JP6179152B2 - 光源装置、およびプロジェクター - Google Patents

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Description

本発明は、光源装置、およびプロジェクターに関する。
従来、光源装置から射出された光を画像情報に応じて変調し、変調した光をスクリーン等の投写面に投写するプロジェクターが知られている。この光源装置には、超高圧水銀ランプ等の放電型の光源が用いられている。光源は、発光に伴って発熱し、熱対流等の影響により、上部が下部より高温となる。そして、光源は、高温状態が継続すると失透し、また上部と下部との温度差が大きくなると黒化が生じて劣化する。
ところで、プロジェクターは、例えば、机上や床等に載置される据置き姿勢と、据置き姿勢から上下が反転され、天井等に設置される天吊り姿勢とで利用される場合がある。このため、据置き姿勢および天吊り姿勢のいずれか一方の姿勢に対応して、光源装置を冷却する流路が固定されていると、他方の姿勢で光源装置を適切に冷却できないという問題がある。
そこで、据置き姿勢および天吊り姿勢において、光源を効率よく冷却する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の光源装置は、発光管と、リフレクターと、リフレクターを保持する保持部と、を備えている。
保持部は、吸気口32と、吸気口32と発光管との間に設けられた隔壁部と、発光管の上方側と下方側とに分岐して設けられた一対の流路と、自重によって回動するシャッターとを備えている。吸気口32は、冷却空気を照明光軸に対して略直交する方向に導入するように形成され、隔壁部には開口部38が設けられている。そして、シャッターは、照明光軸に略平行な回動軸を中心として回動し下方側の流路を閉塞するように形成され、回動軸側には、隔壁部の開口部38に重なるような開口部42が設けられている。
そして、特許文献1に記載の光源装置は、吸気口32から導入された冷却空気が一対の流路のうちシャッターに閉塞されない上方側の流路を流通して、発光管に向けて流れるように構成されている。また、吸気口32から導入された冷却空気の一部が、開口部38,42を介して発光管の側方に向けて流れる。このため、特許文献1に記載の光源装置は、据置き姿勢および天吊り姿勢のいずれの姿勢においても、発光管を上方と側方とから並行して冷却するように構成されている。
特開2012−27171号公報
しかしながら、特許文献1に記載の光源装置は、一方の流路がシャッターに閉塞されるので、発光管の下方への冷却空気が不足したり、この流路を形成している保持部の一部が高温になったりすることにより光源装置が劣化する恐れがある。また、吸気口32が冷却空気を照明光軸に対して略直交する方向に導入するように形成されているので、吸気口32に冷却空気を送風するファンを配置するスペースが大きくなり、この光源装置を備える機器が大型化することが考えられる。また、吸気口32、開口部38,42、および発光管の先端が一直線上に位置するように配置されるため、光源装置の外部に光が漏れやすいという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る光源装置は、光を射出する光源と、前記光源から射出された光を反射するリフレクターと、前記光源および前記リフレクターを収納し、冷却空気が流入する流入口、および前記流入口から流入した冷却空気を前記光源の上部、下部にそれぞれ導く第1流路、第2流路を有する光源用筐体と、回動し、前記流入口から流入した冷却空気を前記第1流路に流通させる整流部と、を備え、前記整流部には、前記流入口から流入した冷却空気の一部を前記第2流路に流通させる開口部が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、光源装置は、上述した第1流路、第2流路、および回動によって移動する整流部を備え、整流部には、開口部が設けられている。これによって、光源装置が上下反転された場合でも、流入口から流入する冷却空気は、整流部によって主に第1流路に導かれて光源の上部に送風され、冷却空気の一部が第2流路に流通して光源の下部に送風される。また、第2流路に流通する冷却空気は、第2流路を形成する光源用筐体の部位や、光源の下方に位置する光源用筐体を冷却することとなる。よって、光源装置は、流入口から流入する冷却空気によって、光源の上下がバランスよく冷却されると共に、光源用筐体の効率的な冷却も可能となる。したがって、上下反転される使用において長寿命化を図った光源装置の提供が可能となる。
[適用例2]上記適用例に係る光源装置において、前記光源用筐体は、前記光源および前記リフレクターを収納する筐体本体と、前記筐体本体とで前記第1流路および前記第2流路を形成するダクト部材と、を備え、前記流入口は、前記光源の光軸に沿う方向から冷却空気が流入され、前記整流部は、前記光軸を含む鉛直面に対して交差する中心軸を中心に回動するように、前記筐体本体と前記ダクト部材とに支持されることが好ましい。
この構成によれば、整流部は、筐体本体とダクト部材とに支持され、光源の光軸を含む鉛直面に対して交差する中心軸を中心に回動するように構成されている。これによって、簡素な構成で整流部を自重によって回動させる構成とし、光軸に沿う方向から流入する冷却空気を主に第1流路に流通させ、流入する冷却空気の一部を第2流路に流通させることができる。
また、流入口は、冷却空気が光軸に沿う方向から流入するように形成されている。これによって、光軸に直交する方向の省スペース化を図って流入口に冷却空気を送風するファンを配置することが可能となり、この光源装置を備える機器の大型化の抑制が図れる。
また、流入口から光源が見えにくい構造が可能なので、外部への光漏れを抑制した光源装置の提供が可能となる。
[適用例3]上記適用例に係る光源装置において、前記ダクト部材は、前記整流部の一方を支持するダクト側面部を有し、前記整流部は、前記開口部の前記ダクト側面部側に第1端部を有するように形成されていることが好ましい。
