JP5527532B2 - 車両のペダル装置 - Google Patents

車両のペダル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5527532B2
JP5527532B2 JP2010122645A JP2010122645A JP5527532B2 JP 5527532 B2 JP5527532 B2 JP 5527532B2 JP 2010122645 A JP2010122645 A JP 2010122645A JP 2010122645 A JP2010122645 A JP 2010122645A JP 5527532 B2 JP5527532 B2 JP 5527532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
link
pedal
pedal arm
trigger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010122645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011248720A (ja
Inventor
友宏 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2010122645A priority Critical patent/JP5527532B2/ja
Publication of JP2011248720A publication Critical patent/JP2011248720A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5527532B2 publication Critical patent/JP5527532B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

本発明は、車両前方からの衝撃荷重を受けてダッシュパネルが車両後方に移動する動作に連動してペダルアームを車両前方へ回動させるペベダル後退抑制機構を備えた車両のペダル装置に関するものである。
車両のブレーキペダル装置やクラッチペダル装置は、ダッシュパネルに取り付けられたペダルブラケットに上端部が回動可能に軸支されたペダルアームをそれぞれ備えており、各ペダルアームのペダルを踏み込むことによって、その変位量をブレーキマスタシリンダ或いはクラッチマスタリンダに伝達し、所要の制動或いは変速操作を行うものである。
ところで、マスタシリンダはダッシュパネルに直接取り付けられているため、車両前方からの大きな衝撃荷重によってダッシュパネルが車両後方へ移動すると、該ダッシュパネルに取り付けられているマスタシリンダも車両後方へ移動し、そのプッシュロッドがペダルアームを車両後方へと回動させるという問題がある。
そこで、車両前方からの衝撃荷重を受けてダッシュパネルが車両後方に移動する動作に連動してペダルアームを車両前方へ回動させるペダル後退抑制機構が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。ここで、ペダル後退抑制機構の一例を図4及び図5に基づいて以下に説明する。
図4及び図5はブレーキペダルに設けられたペダル後退抑制機構を示す図であって、図4は通常時の状態、図5は車両前方から衝撃荷重が加わったときの状態をそれぞれ示し、これらの図4及び図5において(a)は側面図、(b)は斜視図である。
図示のブレーキペダル装置101のペダルアーム102は、その上端が回動軸109によってペダルブラケット105に車両前後方向に回動可能に軸支されている。ここで、ペダルブラケット105は不図示のダッシュパネルに取り付けられており、該ペダルブラケット105の後方には車体フレーム120が位置している。
而して、ペダル後退抑制機構は、回動軸109とペダルアーム102とを連結するリンク機構113とペダルブラケット105に回動可能に支持されたトリガ112を含んで構成されている。ここで、リンク機構113は、ピン114によって互いに連結された第1リンク115と第2リンク116とで構成されており、第1リンク115の上端には半円状に切り欠かれたフック状の係合部115aが形成され、この係合部115aは図4に示す通常時には回動軸109の外周に係合している。又、第2リンク116の下端はペダルアーム102の中間部に軸117によって回動可能に連結されている。
ところで、ダッシュパネルにはブレーキマスタシリンダ106が取り付けられており、このブレーキマスタシリンダ106から車両後方に向かって延びるプッシュロッド106aの端部は前記第2リンク116の中間部に連結されている。又、前記回動軸109の外周にはリターンスプリング119が巻装されており、該リターンスプリング119の一端はペダルブラケット105に係止され、他端は第1リンク115に係止され、リンク機構113のガタはリターンスプリング119による第1リンク115の付勢によって吸収されるよう構成されている。
前記トリガ112は、その一端が軸121によって回動可能に軸支されている。そして、トリガ112には車両前方に延びる当接片112aが形成されており、この当接片112aは通常時は図4に示すように第1リンク115の後方に所定の間隔を設けた状態で位置している。
