上側から冷却し、また、他の一部は、開口部666から下側に流通して、Z方向先端側の封止部512を冷却する。
そして、冷却空気の排出系の流路T2では、発光管51及び反射鏡52の冷却に供された冷却空気は、ファン94により吸引され、図15に示すように、排気口61D1を介して、光源装置5の外部に排出される。
以上説明した本実施形態のプロジェクタ1によれば、以下の効果がある。
(1)一対の開口部61C3,61C4を覆うように取り付けられたダクト部材64の整流板6425により、上側に位置する開口部側に、光源ランプ50を冷却する冷却空気の流路は切り替えられる。このような整流板6425は、自重によって冷却空気の流路を切り替えるので、プロジェクタ1ひいては光源装置5の姿勢を検出する検出手段、及び、検出された姿勢に応じて整流板6425を回動させるモータ等の回動手段を設ける必要がない。従って、プロジェクタ1が正置き姿勢及び天吊り姿勢のどちらの場合でも、上側に位置する開口部に冷却空気を流通させることができるので、簡易な構成で、光源ランプ50を効率よく冷却することができる。また、これにより、光源ランプ50の長寿命化を図ることができるので、光源装置5の交換頻度を低減させることができ、プロジェクタ1のメンテナンスの手間を省くことができる。
(2)整流板6425は、自重によって回動して、一対の開口部61C3,61C4のうち上側に位置する開口部に冷却空気を導くので、発光管51を上側から冷却することができる。従って、発光部511の上側を効率よく冷却することができるので、発光管51を一層効率よく冷却することができ、当該発光管51の劣化を抑制することができる。
(3)排気口61D1は、発光管51を挟んで一対の開口部61C3,61C4とは反対側に形成されている。詳述すると、排気口61D1は、一対の開口部61C3,61C4の中心を結ぶ仮想の直線の略中央を通り、かつ、X方向に沿う仮想の直線上に中心を有するので、開口部61C3,61C4から排気口61D1までの冷却空気の流路長は、どちらの開口部61C3,61C4が利用される場合でも略同じとなる。従って、発光管51を挟んで開口部61C3,61C4とは反対側に排気口61D1が形成されているので、発光管51に冷却空気を確実に送風することができるほか、開口部61C3,61C4のどちらが上側に位置していても、それぞれ同じように発光管51に冷却空気を送風することができる。
(4)ランプ収納部613内に、開口部61C3,61C4に対応するように設けられた整流部663,664により、当該開口部61C3,61C4から導入された冷却空気は、発光管51及び反射鏡52に向かって流通する。これによれば、光源ランプ50に確実かつ適切に冷却空気を送風することができる。従って、光源ランプ50を一層効率よく冷却することができる。
(5)ランプ収納部613内には、当該ランプ収納部613を形成する収納体本体61の内面に沿って配置され、かつ、当該収納体本体61に入射する光を遮蔽する金属製の遮光部材66が設けられている。これによれば、収納体本体61に光が入射することを防ぐことができるので、当該収納体本体61の劣化を抑制することができるほか、ガラスフィラーが反射面521に付着することを抑制することができる。従って、反射面521の光反射効率の低下を抑制することができ、光源ランプ50からの光の利用効率の低下を抑制することができる。また、収納体本体61の劣化を抑制することができるので、当該収納体本体61の素材の選択自由度を向上することができる。更に、このような遮光部材66に整流部663,664を形成することにより、光源装置5の部品点数が不要に増加することを抑えることができる。
〔実施形態の変形〕
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、プロジェクタ1の正置き状態では、整流部材としての整流板6425は、上側に位置する開口部61C3に冷却空気を流通させ、また、天吊り状態では、上側に位置する開口部61C4に冷却空気を流通させるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、整流板6425は、プロジェクタ1がどちらの設置姿勢であっても、下側に位置する開口部に冷却空気を流通させるように構成してもよい。
前記実施形態では、ランプ収納部613内の空気を排出する排気口61D1は、収納体本体61における一対の開口部61C3,61C4とは発光管51を挟んで反対側に形成されるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、発光管51を冷却した冷却空気を適切に排出することができれば、排気口61D1の位置は問わない。
前記実施形態では、ランプ収納部613内に遮光部材66を設け、当該遮光部材66における開口部61C3,61C4に対応する位置に、当該開口部61C3,61C4から導入された冷却空気をZ方向基端側に流通させる整流部663,664を形成し、また、当該冷却空気を発光管51に送風する開口部665,666を形成するとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、遮光部材66とは別体として、整流部663,664として機能する整流部材を設ける構成としてもよい。また、開口部61C3,61C4に対向するように、発光管51が配置されていれば、このような整流部663,664がなくてもよい。更に、収納体6が金属により形成されている場合には、遮光部材66を設けなくてもよい。