この構成によれば、整流部は、一方がダクト側面部に支持され、開口部のダクト側面部側には、第1端部を有するように形成されている。これによって、開口部から第2流路に流入する冷却空気が直接、ダクト側面部に衝突することが抑制されるので、ダクト側面部に衝突することによる冷却空気が流れにくくなることを抑制して第2流路に効率良く冷却空気を流通させること可能となる。
[適用例4]上記適用例に係る光源装置において、前記筐体本体は、前記整流部の他方を支持する本体側面部を有し、前記本体側面部は、前記流入口から流入される冷却空気の一部を前記筐体本体内部に導入する導入口を有し、前記整流部は、前記開口部の前記本体側面部側に第2端部を有することが好ましい。
この構成によれば、整流部は、他方が本体側面部に支持され、開口部の本体側面部側に第2端部を有するように形成されている。これによって、開口部から第2流路に流入する冷却空気が直接、本体側面部に衝突することが抑制されるので、本体側面部に衝突することによる冷却空気が流れにくくなることを抑制して第2流路に効率良く冷却空気を流通させること可能となる。
また、筐体本体には、導入口が設けられているので、光源の上部、下部以外から光源に冷却空気を流通させることができる。そして、整流部の第2端部は、導入口の近傍に位置することとなるので、この第2端部で安定して導入口に冷却空気を導くことが可能となる。
したがって、さらに効率よく光源および光源用筐体を冷却可能とする光源装置の提供が図れる。
[適用例5]上記適用例に係る光源装置において、前記筐体本体は、前記整流部の他方を支持する本体側面部を有し、前記本体側面部は、前記流入口から流入される冷却空気の一部を前記筐体本体内部に導入する導入口を有し、前記整流部の前記開口部は、前記整流部の前記本体側面部側の縁端まで設けられていることが好ましい。
この構成によれば、整流部は、他方が本体側面部に支持され、開口部が本体側面部の縁端まで形成されている。これによって、整流部に前述した第2端部が形成される構成に比べ、導入口に流入される冷却空気の量を低減させ、第2流路に流通させる冷却空気の量を増加させることが可能となる。よって、光源装置が光源の下部をより冷却する必要がある光源等を備える構成の場合に、光源の上部、下部以外から光源に冷却空気を流通させつつ光源の上下をバランスよく冷却し、上下反転の使用における長寿命化を図った光源装置の提供が可能となる。
[適用例6]上記適用例に係る光源装置において、前記整流部は、一端側に回動する中心軸が設けられ、他端側に前記開口部が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、開口部は、中心軸とは反対側の整流部の端部に設けられている。これによって、整流部の一端側が他端側より小さい形状を有するように整流部が形成される場合であっても、所望の形状の開口部を確保することが可能となる。よって、整流部を収納する省スペース化、つまり光源装置の小型化を図って、第1流路および第2流路に所望の量の冷却空気を流通させることが可能な光源装置の提供が図れる。
[適用例7]本適用例に係るプロジェクターは、上述したいずれか一項に記載の光源装置と、前記光源装置から射出された光を画像情報において変調する光変調装置と、前記光変調装置にて変調された光を投写する投写レンズと、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、プロジェクターは、上述した光源装置を備えているので、床や机上に据え置かれる据置き姿勢、および据置き姿勢に対して上下反転されて天井等に天吊りされる天吊り姿勢において、長期に亘って安定した投写が可能となる。
第1実施形態のプロジェクターの概略構成を示す模式図。 第1実施形態の光源およびリフレクターの断面図。 第1実施形態の光源装置の斜視図。 第1実施形態のダクト部材およびカバーを取り外した光源装置の斜視図。 第1実施形態のダクト部材を示す斜視図。 第1実施形態の整流部を説明するための図。 第1実施形態の据置き姿勢におけるプロジェクターの断面図。 第1実施形態の天吊り姿勢におけるプロジェクターの断面図。 第2実施形態の整流部を説明するための図。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係るプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、変調した光をスクリーン等の投写面に拡大投写する。また、本実施形態のプロジェクターは、据置き姿勢および天吊り姿勢で投写可能に構成されている。
〔プロジェクターの主な構成〕
図1は、本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示す模式図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、外装を構成する外装筐体2、制御部(図示省略)、光源装置31を有する光学ユニット3、および冷却装置4を備えている。なお、図示は省略するが、外装筐体2の内部には、さらに、光源装置31や制御部に電力を供給する電源装置等が配置されている。
外装筐体2は、詳細な説明は省略するが、複数の部材で構成され、外気を取り込む吸気口、および外装筐体2内部の温まった空気を外部に排気する排気口等が設けられている。
制御部は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、コンピューターとして機能するものであり、プロジェクター1の動作の制御、例えば、画像の投写に関わる制御等を行う。
〔光学ユニットの構成〕
光学ユニット3は、制御部による制御の下、光源装置31から射出された光を光学的に処理して投写する。
光学ユニット3は、図1に示すように、光源装置31に加え、インテグレーター照明光学系32、色分離光学系33、リレー光学系34、電気光学装置35、投写レンズ36、およびこれらの光学部品31〜36を光路上の所定位置に配置する光学部品用筐体37を備える。