以上のように構成されたペダル後退抑制機構を備えたブレーキペダル装置101において、図4に示す通常時に乗員がペダルアーム102の下端に取り付けられたペダル103を踏み込むと、ペダルアーム102は回動軸109を中心として車両前方へと回動し、このペダルアーム102の回動はリンク機構113を介してプッシュロッド106aに伝えられ、ブレーキマスタシリンダ106が駆動されて所要の制動がなされる。
ところで、車両が前方から大きな衝撃荷重を受けた場合には、ダッシュパネルがこれに取り付けられたペダルブラケット105及びブレーキマスタシリンダ106と共に車両後方へと移動するため、図5に示すように、ペダルブラケット105に支持されたトリガ112も車両後方へと移動し、その背面部が車体フレーム120の先端部に当接する。すると、トリガ112は軸121を中心として反時計方向(図5(a)の矢印方向)に回動し、その先端の当接片112aが第1リンク115の中間部を車両前方へと押圧するため、第1リンク115の係合部115aが回動軸109から外れてフリーとなる。
上述のように第1リンク115の係合部115aが回動軸109から外れてフリーとなると、第1リンク115はリターンスプリング119の付勢力によって時計方向(図5(a)の矢印方向)に回動するとともに、プッシュロッド106aが第2リンク116を押し込むために該第2リンク116が反時計方向に回動してペダルアーム102を回動軸109を中心として車両前方へと回動させる。このため、ペダルアーム102は図5(a)に鎖線にて示す位置から実線にて示す位置へと退避する。
特許第4006676号公報 特開2007−011840号公報
しかしながら、図4及び図5に示した従来のブレーキペダル装置101においては、ペダルアーム102が扁平なプレート材で構成され、その一側部にリンク機構113が配されていたため、車両が前方から大きな衝撃荷重を受けた場合にトリガ112が第1リンク115への当接に失敗して該第1リンク115の横を通り抜ける可能性がある。第1リンク115の係合部115aが回動軸109から外れないためにペダルアーム102の車両後方への回動を抑制することができず、確実に当接させるためにトリガ112を大型化する必要があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、車両前方からの衝撃荷重を受けた場合にペダル後退抑制機構を確実に動作させてペダルアームの後退を抑制するとともに、ペダル後退抑制機構を構成するリンク機構をペダルアームによって保護してその作動安定性の向上を図ることができる車両のペダル装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ダッシュパネルに取り付けられたペダルブラケットに上端部が回動軸によって回動可能に軸支されたペダルアームと、車両前方からの衝撃荷重を受けて前記ダッシュパネルが車両後方に移動する動作に連動して前記ペダルアームを車両前方へ回動させるペダル後退抑制機構を備え、前記ペダル後退抑制機構を、リンク機構と車体又は前記ペダルブラケットに取り付けられたトリガを含んで構成して成る車両のペダル装置において、前記リンク機構を互いに連結された第1リンクと第2リンクとで構成し、前記第1リンクの一端に形成された係合部を前記ペダルアームの回動軸に離脱可能に係合させ、前記第2リンクの一端を前記ペダルアームの中間部に連結するとともに、前記ダッシュパネルに取り付けられたマスタシリンダのプッシュロッドを前記第2リンクの中間部に連結し、前記ペダルアームの回動軸側部分を二股状に形成し、その二股状部の間に前記ペダル後退抑制機構のリンク機構を配置し、前記トリガは、車幅方向視で車両後方に開くコの字状に形成され、前記トリガの車両前端部は、前記ペダルアームの二股状部の間に配置され、前記先端部のうちの車両下側前端は前記第1リンクへ当接し、車両上側前端は前記ペダルブラケットに接続され、前記トリガの車両下側前端には、少なくとも一方の車幅方向に突出する当接片が設けられ、該当接片の車幅方向端が、前記二股部の内側に当接するように配置されており、車両前方からの衝撃荷重を受けて前記ダッシュパネルが車両後方に移動すると、前記トリガの前記当接片が前記第1リンクに当接して該第1リンクの係合部を前記ペダルアームの回動軸から離脱させ、前記トリガの車両後部が、前記トリガの車両後方に配置された車体フレームに当接することによって前記ペダルアームの車両後方への回動を抑制するよう構成したことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記第2リンクの一端をこれに挿通する軸によって前記ペダルアームの二股状部に両持ち支持したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ペダルアームの回動軸側部分を二股状に形成し、その二股状部の間にペダル後退抑制機構のリンク機構を配置したため、リンク機構の動きがペダルアームの二股状部によって規制及びガイドされ、車両が前方から大きな衝撃を受けた場合にトリガがリンク機構に確実に作用してペダル後退抑制機構を確実に動作させることができ、ペダル後退抑制機構によってペダルアームの後退が抑制される。
又、リンク機構がペダルアームの二股状部によって保護されるため、該リンク機構に想定外の外力が作用することがなく、リンク機構が周囲の他の部品に干渉してペダル後退抑制機構の正常な機能が阻害されることがない。
さらに、請求項記載の発明によれば、車両前方からの衝撃荷重を受けてダッシュパネルが車両後方に移動すると、車体に取り付けられたトリガが第1リンクに当接して該第1リンクの係合部をペダルアームの回動軸から離脱させるため、第2リンクの拘束状態が解除されて回動が可能となり、ダッシュパネルと共に車両後方に移動するマスタシリンダのプッシュロッドの動きが第2リンクを介してペダルアームに伝わらなくなり、ペダルアームを車両前方へと回動させてその後退を抑制する。さらに、トリガの先端部をペダルアームの二股状部の間に配置したため、車両が前方から大きな衝撃荷重を受けた場合にトリガの先端部がペダルアームの二股状部によってガイドされながら第1リンクに確実に当接し、該第1リンクの係合部を回動軸から外すためにペダル後退抑制機構が動作してペダルアームの後退が確実に抑制される。
請求項記載の発明によれば、第2リンクの一端をこれに挿通する軸によってペダルアームの二股状部に両持ち支持したため、該第2リンクの取付剛性が高められてその作動安定性が高められる。
本発明に係るブレーキペダル装置の通常時の状態を示す側面図である。 本発明に係るブレーキペダル装置の通常時の状態を示す正面図である。 本発明に係るブレーキペダル装置の車両前方から衝撃荷重が加わったときの状態を示す側面図である。 (a)は従来のブレーキペダル装置の通常時の状態を示す側面図、(b)は同斜視図である。 (a)は従来のブレーキペダル装置の車両前方から衝撃荷重が加わったときの状態を示す側面図、(b)は同斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るブレーキペダル装置の通常時の状態を示す側面図、図2は同ブレーキペダル装置の正面図、図3は同ブレーキペダル装置の車両前方から衝撃荷重が加わったときの状態を示す側面図である。
図示のブレーキペダル装置1はペダルアーム2を備えており、このペダルアーム2は、パイプ材によって構成され、その上端部はパイプ材を加工することによって扁平な平板が左右に分岐する二股状部2Aを構成しており、その下方の下半部は筒状部2Bを構成し、該筒状部2Bの下端にはペダル3が設けられている。
又、車両のエンジンルームS1と車室S2とを区画するダッシュパネル4にはペダルブラケット5とブレーキマスタシリンダ6が取り付けられている。ここで、ペダルブラケット5は、左右の板金部材5A,5Bを接合することによって構成されており、両板金部材5A,5Bの上下のフランジ5a,5bにそれぞれ形成された長孔7と円孔8にそれぞれ挿通する不図示のボルトによって該ペダルブラケット5がダッシュパネル4の車室S2側の面に取り付けられている。
ところで、前記ペダルアーム2の上半部の二股状部2Aには円筒状の回動軸9が横方向に挿通固着されており、該回動軸9は、これに挿通するボルト10とその端部に螺着されたナット11によって前記ペダルブラケット5の左右の板金部材5A,5Bに回動可能に支持されている。従って、ペダルアーム2は、その上端が回動軸9によってペダルブラケット5に車両前後方向に回動可能に軸支されている。
而して、本実施の形態に係るブレーキペダル装置1には、車両が前方から大きな衝撃を受けた場合にペダルアーム2の後方への移動を抑制するためのペダル後退抑制機構が設けられている。このペダル後退抑制機構は、ペダルブラケット5に取り付けられたトリガ12と、回動軸9とペダルアーム2とを連結するリンク機構13を含んで構成されている。
上記リンク機構13は、図2に示すように、ペダルアーム2の上半部に形成された二股状部2Aの間に配置されており、ピン14によって互いに連結された第1リンク15と第2リンク16とで構成されている(第1リンク15の下端と第2リンク16の上端がピン14で揺動可能に連結されている)。そして、第1リンク15の上端には半円状に切り欠かれたフック状の係合部15a(図3参照)が形成され、この係合部15aは図1及び図2に示す通常時(車両前方からの大きな衝撃を受けないとき)には回動軸9の外周に係合している。又、第2リンク16の下端は、これに横方向に挿通する軸17によってペダルアーム2の二股状部2Aに両持ち支持されることによって、ペダルアーム2の中間部に回動可能に連結されている。
又、前記トリガ12は、側面視コの字状に成形された扁平なプレート部材であって、図2に示すように、その先端部はペダルアーム2の上半部に形成された二股状部2Aの間に配置され、この先端部に横方向に突設された当接片12aは、図1及び図2に示す通常時には、前記第1リンク15の後方に、第1リンク15との間に所定の隙間を設けた状態で位置している。
ところで、ダッシュパネル4に取り付けられた前記ブレーキマスタシリンダ6からはプッシュロッド6aが車両後方に向かって延びており、このプッシュロッド6aの端部は前記第2リンク16の中間部にピン18によって連結されている。又、前記回動軸9の外周にはコイルバネであるリターンスプリング19が巻装されており、該リターンスプリング19の一端はペダルブラケット5に係止され、他端は第1リンク15に係止されており、リンク機構13のガタがリターンスプリング19による第1リンク15の付勢によって吸収されるよう構成されている。
以上のように構成されたペダル後退抑制機構を備えたブレーキペダル1において、図1及び図2に示す通常時に乗員がペダルアーム2の下端に取り付けられたペダル3を踏み込むと、ペダルアーム2は回動軸9を中心として車両前方へと回動し、このペダルアーム2の回動はリンク機構13を介してプッシュロッド6aに伝えられ、ブレーキマスタシリンダ6が駆動されて所要の制動がなされる。
ところで、車両が前方から大きな衝撃荷重を受けた場合には、ダッシュパネル4がこれに取り付けられたペダルブラケット5及びブレーキマスタシリンダ6と共に車両後方へと移動する。この時、ペダルブラケット5に取り付けられたトリガ12はその後方に配置された車体側の部品(ステアリングサポートメンバ等の車体フレーム120)に当接して後方への移動量が制限されるため、図3に示すように、リンク機構13の第1リンク15の中間部がトリガ12の当接片12aに当接する。すると、第1リンク15はトリガ12によって中間部が車両前方へと押圧されるため、その上端の係合部15aが回動軸9から外れてフリーとなる。
上述のように第1リンク15の係合部15aが回動軸9から外れてフリーとなると、第1リンク15はリターンスプリング19の付勢力によって時計方向(図3の矢印方向)に回動するとともに、この第1リンク15の回動によってピン14にて連結された第2リンク16が反時計方向(図3の矢印方向)に回動する。このとき、プッシュロッド6aが第2リンク16に連結されているため、ピン18に対して軸17が前方に移動してペダルアーム2を回動軸9を中心として車両前方へと回動させる。このため、ペダルアーム2は回動軸9を中心として車両前方へと回動し、図3に鎖線にて示す位置から実線にて示す位置へと回動退避し、ペダルアーム2の後退が確実に抑制される。
而して、本実施の形態では、ペダルアーム2の上半部に二股状部2Aを形成し、この二股状部2Aの間にペダル後退抑制機構を構成するリンク機構13を配置するとともに、トリガ12の先端部をペダルアーム2の二股状部2Aの間に配置したため、車両が前方から大きく衝撃を受けた場合にトリガ12の先端部に形成された当接片12aがペダルアーム2の二股状部2Aによってガイドされながら第1リンク15に確実に当接し、該第1リンク15の係合部15aを回動軸9から外すためにペダル後退抑制機構が動作し、該ペダル後退抑制機構によってペダルアーム2の後退が確実に抑制される。
そして、本実施の形態では、リンク機構13の第2リンク16の一端をこれに挿通する軸17によってペダルアーム2の二股状部2Aに両持ち支持したため、該第2リンク16の取付剛性が高められてその動作が安定化する。
又、リンク機構13がペダルアーム2の二股状部2Aによって保護されるため、該リンク機構13に想定外の外力が作用したり、リンク機構13が周囲の他の部品に干渉することがなく、車両が前方から大きな衝撃を受けた場合のペダル後退抑制機構の正常な機能が外力や他の部品によって阻害されることがなく。その動作が安定する。
その他、本実施の形態では、ペダルアーム2を中空のパイプ材で構成したため、該ペダルアーム2に必要十分な剛性を確保しつつ、その軽量化を図ることができるという効果も得られる。
尚、以上の実施の形態ではトリガをペダルブラケット側に取り付けたが、トリガを車体側に設けても良い。又、ペダルアーム2を中空のパイプ材で構成したが、板材を接合して二股状部2Aを構成しても良い。更に、以上は本発明をブレーキペダル装置に対して適用した形態について説明したが、本発明は、クラッチペダル装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 ブレーキペダル装置(ペダル装置)
2 ペダルアーム
2A ペダルアームの二股状部
3 ペダル
4 ダッシュパネル
5 ペダルブラケット
6 ブレーキマスタシリンダ(マスタシリンダ)
6a ブレーキマスタシリンダのプッシュロッド
9 回動軸
12 トリガ
12a トリガの当接片
13 リンク機構
15 第1リンク
15a 第1リンクの係合部
16 第2リンク
19 リターンスプリング
S1 エンジンルーム
S2 車室

Claims (2)

  1. ダッシュパネルに取り付けられたペダルブラケットに上端部が回動軸によって回動可能に軸支されたペダルアームと、車両前方からの衝撃荷重を受けて前記ダッシュパネルが車両後方に移動する動作に連動して前記ペダルアームを車両前方へ回動させるペダル後退抑制機構を備え、前記ペダル後退抑制機構を、リンク機構と車体又は前記ペダルブラケットに取り付けられたトリガを含んで構成して成る車両のペダル装置において、
    前記リンク機構を互いに連結された第1リンクと第2リンクとで構成し、前記第1リンクの一端に形成された係合部を前記ペダルアームの回動軸に離脱可能に係合させ、前記第2リンクの一端を前記ペダルアームの中間部に連結するとともに、前記ダッシュパネルに取り付けられたマスタシリンダのプッシュロッドを前記第2リンクの中間部に連結し、
    前記ペダルアームの回動軸側部分を二股状に形成し、その二股状部の間に前記ペダル後退抑制機構のリンク機構を配置し、
    前記トリガは、車幅方向視で車両前方に開くコの字状に形成され、前記トリガの車両前端部は、前記ペダルアームの二股状部の間に配置され、前記車両前端部のうちの車両下側前端は前記第1リンクへ当接し、車両上側前端は前記ペダルブラケットに接続され、
    前記トリガの車両下側前端には、少なくとも一方の車幅方向に突出する当接片が設けられ、該当接片の車幅方向端が、前記二股状部の内側に当接しており、
    車両前方からの衝撃荷重を受けて前記ダッシュパネルが車両後方に移動すると、前記トリガの前記当接片が前記第1リンクに当接して該第1リンクの係合部を前記ペダルアームの回動軸から離脱させ、前記トリガの車両後部が、前記トリガの車両後方に配置された車体フレームに当接することによって前記ペダルアームの車両後方への回動を抑制するよう構成したことを特徴とする車両のペダル装置。
  2. 前記第2リンクの一端をこれに挿通する軸によって前記ペダルアームの二股状部に両持ち支持したことを特徴とする請求項1記載の車両のペダル装置。
JP2010122645A 2010-05-28 2010-05-28 車両のペダル装置 Expired - Fee Related JP5527532B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010122645A JP5527532B2 (ja) 2010-05-28 2010-05-28 車両のペダル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010122645A JP5527532B2 (ja) 2010-05-28 2010-05-28 車両のペダル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011248720A JP2011248720A (ja) 2011-12-08
JP5527532B2 true JP5527532B2 (ja) 2014-06-18

Family

ID=45413885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010122645A Expired - Fee Related JP5527532B2 (ja) 2010-05-28 2010-05-28 車両のペダル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5527532B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101360538B1 (ko) * 2011-12-20 2014-02-11 주식회사 동희산업 브레이크 페달
CN108297685B (zh) * 2018-03-20 2024-01-19 浙江中坚科技股份有限公司 同轴式变速及脚刹机构
CN110281886A (zh) * 2019-07-25 2019-09-27 无锡金尚汽车技术开发有限公司 防倾入式制动踏板装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4006676B2 (ja) * 2001-08-29 2007-11-14 スズキ株式会社 ペダル支持構造
US6718845B2 (en) * 2001-10-09 2004-04-13 Teleflex Incorporated Pedal assembly with radially overlying sensor and hysteresis

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011248720A (ja) 2011-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5625601B2 (ja) 車両のペダル装置
JP2007131286A (ja) ブレーキペダルの緩衝装置
US9821777B2 (en) Vehicle brake pedal device
JP2008090381A (ja) 自動車の操作ペダル装置
JP5527532B2 (ja) 車両のペダル装置
JP5306937B2 (ja) 自動車のブレーキペダル装置
JP4858806B2 (ja) ペダル装置
JP5656113B2 (ja) 車両のペダル装置
JP2007106318A (ja) 車両用ペダル装置
JP4234033B2 (ja) 自動車の操作ペダル装置
JP5664154B2 (ja) リンク式ペダル後退抑制機構のトリガ構造
JP2010134761A (ja) 車両用ペダル装置
JP2012058801A (ja) 車両のペダル装置
JP4623425B2 (ja) 車両用ペダル変位抑制構造
JP2013112248A (ja) リンク式ペダル後退抑制機構
JP6131810B2 (ja) 車両用ブレーキペダル装置
JP2011037377A (ja) 自動車のブレーキペダル装置
WO2017006628A1 (ja) 車両用ペダル装置の後退防止装置
JP7494156B2 (ja) 車両用操作ペダル装置
JP6365201B2 (ja) ペダルアームの後退抑制機構
JP2005225460A (ja) 車両用アンダプロテクタ構造
JP2002205629A (ja) ブレーキペダル装置
WO2015190245A1 (ja) 車両用ペダル装置の後退防止装置
JP4045526B2 (ja) ブレーキペダル装置
JP5578418B2 (ja) 車両のステアリングコラム支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140401

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees