JP4006676B2 - ペダル支持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体前方から加わる衝撃荷重に対してペダルアームを車体前方側に回動させるペダル支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ブレーキあるいはクラッチのペダルアームは、ペダルハンガーを介して車体に取り付けられ、このペダルアームのペダルを踏み込むことによりペダルアームの変位量をブレーキマスターシリンダあるいはクラッチマスターシリンダーに伝え、制動あるいは変速操作を行っている。
通常、マスターシリンダーはダッシュパネルに直接接続されているため、車両前方から過大な力が車体にかかった場合に、ダッシュパネルの位置変化がそのままマスターシリンダの位置変化となり、マスターシリンダのプッシュロッドによりペダルアームを車体後方に回動操作することになる。
【0003】
そこで、プッシュロッドとペダルアームの連結部を解除させてペダルアームが車体後方に回動操作するのを防ぐ先行技術(特開平10−264785号公報)、あるいは、プッシュロッドを折り曲げてペダルアームが車体後方に回動操作するのを防ぐ先行技術(特開平11−198776号公報)などが知られている。
【0004】
このようにプッシュロッドを解除させたり、プッシュロッドを折り曲げることは、プッシュロッドとペダルアームの連結部が弱くなったり、あるいはプッシュロッド自体の強度が弱くなる等の不具合を招く虞がある。
【0005】
そこで、プッシュロッドとペダルアームの連結にリンク機構を用いて過大な荷重が加わった場合に、ペダルアームを逆方向に回動操作させるようにした先行技術(特開平ー290715号公報)が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この先行技術によると、複雑なリンク機構を介してペダルアームを操作するため、プッシュロッドとペダルアームの間の操作力の伝達が複雑になる。また、通常のペダル操作に際してリンク機構を介するためペダルアームとプッシュロッドとの間に距離を必要とし、全体の構成が大型化することになる。
【0007】
本発明は上記課題を解決し、ペダルアームの通常の操作時には、確実に操作力をプッシュロッドに伝え、過大な荷重を受けた際にはペダルを車体前方側に回動操作して不具合を防止するペダル支持構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、車体に装着されたペダルハンガーにペダル軸を介してペダルアームの上端部を支持し、このペダルアームの途中に、エンジンルーム内に設置されたマスターシリンダのプッシュロッドを接続した車両のペダル支持構造において、上記ペダルアームの途中に第1のリンクの一端部を軸支する第1の軸支部を設け、この第1のリンクの他端部に、上記ペダル軸に他端部を係合した第2のリンクの一端部軸支する第2の軸支部を形成するとともに、上記第1のリンクの中間位置で、かつ上記第1および第2の軸支部の中間位置に、上記プッシュロッドの連結部を設け、上記第2のリンクの他端部に、上記ペダル軸に係合する係合部を設け、かつ該第2のリンクの他端部に、上記ペダルハンガーが車体取付部側に対して相対的に移動したとき、車体側に当接する係止部を設け、上記ペダルハンガーは、解除用ブラケットを介して車体に装着されており、上記ペダルハンガーが解除用ブラケットに対して車体後方に移動することにより、上記解除用ブラケットによって上記第2のリンクの係合部がペダル軸から離脱され、車体前方からの過大な入力荷重に伴って上記ペダルハンガーが車体取付部側に対して相対的に移動したとき、上記第2のリンクの他端部係合部がペダル軸から離脱可能に構成したことにある。
また、本発明は、上記第1の軸支部は、上記プッシュロッドの連結部と上記ペダル軸中心を結ぶ線に対し、その線上もしくはマスターシリンダ側に設置したことにある。
さらに、本発明は、上記ペダルアームのペダル軸に、常時はペダルアームを車体後方側に付勢する弾発手段を設けたことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
図1ないし図5は、ブレーキペダルに適用した本発明の実施の形態によるペダル支持構造の側面図、図6は図1の分解斜視図、図7ないし図9はペダルハンガーの斜視図である。
図1ないし図6において、ブレーキペダル1は、車体側としてのダッシュパネル2の運転席側にペダルハンガー3を介して装着されている。ペダルハンガー3は、ダッシュパネル2とカウル部4に跨って取り付けられ、ブレーキペダル1あるいは図示しないクラッチペダルを支持する支持部材として機能するものである。このペダルハンガー3は、図7に示すように、前面部301の両側に、互いに対向して後方に延びる一対の側壁302が設けられ、これら側壁302の上端縁相互間に天井面303が設けられている。これら側壁302には、対応する位置に穴304が設けられ、この穴304にペダル軸となるペダルシャフト5が挿通され、このペダルシャフト5にナット5aを螺合することによってブレーキペダル1が回動可能に支持されている。上記穴304の周辺部には、凹部302aが形成されて、側壁302の剛性を保持している。
【0011】
ペダルハンガー3の具体的な構造を図7ないし図9に従って説明する。
ペダルハンガー3の天井面303には、後方に向けてU字状の凹溝305が形成されており、この凹溝305の開口端側を塞ぐプレート6が上記両側側壁302に跨って設けられている。このプレート6は両側フランジ部6aを上記側壁302にスポット溶接等により装着されており、プレート面6bの前端部に切欠部6cが形成されている。上記ペダルハンガー3の天井面303とプレート6の間には、取付穴7aを形成したブラケット7が挟持されて配置されている。このブラケット7は、上記取付穴7aにボルト8を通して切欠部6cから上記カウル部4の取付穴(図示せず)裏面に装着されたナット8aに螺着されており、このブラケット7の固定によってペダルハンガー3の天井面303がカウル部4に固定されている。上記ボルト8は、プレート6の切欠部6cによって後端および幅方向が規制されている。
上記ブラケット7の前端には、下方に向けて湾曲した折り曲げ部7bが設けられ、この折り曲げ部7bを凹溝305から下方に突出させている。上記ペダルハンガー3の片側側壁302には、内側壁面に、断面L字状に折り曲げたストッパー片306が所定角度で設けられており、上記ブレーキペダル1の後方への回動を一定角度で阻止している。このストッパー片306には、ストップランプスイッチが取り付けられている。
ペダルハンガー3は、前面部301の両側フランジ部301aに設けられた取付穴301bを介して図示しないボルトなどによってダッシュパネル2に取り付けられている。
【0012】
ブレーキペダル1は、図6に示すように、ペダルアーム1aの上端部を上記ペダルシャフト5に回動自在に支持されたもので、ペダルアーム1aの下端にパッド101を装着したペダル1bが設けられている。
このペダルアーム1aの上端部には、車幅方向の筒部1cが設けられており、この筒部1cにスペーサ102を挿通して、その両側にブッシュ103を組み付けている。ペダルアーム1aは、これらスペーサ102およびブッシュ103に上記ペダルシャフト5を挿通して上記ペダルハンガー3に支持されている。ペダルアーム1aの上端寄りの途中には、車幅方向の筒部1dが設けられ、この筒部1dの両側にブッシュ104が組み付けられている。上記筒部1cと筒部1dは、リンク機構9で連結されており、このリンク機構9には、ダッシュパネル2のエンジンルーム側に装着されたブレーキブースタシリンダ10のプッシュロッド11が連結されている。
【0013】
上記リンク機構9は、一端部を筒部1dに連結した略L字形状をした第1のリンク12と、このリンク12の他端部に一端部を軸9aを介して軸支した第2のリンク13の他端部を上記筒部1cに係合したものである。リンク12は、一端軸部12aを上記筒部1dに挿通して例えば、スナップリングあるいはCリング14によって留められたもので、軸部12aの先端周面には、円周方向の溝12a1が形成されており、この溝12a1に上記スナップリングあるいはCリング14等のリング部材を嵌めて留められている。上記リンク12には、その途中に形成された穴部12bにプッシュロッド11の先端を留める軸部15を挿通させてピン16によりプッシュロッド11の先端を軸支している。
上記リンク13の他端部にはC字形の係合部13aが設けられ、この係合部13aを、ペダル軸としてのペダルシャフト5、すなわち上記筒部1cに係合させてストッパーリンクとして機能させている。この係合部13aが設けられているリンク13の先端部には、外方に突出した係止部13bが設けられており、この係止部13bに上記ペダルハンガー3のブラケット7の折り曲げ部7bが係合するように形成されている。上記筒部1cには、ブレーキペダル1のがたつきを防ぐためのリターンスプリング17が装着され、このリターンスプリング17は、一端部を上記ペダルハンガー3の天井面303に係止され、他端部をリンク13に係止されている。
【0014】
次に、上記構成による本発明の作用を説明する。
通常状態では、ペダル1bを踏み込むことにより、図1および図7に示すようにブレーキペダル1の回動操作により、プッシュロッド11を介してブレーキマスターシリンダ10を作動させる。
そして、車体に前方からの過大な衝撃が加わってダッシュパネル2が後方に移動すると、ペダルハンガー3も車体後方に移動する。このとき、ブラケット7は車体側のカウル部4に固定されているので、図8および図9に示すように、ブラケット7に対してペダルハンガー3だけが摺動して車体後方に移動する。こうして、ダッシュパネル2の後方移動とともにペダルハンガー3が移動し、ブラケット7の折り曲げ部7bがリンク13の係止部13bに当たると(図2参照)、ペダルハンガー3の後方移動に伴ってリンク13の係合部13aがブレーキペダル1の筒部1cから離脱する(図3参照)。リンク13の係合部13aがブレーキペダル1の筒部1cから離脱すると、リターンスプリング17の作用により、軸部12aを中心にリンク12およびリンク13が回動する(図4参照)。こうして、ダッシュパネル2の後方移動に伴って、ブレーキマスターシリンダ10も後方に移動し、リターンスプリング17の作用により、軸部12aを中心にリンク12およびリンク13が回動してブレーキペダル1を車体前方側に回動させる(図5参照)。
【0015】
上記実施の形態によれば、前方からの衝撃荷重に対してダッシュパネル2が後方移動したような場合にも、ブレーキペダル1を車体前方側に回動させることができる。
【0016】
次に図10ないし図16は、本発明による第2の実施の形態で、図1ないし図9と同一部分は、同符号を付して、同一部分の説明は省略して説明する。
この場合、図10に示すように、リンク機構9を構成する第1のリンク12の一端部に設けられた軸部12aには、外周面に、上記実施の形態で形成した溝12a1等は形成されていない。そして、リンク12の一端軸部12aは、上記筒部1dに挿通して、軸部12aの先端にプッシュナット18を嵌めて留められている。
【0017】
上記第2の実施の形態の動作を説明すると、図11は、第1の実施の形態の図5と同一状況の図面である。
図1に示した状況から、車体に前方からの過大な衝撃が加わってダッシュパネル2が後方に移動すると、ペダルハンガー3も車体後方に移動する。
そして、ダッシュパネル2の後方移動に伴って、ブレーキマスターシリンダ10も後方に移動し、リターンスプリング17の作用により、軸部12aを中心にリンク12およびリンク13が回動してブレーキペダル1を車体前方側に回動させる。(図11参照)。このときの、ブレーキマスターシリンダ10とリンク12の軸部12a部分を上方から見た状況が図12に拡大して示されている。
このとき、ブレーキマスターシリンダ10は、傾いた状態で車体後方に押されているが、軸部12aは、まだ、プッシュナット18によって、留められている。
【0018】
そして、さらに、図13および図15に示すように、過大な力が前方側から入力された場合、ブレーキマスターシリンダ10と、ペダルアーム1aが接触することにより、リンク12がペダルアーム1aから離脱する方向への力Fが発生する(図14参照)。この力Fによって、リンク12の軸部12aを固定しているプッシュナット18が変形、離脱し、リンク12がペダルアーム1aより分離し、ペダルアーム1aとブレーキマスターシリンダ10間の接続を完全に分離する(図16参照)。
こうして、過大な衝撃力が入力された場合に、プッシュナット18が変形、離脱することにより、ブレーキマスターシリンダ10に連結されているリンク12とペダルアーム1aとの結合を解除して、ペダルアーム1aに過大な衝撃力が伝わらないようにして、それ以上のペダルアーム1aの後退を防ぐことができる。
【0019】
また、リンク12の軸部12aの固定にプッシュナット18を用いているので、組付け性の向上を図ることができる。さらに、プッシュナット18を用いることで、リンク12の軸部12aの交差管理が不要となり、コストダウンを図ることができる。
【0020】
なお、本発明は上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、例えば、ブレーキペダル1以外にもクラッチペダルなどにも適用でき、また、リンク機構の構造も種々の構造のもの、例えば、第2リンクはペダル軸に係合となっているが、ペダルアーム1aから筒部1dの構造物をもう1つ出してそこへ係合してもよい。など本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実施し得ることはいうまでもない。
【0021】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるペダル支持構造によれば次のような効果を奏することができる。
車体に装着されたペダルハンガーにペダル軸を介してペダルアームの上端部を支持し、このペダルアームの途中に、エンジンルーム内に設置されたマスターシリンダのプッシュロッドを接続した車両のペダル支持構造において、上記ペダルアームの途中に第1のリンクの一端部を軸支する第1の軸支部を設け、この第1のリンクの他端部に、上記ペダル軸に他端部を係合した第2のリンクの一端部軸支する第2の軸支部を形成するとともに、上記第1のリンクの中間位置で、かつ上記第1および第2の軸支部の中間位置に、上記プッシュロッドの連結部を設け、上記第2のリンクの他端部に、上記ペダル軸に係合する係合部を設け、かつ該第2のリンクの他端部に、上記ペダルハンガーが車体取付部側に対して相対的に移動したとき、車体側に当接する係止部を設け、上記ペダルハンガーは、解除用ブラケットを介して車体に装着されており、上記ペダルハンガーが解除用ブラケットに対して車体後方に移動することにより、上記解除用ブラケットによって上記第2のリンクの係合部がペダル軸から離脱され、車体前方からの過大な入力荷重に伴って上記ペダルハンガーが車体取付部側に対して相対的に移動したとき、上記第2のリンクの他端部係合部がペダル軸から離脱可能に構成したので、通常状態では、リンク機構と無関係にペダルアームが操作できるとともに、車体前方からの過大な衝撃荷重が加わった場合には、リンク機構を介してペダルアームを車体前方に回動させることができる。よって、機構が複雑にならずに動作を確実に行うことができる。上記第2のリンクの他端部に、上記ペダル軸に係合する係合部を設け、かつ該第2のリンクの他端部に、上記ペダルハンガーが車体取付部側に対して相対的に移動したとき、車体側に当接する係止部を設けたので、ペダルハンガーの後方移動に伴って第2のリンクの解除をスムーズに行うことができる。上記ペダルハンガーは、解除用ブラケットを介して車体に装着されており、上記ペダルハンガーが解除用ブラケットに対して車体後方に移動することにより、上記解除用ブラケットによって上記第2のリンクの係合部がペダル軸から離脱されるので、ペダルアームを確実に車体前方に回動操作することができる。
上記ペダルアームのペダル軸に、常時はペダルアームを車体後方側に付勢する弾発手段を設けたので、この弾発手段を利用して上記リンクを回動操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるペダル支持構造の実施の形態を示す一部を断面にした側面図である。
【図2】本発明によるペダル支持構造の実施の形態を示す一部を断面にした側面図である。
【図3】本発明によるペダル支持構造の実施の形態を示す一部を断面にした側面図である。
【図4】本発明によるペダル支持構造の実施の形態を示す一部を断面にした側面図である。
【図5】本発明によるペダル支持構造の実施の形態を示す一部を断面にした側面図である。
【図6】図1の分解斜視図である。
【図7】図1のペダルハンガーを示す斜視図である。
【図8】図1のペダルハンガーを示す斜視図である。
【図9】図1のペダルハンガーを示す斜視図である。
【図10】本発明によるペダル支持構造の第2の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図11】本発明によるペダル支持構造の第2の実施の形態を示す一部を断面にした側面図である。
【図12】図11のブレーキマスターシリンダとリンクの軸部部分を上方から見た拡大平面図である。
【図13】図11のペダル支持構造の変化を示す一部を断面にした側面図である。
【図14】図13のブレーキマスターシリンダとリンクの軸部部分を上方から見た拡大平面図である。
【図15】図13のペダル支持構造の変化を示す一部を断面にした側面図である。
【図16】図15のブレーキマスターシリンダとリンクの軸部部分を上方から見た拡大平面図である。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル
2 ダッシュパネル
3 ペダルハンガー
4 カウル部
5 ペダルシャフト
7 ブラケット
8 ボルト
9 リンク機構
10 ブレーキブースタシリンダ
11 プッシュロッド
12 第1のリンク
13 第2のリンク
15 軸部
17 リターンスプリング(弾発手段)
18 プッシュナット
1a ペダルアーム
1d 筒部
12a 軸部
13a 係合部
13b 係止部
301 前面部
302 側壁
303 天井面
305 凹溝

Claims (3)

  1. 車体に装着されたペダルハンガーにペダル軸を介してペダルアームの上端部を支持し、このペダルアームの途中に、エンジンルーム内に設置されたマスターシリンダのプッシュロッドを接続した車両のペダル支持構造において、
    上記ペダルアームの途中に第1のリンクの一端部を軸支する第1の軸支部を設け
    この第1のリンクの他端部に、上記ペダル軸に他端部を係合した第2のリンクの一端部軸支する第2の軸支部を形成するとともに、上記第1のリンクの中間位置で、かつ上記第1および第2の軸支部の中間位置に、上記プッシュロッドの連結部を設け、
    上記第2のリンクの他端部に、上記ペダル軸に係合する係合部を設け、かつ該第2のリンクの他端部に、上記ペダルハンガーが車体取付部側に対して相対的に移動したとき、車体側に当接する係止部を設け、
    上記ペダルハンガーは、解除用ブラケットを介して車体に装着されており、上記ペダルハンガーが解除用ブラケットに対して車体後方に移動することにより、上記解除用ブラケットによって上記第2のリンクの係合部がペダル軸から離脱され、車体前方からの過大な入力荷重に伴って上記ペダルハンガーが車体取付部側に対して相対的に移動したとき、上記第2のリンクの他端部係合部がペダル軸から離脱可能に構成したことを特徴とするペダル支持構造。
  2. 上記第1の軸支部は、上記プッシュロッドの連結部と上記ペダル軸中心を結ぶ線に対し、その線上もしくはマスターシリンダ側に設置したことを特徴とする請求項1に記載のペダル支持構造。
  3. 上記ペダルアームのペダル軸に、常時はペダルアームを車体後方側に付勢する弾発手段を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のペダル支持構造。
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