JP3467697B2 - 電気光学装置の冷却装置およびプロジェクタ - Google Patents

電気光学装置の冷却装置およびプロジェクタ

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JP3467697B2 JP2001146508A JP2001146508A JP3467697B2 JP 3467697 B2 JP3467697 B2 JP 3467697B2 JP 2001146508 A JP2001146508 A JP 2001146508A JP 2001146508 A JP2001146508 A JP 2001146508A JP 3467697 B2 JP3467697 B2 JP 3467697B2
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intake
cooling
optical
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気光学装置の冷
却装置およびプロジェクタに関する。特に、光源から出
射された光束を画像情報に応じて変調して前記投写レン
ズから投写させる電気光学装置を冷却する電気光学装置
の冷却装置、および、この電気光学装置の冷却装置を備
えたプロジェクタに関する。
【0002】
【背景技術】従来、例えば画像情報に応じて液晶パネル
などの電気光学装置で変調された色光をプリズムなどに
て合成し、投写レンズを介してカラー画像を拡大投写す
る、いわゆる三板式のプロジェクタが知られている。こ
のプロジェクタの光学ユニットは、光源から出射された
光束を、ダイクロイックミラーによって赤(R)、緑
(G)および青(B)の三原色の色光に分離する。さら
に、光学ユニットは、電気光学装置である三枚の液晶パ
ネルにより各色光毎に画像情報に応じて変調し、変調後
の光束をクロスダイクロイックプリズムで合成する。
【0003】このような従来のプロジェクタでは、熱に
対して比較的に弱い液晶パネルを利用して色光を変調す
る光学ユニットを備えている。このため、従来のプロジ
ェクタでは、光源から発生する熱などにて損傷すること
を防止するために、特に光学ユニットの液晶パネル近傍
に送風して冷却する冷却ファンを備えている。
【0004】ところで、単に冷却ファンを光学ユニット
の液晶パネルの近傍に配設したのでは、冷却ファンによ
りプロジェクタが大型化する。また、投写レンズは円柱
状であることから、この投写レンズの周囲に有効活用し
にくい空間であるデッドスペースが生じやすい。
【0005】そこで、従来のプロジェクタとして、例え
ば特開平11−160793号公報に記載の構成が知ら
れている。この特開平11−160793号公報に記載
のプロジェクタは、冷却ファンを投写レンズに隣接させ
て配設している。また、冷却ファンの排気側には、排気
ダクトが設けられている。この排気ダクトは、冷却ファ
ンからの排気風を光学ユニットの液晶パネル近傍に下方
から送風して冷却させる。また、光学ユニットの上方に
は、排気ダクトから光学ユニットに送風された排気風を
回収する循環ダクトが配設されている。そして、この循
環ダクトは、回収した排気風を冷却用ヒートシンクにて
冷却した後に冷却ファンの吸気側に送風する。そして、
上記特開平11−160793号公報に記載の従来のプ
ロジェクタは、投写レンズの周囲の空間を有効活用して
小型化するとともに、光学ユニットに送風する冷却ファ
ンからの排気風を循環させる密閉構造により外部からの
塵埃の混入を防止する構成が採られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−160793号公報に記載の従来のプロジェ
クタでは、冷却ファンからの排気風を循環させる密閉構
造であるため、構造が複雑で、さらなる小型化が図りに
くい問題がある。また、1つの冷却ファンにより光学ユ
ニットを冷却するので、光学ユニットに有る程度の風量
で送風する必要があり、冷却ファンの負荷が大きくな
り、騒音の低減が図れない問題も有している。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みて、簡単な構
造で容易に小型化できる電気光学装置の冷却装置および
プロジェクタを提供する、さらにファンの負荷を低減し
て騒音を低減できる電気光学装置の冷却装置およびプロ
ジェクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電気光学装置の
冷却装置は、光源から出射された光束を画像情報に応じ
て変調し、変調後の光を投写レンズによって投写する電
気光学装置を冷却する電気光学装置の冷却装置であっ
て、下面に吸気口を開口した筐体と、この筐体内に前記
投写レンズに隣接して、前記投写レンズの両側方に吸気
孔が対向配置する状態に配設され吸気側が前記吸気口
に連通する一対のファンと、このファンから排気される
排気風を前記電気光学装置に吹き付けるダクトとを具備
したことを特徴とする。
【0009】本発明のこのような構成によれば、投写レ
ンズに隣接して投写レンズの両側方に吸気孔が対向配置
する状態に一対、すなわち投写レンズの径方向に位置し
一対配設したファンにより筐体の下面の吸気口から吸
気し、これらファンから排気される排気風をダクトを介
して電気光学装置に吹き付けて冷却するので、投写レン
ズの周囲の空間を有効活用して小型化を図るとともに、
電気光学装置を冷却するための風量が十分に確保され、
ファンの負荷が低減することから、騒音の低減が図れ
る。また、単に筐体の下面に吸気口を設ける簡単な構造
で、例えば空気中の塵埃が吸気口からファンに吸気され
にくくなり、塵埃による影響を生じることなく小型化が
図れる。さらに、一対のファンがそれぞれ連通する吸気
口を1つにすることができ、1つの吸気口を設ける簡単
な構造で吸気可能で、複数の吸気口を設ける場合に比し
て、製造性が向上する。
【0010】また、本発明の電気光学装置の冷却装置
は、光源から出射された光束を画像情報に応じて変調
し、変調後の光を投写レンズによって投写する電気光学
装置を冷却する電気光学装置の冷却装置であって、下面
に吸気口を開口した筐体と、この筐体内に前記投写レン
ズに隣接して、前記投写レンズの両側方に吸気孔が対向
配置する状態に配設され、吸気側が前記吸気口に連通す
る一対のファンと、前記吸気口および前記ファンを連通
させ、前記投写レンズの両側面に沿って配置された略U
字形の吸気ダクト部と、前記ファンから排気される排気
風を電気光学装置に吹き付けるダクトとを具備したこと
を特徴とする。
【0011】本発明のこのような構成によれば、投写レ
ンズに隣接して投写レンズの両側方に吸気孔が対向配置
する状態に一対、すなわち投写レンズの径方向に位置し
一対配設したファンにより、吸気口およびファンを連
通させ投写レンズの両側面に沿って配置された略U字形
の吸気ダクト部を介して筐体の下面の吸気口から吸気
し、これらファンからの排気風を電気光学装置にダクト
を介して吹き付けるので、投写レンズの周囲の空間を有
効活用して小型化を図るとともに、電気光学装置を冷却
するための風量が十分に確保され、ファンの負荷が低減
することから、騒音の低減が図れる。また、単に筐体の
下面に吸気口を設ける簡単な構造で、例えば空気中の塵
埃が吸気口からファンに吸気されにくくなり、塵埃によ
る影響を生じることなく小型化が図れる。さらに、略U
字形の吸気ダクト部により一対のファンがそれぞれ連通
する吸気口を1つにすることができ、1つの吸気口を設
ける簡単な構造で吸気可能で、複数の吸気口を設ける場
合に比して、製造性が向上する。
【0012】また、本発明の電気光学装置の冷却装置で
は、一対のファンは、回転方向が投写レンズを中心とし
て左右対称であることが好ましい。
【0013】このような構成によれば、一対のファンの
回転方向を投写レンズを中心として左右対称とすること
により、同一のファンを用いることが可能で、組立性が
向上する。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】本発明の電気光学装置の冷却装置では、一
対のファンの吸気側に配設され、これらファンが吸気す
る各吸気量を略同量に整流する整流部材を具備すること
が好ましい。
【0019】このような構成によれば、一対のファンの
吸気側に、これらファンが吸気する各吸気量を略同量に
整流する整流部材を設けるので、各ファンからそれぞれ
安定して吸気され、ファンの負荷が安定して冷却効率が
向上するとともに、騒音が低減する。
【0020】本発明の電気光学装置の冷却装置では、筐
体は、吸気口に臨んで設けられ、一対のファンが吸気す
る各吸気量を略同量に整流する整流板を備えることが好
ましい。
【0021】このような構成によれば、一対のファンが
吸気する各吸気量を略同量に整流する整流板を筐体の吸
気口に臨んで設けるので、整流板を設ける簡単な構成
で、一対のファンからそれぞれ安定して吸気され、ファ
ンの負荷が安定して冷却効率が向上するとともに、騒音
が低減する。
【0022】本発明の電気光学装置の冷却装置では、電
気光学装置は、複数設けられ、ダクトは、前記複数の電
気光学装置にそれぞれ略同量の排気風を吹き付ける分流
部材を備えることが好ましい。
【0023】このような構成によれば、複数の電気光学
装置に、それぞれ略同量の排気風を吹き付けさせる分流
部材をダクトに設けるので、電気光学装置が偏り無く安
定して冷却される。
【0024】本発明の電気光学装置の冷却装置では、電
気光学装置は、3種類設けられ、ダクトは、一対のファ
ンからそれぞれ排気される排気風の風量の2/3を前記
電気光学装置のうちの異なる2つの電気光学装置にそれ
ぞれ吹きけ、前記ファンから排気される排気風の風量
の残部を前記電気光学装置のうちの他の電気光学装置に
合流させて吹き付ける分流部材を備えることが好まし
い。
【0025】このような構成によれば、3種類の電気光
学装置のうち、異なる2つの電気光学装置には一対のフ
ァンからそれぞれ排気される排気風の風量の2/3をそ
れぞれ吹き付け、残部を合流させて他の電気光学装置に
吹き付ける分流部材をダクトに設けるので、電気光学装
置が偏り無く安定して冷却される。
【0026】本発明のプロジェクタは、光源から出射さ
れた光束を画像情報に応じて変調する電気光学装置と、
この電気光学装置にて変調された前記光束を投写する投
写レンズと、請求項1ないし9のいずれか一に記載の電
気光学装置の冷却装置とを具備したことを特徴とする。
【0027】本発明のこのような構成によれば、請求項
1ないし9のいずれかに記載の電気光学装置の冷却装置
を具備するので、簡単な構成で小型化が図れ、またファ
ンの負荷の低減による騒音の低減が図れる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0029】〔1.プロジェクタの主な構成〕図1は、
本一実施の形態に係るプロジェクタ1を上方から見た全
体斜視図、図2は、プロジェクタ1を下方から見た全体
斜視図、図3ないし図5は、プロジェクタ1の内部を示
す斜視図である。具体的に、図3は、図1の状態からプ
ロジェクタ1のアッパーケース21を外した図、図4
は、図3の状態からシールド板80、ドライバーボード
90、および上ライトガイド472を外して後方側から
見た図、図5は、図4の状態から光学ユニット4を外し
た図である。プロジェクタを構成するこれらの部品4,
21,80,90,472については、以下に詳説す
る。
【0030】図1ないし図3において、プロジェクタ1
は、筐体としての外装ケース2と、外装ケース2内に収
容された電源ユニット3と、同じく外装ケース2内に配
置された平面U字形の光学ユニット4とを備え、全体略
直方体形状となっている。
【0031】外装ケース2は、それぞれ樹脂製とされた
アッパーケース21、ロアーケース23で構成されてい
る。これらのケース21、23は、互いにネジで固定さ
れている。
【0032】アッパーケース21は、上面部211と、
その周囲に設けられた側面部212と、背面部213
と、正面部214で形成されている。上面部211の前
方側には、ランプカバー24が嵌め込み式で着脱自在に
取り付けられている。また、上面部211において、ラ
ンプカバー24の側方には、投写レンズ46の上面部分
が露出した切欠部211Aが設けられ、投写レンズ46
のズーム操作、フォーカス操作をレバーを介して手動で
行えるようになっている。この切欠部211Aの後方側
には、操作パネル25が設けられている。正面部214
は、前記アッパーケース21の切欠部211Aと連続し
た丸孔開口212Aを備え、この丸孔開口212Aに対
応して投写レンズ46が配置されている。この正面部2
14において、丸孔開口212Aとは反対側には、内部
の電源ユニット3の前方側に位置した排気口212Bが
設けられ、この排気口212Bには、冷却空気を画像投
写領域から外れる方向、すなわち図1中左側へ排気する
とともに、遮光を兼ねた排気用ルーバ26が設けられて
いる(排気用ルーバ26は実際には、ロアーケース23
に取り付けられている)。
【0033】ロアーケース23は、底面部231と、そ
の周囲に設けられた側面部232および背面部233と
で形成されている。底面部231の前方側には、プロジ
ェクタ1全体の傾きを調整して投写画像の位置合わせを
行う位置調整機構27が設けられている。また、底面部
231後方側の一方の隅部には、プロジェクタ1の別方
向の傾きを調整する別の位置調整機構28が設けられ、
他方の隅部には、リアフット231Aが設けられてい
る。ただし、リアフット231Aは、位置を調整するこ
とはできない。さらに、底面部231には、冷却空気の
吸気口231Bが設けられている。また、この吸気口2
31Bには、格子状に複数の吸気用口231C1を開口
するカバー体231Cが着脱可能に取り付けられてい
る。一方の側面部232には、コ字形のハンドル29を
回動自在に取り付けるための取付部232Aが設けられ
ている。
【0034】このような外装ケース2の一方の側面側に
おいては、アッパーケース21およびロアーケース23
の各側面部212,232には、ハンドル29を上側に
してプロジェクタ1を立てた場合の足となるサイドフッ
ト2A(図2)が設けられている。また、外装ケース2
の背面側には、アッパーケース21の背面部213とロ
アーケース23の背面部233に跨って開口したインタ
ーフェース部2Bが設けられ、このインターフェース部
2B内にはインターフェースカバー215が設けられ、
さらに、インターフェースカバー215の内部側には、
種々のコネクタが実装された図示略のインターフェース
基板が配置されるようになっている。また、インターフ
ェース部2Bの左右両側には、各背面部213,233
に跨ってスピーカ孔2Cおよび吸気口2Dが設けられて
いる。このうちの吸気口2Dは、内部の電源ユニット3
の後方側に位置している。
【0035】電源ユニット3は、図4に示すように、電
源31と、電源31の側方に配置されたランプ駆動回路
(バラスト)32とで構成されている。電源31は、電
源ケーブルを通して供給された電力をランプ駆動回路3
2やドライバーボード90(図3)等に供給するもので
あり、前記電源ケーブルが差し込まれるインレットコネ
クタ33(図2)を備えている。ランプ駆動回路32
は、電力を光学ユニット4の光源ランプ411に供給す
るものである。
【0036】光学ユニット4は、図4、図6、図7に示
すように、光源ランプ411から出射された光束を、光
学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成するユ
ニットであり、インテグレータ照明光学系41、色分離
光学系42、リレー光学系43、電気光学装置44、色
合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム45
(図7)、および投写光学系としての投写レンズ46を
備えている。
【0037】これら電源ユニット3および光学ユニット
