JP2006348145A - 基材レス両面粘着テープロール状体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 VOC量が少ない粘着剤層付発泡体を、容易かつ高効率に製造できる基材レス両面粘着テープロール状体を提供する。
【解決手段】 離型紙のA面上にトルエン含有量が200ppm以下であるアクリル系粘着剤を塗工、乾燥して、トルエン含有量が1ppm以下である粘着剤層を形成した後、粘着剤層が前記離型紙上のB面に接するようにロール状に巻き取ってなる基材レス両面粘着テープロール状体であって、離型紙は、A面上に粘着剤を塗工、乾燥して粘着剤層を形成したときのA面と粘着剤層との剥離力(F(離型紙A−粘着剤層))と、B面上に粘着剤を塗工、乾燥したときのB面と粘着剤層との剥離力(F(離型紙B−粘着剤層))とが、いずれも0.1〜1.0N/50mmであり、かつ、下記式(1)の関係を満たすものである基材レス両面粘着テープロール状体。0.8≦F(離型紙A−粘着剤層)/F(離型紙B−粘着剤層)≦2 (1)
【選択図】 なし
【解決手段】 離型紙のA面上にトルエン含有量が200ppm以下であるアクリル系粘着剤を塗工、乾燥して、トルエン含有量が1ppm以下である粘着剤層を形成した後、粘着剤層が前記離型紙上のB面に接するようにロール状に巻き取ってなる基材レス両面粘着テープロール状体であって、離型紙は、A面上に粘着剤を塗工、乾燥して粘着剤層を形成したときのA面と粘着剤層との剥離力(F(離型紙A−粘着剤層))と、B面上に粘着剤を塗工、乾燥したときのB面と粘着剤層との剥離力(F(離型紙B−粘着剤層))とが、いずれも0.1〜1.0N/50mmであり、かつ、下記式(1)の関係を満たすものである基材レス両面粘着テープロール状体。0.8≦F(離型紙A−粘着剤層)/F(離型紙B−粘着剤層)≦2 (1)
【選択図】 なし
Description
本発明は、人体に悪影響を及ぼすといわれるVOCの含有量が少ない粘着剤層付発泡体を、容易にかつ高効率に製造することができる基材レス両面粘着テープロール状体に関する。
建築物や車両においては、粘着剤層付発泡体を所定の場所に貼り付けることにより、高い断熱、消音、気密効果を得ている。このような粘着剤層付発泡体は、工程を容易にするために、発泡体の片面に粘着剤層を形成したものが用いられている(例えば、特許文献1、2)。このような粘着剤層付発泡体は、通常、離型紙上に粘着剤を塗布後、乾燥して粘着剤層を形成した後、該粘着剤層上に発泡体を貼り合わせることにより生産されている。
近年、シックハウス等に代表されるようなトルエン等の揮発性有機化合物(以下、VOCともいう)の問題が顕在化し、住宅内、車室内の人体に影響を与えるようなVOC又は総揮発性有機物質(TVOC)の低減、又は、粘着テープより発生する臭気の低減が課題となってきている。粘着剤の製造には、モノマーをトルエン等の溶剤中で重合することが多いが、断熱材に用いられる粘着剤にも低VOC化、特に溶剤として使用するトルエンの低減が求められている。このため、脱トルエン化、又は、エマルジョン重合により得られる粘着剤の使用等も検討されているがTVOCや臭気の低減には至っていなかった。
臭気の問題を解決する手段として、例えば特許文献3には、TVOCを低減することによる方法提案がされている。しかし、現実には粘着剤の重合ライン、粘着剤の塗布、乾燥ラインにおいて同一ライン又は別ラインでトルエンを含む溶剤混合系で生産が行われていることがあり、コンタミネーションにより粘着剤又はテープにVOC、特にトルエンが付着することが問題となることがあった。
また、トルエンを使用しないアクリル型粘着剤についても充分に乾燥してVOCを揮発させてから用いることも検討されている。しかし、上述の離型紙上に粘着剤を塗布後、乾燥して粘着剤層を形成した後、該粘着剤層上に発泡体を貼り合わせる方法においては、通常粘着剤層と発泡体とをよく接着させるために、粘着剤層が完全には乾燥しない状態で貼り合わせることが行われており、発泡体中に酢酸エチル、モノマー等が残留して臭いの原因になることがあった。また、離型紙をはがしたときに、粘着剤の一部が離型紙上に糊残りしたり、離型紙の剥離力が重いためカールが発生したり、貼り合わせ後に一部を押すことにより粘着剤の沈み混みが生じて粘着力の低下したりする等の問題があった。更に、貼り合わせ時に、ロール状体から進展したときに、それまでは室内の空気と隔離されていた粘着剤面が暴露され、トルエンが吸着してしまうこともあった。
