JP2006335324A - 作業車輌 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、車体のキャブフロア前方にパーキングブレーキペダルを設けた作業車輌のパーキングブレーキ装置に関し、その目的は、車体のキャブフロアに十分な足元スペースを確保することの可能な、作業車輌のパーキングブレーキ装置を提供することにある。
【解決手段】 本発明に関わる作業車輌のパーキングブレーキ装置は、アームを車体の左右方向に沿って延在させ、かつアームの先端に設けたパッドを上下動させる態様で、車体に対して揺動自在に支承されたパーキングブレーキペダルを備えるとともに、パッドを踏み込んでパーキングブレーキペダルを常態位置から傾動させた際、パーキングブレーキシステムにおけるブレーキ力を保持するべく、パーキングブレーキペダルを所定の揺動位置でロックするラチェット機構を備えて成ることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車体のキャブフロア前方にパーキングブレーキペダルを設けた作業車輌のパーキングブレーキ装置に関し、詳しくは上記パーキングブレーキペダルのレイアウトに関するものである。
図10および図11に示す、作業車輌の一態様であるフォークリフト(フォークリフトトラック)Fは、車体Mと該車体Mの前方に設置された作業機Wとを備え、車体MにおけるオペシートOの前方には、操舵ハンドルS等を備えたダッシュボードDがキャブフロアQを挟んで配置されている。
上記キャブフロアQには、操舵ハンドルSを挟んだ右方側にアクセルペダルAとブレーキペダルBとが配設されている一方、操舵ハンドルSを挟んだ左方側にパーキングブレーキペダルCが配設されている。
上記パーキングブレーキペダルCは、図12に示す如く、ベースプレートGおよびラチェット機構Rとともにパーキングブレーキ装置Pを構成する部材であり、先端にパッドCpを設けたアームCaは、車体Mの前後方向に延びる態様でレイアウトされ、車体Mに設置したベースプレートGに支軸Gpを介して揺動自在に支承されている。
また、上記パーキングブレーキ装置Pは、フォークリフトFのパーキングブレーキシステムを構成する要素であり、パッドCpを踏み込んでパーキングブレーキペダルCのアームCaを揺動させた際、該アームCaのレバーClに連係したブレーキケーブルHを介して、車輪のブレーキ装置(図示せず)を動作させるように構成されている。
また、上記パーキングブレーキ装置Pのラチェット機構Rは、図13に示す如く、パーキングブレーキペダルCのアームCaにピン支持されたロックプレートIと、該ロックプレートIをスライド自在に保持しかつベースプレートGにピン支持されたブラケットJと、該ブラケットJに設けられて上記ロックプレートIのラック歯Ipと係合する爪部材Kとを備え、パーキングブレーキペダルCが図13(a)の常態位置から図13(b)の如く傾動した際、爪部材KをロックプレートIのラック歯Ipと選択的に係合させることにより、傾動したパーキングブレーキペダルCをロックして、パーキングブレーキシステムにおけるブレーキ力を保持するよう構成されている。
ここで、出願人の知っている上述の如き先行技術は、公知・公用の技術であって文献公知発明に係わるものではなく、したがって記載すべき先行技術文献情報はない。
ところで、従来のパーキングブレーキ装置Pにおいては、上述した如くパーキングブレーキペダルCが車体Fの前後方向に延在していることと併せ、レバー比を稼ぐために上記パーキングブレーキペダルCのアームCaが長く設定されていることから、車体MにおけるキャブフロアQの足元スペースが狭いものとなっていた。
特に、上述したフォークリフトFの如く、車体Mの前方に作業機Wを装備している作業車輌では、オペフロアQの奥行き(前後寸法)が制限されるため、パーキングブレーキペダルCが足元スペースを圧迫することで、オペレータの乗降時の動作や作業姿勢に悪い影響を及ぼす問題があった。
本発明の目的は、上記実状に鑑みて、車体のキャブフロアに十分な足元スペースを確保することの可能な、作業車輌のパーキングブレーキ装置を提供することにある。
上記目的を達成するべく、請求項1に関わる作業車輌のパーキングブレーキ装置は、車体のキャブフロア前方にパーキングブレーキペダルを設けた作業車輌のパーキングブレーキ装置において、アームを車体の左右方向に沿って延在させ、かつアームの先端に設けたパッドを上下動させる態様で、車体に対して揺動自在に支承されたパーキングブレーキペダルを備えるとともに、パッドを踏み込んでパーキングブレーキペダルを常態位置から傾動させた際、パーキングブレーキシステムにおけるブレーキ力を保持するべく、パーキングブレーキペダルを所定の揺動位置でロックするラチェット機構を備えて成ることを特徴としている。
