JP2006326114A - 風呂蓋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 保形体14は、ベース板10の外周面に沿って設けられた帯板であること。
【選択図】 図1
Description
図6(a)は、この種の風呂蓋として例示する風呂蓋の蓋本体9の一部分解斜視図であり、図6(b)は、その周縁部近傍の断面概略図である。
図6(a)および(b)に示すように、蓋本体9は、硬質合成樹脂発泡体で形成された芯板91、軟質合成樹脂で形成された化粧板92,92および繊維強化樹脂で形成された保形体94,94が層状に構成された平板状のベース板90と、軟質合成樹脂で形成され且つ前記ベース板90の外周縁に嵌着されるエッジカバー93とを備えている。また、上記芯板91の上下面および化粧板92,92の裏面と保形体94,94とは接着剤で接着されている。
このものでは、芯板91と化粧板92,92との間に、剛性や耐熱性が比較的高い繊維強化樹脂で形成された保形体94,94の層が設けられているから、浴槽から放出される熱や外力によって蓋本体9のベース板90が変形するのを抑制できる。
『浴槽上面に載置される平板状の蓋本体を備え、
前記蓋本体は、合成樹脂発泡体で形成された芯板および前記芯板の上下面を被覆する化粧板を有する平板状のベース板と、
前記ベース板の外周縁を覆うエッジカバーと、
繊維強化樹脂で形成された保形体とを具備する風呂蓋』において、蓋本体の全体が下方へ湾曲するのを抑制するとともに、生産効率の向上およびコスト面での負担を軽減させた風呂蓋を提供することをその課題とする。
『前記保形体は、前記ベース板の外周面に沿って設けられた帯板である』ことである。
上記技術手段によれば、繊維強化樹脂で形成された保形体は、ベース板の外周面に沿って設けられた帯板であるから、蓋本体の周縁部の剛性が向上する。
また、上記帯板は、ベース板の外周面に沿って設けられているから、保形体を比較的面積の広い芯板の上下面および化粧板の裏面全体に接着する既述従来のものに比べて、組み立てにかかる手間が軽減されるとともに、蓋本体を分解する際にも、帯板をベース体から分離するのが容易である。さらに、保形体を形成する材料も低減できる。
前記請求項1において、
『前記帯板の側面には、前記芯板の外周面に強制嵌入される接合突起が設けられている』ことである。
このものでは、帯板の側面に設けられている接合突起を芯板の外周面から強制嵌入することによって、帯板と芯板とのずれが抑制されるから、蓋本体の周縁部の剛性が一層向上する。
前記請求項1において、
『前記帯板の側面には、前記芯板と前記化粧板との間隙に強制嵌入される接合突起が設けられている』ことである。
このものでは、帯板の側面に設けられている接合突起を芯板と化粧板との間隙に強制嵌入することによって、帯板と芯板とのずれが抑制されるとともに、化粧板が帯板に設けられた接合突起で支持された状態になるから、蓋本体の周縁部の剛性が一層向上する。
請求項1に係る発明によれば、ベース板の外周面に沿って設けられた保形体としての帯板によって、蓋本体の周縁部の剛性が向上するから、蓋本体の全体が下方に湾曲するのを抑制できる。
また、上記帯板は、平板状に形成されたベース板の外周面に設けられており、保形体を比較的面積の広い芯板の上下面および化粧板の裏面全体に接着する既述従来のものに比べて、組み立てにかかる手間が軽減されるから、生産効率が向上する。また、帯板をベース板から分離するのも比較的容易であるから、蓋本体を廃棄する際に分別処理しやすい。さらに、保形体を形成する材料も低減できるから、コスト面での負担も軽減される。
請求項3に係る発明では、接合突起によって帯板と芯板とのずれが抑制されるとともに、化粧板が帯板に設けられた接合突起で支持された状態になり、蓋本体の周縁部の剛性が向上するから、蓋本体の全体が下方に湾曲するのを一層抑制できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る風呂蓋の蓋本体1の一部分解斜視図であり、図2は、その周縁部近傍の断面概略図である。尚、本発明の実施の形態に係る風呂蓋は、後述する蓋本体1を複数枚(例えば、2枚や3枚)並設して一つの風呂蓋を構成するものであり、以下、その風呂蓋を構成する蓋本体1について説明する。
図1に示すように、蓋本体1は、芯板11の上下面に化粧板12,12を接着させた矩形平板状のベース板10と、該ベース板10の外周全体に嵌着される断面略コの字状のエッジカバー13と、ベース板10の外周端面に沿って設けられる細長平板状の帯板14,14,14,14とを備えている。
尚、上記芯板11は、ポリスチレン樹脂発泡体で形成されているが、これに限定されるものではなく、ポリプロピレンやポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂発泡体を用いて形成しても良い。また、上記化粧板12は、ポリプロピレン樹脂で形成されているが、これに限定されるものではなく、ポリスチレンやポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂を用いて形成しても良い。
尚、上記エッジカバー13は、スチレン系のエラストマー樹脂で形成されているが、これに限定されるものではなく、エチレン系やオレフィン系のエラストマー樹脂を用いて形成しても良い。
尚、上記帯板14は、ガラス繊維強化樹脂で形成されているが、これに限定されるものではなく、比較的高い剛性を有する素材であれば、カーボン繊維強化樹脂(いわゆるCFRP素材)を用いて形成しても良いし、アルミニウムやステンレス等の金属系材料を用いて形成しても良い。
また、保形体たる帯板14は、比較的面積の狭い芯板11の外周面110に接着されているから、保形体を比較的面積の広い芯板の上下面および化粧板の裏面全体に接着するものと比べて、ベース体10に接着するのもベース板10から分離するのも容易である。従って、蓋本体1の生産効率が向上するとともに、蓋本体1を廃棄する際にも分別処理しやすい。さらに、帯板14を形成するために使用されるガラス繊維強化樹脂の量も比較的少なく抑えることができるから、コスト面での負担も軽減される。
尚、上記実施の形態において、帯板14は、挟持部132,132相互間に設けられており、化粧板12,12の周縁部120,120を挟持する挟持部132,132を支持しているが、図3に示すように、芯板11の外周面110とエッジカバー13Aの内周130Aとの間且つ化粧板12,12の周縁部120,120相互間に設けられ、その上下幅が化粧板12,12の周縁部120,120相互間と略同一寸法に設定されているものであっても良い。このものでは、帯板14Aが直接的に化粧板12,12の周縁部120,120を支持している。
また、上記実施の形態における接合突起141,141は、帯板14の長手方向へ延びる二本のリブ状に形成されたものであるが、図5に示すように、帯板14Cの長手方向へ延びる二本のリブ状体を部分的に切断して形成された小片体141Cであっても良い。
10・・・ベース板
11・・・芯板
12・・・化粧板
13・・・エッジカバー
14・・・保形体(帯板)
Claims (3)
- 浴槽上面に載置される平板状の蓋本体を備え、
前記蓋本体は、合成樹脂発泡体で形成された芯板および前記芯板の上下面を被覆する化粧板を有する平板状のベース板と、
前記ベース板の外周縁を覆うエッジカバーと、
繊維強化樹脂で形成された保形体とを具備する、風呂蓋において、
前記保形体は、前記ベース板の外周面に沿って設けられた帯板である、風呂蓋。 - 請求項1に記載の風呂蓋において、
前記帯板の側面には、前記芯板の外周面に強制嵌入される接合突起が設けられている、風呂蓋。 - 請求項1に記載の風呂蓋において、
前記帯板の側面には、前記芯板と前記化粧板との間隙に強制嵌入される接合突起が設けられている、風呂蓋。
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