JP2006347593A - 紙及び合成樹脂からなる複合容器及びその製造方法 - Google Patents

紙及び合成樹脂からなる複合容器及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、複合容器の製造工程だけで口部周縁部が鋭利になることを解消し、かつ、この口部周縁部の端縁から液体が染み込むのを防止した複合容器及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明に係る複合容器1は、有底筒状の紙製容器2の内面から口部周縁部2aにかけて内容器3を形成する合成樹脂フィルムにて被覆されると共に、該内容器3を形成する合成樹脂フィルムにて口部周縁部2aにおける端縁を覆い包むように構成したものであり、この構成により、複合容器1の口部周縁部が鋭利になることを解消でき、かつ、口部周縁部の端縁が露出しないので、この口部周縁部の端縁から液体が吸収されるのを防止できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、主として菓子等の食品を充填するための紙と合成樹脂とからなる複合容器(以下、単に「複合容器」という。)及びその製造方法に関する。
近年、包装容器の分野においては、廃棄物処理の問題により合成樹脂の使用が制限され、そのため、合成樹脂シートに代えて紙が使用されるようになってきている。しかし、紙だけでは耐水性及び耐油性に乏しいために、何らかの工夫を施す必要があった。
その解決例として、従来より、図30に示すように、口部周縁部101aにフランジ101bを有する有底筒状の紙製容器101を、吸気穴102aを有する金型102に挿入し、図31に示すように紙製容器101の上方に、加熱により軟化した合成樹脂フィルム103を導き、金型の吸気穴102aから空気と共に軟化した合成樹脂フィルム103を紙製容器101の内面側に吸引して、図32に示すように紙製容器101の内面に密着固化させ(いわゆる真空成形)、その後、図33に示すように紙製容器101を金型102から取り出し、図34及び図35に示すように合成樹脂フィルム103のばり103aを切除して製造された複合容器100が知られている。この複合容器100は、その内面が合成樹脂フィルム103で被覆されているため、耐水性及び耐油性に優れている。また、前記の廃棄物処理の問題から、この複合容器100は、その製造に使用される合成樹脂フィルム103の量をできるだけ少なくする必要があり、そのためこの複合容器100は、その内面の合成樹脂フィルム103をできるだけ薄くし、紙製容器101に厚い紙を使用して保形性を確保するようにしたものである。
しかしながら、上記従来の製造方法においては、紙製容器101はその底部101cが金型102の底部102bに達したときに、紙製容器101のフランジ101bが金型102の上面部102cに当接するように設計されているため、複合容器100は、その口部周縁部101aのばり103aを切除することにより、口部周縁部101aの端縁101dが鋭利になると共に、この口部周縁部101aの端縁101dすなわち合成樹脂フィルム103と紙の切断面との接合部が露出して、その端縁101dにおける合成樹脂フィルム103と紙の切断面との隙間から液体が染み込んでしまうので、耐水性が十分でないという欠点があった。
ちなみに紙に対する液体の吸収速度は、紙の表裏面よりもむしろ切断面の方が速いことが知られている。すなわち、紙の表裏に液体が付着しても、短時間であれば紙の内部には液体が染み込んでいないか、染み込んでいたとしても僅かである。しかし、紙の切断面に液体が付着すると液体は紙の内部に急速に吸収される。
そこで上記の欠点を改善するために、口部周縁部をカールさせるなどの工夫がなされているが、その場合、複合容器の製造工程以外に口部周縁部の加工工程を経なければならず、生産効率が悪く、また、コスト高の原因にもなっていた。
そこで、本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、複合容器の製造工程のみで口部周縁部が鋭利にならず、かつ、この口部周縁部の端縁から液体が染み込まない複合容器及びその製造方法を発明した。
本発明に係る複合容器は、有底筒状の紙製容器を、その内面から口部周縁部にかけて合成樹脂フィルムにて被覆すると共に、該合成樹脂フィルムが該紙製容器の口部周縁部における端縁を覆うように構成したものである。なお、前記紙製容器が、その口部周縁部にフランジを有する構成としてもよく、また、紙製容器を被覆する合成樹脂フィルムが、前記紙製容器の内面側底部において、紙製容器の底面から離隔した湾曲底面をなすように構成してもよい。
