JP2010062329A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】強誘電体膜に接する電極のダメージを抑制した縦型の強誘電体キャパシタを有する半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板11と、半導体基板11上に、対をなし、互いに離間して配設された拡散層16を有するトランジスタ13と、半導体基板11面にほぼ平行な底面を有し、半導体基板11から離れる上方向に先細りの75〜86度の傾斜を有する絶縁膜柱状体25の側面に配設され、拡散層16のどちらか一方にコンタクトプラグ21を介して接続された下部電極31と、同様な傾斜を有し、下部電極31の絶縁膜柱状体25とは反対側の面に配設された強誘電体膜33と、同様な傾斜を有し、強誘電体膜33の下部電極31とは反対側の面に配設され、拡散層16のどちらか他方にコンタクトプラグ23を介して接続された上部電極35とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、強誘電体キャパシタを有する半導体装置及びその製造方法に関する。
従来、強誘電体キャパシタを用いて不揮発にデータを記憶する半導体装置(以下、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)ともいう)が知られている。FeRAMの内、チェーン型FeRAMは、トランジスタと強誘電体キャパシタを並列接続したものを、複数個直列接続してセルアレイブロックを構成している。強誘電体キャパシタは、例えば、絶縁膜で覆われた半導体基板上に下部電極、強誘電体膜、及び上部電極を上下方向に積層して形成される。
上下方向に積層、つまり強誘電体膜の両側の電極が横方向に広がった横型の強誘電体キャパシタは、微細化が進むとキャパシタの面積が大きく取れなくなり、信号量が少なくなる問題が起こる。そこで、例えば、キャパシタ電極膜を形成した後、キャパシタ電極膜を膜面に垂直にエッチング除去して溝状の開口部を形成し、開口部に強誘電体膜を埋め込み、両側の電極が縦方向に広がった縦型の強誘電体キャパシタを用いる半導体装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
この開示された半導体装置では、強誘電体膜を埋め込む、例えば、左右両側の電極をドライエッチング(RIE、Reactive Dry Etching)で加工するために、電極の強誘電体膜に接する界面に大きなダメージが入り、キャパシタ特性が劣化するという問題を有している。
特開2002−289797号公報
本発明は、強誘電体膜に接する電極のダメージを抑制した縦型の強誘電体キャパシタを有する半導体装置及びその製造方法を提供する。
本発明の一態様の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板上に互いに離間して配設されたソース及びドレインを有するトランジスタと、前記半導体基板面にほぼ平行な底面を有し、前記半導体基板から離れる上方向に先細りの傾斜を有する絶縁膜柱状体の側面に配設され、前記ソース及びドレインのどちらか一方に第1のコンタクトプラグを介して接続された第1の電極と、前記第1の電極の前記絶縁膜柱状体とは反対側の面に配設され、前記傾斜と同様な傾斜を有する強誘電体膜と、前記強誘電体膜の前記第1の電極とは反対側の面に配設され、前記ソース及びドレインのどちらか他方に第2のコンタクトプラグを介して接続され、前記傾斜と同様な傾斜を有する第2の電極とを備えていること特徴とする。
また、本発明の別態様の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に対をなす拡散層を有し、前記拡散層を共有して直列に接続されるトランジスタを形成し、前記トランジスタを覆うように前記半導体基板上に第1の絶縁膜を形成し、前記拡散層の一方と接続し、前記第1の絶縁膜とほぼ面一の上面を有する第1のコンタクトプラグ、及び前記拡散層の他方と接続し、前記第1の絶縁膜の内部に上面を有する第2のコンタクトプラグを形成する工程と、前記第1のコンタクトプラグの上面の中央部に底面が接して、前記第1のコンタクトプラグから離れるに従って先細りとなる傾斜の対向する側面を有する絶縁膜柱状体を形成する工程と、前記第1のコンタクトプラグの上面の周辺部で接続し、前記絶縁膜柱状体を被う第1の電極膜を形成し、次に、前