前記実施形態では、プロジェクタ1は、3つの液晶パネル442R,442G,442Bを備えるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、2つ以下、あるいは、4つ以上の液晶パネルを用いたプロジェクタにも、本発明を適用可能である。
前記実施形態では、光学ユニット4は平面視略L字形状を有した構成を説明したが、これに限らず、例えば、平面視略U字形状を有した構成を採用してもよい。
前記実施形態では、光束入射面と光束射出面とが異なる透過型の液晶パネル442を用いていたが、光入射面と光射出面とが同一となる反射型の液晶パネルを用いてもよく、マイクロミラーを用いたデバイスなど、液晶以外の光変調装置を採用してもよい。
前記実施形態では、光源装置5をプロジェクタ1に採用したが、本発明はこれに限らず、照明装置等の他の電子機器に採用してもよい。
本発明は、光源装置に利用することができ、特にプロジェクタに採用される光源装置に好適に利用することができる。
本発明の一実施形態に係るプロジェクタを前面側から見た斜視図。 前記実施形態における装置本体の構成を示す模式図。 前記実施形態における光源装置を示す斜視図。 前記実施形態における光源装置を示す斜視図。 前記実施形態における光源装置を示す斜視図。 前記実施形態における第2カバーを取り外した状態の収納体本体を示す図。 前記実施形態におけるダクト部材を取り外した状態の収納体本体を示す図。 前記実施形態におけるダクト部材を示す分解斜視図。 前記実施形態におけるダクト部材を示す断面図。 前記実施形態における光源装置を示す断面図。 前記実施形態における光源装置を示す断面図。 前記実施形態における正置き姿勢での光源装置の冷却流路を示す図。 前記実施形態における正置き姿勢での光源装置の冷却流路を示す図。 前記実施形態における正置き姿勢での光源装置の冷却流路を示す図。 前記実施形態における天吊り姿勢での光源装置の冷却流路を示す図。 前記実施形態における天吊り姿勢での光源装置の冷却流路を示す図。
符号の説明
1…プロジェクタ、5…光源装置、6…収納体、45…投射光学装置、50…光源ランプ、66…遮光部材、442(442R,442G,442B)…液晶パネル(光変調装置)、641…ダクト本体(ダクト部)、663,664…整流部(第2の整流部材)、641A…導入口、61C3,61C4…開口部、61D1…排気口、6425…整流板(第1の整流部材)。

Claims (6)

  1. 光源装置であって、
    光を射出する光源ランプと、
    内部に前記光源ランプが収納される収納体とを備え、
    前記収納体は、
    当該光源装置の光束射出方向、及び、当該光束射出方向に直交する第1方向に対してそれぞれ直交する第2方向に沿って形成された一対の開口部と、
    前記一対の開口部を覆うように設けられ、当該一対の開口部とは反対側に外部の空気を導入する導入口を有するダクト部と、
    前記ダクト部内に設けられ、自重によって回動して、前記導入口から導入された空気を、前記ダクト部を介して前記一対の開口部のうちのいずれか一方に流通させる第1の整流部材とを有することを特徴とする光源装置。
  2. 請求項1に記載の光源装置において、
    前記第1の整流部材は、前記導入口から導入された空気を、前記一対の開口部のうちの上側に位置する開口部に導くことを特徴とする光源装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の光源装置において、
    前記収納体は、前記一対の開口部とは前記光源ランプを挟んで反対側に形成され、前記光源ランプを冷却した空気を排出する排気口を有し、
    前記排気口は、前記一対の開口部の中心を結ぶ仮想の直線の略中央を通り、前記第1方向に沿う仮想の直線上に中心を有することを特徴とする光源装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の光源装置において、
    前記収納部内の前記開口部に応じた位置に設けられ、前記開口部から導入された空気を前記光源ランプに向かって流通させる第2の整流部材を備えることを特徴とする光源装置。
  5. 請求項4に記載の光源装置において、
    前記収納部の内面に沿って設けられ、前記光源ランプから射出された光のうち、前記内面に入射する光を遮蔽する金属製の遮光部材を備え、
    前記遮光部材は、前記第2の整流部材を有することを特徴とする光源装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の光源装置と、当該光源装置から射出された光束を変調する光変調装置と、変調された光束を投射する投射光学装置とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
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