光学ユニット3は、図1に示すように平面視略L字状に形成され、一方の端部に光源装置31が着脱可能に配置され、他方の端部に投写レンズ36が配置される。なお、以下では、説明の便宜上、光源装置31から光が射出される方向を+X方向、投写レンズ36から光が射出される方向を+Y方向(前側)、プロジェクター1の据置き姿勢における上側を+Z方向として記載する。
光源装置31は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源311、リフレクター312、平行化レンズ313、光源用筐体5、および整流部6等を備える。
図2は、光源311およびリフレクター312の断面図である。
光源311は、図2に示すように、発光管3111、一対の電極3112,3113、およびリード線3114,3115を備えている。
発光管3111は、石英ガラス等の耐熱ガラスで形成され、図2に示すように、中央に設けられた球状の発光部3111a、およびこの発光部3111aの両側から延出する一対の封止部3111b,3111cを有している。
発光部3111a内には、水銀、希ガス、およびハロゲン等が封入された放電空間が形成されており、一対の電極3112,3113は、互いの先端がこの放電空間に近接対向して配置されている。
一対の封止部3111b,3111cの内部には、電極3112,3113とそれぞれ電気的に接続される一対の金属箔3116が配置されている。
リード線3114,3115は、一対の金属箔3116それぞれに接続され、封止部3111b,3111cの外部まで延出している。光源311は、これらリード線3114,3115に電力が供給されると、対向している電極3112,3113の間で放電が発生して光を射出する。
光源311は、発光管3111が発光することで発熱するが、熱対流等の影響により上部の方が下部よりも温度上昇が大きく、特に発光部3111aの上部表面付近の温度が上昇し易い。
発光部3111aは、冷却が不足して上部の温度が上がり過ぎると、基材が再結晶化することにより白濁が起きてしまう。一方、発光部3111aは、冷却が過剰になって下部において温度が下がり過ぎると、電極3112,3113のハロゲンサイクルが正常に行われず発光部3111aの内壁に電極3112,3113の基材が付着することにより黒化が起きてしまう。白濁や黒化が起きるとその部分が失透し、発光部3111aから射出される光量が低下するとともに、高温による発光管3111の破損や劣化を招くこととなる。そのため、発光管3111を冷却する際は、発光管3111の上部側から冷却し、上部と下部とで温度差が生じないようにすることが望ましい。
また、発光部3111aから射出される光の領域内に位置する封止部3111bも温度上昇し易く、例えば、金属箔3116とリード線3114との接続部等は温度上昇が大きい。これらの部分の冷却が不足すると、金属箔3116が酸化して黒化し、光をより吸収し易くなってさらに温度が上昇して発光管3111の破損や劣化を招くおそれがある。そのため、光源311を冷却する際は、発光部3111aだけでなく、封止部3111bも効果的に冷却することが望ましい。
リフレクター312は、図2に示すように、筒状の首状部3121および首状部3121から断面略凹状に拡がる反射部3122を有している。
首状部3121には、一方の封止部3111cが挿通される挿通孔が設けられており、光源311は、封止部3111bが首状部3121とは反対側に位置し、封止部3111cとこの挿通孔との間に接着剤が注入されて、リフレクター312に固定される。
反射部3122は、内面に金属薄膜が蒸着されており、発光部3111aから射出された光を首状部3121とは反対側に反射する。
光源装置31は、光源311から射出された光をリフレクター312にて反射した後、平行化レンズ313よって射出方向を揃え、インテグレーター照明光学系32に向けて射出する。
光源用筐体5は、光源311およびリフレクター312を収納し、冷却装置4から送出された冷却空気が流通する複数の流路が設けられている。
整流部6は、プロジェクター1の据置き姿勢、および天吊り姿勢に応じて回動し、光源用筐体5に設けられた複数の流路へ流通させる冷却空気の量を調整し、光源装置31が効率よく冷却されるように構成されている。光源用筐体5および整流部6については後で詳細に説明する。
図1に戻って、インテグレーター照明光学系32は、第1レンズアレイ321、第2レンズアレイ322、偏光変換素子323、および重畳レンズ324を備え、光源装置31から射出された光が後述する液晶ライトバルブ351の表面に略均一に照射されるように、また有効利用されるように構成されている。
色分離光学系33は、2枚のダイクロイックミラー331,332、および反射ミラー333を備え、インテグレーター照明光学系32から射出された光を赤色光(以下「R光」という)、緑色光(以下「G光」という)、青色光(以下「B光」という)の3色の色光に分離する機能を有する。
リレー光学系34は、入射側レンズ341、リレーレンズ343、および反射ミラー342,344を備え、色分離光学系33で分離されたR光をR光用の液晶ライトバルブ351まで導く機能を有する。なお、光学ユニット3は、リレー光学系34がR光を導く構成としているが、これに限らず、例えば、B光を導く構成としてもよい。
電気光学装置35は、光変調装置としての液晶ライトバルブ351および色合成光学装置としてクロスダイクロイックプリズム352を備え、色分離光学系33で分離された各色光を画像情報に応じて変調し、変調した各色光を合成する。
液晶ライトバルブ351は、3色の色光毎に備えられており(R光用の液晶ライトバルブを351R、G光用の液晶ライトバルブを351G、B光用の液晶ライトバルブを351Bとする)、それぞれ透過型の液晶パネル、およびその両面に配置された入射側偏光板、射出側偏光板を有している。
液晶ライトバルブ351は、図示しない微小画素がマトリクス状に形成された矩形状の画素領域を有し、各画素が表示画像信号に応じた光透過率に設定され、画素領域内に表示画像を形成する。そして、色分離光学系33で分離された各色光は、液晶ライトバルブ351にて変調された後、クロスダイクロイックプリズム352に射出される。
クロスダイクロイックプリズム352は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、2つの誘電体多層膜が形成されている。クロスダイクロイックプリズム352は、誘電体多層膜が液晶ライトバルブ351R,351Bにて変調された色光を反射し、液晶ライトバルブ351Gにて変調された色光を透過して、各色光を合成する。
投写レンズ36は、複数のレンズ(図示省略)を有して構成され、クロスダイクロイックプリズム352にて合成された光をスクリーン上に拡大投写する。
冷却装置4は、図1に示すように、光源装置31の後方(−Y方向)に配置されるシロッコファン41、および光源装置31の前方(+Y方向)に配置される軸流ファン42を備えている。
シロッコファン41は、後で詳細に説明するが、光源用筐体5に設けられた流入口831に冷却空気を送風し、光源装置31を冷却するように構成されている。
軸流ファン42は、光源装置31等を冷却して暖まった外装筐体2内部の空気を外装筐体2の排気口から外部に排出する。
〔光源用筐体および整流部の構成〕
ここで、光源用筐体5および整流部6について、詳細に説明する。
図3は、光源装置31の斜視図である。
先ず、光源用筐体5について説明する。
光源用筐体5は、図3に示すように、光源311およびリフレクター312(図2参照)を収納する筐体本体7、筐体本体7の−Y側に配置されるダクト部材8、および筐体本体7の−X側に配置されるカバー9を備えている。
図4は、ダクト部材8およびカバー9を取り外した光源装置31の斜視図である。
筐体本体7は、図4に示すように、略直方体の箱状に形成され、+X側および−X側には、開口部が形成されている。そして、+X側の開口部には、平行化レンズ313が配置され、光源311が固定されたリフレクター312は、−X側の開口部から筐体本体7に収納される。
筐体本体7は、−Y側を形成する壁部(本体側面部71)、および+Z側、−Z側をそれぞれ形成する壁部72,73を有し、−Y側の角部には、傾斜面部74,75が形成されている。
壁部72には、+Z方向に突出する把持部721が形成されている。把持部721およびカバー9に設けられた後述する把持部92(図3参照)は、光源装置31が着脱される際に、使用者に把持される部位であり、光源装置31は、この把持部721,92が把持されてZ方向へ移動されることでプロジェクター1に着脱される。
傾斜面部74は、図4に示すように、本体側面部71と壁部72との間に設けられており、この傾斜面部74には、貫通孔(流出口74a)が形成されている。傾斜面部75は、本体側面部71と壁部73との間に設けられており、この傾斜面部75には、貫通孔(流出口75a)が形成されている。
また、本体側面部71には、図4に示すように、軸受部711、回動規制部712、および導入口713が設けられている。
軸受部711は、光源311の光軸31Lを含む鉛直面に対して略直交する方向に延出する中心軸711jを中心とする平面視円形の孔であり、整流部6の後述する回動軸62(図6(a)参照)が挿入される。そして、本体側面部71は、ダクト部材8の後述するダクト側面部8A(図5参照)とで、整流部6を回動自在に支持する。
回動規制部712は、整流部6の回動する範囲を規制する機能を有し、本体側面部71の面外方向に突出するように一対設けられている。回動規制部712は、軸受部711の+Z側に位置する回動規制部712a、および軸受部711の−Z側に位置する回動規制部712bを有し、軸受部711近傍において互いが近接し、軸受部711に対して+X方向に遠ざかるに従って互いの距離が大きくなるように傾斜している。
導入口713は、流入口831から流入する冷却空気の一部を筐体本体7内に導入する貫通孔であり、図4に示すように、軸受部711の+X方向で一対の回動規制部712の間に位置するように形成されている。
また、筐体本体7には、図4に示すように、軸受部711の−X側に回動規制部712より突出する突出部が形成され、この突出部には、X方向に貫通する矩形状の貫通孔76が設けられている。なお、図示は省略するが、筐体本体7には、本体側面部71の反対側の壁部に、筐体本体7内部の空気が外部に排出される排気口が設けられている。
ダクト部材8は、図3に示すように、筐体本体7の−Y側に取り付けられ、筐体本体7とで複数の流路を形成する。
図5は、ダクト部材8を示す斜視図であり、(a)は、ダクト部材8を内側から見た図、(b)は、ダクト部材8を外側から見た図である。
ダクト部材8は、図5(a)に示すように、+Y側が開口するような箱状に形成され、筐体本体7の傾斜面部74(図4参照)を覆う第1ダクト部81、傾斜面部75(図4参照)を覆う第2ダクト部82、および傾斜面部74と傾斜面部75との間の本体側面部71(図4参照)を覆うダクト中央部83を有している。そして、ダクト部材8の周縁は、筐体本体7の本体側面部71、壁部72,73、および傾斜面部74,75に沿うように形成されている。
ダクト中央部83は、図5に示すように、−Y側の壁部(ダクト側面部8A)、+X側の壁部8B、および−X側の壁部8Cを有している。
ダクト側面部8Aは、−X側に向かう程+Y側に位置するように傾斜し、壁部8Bには、流入口831が形成されている。流入口831は、平面視矩形状に形成され、シロッコファン41(図1参照)から送風された、光軸31Lに沿う方向からの冷却空気が流入する。なお、ダクト側面部8Aが傾斜するように形成されることで、光源用筐体5の小型化が図られている、また、流入口831および筐体本体7の排気口(図示省略)の内側には、図示しないメッシュ状の部材が嵌め込まれており、発光管3111が破損した場合に、破片が外部に飛散することを防ぐように構成されている。
壁部8Cは、図5(a)に示すように、−X側の縁部832が、凹んで形成されており、ダクト部材8が筐体本体7に取り付けられた際に、この縁部832と筐体本体7との間に補助流通口13が形成される。この補助流通口13は、筐体本体7の貫通孔76(図4参照)と対向する位置に形成される。
第1ダクト部81は、筐体本体7の傾斜面部74とで流路11を形成する。流路11は、流入口831から流入する冷却空気を導き、導かれた冷却空気が筐体本体7の流出口74aから筐体本体7内に流出するように形成されている。
第2ダクト部82は、筐体本体7の傾斜面部75とで流路12を形成する。流路12は、流入口831から流入する冷却空気を導き、導かれた冷却空気が筐体本体7の流出口75aから筐体本体7内に流出するように形成されている。
プロジェクター1が据置き姿勢において、流路11は第1流路に相当し、流路12は第2流路に相当する。そして、プロジェクター1が天吊り姿勢において、流路11は第2流路に相当し、流路12は第1流路に相当する。
ダクト側面部8Aの内面には、図5(a)に示すように、軸受部833および回動規制部834が設けられている。
軸受部833は、筐体本体7の軸受部711(図4参照)に対向する位置に設けられ、中心軸711jと同軸となる中心軸833jを中心とする平面視円形の凹部であり、整流部6の後述する回動軸62(図6(a)参照)が挿入される。そして、ダクト側面部8Aは、前述したように、筐体本体7の本体側面部71とで、整流部6を回動自在に支持する。
また、軸受部833の−X側の周縁には、軸受部833沿って+Y方向に延出する案内部8331が設けられている。
回動規制部834は、筐体本体7の回動規制部712に対向する位置に形成され、回動規制部712と同様に、整流部6の回動する範囲を規制する機能を有している。具体的に、回動規制部834は、ダクト側面部8Aの内面に設けられ、筐体本体7の回動規制部712a,712bそれぞれに対向する位置に形成された回動規制部834a,834bを有している。回動規制部834a,834bは、それぞれが軸受部833近傍から流入口831に向かって延出している。
壁部8Bの内面には、図5(a)に示すように、回動規制部834に向かって突出する一対の突出部835が形成されている。具体的に、突出部835は、回動規制部834aの流入口831側の端部に接続する突出部835a、および回動規制部834bの流入口831側の端部に接続する突出部835bを有している。
カバー9は、図3に示すように、筐体本体7の−X側に組み合わされるように形成され、リフレクター312の−X側を覆う。カバー9には、図3に示すように、冷却空気が流入する流通口91、図示しない排気口および筐体本体7の把持部721に接続するように形成された把持部92が設けられている。
次に、整流部6について説明する。
整流部6は、ダクト部材8内に配置され、回動自在に筐体本体7およびダクト部材8に支持される。
図6は、整流部6を説明するための図であり、(a)は、整流部6の斜視図、(b)は、据置き姿勢における整流部6およびダクト部材8を示す斜視図、(c)は、整流部6近傍の据置き姿勢における光源装置31を示す斜視図である。
整流部6は、板金で形成され、図6(a)に示すように、平面視台形状の整流本体部61、および整流本体部61の短辺側に設けられた回動軸62を有している。そして、整流本体部61には、回動軸62とは反対側となる長辺側の端部に切欠き状の開口部63が形成され、この開口部63の両側には、第1端部64、第2端部65が設けられている。
整流本体部61は、図6(b)に示すように、ダクト側面部8Aの内面に沿い、筐体本体7の回動規制部712(図4参照)、およびダクト部材8の回動規制部834、突出部835に載置可能な形状に形成されている。
回動軸62は、整流本体部61の両側から突出し、筐体本体7の軸受部711およびダクト部材8の軸受部833に挿入可能な大きさに形成されている。
整流部6は、第1端部64がダクト部材8側に位置するようにダクト部材8内に配置された後、ダクト部材8が筐体本体7にネジ固定されることによって、筐体本体7およびダクト部材8に回動自在に支持される。具体的に、整流部6は、図6(b)に示すように、回動軸62側の端部がダクト部材8の案内部8331に案内されて一方の回動軸62がダクト部材8の軸受部833に挿入され、ダクト部材8の回動規制部834bおよび突出部835bに載置される。そして、整流部6が載置されたダクト部材8は、整流部6の他方の回動軸62が筐体本体7の軸受部711(図4参照)に挿入されてネジSCによって筐体本体7に固定される(図3参照)。
このように、整流部6は、第1端部64がダクト部材8側に位置し、第2端部65が筐体本体7側に位置するようにダクト部材8に配置される。そして、整流部6は、光源311の光軸31Lを含む鉛直面に対して略直交する中心軸711j,833jを中心に回動するように、筐体本体7とダクト部材8とに支持されることとなる。なお、本実施形態では、整流部6は、光軸31Lを含む鉛直面に対して略直交する中心軸711j,833jを中心に回動するように構成されているが、この鉛直面に対して交差する中心軸を中心に回動するように構成されていればよい。
図7は、据置き姿勢におけるプロジェクター1を−X側から見た断面図であり、光源装置31近傍を示す図である。
光源装置31は、図7に示すように、Z方向において、外装筐体2の内面に近接するように配置される。光源装置31は、筐体本体7の+Z側の壁部72に把持部721が設けられているので、特に−Z側、つまり据置き姿勢で下側となる筐体本体7の壁部73が上側となる壁部72より外装筐体2の内面に近接して配置される。このように、光源装置31がZ方向において、外装筐体2の内面に近接するように配置されることで、プロジェクター1の薄型化が図られている。
〔冷却空気の流れ〕
ここで、シロッコファン41から送風された冷却空気の流れについて説明する。
先ず、プロジェクター1が据置き姿勢の場合の冷却空気の流れについて、図6、図7を用いて説明する。
プロジェクター1が据置き姿勢の場合には、図6(b)に示すように、整流部6は、自重によって、筐体本体7の回動規制部712b(図4参照)、ダクト部材8の回動規制部834bおよび突出部835bに当接する。そして、整流部6は、図6(c)に示すように、筐体本体7の導入口713の−Z方向に位置し、第2端部65がこの導入口に近接することとなる。また、図6(b)に示すように、補助流通口13は、流入口831側から見て、+Z側が略半分開口する状態となる。