このように構成したことにより、複合容器の口部周縁部が鋭利にならず、かつ、口部周縁部の端縁が露出しない。
また、本発明に係る複合容器における紙製容器が、その外面に合成樹脂フィルムを貼り合わせてなる構成としてもよい。
このように構成すると、複合容器は、その外面及び内面の全てが合成樹脂フィルムで被覆されることになるので、完全な耐水性を備えるなどの合成樹脂製容器と同様の機能を備え、また、紙製容器を構成する紙製部分が複合容器の強度を補完するように構成し、外面及び内面を被覆する合成樹脂フィルムをその用途及び機能を果たし得る最小限のいわゆる「薄皮一枚の厚み」とすれば、合成樹脂の使用量を極力おさえることにより環境問題対応製品としての利点を最大限に活かせる準紙製容器として使用することができる。
さらに、本発明に係る複合容器における紙製容器として、複数並列状に連結してなるものを使用してもよい。
また、本発明に係る複合容器の製造方法は、金型に、有底筒状の紙製容器を、その口部周縁部が該金型からはみ出すように挿入し、該紙製容器の上方に、加熱により軟化した合成樹脂フィルムを導き、該合成樹脂フィルムを紙製容器の内面側に引き寄せて固化することにより、有底筒状の紙製容器を、その内面から口部周縁部にかけて合成樹脂フィルムにて被覆すると共に、該合成樹脂フィルムが該紙製容器の口部周縁部における端縁を覆うように構成する製造方法である。なお、前記紙製容器が、その口部周縁部にフランジを有するように構成する製造方法であってもよく、また、加熱により軟化した合成樹脂フィルムを弱く引き寄せることにより、該合成樹脂フィルムが、紙製容器の内面側底部において、紙製容器の底面から離隔した湾曲底面をなすように構成する製造方法であってもよい。
上記の製造方法によれば、複合容器の口部周縁部が鋭利にならず、その端縁が露出しない複合容器が製造できる。
また、本発明に係る複合容器の製造方法における紙製容器が、その外面に合成樹脂フィルムを貼り合わせてなる構成としてもよい。
このように構成すると、複合容器は、その外面及び内面の全てが合成樹脂フィルムで被覆されることになるので、完全な耐水性を備えるなどの合成樹脂製容器と同様の機能を備え、かつ、紙製容器を構成する紙製部分が複合容器の強度を補完するように構成し、外面及び内面を被覆する合成樹脂フィルムをその用途及び機能を果たし得る最小限のいわゆる「薄皮一枚の厚み」とすれば、合成樹脂の使用量を極力おさえることにより環境問題対応製品としての利点を最大限に活かせる準紙製容器を製造することが可能となる。
さらに、本発明に係る複合容器の製造方法における紙製容器が、複数並列状に連結してなるものを使用して製造してもよい。
本発明に係る複合容器は、有底筒状の紙製容器の内面から口部周縁部にかけて合成樹脂フィルムにて被覆すると共に、該合成樹脂フィルムにて口部周縁部における端縁を覆うように構成したことにより、複合容器の口部周縁部が鋭利になることを解消し、かつ、口部周縁部の端縁が露出しないので、この口部周縁部の端縁から液体が吸収されるのを防止できる。
また、本発明に係る複合容器を、有底筒状の紙製容器において、その外面に合成樹脂フィルムを貼り合わせ、内面から口部周縁部にかけて合成樹脂フィルムにて被覆すると共に、該合成樹脂フィルムにて口部周縁部における端縁を覆うように構成したことにより、合成樹脂製容器と同様の機能を備え、かつ、環境問題対応製品としての利点を最大限に活かせる準紙製容器として使用することができる。
また、本発明に係る複合容器の製造方法は、金型に、有底筒状の紙製容器を、その口部周縁部が該金型からはみ出すように挿入し、該紙製容器の上方に、加熱により軟化した合成樹脂フィルムを導き、該合成樹脂フィルムを紙製容器の内面側に吸引して固化することにより、有底筒状の紙製容器を、その内面から口部周縁部にかけて薄膜合成樹脂フィルムにて被覆すると共に該薄膜合成樹脂フィルムが口部周縁部における端縁を覆うように構成する製造方法であるから、口部周縁部の端縁が露出しない複合容器が得られ、したがって、複合容器の口部周縁部が鋭利になることが解消され、かつ、この口部周縁部の端縁から液体が吸収されるのを防止できる。
以下、本発明に係る複合容器の好適な実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は、第1の実施例を示し、図1は紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合する状態を示す断面図、図2は紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合密着させた状態を示す断面図、図3は複合容器の部分拡大図付き一部切欠斜視図である。
各図において、1は複合容器、2は紙製容器、3は合成樹脂フィルム製の内容器を示す。図1に示すように、紙製容器2は、円筒状で上部が開口し、底部が閉塞してなる有底筒状の容器である。内容器3は、前記紙製容器2の内部に密着できる形状に設計されており、内容器口部周縁部3aは紙製容器口部周縁部2aを覆うように折り返し部3bが形成されている。
そして、図2に示すように、上記紙製容器2に対し、例えば吸引法等により紙製容器2の内面に内容器3が密着するように嵌合させ、その際、加熱することにより、内容器口部周縁部3aに形成された折り返し部3bが、紙製容器口部周縁部2aを覆うように密着するので、紙製容器2が内容器3を形成する合成樹脂フィルムで被覆されることになる。
このように本実施例に係る複合容器1は、有底筒状の紙製容器2の内面から紙製容器口部周縁部2aにかけて合成樹脂フィルムにて被覆されると共に、図3に示すように、該合成樹脂フィルムにて紙製容器口部周縁部2aにおける端縁を覆い包むように構成される。
したがって、本実施例に係る複合容器1を上記のように構成したことにより、複合容器1の口部周縁部が鋭利になることが解消され、かつ、紙製容器口部周縁部の端縁が露出しない利点がある。
なお、本実施例においては、単体の紙製容器2を例示したが、複数並列状に連結したものを使用し、内容器を形成する合成樹脂フィルムで被覆するようにしてもよい。
[実施例1の変更例]
図4は紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合する状態を示す断面図である。
各図において、1’は複合容器、2’は紙製容器、3’は合成樹脂フィルム製の内容器を示す。図4に示すように、紙製容器2’は、円筒状で上部が開口し、底部が閉塞してなる有底筒状の容器である。内容器3’は、前記紙製容器2’の内部に密着できる形状に設計されており、内容器口部周縁部3a’は紙製容器口部周縁部2a’を覆うようにフランジ部3b’が形成されている。
そして、上記紙製容器2’に対し、例えば吸引法等により紙製容器2’の内面に内容器3’が密着するように嵌合させ、その際、加熱することにより、内容器口部周縁部3a’に形成されたフランジ部3b’が紙製容器口部周縁部2a’を覆うように密着する。フランジ部3b’が紙製容器口部周縁部2a’からはみ出る部分は、図3に示すのと同様に、紙製容器口部周縁部2a’の外側に垂下して紙製容器口部周縁部2a’を覆い包む構成となる。このようにして紙製容器2’は、内容器3’を形成する合成樹脂フィルムで被覆されることになる。
したがって、本変更例に係る複合容器1’においても、その口部周縁部が鋭利になることを解消でき、かつ、口部周縁部の端縁が露出しない利点がある。
なお、本変更例においては、単体の紙製容器2’を例示したが、複数並列状に連結したものを使用し、内容器を形成する合成樹脂フィルムで被覆するようにしてもよい。
以上のように本実施例に係る複合容器1,1’は、その強度については紙製容器が補完するように構成し、内容器3,3’を構成する合成樹脂フィルムの厚みをその用途及び機能を果たし得る最小限のいわゆる「薄皮一枚の厚み」とすることが可能であり、これにより合成樹脂の使用量を極力おさえることにより環境問題対応製品としての利点を最大限に活かせる準紙製容器が製造できる。
図5〜図7は、第2の実施例を示し、図5は紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合する状態を示す断面図、図6は紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合密着させた状態を示す断面図、図7は複合容器の部分拡大図付き一部切欠斜視図である。
各図において、5は複合容器、6は紙製容器、7は合成樹脂フィルム製の内容器を示す。紙製容器6は、円筒状で上部が開口し、その口部周縁部6aにフランジ6bを有し、底部が閉塞してなる有底筒状の容器である。内容器7は、前記紙製容器6の内部に密着できる形状に設計されており、内容器口部周縁部7aは紙製容器口部周縁部6a及びフランジ6bを覆うように折り返し部7bが形成されている。
