JP2006326202A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技店がRAMエラー発生時における設定値を確実に把握することができ、不正行為や遊技店における損失の発生を未然に防止することができる遊技台を提供する。
【解決手段】情報記憶手段に記憶された情報の少なくとも一部が異常であるか否かを判定する判定手段と、この判定手段により情報記憶手段に記憶された情報の少なくとも一部が異常であると判定された場合に、設定変更処理への移行を促す報知を行う報知手段と、を備えた遊技台とした。
【選択図】図15

Description

本発明は、スロットマシンや遊技機(パチンコ等)に代表される遊技台に関する。
近年、予め定められた条件において取得されたカウンタ値と抽選データとを比較して内部当選の有無を判定する内部抽選を行い、この内部抽選により当選した入賞役の組み合わせ図柄が所定の表示窓上に停止することにより、予め定められた所定の遊技媒体を払い出すように構成された遊技台が広く知られている。
このような遊技台において入賞の当否を決定する内部の抽選データは設定値に応じて複数段階設定することが可能となっており、所定期間の遊技を行った際に遊技者が使用した遊技媒体の総数に対して、遊技台が払い出した遊技媒体の総数の割合が複数段階の設定値に応じてそれぞれ異なるように定められている。遊技店では、このような複数段階の設定値を所望の段階に設定操作することにより営業を行うことになるが、遊技店によって設定された設定値は遊技台内部のRAM上に記憶され、電源ON時はもとより、電源OFF時であっても保持電源によって設定値が保持されるように構成されているのが一般的である。
ところで、このように構成された遊技台は、落雷等による停電や、静電気などによるノイズの影響を受け、RAM上に記憶された情報が破壊されたり消失したりする(以下、「RAMエラー」と称す)恐れがあり、RAM上に記憶された情報が正確でない場合がある。このようなRAMエラーに対して、RAM上に記憶された情報を初期化し、設定値を自動的にデフォルト値(初期値)に再設定する機能を有した遊技台が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−102641号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたスロットマシンでは、例えば、RAMエラー発生時に再設定される設定値のデフォルト値が再設定前の設定値よりも高い場合(遊技者にとって有利な設定値に再設定される場合)には、再設定の機能が悪用され、不正器具等を用いて不正にRAM上の情報を破壊してRAMエラーを発生させ、設定値を変動させるという不正行為が行われる恐れがある。又、RAMエラー時には設定値が自動的にデフォルト値に設定されてしまうため、そのような機能を知らない遊技店の係員が設定値の再設定に気付かないようなケースも考えられる。更に、設定値が再設定されたことをうっかり忘れてしまい、設定値がそのままになってしまう場合が考えられ、遊技店が1日の営業のために設定した設定値がRAMエラーによって自動的に他の設定値に再設定されてしまい、遊技店が思わぬ損失を被る可能性もあった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、遊技店がRAMエラー発生時における設定値を確実に把握することができ、不正行為や遊技店における損失の発生を未然に防止することができる遊技台を提供することを目的とする。
本発明は、所定の設定変更操作を受け付ける設定変更操作手段と、該設定変更操作手段による前記所定の設定変更操作の受け付けによって、所定の抽選を行う際に用いられる抽選データを複数種類の抽選データの中から選択することを示す設定値情報の設定変更処理を行う設定変更手段と、前記設定変更処理により設定された前記設定値情報を少なくとも含む複数種類の情報を記憶可能な情報記憶手段と、前記設定変更処理により設定された前記設定値情報に基づく前記抽選データを用いて、役の内部抽選処理を行う抽選手段と、を備えた遊技台であって、前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であるか否かを判定する判定手段と、該判定手段により前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であると判定された場合に、前記設定変更処理への移行を促す報知を行う報知手段と、を更に備えたことによって、上記課題を解決したものである。
本発明によれば、落雷等による停電、静電気などによるノイズ、遊技者の不正行為などによって、RAM上に記憶された情報が破壊されたり消失したりした場合(RAMエラーが発生した場合)であっても、不用意に設定値情報が変更されてしまうことがない。そのため、遊技店がRAMエラー発生時における設定値情報を確実に把握することができ、不正行為や遊技店における損失の発生を未然に防止することができる。
又、前記情報記憶手段は、前記設定値情報を記憶する設定値情報記憶領域と、遊技の進行に関する情報を示す遊技情報を記憶する遊技情報記憶領域と、を少なくとも有して構成され、前記判定手段により、前記情報記憶手段に記憶された前記情報のうち、前記遊技情報記憶領域に記憶された前記遊技情報が異常であると判定された場合に、前記報知手段による前記設定変更処理への移行を促す報知を行うことなく、所定の初期化操作により前記遊技情報記憶領域のみを初期化する初期化手段を更に備えていれば、遊技情報には異常があるが設定値情報には異常が無いような場合に、設定値情報を保持しつつ異常の見つかった遊技情報のみを初期化することができ、不用意に設定値情報が変更されてしまうことがない。
又、前記判定手段により前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であると判定された場合に、前記報知手段による前記設定変更処理への移行を促す報知を行うことなく、前記設定変更処理へ強制的に移行させる強制移行手段を更に備えていれば、設定変更処理に移行するための煩雑な操作が不要となり、RAMエラー発生時における操作負担を軽減することができる。
更に、主として遊技の進行を制御する主制御部と、主として遊技に関連した演出を制御する副制御部と、を含んで構成され、前記主制御部は、前記設定変更手段と、前記情報記憶手段と、前記抽選手段と、前記判定手段と、を少なくとも備え、前記副制御部は、前記報知手段を少なくとも備えていれば、演出や報知に関連した制御を副制御部で行うことができ、主制御部の制御負担を軽減し、遊技の進行を円滑に行うことができる。
更に又、前記設定変更手段は、前記判定手段により前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であると判定されて前記設定変更処理へ移行した場合に、前記複数種類の抽選データの中の最も払出率の低い抽選データに対応する設定値情報のみを設定可能に構成されていれば、不正器具等を用いて不正にRAM上の情報を破壊してRAMエラーを発生させ、遊技者にとって有利な設定値情報に変更するといった不正行為をより確実に防止することができる。
なお、本発明に係る「払出率」とは、所定回数の遊技を行った際に遊技者が使用した遊技媒体の総数に対して、遊技台が払い出す遊技媒体の総数の割合をいう。
又、電源電圧を監視するための電圧監視手段と、該電圧監視手段により監視される前記電源電圧が所定の電圧値より低くなった場合に、前記情報記憶手段に記憶されている前記情報の少なくとも一部を電断時データとして退避領域に退避するデータ退避手段と、を更に備え、前記判定手段は、前記電圧監視手段により監視される前記電源電圧が所定の電圧値以上になった場合に、前記データ退避手段により退避された前記電断時データと前記情報記憶手段に記憶されている前記情報とを比較し、前記電源断データと該電源断データに対応する前記情報とが一致していない場合に前記異常と判定すれば、電源供給による復帰時に、情報記憶手段に記憶されている情報の正当性を確認することができ、情報が正常であれば電源断時における遊技状態から制御を再開することができる。
更に、前記データ退避手段は、前記電断時データを複数の退避領域に退避させれば、停電等による情報の破壊や消失の可能性をより一層低減することができる。
更に又、前記報知手段は、音声により前記報知を行う音声報知手段、映像や文字等の表示により前記報知を行う表示報知手段、及び可動体の駆動により前記報知を行う可動体報知手段の少なくとも1つを含んで構成されていれば、遊技店の係員等が設定変更処理への移行を促す報知をより確実に把握することができる。
又、所定の設定変更操作を受け付ける設定変更操作手段と、該設定変更操作手段による前記所定の設定変更操作の受け付けによって、所定の抽選を行う際に用いられる抽選データを複数種類の抽選データの中から選択することを示す設定値情報の設定変更処理を行う設定変更手段と、前記設定変更処理により設定された前記設定値情報を少なくとも含む複数種類の情報を記憶可能な情報記憶手段と、前記設定変更処理により設定された前記設定値情報に基づく前記抽選データを用いて、役の内部抽選処理を行う抽選手段と、を備えた遊技台であって、前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であるか否かを判定する判定手段と、該判定手段により前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であると判定された場合に、前記設定変更処理へ強制的に移行させる強制移行手段を更に備えれば、設定変更処理に移行するための操作が不要となり、RAMエラー発生時における操作負担を軽減することができる。
本発明に係る遊技台は、遊技店がRAMエラー発生時における設定値を確実に把握することができ、不正行為や遊技店における損失の発生を未然に防止することができるという優れた効果を有する。
以下、図面を用いて、本発明の実施例1〜3に係るスロットマシン(遊技台)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本実施例1に係るスロットマシン100の全体構成について説明する。なお、図1はスロットマシン100の外観斜視図を示したものである。
スロットマシン100は、略箱状の本体101と、この本体101の前面開口部に取り付けられた前面扉102とを有して構成されている。スロットマシン100の本体101の中央内部には、外周面に複数種類の図柄が所定コマ数だけ配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。本実施例1において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形枠材に貼り付けられて各リール110〜112が構成されている。リール110〜112上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール110〜112を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。なお、本実施例1では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
又、各々のリール110〜112の背面には、図柄表示窓113に表示される個々の図柄を照明するためのライン表示LED(図示省略)が配置されている。このライン表示LEDは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン100内部において各々のリール110〜112の近傍には、投光部と受光部からなる光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間を、リールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン114上に表示されるようにリール110〜112を停止させる。
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ラインを示すランプである。有効となる入賞ラインは、スロットマシン100に投入されたメダルの数によって予め定まっている。5本の入賞ライン114のうち、例えば、メダルが1枚投入された場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚投入された場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚投入された場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5本が入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン114の数については5本に限定されるものではない。
スタートランプ121は、リール110〜112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技役に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。告知ランプ123は、内部抽選において、特定の入賞役(例えば、BB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)等のボーナス)に内部当選していることを遊技者に知らせるランプである。メダル投入ランプ124は、メダルの投入が可能であることを知らせるランプである。払出枚数表示器125は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技回数表示器126は、メダル投入時のエラー表示や、ビッグボーナスゲーム中(BBゲーム中)の遊技回数、所定の入賞役の入賞回数等を表示するための表示器である。貯留枚数表示器127は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。リールパネルランプ128は、演出用のランプである。
メダル投入ボタン130、131は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルを所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例1においては、メダル投入ボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン131が押下されると3枚投入されるようになっている。メダル投入口134は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン130又は131により電子的に投入することもできるし、メダル投入口134から実際のメダルを投入することもできる。精算ボタン132は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダル及びベットされたメダルを精算し、メダル払出口155よりメダル受皿156に排出するためのボタンである。メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。
スタートレバー135は、遊技の開始操作を行うためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口134に所望する枚数のメダルを投入して、スタートレバー135を操作すると、これを契機としてリール110〜112が回転し、遊技が開始される。ストップボタン137〜139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110〜112に対する停止操作を行うためのボタンであり、各リール110〜112に対応して設けられている。そして、いずれかのストップボタン137〜139を操作すると対応するいずれかのリール110〜112が停止することになる。
ドアキー140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口155は、メダルを払出すための払出口である。メダル受皿156は、メダル払出口155から払出されたメダルを溜めるための器である。なお、メダル受皿156は、本実施例1では発光可能な受皿を採用しており、以下受皿ランプと呼ぶこともある。
上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、受皿ランプ156は、遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。演出装置157は、例えば開閉自在な扉(シャッター)163が前面に取り付けられた液晶表示装置を含み、この演出装置157には、例えば小役告知等の各種の情報が表示される。音孔160は、スロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。タイトルパネル162には、スロットマシン100を装飾するための図柄が描かれる。
<内部構成>
次に、図2を用いて、このスロットマシン100の内部構成について詳細に説明する。なお、図2はスロットマシン100の内部構造図を示したものである。
スロットマシン100の内側空間には、リール110〜112の上方に配設され、後述する主制御部300を構成する主基板200と、左リール110近傍に配設され、後述する副制御部400を構成するサブ制御基板210と、右リール112近傍に配設され、各種制御信号を外部に出力可能な外部集中端子板230と、主基板200やサブ制御基板210等に電源を供給する電源装置240がそれぞれ収容されている。
又、右リール112の下方には、スロットマシン100の電源をON/OFFするための電源スイッチ260と、後述する設定変更処理で使用する設定キースイッチ327、設定変更スイッチ328、設定表示器342と、スロットマシン100のリセットを行うためのリセットスイッチ329がそれぞれ配設されている。なお、これら電源スイッチ260、設定キースイッチ327、設定変更スイッチ328、設定表示器342、リセットスイッチ329は、通常の遊技状態では前面扉102によって覆われた状態となるため、遊技店の係員等だけが操作を行うことができ、一般の遊技者は操作を行うことができない構造となっている。
<制御部>
次に、図3及び図4を用いて、このスロットマシン100の制御部の回路構成について詳細に説明する。
スロットマシン100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300より送信されたコマンドに応じて各種機器を制御する副制御部400と、によって構成されている。
<主制御部>
まず、図3を用いて、スロットマシン100の主制御部300について説明する。なお、図3は主制御部300の回路ブロック図を示したものである。
主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、その他、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック補正回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。
又、CPU310には、センサやスイッチの状態を常時監視するためのタイマ割り込み処理の周期やモータの駆動パルスの送信周期を設定するためのタイマ回路315がバスを介して接続されている。CPU310は、電源が投入されると、データバスを介してROM312の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路315に送信する。タイマ回路315は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU310に送信する。CPU310は、この割込み要求を契機に、各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、CPU310のシステムクロックを6MHz、タイマ回路315の分周値を1/256、ROM312の分周用のデータを44に設定した場合、この割り込みの基準時間は、256×44÷6MHz=1.877msとなる。
更に、CPU310には、各ICを制御するためのプログラム、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等の各種データを記憶しているROM312や、一時的なデータを保存するためのRAM313が接続されている。これらのROM312やRAM313については他の記憶手段を用いてもよく、この点は後述する副制御部400においても同様である。又、CPU310には、外部の信号を受信するための入力インタフェース360が接続され、割込み時間ごとに入力インタフェース360を介して、メダル投入センサ320、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、メダル投入ボタンセンサ323、精算ボタンセンサ324、メダル払い出しセンサ326の状態を検出し、各センサを監視している。
メダル投入センサ320は、メダル投入口134に投入されたメダルを検出するためのセンサである。スタートレバーセンサ321はスタートレバー135の操作を検出するためのセンサである。ストップボタンセンサ322はストップボタン137〜139のいずれかが押された場合、どのストップボタンが押されたかを検出するためのセンサである。メダル投入ボタンセンサ323はメダル投入ボタン130、131のいずれかが押下された場合、どのメダル投入ボタンが押されたかを検出するためのセンサである。精算ボタンセンサ324は、精算ボタン132に設けられており、精算ボタン132が一回押されると、貯留されているメダル及びベットされているメダルが精算されて払い出されることになる。メダル払い出しセンサ326は、払い出されるメダルを検出するためのセンサである。
又、入力インタフェース360には、設定キースイッチ327、設定変更スイッチ328、リセットスイッチ329からの信号がそれぞれ入力されており、CPU310は、入力インタフェース360を介して各スイッチの状態を検出することが可能である。
設定キースイッチ327は、後述する設定変更処理を受け付けるためのスイッチであり、設定変更キー(図示省略)を使用してON/OFFが行われる。なお、設定変更キーは、通常、遊技店の係員等だけが所有し、設定キースイッチ327のON/OFF操作は遊技店の係員等のみが行うことができる。設定変更スイッチ328は、設定変更処理において設定値を変更するためのスイッチである。リセットスイッチ329は、スロットマシン100のリセットを行うためのスイッチである。
CPU310には、更に、入力インタフェース361、出力インタフェース370、371がアドレスデコード回路350を介してアドレスバスに接続されている。CPU310は、これらのインタフェースを介して外部のデバイスと信号の送受信を行っている。入力インタフェース361には、インデックスセンサ325が接続されている。インデックスセンサ325は、各リール110〜112の取付台の所定位置に設置されており、リール110〜112に設けた遮光片がこのインデックスセンサ325を通過するたびにハイレベルになる。CPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。出力インタフェース370には、リールを駆動させるためのモータを制御するリールモータ駆動部330と、ホッパー(バケットにたまっているメダルをメダル払出口155から払出すための装置。図示省略。)のモータを駆動するためのホッパーモータ駆動部331と、遊技ランプ340(具体的には、入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122、告知ランプ123、メダル投入ランプ124等)と、7セグメント(SEG)表示器341(払出枚数表示器125、遊技回数表示器126、貯留枚数表示器127等)と、設定値を表示するための設定表示器342が接続されている。
又、CPU310には、乱数発生回路317がデータバスを介して接続されている。
乱数発生回路317は、水晶発振器311及び水晶発振器316から発振されるクロックに基づいて、一定の範囲内で値をインクリメントし、そのカウント値をCPU310に出力することのできるインクリメントカウンタであり、後述する入賞役の内部抽選をはじめ各種抽選処理に使用される。CPU310のデータバスには、副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェース371が接続されている。主制御部300と副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は副制御部400へコマンドを送信するが、副制御部400から主制御部300へ何らかのコマンド等を送信することはできない。
<副制御部>
次に、図4を用いて、スロットマシン100の副制御部400について説明する。なお、図4は副制御部400の回路ブロック図を示したものである。
副制御部400は、主制御部300より送信された主制御コマンド等に基づいて副制御部400の全体を制御する演算処理装置であるCPU410や、CPU410が各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバス及びアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路414は、水晶発振器411から発振されたクロックを補正し、補正後のクロックをシステムクロックとしてCPU410に供給する回路である。
又、CPU410にはタイマ回路415がバスを介して接続されている。CPU410は、所定のタイミングでデータバスを介してROM412の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路415に送信する。タイマ回路415は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU410に送信する。CPU410は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
又、CPU410には、副制御部400の全体を制御するための命令及びデータ、ライン表示LEDの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータが記憶されたROM412や、データ等を一時的に保存するためのRAM413が各バスを介して接続されている。
更に、CPU410には、外部の信号を送受信するための入出力インタフェース460が接続されており、入出力インタフェース460には、図柄表示窓113の外枠に配設され、点滅や点灯などの点灯制御によって有効ラインや入賞ラインを報知するためのライン表示LED420、前面扉102の開閉を検出するための扉センサ421、DIPスイッチ422(詳細は後述)が接続されている。
CPU410には、データバスを介して主制御部300から主制御コマンドを受信するための入力インタフェース461が接続されており、入力インタフェース461を介して受信したコマンドに基づいて、遊技全体を盛り上げる演出処理等が実行される。また、CPU410のデータバスとアドレスバスには、音源IC480が接続されている。音源IC480は、CPU410からの命令に応じて音声の制御を行う。また、音源IC480には、音声データが記憶されたROM481が接続されており、音源IC480は、ROM481から取得した音声データをアンプ482で増幅させてスピーカ483から出力する。CPU410には、主制御部300と同様に、外部ICを選択するためのアドレスデコード回路450が接続されており、アドレスデコード回路450には、主制御部300からのコマンドを受信するための入力インタフェース461、扉・液晶画面制御部490からの信号を入力するための入力インタフェース471、時計IC423、7セグメント表示器440への信号を出力するための出力インタフェース472等が接続されている。
時計IC423が接続されていることで、CPU410は、現在時刻を取得することが可能である。7セグメント表示器440は、スロットマシン100の内部に設けられており、たとえば副制御部400に設定された所定の情報を遊技店の係員等が確認できるようになっている。更に、出力インタフェース470には、デマルチプレクサ419が接続されている。デマルチプレクサ419は、出力インタフェース470から送信された信号を各表示部等に分配する。即ち、デマルチプレクサ419は、CPU410から受信されたデータに応じて上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、リールパネルランプ128、タイトルパネルランプ170、受け皿ランプ156、払出口ストロボ171を制御する。タイトルパネルランプ170は、タイトルパネル162を照明するランプであり、払出口ストロボ171は、払い出し口の内側に設置されたストロボタイプのランプである。なお、CPU410は、扉・液晶画面制御部490への信号送信は、デマルチプレクサ419を介して実施する。扉・液晶画面制御部490は、液晶表示装置157及び扉163を制御する制御部である。
<図柄配列>
次に、図5を用いて、上述の各リール110〜112に施される図柄配列について説明する。なお、図5は、各リール(左リール110、中リール111、右リール112)に施される図柄の配列を平面的に展開して示した図である。
図に示されるように、各リール110〜112には、複数種類の図柄が所定コマ数(本実施例1では、番号0〜20の21コマ)だけ配置されている。又、同図の左端に示した番号0〜20は、各リール110〜112上の図柄の配置位置を示す番号である。例えば、本実施例1では、左リール110の番号1のコマには「リプレイ」の図柄、中リール111の番号2のコマには「俵」の図柄、右リール112の番号3のコマには「セブン」の図柄、がそれぞれ配置されている。
<入賞役の種類>
次に、図6を用いて、スロットマシン100の入賞役の種類について説明する。
スロットマシン100では、遊技状態毎に以下に説明する入賞役が採用されている。なお、各遊技状態における入賞役の種類は、本実施例1で示す入賞役に限定されるものではなく、任意に採用できることは言うまでもない。又、本実施例1における入賞役の内、ビッグボーナス(BB)及びレギュラーボーナス(RB)はボーナスゲームに移行する図柄として、又、再遊技(リプレイ)は新たにメダルを投入することなく再遊技が可能となる図柄として、それぞれ入賞役とは区別され「作動役」と呼ばれる場合があるが、本発明に係る「入賞役」には、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、再遊技、シフトレギュラーボーナスが含まれ、本発明に係る「入賞」には、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、再遊技、シフトレギュラーボーナスへの入賞が含まれる。
<通常遊技>
図6(A)は、通常遊技における入賞役の種類と、対応する入賞図柄組合せと、メダルの払出枚数(配当)と、図柄抽選データ(メダル3枚投入時)とを示した図である。
図柄抽選データは、所定の遊技回数における各入賞役の出現回数を示すものである。実際の各入賞役の内部当選確率は、各図柄抽選データの数値を、入賞役の内部抽選時に取得される乱数値の範囲の大きさ(本実施例1では16384)で除した値となる。乱数値は予めいくつかの数値範囲(当選確率データ)に分割され、その各数値範囲に各入賞役やはずれが対応付けられる。
又、本実施例1では、ビッグボーナスやレギュラーボーナスに対応する図柄抽選データは6種類(設定1〜設定6)存在し、遊技店の係員等は、後述する設定変更処理によって、いずれか一つの設定値(本発明に係る「設定値情報」)を任意に選択し、設定することができる。即ち、本発明に係る「設定値情報」とは、入賞役の内部抽選を行う際に用いられる図柄抽選データを複数種類の図柄抽選データの中から選択することを示す情報である。
なお、設定される設定値によって図柄抽選データ、即ち、入賞役の内部当選確率が異なることになるが、このことは、所定回数の遊技を行った際に遊技者が使用した遊技媒体の総数に対して、遊技台が払い出す遊技媒体の総数の割合(遊技媒体の払出率)も設定値によって異なっていることを意味する。例えば、レギュラーボーナスを考えると、設定1に対応する図柄抽選データは32であるのに対して、設定6に対応する図柄抽選データは40である。従って、設定6のレギュラーボーナスの内部当選確率は設定1のレギュラーボーナスの内部当選確率よりも高くなり、結果として、設定1と設定6における遊技媒体の払出率は異なることになる。このように、スロットマシン100における所定の入賞役では、設定1〜設定6に対応する図柄抽選データを各々異なるように設定することが可能で、設定値によって異なる払出率を定めることができる。なお、設定1〜設定6に対応する図柄抽選データが全て異なるように設定する必要はなく、例えば、本実施例1におけるレギュラーボーナス時の設定値のように、設定1に対応する図柄抽選データ(この例では32)と設定2に対応する図柄抽選データ(この例では32)が同一に設定されていてもよい。
通常遊技の入賞役には、ビッグボーナス(BB)と、レギュラーボーナス(RB)と、再遊技(リプレイ)と、小役、小役(AT役)がある。
「ビッグボーナス(BB)」は、入賞により特別遊技であるビッグボーナスゲーム(BBゲーム)が開始される特別役(作動役)である。対応する入賞図柄組合せは本実施例1の場合、「セブン−セブン−セブン」、「姫−姫−姫」又は「リプレイ−リプレイ−リプレイ」である。又、本実施例1ではBBについてフラグ持越しを行う。すなわち、BBに内部当選すると、これを示すフラグが立つ(主制御部300のRAM313の所定のエリア内に記憶される)が、その遊技においてBBに入賞しなかったとしても、入賞するまでフラグが立った状態が維持され、次遊技以降でもBBに内部当選中とする。
「レギュラーボーナス(RB)」は、入賞によりレギュラーボーナスゲーム(RBゲーム)が開始される特殊役(作動役)である。対応する入賞図柄組合せは本実施例1の場合、「BAR(「将軍」の文字が入った図柄)−BAR−BAR」である。なお、本実施例1ではRBについても上述のBBと同様にフラグ持越しを行う。
「再遊技(リプレイ)」は、入賞により、次回の遊技でメダルの投入を行うことなく遊技を行うことができる入賞役(作動役)であり、メダルの払出は行わない。なお、対応する入賞図柄組合せは本実施例1の場合、「リプレイ−リプレイ−リプレイ」である。
「小役」は、入賞により所定数のメダルが払い出される入賞役で、対応する入賞図柄組合せは本実施例1の場合、「松−松−松」、「俵−俵−俵」、「チェリー(かんざしの図柄)−any−any」である。又、対応する払出枚数は、同図に示す通りである。なお、「チェリー−any−any」の場合、左リール110の図柄が「チェリー」であればよく、中リール111と右リール112の図柄はどの図柄でもよい。
「小役(AT役)」は、内部抽選により当選した入賞役を遊技者による停止操作がなされる前に遊技者に報知するアシストタイム(以下AT)と呼ばれる遊技状態に制御可能な入賞役で、所定数(本実施例1では4枚)のメダルの払い出しも行う。対応する入賞図柄組合せは本実施例1の場合、「セブン−俵−俵」、「姫−俵−俵」、「BAR−俵−俵」である。
<BB一般遊技>
図6(B)は、BB一般遊技における入賞役の種類と、対応する入賞図柄組合せと、メダルの払出枚数(配当)と、図柄抽選データ(メダル3枚投入時)とを示した図である。なお、小役、小役(AT役)については、そのメダル払出枚数や図柄抽選データを通常遊技とは異なるものとしてもよい。
本実施例1における特別遊技の入賞役には、シフトレギュラーボーナス(SRB)と、小役、小役(AT役)がある。
「シフトレギュラーボーナス(SRB)」は、入賞により特殊遊技であるシフトレギュラーボーナスゲーム(SRBゲーム)が開始される入賞役(作動役)であり、対応する入賞図柄組合せは本実施例1の場合、「セブン−セブン−BAR」である。又、前述したRBと比べるとSRBの方が内部当選確率が極めて高い。つまり、BBゲームではこのSRBに入賞し易くすることで遊技者がより大きな利益を得られることになる。なお、SRBについてはBBと同様にフラグ持越しを行うものとしても良い。なお、「小役」及び「小役(AT役)」は、通常遊技と同じである。
<RB(SRB)遊技>
図6(C)は、RB(SRB)遊技における入賞役の種類と、対応する入賞図柄組合せと、メダルの払出枚数(配当)と、図柄抽選データ(メダル1枚投入時)とを示した図である。RB(SRB)遊技における入賞役は「役物」のみであり、RB(SRB)遊技中の各遊技を役物遊技という。役物はRB(SRB)遊技中にのみ入賞する入賞役であって、対応する入賞図柄組合せ及びメダルの払出枚数は、同図に示す通りである。
<遊技状態の種類>
次に、スロットマシン100の遊技状態の種類について説明する。
スロットマシン100の遊技状態は、通常遊技と、BBゲームと、RB(SRB)ゲームと、に大別される。
BBゲームの内容は、複数種類考えられるが、本実施例1では、BBゲーム中にSRBに入賞することが可能で、これに入賞するとSRBゲームが開始される。なお、BBゲームは、本実施例1では予め定めたメダル数を獲得した場合(例えば、入賞により獲得したメダル数が465枚に達した場合)に終了する。又、その他の条件を加えてBBゲームの終了条件としてもよく、例えば、SRBゲームを予め定めた遊技回数行った場合(例えば、SRBゲームが3回終了した場合)にBBゲームが終了するようにしてもよい。この場合、SRBゲームが終了するとBB一般遊技に戻るか、或いは、BBゲームが終了する(BB一般遊技の30回目にSRBに入賞してSRBが開始された場合)こととなる。
RB(SRB)ゲームの内容は、複数種類考えられるが、本実施例1では、予め定めた回数(本実施例1では12回)の遊技を行うか、あるいは、役物が予め定めた回数(本実施例1では8回)入賞するかのいずれかの条件が成立することを終了条件とするゲームである。
<電源投入処理>
次に、図7及び図8を用いて、電源投入処理について説明する。なお、図7は電源投入の流れを示すフローチャート、図8は電源投入処理の流れを示すフローチャートである。
スロットマシン100の電源スイッチ260がONされると、電源投入のステップS101において、以下に説明する電源投入処理が実行される。
電源投入処理のステップS201では、各種のイニシャル処理(初期化処理)を行う。
ステップS202では、設定キースイッチ327がONであるか否かを判定する。そして、設定キースイッチ327がONの場合にはステップS203に進み、設定変更の処理を行う。一方、設定キースイッチ327がOFFの場合にはステップS204に進み、RAM313のチェックを行う。
ステップS203では、設定変更処理(詳細は後述)を行った後、ステップS211に進む。
ステップS204では、RAMチェック処理(詳細は後述)を行う。
ステップS205では、ステップS204のRAMチェック処理の結果、正常復帰情報の設定がなされたか否かを判定する。そして、正常復帰情報の設定がなされている場合にはステップS206に進み、正常復帰の処理を行う。一方、正常復帰情報の設定がなされていない場合にはステップS210に進み、RAMエラーの処理を行う。
ステップS206では、副制御部400に対して電源復帰コマンドを送信し、復帰処理の実施を報知する。
ステップS207では、副制御部400に対して遊技状態コマンドを送信し、現在の遊技状態を報知する。
ステップS208では、セットされている正常復帰情報をクリアする。
ステップS209では、スロットマシン100の電源が遮断された時(以下、電源の遮断を「電源断」、電源が遮断された時を「電断時」と称す場合がある)に実行していた処理に復帰すべく、復帰処理を行った後、ステップS212に進む。
ステップS210では、RAMエラー処理(詳細は後述)を行う。
ステップS211では、各種デバイスの初期化などの初期準備処理を行い、ステップS212に進む。
ステップS212では、遊技実行処理(詳細は後述)を行う。
<RAMチェック処理>
次に、図9を用いて、上記電源投入処理におけるRAMチェック処理(ステップS204)について説明する。なお、図9はRAMチェック処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS301では、RAM313における特定の領域のデータを読み込む。なお、この「特定の領域」の大きさは特に限定されるものではなく、例えば、1バイト分の領域であってもよく、数十から数百バイトの領域であってもよい。
ステップS302では、ステップS301で読み込んだ特定の領域のデータと、電断時にRAM313の退避領域に退避したデータとを比較し、両者が一致するか否かを判断する。そして、データが一致した場合にはステップS303に進み、そうでない場合には正常復帰情報の設定を行うことなく処理を終了する。なお、電断時における特定の領域のデータの退避は、後述するタイマ割り込み処理において実行される。
ステップS303では、正常復帰情報の設定を行った後、処理を終了する。
<RAMエラー処理>
次に、図10を用いて、上記電源投入処理におけるRAMエラー処理(ステップS210)について説明する。なお、図10はRAMエラー処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ401では、副制御部400に対してRAMエラーコマンドを送信し、RAMエラーの発生を報知する。
ステップS402では、RAMエラーが解除されるのを待ち、RAMエラーが解除された場合には、処理を終了する。
<設定変更処理>
次に、図11を用いて、上記電源投入処理における設定変更処理(ステップS203)について説明する。なお、図11は設定変更処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS501では、副制御部400に対して設定変更開始コマンドを送信して、設定変更処理が開始されたことを報知する。
ステップS502では、RAM313に記憶された設定値の数値範囲を確認する。
ステップS503では、ステップS502の確認の結果、記憶された設定値が1以上6以下であるか否かを確認する。そして、設定値が1以上6以下である場合、即ち、設定値が有効な値である場合には、ステップS504に進む。一方、設定値が1以上6以下でない場合、即ち、設定値が無効な値である場合には、ステップS505に進む。
ステップS504では、現在、RAM313に記憶されている設定値を設定表示器342に表示する。
ステップS505では、設定変更スイッチ328の操作があったか否かを判断する。そして、設設定変更スイッチ328の操作があった場合にはステップS506に進み、そうでない場合にはステップS507に進む。
ステップS506では、有効な設定値が設定されている場合には設定値の更新を行い、有効な設定値が設定されていない場合には基本設定値(本実施例1では設定1)の設定を行う。そして、設定値の表示の更新、或いは、基本設定値の表示を行う。
ステップS507では、スタートレバー135の操作があったか否かを判断する。そして、スタートレバー135の操作があった場合にはステップS508に進み、そうでない場合には設定変更操作を継続すべくステップS505に進む。
ステップS508では、ステップS506で設定された設定値をRAM313に記憶する。
ステップS509では、設定キースイッチ327がONからOFFになるのを待ち、設定キースイッチ327がOFFになった場合にはステップS510に進む。
ステップS510では、副制御部400に対して設定変更終了コマンドを送信して、設定変更処理が終了したことを報知する。
<遊技実行処理>
次に、図12を用いて、主制御部300の遊技実行処理について説明する。なお、図12は、主制御部300の遊技実行処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS601では、メダル投入に関する処理を行う。ここでは、メダルの投入の有無をチェックし、投入されたメダルの枚数に応じて入賞ライン表示ランプ120を点灯させる。なお、前回の遊技で再遊技に入賞した場合はメダルの投入が不要である。
ステップS602では、遊技のスタート操作に関する処理を行う。ここでは、スタートレバー135が操作されたか否かのチェックを行い、スタート操作されたと判断した場合は、投入されたメダル枚数を確定する。又、副制御部400に対してスタートレバー受付コマンドを送信する。副制御部400は、このスタートレバー受付コマンドを受信することによって遊技の開始を把握する。
ステップS603では、有効な入賞ライン114を確定する。
ステップS604では、乱数発生器317で発生させた乱数を取得する。
ステップS605では、ステップS604で取得した乱数値と、ROM312に格納されている入賞役抽選テーブルを用いて、入賞役の内部抽選を行う。この入賞役の内部抽選は、上記設定変更処理により設定された設定値(本実施例では設定1〜設定6)に対応する図柄抽選データに基づいて実行される。そして、内部抽選の結果、いずれかの入賞役に内部当選した場合、その入賞役のフラグが内部的にONになる。なお、ステップS604で取得した乱数は、入賞役内部抽選のほかにも、リール停止制御テーブルを選択するときの抽選等にも使用してもよい。
ステップS606では、リール回転開始処理により、全リール110〜112の回転を開始させる。この際、ステップS605の内部抽選結果等に基づき、停止位置データ選択テーブルを参照し、いずれか一つのリール停止制御テーブルを選択する。
ステップS607では、リール停止制御処理により、押されたストップボタン137〜139に対応するリール110〜112の回転を停止させる。この際、各リール110〜112を、ステップS606で選択したリール停止制御テーブルに基づいて停止させる。
ステップS608では、ストップボタン137〜139が押されることによって停止した図柄の入賞判定を行う。ここでは、有効化された入賞ライン114上に、内部当選した入賞役又はフラグ持越し中の入賞役に対応する入賞図柄組合せが揃った(表示された)場合にその入賞役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン114上に、「リプレイ−リプレイ−リプレイ」が揃っていたならばリプレイ入賞と判定する。また、入賞した入賞役に対応するフラグがリセットされる。
又、ステップS608では、副制御部400に対して入賞判定コマンドを送信する。副制御部400は、この入賞判定コマンドを受信することによって遊技の終了を把握する。
ステップS609では、メダル払出処理を行う。このメダル払出処理では、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のメダルを払い出す。
ステップS610では、遊技状態制御処理を行う。この遊技状態制御処理では、遊技状態を移行するための制御が行われ、例えば、BB入賞やSRB入賞の場合に次回からBBゲーム又はSRBゲームを開始できるよう準備し、それらの最終遊技では、次回から通常遊技が開始できるよう準備する。
以上により1ゲームが終了し、以降、遊技実行処理を繰り返すことにより遊技が進行することになる。
<タイマ割り込み処理及び電源断割り込み処理>
次に、図13を用いて、タイマ割り込み処理及び電源断割り込み処理について詳細に説明する。なお、図13(a)はタイマ割り込み処理の流れを示すフローチャート、図13(b)は電源断割り込み処理の流れを示すフローチャートをそれぞれ示したものである。
ステップS701では、CPU310の各レジスタ値の退避等を行う。
ステップS702では、各種処理の割り込み処理により、各センサの検出等の処理を行う。
ステップS703では、電源断フラグがONであるか否かを判定する。そして、電源フラグがONの場合にはステップS704に進み、電源断フラグがOFFの場合にはステップS706に進む。本実施例における電源断フラグは、図13(b)に示される電源断割り込み処理においてONに設定される。この電源断割り込みは、CPU310のNMI(ノンマスカブル割り込み)に割り当てられており、スロットマシン100の電源電圧が所定の電圧値より低くなるとノンマスカブル割り込みが発生し、電源断割り込みのステップS801において電源断フラグがONに設定されるようになっている。なお、電源断の検出方法はこれに限定されるものではなく、例えば、電源断を割り込みで検出する方法の他、所定の時間間隔で電圧値を監視する方法(いわゆるポーリング)も考えられる。
ステップS704では、現在のスタックポインタの値をRAM313に退避して、ステップS705に進む。
ステップS705では、RAM313における特定の領域のデータを同じRAM313に確保された退避領域に退避した後、電源断に備えて待ち状態(無限ループ)となる。
ステップS706では、ステップS701で退避した各レジスタの値を復帰した後、処理を終了する。
<副制御部メイン処理>
次に、図14を用いて、副制御部400のメイン処理について説明する。なお、図14は副制御部400のメイン処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS901では、主制御部300からのコマンドを受信したか否かを判断する。何らかのコマンドを受信した場合はステップS902に進み、コマンドを受信していない場合はステップS901の判定を繰り返し実行し、コマンド受信待ちとなる。
ステップS902では、主制御部300から受信したコマンドを解析する。
ステップS903では、受信したコマンドがRAMエラーコマンドであるか否かを判断し、RAMエラーコマンドであればステップS904に進み、エラー処理を行う。このエラー処理では、例えば、図15に示されるように、液晶表示装置157上に「設定変更モードで起動してください。係員を呼んでください。」といった文字を表示すると共に、スピーカ483から「係員を呼んでください」といった音声を出力することによって設定変更操作への移行を促す報知を行う。なお、設定変更操作への移行を促す報知は、これらの方法に限定されるものではなく、例えば、扉(可動体)163を特定のパターンで開閉駆動することによって設定変更操作への移行を促す報知を行ってもよい。
一方、受信したコマンドがRAMエラーコマンド以外のコマンドである場合にはステップS905に進み、その他の演出処理を行う。
副制御部400のSubCPU410は、以上の処理を、電源断等を検知しないかぎり繰り返し実行する。
本実施例1に係るスロットマシン100によれば、所定の設定変更操作を受け付ける設定変更操作手段(本実施例1では設定キースイッチ327)と、この設定変更操作手段による所定の設定変更操作の受け付けによって、所定の抽選(本実施例1では入賞役の内部抽選)を行う際に用いられる抽選データ(本実施例1では図柄抽選データ)を複数種類の抽選データの中から選択することを示す設定値情報(本実施例1では設定値)の設定変更処理を行う設定変更手段(本実施例1では上記図11の設定変更処理)と、この設定変更処理により設定された設定値情報を少なくとも含む複数種類の情報を記憶可能な情報記憶手段(本実施例1ではRAM313)と、設定変更処理により設定された設定値情報に基づく抽選データを用いて、役(本実施例1では入賞役)の内部抽選処理を行う抽選手段(本実施例1では遊技実行処理の抽選処理)と、を備えた遊技台であって、情報記憶手段に記憶された情報の少なくとも一部が異常であるか否かを判定する判定手段(本実施例1ではRAMチェック処理)と、この判定手段により情報記憶手段に記憶された情報の少なくとも一部が異常であると判定された場合に、設定変更処理への移行を促す報知を行う報知手段(本実施例1では副制御部メイン処理のエラー処理)と、を更に備えたため、落雷等による停電、静電気などによるノイズ、遊技者の不正行為などによって、RAM上に記憶された情報が破壊されたり消失したりした場合(RAMエラーが発生した場合)であっても、不用意に設定値情報が変更されてしまうことがない。そのため、遊技店がRAMエラー発生時における設定値情報を確実に把握することができ、不正行為や遊技店における損失の発生を未然に防止することができる。
なお、本実施例1では、「所定の設定変更操作を受け付ける設定変更操作手段」として設定キースイッチ327を適用したが、本発明はこれに限定されず、他のキーやスイッチ等、設定変更操作を受け付けることが可能な手段を適用すればよい。
又、主として遊技の進行を制御する主制御部300と、主として遊技に関連した演出を制御する副制御部400と、を含んで構成され、主制御部300は、設定変更手段と、情報記憶手段と、抽選手段と、判定手段と、を少なくとも備え、副制御部400は、報知手段を少なくとも備えているため、演出や報知に関連した制御を副制御部で行うことができ、主制御部の制御負担を軽減し、遊技の進行を円滑に行うことができる。
更に、電源電圧を監視するための電圧監視手段(本実施例1では電源断割り込み)と、この電圧監視手段により監視される電源電圧が所定の電圧値より低くなった場合に、情報記憶手段に記憶されている情報の少なくとも一部(本実施例1では特定の領域のデータ)を電断時データとして退避領域に退避するデータ退避手段(本実施例1ではタイマ割り込み)と、を更に備え、判定手段は、電圧監視手段により監視される電源電圧が所定の電圧値以上になった場合に、データ退避手段により退避された電断時データと情報記憶手段に記憶されている情報とを比較し、電源断データと、この電源断データに対応する情報とが一致していない場合に異常と判定するため、電源供給による復帰時に、情報記憶手段に記憶されている情報の正当性を確認することができ、情報が正常であれば電源断時における遊技状態から制御を再開することができる。
又、報知手段は、音声により報知を行う音声報知手段(本実施例1ではスピーカ483)、映像や文字等の表示により報知を行う表示報知手段(本実施例1では液晶表示装置157)、及び可動体の駆動により報知を行う可動体報知手段(本実施例1では扉163や駆動部(図示省略))の少なくとも1つを含んで構成されているため、遊技店の係員等が設定変更処理への移行を促す報知をより確実に把握することができる。
なお、設定変更手段は、判定手段により情報記憶手段に記憶された情報の少なくとも一部が異常であると判定されて設定変更処理へ移行した場合に、複数種類の抽選データの中の最も払出率の低い抽選データに対応する設定値情報のみを設定可能に構成されていれば、不正器具等を用いて不正にRAM上の情報を破壊してRAMエラーを発生させ、遊技者にとって有利な設定値情報に変更するといった不正行為をより確実に防止することができる。
次に、本発明の実施例2に係るスロットマシンについて詳細に説明する。なお、上記実施例1に係るスロットマシン100と同一の部分については、その説明を省略する。
<主制御部>
本実施例2に係るスロットマシンのRAM313は、設定値を記憶する設定値情報記憶領域と、遊技の進行に関する情報を示す遊技情報を記憶する遊技情報記憶領域と、を有して構成されている。又、図16(a)及び(b)に示されるように、RAM313のワークエリア(本実施例では7E00H〜7F35Hの領域)内には、設定値を退避するための複数(この例では3つ)の設定値記憶エリアと、遊技情報を退避するための退避領域(図示省略)が確保されている。なお、設定値記憶エリアは3つに限定されるものではなく、2つ或いは4つ以上確保してもよい。
<RAMチェック処理>
次に、図17を用いて、RAMチェック処理について説明する。なお、図17はRAMチェック処理の流れを示すフローチャートであり、上記実施例1の図9に相当するものである。
ステップS1001では、RAM313における特定の領域のデータ(本実施例2では設定値情報記憶領域に記憶された設定値)を読み込む。
ステップS1002では、ステップS1001で読み込んだ設定値と、電断時に各設定値記憶エリアに退避された設定値とを比較し、両者が一致するか否かを判断する。そして、データが一致した場合にはステップS1003に進み、そうでない場合にはステップS1007に進む。
ステップS1003では、RAM313における遊技情報記憶領域に記憶された遊技情報を読み込む。
ステップS1004では、ステップS1003で読み込んだ遊技情報と、電断時に退避領域に退避された遊技情報とを比較し、両者が一致するか否かを判断する。そして、データが一致した場合にはステップS1005に進み、そうでない場合にはステップS1006に進む。
ステップS1005では、正常復帰情報の設定を行った後、処理を終了する。
ステップS1006では、RAMエラー2情報の設定を行った後、処理を終了する。
ステップS1007では、RAMエラー1情報の設定を行った後、処理を終了する。
<RAMエラー処理>
次に、図18を用いて、RAMエラー処理について説明する。なお、図18はRAMエラー処理の流れを示すフローチャートであり、上記実施例1の図10に相当するものである。
ステップ1101では、RAMエラー1情報の設定がなされているか否かを判定する。そして、RAMエラー1情報の設定がなされている場合にはステップS1102に進み、そうでない場合にはステップS1103に進む。
ステップS1102では、RAMエラー処理1を行う(詳細は後述)。
ステップS1103では、RAMエラー処理2を行う(詳細は後述)。
<RAMエラー処理1>
次に、図19(a)を用いて、RAMエラー処理におけるRAMエラー処理1(ステップS1102)について説明する。なお、図19(a)はRAMエラー処理1の流れを示すフローチャートである。
ステップS1201では、副制御部400に対してRAMエラー1コマンドを送信し、RAMエラー1の発生を報知する。
ステップS1202では、RAMエラーが解除されるのを待ち、RAMエラーが解除された場合には、処理を終了する。
<RAMエラー処理2>
次に、図19(b)を用いて、RAMエラー処理におけるRAMエラー処理2(ステップS1103)について説明する。なお、図19(b)はRAMエラー処理2の流れを示すフローチャートである。
ステップS1301では、副制御部400に対してRAMエラー2コマンドを送信し、RAMエラー2の発生を報知する。
ステップS1302では、リセットスイッチ329が押されたか否かを判定する。そして、リセットスイッチ329が押された場合にはステップS1303に進み、そうでない場合にはリセットスイッチ329が押されるまでステップS1302の判定を繰り返し行う。
ステップS1303では、設定値が保存されている領域以外の領域、即ち、遊技情報記憶領域をクリア(初期化)する。
ステップS1304では、副制御部400に対してRAMエラー2復帰コマンドを送信し、RAMエラー2からの復帰を報知する。
<タイマ割り込み処理及び電源断割り込み処理>
次に、図20を用いて、タイマ割り込み処理及び電源断割り込み処理について詳細に説明する。なお、図20(a)はタイマ割り込み処理の流れを示すフローチャート、図20(b)は電源断割り込み処理の流れを示すフローチャートをそれぞれ示したものである。
ステップS1401では、CPU310の各レジスタ値の退避等を行う。
ステップS1402では、各種処理の割り込み処理により、各センサの検出等の処理を行う。
ステップS1403では、電源断フラグがONであるか否かを判定する。そして、電源フラグがONの場合にはステップS1404に進み、電源断フラグがOFFの場合にはステップS1406に進む。本実施例における電源断フラグは、図20(b)に示される電源断割り込み処理においてONに設定される。この電源断割り込みは、CPU310のNMI(ノンマスカブル割り込み)に割り当てられており、スロットマシン100の電源電圧が所定の電圧値より低くなるとノンマスカブル割り込みが発生し、電源断割り込みのステップS1501において電源断フラグがONに設定されるようになっている。
ステップS1404では、現在のスタックポインタの値をRAM313に退避して、ステップS1405に進む。
ステップS1405では、RAM313における特定の領域のデータ(本実施例2では設定値)を3つの設定値記憶エリアにそれぞれ退避すると共に、遊技情報を退避領域に退避した後、電源断に備えて待ち状態(無限ループ)となる。
ステップS1406では、ステップS1401で退避した各レジスタの値を復帰した後、処理を終了する。
<副制御部メイン処理>
次に、図21を用いて、副制御部400のメイン処理について説明する。なお、図21は副制御部400のメイン処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1601では、主制御部300からのコマンドを受信したか否かを判断する。何らかのコマンドを受信した場合はステップS1602に進み、コマンドを受信していない場合はステップS1601の判定を繰り返し実行し、コマンド受信待ちとなる。
ステップS1602では、主制御部300から受信したコマンドを解析する。
ステップS1603では、演出処理を行う(詳細は後述)。
<演出処理>
次に、図22を用いて、上記副制御部メイン処理における演出処理(ステップS1603)について説明する。なお、図22は演出処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1701では、受信したコマンドがRAMエラー1コマンドであるか否かを判定する。そして、受信したコマンドがRAMエラー1コマンドである場合にはステップS1702に進み、そうでない場合にはステップS1703に進む。
ステップS1702では、エラー1処理を行う。このエラー1処理では、例えば、図23(a)に示されるように、液晶表示装置157上に「設定変更モードで起動してください。係員を呼んでください。」といった文字を表示すると共に、スピーカ483から「係員を呼んでください」といった音声を出力することによって設定変更操作への移行を促す報知を行う。
ステップS1703では、受信したコマンドがRAMエラー2コマンドであるか否かを判定する。そして、RAMエラー2コマンドである場合にはステップS1704に進み、そうでない場合にはステップS1705に進む。
ステップS1704では、エラー2処理を行う。このエラー2処理では、例えば、図23(b)に示されるように、液晶表示装置157上に「リセットスイッチを押してください。係員を呼んでください。」といった文字を表示すると共に、スピーカ483から「係員を呼んでください」といった音声を出力することによって遊技情報記憶エリアの初期化を促す報知を行う。
ステップS1705では、その他の処理を行った後、処理を終了する。
副制御部400のSubCPU410は、以上の処理を、電源断等を検知しないかぎり繰り返し実行する。
本実施例2に係るスロットマシンによれば、情報記憶手段は、設定値情報を記憶する設定値情報記憶領域と、遊技の進行に関する情報を示す遊技情報を記憶する遊技情報記憶領域と、を少なくとも有して構成され、判定手段(本実施例2ではRAMチェック処理)により、情報記憶手段に記憶された情報のうち、遊技情報記憶領域に記憶された遊技情報が異常であると判定された場合に、報知手段(本実施例2では副制御部メイン処理の演出処理)による設定変更処理への移行を促す報知を行うことなく、所定の初期化操作(本実施例2ではリセットスイッチ329の操作)により遊技情報記憶領域のみを初期化する初期化手段(本実施例2ではRAMエラー処理2)を更に備えているため、遊技情報には異常があるが設定値情報には異常が無いような場合には、設定値情報を保持しつつ異常の見つかった遊技情報のみを初期化することができ、不用意に設定値情報が変更されてしまうことがない。
又、データ退避手段(本実施例2ではタイマ割り込み処理)は、電断時データを複数の退避領域(本実施例2では設定値記録エリア)に退避させるため、停電等による情報の破壊や消失の可能性をより一層低減することができる。
次に、本発明の実施例3に係るスロットマシンについて詳細に説明する。なお、本実施例3に係るスロットマシンは、上記実施例2に係るスロットマシンのRAMエラー処理(図18)に代えて、図24に示されるようなRAMエラー処理を適用したものである。以下、このRAMエラー処理について詳細に説明する。
<RAMエラー処理>
ステップ1801では、RAMエラー1情報の設定がなされているか否かを判定する。そして、RAMエラー1情報の設定がなされている場合にはステップS1802に進み、そうでない場合にはステップS1803に進む。
ステップS1802では、特殊設定変更処理を行う(詳細は後述)。
ステップS1803では、RAMエラー処理2を行う。なお、このRAMエラー処理2は、上記実施例2に係るRAMエラー処理2と同一の処理であるため、その説明は省略する。
<特殊設定変更処理>
次に、図25を用いて、上記RAMエラー処理における特殊設定変更処理(ステップS1802)について説明する。なお、図25は特殊設定変更処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1901では、副制御部400に対して特殊設定変更開始コマンドを送信し、特殊設定変更処理の開始を報知する。本実施例3では、副制御部400が特殊設定変更開始コマンドを受信した場合には、図26(a)に示されるように、液晶表示装置157上に「設定変更スイッチを押してリセットスイッチを押してください。」といった文字を表示すると共に、スピーカ483から「係員を呼んでください」といった音声を出力することによって特殊設定変更操作を促す報知を行う。一方、副制御部400がRAMエラー2コマンドを受信した場合には、液晶表示装置157上に「リセットスイッチを押してください。係員を呼んでください。」といった文字を表示すると共に、スピーカ483から「係員を呼んでください」といった音声を出力することによって遊技情報記憶エリアの初期化を促す報知を行う。
ステップS1902では、設定変更スイッチ328が操作されたか否かを判定する。そして、設定変更スイッチ328が操作された場合にはステップS1903に進み、そうでない場合には設定変更スイッチ328が操作されるまでステップS1902の処理を継続する。
ステップS1903では、基本設定値(本実施例では設定1)をセットする。
ステップS1904では、リセットスイッチ329が操作されたか否かを判定する。そして、リセットスイッチ329が操作された場合にはステップS1905に進み、そうでない場合にはリセットスイッチ329が操作されるまでステップS1904の処理を継続する。
ステップS1905では、副制御部400に対して特殊設定変更終了コマンドを送信し、特殊設定変更処理の終了を報知する。
本実施例3に係るスロットマシンによれば、判定手段により情報記憶手段に記憶された情報の少なくとも一部が異常であると判定された場合に、報知手段による設定変更処理への移行を促す報知を行うことなく、設定変更処理へ強制的に移行させる強制移行手段(本実施例3では特殊設定変更処理)を更に備えているため、設定変更処理に移行するための煩雑な操作が不要となり、RAMエラー発生時における操作負担を軽減することができる(通常は、設定キースイッチ327による設定変更処理の開始操作、設定変更スイッチ328による設定変更操作、スタートレバー135による設定変更の確定操作などが必要となる)。
なお、本発明に係る強制移行手段は、図25(a)に示される特殊設定変更処理に限定されるものではなく、例えば、図25(b)に示されるような処理にしてもよい。この特殊設定変更処理によれば、リセットスイッチ329の操作のみで設定変更が可能となるため、RAMエラー時の操作をより一層簡素化することができる。
更に、本発明に係る「設定変更処理への移行を促す報知」の態様は、上記実施例1〜3で示したものに限定されるものではない。従って、例えば、図27(a)に示されるように、サブ制御基板210に配設された4つのDIPスイッチ422に、エラー発生報知音声DPS、エラー種別表示DPS1、2、3の機能をそれぞれ割り当て、エラー発生報知音声DPSによって、同図(b)に示されるように、エラー発生時の音声のON/OFFを切替えたり、同図(c)に示されるように、エラー種別表示DPS1、2、3の組合せによって、エラー発生時の表示態様を切替えてもよい。なお、この例では、エラー種別表示DPS1、2、3の内、エラー種別表示DPS1のみをON(1)に設定すると「設定変更モードで起動してください」という表示(同図の「001」に対応する表示)がなされ、エラー種別表示DPS2のみをON(1)に設定すると「再度電源をOFFにしてください」という表示(同図の「010」に対応する表示)がなされ、エラー種別表示DPS3のみをON(1)に設定すると「エラー発生中です」という表示(同図の「100」に対応する表示)がなされるようになっている。このようなDIPスイッチ422を設ければ、RAMエラー時の報知態様を遊技店の好みに合わせて選択することが可能となる。
なお、本発明に係る遊技台は、上記実施例に係るスロットマシンの構造等に限定されるものではない。従って、例えば、上記実施例においては、メダル(コイン)を遊技媒体としたスロットマシンの例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、遊技球(例えば、パチンコ玉)を遊技媒体としたスロットマシン(いわゆるパチロット)等にも適用可能である。
又、本発明を、以下の遊技機(主にパチンコ機)に適用することもできる。
各々識別することが可能な各識別情報を表示する表示装置に、予め定められた変動表示の始動条件が成立した後、変動表示の開始条件に基づき、識別情報を変動させ、当該識別情報の変動表示の表示結果が予め定められた特別表示結果となったときに遊技者にとって有利な有利状態に制御可能であり、所定の設定変更操作を受け付ける設定変更操作手段と、該設定変更操作手段による前記所定の設定変更操作の受け付けによって、所定の抽選を行う際に用いられる抽選データを複数種類の抽選データの中から選択することを示す設定値情報の設定変更処理を行う設定変更手段と、前記設定変更処理により設定された前記設定値情報を少なくとも含む複数種類の情報を記憶可能な情報記憶手段と、前記設定変更処理により設定された前記設定値情報に基づき、前記識別情報の変動表示の表示結果が前記特別表示結果となるか否かの内部抽選処理を行う抽選手段と、を備えた遊技機であって、前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であるか否かを判定する判定手段と、該判定手段により前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であると判定された場合に、前記設定変更処理への移行を促す報知を行う報知手段と、を更に備えたことを特徴とする遊技機。 このような遊技機によれば、上述のスロットマシンと同様に、落雷等による停電、静電気などによるノイズ、遊技者の不正行為などによって、RAM上に記憶された情報が破壊されたり消失したりした場合(RAMエラーが発生した場合)であっても、不用意に設定値情報が変更されてしまうことがない。そのため、遊技店がRAMエラー発生時における設定値情報を確実に把握することができ、不正行為や遊技店における損失の発生を未然に防止することができる。
本発明は、スロットマシンや遊技機(パチンコ等)に代表される遊技台に適用することができる。
本発明の実施例1に係るスロットマシンの外観斜視図 同スロットマシンの内部構造図 同スロットマシンにおける主制御部の回路ブロック図 同スロットマシンにおける副制御部の回路ブロック図 同スロットマシンにおける各リールに施される図柄配列を平面的に展開して示した図 通常遊技の場合(A)、BB一般遊技の場合(B)、RB(SRB)遊技の場合(C)における、入賞役の種類と、入賞役に対応する図柄組合せと、メダルの払出枚数と、内部当選確率とを示す図 本発明の実施例1に係るスロットマシンにおける電源投入時の処理を示すフローチャート 同スロットマシンにおける電源投入処理を示すフローチャート 同スロットマシンにおけるRAMチェック処理を示すフローチャート 同スロットマシンにおけるRAMエラー処理を示すフローチャート 同スロットマシンにおける設定変更処理を示すフローチャート 同スロットマシンにおける遊技実行処理を示すフローチャート (a)同スロットマシンにおけるタイマ割り込み処理を示すフローチャート、(b)同スロットマシンにおける電源断割り込み処理を示すフローチャート 同スロットマシンにおける副制御部メイン処理を示すフローチャート 同スロットマシンにおける設定変更操作への移行を促す報知の一例を示した図 本発明の実施例2に係るスロットマシンの主制御部のメモリマップを示した図 同スロットマシンにおけるRAMチェック処理を示すフローチャート 同スロットマシンにおけるRAMエラー処理を示すフローチャート (a)同スロットマシンにおけるRAMエラー処理1を示すフローチャート、(b)同スロットマシンにおけるRAMエラー処理2を示すフローチャート (a)同スロットマシンにおけるタイマ割り込み処理を示すフローチャート、(b)同スロットマシンにおける電源断割り込み処理を示すフローチャート 同スロットマシンにおける副制御部メイン処理を示すフローチャート 同スロットマシンにおける演出処理を示すフローチャート (a)同スロットマシンにおける設定変更操作への移行を促す報知の一例を示した図、(b)同スロットマシンにおける遊技情報記憶エリアの初期化を促す報知の一例を示した図 本発明の実施例3に係るスロットマシンにおけるRAMエラー処理を示すフローチャート (a)同スロットマシンにおける特殊設定変更処理を示すフローチャート、(b)同スロットマシンにおける特殊設定変更処理の他の例を示すフローチャート (a)同スロットマシンにおける設定変更スイッチとリセットスイッチの押下を促す報知の一例を示した図、(b)同スロットマシンにおける遊技情報記憶エリアの初期化を促す報知の一例を示した図 (a)同スロットマシンにおけるサブ制御基板に配設されたDIPスイッチと、各DIPスイッチに対応する機能を示した図、(b)同DIPスイッチによってスピーカの音声出力をON/OFFする様子を模式的に示した図、(c)同DIPスイッチによって液晶表示装置の表示内容を切替える様子を模式的に示した図
符号の説明
100…スロットマシン
101…本体
102…前面扉
110、111、112…リール
113…図柄表示窓
114…入賞ライン
120…入賞ライン表示ランプ
121…スタートランプ
122…再遊技ランプ
123…告知ランプ
124…メダル投入ランプ
125…払出枚数表示器
126…遊技回数表示器
127…貯留枚数表示器
128…リールパネルランプ
130、131…メダル投入ボタン
132…精算ボタン
133…メダル返却ボタン
134…メダル投入口
135…スタートレバー
137、138、139…ストップボタン
140…ドアキー
150…上部ランプ
151…サイドランプ
152…中央ランプ
153…腰部ランプ
154…下部ランプ
155…メダル払出口
156…メダル受皿
157…液晶表示装置
160…音孔
162…タイトルパネル
260…電源スイッチ
300…主制御部
327…設定キースイッチ
328…設定変更スイッチ
329…リセットスイッチ
342…設定表示器
400…副制御部
422…DIPスイッチ
483…スピーカ

Claims (9)

  1. 所定の設定変更操作を受け付ける設定変更操作手段と、
    該設定変更操作手段による前記所定の設定変更操作の受け付けによって、所定の抽選を行う際に用いられる抽選データを複数種類の抽選データの中から選択することを示す設定値情報の設定変更処理を行う設定変更手段と、
    前記設定変更処理により設定された前記設定値情報を少なくとも含む複数種類の情報を記憶可能な情報記憶手段と、
    前記設定変更処理により設定された前記設定値情報に基づく前記抽選データを用いて、役の内部抽選処理を行う抽選手段と、を備えた遊技台であって、
    前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であるか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段により前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であると判定された場合に、前記設定変更処理への移行を促す報知を行う報知手段と、を更に備えたことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1において、
    前記情報記憶手段は、前記設定値情報を記憶する設定値情報記憶領域と、遊技の進行に関する情報を示す遊技情報を記憶する遊技情報記憶領域と、を少なくとも有して構成され、
    前記判定手段により、前記情報記憶手段に記憶された前記情報のうち、前記遊技情報記憶領域に記憶された前記遊技情報が異常であると判定された場合に、前記報知手段による前記設定変更処理への移行を促す報知を行うことなく、所定の初期化操作により前記遊技情報記憶領域のみを初期化する初期化手段を更に備えたことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項1又は2において、
    前記判定手段により前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であると判定された場合に、前記報知手段による前記設定変更処理への移行を促す報知を行うことなく、前記設定変更処理へ強制的に移行させる強制移行手段を更に備えたことを特徴とする遊技台。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    主として遊技の進行を制御する主制御部と、
    主として遊技に関連した演出を制御する副制御部と、を含んで構成され、
    前記主制御部は、前記設定変更手段と、前記情報記憶手段と、前記抽選手段と、前記判定手段と、を少なくとも備え、
    前記副制御部は、前記報知手段を少なくとも備えたことを特徴とする遊技台。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記設定変更手段は、前記判定手段により前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であると判定されて前記設定変更処理へ移行した場合に、前記複数種類の抽選データの中の最も払出率の低い抽選データに対応する設定値情報のみを設定可能に構成されていることを特徴とする遊技台。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    電源電圧を監視するための電圧監視手段と、
    該電圧監視手段により監視される前記電源電圧が所定の電圧値より低くなった場合に、前記情報記憶手段に記憶されている前記情報の少なくとも一部を電断時データとして退避領域に退避するデータ退避手段と、を更に備え、
    前記判定手段は、前記電圧監視手段により監視される前記電源電圧が所定の電圧値以上になった場合に、前記データ退避手段により退避された前記電断時データと前記情報記憶手段に記憶されている前記情報とを比較し、前記電源断データと該電源断データに対応する前記情報とが一致していない場合に前記異常と判定することを特徴とする遊技台。
  7. 請求項6において、
    前記データ退避手段は、前記電断時データを複数の退避領域に退避させることを特徴とする遊技台。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記報知手段は、音声により前記報知を行う音声報知手段、映像や文字等の表示により前記報知を行う表示報知手段、及び可動体の駆動により前記報知を行う可動体報知手段の少なくとも1つを含んで構成されていることを特徴とする遊技台。
  9. 所定の設定変更操作を受け付ける設定変更操作手段と、
    該設定変更操作手段による前記所定の設定変更操作の受け付けによって、所定の抽選を行う際に用いられる抽選データを複数種類の抽選データの中から選択することを示す設定値情報の設定変更処理を行う設定変更手段と、
    前記設定変更処理により設定された前記設定値情報を少なくとも含む複数種類の情報を記憶可能な情報記憶手段と、
    前記設定変更処理により設定された前記設定値情報に基づく前記抽選データを用いて、役の内部抽選処理を行う抽選手段と、を備えた遊技台であって、
    前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であるか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段により前記情報記憶手段に記憶された前記情報の少なくとも一部が異常であると判定された場合に、前記設定変更処理へ強制的に移行させる強制移行手段を更に備えたことを特徴とする遊技台。
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