また、請求項2の発明に関わる作業車輌のパーキングブレーキ装置は、請求項1の発明に関わる作業車輌のパーキングブレーキ装置において、そのラチェット機構が、常態位置から所定の傾動角に達するまでパーキングブレーキペダルをロックすることなく、かつ所定の傾動角以上に傾動して所定のブレーキ力以上のブレーキ力を保持した状況においてパーキングブレーキぺダルをロックする機能を備えたことを特徴としている。
請求項1の発明に関わる作業車輌のパーキングブレーキ装置によれば、パーキングブレーキペダルのアームを車体の左右方向に沿って延在させたことで、上記パーキングブレーキペダルがキャブフロアの足元スペースを大きく損なうことがなく、もって上記キャブフロアに十分な足元スペースを確保することが可能となり、オペレータは作業車輌に対してスムーズに乗降でき、また楽な作業姿勢を採ることが可能となる。
請求項2の発明に関わる作業車輌のパーキングブレーキ装置によれば、車体のキャブフロアに十分な足元スペースを確保し得ることと併せ、パーキングブレーキペダルの姿勢(傾動角)を目視することによって、所定以上のブレーキ力を保持した状態でパーキングブレーキぺダルがロックされていることを判断でき、もって簡易かつコンパクトなラチェット機構を用いて、トグル式パーキングブレーキ装置と同等の利点を得ることが可能となる。
以下、実施例を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1および図2は、作業車輌の一態様であるフォークリフトに本発明を適用した例を示しており、このフォークリフト1は、車体2と該車体2の前方に装備された作業機3とを具備し、車体2におけるオペシート2oの前方には、操舵ハンドル2s等を備えたダッシュボード2dが、キャブフロア2qを挟んで配置されている。
上記キャブフロア2qには、操舵ハンドル2sを挟んだ右方側に、アクセルペダル2Aとブレーキペダル2Bとが設置されている一方、操舵ハンドル2sを挟んだ左方側に、パーキングブレーキペダル11がレイアウトされており、このパーキングブレーキペダル11は、図3および図4に示す如く、後述するベースプレート12およびラチェット機構13とともに、パーキングブレーキ装置10を構成している。
上記パーキングブレーキ装置10は、図3に示す如く、フォークリフト1のパーキングブレーキシステム100を構成する要素であり、該パーキングブレーキシステム100は、上記パーキングブレーキペダル11の操作によって動作するブレーキケーブル5、5を介して、左前輪2lおよび右前輪2rの各ブレーキ装置6,6を動作させる、詳しくはドラムブレーキの場合にシューを拡げる等の動作をさせることで、上記ブレーキ装置6によって左前輪2lおよび右前輪2rをロックするものである。
図4および図5に示す如く、上記パーキングブレーキ装置10は、パーキングブレーキペダル11と、該パーキングブレーキペダル11を支承するベースプレート12とを備えており、このベースプレート12は、車体2(図1、図2参照)におけるキャブフロア2qの前方域に、上記車体2の前後軸線に対して略直交する平面に倣った姿勢で固定設置されている。因みに、図4中の矢印Fsが車体2の前方、矢印Lsが車体2の左方を指し示している。
上記パーキングブレーキペダル11は、アーム11aと該アーム11aの一方端に設けられたパッド11bとを備えており、上記アーム11aを車体2の左右方向に沿って延在させるとともに、上記パッド11bを上下に移動させ得る態様で、上記パーキングブレーキペダル11はベースフレーム12の支軸12Aに対して揺動自在に支承されている。
また、上記パーキングブレーキペダル11における、アーム11aの他方端に形成されたレバー11cには、パーキングブレーキ装置10と左右のブレーキ装置6、6(図3参照)とを接続する一対のブレーキケーブル5、5、詳しくは各ブレーキケーブル5におけるインナーケーブル5iの端部が連結されている。因みに、各ブレーキケーブル5におけるアウターの端部は、ベースフレーム12や車体2の適宜箇所に固定されている。
更に、上記パーキングブレーキペダル11は、図示していないバネによって常に矢印u方向に付勢されており、オペレータによる操作力が加わっていない状態では、図4に示す如くペダル11bを上動させた常態位置に占位している。なお、各ブレーキ装置6(図3参照)によってブレーキケーブル5が引っ張られる力を利用して、上記パーキングブレーキペダル11を付勢するよう構成しても良い。