4は、上下を含む周囲のアルミ製のシールド板80(図
3、図5)で覆われており、これによって、電源ユニッ
ト3等から外部への電磁ノイズの漏れを防止している。
【0038】〔2.光学系の詳細な構成〕図4、図7に
おいて、インテグレータ照明光学系41は、電気光学装
置44を構成する3枚の液晶パネル441(赤、緑、青
の色光毎にそれぞれ液晶パネル441R,441G,4
41Bと示す)の画像形成領域をほぼ均一に照明するた
めの光学系であり、光源装置413と、第1レンズアレ
イ418と、UVフィルタを含む第2レンズアレイ41
4と、偏光変換素子415と、第1コンデンサレンズ4
16と、反射ミラー424と、第2コンデンサレンズ4
19とを備えている。なお、液晶パネル441R,44
1G,441Bは、それぞれでも電気光学装置として機
能する。
【0039】これらのうち、光源装置413は、放射状
の光線を出射する放射光源としての光源ランプ411
と、この光源ランプ411から出射された放射光を反射
するリフレクタ412とを有する。光源ランプ411と
しては、ハロゲンランプやメタルハライドランプ、また
は高圧水銀ランプが用いられることが多い。リフレクタ
412としては、放物面鏡を用いている。放物面鏡の
他、平行化レンズ(凹レンズ)と共に楕円面鏡を用いて
もよい。
【0040】第1レンズアレイ418は、光軸方向から
見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズがマトリクス状
に配列された構成を有している。各小レンズは、光源ラ
ンプ411から出射される光束を、複数の部分光束に分
割している。各小レンズの輪郭形状は、液晶パネル44
1の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定
されている。たとえば、液晶パネル441の画像形成領
域のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3であ
るならば、各小レンズのアスペクト比も4:3に設定す
る。
【0041】第2レンズアレイ414は、第1レンズア
レイ418と略同様な構成を有しており、小レンズがマ
トリクス状に配列された構成を有している。この第2レ
ンズアレイ414は、第1コンデンサレンズ416およ
び第2コンデンサレンズ419とともに、第1レンズア
レイ418の各小レンズの像を液晶パネル441上に結
像させる機能を有している。
【0042】偏光変換素子415は、第2レンズアレイ
414と第1コンデンサレンズ416との間に配置され
るとともに、第2レンズアレイ414と一体でユニット
化されている。このような偏光変換素子415は、第2
レンズアレイ414からの光を1種類の偏光光に変換す
るものであり、これにより、電気光学装置44での光の
利用効率が高められている。
【0043】具体的に、偏光変換素子415によって1
種類の偏光光に変換された各部分光は、第1コンデンサ
レンズ416および第2コンデンサレンズ419によっ
て最終的に電気光学装置44の液晶パネル441R,4
41G,441B上にほぼ重畳される。偏光光を変調す
るタイプの液晶パネル441を用いたプロジェクタで
は、1種類の偏光光しか利用できないため、他種類のラ
ンダムな偏光光を発する光源ランプ411からの光のほ
ぼ半分が利用されない。そこで、偏光変換素子415を
用いることにより、光源ランプ411からの出射光を全
て1種類の偏光光に変換し、電気光学装置44での光の
利用効率を高めている。なお、このような偏光変換素子
415は、たとえば特開平8−304739号公報に紹
介されている。
【0044】色分離光学系42は、2枚のダイクロイッ
クミラー421,422と、反射ミラー423とを備
え、ダイクロイックミラー421、422によりインテ
グレータ照明光学系41から出射された複数の部分光束
を赤、緑、青の3色の色光に分離する機能を有してい
る。
【0045】リレー光学系43は、入射側レンズ43
1、リレーレンズ433、および反射ミラー432、4
34を備え、色分離光学系42で分離された色光、青色
光を液晶パネル441Bまで導く機能を有している。
【0046】この際、色分離光学系42のダイクロイッ
クミラー421では、インテグレータ照明光学系41か
ら出射された光束の青色光成分と緑色光成分とが透過す
るとともに、赤色光成分が反射する。ダイクロイックミ
ラー421によって反射した赤色光は、反射ミラー42
3で反射し、フィールドレンズ417を通って赤色用の
液晶パネル441Rに達する。このフィールドレンズ4
17は、第2レンズアレイ414から出射された各部分
光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換
する。他の液晶パネル441G、441Bの光入射側に
設けられたフィールドレンズ417も同様である。
【0047】ダイクロイックミラー421を透過した青
色光と緑色光のうちで、緑色光はダイクロイックミラー
422によって反射し、フィールドレンズ417を通っ
て緑色用の液晶パネル441Gに達する。一方、青色光
はダイクロイックミラー422を透過してリレー光学系
43を通り、さらにフィールドレンズ417を通って青
色光用の液晶パネル441Bに達する。なお、青色光に
リレー光学系43が用いられているのは、青色光の光路
の長さが他の色光の光路長さよりも長いため、光の拡散
等による光の利用効率の低下を防止するためである。す
なわち、入射側レンズ431に入射した部分光束をその
まま、フィールドレンズ417に伝えるためである。
【0048】電気光学装置44は、3枚の光変調装置
しての液晶パネル441R,441G,441Bを備
え、これらは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチ
ング素子として用いたものであり、色分離光学系42で
分離された各色光は、これら3枚の液晶パネル441
R,441G,441Bによって、画像情報に応じて変
調されて光学像を形成する。
【0049】クロスダイクロイックプリズム45は、3
枚の液晶パネル441R,441G,441Bから出射
された各色光毎に変調された画像を合成してカラー画像
を形成するものである。なお、クロスダイクロイックプ
リズム45には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青色
光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの
界面に沿って略X字状に形成され、これらの誘電体多層
膜によって3つの色光が合成される。そして、クロスダ
イクロイックプリズム45で合成されたカラー画像は、
投写レンズ46から出射され、スクリーン上に拡大投写
される。
【0050】以上説明した各光学系41〜45は、図
4、図6に示すように、光学ユニット用の筐体としての
合成樹脂製のライトガイド47内に収容されている。こ
のライトガイド47は、前述の各光学素子414〜41
9,421〜423,431〜434を上方からスライ
ド式に嵌め込む溝部がそれぞれ設けられた下ライトガイ
ド471と、下ライトガイド471の上部の開口側を閉
塞する蓋状の上ライトガイド472とで構成されてい
る。また、ライトガイド47の光出射側にはヘッド部4
9が形成されている。ヘッド部49の前方側に投写レン
ズ46が固定され、後方側に液晶パネル441R,44
1G,441Bが取り付けられたクロスダイクロイック
プリズム45が固定されている。
【0051】〔3.冷却構造〕本一実施の形態のプロジ
ェクタ1では、液晶パネル441R,441G,441
Bを主に冷却する本発明に係る冷却装置であるパネル冷
却系Aと、光源ランプ411を主に冷却するランプ冷却
系Bと、電源31を主に冷却する電源冷却系Cとを備え
ている。
【0052】図2、図4、図5において、パネル冷却系
Aでは、投写レンズ46の両側に配置された一対のファ
ンとしてのシロッコファン51A,51Bが用いられて
いる。シロッコファン51A,51Bによって下面の吸
気口231Bから吸引された冷却空気は、液晶パネル4
41R,441G,441Bを下方から上方に向けて冷
却した後、ドライバーボード90(図3)の下面を冷却
しながら前方隅部の軸流排気ファン53側に寄せられ、
前面側の排気口212Bから排気される。
【0053】すなわち、冷却装置としてのパネル冷却系
Aは、図2、図4、図5および図14ないし図17に示
すように、一対のブロワ型のシロッコファン51A,5
1Bと、これら一対のシロッコファン51A,51Bが
一体的に取り付けられるダクト52とを備えている。
【0054】そして、シロッコファン51Aは、軸方向
の一端面にファン吸気孔51A1を開口し外周面に接線
方向に向けてファン排気孔51A2を開口する中空略円
筒状のファンケース51A3を有している。さらに、フ
ァンケース51A3内には、電動部51A4と、この電
動部51A4の図示しない出力軸に一体的に取り付けら
れこの出力軸の回転駆動により回転するファン翼51A
5とが配設されている。なお、シロッコファン51Bも
同様に、ファン吸気孔51B1およびファン排気孔51
B2を開口するファンケース51B3と、このファンケ
ース51B3内に配設される電動部51B4およびファ
ン翼51B5とを備えている。すなわち、シロッコファ
ン51A,51Bは、同一物すなわち形状や特性が同一
の同一規格品である。
【0055】また、ダクト52は、吸気ダクト部52A
と排気ダクト部52Bとを一体に有している。そして、
吸気ダクト部52Aには、略上方に向けて円弧状に湾曲
し投写レンズ46を保持するレンズ保持部52A1が設
けられている。また、レンズ保持部52A1の外周面に
は、軸方向が略上下方向に沿った略四角筒状の連通筒部
52A2が設けられている。この連通筒部52A2は、
先端縁が外装ケース2の下面に設けられた吸気口231
Bの開口縁近傍に係合される。この連通筒部52A2の
吸気口231Bへの係合により、レンズ保持部52A1
の外周側と連通筒部52A2の内周側とで吸気口231
Bに連通する吸気室52A3が区画形成される。
【0056】さらに、連通筒部52A2には、レンズ保
持部52A1に保持される投写レンズ46の径方向に位
置、すなわち投写レンズ46の両側に位置する面に吸気
室52A3に連通するダクト連通孔52A4がそれぞれ
設けられている。そして、一対のシロッコファン51
A,51Bは、連通筒部52A2のダクト連通孔52A
4に一対のシロッコファン51A,51Bの各吸気孔5
1A1,51B1が連通する状態で、ダクト52の連通
筒部52A2に例えばねじ52A5などにて取り付けら
れる。すなわち、一対のシロッコファン51A,51B
が投写レンズ46の径方向に位置して一対取り付けられ
る。なお、一対のシロッコファン51A,51Bは同一
であることから、回転方向が投写レンズ46を中心とし
て左右対称となる。
【0057】また、レンズ保持部52A1の外周面に
は、上下方向に沿った平面を有した整流部材としての整
流板52A6が設けられている。この整流板52A6
は、吸気室52A3をレンズ保持部52A1に保持され
る投写レンズ46の径方向に沿った方向で2分割する。
すなわち、吸気室52A3は、整流板52A6によりシ
ロッコファン51Aに連通する第1の吸気室52A31
と、シロッコファン51Bに連通する第2の吸気室52
A32とに2分割される。なお、第1の吸気室52A3
1と第2の吸気室52A32とは、風路抵抗が同等であ
る。
【0058】そして、吸気ダクト部52Aには、外装ケ
ース2の吸気口231Bから各シロッコファン51A,
51Bの各ファン吸気孔51A1,51B1に至る第1
の吸気風路52A7および第2の吸気風路52A8が形
成される。
【0059】また、排気ダクト部52Bは、上下方向に
軸方向を有する略三角形筒状に形成された胴体部52B
1を有している。そして、この胴体部52B1には、略
三角形板状の整流下抑え板52B2が下面を閉塞して一
体的に取り付けられている。また、胴体部52B1に
は、略三角形板状の整流上抑え板478が上面を閉塞し
て一体的に取り付けられている。そして、排気ダクト部
52Bは、胴体部52B1、整流下抑え板52B2およ
び整流上抑え板478により略三角柱状に形成されてい
る。
【0060】さらに、整流下抑え板52B2の上面に
は、略中心に位置して上下方向に軸方向を有する四角筒
状の整流筒部52B3が設けられている。また、胴体部
52B1には、三角形の底角に対応する一方の位置に、
吸気ダクト部52Aのレンズ保持部52A1の軸方向に
略平行な方向に向けて開口する第1の排気連通孔52B
4が開口形成されている。この第1の排気連通孔52B
4には、シロッコファン51Aのファン排気孔51A2
が連通する。
【0061】また、胴体部52B1には、すなわち三角
形の底部に対応する他方の位置、すなわち第1の排気連
通孔52B4と反対側に位置して、上下方向に略沿った
軸方向を有した案内ダクト部52B5が設けられてい
る。そして、この案内ダクト部52B5の上端には、吸
気ダクト部52Aのレンズ保持部52A1の軸方向に略
平行な方向に向けて開口する第2の排気連通孔52B6
が開口形成されている。この第2の排気連通孔52B6
には、シロッコファン51Bのファン排気孔51B2が
連通する。
【0062】さらに、整流上抑え板478には、整流筒
部52B3上端が係合可能な略四角形で、かつ整流筒部
52B3の吸気ダクト部52A側以外の辺に対応する位
置が略コ字状に切り欠かれた排気流出孔478Aが例え
ば打ち抜き形成されている。そして、この排気流出孔
78Aと整流筒部52B3の外周縁とにて排気吹き出し
孔478AB,478AG,478ARが形成される。
これら排気吹き出し孔478AB,478AG,478
ARは、外装ケース2内に組み付けられた状態で、光学
ユニットの液晶パネル441B,441G,441Rに
それぞれ臨む位置となる。また、排気吹き出し孔478
AB,478AG,478ARの開口縁には、上方に向
けて一対の立上片478A4が切り起こし形成されてい
る。
【0063】また、整流下抑え板52B2の上面には、
第1の分流板52B7と、一対の第2の分流板52B8
とが設けられている。そして、第1の分流板52B7
は、平面が上下方向かつ吸気ダクト部52Aのレンズ保
持部52A1の軸方向に沿って設けられ、整流下抑え板
52B2の頂角に対応する位置に設けられている。この
第1の分流板52B7により、排気ダクト部52Bに
は、シロッコファン51Aのファン排気孔51A2が、
第1の排気連通孔52B4を介して排気吹き出し孔47
8AG,478ARに連通する第1の排気風路52B9
1と、シロッコファン51Bのファン排気孔51B2
が、第2の排気連通孔52B6を介して排気吹き出し孔
478AB,478AGに連通する第2の排気風路52
B92とが一対形成される。
【0064】さらに、第2の分流板52B8は、平面方
向が上下方向かつシロッコファン51A,51Bの対向
方向に沿い、第1の排気風路52B91および第2の排
気風路52B92内で、整流上抑え板478の排気吹き
出し孔478AB,478ARに臨む位置に設けられて
いる。すなわち、第2の分流板52B8は、第1の排気
風路52B91および第2の排気風路52B92内を流
通する空気の流れ方向に対して略直交して空気の流れを
阻害する。この空気の流れを阻害する状態は、流れる空
気の2/3は排気吹き出し孔478AB,478ARか
ら流出し、残りがさらに排気吹き出し孔478AGから
流出する条件である。これら第1の分流板52B7と、
一対の第2の分流板52B8とにて分流部材が構成され
る。
【0065】一方、ランプ冷却系Bでは、図4ないし図
6に示すように、光学ユニット4の下面に設けられたシ
ロッコファン54が用いられている。シロッコファン5
4によって引き寄せられたプロジェクタ1内の冷却空気
は、上ライトガイド472に設けられた図示しない開口
部からライトガイド47内に入り込み、ユニット化され
た第2レンズアレイ414および偏光変換素子415間
を通ってこれらを冷却した後、下ライトガイド471の
排気側開口471Aから出て該シロッコファン54に吸
引され、吐き出される。吐き出された冷却空気は、下ラ
イトガイド471の吸気側開口471Bから再度ライト
ガイド47内に入り、光源装置413内に入り込んで光
源ランプ411を冷却し、この後、ライトガイド47か
ら出て、前記軸流排気ファン53によって排気口212
Bから排気される。
【0066】また、電源冷却系Cでは、図4に示すよう
に、電源31の後方に設けられた軸流吸気ファン55が
用いられる。軸流吸気ファン55によって背面側の吸気
口2Dから吸引された冷却空気は、電源31およびラン
プ駆動回路32を冷却した後、他の冷却系統A,Bと同
様に、軸流排気ファン53によって排気口212Bから
排気される。
【0067】〔4.光学部品の取付構造〕 以下には、図8ないし図13をも参照し、液晶パネル4
41R,441G,441Bならびにクロスダイクロイ
ックプリズム45の取付構造に付いて詳説する
【0068】先ず、図8に示すように、各液晶パネル4
41R,441G,441Bは、保持枠443内に収納
され、この保持枠443の四隅部分に形成される孔44
3Aに透明樹脂製のピン445を紫外線硬化型接着剤と
ともに挿入することにより、クロスダイクロイックプリ
ズム45の側面である光束入射面側に金属製の固定用プ
レート446を介して接着されている(いわゆるPOP
(Panel On Prism)構造によるクロスダイクロイックプ
リズム45への固定)。
【0069】ここで、保持枠443には矩形状の開口部
443Bが形成され、各液晶パネル441R,441
G,441Bは、この開口部443Bで露出し、この部
分が画像形成領域となる。すなわち、各液晶パネル44
1R,441G,441Bのこの部分に各色光R、G、
Bが導入され、画像情報に応じて光学像が形成される。
【0070】固定用プレート446は、クロスダイクロ
イックプリズム45の光束入射面に接着剤等で直付けさ
れており、外周形状が当該光束入射面よりも若干大き
い。そして、固定用プレート446において、クロスダ
イクロイックプリズム45の光束入射面からはみ出した
部分に前記ピン445が接着されている。このことによ
り、クロスダイクロイックプリズム45自身を必要以上
に大きくしなくとも、保持枠443をクロスダイクロイ
ックプリズム45側に固定することが可能である。この
固定用プレート446には、液晶パネル441R,44
1G,441B側からの光束がクロスダイクロイックプ
リズム45に入射するように、保持枠443の開口部4
43Bに対応した開口部446A(図12)が設けられ
ている。
【0071】POP構造で一体とされた液晶パネル44
1R,441G,441Bおよびクロスダイクロイック
プリズム45からなるプリズムユニットは、図9にも示
すように、クロスダイクロイックプリズム45の上面
(光束入射面に対して直交する面)に接着等された取付
部材447を介して下ライトガイド471の取付部47
3に固定されている。
【0072】この取付部材447は、平面視において、
四方に延出した四つの腕部447Aを備えており、各腕
部447Aに設けられた丸孔447Bのうち、ほぼ対角
線上にある二つの丸孔447Bは、対応した取付部47
3に設けられた位置出しようの突部474(図13にも
図示)に嵌合され、残る二つの丸孔447Bには、対応
した取付部473に螺合されるネジ475が挿通され
る。また、取付部材447の中央の四角形部分には、着
脱時に作業者が把持し易いように、適宜な把持部が設け
られている。なお、クロスダイクロイックプリズム45
への液晶パネル441R,441G,441Bの三次元
的な位置調整は、クロスダイクロイックプリズム45に
取付部材447が固定された状態で予め行われる。
【0073】一方、下ライトガイド471の取付部47
3は、下ライトガイド471のほぼ上下方向にわたって
連続した円柱状または角柱状の四つのボス部476の上
部に設けられている。従って、取付部材447が取付部
473に取り付けられた状態では、液晶パネル441
R,441G,441Bおよびクロスダイクロイックプ
リズム45は、取付部材447の下面側に吊り下げられ
た状態に配置され、下ライトガイド471の底面から僅
かに浮いた状態でライトガイド47内に収容される。
【0074】このような下ライトガイド471におい
て、投写レンズ46側の二つのボス部476には、投写
レンズ46固定用のヘッド部49が一体に設けられてお
り、重量の大きい投写レンズ46がヘッド部49に固定
されても、ヘッド部49が傾かないようにボス部476
で補強している。投写レンズ46側から離間した二つの
ボス部476には、上下方向に沿った複数の保持片47
7(図4、図9に一部の保持片477を代表して図示)
が設けられ、フィールドレンズ417、ダイクロイック
ミラー421,422、入射側レンズ431、リレーレ
ンズ433を嵌め込むための溝が、近接し合う一対の保
持片477間に形成されるようになっている。つまり、
これらの保持片477もボス部476と一体に形成され
ることにより、ボス部476で補強されている。
【0075】また、図6、図10に示すように、下ライ
トガイド471の底面には、液晶パネル441R,44
1G,441Bに対応した三箇所に吸気側開口471C
が設けられ、これらの吸気側開口471Cからライトガ
イド47内に流入するパネル冷却系A(図2,図5)で
の冷却空気で液晶パネル441R,441G,441B
が冷却される。この際、下ライトガイド471の下面に
は、上述した平面略三角形の板状の整流上抑え板478
が設けられ、図9ないし図12に示すように、整流上抑
え板478に設けられた一対の立上片478A4(合計
6枚)が吸気側開口471Cから上方側に突出するよう
になっている。ただし、図10では、立上片478A4
を二点鎖線で示してある。これらの立上片478A4に
より、液晶パネル441R,441G,441Bを冷却
するための冷却空気の流れが下方から上方へ整えられ
る。
【0076】さらに、図10において、吸気側開口47
1Cの周縁のうち、クロスダイクロイックプリズム45
側であって、かつその光束入射面に平行な一周縁には、
固定用プレート446の辺縁が下方側に延出して形成さ
れた延出部446Bが近接しており、この延出部446
Bが吸気側開口471Cの当該一周縁に沿って配置され
ることで、整流板としての役目を果たしている。このた
め、パネル冷却系Aの冷却空気の一部は延出部446B
に案内され、下ライトガイド471の底面およびクロス
ダイクロイックプリズム45間の隙間から漏れることな
く、液晶パネル441R,441G,441Bとクロス
ダイクロイックプリズム45間の隙間に流入するように
なっている。そして、このような延出部446Bの裏面
側(クロスダイクロイックプリズム45側)には、下ラ
イトガイド471の底面から立ち上がった立上部471
Dが位置しており、この立上部471Dと延出部446
Bとが重なり合うことで、冷却空気をさらに逃げにくく
している。
【0077】他方、上ライトガイド472には、図10
に示すように、液晶パネル441R,441G,441
Bおよびクロスダイクロイックプリズム45に対応した
部分に切欠開口472Aが設けられ、下ライトガイド4
71の取付部473もこの切欠開口472Aから露出し
ている。すなわち、液晶パネル441R,441G,4
41Bおよびクロスダイクロイックプリズム45は、予
め取付部材447に固定されていることにより、下ライ
トガイド471に上ライトガイド472が取り付けられ
た状態でも、取付部473に対して取付部材447ごと
着脱することが可能である。
【0078】また特に、ヘッド部49と一体のボス部4
76に設けられた取付部473は、図11に示す投写レ
ンズ46の中心軸X−Xよりも上方に位置している。こ
のため、図13に示すように、ヘッド部49からクロス
ダイクロイックプリズム45側に突出した投写レンズ4
6の端部46Aの外周に対し、平面視では取付部材44
7の二本の腕部447Aが重なるが、互いの実質的な干
渉が生じないようになっている。
【0079】次に、電気光学装置44の冷却動作につい
て説明する。
【0080】まず、シロッコファン51A,51Bに電
力を供給して駆動、すなわち電動部51A4,51B4
を駆動させてファン翼51A5,51B5を回転させ
る。これらシロッコファン51A,51Bの駆動によ
り、ファンケース51A3,51B3内の空気がファン
排気孔51A2,51B2からそれぞれ排気ダクト部5
2Bに流れる。このため、ファンケース51A3,51
B3内の大気圧に対する負圧が増大する。さらに、ファ
ン吸気孔51A1,51B1に連通する吸気ダクト部5
2Aの第1の吸気室52A31および第2の吸気室52
A32内も、大気圧に対する負圧が増大する。
【0081】そして、第1の吸気室52A31および第
2の吸気室52A32に連通する外装ケース2の吸気口
231Bから、カバー体231Cの吸気用口231C1
を介して外部の空気が吸気される。ここで、第1の吸気
室52A31および第2の吸気室52A32は、整流板
52A6により2等分されている。このことから、吸気
口231Bから吸気された空気は、第1の吸気風路52
A7および第2の吸気風路52A8内を半分ずつ流通し
て一対のシロッコファン51A1,51B1内にそれぞ
れ流入する。すなわち、吸気された空気は、略半分ずつ
吸気ダクト部52Aの第1の吸気室52A31および第
2の吸気室52A32内に流れ、ダクト連通孔52A
4,52B4およびファン吸気孔51A1,51B1を
介してファンケース51A3,51B3内に吸気され
る。
【0082】さらに、ファンケース51A3,51B3
内に吸気された空気は、それぞれ排気ダクト部52Bの
第1の排気連通孔52B4および第2の排気連通孔52
B6を介して第1の排気風路52B91および第2の排
気風路52B92にそれぞれ排気される。そして、これ
ら第1の排気風路52B91および第2の排気風路52
B92内に排気されて流通する排気風は、まず第2の分
流板52B8にて流れが阻害される。この流れの阻害に
より、各排気風の風量の2/3は排気吹き出し孔478
AB,478ARからそれぞれ上方に向けて流出する。
そして、この排気風の上方への流出により、排気風が上
方に位置する液晶パネル441B,441R近傍に吹き
付けられ、特にこれら液晶パネル441B,441R
傍が冷却される。
【0083】また、排気風の残部である風量の1/3
は、さらに第1の排気風路52B91および第2の排気
風路52B92内を流通し、第1の分流板52B7によ
り排気吹き出し孔478AGからそれぞれ流出する。こ
の第1の排気風路52B91および第2の排気風路52
B92の各排気吹き出し孔478AGからそれぞれ流出
することにより、排気風は合流する。この排気風の合流
により、総風量が排気吹き出し孔478AB,478A
Rから吹き出される風量と略同量となる。合流した排気
風は、液晶パネル441G近傍に吹き付けられ、特に液
晶パネル441G近傍が冷却される。
【0084】そして、プリズムユニットを冷却した後の
排気風は、プリズムユニットの上方から光学ユニット4
内を流通し、最終的に外装ケース2から排気される。
【0085】このような本一実施の形態によれば、以下
のような効果がある。 (1)投写レンズ46に隣接して配設したシロッコファン
51A,51Bにより外装ケース2の下面の吸気口23
1Bから吸気し、このシロッコファン51A,51Bか
ら排気される排気風をダクト52の排気ダクト部52B
を介してプリズムユニットに吹き付けて冷却する。この
ため、投写レンズ46の周囲の利用しにくい空間を有効
活用して小型化を図ることができる。そして、単に外装
ケース2の下面に吸気口231Bを設ける簡単な構造
で、小型化できるとともに製造性を向上できる。さら
に、吸気口231Bが下方に向けて開口する状態である
ことから、例えば空気中の塵埃が吸気口231Bからシ
ロッコファン51A,51Bに吸気されにくく、シロッ
コファン51A,51Bやダクト52内、プリズムユニ
ットなどに塵埃が付着して、冷却効率が低下したり、
リズムユニットの特性が損なわれるなどの塵埃による影
響を生じることを防止できる。
【0086】(2)投写レンズ46に隣接して投写レンズ
46の径方向に位置して一対配設したシロッコファン5
1A,51Bからの排気風をプリズムユニットにダクト
52の排気ダクト部52Bを介して吹き付ける。このた
め、投写レンズ46の周囲の利用しにくい空間を有効活
用して小型化を図ることができる。そして、一対のシロ
ッコファン51A,51Bにより、プリズムユニットを
冷却するための風量を十分に確保でき、シロッコファン
51A,51Bの負荷を低減できることから、小型のシ
ロッコファン51A,51Bを利用でき、小型化を図る
ことができるとともに回転速度の低減により騒音の低減
を図ることができる。
【0087】(3)シロッコファン51A,51Bの回転
方向を投写レンズ46を中心として左右対称として、同
一のファンを用いたので、シロッコファン51A,51
Bの組付けの際の方向性がなく、組立性を向上できる。
【0088】(4)電気光学装置44、投写レンズ46、
一対のシロッコファン51A,51Bおよびダクト52
が配設される外装ケース2に、一対のシロッコファン5
1A,51Bの吸気側にそれぞれ連通する1つの吸気口
231Bを設ける。このため、複数のシロッコファン5
1A,51Bを備えた構成でも、1つの吸気口231B
を設ける簡単な構造で吸気でき、複数の吸気口231B
を設ける場合に比して、製造性を向上できるとともに、
外装ケース2の強度の低下も防止できる。
【0089】(5)一対のシロッコファン51A,51B
の吸気側に、これらシロッコファン51A,51Bが吸
気する各吸気量を略同量に整流する整流部材としての整
流板52A6を設ける。このため、各シロッコファン5
1A,51Bからそれぞれ安定して吸気でき、シロッコ
ファン51A,51Bの負荷が安定し、冷却効率を向上
できるとともに騒音を低減できる。
【0090】(6)整流部材として板状の整流板52A6
を吸気口231Bに対して略2等分する状態で設ける。
このため、簡単な構成で一対のシロッコファン51A,
51Bが吸気する各吸気量を略同量に整流することが容
易にできる。
【0091】(7)プリズムユニットの複数の光成分に変
調された色光R,G,Bがそれぞれ入射される複数の入
射面、すなわち電気光学装置44を構成する液晶パネル
441R,441G,441Bの近傍に、それぞれ略同
量の排気風を吹き付けさせる分流部材をダクト52に設
ける。このため、プリズムユニットが偏り無く安定して
冷却でき、安定したプリズムユニットの特性を得ること
ができ、安定して投射でき、良好な投写画像を形成でき
る。
【0092】(8)分流部材は、3つの色光を合成する
リズムユニットの3つの入射面、すなわち液晶パネル4
41R,441G,441Bの近傍に、一対のシロッコ
ファン51A,51Bからの排気風の風量の2/3を異
なる2つの液晶パネル441R,441B近傍に吹き付
け、排気風の風量の残部を他の液晶パネル441Gに合
流させて吹き付ける。このため、プリズムユニットが偏
り無く安定して冷却でき、安定したプリズムユニットの
特性を得ることができ、安定して投射でき、良好な投写
画像を形成できる。
【0093】(9)分流部材として、一対のシロッコファ
ン51A,51Bからの排気風をそれぞれ流通する第1
の排気風路52B91および第2の排気風路52B92
を区画する第1の分流板52B7と、第1の排気風路5
2B91および第2の排気風路52B92内にそれぞれ
排気風の流れを阻害する状態で設けられた一対の第2の
分流板52B8とにて構成する。このため、プリズム
ニットを偏り無く安定して冷却できる構成を簡略化で
き、製造性を向上できる。
【0094】(10)ファンとして例えば軸流ファンなど
に比して風速が速いシロッコファン51A,51Bを用
いる。このため、冷却効率を向上できる。さらに、小型
のものを利用でき、プロジェクタ1の小型化を図ること
ができる。
【0095】(11)プロジェクタ1では、互いに一体と
された液晶パネル441R,441G,441Bおよび
クロスダイクロイックプリズム45からなるプリズム
ニットは、取付部材447を介して下ライトガイド47
1に対し着脱可能に取り付けられるが、この際、その
リズムユニットは、取付部材447に吊り下げられた状
態で固定され、また、取付部材447は、そのプリズム
ユニットよりも着脱方向の手前側となるボス部476上
部の取付部473に取り付けられているので、プリズム
ユニットを交換する場合には、ネジ475を外したり、
再度締め付けるためのドライバーをライトガイド47の
内部に差し入れる必要がない。従って、ドライバーでラ
イトガイド47内に収容されたフィールドレンズ417
等を傷付ける心配がなく、交換作業をライトガイド47
の上方側から容易にできる。
【0096】(12)また、取付部材447が手前側にあ
ることにより、交換作業にあたっては、四方に延出した
取付部材447の腕部447Aがライトガイド47内の
フィールドレンズ417等にぶつかることもなく、この
点でも交換作業を容易に行える。
【0097】(13)取付部材447の腕部447Aがラ
イトガイド47内に収容されないために、液晶パネル4
41R,441G,441B周辺の配置スペースを小さ
くでき、ライトガイド47を含む光学ユニット4の小型
化を実現できる。
【0098】(14)投写レンズ46側のボス部476
は、ヘッド部49と一体に形成されているので、ヘッド
部49をボス部476で補強でき、その分ヘッド部49
を薄肉化しても投写レンズ46の固定による倒れ込みを
防止でき、かつヘッド部49の薄肉化によってライトガ
イド47、ひいては光学ユニット4の小型化をより促進
できる。
【0099】(15)さらに、フィールドレンズ417、
ダイクロイックミラー421,422、入射側レンズ4
31、リレーレンズ433等の別の光学部品を保持する
ための保持片477も、投写レンズ46から離間した側
のボス部476に一体に設けられることで補強されるか
ら、保持片477やその回りの肉厚を薄くでき、この点
でも光学ユニット4の小型化を図ることができる。
【0100】(16)ヘッド部49と一体のボス部476
上の取付部473は、投写レンズ46の径方向の両側に
位置し、かつ投写レンズ46の中心軸X−Xから離間し
て上方に(中心軸X−Xよりも着脱方向の手前側に)設
けられているので、そのような取付部473に取付部材
447を取り付けた状態では、取付部材447の腕部4
47Aとヘッド部49を貫通して突出した投写レンズ4
6の端部46Aとが干渉せず、その各腕部447Aの幅
や太さを大きくでき、液晶パネル441R,441G,
441Bおよびクロスダイクロイックプリズム45の支
持強度を向上させることができる。また、投写レンズ4
6の端部46Aがヘッド部49から突出してクロスダイ
クロイックプリズム45により近接しているため、解像
度が同じであれば、投写画像がより明るくでき、反対に
同じ明るさであれば、解像度を向上させることができ
る。また、投写距離をより短くすることもできる。
【0101】(17)下ライトガイド471の底面に設け
られた吸気側開口471Cの一周縁には、クロスダイク
ロイックプリズム45に固定された固定用プレート44
6の延出部446Bが近接し、この延出部446Bが吸
気側開口471Cのその一周縁に沿って配置されている
から、延出部446Bを整流板として機能させることが
できる。このため、パネル冷却系Aの冷却空気の一部が
延出部446Bに案内されるようになり、液晶パネル4
41R,441G,441Bとクロスダイクロイックプ
リズム45間の隙間に冷却空気を確実に流入させること
ができ、液晶パネル441R,441G,441Bの特
に光出射側の面を効率よく冷却できる。
【0102】(18)また、整流上抑え板478の立上片
478A4が吸気側開口471Cから上方に突出してい
るため、冷却空気を下方から上方の液晶パネル441
R,441G,441B側に確実に案内でき、冷却空気
がライトガイド47内に漏れるのを抑えて液晶パネル4
41R,441G,441Bをより効率的に冷却でき
る。
【0103】(19)さらに、取付部材447がクロスダ
イクロイックプリズム45の下面および下ライトガイド
471の底面間に存在しないことから、液晶パネル44
1R,441G,441Bを吸気側開口471Cに近づ
けることができ、それらの冷却効率をさらに向上させる
ことができる。
【0104】なお、本発明は、上記一実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構
成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれ
る。
【0105】すなわち、上記一実施の形態では、ファン
としてシロッコファン51A,51Bを用いて説明した
が、軸流ファンなどの他のいずれのファンを用いても対
応できる。
【0106】また、シロッコファン51A,51Bを一
対配設したが、1つのみあるいは3つ以上の複数を配設
してもできる。さらには、投写レンズ46の径方向で水
平方向に沿って対向する状態に配設したが、上下方向な
ど、投写レンズ46の径方向に配設すればよい。また、
同一物を用いたが、回転方向が投写レンズ46を中心と
して対称となるように異なる規格のものを用いてもでき
る。
【0107】そして、一対のシロッコファン51A,5
1Bを用いる場合には、吸気口231Bは外装ケース2
の下面でなくてもよい。すなわち、上面や側面に設けて
もよい。なお、上面より側面の方が塵埃の落下が少ない
ことから好ましい。さらに、塵埃のさらなる侵入を防止
するために、フィルタで吸気口231Bを覆ってもよ
い。
【0108】また、シロッコファン51A,51Bに対
応してそれぞれ吸気口231Bを設けてもできる。
【0109】さらに、整流部材を設けなくてもよく、整
流部材として板状の整流板52A6を用いる構成に限ら
れず、各シロッコファン51A,51Bがそれぞれ同量
で吸気できるようにするいずれの構成でもできる。
【0110】また、分流部材を設けなくてもよく、分流
部材として板状の第1の分流板52B7および一対の第
2の分流板52B8を用いる構成に限らない。すなわ
ち、いずれかの液晶パネル441B,441G,441
Rが他より多い風量で冷却するなど、プリズムユニット
の一部に他より多少多い風量で冷却させてもできる。
【0111】
【0112】また、光学装置を構成する電気光学装置4
4としては、3種類の液晶パネル441B,441G,
441Rにて構成したが、3つに限らず、液晶パネルを
1つのみあるいは複数備えた構成でもできる。
【0113】一方、固定用プレート446に下方に延出
した延出部46Bが設けられ、この延出部446Bが整
流板の役目を果たしていたが、このような延出部446
Bは適宜設けられればよく、省略可能である。そして、
このような延出部446Bがない場合には、下ライトガ
イド471の底面に設けられた立上部471Dのみで冷
却空気が案内されるようになる。ただし、実施形態のよ
うな延出部446Bにより、冷却空気の漏れをより防止
できるので、延出部446Bを設けることが望ましい。
【0114】ボス部476には、ヘッド部49や保持片
477が一体に設けられていたが、それぞれを個別に設
けた場合でも本発明に含まれる。さらに、本発明に係る
取付部は、ボス部476上に設けられる必要はなく、下
ライトガイド471の上端面の一部に設けられるなど、
設けられる位置や形状等は任意である。また、取付部材
447の形状も任意であり、前記実施形態での取付部材
447の形状に限定されない。
【0115】上記一実施の形態では、液晶パネル441
R,441G,441Bとクロスダイクロイックプリズ
ム45とからなるプリズムユニットを、取付部材447
ごと上下方向に着脱させる構成であったが、本発明で
は、そのようなプリズムユニットの着脱方向は任意であ
り、着脱方向の手前側に取付部材447が設けられ、奥
側にプリズムユニットが設けられる構成であればよい。
従って、例えば、取付部材447がクロスダイクロイッ
クプリズム45の下面側に設けられた場合において、液
晶パネル441R,441G,441Bおよびクロスダ
イクロイックプリズム45を、取付部材447ごと下ラ
イトガイド471の下面側から着脱できるように構成し
てもよい。
【0116】さらに、上記一実施の形態では、3つの光
変調装置を用いたプロジェクタの例のみを挙げたが、本
発明は、1つの光変調装置のみを用いたプロジェクタ、
2つの光変調装置を用いたプロジェクタ、あるいは、4
つ以上の光変調装置を用いたプロジェクタにも適用可能
である。
【0117】また、上記一実施の形態では、光変調装置
として液晶パネルを用いていたが、マイクロミラーを用
いたデバイスなど、液晶以外の光変調装置を用いてもよ
い。さらに、上記一実施の形態では、光入射面と光出射
面とが異なる透過型の光変調装置を用いていたが、光入
射面と光出射面とが同一となる反射型の光変調装置を用
いてもよい。
【0118】さらにまた、上記一実施の形態では、スク
リーンを観察する方向から投写を行なうフロントタイプ
のプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、スクリ
ーンを観察する方向とは反対側から投写を行なうリアタ
イプのプロジェクタにも適用可能である。
【0119】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
簡単な構造で容易に小型化できる。また、ファンの負荷
を低減して騒音を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一本実施形態に係るプロジェクタを上
方から見た全体斜視図である。
【図2】前記プロジェクタを下方から見た全体斜視図で
ある。
【図3】前記プロジェクタの内部を示す斜視図であり、
具体的には、図1の状態からプロジェクタのアッパーケ
ースを外した図である。
【図4】前記プロジェクタの内部を示す斜視図であり、
具体的には、図3の状態からシールド板、ドライバーボ
ード、および上ライトガイドを外して後方側から見た図
である。
【図5】前記プロジェクタの内部を示す斜視図であり、
具体的には、図4の状態から光学ユニットを外した図で
ある。
【図6】前記光学ユニットを下方側から見た斜視図であ
る。
【図7】前記プロジェクタの光学系を模式的に示す平面
図である。
【図8】互いに一体とされた液晶パネルおよびプリズム
からなる光学部品を下方側から見た斜視図である。
【図9】下ライトガイドにおける前記光学部品の取付位
置を示す斜視図である。
【図10】前記光学ユニットを示す平面図である。
【図11】図10のXI−XI線断面図である。
【図12】図11で示したXII部分の拡大図である。
【図13】前記光学ユニットの要部を拡大して示す平面
図である。
【図14】前記プロジェクタの冷却系の構成を示す斜視
図である。
【図15】前記プロジェクタの冷却系の構成を示す底面
斜視図である。
【図16】前記プロジェクタの冷却系の構成を示す分解
斜視図である。
【図17】前記プロジェクタの冷却系の分流部材の構成
を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 プロジェクタ 2 筐体である外装ケース 231C 吸気口 44 電気光学装置 441B,441G,441R 電気光学装置を構成す
る液晶パネル 46 投写レンズ 51A,51B ファンとしてのシロッコファン 52 ダクト 52A6 整流部材としての整流板 52B7 分流部材を構成する第1の分流板 52B8 分流部材を構成する第2の分流板 A 冷却装置としてのパネル冷却系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H05K 7/20 H05K 7/20 G (56)参考文献 特開2001−13589(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/16 G03B 21/00 G03B 33/12 G09F 9/00 304 H04N 5/74 H05K 7/20

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射された光束を画像情報に応
    じて変調し、変調後の光を投写レンズによって投写する
    電気光学装置を冷却する電気光学装置の冷却装置であっ
    て、 下面に吸気口を開口した筐体と、 この筐体内に前記投写レンズに隣接して、前記投写レン
    ズの両側方に吸気孔が対向配置する状態に配設され
    気側が前記吸気口に連通する一対のファンと、 このファンから排気される排気風を前記電気光学装置に
    吹き付けるダクトと を具備したことを特徴とした電気光学装置の冷却装置。
  2. 【請求項2】 光源から出射された光束を画像情報に応
    じて変調し、変調後の光を投写レンズによって投写する
    電気光学装置を冷却する電気光学装置の冷却装置であっ
    て、下面に吸気口を開口した筐体と、 この筐体内に前記投写レンズに隣接して、前記投写レン
    ズの両側方に吸気孔が対向配置する状態に配設され、吸
    気側が前記吸気口に連通する一対のファンと、 前記吸気口および前記ファンを連通させ、前記投写レン
    ズの両側面に沿って配置された略U字形の吸気ダクト部
    と、 前記 ファンから排気される排気風を電気光学装置に吹き
    付けるダクトとを具備したことを特徴とした電気光学装
    置の冷却装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の電気光学装置
    の冷却装置において、 一対のファンは、回転方向が投写レンズを中心として左
    右対称であることを特徴とした電気光学装置の冷却装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項ないしのいずれかに記載の電
    気光学装置の冷却装置において、 一対のファンの吸気側に配設され、これらファンが吸気
    する各吸気量を略同量に整流する整流部材を具備したこ
    とを特徴とした電気光学装置の冷却装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載の電
    気光学装置の冷却装置において、 筐体は、吸気口に臨んで設けられ、一対のファンが吸気
    する各吸気量を略同量に整流する整流板を備えたことを
    特徴とした電気光学装置の冷却装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないしのいずれかに記載の電
    気光学装置の冷却装置において、 電気光学装置は、複数設けられ、 ダクトは、前記複数の電気光学装置にそれぞれ略同量の
    排気風を吹き付ける分流部材を備えたことを特徴とした
    電気光学装置の冷却装置。
  7. 【請求項7】 請求項ないしのいずれかに記載の電
    気光学装置の冷却装置において、 電気光学装置は、3種類設けられ、 ダクトは、一対のファンからそれぞれ排気される排気風
    の風量の2/3を前記電気光学装置のうちの異なる2つ
    の電気光学装置にそれぞれ吹き付け、前記ファンから排
    気される排気風の風量の残部を前記電気光学装置のうち
    の他の電気光学装置に合流させて吹き付ける分流部材を
    備えたことを特徴とした電気光学装置の冷却装置。
  8. 【請求項8】 光源から出射された光束を画像情報に応
    じて変調する電気光学装置と、 この電気光学装置にて変調された前記光束を投写する投
    写レンズと、 請求項1ないしのいずれかに記載の電気光学装置の冷
    却装置とを具備したことを特徴としたプロジェクタ。
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