シロッコファン41から送風され、流入口831から流入する冷却空気100は、図6(b)、(c)に示すように、多くが整流部6に衝突して流路11に向かう冷却空気101、導入口713に向かう冷却空気102、および+Z側が略半分開口した補助流通口13に向かう冷却空気103に分岐され、一部が整流部6の開口部63から流路12に流通する(冷却空気104)。
据置き姿勢において第1流路となる流路11を流通する冷却空気101は、図7に示すように、筐体本体7の流出口74aから流出し、光源311の上部を冷却する。より具体的には、冷却空気101は、発光管3111の発光部3111aの上部を冷却する。また、冷却空気101は、筐体本体7およびダクト部材8の流路11を形成する部位、および筐体本体7の上側となる壁部72等も冷却することとなる。
導入口713から流入した冷却空気102は、図7に示すように、光源311の側方から一方の封止部3111b(図2参照)を冷却する。
補助流通口13から流入した冷却空気103は、図4に示すように、貫通孔76を通ってカバー9(図3参照)内に流入し、リフレクター312の外側を通って光源311の他方の封止部3111c(図2参照)の先端部近傍を冷却する。
据置き姿勢において第2流路となる流路12を流通する冷却空気104は、図7に示すように、筐体本体7の流出口75aから流出し、光源311の下部を冷却する。また、冷却空気104は、筐体本体7およびダクト部材8の流路12を形成する部位、および筐体本体7の下側となる壁部73等も冷却することとなる。
また、整流部6には、開口部63の両側に第1端部64、第2端部65が設けられているので、開口部63から流路12に流入する冷却空気は、ダクト側面部8A、本体側面部71の内面に直接衝突することが抑制され、滑らかに流路12を流通する。
そして、流路11,12および導入口713を流通して冷却対象を冷却した空気は、筐体本体7の排気口(図示省略)を介して軸流ファン42によって外装筐体2外部に排出される。また、補助流通口13を流通して冷却対象を冷却した空気は、カバー9の排気口(図示省略)を介して軸流ファン42によって外装筐体2外部に排出される。
次に、プロジェクター1が天吊り姿勢の場合について説明する。
プロジェクター1が据置き姿勢から天吊り姿勢に変更されると、図は省略するが、整流部6は、自重によって回動し、筐体本体7の回動規制部712a(図4参照)、ダクト部材8の回動規制部834aおよび突出部835a(図6(b)参照)に当接する。そして、整流部6は、筐体本体7の導入口713の+Z方向に位置し、第2端部65が据置き姿勢と同様に、導入口713に近接する。また、補助流通口13(図6参照)は、流入口831側から見て、−Z側が略半分開口する状態となる。
シロッコファン41から送風され、流入口831から流入する冷却空気100は、多くが整流部6に衝突して流路12に向かう冷却空気、導入口713に向かう冷却空気、および−Z側が略半分開口した補助流通口13に向かう冷却空気に分岐され、一部が整流部6の開口部63から流路11に流通する。
図8は、天吊り姿勢におけるプロジェクター1を−X側から見た断面図であり、光源装置31近傍を示す図である。
天吊り姿勢において第1流路となる流路12を流通する冷却空気は、図8に示すように、筐体本体7の流出口75aから流出し(冷却空気111)、光源311の上部を冷却する。また、冷却空気111は、筐体本体7およびダクト部材8の流路12を形成する部位、および筐体本体7の上側となる壁部73等も冷却することとなる。
導入口713から流入した冷却空気は、図8に示すように、また、据置き姿勢の場合と同様に、光源311の側方から一方の封止部3111b(図2参照)の先端部近傍を冷却する(冷却空気112)。
補助流通口13から流入した冷却空気は、据置き姿勢の場合と同様に、貫通孔76を通ってカバー9(図3参照)内に流入し、光源311の他方の封止部3111c(図2参照)の先端部近傍を冷却する。
天吊り姿勢において第2流路となる流路11を流通する冷却空気は、図8に示すように、筐体本体7の流出口74aから流出し(冷却空気114)、光源311の下部を冷却する。また、冷却空気114は、筐体本体7およびダクト部材8の流路11を形成する部位、および筐体本体7の下側となる壁部72等も冷却することとなる。
また、整流部6には、両側に第1端部64、第2端部65が設けられているので、据置き姿勢の場合と同様に、開口部63から流路11に流入する冷却空気は、ダクト側面部8A、本体側面部71の内面に直接衝突することが抑制され、滑らかに流路11を流通する。
このように、光源装置31は、プロジェクター1の据置き姿勢および天吊り姿勢において、第2流路より第1流路に多くの冷却空気を流通させて光源311の上部にこの冷却空気を流出させると共に、第2流路にも冷却空気を流通させて光源311の下部や、筐体本体7にこの冷却空気を流出させる。
また、光源装置31は、プロジェクター1の据置き姿勢および天吊り姿勢において、導入口713および補助流通口13から冷却空気を流入させて光源311の両端部にこの冷却空気を流通させる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)光源装置31は、上述した第1流路、第2流路、および開口部63を有する整流部6を備えているので、上下反転されても、光源311の上部に下部より多くの冷却空気を導いて光源311の上下をバランスよく冷却できる。また、第2流路にも冷却空気を流通させることができるので、光源の下方に位置する光源用筐体5も冷却することができる。よって、上下反転される使用においても長寿命化を図った光源装置の提供が可能となる。
また、外装筐体2は、光源用筐体5が効率良く冷却されるので、光源装置31が近傍に配置されていても、温度劣化が抑制される。したがって、小型化を図りつつ、据置き姿勢および天吊り姿勢において、長期に亘って安定した投写が可能なプロジェクター1の提供が可能となる。
(2)整流部6は、筐体本体7とダクト部材8とに支持され、光源311の光軸31Lを含む鉛直面に対して交差する中心軸711j,833jを中心に回動するように構成されている。これによって、簡素な構成で整流部6を自重によって回動させる構成とし、光軸31Lに沿う方向から流入する冷却空気を主に第1流路に流通させ、流入する冷却空気の一部を第2流路に流通させることができる。
また、流入口831は、冷却空気が光軸31Lに沿う方向から流入するように形成されている。これによって、光軸31Lに直交する方向(−Y方向)の省スペース化を図ってシロッコファン41を配置することが可能となり、プロジェクター1の大型化の抑制が図れる。
また、流入口831から光源311が見えにくい構造なので、プロジェクター1は、−Y方向への光漏れを抑制することが可能となる。
(3)整流部6には、開口部63のダクト側面部8A側に第1端部64が設けられている。これによって、開口部63から第2流路に流入する冷却空気が直接、ダクト側面部8Aに衝突することが抑制されるので、例えば、回動規制部834b等に冷却空気が衝突することによる乱流が抑制され、第2流路に効率良く冷却空気を流通させることが可能となる。
また、第1端部64がダクト部材8と当接することで整流部6をダクト部材8内に安定して配置できるので、整流部6が配置されたダクト部材8を筐体本体7に容易に取り付けることができる。よって、光源装置31組立の簡素化が図れる。
(4)筐体本体7には、据置き姿勢および天吊り姿勢において、流入口831から流入する冷却空気の一部を導入する導入口713が設けられているので、光源311の上部、下部以外から封止部3111bを冷却できる。
また、筐体本体7には、補助流通口13が設けられているので、リフレクター312の背面側に位置する封止部3111cを冷却できる。
したがって、光源311をさらに効率良く冷却可能とする光源装置31の提供が可能となる。
(5)整流部6には、開口部63の本体側面部71側に第2端部65が設けられている。これによって、開口部63から第2流路に流入する冷却空気が直接、本体側面部71に衝突することが抑制されるので、例えば、回動規制部712b等に冷却空気が衝突することによる乱流が抑制され、第2流路に効率良く冷却空気を流通させることが可能となる。
また、第2端部65は、据置き姿勢および天吊り姿勢において、導入口713の近傍に位置するので、この第2端部65により効率的に導入口713に冷却空気を導くことが可能となる。
(6)整流部6は、整流本体部61が台形状に形成され、回動軸62は、短辺側に設けられ、開口部63は、長辺側の端部に設けられている。これによって、ダクト側面部8Aが傾斜するように形成されていても、整流部6をダクト部材8内に収納し、所望の形状の開口部63を確保した整流部6が形成できる。よって、整流部6を収納する省スペース化、つまり光源装置31の小型化を図って、第1流路および第2流路に所望の量の冷却空気を流通させる光源装置31の提供が可能となる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態に係る光源装置131について、図面を参照して説明する。以下の説明では、第1実施形態の光源装置31と同様の構成および同様の部材には、同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施形態の光源装置131は、第1実施形態の光源装置31における整流部6と形状が異なる整流部16を備えている。
図9は、整流部16を説明するための図であり、(a)は、整流部16の斜視図、(b)は、据置き姿勢における整流部16およびダクト部材8を示す斜視図、(c)は、整流部16近傍の据置き姿勢における光源装置131を示す斜視図である。
整流部16は、板金で形成され、図9(a)に示すように、第1実施形態の整流部6における開口部63と形状が異なる開口部163を有している。開口部163は、回動軸162とは反対側となる長辺側の端部に切欠き状に形成され、この開口部163のダクト部材8側には、第1端部164が設けられている。そして、開口部163は、整流部16の本体側面部71側の縁端まで設けられている。
整流部16は、図9(b)に示すように、第1実施形態の整流部6と同様に、第1端部164側がダクト側面部8A側に位置するようにダクト部材8に配置される。そして、整流部16は、ダクト部材8が筐体本体7にネジ固定されることによって、回動自在に筐体本体7およびダクト部材8に回動自在に支持される。
ここで、シロッコファン41から送風された冷却空気の流れについて説明する。
先ず、プロジェクター1が据置き姿勢の場合の冷却空気の流れについて、説明する。
シロッコファン41から送風され、流入口831から流入する冷却空気200は、図9(b)、(c)に示すように、第1実施形態と同様に、流路11に向かう冷却空気201、導入口713に向かう冷却空気202、補助流通口13に向かう冷却空気(図示省略)、および開口部163から流路12に流通する冷却空気204に分岐する。
冷却空気201および補助流通口13に向かう冷却空気203は、第1実施形態で説明した場合と略同等の風量で冷却対象に送風される。一方、冷却空気202および冷却空気204は、開口部163の形状が第1実施形態における開口部63と形状が異なるので、第1実施形態で説明した場合の風量とは異なる風量で送風される。
具体的に、開口部163の本体側面部71側には、端部が形成されていないので、第1実施形態では、第2端部65(図6参照)によって導かれた冷却空気が導かれず、第2流路(据置き姿勢においては流路12)に流通することとなる。すなわち、本実施形態における導入口713に流入する冷却空気の風量は、第1実施形態における導入口713に流入する冷却空気の風量より少ない。そして、本実施形態における第2流路に流入する冷却空気の風量は、第1実施形態における第2流路に流入する冷却空気の風量より多くなる。つまり、本実施形態の光源装置131は、第1実施形態の光源装置31に比べ、封止部3111bに送風される冷却空気の風量は減るが、光源311の下部および筐体本体7の下側となる壁部73等に送風される冷却空気の風量は増加する。
また、図示は省略するが、天吊り姿勢においても、本実施形態の光源装置131は、第1実施形態の光源装置31に比べ、封止部3111bに送風される冷却空気の風量は減るが、光源311の下部および筐体本体7の下側となる壁部72等に送風される冷却空気の風量は増加する。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態の整流部16は、整流部6が第2端部65を有する構成に比べ、導入口713に流入される冷却空気の量を低減させ、第2流路に多くの冷却空気を流通させることが可能となる。これによって、光源装置131が下側やこの下部近傍の光源用筐体等をより冷却する必要がある光源311等を備える構成の場合に、光源311の上下をバランスよく冷却すると共に、光源311の下方に位置する光源用筐体5等も冷却し、上下反転の使用における長寿命化を図った光源装置131の提供が可能となる。
(変形例)
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態では、開口部63,163は切欠き状に形成されているが、孔状に形成してもよい。
整流部6,16は、板金で形成されているが、板金に限らず溶融された金属を成型によって形成してもよく、また金属に限らず、合成樹脂で形成してもよい。
前記実施形態のプロジェクター1は、光変調装置として透過型の液晶パネルを用いているが、反射型の液晶パネルを利用したものであってもよい。また、光変調装置としてマイクロミラー型の光変調装置、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)等を利用したものであってもよい。
前記実施形態の光変調装置は、R光、G光、およびB光に対応する3つの光変調装置を用いるいわゆる3板方式を採用しているが、これに限らず、単板方式を採用してもよく、あるいは、2つまたは4つ以上の光変調装置を備えるプロジェクターにも適用できる。
前記第2実施形態における各流路に流通する風量は、第1実施形態における各流路に流通する風量に比べ、流路11に流通する冷却空気201、および補助流通口13に向かう冷却空気203が略同量となり、導入口713に向かう冷却空気202の風量が少なく、開口部163から流路12に流通する冷却空気204の風量が増加する構成としたが、これに限らず、冷却空気201および冷却空気203の風量も第1実施形態における流路11,13に流通する風量と異なるように構成してもよい。
1…プロジェクター、2…外装筐体、3…光学ユニット、5…光源用筐体、6,16…整流部、7…筐体本体、8…ダクト部材、8A…ダクト側面部、11…流路、12…流路、13…補助流通口、31,131…光源装置、31L…光軸、36…投写レンズ、61…整流本体部、62,162…回動軸、63,163…開口部、64,164…第1端部、65…第2端部、71…本体側面部、74,75…傾斜面部、74a,75a…流出口、100,101,102,103,104,111,112,114,200,201,202,204…冷却空気、311…光源、312…リフレクター、351,351B,351G,351R…液晶ライトバルブ、711j,833j…中心軸、713…導入口、831…流入口。

Claims (6)

  1. 光を射出する光源と、
    前記光源から射出された光を反射するリフレクターと、
    前記光源および前記リフレクターを収納し、前記光源の光軸に沿う方向から冷却空気が流入する流入口と、前記流入口から流入した冷却空気を前記光源の上部、下部にそれぞれ導く第1流路、第2流路と、前記光源および前記リフレクターを収納する筐体本体と、前記筐体本体とで前記第1流路および前記第2流路を形成するダクト部材と、を有する光源用筐体と、
    回動し、前記流入口から流入した冷却空気を前記第1流路に流通させる整流部と、を備え、
    前記整流部には、前記流入口から流入した冷却空気の一部を前記第2流路に流通させる開口部が設けられ、前記光軸を含む鉛直面に対して交差する中心軸を中心に回動するように、前記筐体本体と前記ダクト部材とに支持されることを特徴とする光源装置。
  2. 請求項1に記載の光源装置であって、
    前記ダクト部材は、前記整流部の一方を支持するダクト側面部を有し、
    前記整流部は、前記開口部の前記ダクト側面部側に第1端部を有することを特徴とする
    光源装置。
  3. 請求項2に記載の光源装置であって、
    前記筐体本体は、前記整流部の他方を支持する本体側面部を有し、
    前記本体側面部は、前記流入口から流入される冷却空気の一部を前記筐体本体内部に導
    入する導入口を有し、
    前記整流部は、前記開口部の前記本体側面部側に第2端部を有することを特徴とする光
    源装置。
  4. 請求項2に記載の光源装置であって、
    前記筐体本体は、前記整流部の他方を支持する本体側面部を有し、
    前記本体側面部は、前記流入口から流入される冷却空気の一部を前記筐体本体内部に導
    入する導入口を有し、
    前記整流部の前記開口部は、前記整流部の前記本体側面部側の縁端まで設けられている
    ことを特徴とする光源装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の光源装置であって、
    前記整流部は、一端側に回動する中心軸が設けられ、他端側に前記開口部が設けられて
    いることを特徴とする光源装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から射出された光を画像情報において変調する光変調装置と、
    前記光変調装置にて変調された光を投写する投写レンズと、
    を備えることを特徴とするプロジェクター。
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