上記紙製容器6に対し、例えば吸引法等により紙製容器6の内面に内容器7が密着するように嵌合させ、その際、加熱することにより、内容器口部周縁部7aに形成された折り返し部7bが、紙製容器口部周縁部6aをフランジ6bと共に覆うように密着するので、紙製容器6が内容器7を形成する合成樹脂フィルムで被覆されることになる。
このように本実施例に係る複合容器5は、有底筒状の紙製容器6の内面から口部周縁部6aにかけて合成樹脂フィルムにて被覆すると共に、該合成樹脂フィルムにて口部周縁部6aにおける端縁を覆い包むように構成される。
したがって、本実施例に係る複合容器5を上記のように構成したことにより、複合容器5の口部周縁部が鋭利になることを解消でき、かつ、口部周縁部の端縁が露出しない利点がある。
なお、本実施例においては、単体の紙製容器6を例示したが、複数並列状に連結したものを使用し、内容器を形成する合成樹脂フィルムで被覆するようにしてもよい。
図8及び図9は第3の実施例を示し、図8は外面に合成樹脂フィルムを貼り合わせた紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合する状態を示す断面図、図9は外面に合成樹脂フィルムを貼り合わせた紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合密着させた状態を示す断面図である。
各図において、8は複合容器、9は紙製容器、9’は合成樹脂フィルム製の内容器を示す。紙製容器9は、円筒状で上部が開口し、底部が閉塞してなる有底筒状の容器であって、紙製部分9Bの外面全体に合成樹脂フィルム9Aが貼り合わされている。内容器9’は、前記紙製容器9の内部に密着できる形状に設計されており、内容器口部周縁部9a’は紙製容器口部周縁部9aを覆うようにフランジ部9b’が形成されている。
上記紙製容器9に対し、例えば吸引法等により紙製容器9の内面に内容器9’が密着するように嵌合させ、その際、加熱することにより、内容器口部周縁部9a’に形成されたフランジ部9b’が、紙製容器口部周縁部9aを覆うように密着するので、紙製容器9の内面から口部周縁部9aにかけて内容器9’を形成する合成樹脂フィルムで被覆されることになる。
このように本実施例に係る複合容器8は、有底筒状の紙製容器9の内面から口部周縁部9aにかけて合成樹脂フィルムにて被覆し、該合成樹脂フィルムにて口部周縁部9aにおける端縁を覆い包むように構成される結果、内容器9’と合成樹脂フィルム9Aとにより紙製部分9Bの外面及び内面がすべて合成樹脂フィルムで被覆されることになる。
したがって、本実施例に係る複合容器8を上記のように構成したことにより、複合容器8の口部周縁部が鋭利になることを解消でき、かつ、口部周縁部の端縁が露出しない利点がある。
また、このように構成したことにより、紙製容器9を構成する紙製部分9Bが、その外面を合成樹脂フィルム9Aで被覆され、内面が、その口部周縁部9aを含め外面の合成樹脂フィルム9Aと一部重なり合って、内容器9’を構成する合成樹脂フィルムにて被覆されることになるので、紙製部分9Bの全表面が外部に露出しない状態となり、完全な耐水性を備えるなどの合成樹脂製容器が有する機能と同様の機能を備え、かつ、容器の強度は内部の紙製容器9における紙製部分9Bが補完することになる。したがって、外面及び内面を被覆する合成樹脂フィルムをその用途及び機能を果たし得る最小限のいわゆる「薄皮一枚の厚み」とすれば、合成樹脂の使用量を極力おさえることにより環境問題対応製品としての利点を最大限に活かせる準紙製容器として使用することができる。
なお、本実施例においては、単体の紙製容器9を例示したが、複数並列状に連結したものを使用し、内容器を形成する合成樹脂フィルムで被覆するようにしてもよい。
図10〜図15は第4の実施例を示し、図10は金型に紙製容器を挿入する状態を示す断面図、図11は金型に挿入した紙製容器の上方に合成樹脂フィルムを導いた状態を示す断面図、図12は紙製容器に合成樹脂フィルムが密着した状態を示す断面図、図13は図12の状態において金型から取り出した容器の断面図、図14は図13の容器のばりを切除した状態を示す断面図、図15は複合容器の部分拡大図付き一部切欠斜視図である。
各図において、10は複合容器、11は紙製容器、12は金型、13は合成樹脂フィルムをそれぞれ示す。紙製容器11は、円筒状で上部が開口し、底部が閉塞してなる有底筒状の容器である。金型12は、前記紙製容器11を挿入するものであって、その底部に吸気穴12aを有し、前記紙製容器11が適合する凹部12bが形成されており、その深さは紙製容器11の高さよりやや短く設計されている。そのため、紙製容器11を挿入したときに図11に示すように紙製容器11の上部11aがはみ出すようになっている。
そして、図11に示すように紙製容器11の上方に加熱により軟化した合成樹脂フィルム13を導き、不図示の吸引装置により金型底部の吸気穴12aから吸引する。そうすると、図12に示すように合成樹脂フィルム13はその吸引力により紙製容器11の底面を含む内面から口部周縁部11bにかけて密着すると共に、金型12からはみ出た紙製容器の上部11aの外面11cにも内面から連続して合成樹脂フィルム13が密着することになる。したがって、紙製容器11の口部周縁部11bにおける端縁11dが合成樹脂フィルム13で覆い包まれることとなる。なお、本実施例においては、底部に吸気穴12aを設けた金型12を使用しているが、必ずしも、金型の底部に吸気穴を設ける必要はなく、真空状態にすることが可能な空間内において、金型に紙製容器を挿入し、その上方に加熱により軟化した合成樹脂フィルムを導いた状態で該空間を真空状態にすると、紙製容器と合成樹脂フィルムとの間の空気が抜け出して、図12に示すのと同様に合成樹脂フィルムは、紙製容器の底面を含む内面から口部周縁部にかけて密着し、金型からはみ出た紙製容器の上部の外面にも連続して密着することになる。
その後、合成樹脂フィルム13で被覆された紙製容器11は金型12から分離されて図13に示す状態となり、紙製容器の周囲のばり13a、すなわち紙製容器11の周囲に残存する合成樹脂フィルムの余部を切除すると図14及び図15に示す複合容器10が完成する。
上記のように複合容器10を製造すれば、有底筒状の紙製容器11は、その内面から口部周縁部11bにかけて合成樹脂フィルム13にて被覆され、かつ、該合成樹脂フィルム13にて口部周縁部11bにおける端縁11dを覆い包む構成となるので、口部周縁部11bが鋭利にならず、かつ、この口部周縁部11bの端縁11dから液体が吸収されるのを防止できる。また、合成樹脂フィルム13により紙製容器11の口部周縁部11bが挟まれる状態となるので、本実施例における複合容器10は合成樹脂フィルム13が紙製容器11から容易に離脱しない利点がある。
なお、本実施例においては、単体の紙製容器11を例示したが、複数並列状に連結したものを使用し、その内面を合成樹脂フィルムで被覆するようにしてもよい。
図16〜図21は第5の実施例を示し、図16は金型に紙製容器を挿入する状態を示す断面図、図17は金型に挿入した紙製容器の上方に合成樹脂フィルムを導いた状態を示す断面図、図18は紙製容器に合成樹脂フィルムが密着した状態を示す断面図、図19は図18の状態において金型から取り出した容器の断面図、図20は図19の容器のばりを切除した状態を示す断面図、図21は複合容器の部分拡大図付き一部切欠斜視図である。
各図において、20は複合容器、21は紙製容器、22は金型、23は合成樹脂フィルムをそれぞれ示す。紙製容器21は、円筒状で上部が開口すると共にその周囲にフランジ21aが形成されており、底部が閉塞してなる有底筒状の容器である。金型22は、前記紙製容器21を挿入するものであって、その底部に吸気穴22aを有し、前記紙製容器21が適合する凹部22bが形成されており、その深さは紙製容器21の高さよりやや短く設計されている。そのため、紙製容器21を挿入したときに、図17に示すように紙製容器21の上部21cがはみ出して、フランジ21aと金型22の上面22cとの間に隙間aができるようになっている。
そして、図17に示すように紙製容器21の上方に加熱により軟化した合成樹脂フィルム23を導き、不図示の吸引装置により金型底部の吸気穴22aから吸引する。そうすると、図18に示すように合成樹脂フィルム23はその吸引力により紙製容器21の底面を含む内面から口部周縁部21bにかけて密着すると共に、金型22からはみ出た紙製容器の上部21cに形成されているフランジ21aの上面から下面にかけて隙間aを埋めるように内面から連続して合成樹脂フィルム23が密着することになる。したがって、紙製容器21の口部周縁部21bにおける端縁21dが合成樹脂フィルム23で覆い包まれることとなる。
その後、合成樹脂フィルム23で被覆された紙製容器21は金型22から分離されて図19に示す状態となり、紙製容器の周囲のばり23a、すなわち紙製容器21の周囲に残存する合成樹脂フィルムの余部を切除すると図20及び図21に示す複合容器20が完成する。
上記のように複合容器20を製造すれば、有底筒状の紙製容器21は、その内面から口部周縁部21bにかけて合成樹脂フィルム23にて被覆され、かつ、該合成樹脂フィルム23にて口部周縁部21bにおける端縁21dを覆い包む構成となるので、口部周縁部21bが鋭利にならず、かつ、この口部周縁部21bの端縁21dから液体が吸収されるのを防止できる。また、合成樹脂フィルム23により紙製容器21の口部周縁部21bのフランジ21aが挟まれる状態となるので、本実施例における複合容器20は合成樹脂フィルム23が紙製容器21から容易に離脱しない利点がある。
なお、本実施例においては、単体の紙製容器21を例示したが、複数並列状に連結したものを使用し、その内面を合成樹脂フィルムで被覆するようにしてもよい。
図22〜図27は第6の実施例を示し、図22は金型に紙製容器を挿入する状態を示す断面図、図23は金型に挿入した紙製容器の上方に合成樹脂フィルムを導いた状態を示す断面図、図24は紙製容器に合成樹脂フィルムが密着した状態を示す断面図、図25は図24の状態において金型から取り出した容器の断面図、図26は図25の容器のばりを切除した状態を示す断面図、図27は部分拡大図付き複合容器の一部切欠斜視図である。
各図において、30は複合容器、31は紙製容器、32は金型、33は合成樹脂フィルムをそれぞれ示す。紙製容器31は、円筒状で上部が開口し、底部が閉塞してなる有底筒状の容器である。金型32は、前記紙製容器31を挿入するものであって、その底部に吸気穴32aを有し、前記紙製容器31が適合する凹部32bが形成されており、その深さは紙製容器31の高さよりやや短く設計されている。そのため、紙製容器31を挿入したときに図23に示すように紙製容器31の上部31aがはみ出すようになっている。
そして、図24に示すように紙製容器31の上方に加熱により軟化した合成樹脂フィルム33を導き、不図示の吸引装置により金型底部の吸気穴32aからやや弱い目に吸引する。そうすると、図24に示すように合成樹脂フィルム33はその吸引力により紙製容器31の底面に達せずにやや浮いた位置で湾曲して底面33bを形成し、紙製容器31の内面上部から口部周縁部31bにかけて密着すると共に、金型32からはみ出た紙製容器の上部31aの外面31cにも内面から連続して合成樹脂フィルム33が密着することになる。したがって、紙製容器31の口部周縁部31bにおける端縁31dが合成樹脂フィルム33で覆い包まれることとなる。
その後、合成樹脂フィルム33で被覆された紙製容器31は金型32から分離されて図25に示す状態となり、紙製容器の周囲のばり33a、すなわち紙製容器31の周囲に残存する合成樹脂フィルムの余部を切除すると図26及び図27に示す複合容器30が完成する。
上記のように複合容器30を製造すれば、有底筒状の紙製容器31は、その内面から口部周縁部31bにかけて合成樹脂フィルム33にて被覆され、かつ、該合成樹脂フィルム33にて口部周縁部31bにおける端縁31dを覆い包む構成となるので、口部周縁部31bが鋭利にならず、かつ、この口部周縁部31bの端縁31dから液体が吸収されるのを防止できる。また、合成樹脂フィルム33により紙製容器31の口部周縁部31bが挟まれる状態となるので、本実施例における複合容器30は合成樹脂フィルム33が紙製容器31から容易に離脱しない利点がある。さらに本実施例の複合容器30は、紙製容器31の内部に密着する合成樹脂フィルム33が湾曲した底面33bを形成し、隅部が形成されないので、当該容器に収容した内容物、特にゼリー状の菓子などは残すことなく完全にすくい取ることができる利点がある。
なお、本実施例においては、単体の紙製容器31を例示したが、複数並列状に連結したものを使用し、その内面を合成樹脂フィルムで被覆するようにしてもよい。
[実施例4の変更例1]
図28は実施例4の変更例1を示し、実施例4における複合容器10を製造する際に切除するばり13aを少し残して円形のフランジ43を形成した複合容器40である。このように構成するとフランジ43は、複合容器40に蓋を被せる場合のストッパとなる利点がある。
[実施例4の変更例2]
図29は実施例4の変更例2を示し、実施例4における複合容器10における紙製容器11の上端を波状に切断した口部51を有する紙製容器51を使用して実施例4と同様の製造方法で製造した複合容器50である。
本発明の実施例1に係る複合容器であって、紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合する状態を示す断面図である。 本発明の実施例1に係る複合容器であって、紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合密着させた状態を示す断面図である。 本発明の実施例1に係る複合容器であって、複合容器の部分拡大図付き一部切欠斜視図である。 本発明に係る実施例1の変更例であって、紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合する状態を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る複合容器であって、紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合する状態を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る複合容器であって、紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合密着させた状態を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る複合容器であって、複合容器の部分拡大図付き一部切欠斜視図である。 本発明の実施例3に係る複合容器であって、外面に合成樹脂フィルムを貼り合わせた紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合する状態を示す断面図である。 本発明の実施例3に係る複合容器であって、外面に合成樹脂フィルムを貼り合わせた紙製容器に合成樹脂フィルム製の内容器を嵌合密着させた状態を示す断面図である。 本発明の実施例4に係る複合容器であって、金型に紙製容器を挿入する状態を示す断面図である。 本発明の実施例4に係る複合容器であって、金型に挿入した紙製容器の上方に合成樹脂フィルムを導いた状態を示す断面図である。 本発明の実施例4に係る複合容器であって、紙製容器に合成樹脂フィルムが密着した状態を示す断面図である。 本発明の実施例4に係る複合容器であって、図12の状態において金型から取り出した容器の断面図である。 本発明の実施例4に係る複合容器であって、図13の容器のばりを切除した状態を示す断面図である。 本発明の実施例4に係る複合容器であって、複合容器の部分拡大図付き一部切欠斜視図である。 本発明の実施例5に係る複合容器であって、金型に紙製容器を挿入する状態を示す断面図である。 本発明の実施例5に係る複合容器であって、金型に挿入した紙製容器の上方に合成樹脂フィルムを導いた状態を示す断面図である。 本発明の実施例5に係る複合容器であって、紙製容器に合成樹脂フィルムが密着した状態を示す断面図である。 本発明の実施例5に係る複合容器であって、図18の状態において金型から取り出した容器の断面図である。 本発明の実施例5に係る複合容器であって、図19の容器のばりを切除した状態を示す断面図である。 本発明の実施例5に係る複合容器であって、複合容器の部分拡大図付き一部切欠斜視図である。 本発明の実施例6に係る複合容器であって、金型に紙製容器を挿入する状態を示す断面図である。 本発明の実施例6に係る複合容器であって、金型に挿入した紙製容器の上方に合成樹脂フィルムを導いた状態を示す断面図である。 本発明の実施例6に係る複合容器であって、紙製容器に合成樹脂フィルムが密着した状態を示す断面図である。 本発明の実施例6に係る複合容器であって、図24の状態において金型から取り出した容器の断面図である。 本発明の実施例6に係る複合容器であって、図25の容器のばりを切除した状態を示す断面図である。 本発明の実施例6に係る複合容器であって、複合容器の部分拡大図付き一部切欠斜視図である。 本発明の実施例4の変更例1に係る複合容器であって、複合容器の部分拡大図付き一部切欠斜視図である。 本発明の実施例4の変更例2に係る複合容器であって、複合容器の一部切欠斜視図である。 従来例を示す複合容器であって、金型に紙製容器を挿入する状態を示す断面図である。 従来例を示す複合容器であって、金型に挿入した紙製容器の上方に合成樹脂フィルムを導いた状態を示す断面図である。 従来例を示す複合容器であって、紙製容器に合成樹脂フィルムが密着した状態を示す断面図である。 従来例を示す複合容器であって、図32の状態において金型から取り出した容器の断面図である。 従来例を示す複合容器であって、図33の容器のばりを切除した状態を示す部分拡大図付き断面図である。 従来例を示す複合容器であって、複合容器の部分拡大図付き一部切欠斜視図である。
符号の説明
1・・・・複合容器
2・・・・紙製容器
2a・・・紙製容器の口部周縁部
3・・・・合成樹脂フィルム製の内容器
3a・・・内容器の口部周縁部
3b・・・折り返し部
1’・・・複合容器
2’・・・紙製容器
2a’・・紙製容器の口部周縁部
3’・・・合成樹脂フィルム製の内容器
3a’・・内容器の口部周縁部
3b’・・フランジ部
5・・・・複合容器
6・・・・紙製容器
6a・・・紙製容器の口部周縁部
6b・・・フランジ
7・・・・合成樹脂フィルム製の内容器
7a・・・内容器の口部周縁部
7b・・・折り返し部
8・・・・複合容器
9・・・・紙製容器
9’・・・合成樹脂フィルム製の内容器
9A・・・合成樹脂フィルム
9B・・・紙製部分
9a・・・紙製容器の口部周縁部
9a’・・内容器の口部周縁部
9b’・・フランジ
10・・・・複合容器
11・・・・紙製容器
11a・・・紙製容器の上部
11b・・・紙製容器の口部周縁部
11c・・・紙製容器の上部の外面
11d・・・紙製容器の端縁
12・・・・金型
12a・・・金型の吸気穴
12b・・・金型の凹部
13・・・・合成樹脂フィルム
13a・・・合成樹脂のばり
20・・・・複合容器
21・・・・紙製容器
21a・・・紙製容器のフランジ
21b・・・紙製容器の口部周縁部
21c・・・紙製容器の上部
21d・・・紙製容器の端縁
22・・・・金型
22a・・・金型の吸気穴
22b・・・金型の凹部
22c・・・金型の上面
23・・・・合成樹脂フィルム
23a・・・合成樹脂のばり
a・・・・・金型の上面と紙製フランジとの隙間
30・・・・複合容器
31・・・・紙製容器
31a・・・紙製容器の上部
31b・・・紙製容器の口部周縁部
31c・・・紙製容器の上部の外面
31d・・・紙製容器の端縁
32・・・・金型
32a・・・金型の吸気穴
32b・・・金型の凹部
33・・・・合成樹脂フィルム
33a・・・合成樹脂のばり
33b・・・合成樹脂フィルムの底面
40・・・・複合容器
43・・・・円形フランジ
50・・・・複合容器
51・・・・波状口部

Claims (10)

  1. 有底筒状の紙製容器を、その内面から口部周縁部にかけて合成樹脂フィルムにて被覆すると共に、該合成樹脂フィルムが該紙製容器の口部周縁部における端縁を覆うように構成したことを特徴とする紙及び合成樹脂からなる複合容器。
  2. 紙製容器が、その口部周縁部にフランジを有することを特徴とする請求項1に記載の紙及び合成樹脂からなる複合容器。
  3. 紙製容器を被覆する合成樹脂フィルムが、紙製容器の内面側底部において、紙製容器の底面から離隔した湾曲底面をなすように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の紙及び合成樹脂からなる複合容器。
  4. 紙製容器が、その外面に合成樹脂フィルムを貼り合わせなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の紙及び合成樹脂からなる複合容器。
  5. 紙製容器が、複数並列状に連結してなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の紙及び合成樹脂からなる複合容器。
  6. 金型に、有底筒状の紙製容器を、その口部周縁部が該金型からはみ出すように挿入し、該紙製容器の上方に、加熱により軟化した合成樹脂フィルムを導き、該合成樹脂フィルムを紙製容器の内面側に引き寄せて固化することにより、有底筒状の紙製容器を、その内面から口部周縁部にかけて合成樹脂フィルムにて被覆すると共に、該合成樹脂フィルムが該紙製容器の口部周縁部における端縁を覆うように構成したことを特徴とする紙及び合成樹脂からなる複合容器の製造方法。
  7. 紙製容器が、その口部周縁部にフランジを有することを特徴する請求項6に記載の紙及び合成樹脂からなる複合容器の製造方法。
  8. 加熱により軟化した合成樹脂フィルムを弱く引き寄せることにより、該合成樹脂フィルムが、紙製容器の内面側底部において、紙製容器の底面から離隔した湾曲底面をなすように構成したことを特徴とする請求項6又は7に記載の紙及び合成樹脂からなる複合容器の製造方法。
  9. 紙製容器が、その外面に合成樹脂フィルムを貼り合わせなることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の紙及び合成樹脂からなる複合容器の製造方法。
  10. 紙製容器が、複数並列状に連結してなることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の紙及び合成樹脂からなる複合容器の製造方法。
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