上記パーキングブレーキペダル11とベースプレート12との間には、上記パーキングブレーキペダル11を所定の揺動位置でロックするためのラチェット機構13が設けられており、このラチェット機構13は、パーキングブレーキペダル11のアーム11aに支軸11pを介して支承されたロックプレート14と、ベースプレート12に支軸12Bを介して支承されたブラケット15とを有している。
上記ロックプレート14は、上記ブラケット15に対してスライド自在、詳しくは、上記パーキングブレーキペダル11の揺動に伴い、ブラケット15のガイドピン15g等に案内されつつ、自身の長手方向に沿って移動自在に保持されており、更に上記ロックプレート14の側部には、長手方向に延びるアイドル溝14aとともに1つのロック溝14rが形成されている。
一方、上記ブラケット15には、支軸15pを介して爪部材16が揺動自在に支承されており、この爪部材16は、図示していないバネによって常に矢印r方向に付勢され、図4に示す如くパーキングブレーキペダル11が常態位置に占位している際、上記爪部材16の爪16pはロックプレート14のアイドル溝14aに当接している。
いま、オペレータがパーキングブレーキペダル11のパッド11bを踏み込んで、図6に示す如く、上記パーキングブレーキペダル11を、鎖線で示す常態位置から実線で示す位置へ揺動させると、上記パーキングブレーキペダル11の揺動に伴って、ラチェット機構13のロックプレート14が、ブラケット15から引き出される態様でスライドする。
これにより、ロックプレート14のアイドル溝14aに当接していた爪部材16の爪16pが、ブラケット15に対するロックプレート14の相対移動に伴って、上記アイドル溝14aから抜け出てロック溝14rと係合することにより、上記パーキングブレーキペダル11が所定の揺動位置でロックされることとなる。すなわち、上記パーキングブレーキペダル11は、常態位置から傾動角αまで傾動した時点で始めてロックされることとなる。
また、常態位置から上述の如くロックされるまでの上記パーキングブレーキレバー11の揺動に伴い、ブレーキケーブル5のインナーケーブル5iが引っ張られることにより、各ブレーキ装置6が動作して左前輪2lおよび右前輪2rがロックされることとなる。
ここで、ロックされた状態におけるパーキングブレーキペダル11の、常態位置からの傾動角αは、常態位置とロック位置とにおける姿勢の相違を、目視によって容易に判断し得る所定の角度以上に設定されており、これによってフォークリフト1を遠目から観た場合でも、パーキングブレーキペダル11の姿勢から、パーキングブレーキシステム100のON/OFFを容易に確認することができる。
また、傾動角αにおいてパーキングブレーキペダル11がロックされている状態では、所定のブレーキ力以上でパーキングブレーキシステム100におけるブレーキ力が保持されており、言い換えれば、駐車能力を十分に満足する状況においてのみ、上記パーキングブレーキペダル11は所定の揺動位置にロックされるととなる。
ロックされている状態からパッド11bを踏み込み、パーキングブレーキペダル11を更に揺動させることによって、ロックプレート14に対する爪部材16の係合が解かれ、次いでパッドからオペレータが足を離すと、パーキングブレーキペダル11は、図示していないバネ(あるいはブレーキケーブル5)による付勢力に基づいて常態位置へ復帰する。因みに、上述した如きロックの解除に関わる具体的構成に関しては、従来から周知のペダル式パーキングブレーキ装置と同様なので詳細な説明は省略する。
上述した構成のパーキングブレーキ装置10によれば、パーキングブレーキペダル11のアーム11aを、車体2の左右方向に沿って延在させたことで、上記パーキングブレーキペダル11が、車体2におけるキャブフロア2qの足元スペースを大きく損なうことがなく、もって上記キャブフロア2qに十分な足元スペースを確保することが可能となり、オペレータはフォークリフト1の車体2に対してスムーズに乗降することができ、また車体2のオペシート2oに着座したオペレータは楽な作業姿勢を採ることができる。
また、上述した構成のパーキングブレーキ装置10によれば、パーキングブレーキペダル11の姿勢(傾動角)を目視することによって、所定以上のブレーキ力を保持した状態、すなわち駐車能力を十分に満足した状態でパーキングブレーキぺダル11がロックされている状況を判断でき、もってトグル式(シーソー式)パーキングブレーキ装置と同等の利点を、トグル機構よりも簡易かつコンパクトなラチェット機構を用いて獲得することができる。
図7〜図9は、本発明に関わるパーキングブレーキ装置の他の実施例を示しており、このパーキングブレーキ装置20は、パーキングブレーキペダル21と、該パーキングブレーキペダル21を支承するベースプレート22と、上記パーキングブレーキペダル21を所定の揺動位置でロックするためのラチェット機構23とを備えている。
なお、上記パーキングブレーキ装置20を構成要素とするパーキングブレーキシステム、および該パーキングブレーキシステムを搭載したフォークリフト(作業車輌)の構成は、図3に示したパーキングブレーキシステム100、および図1、図2に示したフォークリフト1と同様であり、これらフォークリフト1およびパーキングブレーキシステム100の構成は、図1〜図3を参照することで詳細な説明を省略する。
パーキングブレーキ装置20のベースプレート22は、車体2におけるキャブフロア2qの前方域に、上記車体2の前後軸線に対して略直交する平面に倣った姿勢で固定設置されており、上記パーキングブレーキペダル21は、アーム21aを車体2の左右方向に沿って延在させ、かつパッド21bを上下に移動させ得る態様で、上記ベースフレーム22の支軸22Aに対して揺動自在に支承されている。因みに、図7中の矢印Fsが車体2の前方、矢印Lsが車体2の左方を指し示している。
また、パーキングブレーキ装置20のラチェット機構23は、パーキングブレーキペダル21のアーム21aに固設されたロックプレート24と、ベースプレート22に支軸22pを介して支承された爪部材26とを有しており、上記ロックプレート24は略扇形状を呈する部材であって、その外周縁には上記支軸22Aを中心とした円弧に倣って延びるアイドル縁部24aとともに複数のロック溝24rが形成されている。
一方、上記爪部材26は支軸22pに揺動自在に支承され、図示していないバネによって常に矢印r方向に付勢されており、図7および図8に示す如く、パーキングブレーキペダル21が常態位置に占位している際、上記爪部材26の爪26pは、ロックプレート24のアイドル縁部24aに当接している。
ここで、上述したパーキングブレーキ装置20の構成は、ラチェット機構23以外、図1〜図6に示したパーキングブレーキ装置10と基本的に同一なので、パーキングブレーキ装置20の構成要素において、パーキングブレーキ装置10の構成要素と同一の作用を成すものには、図7〜図9において、図1〜図6と同一の符号に10を加算した20番台の符号を附すことで詳細な説明は省略する。
上述した構成のパーキングブレーキ装置20において、図9に示す如く、パーキングブレーキペダル21を常態位置(鎖線)から実線で示す位置へ揺動させると、パーキングブレーキペダル21の揺動に伴って、ラチェット機構23のロックプレート24が半時計回りに回動し、アイドル縁部24aに当接していた爪部材26の爪26pが、上記ロックプレート24の相対回転に伴い、アイドル縁部24a上を滑ってロック溝24rと係合することにより、パーキングブレーキペダル21が所定の揺動位置でロックされることとなる。すなわち、上記パーキングブレーキペダル21は、常態位置から傾動角αまで傾動した時点で始めてロックされることとなる。
ここで、ロックされた状態におけるパーキングブレーキペダル21の、常態位置からの傾動角αは、常態位置とロック位置とにおける姿勢の相違を、目視によって容易に判断し得る所定の角度以上に設定されており、これによってフォークリフト1を遠目から観た場合でも、パーキングブレーキペダル21の姿勢から、パーキングブレーキシステム100のON/OFFを容易に確認することができる。
また、傾動角αにおいてパーキングブレーキペダル21がロックされている状態では、所定のブレーキ力以上でパーキングブレーキシステム100におけるブレーキ力が保持されており、言い換えれば、駐車能力を十分に満足する状況においてのみ、上記パーキングブレーキペダル21は所定の揺動位置にロックされるととなる。
また、傾動角αにおいてパーキングブレーキペダル21がロックされている状態では、ロックプレート24に形成された複数のロック溝24のうち、アイドル縁部24aに隣接した1つのロック溝24rに爪部材26の爪26pが係合しているので、パーキングブレーキペダル21を更に揺動させて、爪部材26の爪26pをアイドル縁部24aから遠離るロック溝24r、24r…に順次係合させることで、ブレーキ力を更に増大させる方向で微調整することが可能である。
上述した構成のパーキングブレーキ装置20によれば、先に説明したパーキングブレーキ装置10と同様、車体2におけるキャブフロア2qに十分な足元スペースを確保することができるとともに、トグル式(シーソー式)パーキングブレーキ装置と同等の利点を、トグル機構よりも簡易かつコンパクトなラチェット機構を用いて獲得することができる。
さらに、上述した構成のパーキングブレーキ装置20によれば、ロックプレート24をパーキングブレーキペダル21に固定し、爪部材26をベースプレート22に支承させる構造としたことで、ラチェット機構23の可及的なコンパクト化が為され、これによって他の車輌構成部品におけるレイアウトの自由度を増大させることが可能となる。
なお、上述した各実施例においては、パーキングブレーキ装置をキャブフロアの左方領域に配設した上で、車体の左右方向に延在するパーキングブレーキペダルの右端(車体中央側)を支承し、左端(車体外側)に設けたパッドを操作する構成としているが、車体の左右方向に延在するパーキングブレーキペダルの左端(車体外側)を支承し、右端(車体中央側)に設けたパッドを操作する構成としても良いことは言うまでもない。
また、上述した実施例においては、作業車輌の一態様であるフォークリフトに本発明を適用した例を示したが、キャブフロアの前方にパーキングブレーキペダルを装備する必要のある車輌であれば、フォークリフト以外の様々な作業車輌、更には各種の作業車輌にも本発明を適用し得ることは勿論である。
本発明に関わるパーキングブレーキ装置を適用した作業車輌の一例を示す全体側面図。 図1に示した作業車輌の概念的な全体平面図。 図1に示した作業車輌におけるパーキングブレーキシステムの概念図。 (a)および(b)は、本発明に関わるパーキングブレーキ装置の一実施例を示す外観側面図および外観正面図。 図4に示したパーキングブレーキ装置の構造および動作態様を示す要部破断正面図。 図4に示したパーキングブレーキ装置の構造および動作態様を示す要部破断正面図。 (a)および(b)は、本発明に関わるパーキングブレーキ装置の他の実施例を示す外観側面図および外観正面図。 図7に示したパーキングブレーキ装置の構造および動作態様を示す要部破断正面図。 図7に示したパーキングブレーキ装置の構造および動作態様を示す要部破断正面図。 従来のフォークリフトを示す全体側面図。 従来のフォークリフトを概念的に示す平面図。 従来のパーキングブレーキ装置を示す外観側面図。 (a)および(b)は、従来のパーキングブレーキ装置の構造および動作態様を示す要部破断側面図。
符号の説明
1…フォークリフト(作業車輌)、
2…車体、
2q…キャブフロア、
10…パーキングブレーキ装置、
11…パーキングブレーキペダル、
11a…アーム、
11b…パッド、
11c…レバー、
12…ベースプレート、
13…ラチェット機構、
20…パーキングブレーキ装置、
21…パーキングブレーキペダル、
21a…アーム、
21b…パッド、
21c…レバー、
22…ベースプレート、
23…ラチェット機構、
100…パーキングブレーキシステム。

Claims (2)

  1. 車体のキャブフロア前方にパーキングブレーキペダルを設けた作業車輌のパーキングブレーキ装置において、
    アームを前記車体の左右方向に沿って延在させ、かつ前記アームの先端に設けたパッドを上下動させる態様で、前記車体に対して揺動自在に支承されたパーキングブレーキペダルと、
    前記パッドを踏み込んで前記パーキングブレーキペダルを常態位置から傾動させた際、パーキングブレーキシステムにおけるブレーキ力を保持するべく、前記パーキングブレーキペダルを所定の揺動位置でロックするラチェット機構と、
    を備えて成ることを特徴とする作業車輌のパーキングブレーキ装置。
  2. 前記ラチェット機構は、常態位置から所定の傾動角に達するまで前記パーキングブレーキペダルをロックすることなく、かつ所定の傾動角以上に傾動して所定のブレーキ力以上のブレーキ力を保持した状況において前記パーキングブレーキぺダルをロックする機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の作業車輌のパーキングブレーキ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102846277A (zh) * 2012-09-05 2013-01-02 江苏路驰洁环保科技有限公司 电动扫地机制动保持装置

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