JP2006332594A - 強誘電体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】1マスク加工の強誘電体キャパシタにおいて、セルサイズの縮小を図る。
【解決手段】強誘電体記憶装置は、強誘電体キャパシタ30の上部電極TEと、強誘電体キャパシタ30の下部電極BEと、上部電極TE及び下部電極BE間に挟まれ、上部電極TEの側面と一致する側面を有する第1の部分FEaと下部電極BEの側面と一致する側面を有する第2の部分FEbとで構成され、第2の部分FEbの側面が第1の部分FEaの側面よりも外側に突出することで段差FE’が形成された強誘電体膜FEと、上部電極TE上に設けられたトップマスク24と、トップマスク24の側面の一部、上部電極TEの側面及び強誘電体膜FEの第1の部分FEaの側面に設けられ、トップマスク24の頂上部よりも低くかつ上部電極TEの頂上部より高い頂上部を有するサイドマスク26とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、強誘電体記憶装置及びその製造方法に関する。
近年、FeRAM(Ferro-electric Random Access Memory)デバイスの高集積化に伴って、微細なセルを形成することが要求されている。このため、1マスク(1PEP)による一括加工で強誘電体キャパシタを形成することが必須となる。しかし、1マスク加工のキャパシタは横方向のエッチングも進むため、寸法ばらつき及びダメージよる特性ばらつきが問題となる。
これに対して、特許文献1の図2等では、上述するダメージ及び寸法ばらつきが改善される。しかし、この特許文献1の構造は、横方向のセルサイズの縮小が充分になされていない(図9参照)。
特開2001−36026号公報
本発明は、1マスク加工の強誘電体キャパシタにおいて、セルサイズの縮小が可能な強誘電体記憶装置及びその製造方法を提供する。
本発明の第1の視点による強誘電体記憶装置は、強誘電体キャパシタの上部電極と、前記強誘電体キャパシタの下部電極と、前記上部電極及び前記下部電極間に挟まれ、前記上部電極の側面と一致する側面を有する第1の部分と前記下部電極の側面と一致する側面を有する第2の部分とで構成され、前記第2の部分の前記側面が前記第1の部分の前記側面よりも外側に突出することで段差が形成された強誘電体膜と、前記上部電極上に設けられたトップマスクと、前記トップマスクの側面の一部、前記上部電極の前記側面及び前記強誘電体膜の前記第1の部分の前記側面に設けられ、前記トップマスクの頂上部よりも低くかつ前記上部電極の頂上部より高い頂上部を有するサイドマスクとを具備する。
本発明の第2の視点による強誘電体記憶装置は、強誘電体キャパシタの上部電極と、前記強誘電体キャパシタの強誘電体膜と、前記上部電極及び前記強誘電体膜の側面と一致する側面を有する第1の部分と前記第1の部分の前記側面よりも外側に突出する側面を有する第2の部分とで構成され、前記第1及び第2の部分で段差が形成された前記強誘電体キャパシタの下部電極と、前記上部電極上に設けられたトップマスクと、前記トップマスクの側面の一部、前記上部電極の前記側面、前記強誘電体膜の前記側面及び前記下部電極の前記第1の部分の前記側面に設けられ、前記トップマスクの頂上部よりも低くかつ前記上部電極の頂上部より高い頂上部を有するサイドマスクとを具備する。
本発明の第3の視点による強誘電体記憶装置の製造方法は、下部電極材を形成する工程と、前記下部電極材上に強誘電体膜を形成する工程と、前記強誘電体膜上に上部電極材を形成する工程と、前記上部電極材上にトップマスクを形成する工程と、前記トップマスクを所望形状に加工する工程と、前記所望形状の前記トップマスクを用いて前記上部電極材及び前記強誘電体膜の途中まで加工する工程と、前記トップマスク及び前記強誘電体膜上にサイドマスクを形成する工程と、前記サイドマスクを部分的に除去して、前記強誘電体膜の残り及び前記下部電極材を加工することで、強誘電体キャパシタを形成する工程とを具備し、前記サイドマスクの頂上部は、前記トップマスクの頂上部よりも低くかつ前記上部電極材の頂上部より高くなっている。
本発明によれば、1マスク加工の強誘電体キャパシタにおいて、セルサイズの縮小が可能な強誘電体記憶装置及びその製造方法を提供できる。
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る強誘電体記憶装置の断面図を示す。以下に、第1の実施形態に係る強誘電体記憶装置について説明する。
図1に示すように、シリコン基板11上にスイッチング用のトランジスタ14が形成され、このトランジスタ14のソース/ドレイン拡散層13a,13bの一方にプラグ16を介して接続された強誘電体キャパシタ30が形成されている。この強誘電体キャパシタ30は、上部電極(Top Electrode)TEと、下部電極(Bottom Electrode)BEと、上部電極TE及び下部電極BE間に挟まれた強誘電体膜(Ferroelectric film)FEとを有する。
強誘電体膜FEは、上部電極TEの側面と一致する側面を有する第1の部分FEaと、下部電極BEの側面と一致する側面を有する第2の部分FEbとで構成される。そして、第2の部分FEbの側面が第1の部分FEaの側面よりも外側に突出しているため、強誘電体膜FEは段差FE’を有している。尚、上部電極TEの側面と第1の部分FEaの側面とは必ずしも完全に一致していなくてもよく、第1及び第2の部分FEa,FEbに段差FE’が生じていれば、±30%程度のずれは許容できる。
上部電極TE上には、トップハードマスク24が設けられている。トップハードマスク24の側面の一部、上部電極TEの側面及び強誘電体膜FEの第1の部分FEaの側面には、サイドハードマスク26が設けられている。そして、このサイドハードマスク26の頂上部の高さは、上部電極TEの頂上部の高さよりも高く、かつトップハードマスク24の頂上部の高さよりも低くなっている。
トップハードマスク24及びサイドハードマスク26は、少なくともシリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)、アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、シリコンアルミニウム酸化膜(SiAl膜:例えばSiAlO膜)、ジルコニウム酸化膜(ZrO膜:例えばZrO膜)、シリコン窒化膜(Si膜:例えばSi膜)、又はこれらを組み合わせた積層膜で形成されている。ここで、トップハードマスク24とサイドハードマスク26とは、同じ材料で形成してもよいし、異なる材料で形成してもよい。
強誘電体キャパシタ30、トップハードマスク24及びサイドハードマスク26を覆うように、バリア膜28が形成されている。このバリア膜28は、少なくともシリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)、アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、シリコンアルミニウム酸化膜(SiAl膜:例えばSiAlO膜)、ジルコニウム酸化膜(ZrO膜:例えばZrO膜)、シリコン窒化膜(Si膜:例えばSi膜)、又はこれらを組み合わせた積層膜で形成されている。
強誘電体キャパシタ30にはバリア膜28及びトップハードマスク24を貫通してコンタクト32が電気的に接続され、このコンタクト32には配線33が接続されている。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る強誘電体キャパシタの概略的な平面図を示す。以下に、第1の実施形態に係る強誘電体キャパシタについて説明する。
図2に示すように、段差FE’の突出幅W1(強誘電体膜FEの第2の部分FEbの側面が第1の部分FEaの側面から突出する距離)は、真上から見た際均一である。上部電極TE及び強誘電体膜FEの第1の部分FEaの平面形状は等しく、下部電極BE及び強誘電体膜FEの第2の部分FEbの平面形状は等しく、下部電極BE及び強誘電体膜FEの第2の部分FEbの平面形状は上部電極TE及び強誘電体膜FEの第1の部分FEaの平面形状よりも大きい。尚、段差FE’の突出幅W1は、±30%程度ずれてもよい。上部電極TE及び強誘電体膜FEの第1の部分FEaの平面形状は必ずしも完全に一致していなくてもよく、±30%程度のずれは許容できる。下部電極BE及び強誘電体膜FEの第2の部分FEbの平面形状は必ずしも完全に一致していなくてもよく、±30%程度のずれは許容できる。
図3(a)は、本発明の第1の実施形態に係る比率h/Hに対するキャパシタ信号量のばらつきの大きさ(スイッチングチャージ)の関係を示す。図3(b)は、本発明の第1の実施形態に係る比率h/Hに対するキャパシタ信号量の大きさ(スイッチングチャージ)の関係を示す。図3(c)は、本発明の第1の実施形態に係る比率h/Hに対するキャパシタサイズ(セルサイズ)の関係を示す。以下、第1の実施形態に係る比率h/Hについて説明する。
上部電極TEの頂上部からトップハードマスク24の頂上部までの高さをH、上部電極TEの頂上部からサイドハードマスク26の頂上部までの高さをhとした場合(図1参照)、比率h/Hは以下の式(1)の関係を満たすことが望ましい。
1%≦h/H≦99%…(1)
上記式(1)の下限値は、次の理由から規定する。図3(a)に示すように、キャパシタ信号量のばらつきの大きさと比率h/Hとの関係を調べた結果、比率h/Hが1%以上になると、ばらつきが低減して飽和することが分かった。また、図3(b)に示すように、キャパシタ信号量の大きさと比率h/Hとの関係を調べた結果、比率h/Hが1%以上になると、信号量が増加して飽和することが分かった。従って、キャパシタ信号量のばらつきの低減及びキャパシタ信号量の大きさの増加を考慮すると、比率h/Hは、1%以上であることが望ましいと言える。
上記式(1)の上限値は、次の理由から規定する。図3(c)に示すように、キャパシタサイズ(セルサイズ)と比率h/Hとの関係を調べた結果、比率h/Hが99%以下になると、キャパシタサイズが縮小して飽和傾向にあることが分かった。従って、キャパシタサイズの縮小を考慮すると、比率h/Hは、99%以下であることが望ましいと言える。
図4乃至図8は、本発明の第1の実施形態に係る強誘電体記憶装置の製造工程の断面図を示す。以下に、第1の実施形態に係る強誘電体記憶装置の製造方法について説明する。
まず、図4に示すように、シリコン基板11上にゲート電極12がゲート絶縁膜(図示せず)を介して形成され、このゲート電極12の両側のシリコン基板11内にソース/ドレイン拡散層13a,13bが形成される。これにより、スイッチング用のトランジスタ14が形成される。次に、トランジスタ14上に層間絶縁膜15が形成され、この層間絶縁膜15内にソース/ドレイン拡散層13aに接続するプラグ16が形成される。
次に、プラグ16及び層間絶縁膜15上に、下部電極材21、強誘電体膜FE、上部電極材23が順に堆積される。ここで、下部電極材21は、例えば第1乃至第4の下部電極材17,18,19,20の4層で構成される。第1の下部電極材17としては例えばTiAlN、Ti等を用い、第2の下部電極材18としては例えばIr等を用い、第3の下部電極材19としては例えばIrO等を用い、第4の下部電極材20としては例えばTi/Pt/Ti/SrRuO等を用いる。また、強誘電体膜FEの材料としては例えばPZT等を用い、上部電極材23としては例えばSrRuO/Pt、SrRuO/IrOx等を用いる。
次に、上部電極材23上にキャパシタ加工のためのトップハードマスク24が堆積される。そして、リソグラフィ及びRIE(Reactive Ion Etching)等により、トップハードマスク24が所望の形状に加工される。ここで、本実施形態では、高温エッチングを適用するため、トップハードマスク24としてSiO膜を用いる。尚、トップハードマスク24としては、例えば、シリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)、アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、シリコンアルミニウム酸化膜(SiAl膜:例えばSiAlO膜)、ジルコニウム酸化膜(ZrO膜:例えばZrO膜)、シリコン窒化膜(Si膜:例えばSi膜)、シリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)/アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、シリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)/チタンアルミニウム窒化膜(TiAlN膜)/アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、又はこれらの組み合わせ等が適している。
次に、図5に示すように、トップハードマスク24を用いて、上部電極材23及び強誘電体膜FEの途中までエッチング加工される。このエッチング加工では、上部電極材23及び強誘電体膜FEのエッチングによる残渣が形成されないようなエッチング条件を適用する。このようにして、所望パターンの上部電極TEが形成される。
次に、図6に示すように、トップハードマスク24及び強誘電体膜FEのエッチング面に対して、サイドハードマスク26が形成される。ここでは、ALD(Atomic Layer Deposition)法若しくはスパッタ法又は両方を用いて、10から50nmの膜厚を有するアルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、が堆積される。尚、サイドハードマスク26としては、シリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)、シリコンアルミニウム酸化膜(SiAl膜:例えばSiAlO膜)、ジルコニウム酸化膜(ZrO膜:例えばZrO膜)、シリコン窒化膜(Si膜:例えばSi膜)、又はこれらを組み合わせた積層膜も候補である。そして、サイドハードマスク26が堆積された後、必要に応じて高温酸素アニールを行うことにより、強誘電体キャパシタの分極特性の改善を図る。
次に、図7に示すように、全面エッチバック等によりサイドハードマスク26が部分的に除去された後、再度エッチングが進められ、残りの強誘電体膜FE及び下部電極材21の加工が行われる。これにより、所望パターンの強誘電体膜FE及び下部電極BEが形成され、一括加工された強誘電体キャパシタ30が完成する。この際、トップハードマスク24の側面の一部にサイドハードマスク26が配置され、かつ、サイドハードマスク26の頂上部がトップハードマスク24の頂上部よりも低くなるようにする。尚、層間絶縁膜15の一部まで加工されてもよい。
次に、図8に示すように、層間絶縁膜15のダメージを抑制するために、層間絶縁膜15及びトップハードマスク24上にバリア膜28が形成される。このバリア膜28としては、例えば、シリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)、アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、シリコンアルミニウム酸化膜(SiAl膜:例えばSiAlO膜)、ジルコニウム酸化膜(ZrO膜:例えばZrO膜)、シリコン窒化膜(Si膜:例えばSi膜)、又はこれらを組み合わせた積層膜等あげられる。ここでは、ALD法若しくはスパッタ法又は両方を用いて、50nmの膜厚を有するAl膜が堆積される。
次に、図1に示すように、バリア膜28上に層間絶縁膜31が形成される。そして、層間絶縁膜31、バリア膜28及びトップハードマスク24を貫通して上部電極TEに接続するコンタクト32が形成される。その後、コンタクト32に接続する配線33が形成される。このようにして、強誘電体記憶装置が形成される。
上記第1の実施形態によれば、強誘電体膜FEに段差FE’が形成され、この段差FE’にサイドハードマスク26が設けられている。そして、このサイドハードマスク26の頂上部の高さが、上部電極TEの頂上部の高さよりも高く、かつトップハードマスク24の頂上部の高さよりも低くなっている。このため、図9に示すように、第1の実施形態は、サイドハードマスク26がトップハードマスク24と同じ高さにある場合と比べて、強誘電体キャパシタ30の幅を縮小できるため、セルサイズを縮小できる。
また、式(1)に示すように、比率h/Hを1%以上99%以下と規定することで、さらにセルサイズを縮小しつつ、信号量のばらつきを減少し、かつ信号量を大きく取ることが可能となる。
また、2マスク加工等で段差のある強誘電体キャパシタを形成する場合にはリソグラフィ工程の合わせずれにより、段差の突出幅は均一にならない。これに対し、第1の実施形態では、強誘電体キャパシタ30は1回のリソグラフィ工程(トップハードマスク24を所望形状に加工する際のリソグラフィ工程)で1マスク加工によって形成するため、合わせずれを抑制でき、段差FE’の突出幅W1をほぼ均一にできる(図2参照)。
また、図7に示すエッチングの際、上部電極TEの側面はサイドハードマスク26で保護されている。このため、上部電極TEのサイズの誤差が少なくなり、均一なサイズの強誘電体キャパシタ30を形成できる。
また、強誘電体膜FEに段差FE’を設けることで、下部電極BEをエッチングしない構造になる。この際、下部電極BEをエッチングしないので、下部電極BEからの金属残渣が、強誘電体膜FEの側壁に堆積するのを抑制でき、上部電極TEと下部電極BEとの間の電気的導通(即ち、キャパシタリーク)を構造的に防ぐことができるという利点がある。
また、サイドハードマスク26が上部電極TEの側面及び強誘電体膜FEの第1の部分FEaの側面に設けられていることで、サイドハードマスク26が設けられていない場合と比べて、下部電極BEのエッチング時に発生しやすい金属残渣が直接上部電極TEの側壁に堆積することを抑制でき、上部電極TEと下部電極BEとの間の電気的導通(即ち、キャパシタリーク)を構造的に防ぐことができるという効果が得られる。
また、バリア膜28で強誘電体キャパシタ30を覆うことで、バリア膜28で強誘電体キャパシタ30を覆わない場合と比べて、次のような効果が得られる。バリア膜28は例えば強誘電体キャパシタ30に水素が侵入することを抑制できるため、水素還元作用による強誘電体キャパシタ30の特性劣化を抑制できる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態は、強誘電体膜FEに段差FE’を形成したのに対し、第2の実施形態は、強誘電体キャパシタの下部電極に段差を形成する。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る強誘電体記憶装置の断面図を示す。以下に、第2の実施形態に係る強誘電体記憶装置について説明する。
図10に示すように、第2の実施形態において、上記第1の実施形態と異なる点は、下部電極BEに段差BE’が形成されている点である。従って、下部電極BEは、第1の部分BEaと、この第1の部分BEaの側面よりも外側に突出する側面を有する第2の部分BEbとで構成される。ここで、第1の部分BEaの側面は上部電極TE及び強誘電体膜FEの側面と一致する。尚、上部電極TEの側面、強誘電体膜FEの側面及び第1の部分BEaの側面と第2の部分BEbの側面とは必ずしも完全に一致していなくてもよく、第1及び第2の部分BEa,BEbに段差BE’が生じていれば、±30%程度のずれは許容できる。
さらに、第1の実施形態では、上部電極TE上に1層のトップハードマスク24を設けていたのに対し、第2の実施形態では、上部電極TE上に2層のトップハードマスク24,25を設けている。そして、第1及び第2のトップハードマスク24,25の側面、上部電極TEの側面、強誘電体膜FEの側面及び下部電極BEの第1の部分BEaの側面には、サイドハードマスク26が設けられている。このサイドハードマスク26の頂上部の高さは、第2のトップハードマスク25の上面の端部の高さと一致している。尚、サイドハードマスク26の頂上部の高さは第2のトップハードマスク25の上面の端部の高さと必ずしも完全に一致していなくてもよく、±25%程度のずれは許容できる。
第2のトップハードマスク25は、主に、上部電極TE、強誘電体膜FE、下部電極BEの第1の部分BEaの加工時のマスクとして機能する。一方、第1のトップハードマスク24は、主に、下部電極BEの第2の部分BEbの加工時のマスクとして機能する。さらに、第1のトップハードマスク24は、第2のトップハードマスク25のダメージが上部電極TEに影響することをブロックしている。
上部電極TE上には、第1及び第2のトップハードマスク24,25のうち第1のトップハードマスク24の少なくとも一部を残すことが望ましい。これは、強誘電体キャパシタ30の加工後に上部電極TE上の第1のトップハードマスク24が全部エッチングされてしまって上部電極TEへダメージが生じることを防止するためである。
第1のトップハードマスク24の材料は、下部電極材21に対してエッチング選択比が大きいものが望ましい。これは、強誘電体キャパシタ30の形状が立ち、微細化に有利になるからである。
第1及び第2のトップハードマスク24,25及びサイドハードマスク26は、少なくともシリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)、アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、シリコンアルミニウム酸化膜(SiAl膜:例えばSiAlO膜)、ジルコニウム酸化膜(ZrO膜:例えばZrO膜)、シリコン窒化膜(Si膜:例えばSi膜)、又はこれらを組み合わせた積層膜で形成されている。ここで、トップハードマスク24,25とサイドハードマスク26とは、同じ材料で形成してもよいし、異なる材料で形成してもよい。また、第1及び第2のトップハードマスク24,25は、同じ材料でもよいが、異なる材料で形成する方が望ましい。
尚、本実施形態では2層のトップハードマスク24,25を形成する例を示すが、2層以上であっても勿論よい。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る強誘電体キャパシタの概略的な平面図を示す。以下に、第2の実施形態に係る強誘電体キャパシタについて説明する。
図11に示すように、段差BE’の突出幅W2(下部電極BEの第2の部分BEbの側面が第1の部分BEaの側面から突出する距離)は、真上から見た際均一である。また、上部電極TE、強誘電体膜FE及び下部電極BEの第1の部分BEaの平面形状は、等しい。下部電極BEの第2の部分BEbの平面形状は、上部電極TE、強誘電体膜FE及び下部電極BEの第1の部分BEaの平面形状よりも大きい。尚、段差BE’の突出幅W2は、±30%程度ずれてもよい。上部電極TE、強誘電体膜FE及び下部電極BEの第1の部分BEaの平面形状は必ずしも完全に一致していなくてもよく、±30%程度のずれは許容できる。
図12は、本発明の第2の実施形態に係る下部電極のオーバーエッチング量に対する製品歩留まりの関係を示す。以下、第2の実施形態に係る段差について説明する。
図12に示すように、下部電極BEのオーバーエッチング量(下部電極の第1の部分BEaの上面から下部電極BEの第2の部分BEbの上面までの距離)Xは、1nm以上にすると製品の歩留まりが向上することが分かった。従って、歩留まりの向上を考慮した場合、オーバーエッチング量Xは以下の式(2)の関係を満たすことが望ましい。
X≧1nm…(2)
図13乃至図17は、本発明の第2の実施形態に係る強誘電体記憶装置の製造工程の断面図を示す。以下に、第2の実施形態に係る強誘電体記憶装置の製造方法について説明する。
まず、図13に示すように、シリコン基板11上にゲート電極12がゲート絶縁膜(図示せず)を介して形成され、このゲート電極12の両側のシリコン基板11内にソース/ドレイン拡散層13a,13bが形成される。これにより、スイッチング用のトランジスタ14が形成される。次に、トランジスタ14上に層間絶縁膜15が形成され、この層間絶縁膜15内にソース/ドレイン拡散層13aに接続するプラグ16が形成される。
次に、プラグ16及び層間絶縁膜15上に、下部電極材21、強誘電体膜FE、上部電極材23が順に堆積される。ここで、下部電極材21は、例えば第1乃至第4の下部電極材17,18,19,20の4層で構成される。第1の下部電極材17としては例えばTiAlN、Ti等があげられ、第2の下部電極材18としては例えばIr等があげられ、第3の下部電極材19としては例えばIrO等があげられ、第4の下部電極材20としては例えばTi/Pt/Ti/SrRuO等があげられる。また、強誘電体膜FEの材料としては例えばPZT等があげられ、上部電極材23としては例えばSrRuO/Pt、SrRuO/IrOx等があげられる。
次に、上部電極材23上にキャパシタ加工のための第1及び第2のトップハードマスク24,25が堆積される。そして、リソグラフィ及びRIE等により、第2のトップハードマスク25が所望の形状に加工される。そして、この加工された第2のトップハードマスク25を用いて、第1のトップハードマスク24が所望の形状に加工される。ここで、本実施形態では、高温エッチングを適用するため、第1のトップハードマスク24としてシリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)を用い、第2のトップハードマスク25としてアルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)を用いる。その他、第1及び第2のトップハードマスク24,25としては、例えば、シリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)、アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、シリコンアルミニウム酸化膜(SiAl膜:例えばSiAlO膜)、ジルコニウム酸化膜(ZrO膜:例えばZrO膜)、シリコン窒化膜(Si膜:例えばSi膜)、シリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)/アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、シリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)/チタンアルミニウム窒化膜(TiAlN膜)/アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、又はこれらの組み合わせ等が適している。
次に、図14に示すように、第1及び第2のトップハードマスク24,25を用いて、上部電極材23、強誘電体膜FE及び下部電極21の途中までエッチング加工される。このエッチング加工では、上部電極材23、強誘電体膜FE及び下部電極材21のエッチングによる残渣が形成されないようなエッチング条件を適用する。このようにして、所望パターンの上部電極TE及び強誘電体膜FEが形成される。尚、強誘電体膜FEと下部電極材21の境目でエッチングを一旦停止してもよい。
次に、図15に示すように、第2のトップハードマスク25及び第4の下部電極材20のエッチング面に対して、サイドハードマスク26が形成される。ここでは、ALD法若しくはスパッタ法又は両方を用いて、10から50nmの膜厚を有するアルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)が堆積される。尚、サイドハードマスク26としては、シリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)、シリコンアルミニウム酸化膜(SiAl膜:例えばSiAlO膜)、ジルコニウム酸化膜(ZrO膜:例えばZrO膜)、シリコン窒化膜(Si膜:例えばSi膜)、又はこれらを組み合わせた積層膜も候補である。そして、サイドハードマスク26が堆積された後、必要に応じて高温酸素アニールを行うことにより、強誘電体キャパシタの分極特性の改善を図る。
次に、図16に示すように、全面エッチバック等によりサイドハードマスク26が部分的に除去された後、再度エッチングが進められ、残りの下部電極材21(第1乃至第3の下部電極材17,18,19と第4の下部電極材20の一部)の加工が行われる。これにより、所望パターンの下部電極BEが形成され、一括加工された強誘電体キャパシタ30が完成する。尚、層間絶縁膜15の一部まで加工されてもよい。
次に、図17に示すように、層間絶縁膜15のダメージを抑制するために、層間絶縁膜15及び第2のトップハードマスク25上にバリア膜28が形成される。このバリア膜28としては、例えば、シリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)、アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、シリコンアルミニウム酸化膜(SiAl膜:例えばSiAlO膜)、ジルコニウム酸化膜(ZrO膜:例えばZrO膜)、シリコン窒化膜(Si膜:例えばSi膜)、又はこれらを組み合わせた積層膜等あげられる。ここでは、ALD法若しくはスパッタ法又は両方を用いて、50nmの膜厚を有するAl膜が堆積される。
次に、図10に示すように、バリア膜28上に層間絶縁膜31が形成される。そして、層間絶縁膜31、バリア膜28、第1及び第2のトップハードマスク24,25を貫通して上部電極TEに接続するコンタクト32が形成される。その後、コンタクト32に接続する配線33が形成される。このようにして、強誘電体記憶装置が形成される。
上記第2の実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
特開2001−36026号公報のような1マスク加工のキャパシタ構造では、1PEPで形成した強誘電体キャパシタで、強誘電体膜の途中にエッチング段差があった。これは、下部電極のオーバーエッチング時に形成されるメタリックな残渣により、上部電極及び下部電極間の電気的ショートを無くすのが主な目的であった。ところが、本発明者らの実験より、下部電極の後半の加工におけるエッチング工程で、強誘電体膜の側壁にエッチングダメージがあることが分かった。すなわち、強誘電体キャパシタの側面への下部電極のエッチングダメージを抑制しにくい。
これに対し、第2の実施形態では、下部電極材21の後半のエッチング加工の際、強誘電体膜FEの側壁は、サイドハードマスク26で保護されているため、前記エッチングによるダメージを抑制できる。また、上部電極TEの側壁もサイドハードマスク26で保護されているため、上部電極TEのサイズの誤差も少なくなり、均一なサイズの強誘電体キャパシタ30を形成できる。
また、式(2)に示すように、下部電極BEのオーバーエッチング量を1nm以上と規定することで、製品の歩留まりを向上できる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、第2の実施形態の変形例であり、サイドハードマスクを2層にしている。
図18は、本発明の第3の実施形態に係る強誘電体記憶装置の断面図を示す。図19は、本発明の第3の実施形態に係る強誘電体キャパシタの概略的な平面図を示す。以下に、第3の実施形態に係る強誘電体記憶装置について説明する。
図18及び図19に示すように、第3の実施形態において、第2の実施形態と異なる点は、サイドマスクが2層のサイドハードマスク26,27で構成される点である。
第1及び第2のサイドハードマスク26,27は、少なくともシリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)、アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、シリコンアルミニウム酸化膜(SiAl膜:例えばSiAlO膜)、ジルコニウム酸化膜(ZrO膜:例えばZrO膜)、シリコン窒化膜(Si膜:例えばSi膜)、又はこれらを組み合わせた積層膜で形成されている。ここで、第1及び第2のトップハードマスク24,25と第1及び第2のサイドハードマスク26,26とは、同じ材料で形成してもよいし、異なる材料で形成してもよい。また、第1及び第2のサイドハードマスク26,27は、同じ材料で形成してもよいし、異なる材料で形成してもよい。
尚、本実施形態では2層のサイドハードマスク26,27を形成する例を示すが、2層以上であっても勿論よい。また、下部電極BEのオーバーエッチング量Xは上記式(2)の関係を満たすことが望ましい。
図20乃至図22は、本発明の第3の実施形態に係る強誘電体記憶装置の製造工程の断面図を示す。以下に、第3の実施形態に係る強誘電体記憶装置の製造方法について説明する。
まず、第2の実施形態と同様に、図13及び図14に示す工程が行われる。
次に、図20に示すように、第2のトップハードマスク25及び第4の下部電極材20のエッチング面に対して、第1及び第2のサイドハードマスク26,27が順に形成される。ここでは、第1のサイドハードマスク26として、ALD法若しくはスパッタ法又は両方を用いて20nmの膜厚を有するアルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)を堆積し、その後、第2のサイドハードマスク27として、30nmの膜厚を有するシリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)を堆積する。尚、第1及び第2のサイドハードマスク26,27としては、シリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)、アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、シリコンアルミニウム酸化膜(SiAl膜:例えばSiAlO膜)、ジルコニウム酸化膜(ZrO膜:例えばZrO膜)、シリコン窒化膜(Si膜:例えばSi膜)、及びこれらの組み合わせも候補である。そして、第2のサイドハードマスク27が堆積された後、必要に応じて高温酸素アニールを行うことにより、強誘電体キャパシタの分極特性の改善を図る。
次に、図21に示すように、全面エッチバック等により第1及び第2のサイドハードマスク26,27が部分的に除去された後、再度エッチングが進められ、残りの下部電極材21(第1乃至第3の下部電極材17,18,19と第4の下部電極材20の一部)の加工が行われる。これにより、所望パターンの下部電極BEが形成され、一括加工された強誘電体キャパシタ30が完成する。尚、層間絶縁膜15の一部まで加工されてもよい。
次に、図22に示すように、層間絶縁膜15のダメージを抑制するために、層間絶縁膜15及び第2のトップハードマスク25上にバリア膜28が形成される。このバリア膜28としては、例えば、シリコン酸化膜(SiO膜:例えばSiO膜)、アルミニウム酸化膜(Al膜:例えばAl膜)、シリコンアルミニウム酸化膜(SiAl膜:例えばSiAlO膜)、ジルコニウム酸化膜(ZrO膜:例えばZrO膜)、シリコン窒化膜(Si膜:例えばSi膜)、及びこれらの組み合わせがあげられる。ここでは、ALD法若しくはスパッタ法又は両方を用いて、50nmの膜厚を有するAl膜が堆積される。
次に、図18に示すように、バリア膜28上に層間絶縁膜31が形成される。そして、層間絶縁膜31、バリア膜28、第1及び第2のトップハードマスク24,25を貫通して上部電極TEに接続するコンタクト32が形成される。その後、コンタクト32に接続する配線33が形成される。このようにして、強誘電体記憶装置が形成される。
上記第3の実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、サイドハードマスク26,27の2層構造により、下部電極TEの加工時のダメージをより完全に抑制できる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、第3の実施形態をTC並列ユニット直列接続型構造の強誘電体メモリに適用したものである。ここで、TC並列ユニット直列接続型構造とは、セルトランジスタ(T)のソース/ドレイン間にキャパシタ(C)の両端をそれぞれ接続し、これをユニットセルとし、このユニットセルを複数直列に接続した構造のことをいう。
図23及び図24は、本発明の第4の実施形態に係る強誘電体記憶装置の断面図を示す。以下に、第4の実施形態に係る強誘電体記憶装置について説明する。
図23及び図24に示すように、第4の実施形態において、第3の実施形態と異なる点は、TC並列ユニット直列接続型構造にした点である。
すなわち、トランジスタ14aのソース/ドレイン拡散層13a,13bに強誘電体キャパシタ30aの下部電極BE及び上部電極TEをそれぞれ接続し、これを1つのユニットセルUC1とする。同様に、トランジスタ14bのソース/ドレイン拡散層13a,13bに強誘電体キャパシタ30bの下部電極BE及び上部電極TEをそれぞれ接続し、これを1つのユニットセルUC2とする。そして、これらのユニットセルUC1,UC2を直列接続している。
ここで、一対の強誘電体キャパシタ30a,30bの下部電極BEは同一電位になるため、下部電極BEが接触した構造が可能となる。従って、下部電極BEは、一対の強誘電体キャパシタ30a,30bで共有して用いられている。
また、図23に示す構造は、強誘電体キャパシタ30a,30b毎にプラグ16が設けられている。一方、図24に示す構造は、一対の強誘電体キャパシタ30a,30bで共通して1つのプラグ16を用いている。この図24に示す構造は、強誘電体膜FEの直下にプラグ16が配置されないため、プラグ16の段差等によるキャパシタ特性の影響を抑制できるという利点がある。
図23の構造では、隣り合うトランジスタ14a,14bでソース/ドレイン拡散層13aを共有している。
図25は、本発明の第4の実施形態に係る強誘電体キャパシタの概略的な平面図を示す。図25に示すように、第3の実施形態と同様、段差BE’の突出幅W2は、真上から見た際均一である。尚、図面上、突出幅W2は均一に表示されているが、プロセスの条件等によりばらつきがある。具体的には、各突出幅W2は、基本的に同じになるが、±30%範囲内で変化する。段差BE’の突出幅W2は、2000×10−10m以下が微細化の点で適している。
また、2つの上部電極TE間の中間線Lを対称として、突出幅W3は基本的に同じになる。ここで、突出幅W3は突出幅W2よりも小さい。突出幅W2、W3は、例えば、以下の式(3)の関係を満たす。
(10×W3)<W2…(3)
突出幅W2、W3のサイズの変化が起きる理由は、ドライエッチングにおけるマイクロローデイング効果(Micro-loading effect)によるものである。先に示した図2、11、19においても、隣接するキャパシタ間との距離により、突出幅W1(図2)、W2(図11、19)のサイズは差異が生じる。
上記第4の実施形態によれば、第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、第4の実施形態はTC並列ユニット直列接続型構造であるため、さらにセル面積を低減でき、大容量化を図ることができる。
[第5の実施形態]
第5の実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、上部電極上のハードマスクを2層にしたものである。
図26及び図27は、本発明の第5の実施形態に係る強誘電体記憶装置の断面図を示す。以下に、第5の実施形態に係る強誘電体記憶装置について説明する。
図26及び図27に示すように、第5の実施形態において、第1の実施形態と異なる点は、上部電極TE上に2つのトップハードマスク24,25を設けている点である。さらに、図27に示す構造は、2つのサイドハードマスク26,27を設けている。
ここで、本実施形態も、上記式(1)の関係を満たすことが望ましい。この場合、高さHは、上部電極TEの頂上部から第2のトップハードマスク25の頂上部までの高さとなる。
尚、トップハードマスク24,25の詳細については上記第2の実施形態と同様であり、サイドハードマスク26,27の詳細については上記第3の実施形態と同様であるため、説明は省略する。
上記第5の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、第5の実施形態は、第1のトップハードマスク24により、第2のトップハードマスク25のダメージが上部電極TEに影響することをブロックできる。さらに、サイドハードマスク26,27の2層構造により、下部電極TEの加工時のダメージをより完全に抑制できる。
[第6の実施形態]
第6の実施形態は、第2の実施形態の変形例であり、サイドハードマスクの頂上部をトップハードマスクの頂上部より低くしたものである。
図28は、本発明の第6の実施形態に係る強誘電体記憶装置の断面図を示す。以下に、第6の実施形態に係る強誘電体記憶装置について説明する。
図28に示すように、第6の実施形態において、第2の実施形態と異なる点は、サイドハードマスク26の頂上部を第2のトップハードマスク25の頂上部より低くしている点である。
ここで、上部電極TEの頂上部から第2のトップハードマスク25の頂上部までの高さをH、上部電極TEの頂上部からサイドハードマスク26の頂上部までの高さをhとした場合、比率h/Hは上記式(1)の関係を満たすことが望ましい。また、下部電極BEのオーバーエッチング量Xは上記式(2)の関係を満たすことが望ましい。
上記第6の実施形態によれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、サイドハードマスク26の頂上部を第2のトップハードマスク25の頂上部より低くすることで、強誘電体キャパシタ30の幅を縮小できるため、セルサイズを縮小できる。
また、式(1)に示すように、比率h/Hを1%以上99%以下と規定することで、さらにセルサイズを縮小しつつ、信号量のばらつきを減少し、かつ信号量を大きく取ることが可能となる。
尚、図29に示すように、第6の実施形態において、トップハードマスク24は1層にしてもよい。
[第7の実施形態]
第7の実施形態は、第3の実施形態の変形例であり、第1のサイドハードマスクの頂上部をトップハードマスクの頂上部より低くしたものである。
図30は、本発明の第7の実施形態に係る強誘電体記憶装置の断面図を示す。以下に、第7の実施形態に係る強誘電体記憶装置について説明する。
図30に示すように、第7の実施形態において、第3の実施形態と異なる点は、第1のサイドハードマスク26の頂上部を第2のトップハードマスク25の頂上部より低くしている点である。
ここで、上部電極TEの頂上部から第2のトップハードマスク25の頂上部までの高さをH、上部電極TEの頂上部から第1のサイドハードマスク26の頂上部までの高さをhとした場合、比率h/Hは上記式(1)の関係を満たすことが望ましい。また、下部電極BEのオーバーエッチング量Xは上記式(2)の関係を満たすことが望ましい。
上記第7の実施形態によれば、第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、第1のサイドハードマスク26の頂上部を第2のトップハードマスク25の頂上部より低くすることで、強誘電体キャパシタ30の幅を縮小できるため、セルサイズを縮小できる。
また、式(1)に示すように、比率h/Hを1%以上99%以下と規定することで、さらにセルサイズを縮小しつつ、信号量のばらつきを減少し、かつ信号量を大きく取ることが可能となる。
尚、図31に示すように、第7の実施形態において、トップハードマスク24は1層にしてもよい。
[第8の実施形態]
第8の実施形態は、第1の実施形態をTC並列ユニット直列接続型構造の強誘電体メモリに適用したものである。
図32は、本発明の第8の実施形態に係る強誘電体記憶装置の断面図を示す。以下に、第8の実施形態に係る強誘電体記憶装置について説明する。
図32に示すように、第8の実施形態において、第1の実施形態と異なる点は、TC並列ユニット直列接続型構造にした点である。
すなわち、トランジスタ14aのソース/ドレイン拡散層13a,13bに強誘電体キャパシタ30aの下部電極BE及び上部電極TEをそれぞれ接続し、これを1つのユニットセルUC1とする。同様に、トランジスタ14bのソース/ドレイン拡散層13a,13bに強誘電体キャパシタ30bの下部電極BE及び上部電極TEをそれぞれ接続し、これを1つのユニットセルUC2とする。そして、これらのユニットセルUC1,UC2を直列接続している。
ここで、上部電極TEの頂上部からトップハードマスク24の頂上部までの高さをH、上部電極TEの頂上部からサイドハードマスク26の頂上部までの高さをhとした場合、比率h/Hは上記式(1)の関係を満たすことが望ましい。
上記第8の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、第8の実施形態はTC並列ユニット直列接続型構造であるため、さらにセル面積を低減でき、大容量化を図ることができる。
また、式(1)に示すように、比率h/Hを1%以上99%以下と規定することで、さらにセルサイズを縮小しつつ、信号量のばらつきを減少し、かつ信号量を大きく取ることが可能となる。
尚、図33に示すように、第8の実施形態において、サイドハードマスク26,27は2層にしてもよい。また、トップハードマスク24を2層にしても勿論よい。さらに、一対の強誘電体キャパシタ30a,30bで共通して1つのプラグ16を用いてもよい。
上記各実施形態において、図面上は、上部電極TEの側面と強誘電体膜FEの側面、強誘電体膜FEの側面と下部電極BEの側面は垂直で表示されている。しかし、実際、上部電極TEの側面と強誘電体膜FEの側面は70度から88度の範囲のテーパー角度を有し、強誘電体膜FEの側面と下部電極BEの側面は60度から88度の範囲のテーパー角度を有している方が、加工残渣を抑制する点で適している。
その他、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係わる強誘電体記憶装置を示す断面図。 本発明の第1の実施形態に係る強誘電体キャパシタを示す概略的な平面図。 図3(a)は、本発明の第1の実施形態に係る比率h/Hに対するキャパシタ信号量のばらつきの大きさ(スイッチングチャージ)の関係を示す図、図3(b)は、本発明の第1の実施形態に係る比率h/Hに対するキャパシタ信号量の大きさ(スイッチングチャージ)の関係を示す図、図3(c)は、本発明の第1の実施形態に係る比率h/Hに対するキャパシタサイズ(セルサイズ)の関係を示す図。 本発明の第1の実施形態に係わる強誘電体記憶装置を示す断面図。 図4に続く、本発明の第1の実施形態に係わる強誘電体記憶装置の製造工程を示す断面図。 図5に続く、本発明の第1の実施形態に係わる強誘電体記憶装置の製造工程を示す断面図。 図6に続く、本発明の第1の実施形態に係わる強誘電体記憶装置の製造工程を示す断面図。 図7に続く、本発明の第1の実施形態に係わる強誘電体記憶装置の製造工程を示す断面図。 本発明の第1の実施形態に係わる強誘電体キャパシタの幅の縮小を説明するための図。 本発明の第2の実施形態に係わる強誘電体記憶装置を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係る強誘電体キャパシタを示す概略的な平面図。 本発明の第2の実施形態に係る下部電極のオーバーエッチング量に対する製品歩留まりの関係を示す図。 本発明の第2の実施形態に係わる強誘電体記憶装置の製造工程を示す断面図。 図13に続く、本発明の第2の実施形態に係わる強誘電体記憶装置の製造工程を示す断面図。 図14に続く、本発明の第2の実施形態に係わる強誘電体記憶装置の製造工程を示す断面図。 図15に続く、本発明の第2の実施形態に係わる強誘電体記憶装置の製造工程を示す断面図。 図16に続く、本発明の第2の実施形態に係わる強誘電体記憶装置の製造工程を示す断面図。 本発明の第3の実施形態に係わる強誘電体記憶装置を示す断面図。 本発明の第3の実施形態に係る強誘電体キャパシタを示す概略的な平面図。 本発明の第3の実施形態に係わる強誘電体記憶装置の製造工程を示す断面図。 図20に続く、本発明の第3の実施形態に係わる強誘電体記憶装置の製造工程を示す断面図。 図21に続く、本発明の第3の実施形態に係わる強誘電体記憶装置の製造工程を示す断面図。 本発明の第4の実施形態に係わる強誘電体記憶装置を示す断面図。 本発明の第4の実施形態に係わる他の強誘電体記憶装置を示す断面図。 本発明の第4の実施形態に係る強誘電体キャパシタを示す概略的な平面図。 本発明の第5の実施形態に係わる強誘電体記憶装置を示す断面図。 本発明の第5の実施形態に係わる他の強誘電体記憶装置を示す断面図。 本発明の第6の実施形態に係わる強誘電体記憶装置を示す断面図。 本発明の第6の実施形態に係わる他の強誘電体記憶装置を示す断面図。 本発明の第7の実施形態に係わる強誘電体記憶装置を示す断面図。 本発明の第7の実施形態に係わる他の強誘電体記憶装置を示す断面図。 本発明の第8の実施形態に係わる強誘電体記憶装置を示す断面図。 本発明の第8の実施形態に係わる他の強誘電体記憶装置を示す断面図。
符号の説明
11…シリコン基板、12…ゲート電極、13a,13b…ソース/ドレイン拡散層、14…トランジスタ、15,31…層間絶縁膜、16…プラグ、17,18,19,20,21…下部電極材、FE…強誘電体膜、FE’,BE’…段差、23…上部電極材、24,25…ハードマスク、26,27…サイドハードマスク、28…バリア膜、30,30a,30b…強誘電体キャパシタ、32,34,35…コンタクト、33…配線、TE…上部電極、BE…下部電極。

Claims (5)

  1. 強誘電体キャパシタの上部電極と、
    前記強誘電体キャパシタの下部電極と、
    前記上部電極及び前記下部電極間に挟まれ、前記上部電極の側面と一致する側面を有する第1の部分と前記下部電極の側面と一致する側面を有する第2の部分とで構成され、前記第2の部分の前記側面が前記第1の部分の前記側面よりも外側に突出することで段差が形成された強誘電体膜と、
    前記上部電極上に設けられたトップマスクと、
    前記トップマスクの側面の一部、前記上部電極の前記側面及び前記強誘電体膜の前記第1の部分の前記側面に設けられ、前記トップマスクの頂上部よりも低くかつ前記上部電極の頂上部より高い頂上部を有するサイドマスクと
    を具備することを特徴とする強誘電体記憶装置。
  2. 前記上部電極の前記頂上部から前記トップマスクの前記頂上部までの高さをH、前記上部電極の前記頂上部から前記サイドマスクの前記頂上部までの高さをhとした場合、1%≦h/H≦99%の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の強誘電体記憶装置。
  3. 強誘電体キャパシタの上部電極と、
    前記強誘電体キャパシタの強誘電体膜と、
    前記上部電極及び前記強誘電体膜の側面と一致する側面を有する第1の部分と前記第1の部分の前記側面よりも外側に突出する側面を有する第2の部分とで構成され、前記第1及び第2の部分で段差が形成された前記強誘電体キャパシタの下部電極と、
    前記上部電極上に設けられたトップマスクと、
    前記トップマスクの側面の一部、前記上部電極の前記側面、前記強誘電体膜の前記側面及び前記下部電極の前記第1の部分の前記側面に設けられ、前記トップマスクの頂上部よりも低くかつ前記上部電極の頂上部より高い頂上部を有するサイドマスクと
    を具備することを特徴とする強誘電体記憶装置。
  4. 前記上部電極の前記頂上部から前記トップマスクの前記頂上部までの高さをH、前記上部電極の前記頂上部から前記サイドマスクの前記頂上部までの高さをhとした場合、1%≦h/H≦99%の関係を満たすことを特徴とする請求項3に記載の強誘電体記憶装置。
  5. 下部電極材を形成する工程と、
    前記下部電極材上に強誘電体膜を形成する工程と、
    前記強誘電体膜上に上部電極材を形成する工程と、
    前記上部電極材上にトップマスクを形成する工程と、
    前記トップマスクを所望形状に加工する工程と、
    前記所望形状の前記トップマスクを用いて前記上部電極材及び前記強誘電体膜の途中まで加工する工程と、
    前記トップマスク及び前記強誘電体膜上にサイドマスクを形成する工程と、
    前記サイドマスクを部分的に除去して、前記強誘電体膜の残り及び前記下部電極材を加工することで、強誘電体キャパシタを形成する工程と
    を具備し、
    前記サイドマスクの頂上部は、前記トップマスクの頂上部よりも低くかつ前記上部電極材の頂上部より高くなっていることを特徴とする強誘電体記憶装置の製造方法。
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