JP2006350007A - 画像形成装置,色ずれ補正方法 - Google Patents

画像形成装置,色ずれ補正方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006350007A
JP2006350007A JP2005176319A JP2005176319A JP2006350007A JP 2006350007 A JP2006350007 A JP 2006350007A JP 2005176319 A JP2005176319 A JP 2005176319A JP 2005176319 A JP2005176319 A JP 2005176319A JP 2006350007 A JP2006350007 A JP 2006350007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
color misregistration
colors
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005176319A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4343149B2 (ja
Inventor
Hiroomi Nakatsuji
弘臣 仲辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2005176319A priority Critical patent/JP4343149B2/ja
Publication of JP2006350007A publication Critical patent/JP2006350007A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4343149B2 publication Critical patent/JP4343149B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】色ずれ補正を確実に行うことにより色ずれ補正精度を向上させる一方で,色ずれ補正処理時に費やされるトナー量及び処理時間を省減すること。
【解決手段】画像形成ユニット10a,10dによりマゼンタ及びブラックからなるパターン20′を中間転写ベルト3上に形成させ,光学センサ5により読み取られた上記パターン20′に基づいて上記画像形成ユニット10a,10dのずれ量を測定し,測定されたずれ量に基づいて全ての画像形成ユニット10a〜10dによる色ずれを補正し,当該補正がなされた全ての画像形成ユニット10a〜10dにより全色からなるパターン20を中間転写ベルト3上に形成させ,光学センサ5により読み取られた上記パターン20に基づいて全ての画像形成ユニット10a〜10dのずれ量を測定し,測定されたずれ量に基づいて全ての画像形成ユニット10a〜10dによる色ずれを補正する。
【選択図】図4

Description

本発明は,中間転写ベルト或いは記録紙などの像担持体の搬送経路に沿って複数の像形成手段が一列に配設された所謂タンデム型の多色画像形成装置に関し,特に,上記像形成手段によって上記像担持体上に形成された多色トナー像の色ずれを補正する色ずれ補正機能を有する多色画像形成装置に関するものである。
近年,搬送ベルトにより搬送される記録紙に順次異なる色(例えば,マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(K))のトナー像を形成するタンデム方式のカラープリンタや,中間転写ベルト上に順次異なる色(MCYK色)のトナー像を重ね合わせて多色トナー像を形成した後に該多色トナー像を記録紙へ転写する中間転写ベルト方式のカラープリンタが広く知られている。これらの各方式のカラープリンタでは,MCYKの4色の画像形成が1回の画像形成工程で略同時に行われるため,転写ドラム方式のカラープリンタに較べて高速印字が可能となる。しかしながら,上記タンデム方式及び中間転写ベルト方式では,MCYK各色に対応する像形成手段(現像装置や感光体ドラムなどを含む)がそれぞれ独立して配設されているため,記録紙或いは中間転写ベルトに形成された多色トナー像に,上記像形成手段の取付位置のずれや感光体ドラムの周速差,感光体ドラムへの静電潜像の書込タイミングの誤差(ずれ)などに起因する色ずれが発生し易いという問題点がある。
そのため,従来から,上記タンデム方式及び中間転写ベルト方式のカラープリンタには,上記色ずれを補正する色ずれ補正機能が設けられている(特許文献1〜4参照)。
以下,図7を参照して,上記中間転写ベルト方式のカラープリンタが備える色ずれ補正機能により実現される従来の色ずれ補正処理について簡単に説明する。なお,詳しい処理内容については上記各特許文献を参照されたい。ここに,図7は,色ずれ補正処理時に中間転写ベルト3上に形成される色ずれ検出用パターン20の一例を示す模式図である。
図示するように,上記色ずれ検出用パターン20は,中間転写ベルト3の搬送方向(図中の矢印で示す方向)に直交する主走査方向の色ずれ量を検出するための45°傾斜したパターン21(21a〜21d),22(22a〜22d)と,中間転写ベルト3の搬送方向の色ずれ量を検出するための上記主走査方向に平行なパターン23(23a〜23d),24(24a〜24d)とから成っており,上記パターン21及び23は中間転写ベルト3上の主走査方向の一端近傍に搬送方向に一列に並べられて形成され,上記パターン22及び24は中間転写ベルト3上の主走査方向の他端近傍に同じようにして形成される。なお,上記各パターン21〜24はそれぞれマゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(K)の4色分のパターンが含まれている。ここで,上記パターンを示す符号に付されたa,b,c,dはそれぞれマゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(K)を示し,このa〜dが付されたパターンが該当する色のパターンであることを示す。
上記MCYK各色のパターン(例えば21a〜21d)は,カラープリンタが備える制御部によって像形成手段が制御されることにより,予め定められたタイミング(以下「パターン書込タイミング」という)に従って上記中間転写ベルト3上に形成される。なお,上記像形成手段の取付位置のずれや各感光体ドラムの周速差などが無い場合や,既に色ずれ補正が適切になされている場合は,上記MCYK各色のパターンは一定間隔d毎に形成される。
上記中間転写ベルト3の搬送方向下流側の端部近傍には,上記中間転写ベルト3の主走査方向の両端近傍に形成されるパターン21〜24それぞれを読み取るCCD,CIS或いは反射型フォトインタラプタなどの光学センサ5(5a,5b)(像読取手段の一例に相当)が設けられている。なお,図7中の符号5aがパターン21,23を読み取るための光学センサであり,符号5bがパターン22,24を読み取るための光学センサである。上記光学センサ5は,上記パターンが形成される中間転写ベルト3の鉛直上方であって,上記各パターンを読み取ることが可能な位置に配設されている。
上記中間転写ベルト3の外周面上に上記各色のパターンが形成されると,そのパターンは上記中間転写ベルト3の走行に伴って搬送方向(図中の矢印方向)へ搬送される。そして,上記光学センサ5により順次搬送されてくる各色のパターンが順次読み取られ,読み取られたパターン画像は図示しない補正制御部に転送される。
上記補正制御部では,読み取られた各パターン画像のマッチング処理や,各パターン画像が読み取られたときの読取タイミングと上記パターン書込タイミングとの比較処理などにより,像形成手段の取付位置のずれ量や感光体ドラムの周速差(周速ずれ),感光体ドラムへの静電潜像の書込タイミングの誤差(ずれ)などのずれ量が求められ,その求められたずれ量に基づいて上記像形成手段の取り付け位置や感光体ドラムの周速,静電潜像の書込タイミングなどが微調整される。これにより,上記像形成手段により形成されるトナー像の形成位置が補正され,上記中間転写ベルト3に形成される多色トナー像の色ずれが補正される。
特開2001−209292号公報 特開2002−14505号公報 特開2003−186278号公報 特開2004−252172号公報
ところで,中間転写ベルトなどに形成された多色トナー像の色ずれが微小である場合は,1回の色ずれ補正処理により上記微小な色ずれを補正することができるが,色ずれが大きい場合は1回の色ずれ補正処理では色ずれを十分に補正することができず,上記色ずれ補正処理を複数回行わなければならない場合がある。なお,組み立て完了後のカラープリンタや,長期間色ずれ補正処理を行わずに間放置しておいたカラープリンタなどは,比較的大きな色ずれが生じる蓋然性が高い。
そのため,従来から,色ずれを確実に補正するために,上記カラープリンタなどの画像形成装置においては,実際の色ずれの程度にかかわらず上記色ずれ補正処理を複数回(2回以上)実行するように制御されている。
しかしながら,上記中間転写ベルトに図7に示すような全色からなる色ずれ検出用パターンを複数回形成すれば,それだけ多くのトナーを消費するという問題点がある。
また,例えばMCYKの4色でカラー画像を表現する場合は,中間転写ベルトの搬送方向に一列に並べられた合計8個ものパターン(図7参照)を読み取らなければならず,読み取りに長時間要し,色ずれ補正処理に時間がかかるという問題点もある。
そこで,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,色ずれ補正を確実に行うことにより色ずれ補正精度を向上させる一方で,色ずれ補正処理時に費やされるトナー量及び処理時間を省減することが可能な画像形成装置及び色ずれ補正方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,像担持体の搬送経路に沿って略一列に配設され,上記像担持体上に少なくとも3色以上の可視像を形成する複数の像形成手段と,上記像担持体上に形成された可視像を読み取る像読取手段とを備えた画像形成装置が有する,所謂,色ずれ補正機能に関するものであって,上記色ずれ補正機能が,上記像形成手段を制御することにより2色以上且つ全色未満の可視像を上記像担持体上に形成させ,上記像読取手段により読み取られた上記2色以上且つ全色未満の上記可視像の位置に基づいて上記2色以上且つ全色未満の上記可視像を形成した像形成手段のずれ量を測定し,測定されたずれ量に基づいて全ての上記像形成手段による色ずれを補正する第1の色ずれ補正処理を実行し,上記第1の色ずれ補正処理により補正された全ての上記像形成手段を制御することにより上記全色の可視像を上記像担持体上に形成させ,上記像読取手段により読み取られた上記全色の可視像の位置に基づいて全ての上記像形成手段のずれ量を測定し,測定されたずれ量に基づいて全ての上記像形成手段による色ずれを補正する第2の色ずれ補正処理を実行するよう構成されている。
ここに,上記像形成手段のずれ量とは,例えば,像形成手段自体の取付位置のずれ量,上記像形成手段が上記像担持体に可視像を形成するときのタイミングのずれ量,上記像形成手段を構成する感光体ドラムなどの周速のずれ量が該当する。また,上記像形成手段による色ずれとは,上記ずれ量に起因して上記像担持体上に形成される多色トナー像に生じる色ずれのことを示す。
このように構成されることにより,まず,上記第1の色ずれ補正処理により概ねの色ずれ補正がなされ,続いて上記第2の色ずれ補正処理により微細な色ずれ補正がなされる。これにより,色ずれ補正が確実に行われ高い色ずれ補正精度を確保することができ,また,上記第1の色ずれ補正処理において従来よりも減色された少ないパターンが形成されるため,トナーの消費量を抑制することができる。さらにまた,上記第1の色ずれ補正処理におけるパターンの読取処理時間が短縮され,その結果,色ずれ補正に費やされる処理時間が短縮される。
ここで,例えば4色カラープリンタにおいて,上記第1の色ずれ補正処理で2色のパターンを上記像担持体上に形成する場合を考える。この場合,上記第1の色ずれ補正処理では,上記2色に対応する像形成手段のずれ量が測定され,その測定されたずれ量に基づいて上記像形成手段の取付位置や画像形成タイミングなどが補正された後に,この補正後の取付位置やタイミングなどから他の像形成手段のずれ量を割り出して(予測して或いは算定して),その割り出されたずれ量に基づいて他の像形成手段の取付位置や画像形成タイミングなどが補正される。
しかしながら,例えば,上記2色の像形成手段が隣接している場合は,他の像形成手段のずれ量の割り出し精度(予測精度,算定精度)が低くなる場合があり,好ましくない。例えば,上記像形成手段自体の位置ずれを補正する場合は,他の像形成手段のずれ量の割り出し精度が低くなることは明白である。
そのため,上記2色以上且つ上記全色未満の上記可視像を形成する像形成手段が,一列に配列された像形成手段のうち最前列及び最後尾に配設された像形性手段を含んでなることが望ましい。したがって,例えば第1の色ずれ補正処理で2色のパターンが形成される場合は,その2色のパターンは最も離れた位置関係にある像形成手段により形成されることになる。これにより,他の像形成手段のずれ量の割り出し精度が高くなる。
ところで,画像形成装置が備える補正機能には,上記色ずれ補正機能の他に濃度補正機能がある。通常,画像形成装置において補正処理を行う場合は上記色ずれ補正処理と濃度補正処理とが同時期に行われる場合が多い。この場合,上記色ずれ補正処理に先行して上記濃度補正処理が行われると,色ずれが生じている場合は,中間転写ベルトなどに形成される各色の基準濃度可視像(所謂,濃度パッチ像)同士が大きく重なる場合がある。これでは,色の重合部の濃度が検出されて,その濃度に基づいて濃度補正が行われるため,正確な濃度補正ができない場合が起こり得る。
したがって,本発明では,まず,上記第1の色ずれ補正処理を行う。そして,上記第1の色ずれ補正処理により補正された全ての上記像形成手段を制御することにより上記全色の基準濃度可視像からなる濃度補正用パターンを上記像担持体上に形成させ,上記像読取手段により読み取られた上記濃度補正用パターンから上記全色の基準濃度可視像ぞれぞれの濃度を検出して,検出された濃度に基づいて全ての上記像形成手段の濃度補正を行うように制御される。これにより,各色の濃度補正用パターンが大きく重なり合うことがなくなり,正確な濃度補正を行うことが可能となる。
また,上記第2の色ずれ補正処理による色ずれ補正と,上記濃度補正処理による濃度補正とが略並行して実行されれば,補正処理に費やされる時間を短縮することが可能となる。なお,この場合は,上記像読取手段とは別に,上記濃度補正用パターンを読み取るための像読取手段を別途設ける必要がある。
また,本発明を上記像形成手段による色ずれを補正する色ずれ補正方法として捉えてもよい。即ち,像担持体の搬送経路に沿って略一列に配設され,上記像担持体上に少なくとも3色以上の可視像を形成する複数の像形成手段と,上記像担持体上に形成された可視像を読み取る像読取手段と,を備えてなる画像形成装置に適用され,上記像形成手段を制御することにより上記像担持体上に形成された上記可視像を上記像読取手段に読み取らせ,読み取られた上記可視像の位置に基づいて全ての上記像形成手段による色ずれを補正する色ずれ補正方法であって,上記像形成手段を制御することにより2色以上且つ全色未満の上記可視像を上記像担持体上に形成させ,上記像読取手段により読み取られた上記2色以上且つ全色未満の上記可視像の位置に基づいて上記2色以上且つ全色未満の上記可視像を形成した像形成手段のずれ量を測定し,測定されたずれ量に基づいて全ての上記像形成手段による色ずれを補正する第1の色ずれ補正処理工程と,上記第1の色ずれ補正処理工程により補正された全ての上記像形成手段を制御することにより上記全色の可視像を上記像担持体上に形成させ,上記像読取手段により読み取られた上記全色の可視像の位置に基づいて全ての上記像形成手段のずれ量を測定し,測定されたずれ量に基づいて全ての上記像形成手段による色ずれを補正する第2の色ずれ補正処理工程と,を具備する色ずれ補正方法であっても,上述した本発明の画像形成装置と同様の効果を奏することができる。
上述の如く構成された本発明によれば,まず,上記第1の色ずれ補正処理により概ねの色ずれ補正がなされ,続いて上記第2の色ずれ補正処理により微細な色ずれ補正がなされる。これにより,色ずれ補正が確実に行われ高い色ずれ補正精度を確保することができ,また,上記第1の色ずれ補正処理において従来よりも減色された少ないパターンが形成されるため,トナーの消費量を抑制することができる。さらにまた,上記第1の色ずれ補正処理におけるパターンの読取処理時間が短縮され,その結果,色ずれ補正に費やされる処理時間が短縮される。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る中間転写方式のカラープリンタの画像形成部100の概略構成を示す模式断面図,図2は画像形成ユニット10aの概略構成を示す模式断面図,図3は色ずれ補正処理を実行する補正制御部30の概略構成を示すブロック図,図4は上記補正制御部30により実行される色ずれ補正処理の手順の一例を説明するフローチャート,図5は上記補正制御部30により実行される色ずれ補正処理の手順の他の例を説明するフローチャート,図6は上記色ずれ補正処理に用いられる色ずれ検出用パターンの一例を示す模式図,図7は従来の色ずれ補正処理時に中間転写ベルト3上に形成される色ずれ検出用パターンの一例を示す模式図,図8は濃度補正用パターン25を含む色ずれ検出用パターンの一例を示す模式図である。
まず,図1及び図2の模式図を用いて,本発明の一実施の形態に係るカラープリンタの画像形成部100の概略構成について説明する。なお,この実施の形態で説明するカラープリンタは中間転写方式を採用するものであるが,前記したタンデム方式(搬送される記録紙に直接トナー像を順次形成(転写)する方式)のカラープリンタであっても本発明を適用することは可能である。また,上記カラープリンタは画像形成装置の一例であり,他の例としては,例えばファクシミリ装置,複写機或いはこれらの各機能を有する複合機が挙げられる。
図1に示すように,上記画像形成部100は,大別すると,マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(K)の各色に対応する画像形成ユニット10(10a〜10d)と,中間転写ベルト3(像担持体の一例)と,該中間転写ベルト3を回転可能に支持する駆動ローラ9a及び従動ローラ9b,9cと,CCDやCIS或いは反射型フォトインタラプタなどの光学センサ5(5a,5b)(像読取手段の一例)と,上記中間転写ベルト3の外周面上に形成された多色トナー像を記録紙Sに転写する二次転写ローラ4と,を備えて構成されている。なお,上記画像形成ユニット10が上記中間転写ベルト3の表面に後述する色ずれ検出用パターンなどの所定のトナー像(可視像に相当)を形成する像形成手段の一例に相当する。
また,上記画像形成部100では,MYCK各色に対応する画像形成ユニット10(10a〜10d)が上記中間転写ベルト3の外周面に沿って,該中間転写ベルト3の搬送方向(図1の矢印P)に向かって略一列に上記MYCKの順番で配設されている。
なお,この実施の形態では,上記画像形成部100はMCYKの4色に対応する画像形成ユニット10(10a〜10d)を備えて構成されている例について説明するが,必ずしもその必要はなく,少なくとも3色以上の画像形成ユニットにより多色トナー像が上記中間転写ベルト3に形成されるものであれば足りる。
上記光学センサ5(5a,5b)は,上記中間転写ベルト3の搬送方向下流側の端部近傍の主走査方向(搬送方向と直交する方向)の両端部近傍にそれぞれ配置されている。
なお,上記光学センサ5は,少なくともLED等の発光ダイオードと受光した光の光量に応じた電気信号(電流或いは電圧)を出力する受光ダイオードとを備えて構成されたものであればよく,上記CCDやCISなどのイメージセンサに限られることは無い。
上記画像形成ユニット10a〜10dは,M色のトナー像,C色のトナー像,Y色のトナー像,K色のトナー像をそれぞれ形成するものである。以下に,M色に対応する画像形成ユニット10aの構成について具体的に説明する。なお,上記画像形成ユニット10a〜10dそれぞれの構成は共通するため,ここでは上記画像形成ユニット10aについてのみ説明し,他色の画像形成ユニット10b〜10dについては,説明を省略する。
上記画像形成ユニット10aは,静電潜像を担持する感光体ドラム15a,上記感光体ドラム15a上の表面を一様に帯電させる帯電装置11a,上記感光体ドラム15aの表面にレーザービームを照射して静電潜像を形成するレーザスキャナユニットなどを含む露光装置12a,上記静電潜像にトナーを付着させてトナー像を上記感光体ドラム15aの表面に形成する現像装置13a,現像されたトナー像を上記中間転写ベルト3上に転写する中間転写ローラ2a,トナー像転写後の感光体ドラム15aの表面に残存する残留電荷を除電する除電装置や残留トナーを除去するクリーニング装置14aなどが配設されて構成されている。なお,中間転写ローラ3に形成される多色トナー像の色ずれは,各色の画像形成ユニット自体の取付位置のずれだけでなく,各感光体ドラムの取付位置のずれ,感光体ドラムの周速差(周速度のずれ),上記露光装置による静電潜像の書込タイミングのずれなどにも起因して生じる。
上記各感光体ドラム15aに対応する上記中間転写ローラ2aは,上記中間転写ベルト3を挟んで上記感光体ドラム15aに対向する位置に配置されている。この中間転写ローラ2aには,上記感光体ドラム15aの表面に担持されたトナー像を中間転写ベルト3上に転写させるために,トナーの帯電極性と逆極性の転写バイアスが印加される。これによって,上記感光体ドラム15aに形成されたM色のトナー像が上記中間転写ベルト3の外周面に形成される。
このように構成された画像形成部100に対して画像形成指示が入力されると,まず最初に,上記画像形成ユニット10aによって,搬送方向に向かって駆動する上記中間転写ベルト3の外周面上の画像形成領域にM色のトナー像が形成される。上記中間転写ベルト3上にM色のトナー像が形成されると,上記画像形成領域は上記中間転写ベルト3によって搬送方向下流側へ移動され,上記画像形成ユニット10b,10c,10dによって順次C色,Y色,K色のトナー像が形成される。このようにして上記画像形成領域に多色トナー像が形成される。
形成された多色トナー像は,さらに二次転写ローラ4の位置まで搬送されて,上記二次転写ローラ4によって,図示しない給紙装置により送り込まれた記録紙Sに転写され,その後,図示しない定着装置によって上記記録紙Sに定着される。
上記構成の画像形成部100を有するカラープリンタでは,上記画像形成ユニット10(10a〜10d)が略一列に配設されているため,上記中間転写ベルト3に形成される多色トナー像に色ずれが生じるという問題があるが,このカラープリンタに設けられた色ずれ補正機能を用いれば上記色ずれを補正することができる。
以下,図3〜図6を用いて,上記色ずれ補正機能による色ずれ補正処理を実現する補正制御部30の構成及び該補正制御部30により実行される色ずれ補正処理の手順について説明する。
まず,図3を用いて上記補正制御部30の概略構成について説明する。
上記補正制御部30は,CPU31,RAM32,EEPROMなどの書き換え可能なデータメモリ33,ホストコンピュータ(ホストPC)40とLAN41を介して通信可能にするネットワーク通信部35,上記ホストPC40から転送されてきたプリントデータを格納するHDD34,バスI/F36などを備えて構成される。
上記バスI/F36は,上記画像形成部100の各画像形成ユニット10(10a〜10d)に対して内部バスなどを介してデータや制御信号などを伝達したり,上記光学センサ5から読み取られた所定の画像データを入力するための入出力ポートである。
上記データメモリ33には,上記補正制御部30により実行される後述の色ずれ補正処理に用いられる前記した色ずれ検出用パターン20(図7参照)を上記画像形成ユニット10a〜10dに形成させるためのタイミング情報や,図6に示す色ずれ検出用パターン20′を上記画像形成ユニット10a〜10dに形成させるためのタイミング情報などの上記色ずれ補正処理に用いられる種々の情報(データ)が格納されている。なお,以下においては説明の便宜上,図6に示す色ずれ検出用パターン20′を第1の色ずれ検出用パターン20′といい,図7に示す色ずれ検出用パターン20を第2の色ずれ検出用パターン20という。
ここで,上記図6に示す第1の色ずれ検出用パターン20′は,図示するように,前記した第2の色ずれ検出用パターン20(図7)とは異なり,一列に配列された上記画像形成ユニット10a〜10dのうち,搬送方向の最前列と最後尾に配設された画像形成ユニット10a,10dのみにより形成されるものである。即ち,上記第2の色ずれ検出用パターン20からシアン(C色)のパターンとイエロー(Y色)のパターンを省き,マゼンタ(M色)のパターンとブラック(K色)のパターンのみで表したものである。
上記第1及び第2の色ずれ検出用パターン20′,20は,後述する色ずれ補正処理が実行される際に,上記各タイミング情報に従って上記中間転写ベルト3上に形成されるわけであるが,通常,色ずれが生じていない場合は,図6及び図7に示すように等間隔d毎に各パターンが形成される。一方,色ずれが生じている場合は,そのパターン間隔に誤差が生じ,或いは主走査方向に画像ずれが生じることになる。
次に,図6及び図7の色ずれ検出用パターン20′,20を参照しながら,図4のフローチャートを用いて,上記補正制御部30(のCPU31)により所定のプログラムに従って実行される色ずれ補正処理の手順の一例について説明する。図中のS10,S20…は処理手順(ステップ)番号を示し,処理はステップS10より開始される。なお,ステップS10以降の処理は,例えば,外部から上記色ずれ補正処理の実行指示信号が入力されたこと,或いは,定期的に上記色ずれ補正処理を実行するために設定されたフラグが立ったことなどを条件に開始される。
まず,ステップS10では,上記補正制御部30により前記した画像形成ユニット10a,10dが制御されることによって,上記第1の色ずれ検出用パターン20′(図6参照)が上記中間転写ベルト3の外周面上に形成される。
上記中間転写ベルト3に上記第1の色ずれ検出用パターン20′が形成されると,該第1の色ずれ検出用パターン20′は上記中間転写ベルト3によって搬送方向(図1の矢印P方向)下流側へ搬送されて,前記した光学センサ5(5a,5b)により読み取られる。具体的には,上記光学センサ5aによって上記第1の色ずれ検出用パターン20′に含まれるパターン21′及びパターン23′が順次読み取られる。また,上記光学センサ5bによって上記第1の色ずれ検出用パターン20′に含まれるパターン22′及びパターン24′が順次読み取られる。
続いて,ステップS20において,上記光学センサ5による読取処理が完了したかどうかが判断される。かかる判断は,例えば,上記光学センサ5aにより4つのパターン21a,21d,23a,24dが読み取られたかどうかにより判断される。なお,上記光学センサ5による読取処理は,ステップS20で読取完了と判断されるまで継続して行われる。
上記ステップS20で読取完了と判断されると,上記光学センサ5の及び上記中間転写ベルト3の駆動を一時停止させた後に,第1の色ずれ補正処理が実行される(ステップS30)。かかる処理は,例えば,上記光学センサ5aにより読み取られたパターン21a,21d,23a,23dのそれぞれの読取タイミングのズレを求め,そのズレと上記中間転写ベルト3の搬送速度とから上記各パターンの位置ずれを算出する。このとき算出された位置ずれが予め定められた許容範囲未満であれば上記色ずれ補正処理は中断される。また,上記許容範囲以上であれば,算出された位置ずれに基づいて上記第1の色ずれ検出用パターン20′を形成した上記画像形成ユニット10a,10dのズレ量が換算される。そして,換算されたズレ量に基づいて,まず,上記画像形成ユニット10a,10dによる色ずれが補正される。具体的には,前記したデータメモリ33に格納された前記タイミング情報を更新するなどして,前記露光装置12a,12dによる露光タイミングや,上記感光体ドラム15a,15dのドラム回転速度などを調整することにより,上記画像形成ユニット10a,10dによる画像形成タイミングのずれが補正される。また,上記画像形成ユニット10a,10dがモータなどによって移動可能に配設されている場合は,上記モータを制御することにより上記画像形成ユニット10a,10dの位置ずれが補正される。
その後,補正された上記画像形成ユニット10a,10dの画像形成タイミングや取付位置から,他の画像形成ユニット10b,10cにおける露光タイミングやドラム回転速度,或いは取付位置などが概算され,その概算値に基づいて上記画像形成ユニット10b,10cの画像形成タイミングや取付位置などが概ね補正される。
ここに,上記第1の色ずれ補正処理処理(ステップS30)を実行する上記補正制御部30が第1の色ずれ補正処理手段に相当する。
上記ステップS30において,全ての画像形成ユニット10(10a〜10d)による色ずれが補正されると,続いて,一時停止させていた上記光学センサ5及び上記中間転写ベルト3を駆動させた後に,上記補正制御部30により全ての画像形成ユニット10(10a〜10d)が制御されることによって,上記第2の色ずれ検出用パターン20(図7参照)が上記中間転写ベルト3の外周面上に形成される。
上記中間転写ベルト3上に形成された上記第2の色ずれ検出用パターン20は,その後,搬送方向(図1の矢印P方向)下流側へ搬送されて,上記光学センサ5(5a,5b)による読取処理が開始される。そして,上記ステップS20と同じようにして,上記光学センサ5による上記第2の色ずれ検出用パターン20の読取処理が完了したかどうかが判断される(ステップS50)。
ここで,読取完了と判断されると,上記光学センサ5及び上記中間転写ベルト3の駆動を一時停止させた後に,第2の色ずれ補正処理が実行される(ステップS60)。なお,ここで行われる第2の色ずれ補正処理は,上記第2の色ずれ検出用パターン20に含まれる全色からなるパターン21〜24が読み取られ,読み取られた各パターンの位置ずれに基づいて全ての上記画像形成ユニット10(10a〜10d)による色ずれを補正する従来と同様の色ずれ補正処理である。
ここに,上記第2の色ずれ補正処理処理(ステップS60)を実行する上記補正制御部30が第2の色ずれ補正処理手段に相当する。
このように,上記ステップS30において,まず,M色とK色の2色からなる第1の色ずれ検出用パターン20′を読み取らせて上記第1の色ずれ補正を行い,そして,上記第1の色ずれ補正が行われた後に,ステップS60において,MCYKの全色からなる第2の色ずれ検出用パターン20を読み取らせて第2の色ずれ補正が行われるため,従来のように,MCYK全色からなる上記第2の色ずれ検出用パターン20を2回読み取らせて上記第2の色ずれ補正と同じ補正処理を2回繰り返し行うことに較べて,色ずれ検出用パターンを読み取る処理に費やされる時間を短縮することができ,また,無駄なトナーの消費を抑制することができる。
上述の実施の形態では,上記補正制御部30によって色ずれ補正処理のみが実行される処理例について説明したが,ここでは,上記カラープリンタが備える補正機能の一つである,所謂,濃度補正処理と上記色ずれ補正処理とが同時期に上記補正制御部30によって実行される処理例について,図5のフローチャート及び図8を用いて説明する。ここに,図5は前記した補正制御部30により実行される色ずれ補正処理の手順の他の例を説明するフローチャート,図8は濃度補正用パターン25を含む色ずれ検出用パターン20の一例を示す模式図である。
通常,カラープリンタなどの画像形成装置において補正処理を行う場合には,補正処理の効率を考慮して上記色ずれ補正と上記濃度補正とが同時期に行われる。
一般に,上記濃度補正処理は,図8に示すように,MCYKの各色の濃度パッチ像25a〜25d(基準濃度可視像に相当)からなるパッチパターンが1以上連続して並べられた濃度補正用パターン25を上記中間転写ベルト3の外周面に形成して,この濃度補正用パターン25を上記光学センサ5a,5bと同様の光学センサ5cに読み取らせて行われるが,例えば,従来の色ずれ補正処理に先行して或いは従来の色ずれ補正処理と並行して上記濃度補正処理が実行されると,濃度補正用パターン25の各色の濃度パッチ像25a〜25dが色ずれにより重ね合わさり,正確な濃度補正用パターン25が形成されず,その結果,濃度補正が適切に行われないという不具合が生じる。
そのため,この実施例では,図5のフローチャートに示すように,ステップS30において第1の色ずれ補正処理がなされた後に,ステップS41で上記濃度補正用パターン25が形成されて,該濃度補正用パターン25を上記光学センサ5cに読み取らせた後に(ステップS51のYes側),濃度補正処理が実行される(ステップS61)。
これにより,上記第1の色ずれ補正処理(ステップS30)により全ての画像形成ユニット10(10a〜10d)による色ずれが補正された後に上記濃度補正処理が実行されるため,濃度補正が適切に実行され得る。
なお,図4のフローチャートに示すように,上記光学センサ5a,5bとの間に上記光学センサ5cを併設して,上記第2の色ずれ補正処理と上記濃度補正処理とを並行させるようにすれば,補正処理に費やされる処理時間を大幅に短縮させることができる。もちろん,上記第2の色ずれ検出用パターン20を形成させた後に,上記濃度補正用パターン25を形成して上記光学センサ5a又は5bに読み取らせて,各補正処理を実行するようにしてもかまわない。この場合は,上記光学センサ5cを排除することができ,カラープリンタの構成を簡素化することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る中間転写方式のカラープリンタの画像形成部100の概略構成を示す模式断面図。 画像形成ユニット10aの概略構成を示す模式断面図。 色ずれ補正処理を実行する補正制御部30の概略構成を示すブロック図。 補正制御部30により実行される色ずれ補正処理の手順の一例を説明するフローチャート。 補正制御部30により実行される色ずれ補正処理の手順の他の例を説明するフローチャート。 補正制御部30により実行される色ずれ補正処理に用いられる色ずれ検出用パターンの一例を示す模式図。 従来の色ずれ補正処理時に中間転写ベルト上に形成される色ずれ検出用パターンの一例を示す模式図。 濃度補正用パターンを含む色ずれ検出用パターンの一例を示す模式図。
符号の説明
2…中間転写ローラ
3…中間転写ベルト(像担持体の一例)
4…二次転写ローラ
5…光学センサ(像読取手段の一例)
9a…駆動ローラ
9b,9c…従動ローラ
10…画像形成ユニット(像形成手段の一例)
11…帯電装置
12…露光装置
13…現像装置
14…クリーニング装置
15…感光体ドラム
30…補正制御部
100…画像形成部

Claims (5)

  1. 像担持体の搬送経路に沿って略一列に配設され,上記像担持体上に少なくとも3色以上の可視像を形成する複数の像形成手段と,
    上記像担持体上に形成された可視像を読み取る像読取手段と,
    上記像形成手段を制御することにより上記像担持体上に形成された上記可視像を上記像読取手段に読み取らせ,読み取られた上記可視像の位置に基づいて全ての上記像形成手段による色ずれを補正する色ずれ補正手段と,
    を備えてなる画像形成装置であって,
    上記色ずれ補正手段が,
    上記像形成手段を制御することにより2色以上且つ全色未満の上記可視像を上記像担持体上に形成させ,上記像読取手段により読み取られた上記2色以上且つ全色未満の上記可視像の位置に基づいて上記2色以上且つ全色未満の上記可視像を形成した像形成手段のずれ量を測定し,測定されたずれ量に基づいて全ての上記像形成手段による色ずれを補正する第1の色ずれ補正処理手段と,
    上記第1の色ずれ補正処理手段により補正された全ての上記像形成手段を制御することにより上記全色の可視像を上記像担持体上に形成させ,上記像読取手段により読み取られた上記全色の可視像の位置に基づいて全ての上記像形成手段のずれ量を測定し,測定されたずれ量に基づいて全ての上記像形成手段による色ずれを補正する第2の色ずれ補正処理手段と,
    を具備してなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記2色以上且つ上記全色未満の上記可視像を形成する像形成手段が,一列に配列された像形成手段のうち最前列及び最後尾に配設された像形性手段を含んでなる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記第1の色ずれ補正処理手段により補正された全ての上記像形成手段を制御することにより上記全色の基準濃度可視像からなる濃度補正用パターンを上記像担持体上に形成させ,上記像読取手段により読み取られた上記濃度補正用パターンから上記全色の基準濃度可視像ぞれぞれの濃度を検出し,検出された濃度に基づいて全ての上記像形成手段の濃度補正を行う濃度補正処理手段を更に備えてなる請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 上記第2の色ずれ補正処理手段による色ずれ補正と,上記濃度補正処理手段による濃度補正とが略並行して実行されてなる請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 像担持体の搬送経路に沿って略一列に配設され,上記像担持体上に少なくとも3色以上の可視像を形成する複数の像形成手段と,上記像担持体上に形成された可視像を読み取る像読取手段と,を備えてなる画像形成装置に適用され,上記像形成手段を制御することにより上記像担持体上に形成された上記可視像を上記像読取手段に読み取らせ,読み取られた上記可視像の位置に基づいて全ての上記像形成手段による色ずれを補正する色ずれ補正方法であって,
    上記像形成手段を制御することにより2色以上且つ全色未満の上記可視像を上記像担持体上に形成させ,上記像読取手段により読み取られた上記2色以上且つ全色未満の上記可視像の位置に基づいて上記2色以上且つ全色未満の上記可視像を形成した像形成手段のずれ量を測定し,測定されたずれ量に基づいて全ての上記像形成手段による色ずれを補正する第1の色ずれ補正処理工程と,
    上記第1の色ずれ補正処理工程により補正された全ての上記像形成手段を制御することにより上記全色の可視像を上記像担持体上に形成させ,上記像読取手段により読み取られた上記全色の可視像の位置に基づいて全ての上記像形成手段のずれ量を測定し,測定されたずれ量に基づいて全ての上記像形成手段による色ずれを補正する第2の色ずれ補正処理工程と,
    を具備してなることを特徴とする色ずれ補正方法。
JP2005176319A 2005-06-16 2005-06-16 画像形成装置,色ずれ補正方法 Expired - Fee Related JP4343149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005176319A JP4343149B2 (ja) 2005-06-16 2005-06-16 画像形成装置,色ずれ補正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005176319A JP4343149B2 (ja) 2005-06-16 2005-06-16 画像形成装置,色ずれ補正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006350007A true JP2006350007A (ja) 2006-12-28
JP4343149B2 JP4343149B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=37645940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005176319A Expired - Fee Related JP4343149B2 (ja) 2005-06-16 2005-06-16 画像形成装置,色ずれ補正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4343149B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008292920A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2010000720A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Canon Inc 画像調整方法
JP2010276708A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP2011059150A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2015203607A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 キヤノン株式会社 測定装置、画像形成装置、及び測定方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008292920A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2010000720A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Canon Inc 画像調整方法
JP2010276708A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP2011059150A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2015203607A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 キヤノン株式会社 測定装置、画像形成装置、及び測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4343149B2 (ja) 2009-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4865310B2 (ja) 補正用パターン形成方法及びカラー画像形成装置
JP4859444B2 (ja) 画像形成装置
US8508800B2 (en) Image forming apparatus and method of color misregistration correction
US7817947B2 (en) Image forming apparatus and correction method of color-misregistration in an image
JP2012063523A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びスキュー補正制御プログラム
JP2011008230A (ja) 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP5258850B2 (ja) 画像形成装置
JP5229111B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP2009230111A (ja) 画像形成装置、位置ズレ補正制御方法、及び位置ズレ補正制御プログラム
JP2007155895A (ja) カラー画像形成装置
US9442447B2 (en) Image forming apparatus, method thereof, and computer program product
JP4343149B2 (ja) 画像形成装置,色ずれ補正方法
JP4983227B2 (ja) 画像形成装置
JP2012013793A (ja) 画像形成装置、色ずれ補正方法、及び色ずれ補正制御プログラム
JP6057134B2 (ja) 画像形成装置
JP2007108283A (ja) 画像形成装置及び色ずれ補正方法
JP5423511B2 (ja) 画像形成装置
JP2009069437A (ja) カラー画像形成装置、パターン形成方法、およびプログラム
JP4339365B2 (ja) 画像形成装置
JP2000221749A (ja) 画像形成装置
JP3619332B2 (ja) 画像形成装置
JP2014021242A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2005004121A (ja) カラー画像形成装置
JP2009053307A (ja) 画像形成装置
JP6634892B2 (ja) 画像形成装置、画像濃度調整方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090708

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130717

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees