JP2009012689A - 足踏み式パーキングブレーキ装置 - Google Patents

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和男 小暮
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Abstract

【課題】運転席前方のクラッシャブルゾーンに影響を与えることなく設置することができる足踏み式パーキングブレーキ装置を提供する。
【解決手段】ブレーキ作動力を保持可能なラチェット機構20をブレーキペダル本体10とは別体で構成し、ブレーキペダル本体10に入力されるブレーキ作動力を、ケーブル15を介してラチェット機構20に伝達する構成とする。これにより、剛性部材であるラチェットプレート24やラチェットポール31等をブレーキペダル本体10の前方に配設することなく任意の場所に配設することができ、運転席前方のクラッシャブルゾーン110に影響を与えることなく、足踏み式のパーキングブレーキ装置1を構成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗員によるブレーキペダルの踏み込みによってブレーキを作動させる足踏み式パーキングブレーキ装置に関する。
従来より、パーキングブレーキ装置においては、足踏み式のブレーキペダルを備え、このブレーキペダルの踏み込みによりブレーキを作動させる足踏み式のパーキングブレーキ装置が知られている。
この種のパーキングブレーキ装置において、ブレーキの作動状態を保持するための保持機構は、一般に、ラチェット機構等で構成され、ブレーキペダル本体と一体に構成される。例えば、特許文献1には、車体の取り付けプレートに支軸を介して揺動自在に支持されたブレーキペダル本体と、ラチェット歯を有しブレーキペダル本体に取り付けられたラチェットプレートと、ピポットピンに回動自在に取り付けられピポットピンが挿通される軸穴が長穴で形成されたラチェットポールと、ラチェットポールに旋回力を与えるトグルスプリングとを備えた足踏み式パーキングブレーキ装置が開示されている。
特開2006−56482号公報
ところで、例えば、トラックやワンボックスタイプの車両等においては、レイアウト上、運転席前方のクラッシャブルゾーンが短いものがある。従って、この種の車両に上述の足踏み式のパーキングブレーキ装置を採用すると、ブレーキペダル本体の前方に連設されるラチェットプレートやラチェットポール等の剛性部材がクラッシャブルゾーン内に張り出し、前突時の衝撃吸収機能を十分に発揮できなくなる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、運転席前方のクラッシャブルゾーンに影響を与えることなく設置することができる足踏み式パーキングブレーキ装置を提供することを目的とする。
本発明は、車体に揺動自在に支持されたブレーキペダル本体と、前記ブレーキペダル本体と別体で構成され当該ブレーキペダル本体からケーブルを介して伝達されるブレーキ作動力を保持可能な保持機構と、を備えたことを特徴とする。
本発明の足踏み式パーキングブレーキ装置によれば、運転席前方のクラッシャブルゾーンに影響を与えることなく設置することができる。
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図面は本発明の一実施形態に係わり、図1は車両に搭載された足踏み式パーキングブレーキ装置の概略構成を示す側面図、図2は車両に搭載された足踏み式パーキングブレーキ装置の概略構成を示す平面図、図3はブレーキペダル本体の要部を示す側面図、図4はラチェット機構の要部を示す平面図、図5乃至図8はラチェット機構の動作説明図である。
図1,2において、符号1は、車両100に搭載された足踏み式のパーキングブレーキ装置を示す。ここで、本実施形態において、車両100は、例えば、エンジン(図示せず)が車体後方に艤装されたワンボックスタイプの車両であり、車両先端から運転席までの間に設定されるクラッシャブルゾーン110は比較的短い距離に設定されている。
パーキングブレーキ装置1は、車体に揺動自在に支持されたブレーキペダル本体10と、ブレーキペダル本体10と別体で構成され当該ブレーキペダル本体からケーブル15を介して伝達されるブレーキ作動力を保持可能な保持機構としてのラチェット機構20とを備えて構成されている。
図3に示すように、ブレーキペダル本体10は、例えば、一端部にペダル11が固設された板金部材で構成されている。このブレーキペダル本体10の他端部には、軸部12が設けられ、さらに、軸部12よりも車体前方にはアーム部13が延設されている。また、アーム部13の端部には、上方に開放する略”U”字形状をなす切欠部13aが形成されている。
このブレーキペダル本体10は、運転席側の車体前部に固設された取り付けフレーム16に、軸部12を介して揺動自在に支持されている。また、取り付けフレーム16には、内部にケーブル15を挿通するガイドチューブ17の一端部がブラケット18を介して固設され、このガイドチューブ17から延出するケーブル15の端部は、ケーブルエンド15aを介して切欠部13aに係止されている。
これにより、ブレーキペダル本体10は軸部12を支点とするリンク機構を構成し、乗員によるペダル11の踏み込みによって入力されるブレーキ作動力をケーブル15に伝達する。すなわち、ブレーキペダル本体10は、ペダル11が踏み込まれた際に、軸部12を支点として図3中の時計回りに回動されることにより、アーム部13を介してケーブル15を牽引する。なお、ブレーキペダル本体10と取り付けフレーム16との間には、図示しないリターンスプリングが介装されており、このリターンスプリングの付勢力によって、ブレーキペダル本体10は図3中の反時計回りに付勢されている。
ラチェット機構20は、例えば、車体のフロアパネル101の底面に固設された扁平な筐体21を有する(図1参照)。図4〜図8に示すように、この筐体21にはガイドチューブ17の他端部が固設され、このガイドチューブ17から延出するケーブル15の他端側が筐体21内に臨まされている。
また、筐体21内には、例えば、平板状のベース22が、ブラケット23を介して固設されている。このベース22には、ラチェット歯25を備えたラチェットプレート24が軸部26を介して回動自在に支持されている。また、ベース22にはピボットピン30が立設されており、このピボットピン30に回動自在に取り付けられたラチェットポール31の爪部32がラチェットプレート24のラチェット歯25と噛み合うように設定されている。
具体的に説明すると、ピボットピン30にはラチェットポール31に形成された長穴33が挿通され、これにより、ラチェットポール31は、回動自在且つスライド自在な状態でベース22上に支持されている。
また、ラチェットポール31には、長穴33を挟んだ爪部32の他側に、ストッパアーム35が形成されており、このストッパアーム35の両側には、ベース22から立設する一対のストッパ38,39が対向されている。そして、これらのストッパ38,39によって、ラチェットポール31は、その可動範囲が規制されている。
また、ラチェットポール31のストッパアーム35には袋状のバネ受け36が形成されており、このバネ受け36にはトグルスプリング37の一方の脚部が係合されている。このトグルスプリング37の他方の脚部はベース22に係合されており、このトグルスプリング37により、ラチェットポール31は、ピボットピン30と長穴33との相対位置等に応じて異なる方向に付勢されるようになっている。
一方、ラチェットプレート24には、軸部26を挟んだラチェット歯25の他側に、リンクアーム27が形成されており、このリンクアーム27には、ブレーキペダル本体10側から配索されたケーブル15の他端側が連結されている。これにより、リンクアーム27は、ペダル11が踏み込まれた際に、ケーブル15に牽引され、ラチェットプレート24を図4中の時計回りに回動させる。
また、ラチェットプレート24には、ラチェットポール31との噛み合いから解放されたときのラチェットプレート24の回動(図4中の反時計回りの回動)によってラチェットポール31に対するトグルスプリング37の付勢力の作用方向を切り換えるためのリセットアーム28が、ラチェット歯25の近傍に形成されている。なお、図中符号29は、ラチェットポール31との噛み合いからの解放時のラチェットプレート24の回動を規制するためのリンクストッパである。
さらに、ラチェットプレート24には、連結バー45を介してイコライザ46が連結され、このイコライザ46には、左右一対のケーブル47,48が連結されている。各ケーブル47,48は、一端部が筐体21に固設するガイドチューブ49,50を通じてそれぞれ左右後輪51,52に配索され、各輪に配設されたブレーキ本体53,54に接続されている。これにより、ラチェット機構20は、ブレーキペダル本体10からケーブル15を介して入力されたブレーキ作動力をブレーキ本体53,54に伝達し、当該ブレーキ作動力を、ラチェット歯25と爪部32とが噛合されている間保持する。
次に、このような構成によるラチェット機構20の作用について説明する。
図5に示すように、パーキングブレーキ装置1の非作動時ににおいて、ラチェットプレート24は、リンクストッパ29に当接されている。また、ピボットピン30は、長穴33の一端側(図中右側)に位置されている。これによりラチェットポール31に対するトグルスプリング37の付勢力は、ピボットピン30よりもストッパ38側(図中左側)に作用し、このトグルスプリング37の付勢力によって、ストッパアーム35は、ストッパ38及びリセットアーム28に押し付けられている。
次いで、ペダル11が踏み込まれてブレーキペダル本体10に入力されたブレーキ作動力がケーブル15の牽引力としてリンクアーム27に伝達されると、図6に示すように、ラチェットプレート24は、軸部26を中心としてリンクストッパ29から離間する方向(図中の反時計回り)に回動される。このときのラチェット歯25と爪部32との係合によって、ラチェットポール31は、ピボットピン30を中心としてストッパアーム35がストッパ38から離間する方向(図中反時計回り)に回動される。
次いで、ペダル11に対する踏み込み力が弱められると、図7に示すように、ケーブル47,48を介して伝達されるブレーキ本体53,54からの反力(牽引力)により、ラチェットプレート24には、リンクストッパ29に向かう方向(図中反時計回り)の力が作用する。これにより、爪部32がラチェット歯25に係合しているラチェットポール31にもストッパ39に向かう方向(図中右側)の力が作用する。そして、ピボットピン30は長穴33の他端側(図中左側)に移動され、トグルスプリング37によるラチェットポール31に対する付勢方向が変化する。すなわち、ラチェットポール31に対するトグルスプリング37の付勢力はピボットピン30よりもストッパ39側(図中右側)に作用する。ここで、トグルスプリング37の付勢力は、爪部32をラチェット歯25から解放する方向(ラチェットポール31を図中反時計回りに回動させる方向)に作用するものであるが、爪部32とラチェット歯25との係合力が勝っているため、これらの係合が維持され、ラチェットプレート24の回動位置がロックされる。これにより、ブレーキペダル本体10側から伝達されたブレーキ作動力が保持され、ブレーキ本体53,54の作動状態が維持される。
次いで、ペダル11が再度踏み込まれると、図8に示すように、ラチェットプレート24は軸部26を中心としてリンクストッパ29から離間する方向(図中時計回り)に回動され、この回動によってラチェット歯25と爪部との係合が解放される。これにより、ラチェットポール31は、トグルスプリング37の付勢力によって解放側(図中反時計回り)に回動され、ストッパアーム35がストッパ39に押し付けられる。そして、この状態でペダル11に対する踏み込みが解放されると、ラチェットプレート24は、ブレーキ本体53,54からの牽引力によってリンクストッパ29側(図中反時計回り)に回動される。そして、リンクストッパ29にラチェットプレート24が当接される直前において、リセットアーム28がラチェットポール31に押し当てられることにより、ピボットピン30は長穴33の一端側へと移動され、ラチェットポール31に対するトグルスプリング37の付勢方向が変化する。すなわち、トグルスプリング37の付勢力はピボットピン30よりもストッパ38側に作用する。これにより、ラチェット機構20は初期状態(図5参照)へと戻されるとともに、ブレーキ本体53,54の作動状態が解除される。
このような実施形態によれば、ブレーキ作動力を保持可能なラチェット機構20をブレーキペダル本体10とは別体で構成し、ブレーキペダル本体10に入力されるブレーキ作動力を、ケーブル15を介してラチェット機構20に伝達する構成とすることにより、剛性部材であるラチェットプレート24やラチェットポール31等をブレーキペダル本体10の前方に配設することなく任意の場所に配設することができ、運転席前方のクラッシャブルゾーン110に影響を与えることなく、足踏み式のパーキングブレーキ装置1を構成することができる。
この場合、特に、扁平なラチェット機構20を車体のフロアパネル101に固設することにより、ラチェット機構20を効率よく車載することができる。
車両に搭載された足踏み式パーキングブレーキ装置の概略構成を示す側面図 車両に搭載された足踏み式パーキングブレーキ装置の概略構成を示す平面図 ブレーキペダル本体の要部を示す側面図 ラチェット機構の要部を示す平面図 ラチェット機構の動作説明図 ラチェット機構の動作説明図 ラチェット機構の動作説明図 ラチェット機構の動作説明図
符号の説明
1 … パーキングブレーキ装置
10 … ブレーキペダル本体
11 … ペダル
12 … 軸部
13 … アーム部
13a … 切欠部
15 … ケーブル
15a … ケーブルエンド
16 … フレーム
17 … ガイドチューブ
18 … ブラケット
20 … ラチェット機構(保持機構)
21 … 筐体
22 … ベース
23 … ブラケット
24 … ラチェットプレート
25 … ラチェット歯
26 … 軸部
27 … リンクアーム
28 … リセットアーム
29 … リンクストッパ
30 … ピボットピン
31 … ラチェットポール
32 … 爪部
33 … 長穴
35 … ストッパアーム
37 … トグルスプリング
38,39 … ストッパ
45 … 連結バー
46 … イコライザ
47,48 … ケーブル
49,50 … ガイドチューブ
51,52 … 後輪
53,54 … ブレーキ本体
100 … 車両
101 … フロアパネル
110 … クラッシャブルゾーン

Claims (2)

  1. 車体に揺動自在に支持されたブレーキペダル本体と、
    前記ブレーキペダル本体と別体で構成され当該ブレーキペダル本体からケーブルを介して伝達されるブレーキ作動力を保持可能な保持機構と、を備えたことを特徴とする足踏み式パーキングブレーキ装置。
  2. 前記保持機構は、車体のフロアパネルに固設されていることを特徴とする請求項1記載の足踏み式パーキングブレーキ装置。
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