特開平7−237274号公報、
特開平5−25441号公報
特開2004−315767号公報
本発明は、上記現状に鑑み、人体に悪影響を及ぼすといわれるVOCの含有量が少ない粘着剤層付発泡体を、容易にかつ高効率に製造することができる基材レス両面粘着テープロール状体を提供することを目的とする。
本発明は、離型紙のA面上にトルエン含有量が200ppm以下であるアクリル系粘着剤を塗工、乾燥して、トルエン含有量が1ppm以下である粘着剤層を形成した後、前記粘着剤層が前記離型紙上のB面に接するようにロール状に巻き取ってなる基材レス両面粘着テープロール状体であって、前記離型紙は、A面上に前記トルエン含有量が200ppm以下であるアクリル系粘着剤を塗工、乾燥してトルエン含有量が1ppm以下である粘着剤層を形成したときのA面と粘着剤層との剥離力(F(離型紙A−粘着剤層))と、B面上に前記トルエン含有量が200ppm以下あるアクリル系粘着剤を塗工、乾燥してトルエン含有量が1ppm以下である粘着剤層を形成したときのB面と粘着剤層との剥離力(F(離型紙B−粘着剤層))とが、いずれも0.1〜1.0N/50mmであり、かつ、下記式(1)の関係を満たすものである基材レス両面粘着テープロール状体である。
0.8≦F(離型紙A−粘着剤層)/F(離型紙B−粘着剤層)≦2 (1)
以下に本発明を詳述する。
0.8≦F(離型紙A−粘着剤層)/F(離型紙B−粘着剤層)≦2 (1)
以下に本発明を詳述する。
本発明者らは、鋭意検討の結果、予め充分にVOCを低減した粘着剤からなる基材レス両面粘着テープロール状体を用い、粘着剤の重合ライン、粘着剤の塗布、乾燥ラインとは全く切り離したラインにおいて発泡体に該基材レス両面粘着テープを貼付すれば、VOCの残留やコンタミネーションのない、充分にVOCを低減した粘着剤層付発泡体が得られることを見出した。
このようなロール状体から展開した基材レス両面粘着テープに軟弱な発泡体を貼り合わせた場合、得られた粘着剤層付発泡体から粘着剤層の一部が浮上ったり、全体がカールしてしまったり、運搬時に一部に圧力がかかってしまった場合に粘着剤が発泡体に沈み込む等、その後の作業性、品質に問題が生じる場合があった。本発明者らは、更に鋭意検討の結果、離型紙のそれぞれの面と粘着剤層間の剥離力を調整することにより、このような浮上りやカールの問題、粘着剤の沈み込みを抑制することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
このようなロール状体から展開した基材レス両面粘着テープに軟弱な発泡体を貼り合わせた場合、得られた粘着剤層付発泡体から粘着剤層の一部が浮上ったり、全体がカールしてしまったり、運搬時に一部に圧力がかかってしまった場合に粘着剤が発泡体に沈み込む等、その後の作業性、品質に問題が生じる場合があった。本発明者らは、更に鋭意検討の結果、離型紙のそれぞれの面と粘着剤層間の剥離力を調整することにより、このような浮上りやカールの問題、粘着剤の沈み込みを抑制することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の基材レス両面粘着テープロール状体は、離型紙のA面上に粘着剤層を形成した後、前記粘着剤層が上記離型上のB面に接するようにロール上に巻き取ってなるものである。
上記粘着剤層は、アクリル系粘着剤を離型紙上に塗工、乾燥して形成される。
上記アクリル系粘着剤は、トルエン含有量が200ppm以下である。200ppmを超えると、乾燥後の粘着剤層中のトルエン含有量を1ppm以下とすることが困難となる。好ましくは100ppm以下である。また、高い生産性で使用するためには50ppm以下であることがより好ましい。
上記アクリル系粘着剤は、トルエン含有量が200ppm以下である。200ppmを超えると、乾燥後の粘着剤層中のトルエン含有量を1ppm以下とすることが困難となる。好ましくは100ppm以下である。また、高い生産性で使用するためには50ppm以下であることがより好ましい。
上記アクリル系粘着剤は、固形分濃度の下限が30%、上限が70%である。30%未満であると、所定の厚さの粘着剤層を形成することができなかったり、厚さの均一な粘着剤層を形成することができなかったりする。70%を超えると、コーターを用いて厚さの均一な厚さに塗工するのが困難となる。好ましい下限は35%、好ましい上限は55%である。
上記アクリル系粘着剤を離型紙上に塗工する方法としては特に限定されず、例えば、ナイフコーター、ロールコーター、ダイコーター、グラビアコーター、スクリーン印刷等の従来公知の方法を用いることができる。
上記アクリル系粘着剤の塗工量としては特に限定されないが、好ましい下限は乾燥重量で5g/m2、好ましい上限は130g/m2である。5g/m2未満であると、充分に硬化した粘着剤層が得られないことがあり、130g/m2を超えると、乾燥に著しく時間を要し不効率である。より好ましい下限は20g/m2、より好ましい上限は80g/m2である。
また、発泡体と貼り合わせを行う場合においては、塗工量は30g/m2以上であることが好ましい。30g/m2以下であると発泡体と貼り合わせ後、著しく接着力が落ち、目的の接着力を保持することが困難となる。
また、発泡体と貼り合わせを行う場合においては、塗工量は30g/m2以上であることが好ましい。30g/m2以下であると発泡体と貼り合わせ後、著しく接着力が落ち、目的の接着力を保持することが困難となる。
上記粘着剤層は、上記アクリル系粘着剤からなる塗工層を乾燥してなるものであり、トルエン含有量の上限が1ppm(μg/g)である。1ppm以下であると、1m3の体積下で100g(例えば、1〜2m2程度)の粘着テープを使用した場合においても、厚生労働省の指針において人体に影響を与えないレベルとされるトルエン濃度100μg/m3以下を到達することができる。
上記粘着剤層の厚さとしては特に限定されないが、好ましい下限は30μm、好ましい上限は80μmである。30μm未満であると、発泡体への粘着力が不充分となることがあり、80μmを超えると、取扱い性が劣ることがある。
上記離型紙は、A面上に上記アクリル系粘着剤を塗工、乾燥してトルエン含有量が1ppm以下である粘着剤層を形成したときのA面と粘着剤層との剥離力(F(離型紙A−粘着剤層))と、B面上に上記アクリル系粘着剤を塗工、乾燥してトルエン含有量が1ppm以下である粘着剤層を形成したときのB面と粘着剤層との剥離力(F(離型紙B−粘着剤層)とが、いずれも0.1〜1.0N/50mmであり、かつ、上記式(1)の関係を満たすものである。
剥離力(F(離型紙A−粘着剤層))、剥離力(F(離型紙B−粘着剤層))が0.1N/50mm未満であると、ロール状体としたときにロール形状を維持することが困難であり、移動を行った場合に形状が変わる事がある。1.0N/50mmを超えると、ロール状体から基材レス両面粘着テープから離型紙を展開する際に不必要な張力がかかり、得られた粘着剤層付発泡体から粘着剤層の一部が浮上ったり、全体がカールしてしまったりする等の不具合が発生する。好ましい上限は0.4N/50mmである。
F(離型紙A−粘着剤層)/F(離型紙B−粘着剤層)が1未満であると、ロール状体から両面粘着テープを展開するのが困難となり、2を超えると、ロール状体から展開した両面粘着テープを発泡体上に貼り合わせ後、一定の時間をおいて充分に接着させたとしても、発泡体への接着力が弱い場合には、離型紙を剥離したときに粘着剤層の一部又は全部が離型紙上に糊残りする。
なお、本明細書において剥離力とは、離型紙上に所定の厚みに粘着剤を塗布、乾燥させた後に、固定された支持体に50mm巾の粘着テープを貼り合わせ、JIS Z 0237に準じた方法により離型紙を両面テープから剥離したときの荷重を意味する。
なお、本明細書において剥離力とは、離型紙上に所定の厚みに粘着剤を塗布、乾燥させた後に、固定された支持体に50mm巾の粘着テープを貼り合わせ、JIS Z 0237に準じた方法により離型紙を両面テープから剥離したときの荷重を意味する。
上記剥離紙としては特に限定されないが、例えば、グラシン紙、顔料塗布紙等にポリエチレン、ポリプロピレン等をラミネートした後に剥離剤を塗布したもの;ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム等の樹脂フィルムに剥離剤を塗工したもの等が挙げられる。
上記離型剤としては、例えば、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、長鎖アルキルアクリレート重合体樹脂等が挙げられる。
上記離型剤としては、例えば、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、長鎖アルキルアクリレート重合体樹脂等が挙げられる。
上記離型紙を、上述のようにA面とB面とで剥離力に差異をつける方法としては特に限定されず、シリコーン系剥離剤、フッ素系剥離剤、長鎖アルキルアクリレート重合体樹脂、を使用することができるが、アクリル系粘着剤の剥離力を0.1〜1.0N/m2とするためにはシリコーン系剥離剤が最適である。剥離力は粘着剤との組み合わせにより適宜選択される。
本発明の基材レス両面粘着テープロール状体は、上記離型紙のA面上に上記アクリル系粘着剤を塗工、乾燥して粘着剤層を形成した後、上記粘着剤層が離型紙のB面に接するようにロール状に巻き取ることにより製造することができる。
このとき空気中のトルエンが製造された基材レス両面粘着テープロール状体の粘着剤層中に移行しないように、巻き取り工程等を室内トルエン濃度が1000μg/m3以下である環境下で行うことが好ましく、また、可能な限り低濃度であることが望ましい。粘着剤面が室内空気に暴露される時間はできうる限り短時間でなければならない。
また、巻き取り時の張力は製造後、展開時に粘着剤層の浮き等が無いように適宜調節されなければならない。
このとき空気中のトルエンが製造された基材レス両面粘着テープロール状体の粘着剤層中に移行しないように、巻き取り工程等を室内トルエン濃度が1000μg/m3以下である環境下で行うことが好ましく、また、可能な限り低濃度であることが望ましい。粘着剤面が室内空気に暴露される時間はできうる限り短時間でなければならない。
また、巻き取り時の張力は製造後、展開時に粘着剤層の浮き等が無いように適宜調節されなければならない。
本発明の基材レス両面粘着テープロール状体は、上記の構成よりなることから基材レス両面粘着テープの展開性に優れ、発泡体への貼り付け作業を極めて容易に行うことができる。
また、得られた粘着剤層付発泡体は、VOCの含有量が少なく、臭い等の原因となることがない。更に、得られた粘着剤層付発泡体は、粘着剤層の一部が浮上ったり、全体がカールしてしまったり等の不具合が発生することもなく、運搬時等に圧力をかけ、粘着剤の沈み込み発生することによる粘着力の低下を低減することができる。
また、得られた粘着剤層付発泡体は、VOCの含有量が少なく、臭い等の原因となることがない。更に、得られた粘着剤層付発泡体は、粘着剤層の一部が浮上ったり、全体がカールしてしまったり等の不具合が発生することもなく、運搬時等に圧力をかけ、粘着剤の沈み込み発生することによる粘着力の低下を低減することができる。
上記発泡体としては特に限定されないが、ポリエチレン、ポリプロピレン又はポリウレタンからなるもの等が好適である。
本発明の基材レス両面粘着テープロール状体から展開した基材レス両面粘着テープと、ポリエチレン、ポリプロピレン又はポリウレタンからなる発泡体とを貼り合わせてなる粘着剤層付発泡体もまた、本発明の1つである。
本発明の基材レス両面粘着テープロール状体から展開した基材レス両面粘着テープと、ポリエチレン、ポリプロピレン又はポリウレタンからなる発泡体とを貼り合わせてなる粘着剤層付発泡体もまた、本発明の1つである。
本発明によれば、人体に悪影響を及ぼすといわれるVOCの含有量が少ない粘着剤層付発泡体を、容易にかつ高効率に製造することができる基材レス両面粘着テープロール状体を提供することができる。
以下に実施例を挙げて本発明の態様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。
(実施例1)
温度計、攪拌機、冷却管、滴下漏斗及び窒素ガス導入官を備えた反応器にて、n−ブチルアクリレート70g、2−エチルヘキシルアクリレート27g、アクリル酸3g、及び、2−ヒドロキシエチルメタクリレート0.5gからなるモノマー混合物を酢酸エチル83gに溶解し還流点で、重合開始剤としてラウロイルパーオキサイド4mmolを重合開始時〜4時間に適宜加え、アクリルモノマーを重合させた。4時間後、更に重合開始剤2mmolを4〜6時間に適宜を加え残留モノマーを低減し、冷却して、アクリルポリマー溶液を得た。
温度計、攪拌機、冷却管、滴下漏斗及び窒素ガス導入官を備えた反応器にて、n−ブチルアクリレート70g、2−エチルヘキシルアクリレート27g、アクリル酸3g、及び、2−ヒドロキシエチルメタクリレート0.5gからなるモノマー混合物を酢酸エチル83gに溶解し還流点で、重合開始剤としてラウロイルパーオキサイド4mmolを重合開始時〜4時間に適宜加え、アクリルモノマーを重合させた。4時間後、更に重合開始剤2mmolを4〜6時間に適宜を加え残留モノマーを低減し、冷却して、アクリルポリマー溶液を得た。
得られたアクリルポリマー溶液100gに対し、官能性イソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン社製:コロネートL(有効成分55%))1.0gを均一に混合して、アクリル系粘着剤を得た。
得られたアクリル系粘着剤について、GC−MS(Agilent Technologies社製;GC:6890N、MS:5973N)を用いてトルエン含量を測定したところ5ppm以下であった。
得られたアクリル系粘着剤について、GC−MS(Agilent Technologies社製;GC:6890N、MS:5973N)を用いてトルエン含量を測定したところ5ppm以下であった。
得られたアクリル系粘着剤と離型紙との剥離力をJIS Z 0237に準じた方法により測定し、A面との剥離力が0.1N/50mm、B面との剥離力が0.1N/50mであることを確認した。この離型紙上に、乾燥後の厚みが60μmになるようにアクリル系粘着剤を塗布・乾燥して、粘着剤層を形成した。その後、室内トルエン濃度が350μg/m3の雰囲気下にて、粘着剤層が離型紙のB面に接するようにロール状に巻き取ってロール状体を得た。
(実施例2)
得られたアクリル系粘着剤と離型紙との剥離力をJIS Z 0237に準じた方法により測定し、A面との剥離力が0.14N/50mm、B面との剥離力が0.1N/50mであることを確認した後、室内トルエン濃度が400μg/m3の雰囲気下にて巻き取りを行った以外は実施例1と同様の方法によりロール状体を得た。
得られたアクリル系粘着剤と離型紙との剥離力をJIS Z 0237に準じた方法により測定し、A面との剥離力が0.14N/50mm、B面との剥離力が0.1N/50mであることを確認した後、室内トルエン濃度が400μg/m3の雰囲気下にて巻き取りを行った以外は実施例1と同様の方法によりロール状体を得た。
(実施例3)
得られたアクリル系粘着剤と離型紙との剥離力をJIS Z 0237に準じた方法により測定し、A面との剥離力が0.11N/50mm、B面との剥離力が0.1N/50mであることを確認した後、室内トルエン濃度が700μg/m3の雰囲気下にて巻き取りを行った以外は実施例1と同様の方法によりロール状体を得た。
得られたアクリル系粘着剤と離型紙との剥離力をJIS Z 0237に準じた方法により測定し、A面との剥離力が0.11N/50mm、B面との剥離力が0.1N/50mであることを確認した後、室内トルエン濃度が700μg/m3の雰囲気下にて巻き取りを行った以外は実施例1と同様の方法によりロール状体を得た。
(比較例1)
実施例1と同様の方法により、トルエン含量が350ppmのアクリル系粘着剤を調製した。得られたアクリル系粘着剤と離型紙との剥離力をJIS Z 0237に準じた方法により測定し、A面との剥離力が0.11N/50mm、B面との剥離力が0.1N/50mであることを確認した後、室内トルエン濃度が900μg/m3の雰囲気下にて巻き取りを行った以外は実施例1と同様の方法によりロール状体を得た。
実施例1と同様の方法により、トルエン含量が350ppmのアクリル系粘着剤を調製した。得られたアクリル系粘着剤と離型紙との剥離力をJIS Z 0237に準じた方法により測定し、A面との剥離力が0.11N/50mm、B面との剥離力が0.1N/50mであることを確認した後、室内トルエン濃度が900μg/m3の雰囲気下にて巻き取りを行った以外は実施例1と同様の方法によりロール状体を得た。
(比較例2)
実施例1と同様の方法により、トルエン含量が400ppmのアクリル系粘着剤を調製した。得られたアクリル系粘着剤と離型紙との剥離力をJIS Z 0237に準じた方法により測定し、A面との剥離力が0.11N/50mm、B面との剥離力が0.1N/50mであることを確認した後、室内トルエン濃度が7000μg/m3の雰囲気下にて巻き取りを行った以外は実施例1と同様の方法によりロール状体を得た。
実施例1と同様の方法により、トルエン含量が400ppmのアクリル系粘着剤を調製した。得られたアクリル系粘着剤と離型紙との剥離力をJIS Z 0237に準じた方法により測定し、A面との剥離力が0.11N/50mm、B面との剥離力が0.1N/50mであることを確認した後、室内トルエン濃度が7000μg/m3の雰囲気下にて巻き取りを行った以外は実施例1と同様の方法によりロール状体を得た。
(比較例3)
実施例1と同様の方法により、トルエン含量が180ppmのアクリル系粘着剤を調製した。得られたアクリル系粘着剤と離型紙との剥離力をJIS Z 0237に準じた方法により測定し、A面との剥離力が0.75N/50mm、B面との剥離力が0.1N/50mであることを確認した後、室内トルエン濃度が650μg/m3の雰囲気下にて巻き取りを行った以外は実施例1と同様の方法によりロール状体を得た。
実施例1と同様の方法により、トルエン含量が180ppmのアクリル系粘着剤を調製した。得られたアクリル系粘着剤と離型紙との剥離力をJIS Z 0237に準じた方法により測定し、A面との剥離力が0.75N/50mm、B面との剥離力が0.1N/50mであることを確認した後、室内トルエン濃度が650μg/m3の雰囲気下にて巻き取りを行った以外は実施例1と同様の方法によりロール状体を得た。
(比較例4)
実施例1と同様の方法により、トルエン含量が190ppmのアクリル系粘着剤を調製した。得られたアクリル系粘着剤と離型紙との剥離力をJIS Z 0237に準じた方法により測定し、A面との剥離力が0.5N/50mm、B面との剥離力が1N/50mであることを確認した後、室内トルエン濃度が500μg/m3の雰囲気下にて巻き取りを行った以外は実施例1と同様の方法によりロール状体を得た。
実施例1と同様の方法により、トルエン含量が190ppmのアクリル系粘着剤を調製した。得られたアクリル系粘着剤と離型紙との剥離力をJIS Z 0237に準じた方法により測定し、A面との剥離力が0.5N/50mm、B面との剥離力が1N/50mであることを確認した後、室内トルエン濃度が500μg/m3の雰囲気下にて巻き取りを行った以外は実施例1と同様の方法によりロール状体を得た。
(評価)
実施例1〜3及び比較例1〜4で得られたロール状体について、以下の方法により評価を行った。
結果を表1に示した。
実施例1〜3及び比較例1〜4で得られたロール状体について、以下の方法により評価を行った。
結果を表1に示した。
(1)ロール状体の展開性の評価
得られたロール状体から両面粘着テープを手で展開した。そのときの様子を目視で確認し、以下の基準により展開性を評価した。
〇:問題なく展開できた
×:粘着剤の浮き、はがれ等の問題が発生した
得られたロール状体から両面粘着テープを手で展開した。そのときの様子を目視で確認し、以下の基準により展開性を評価した。
〇:問題なく展開できた
×:粘着剤の浮き、はがれ等の問題が発生した
(2)粘着剤層付発泡体の評価
得られたロール状体から展開した基材レス両面粘着テープの粘着剤層上に厚さ10mmの発泡体(ポリエーテルウレタンフォーム、密度:22kg/m3、堅さ:120N)を載せ、ローラーを用いて50%に300mm/minのスピードで圧縮することにより、粘着剤層付発泡体を得た。
得られた粘着剤層付発泡体を、23℃、65%RHの環境下で3日間放置した後、粘着剤層付発泡体を100mm×300mmの大きさに切り出し離型紙をはがして、目視にて観察し、以下の基準により評価した。
〇:離型紙をはがす前、後で比較して浮きがなかった
×:離型紙をはがす前と比較して浮きが発生した
得られたロール状体から展開した基材レス両面粘着テープの粘着剤層上に厚さ10mmの発泡体(ポリエーテルウレタンフォーム、密度:22kg/m3、堅さ:120N)を載せ、ローラーを用いて50%に300mm/minのスピードで圧縮することにより、粘着剤層付発泡体を得た。
得られた粘着剤層付発泡体を、23℃、65%RHの環境下で3日間放置した後、粘着剤層付発泡体を100mm×300mmの大きさに切り出し離型紙をはがして、目視にて観察し、以下の基準により評価した。
〇:離型紙をはがす前、後で比較して浮きがなかった
×:離型紙をはがす前と比較して浮きが発生した
(3)粘着剤層付発泡体の粘着力の評価
(2)で作製した粘着剤層付発泡体から離型紙をはがし、JIS Z 0237に準ずる方法により、粘着剤層と発泡体との粘着力を測定した。また、粘着面を上下直径50mmのローラーで4kgの圧力、300mm/minのスピードで圧縮し、粘着剤を沈み込ませたものについても、同様に粘着剤層と発泡体との粘着力を測定した。
(2)で作製した粘着剤層付発泡体から離型紙をはがし、JIS Z 0237に準ずる方法により、粘着剤層と発泡体との粘着力を測定した。また、粘着面を上下直径50mmのローラーで4kgの圧力、300mm/minのスピードで圧縮し、粘着剤を沈み込ませたものについても、同様に粘着剤層と発泡体との粘着力を測定した。
本発明によれば、人体に悪影響を及ぼすといわれるVOCの含有量が少ない粘着剤層付発泡体を、容易にかつ高効率に製造することができる基材レス両面粘着テープロール状体を提供することができる。
Claims (2)
- 離型紙のA面上にトルエン含有量が200ppm以下であるアクリル系粘着剤を塗工、乾燥して、トルエン含有量が1ppm以下である粘着剤層を形成した後、前記粘着剤層が前記離型紙上のB面に接するようにロール状に巻き取ってなる基材レス両面粘着テープロール状体であって、
前記離型紙は、A面上に前記トルエン含有量が200ppm以下であるアクリル系粘着剤を塗工、乾燥してトルエン含有量が1ppm以下である粘着剤層を形成したときのA面と粘着剤層との剥離力(F(離型紙A−粘着剤層))と、B面上に前記トルエン含有量が200ppm以下あるアクリル系粘着剤を塗工、乾燥してトルエン含有量が1ppm以下である粘着剤層を形成したときのB面と粘着剤層との剥離力(F(離型紙B−粘着剤層))とが、いずれも0.1〜1.0N/50mmであり、かつ、下記式(1)の関係を満たすものである
ことを特徴とする基材レス両面粘着テープロール状体。
0.8≦F(離型紙A−粘着剤層)/F(離型紙B−粘着剤層)≦2 (1) - 請求項1記載の基材レス両面粘着テープロール状体から展開した基材レス両面粘着テープと、ポリエチレン、ポリプロピレン又はポリウレタンからなる発泡体とを貼り合わせてなることを特徴とする粘着剤層付発泡体。
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