記第1の絶縁膜上の前記第1のコンタクトプラグの上面の外側で、前記第1の電極膜を切断する工程と、前記第1の電極膜を被うように、強誘電体膜を形成し、前記強誘電体膜を被うように、第2の電極膜を形成する工程と、前記第2の電極膜を被うように、第2の絶縁膜を形成する工程と、前記トランジスタが接続された方向に隣接する前記絶縁膜柱状体との中間位置で、前記トランジスタが接続された方向に垂直に、前記第2の絶縁膜の表面から、前記第2のコンタクトプラグの上面に達する第1の溝を形成する工程と、前記第2の絶縁膜及び前記第1の溝の表面を被うように、導電膜を形成し、前記第2の電極膜を前記第2のコンタクトプラグに接続する工程と、前記第2の電極膜を被うように、第3の絶縁膜を形成し、前記第3の絶縁膜の表面から、前記絶縁膜柱状体の上面及び側面に達し、前記第1の電極膜を切断し、前記トランジスタが接続された方向に垂直な第2の溝、並びに、前記第2の溝の方向に隣接する前記絶縁膜柱状体の中間位置で、前記第1の絶縁膜の表面に達し、前記トランジスタが接続された方向に伸びた第3の溝を形成する工程と、前記第2の溝の表面、前記第3の溝の表面、及び前記第3の絶縁膜の表面に第4の絶縁膜を形成する工程とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、強誘電体膜に接する電極のダメージを抑制した縦型の強誘電体キャパシタを有する半導体装置及びその製造方法を提供することが可能である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。各図では、同一の構成要素には同一の符号を付す。
本発明の実施例1に係る半導体装置及びその製造方法について、図1乃至図11を参照しながら説明する。図1は半導体装置の構造を模式的に示す図で、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿った断面図、図1(c)は図1(a)のA−A線に垂直なB−B線にほぼ沿った断面図である。なお、図1(c)断面図は、より正確には図1(b)の折線B1−B1線に沿った断面である。図2は半導体装置の回路構成を模式的に示す図である。図3は、半導体装置の製造方法を工程順に模式的に示す図で、図3(a)は図1(b)にほぼ対応する位置の断面図、図3(b)は図1(c)にほぼ対応する位置の断面図である。以下、図4乃至11において、各図の(a)及び(b)は、それぞれ図3(a)及び図3(b)にほぼ対応する位置の断面図である。図4は、図3に続く半導体装置の製造方法を工程順に模式的に示す断面図である。図5は、図4に続く半導体装置の製造方法を工程順に模式的に示す断面図である。図6は、図5に続く半導体装置の製造方法を工程順に模式的に示す断面図である。図7は、図6に続く半導体装置の製造方法を工程順に模式的に示す断面図である。図8は、図7に続く半導体装置の製造方法を工程順に模式的に示す断面図である。図9は、図8に続く半導体装置の製造方法を工程順に模式的に示す断面図である。図10は、図9に続く半導体装置の製造方法を工程順に模式的に示す断面図である。図11は、図10に続く半導体装置の製造方法を工程順に模式的に示す断面図である。
図1に示すように、半導体装置1は、半導体基板11上に形成されたトランジスタ13と、トランジスタ13の上部(半導体基板11から離れる方向)で、半導体基板11に対して75〜86度の傾斜を有する絶縁膜柱状体25の側面に配設され、絶縁膜柱状体25の側面とほぼ同様な傾斜を有する強誘電体キャパシタ30とからなるメモリセル6を備えている。
つまり、半導体装置1は、半導体基板11と、半導体基板11上に、対をなし、互いに離間して配設されたソース及びドレインである拡散層16を有するトランジスタ13と、半導体基板11面にほぼ平行な底面を有し、半導体基板11から離れる方向に先細りの75〜86度の傾斜を有する絶縁膜柱状体25の側面に配設され、拡散層16のどちらか一方に第1のコンタクトプラグであるコンタクトプラグ21を介して接続された第1の電極である下部電極31と、絶縁膜柱状体25の側面と同様な傾斜を有し、下部電極31の絶縁膜柱状体25とは反対側の面に配設された強誘電体膜33と、絶縁膜柱状体25の側面と同様な傾斜を有し、強誘電体膜33の下部電極31とは反対側の面に配設され、拡散層16のどちらか他方に第2のコンタクトプラグであるコンタクトプラグ23を介して接続された第2の電極である上部電極35とを備えている。
図2に示すように、半導体装置1は、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリと称され、複数個のスイッチング用のトランジスタ(T)13が直列に接続され、各々のトランジスタ13に強誘電体キャパシタ(C)30がそれぞれ並列接続される。1つのメモリセル6は、1つのトランジスタ13と1つの強誘電体キャパシタ30で構成されている。トランジスタ13の直列接続方向が、図1(a)のA−A線の方向と一致する。
図1に示すように、半導体基板11は、例えば、p型の素子形成領域を有するシリコン基板である。半導体基板11表面の素子形成領域に、n型の拡散層16が離間して形成され、対をなす拡散層16の離間した部分の上部にゲート絶縁膜14を介してゲート電極15が形成されてトランジスタ13が構成されている。
トランジスタ13は、例えば、シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜17に被われ、層間絶縁膜17の上に、例えば、アルミニウム酸化膜からなる保護絶縁膜19が配設されている。
コンタクトプラグ21は、例えば、TiN、TiAlxNy(x=1−99、y=99−1)、及びTi/TiN/Wの内のいずれか1つからなり、上面が保護絶縁膜19の上面と面一の矩形の板状をなし、矩形の板の中心から一方の拡散層16に、ほぼ垂直に、上面の矩形より小さな断面の柱を伸ばした構成である。図1(b)、(c)に示すように、コンタクトプラグ21は、断面がT字形となる。
絶縁膜柱状体25は、角錐台乃至角錐台に近い形状をなしている。絶縁膜柱状体25は、例えば、シリコン酸化膜からなり、底面がA−A線の方向及びA−A線に垂直なB−B線の方向に辺を有し、4辺の長さがほぼ同程度の矩形をなしている。絶縁膜柱状体25の上面は、底面にほぼ平行で底面の辺にほぼ平行な辺を有し、底面と相似形または相似形に近い形状をなし、平面図において底面の内側に収まっている。4つの側面は、底面とは、約75度から約86度の角度を有している。絶縁膜柱状体25は、底面の1辺が、例えば、約90nm、底面に垂直方向の高さが、例えば、約500nmである。なお、絶縁膜柱状体25は、必ずしも独立した角錐台である必要はなく、例えば、B−B線の方向に絶縁膜柱状体25の底面及び上面が連なって山脈状をなすことは可能である。
絶縁膜柱状体25の底面の中心は、コンタクトプラグ21の上面の中心とほぼ一致して、絶縁膜柱状体25の底面は、平面図においてコンタクトプラグ21の上面の内側に収まっている。つまり、コンタクトプラグ21の上面の周辺部は、絶縁膜柱状体25の底面と接触せず、下部電極31と接触している。
強誘電体キャパシタ30は、下側の絶縁膜柱状体25側から下部電極31、強誘電体膜33、及び、上部電極35が、順次、積層された構造である。
下部電極31は、例えば、Ti及びその上のIrからなり、絶縁膜柱状体25の側面の傾斜に沿って形成され、コンタクトプラグ21の上面に接して曲折して、この上面上にほぼ水平に配置されている。下部電極31は、コンタクトプラグ21に電気的に接続されている。
強誘電体膜33は、例えば、PZT(Pb(ZrTi1−x)O)からなり、下部電極31の側面の傾斜に沿って形成され、更に、下部電極31の水平部に沿って形成されている。強誘電体膜33に連続するPZTの組成を有する誘電体膜33aは、下部電極31の水平となった端部を被い、ほぼ水平に延在している。
上部電極35は、例えば、SRO(SrRuO)及びその上のIrOからなり、強誘電体膜33及び誘電体膜33aを被うように配設されている。上部電極35の水平な端部は、ほぼ垂直に上下方向に伸びた導電膜43に電気的に接続している。導電膜43は、例えば、TiNからなり、コンタクトプラグ23に電気的に接続している。
上部電極35は、保護絶縁膜37で被われ、更に、保護絶縁膜37は層間絶縁膜41で被われている。層間絶縁膜41の上に導電膜43があり、導電膜43は層間絶縁膜45で被われている。なお、導電膜43は、コンタクトプラグ23の上部では、層間絶縁膜41を貫いて、コンタクトプラグ23に接続している。層間絶縁膜45は保護絶縁膜47で被われている。
メモリの単位となるメモリセル6は、1つの強誘電体キャパシタ30と強誘電体キャパシタ30に接続されたスイッチング機能を有する1つのトランジスタ13で構成される。1つの絶縁膜柱状体25の対向する側面に、2つの強誘電体キャパシタ30が背中合わせに配設されている。強誘電体キャパシタ30は、保護絶縁膜19、37、47、コンタクトプラグ21、導電膜43のいずれかで被われている。
次に、半導体装置1の製造方法について説明する。図3に示すように、半導体基板11上に対をなす拡散層16を有し、拡散層16を共有して直列に接続されるトランジスタ13は、周知の方法で形成される。トランジスタ13を覆うように層間絶縁膜17が形成される。この層間絶縁膜17にコンタクト孔を形成し、コンタクト孔にTiN、TiAlxNy(x=1−99、y=99−1)、及びTi/TiN/Wの内のいずれか1つ等からなるコンタクトプラグ23を埋め込む。
この後、層間絶縁膜17及びコンタクトプラグ23の表面をCMP(Chemical Mechanical Polishing)法等で平坦化して、アルミニウム酸化膜等で保護絶縁膜19を形成する。ここで、保護絶縁膜19は、PZT膜中のPbの拡散を阻止する役目と、RIEのストッパの役目を担う。保護絶縁膜19は、後述の保護絶縁膜も同様に、アルミニウム酸化膜(例えばAl)の他に、SiAlxOy(例えばSiAlO)、ZrOx(例えばZrO)、SixNy(例えばSi)、TiAlxNy(例えばTiAl0.50.5)等、または、これらを組み合わせたものが可能である。層間絶縁膜17及び保護絶縁膜19が第1の絶縁膜に対応する。
保護絶縁膜19及び層間絶縁膜17に、最初、拡散層16に達する径(または辺)の相対的に小さなコンタクト孔を形成し、次に、開口したコンタクト孔がほぼ中心になる位置に相対的に大きなコンタクト孔を、層間絶縁膜17の中に底面があるように形成する。そして、コンタクトプラグ23と同じ材料からなるコンタクトプラグ21を埋め込み、保護絶縁膜19及びコンタクトプラグ21の表面をCMP法等で平坦化する。
保護絶縁膜19及びコンタクトプラグ21の表面にシリコン酸化膜等をプラズマCVD法等で堆積し、フォトリソグラフィ工程を用いて、パターニングを行い、RIE法でエッチングして、図3(a)、(b)に示すように、例えば、高さ約500nm、底面に対してほぼ75〜86度の傾斜をなす側面を有し、底面が矩形の角錐台乃至角錐台に近い形状の絶縁膜柱状体25を形成する。コンタクトプラグ21と絶縁膜柱状体25との位置関係は、上述の通りである。
図4に示すように、コンタクトプラグ21、絶縁膜柱状体25、及び保護絶縁膜19等の上に、CVD法あるいはスパッタリング法を用いて、Irからなる下部電極31を、例えば、約50nm堆積する。なお、Irを堆積する前に、Ti膜(約3nm)、TixAly膜(約3nm)、TiAlxNy膜(約3nm)等を堆積すると密着が良くなる。コンタクトプラグ21の周辺部と下部電極31とは、接触し、電気的に接続している。下部電極31は、上部電極35と同様に、加工される前後において同じ名称で表わされる。
図5に示すように、下部電極31の上に、シリコン酸化膜からなる酸化膜マスク51を堆積し、酸化膜マスク51をCMP法等で平坦化して、フォトリソグラフィ工程を用いて、パターニングを行う。パターニングされた酸化膜マスク51を、マスクとして、例えば、300℃以上の高温RIE法により、Irをエッチングする。下部電極31は、絶縁膜柱状体25の上面、側面、コンタクトプラグ21の周辺部、及びコンタクトプラグ21に近接した保護絶縁膜19の上に形成される。
この後、酸化膜マスク51はRIE法により除去される。酸化膜マスク51をエッチングするRIE条件は、Irに対して高い選択比を有する。すなわち、RIEによるIrの表面をエッチング除去するような作用は極めて小さいので、Irの表面に発生するエッチングダメージが抑制される。なお、Irの表面のダメージをより減じるために、例えば、500〜650℃、窒素雰囲気で、RTA(Rapid Thermal Annealing)を行うことは好適である。
図6に示すように、下部電極31及び保護絶縁膜19の上に、CVD法あるいはスパッタリング法を用いて、PZTからなる強誘電体膜33及び誘電体膜33aを、例えば、50nm堆積する。PZT膜は、例えば、キュリー点以上の温度で堆積され、下部電極31上の膜は、所望の結晶が得られて強誘電体膜33となり、保護絶縁膜19上の膜は、強誘電体膜33とは異なる性質の誘電体膜33aとなる。なお、PZT膜は、堆積後に加熱処理されることは可能である。
図7に示すように、強誘電体膜33及び誘電体膜33aの上に、CVD法あるいはスパッタリング法を用いて、SRO(約10nm)/IrO(約20nm)からなる上部電極35を堆積する。上部電極35は、SRO(約10nm)/Ir(約20nm)とすることは可能である。強誘電体膜33及び上部電極35は、同一装置内で、連続的に堆積が可能である。
図8に示すように、上部電極35の上に、例えば、スパッタリング法あるいはALD(Atomic Layer Deposition)法を用いて、アルミニウム酸化膜等からなる保護絶縁膜37を堆積する。保護絶縁膜37及び次の層間絶縁膜41が第2の絶縁膜に対応する。
図9に示すように、保護絶縁膜37の上に、例えば、プラズマCVD法を用いて、シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜41を堆積する。保護絶縁膜37は、上部電極35及び強誘電体膜33への層間絶縁膜41堆積時のダメージを抑制することが可能である。層間絶縁膜41をCMP法等で平坦化して、フォトリソグラフィ工程を用いて、パターニングを行う。パターニングされた層間絶縁膜41を、マスクとして、例えば、300℃以上の高温RIE法により、上部電極35、強誘電体膜33、及び下部電極31をエッチングして、更に保護絶縁膜19をエッチングして、コンタクトプラグ23の上面に達し、B−B線に沿う方向に伸びた第1の溝である溝52を形成する。層間絶縁膜41の溝52を形成する面は、絶縁膜柱状体25の側面より90度に近い傾斜、例えば、約87度を有している。
図10に示すように、層間絶縁膜41、コンタクトプラグ23の上面に達する溝52の表面に、CVD法あるいはスパッタリング法を用いて、TiNからなる導電膜43を堆積する。導電膜43は、溝52の表面に露出した上部電極35と、コンタクトプラグ23とを電気的に接続する。
図11に示すように、導電膜43の上に、例えば、プラズマCVD法を用いて、シリコン酸化膜からなる第3の絶縁膜である層間絶縁膜45を堆積し、層間絶縁膜45をCMP法等で平坦化して、フォトリソグラフィ工程を用いて、パターニングを行う。パターニングされた層間絶縁膜45をマスクとして、導電膜43をエッチングし、順次、層間絶縁膜41、及び保護絶縁膜37までRIE法によりエッチングし、更に上部電極35、強誘電体膜33、及び下部電極31を高温RIE法によりエッチングする。
図11(a)に示すように、絶縁膜柱状体25の上面及び側面まで、B−B線(図1参照)に沿う方向に伸びた第2の溝である溝53aが形成され、溝53aによって図の左右の上部電極35、強誘電体膜33、及び下部電極31で構成される強誘電体キャパシタ30が分離される。一方、図11(b)に示すように、隣接するコンタクトプラグ21との中間点を通り、A−A線(図1参照)に沿う方向に伸びた第3の溝である溝53bが形成され、溝53bによって図の左右の上部電極35、強誘電体膜33、及び下部電極31が分離される。A−A線に沿う方向に伸びた溝53bの下には、保護絶縁膜19等が露出する。
そして、図1に示すように、層間絶縁膜45の上及び前工程で形成した溝53a、53bに、例えば、スパッタリング法を用いて、アルミニウム酸化膜等からなる第4の絶縁膜である保護絶縁膜47を堆積する。この後、図示を省略するが、半導体装置1は、保護絶縁膜47を被う層間絶縁膜、配線層等を配設する周知の製造工程を経て完成する。
図1(b)に示すように、強誘電体キャパシタ30の下部電極31は、コンタクトプラグ21を介して、隣接した下部電極31に接続され、上部電極35は、導電膜43を介して、反対側に隣接した上部電極31に接続されている。チェーン状に接続された隣接する強誘電体キャパシタ30同士は、A−A線方向(接続方向)に垂直な鏡面に対して対称の関係にある。
上述したように、強誘電体キャパシタ30は、絶縁膜柱状体25のほぼ75度から86度の側面上に、下部電極31を堆積し、下部電極31をパターニングした後、高い選択比を有するRIE条件でマスク膜が除去され、その後、強誘電体膜33及び上部電極35が順次堆積されている。強誘電体膜33の下部電極31は、エッチングダメージを少なくしてエッチングされ、上部電極35は強誘電体膜33上へ連続して堆積されている。そのため、強誘電体膜33の両側の上部及び下部電極31、35の界面のダメージは、上部及び下部電極をドライエッチング等で加工する場合に比較してずっと小さく、半導体装置1は、キャパシタ特性の劣化を抑えることが可能である。
また、強誘電体キャパシタ30は、下部電極31、強誘電体膜33、及び上部電極35が半導体基板11の表面に対してほぼ75度から86度の傾斜を有する縦型の構成である。つまり、強誘電体キャパシタ30は、横幅を小さく維持して、縦方向に伸ばすことによりキャパシタの面積を確保でき、微細化を図りつつ信号量の減少を抑制することが可能でなる。
また、強誘電体膜33及び誘電体膜33aは、下部電極31、上部電極35、保護絶縁膜19、47、導電膜43のいずれかで被われている。また、強誘電体キャパシタ30は、保護絶縁膜19、37、47、コンタクトプラグ21、導電膜43のいずれかで被われている。強誘電体膜33及び誘電体膜33aからPbが拡散して出て行くのを抑制し、逆に、強誘電体膜33に還元性の水素等が拡散して入ることを抑制している。強誘電体キャパシタ30の特性の劣化が少ないので、半導体装置1は高い特性を維持可能である。
本発明の実施例2に係る半導体装置及びその製造方法について、図12を参照しながら説明する。図12は半導体装置の構造を模式的に示す図で、図12(a)は図1(a)のA−A線に相当する線に沿った断面図、図12(b)は、図12(a)の折線B1−B1線に沿った図1(c)に対応する断面図である。実施例1の半導体装置1とは、絶縁膜柱状体の側面及び上面に保護絶縁膜を有する構造である点が異なる。なお、実施例1と同一構成部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図12に示すように、半導体装置2は、絶縁膜柱状体25の側面及び上面に沿って、例えば、アルミニウム酸化膜からなる保護絶縁膜55が配設されている。保護絶縁膜55の上に、例えば、Irからなる下部電極31が堆積されている。絶縁膜柱状体25と下部電極31との間に、保護絶縁膜55がある以外は、実施例1の半導体装置1と同じ構成である。保護絶縁膜55は、密着性を向上させるために、他に、Ti膜、TixAly膜、TiAlxNy等が可能である。
製造方法において、実施例1の半導体装置1と同じ工程で、絶縁膜柱状体25を形成する。その後、絶縁膜柱状体25の上面及び側面、並びに、保護絶縁膜19の上面及びコンタクトプラグ21の周辺上面に保護絶縁膜55を堆積し、絶縁膜柱状体25の上面及び側面以外の保護絶縁膜55を除去する。以降は、実施例1の半導体装置1と同じ工程である。
半導体装置2は、保護絶縁膜55と下部電極31との間に、保護絶縁膜55が配設されているので、保護絶縁膜55と下部電極31との密着性を向上させることが可能となる。また、保護絶縁膜55は、強誘電体膜33のPZT膜からPbが絶縁膜柱状体25のシリコン酸化膜中に拡散することを抑制可能となる。仮にPbの拡散が起こると、絶縁膜柱状体25のSiOは、鉛ガラスに変質し、熱膨張係数の増大、軟化点の低下等が著しくなる可能性がある。その他、半導体装置2は、実施例1の半導体装置1が有する効果を同様に有している。
本発明の実施例3に係る半導体装置及びその製造方法について、図13を参照しながら説明する。図13は半導体装置の構造を模式的に示す図で、図13(a)は図1(a)のA−A線に相当する線に沿った断面図、図13(b)は、図13(a)の折線B2−B2線に沿った図1(c)に対応する断面図である。実施例1の半導体装置1とは、下部電極と接続するコンタクトプラグが直方体状をなしている点が異なる。なお、実施例1と同一構成部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図13に示すように、半導体装置3は、実施例1のコンタクトプラグ21を置き換えて、2本並行に形成された直方体状のコンタクトプラグ61が配設されている。並行2本のコンタクトプラグ61は、共通の拡散層16と接続されている。2本のコンタクトプラグ61に接続する拡散層16は、実施例1の拡散層16より横幅が広くてもよい。コンタクトプラグ61の上面は、一部が絶縁膜柱状体25の下面に接し、他の一部が下部電極31に接続されている。コンタクトプラグ61の下部電極31との接触面積は、例えば、実施例1のコンタクトプラグ21とほぼ同程度である。並行にあるコンタクトプラグ61の間隔は、製造プロセスが有する最小寸法とすることが可能であり、並行にあるコンタクトプラグ61の間に、層間絶縁膜17及びその上の保護絶縁膜19を有している。
製造方法において、並行にあるコンタクトプラグ61用のコンタクト孔は、同時に一回のフォトリソグラフィ工程で開口することが可能である。その後、TiN、TiAlxNy(x=1−99、y=99−1)、及びTi/TiN/Wの内のいずれか1つからなるコンタクトプラグ61を埋め込み、以降は、実施例1の半導体装置1と同様な工程である。実施例1のコンタクトプラグ21用のコンタクト孔は2回に分けて開口する必要があったのに比較して、本実施例のコンタクトプラグ61は工程の短縮が可能となる。
半導体装置3は、メモリセル8が、それぞれ、固有のコンタクトプラグ61を有している。半導体装置3は、実施例1の半導体装置1が有する効果を同様に有している。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々、変形して実施することができる。
例えば、実施例では、縦型の強誘電体キャパシタはチェーン型FeRAMに使用される例を示したが、その他の形のFeRAM、例えば、強誘電体キャパシタとトランジスタを直列接続するFeRAM等に適用することは可能である。
また、実施例では、強誘電体膜として、PZT膜を用いる例を示したが、他のペロブスカイト型結晶構造を有する層状酸化物強誘電体、例えばPZLT((Pb,La)(Zr,Ti)O)や、SBT(SrBiTa)等を用いることは可能である。
本発明は、以下の付記に記載されるような構成が考えられる。
(付記1) 半導体基板と、前記半導体基板上に互いに離間して配設されたソース及びドレインを有するトランジスタと、前記半導体基板面にほぼ平行な底面を有し、前記半導体基板から離れる上方向に先細りの傾斜を有する絶縁膜柱状体の側面に配設され、前記ソース及びドレインのどちらか一方に第1のコンタクトプラグを介して接続された第1の電極と、前記第1の電極の前記絶縁膜柱状体とは反対側の面に配設され、前記傾斜と同様な傾斜を有する強誘電体膜と、前記強誘電体膜の前記第1の電極とは反対側の面に配設され、前記ソース及びドレインのどちらか他方に第2のコンタクトプラグを介して接続され、前記傾斜と同様な傾斜を有する第2の電極とを備えている半導体装置。
(付記2) 前記第1のコンタクトプラグは、T字形の断面形状を有している付記1に記載の半導体装置。
(付記3) 前記トランジスタ、前記第1の電極、前記強誘電体膜、及び前記第2の電極を有するメモリセルは、鏡面対称の関係を有して配列されている付記1に記載の半導体装置。
本発明の実施例1に係る半導体装置の構造を模式的に示す図で、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿った断面図、図1(c)は図1(a)のA−A線に垂直なB−B線にほぼ沿った断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の回路構成を模式的に示す図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を工程順に模式的に示す図で、図3(a)は図1(b)にほぼ対応する位置の断面図、図3(b)は図1(c)にほぼ対応する位置の断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の図3に続く製造方法を工程順に模式的に示す断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の図4に続く製造方法を工程順に模式的に示す断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の図5に続く製造方法を工程順に模式的に示す断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の図6に続く製造方法を工程順に模式的に示す断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の図7に続く製造方法を工程順に模式的に示す断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の図8に続く製造方法を工程順に模式的に示す断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の図9に続く製造方法を工程順に模式的に示す断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の図10に続く製造方法を工程順に模式的に示す断面図。 本発明の実施例2に係る半導体装置の構造を模式的に示す図で、図12(a)は図1(a)のA−A線に相当する線に沿った断面図、図12(b)は図12(a)の折線B1−B1線に沿った断面図。 本発明の実施例3に係る半導体装置の構造を模式的に示す図で、図13(a)は図1(a)のA−A線に相当する線に沿った断面図、図13(b)は図13(a)の折線B2−B2線に沿った断面図。
符号の説明
1 半導体装置
6、7、8 メモリセル
11 半導体基板
12 素子分離領域
13 トランジスタ
14 ゲート絶縁膜
15 ゲート電極
16 拡散層
17、41、45 層間絶縁膜
19、37、47、55 保護絶縁膜
21、23、61 コンタクトプラグ
25 絶縁膜柱状体
30 強誘電体キャパシタ
31 下部電極
33 強誘電体膜
33a 誘電体膜
35 上部電極
43 導電膜
51 酸化膜マスク
52、53a、53b 溝

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に互いに離間して配設されたソース及びドレインを有するトランジスタと、
    前記半導体基板面にほぼ平行な底面を有し、前記半導体基板から離れる上方向に先細りの傾斜を有する絶縁膜柱状体の側面に配設され、前記ソース及びドレインのどちらか一方に第1のコンタクトプラグを介して接続された第1の電極と、
    前記第1の電極の前記絶縁膜柱状体とは反対側の面に配設され、前記傾斜と同様な傾斜を有する強誘電体膜と、
    前記強誘電体膜の前記第1の電極とは反対側の面に配設され、前記ソース及びドレインのどちらか他方に第2のコンタクトプラグを介して接続され、前記傾斜と同様な傾斜を有する第2の電極と、
    を備えていること特徴とする半導体装置。
  2. 前記絶縁膜柱状体の底面のほぼ平行に走る2辺は、前記絶縁膜柱状体の上面のほぼ平行に走る2辺より、平面視において外側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記絶縁膜柱状体の底面は、前記第1のコンタクトプラグに接していることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記絶縁膜柱状体の底面は、1つの前記ソースまたはドレインと接続された2個の前記第1のコンタクトプラグに接していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 半導体基板上に対をなす拡散層を有し、前記拡散層を共有して直列に接続されるトランジスタを形成し、前記トランジスタを覆うように前記半導体基板上に第1の絶縁膜を形成し、前記拡散層の一方と接続し、前記第1の絶縁膜とほぼ面一の上面を有する第1のコンタクトプラグ、及び前記拡散層の他方と接続し、前記第1の絶縁膜の内部に上面を有する第2のコンタクトプラグを形成する工程と、
    前記第1のコンタクトプラグの上面の中央部に底面が接して、前記第1のコンタクトプラグから離れるに従って先細りとなる傾斜の対向する側面を有する絶縁膜柱状体を形成する工程と、
    前記第1のコンタクトプラグの上面の周辺部で接続し、前記絶縁膜柱状体を被う第1の電極膜を形成し、次に、前記第1の絶縁膜上の前記第1のコンタクトプラグの上面の外側で、前記第1の電極膜を切断する工程と、
    前記第1の電極膜を被うように、強誘電体膜を形成し、前記強誘電体膜を被うように、第2の電極膜を形成する工程と、
    前記第2の電極膜を被うように、第2の絶縁膜を形成する工程と、
    前記トランジスタが接続された方向に隣接する前記絶縁膜柱状体との中間位置で、前記トランジスタが接続された方向に垂直に、前記第2の絶縁膜の表面から、前記第2のコンタクトプラグの上面に達する第1の溝を形成する工程と、
    前記第2の絶縁膜及び前記第1の溝の表面を被うように、導電膜を形成し、前記第2の電極膜を前記第2のコンタクトプラグに接続する工程と、
    前記第2の電極膜を被うように、第3の絶縁膜を形成し、前記第3の絶縁膜の表面から、前記絶縁膜柱状体の上面及び側面に達し、前記第1の電極膜を切断し、前記トランジスタが接続された方向に垂直な第2の溝、並びに、前記第2の溝の方向に隣接する前記絶縁膜柱状体の中間位置で、前記第1の絶縁膜の表面に達し、前記トランジスタが接続された方向に伸びた第3の溝を形成する工程と、
    前記第2の溝の表面、前記第3の溝の表面、及び前記第3の絶縁膜の表面に第4の絶縁膜を形成する工程と、
    を備えていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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