JP3177664U - 切断具 - Google Patents

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義明 大泉
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有限会社大泉合成
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Abstract

【課題】シート状物を切断する位置の制約を小さくすると共に、低コストで製造できる切断具を提供する。
【解決手段】シート状物を鋏む第1板状部112及び第2板状部114を有する本体部110と、第1板状部112及び第2板状部114の少なくとも1つに、シート状物に向けて設けられた刃部120と、刃部120を位置決めする凸部132を有し、かつ、刃部120を本体部110に固定する固定部130とを備える。上記の本体部110は、固定部130を装着する装着部116を有し、刃部120は装着部116及び固定部130の少なくとも1つに形成された凸部132が貫通する穴部122を有し、第1板状部112及び第2板状部114の少なくとも1つが押圧を受けることで、第1板状部112と第2板状部114との間の距離が変化する。
【選択図】図1

Description

本考案は、シート状物を切断する切断具に関する。
従来、溝部に設けられたカッター部に封筒や袋などのシート状物を挿入し、シート状物をスライドさせることで紙や袋などのシート状物を切断することができる筆記具が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平10−86590号公報
しかし、従来の筆記具においては、紙や袋を切断できる領域が、溝部の底から刃部までの間の数ミリ程度の長さに限定されていた。したがって、シート状物の先端部から数ミリ以上離れた位置を切断することが困難であるという問題が生じていた。例えば、インスタントラーメンの袋のようにラミネート接着加工されたプラスティック製袋を開封しようとする場合に、上部の数ミリを開封しても、接着部分を切除するのみであり、内容物を取り出すことができないという課題が生じていた。
また、カッター刃が溝部に設けられている場合には、切断できるシート状物の厚みが溝部の幅に限定され、溝部の幅より大きな厚みの袋を切断できないという問題も生じていた。さらに、特許文献1に記載された切断具のように刃部を筆記具本体内部に固定する場合には、切断具の製造工程が複雑になるので製造コストの低減が困難であるという問題も生じていた。
そこで、本考案はこれらの点を鑑みてなされたものであり、シート状物を切断する位置の制約を小さくすると共に、低コストで製造できる切断具を提供することを目的とする。
本考案の態様においては、シート状物を切断する切断具であって、シート状物を鋏む第1板状部及び第2板状部を有する本体部と、第1板状部及び第2板状部の少なくとも1つに、シート状物に向けて設けられた刃部と、当該刃部を本体部に固定する固定部とを備える切断具を提供する。上記の本体部は、固定部を装着する装着部を有し、刃部は装着部及び固定部の少なくとも1つに形成された凸部が貫通する穴部を有し、第1板状部及び第2板状部の少なくとも1つが押圧を受けることで、第1板状部と第2板状部との間の距離が変化する。
上記の装着部は、例えば、第1板状部及び第2板状部の少なくとも1つの先端に設けられている。また、上記の装着部及び固定部の少なくとも1つは、固定部及び装着部のうちの他方に形成された凸部が挿入される凹部を有してもよい。
上記の固定部は、刃部の回転を抑制する突起部をさらに有してもよい。また、上記の固定部における刃部が接する面に平行な少なくとも1つの断面は、シート状物が鋏まれる側から離れるにつれて幅が広くなる領域を有し、装着部は、シート状物が鋏まれる側から離れるにつれて幅が広くなる領域を有してもよい。
本考案によれば、シート状物を切断する位置の制約を小さくすると共に、低コストで製造できる切断具を提供することができるという効果を奏する。
本考案の第1の実施形態に係る切断具の構成を示す斜視図である。 本考案の第1の実施形態に係る切断具の構成を示す側面図である。 本考案の第1の実施形態に係る切断具の構成を示す正面図である。 本考案の第1の実施形態に係る刃部及び固定部の構成を示す。 本考案の第1の実施形態に係る刃部及び固定部の構成を示す。 本考案の第1の実施形態に係る刃部及び固定部の構成を示す。 本考案の第1の実施形態に係る本体部の構成を示す。 本考案の第1の実施形態に係る本体部の構成を示す。 本考案の第2の実施形態に係る刃部及び固定部の構成を示す。 本考案の第3の実施形態に係る刃部及び固定部の構成を示す。 本考案の第3の実施形態に係る刃部及び固定部の構成を示す。 本考案の第4の実施形態に係る装着部の構成を示す。
<第1の実施形態>
[切断具100の構成]
図1は、第1の実施形態の切断具100の斜視図である。図2は、第1の実施形態の切断具100の側面図である。図3は、第1の実施形態の切断具100の正面図である。切断具100は、シート状物200を切断する。シート状物200は、例えば紙又はビニール袋である。切断具100は、第1板状部112及び第2板状部114を有する本体部110、刃部120、並びに固定部130を備える。
本体部110は、例えば樹脂材料を一体成形することにより形成される。第1板状部112及び第2板状部114がそれぞれ分離した別部材であり、第1板状部112及び第2板状部114が結合部材で結合されて本体部110を構成してもよい。
一例として、本体部110は、切断具100の使用者が片手で握ることができる形状を有する。本体部110は、第1板状部112及び第2板状部114の間にシート状物200を鋏むことができる。
図1に示すように、第2板状部114には、シート状物200に向けて設けられた刃部120が取り付けられている。刃部120は、第1板状部112に取り付けられていてもよい。刃部120は固定部130によって本体部110に固定される。固定部130は、第1板状部112及び第2板状部114の少なくとも1つの先端に取り付けられている。
図4は、刃部120が取り付けられた状態の固定部130の斜視図である。図5A及び図5Bは、刃部120が取り付けられた状態の固定部130の側面図である。固定部130は、刃部120を位置決めする凸部132を有する。刃部120は凸部132が貫通する穴部122を有する。穴部122及び凸部132が円形である場合に、穴部122の直径は、凸部132を貫通するべく、凸部132の直径以上の大きさであることが好ましい。穴部122及び凸部132は、円形以外の形状であってもよい。
固定部130は例えば直方体であり、本体部110と接する面に凸部132を備える。凸部132に刃部120の穴部122が挿入されることで、刃部120の位置が画定される。凸部132は、図5Aに示すように刃部120の厚みと同一の長さであってもよく、図5Bに示すように刃部120の厚みよりも長くてもよい。
図6は、本体部110の斜視図である。図6に示すように第1板状部112及び第2板状部114の少なくとも1つの先端に装着部116が形成されている。固定部130は、装着部116内に設けられており、凸部132が装着部116の奥側の面、すなわち第2板状部114の先端から遠い側に接する。刃部120は、装着部116の奥側の面と固定部130との間に設けられている。
凸部132の先端が装着部116に接することで、刃部120は本体部110と固定部130との間に固定されるので、刃部120が取れにくいという効果を奏する。さらに、刃部120を固定する固定部130が第2板状部114の先端に取り付けられるため、比較的少ない工数で容易に切断具100を製造することができるという効果をも奏する。
図7は、本体部110の斜視図の他の例である。図7に示した本体部110における装着部116は、固定部130の凸部132が挿入される凹部118を有する点で図6に示した本体部110と異なる。装着部116が凹部118を有することにより、固定部130と本体部110との結合性が高まる。
[シート状物200を切断する仕組み]
シート状物200は、第1板状部112及び第2板状部114に挟まれた状態で刃部120によって切断される。第1板状部112及び第2板状部114にシート状物200を鋏むべく、第1板状部112及び第2板状部114の少なくとも1つが押圧を受けることで、第1板状部112と第2板状部114との間の距離が変化する。押圧を受けていない状態の第1板状部112と第2板状部114の間の距離は、押圧を受けている状態の第1板状部112と第2板状部114の間の距離に比べて大きい。
具体的には、第1板状部112及び第2板状部114のそれぞれは、直線状の領域と曲線状の領域とを有し、曲線状の領域で接合されている。一例として、曲線状の領域の厚みは直線状の領域の厚みよりも小さく、使用者が直線状の領域を握って押圧をかけることで曲線状の領域が変形して、第1板状部112及び第2板状部114の間の距離が変化する。第1板状部112及び第2板状部114が、弾性を有する結合部材で結合されていてもよい。
例えば、使用者が、押圧を受けない状態の第1板状部112と第2板状部114との間にシート状物200を挿入した後に、第1板状部112及び第2板状部114の少なくとも一方に押圧を加えると、第1板状部112と第2板状部114の間の距離が縮まり、第2板状部114に取り付けられた刃部120がシート状物200に接する。第1板状部112及び第2板状部114に押圧を加えた状態で、使用者がシート状物200の面と平行な方向に切断具100を移動させると、使用者はシート状物200を切断することができる。使用者は、第1板状部112及び第2板状部114に押圧を加えた状態で、シート状物200の面と平行な方向にシート状物200を移動させてもよい。
以上のとおり、本実施形態の切断具100によれば、使用者が第1板状部112及び第2板状部114の間にシート状物を挿入するときに、切断したい箇所に刃部120が当たるように切断具100に対するシート状物200の位置を調整することで、切断具100の使用者がシート状物の切断部分を選ぶことができるという効果を奏する。
[切断具100の製造方法]
切断具100は、以下の通り、従来の切断具よりも少ない工程で製造することができる。まず、樹脂材料を射出成形して、本体部110を形成する。同様に、樹脂材料を射出成形して固定部130を形成する。次に、金属材料を加工して刃部120を形成する。続いて、固定部130の凸部132を刃部120の穴部122に挿入する。固定部130及び刃部120の少なくとも1つに接着剤を塗布して、固定部130と刃部120とを接着してもよい。
続いて、刃部120が挿入された固定部130を、本体部110の装着部116にスライドさせるように装着させる。最後に、本体部110と固定部130とを接着剤で接着する。本体部110と固定部130との接着に先立って、本体部110及び固定部130の少なくとも1つに接着剤を塗布してもよい。
<第2の実施形態>
[刃部120の回転を防ぐ突起部134を有する]
図8は、第2の実施形態における刃部120及び固定部130の斜視図を示す。固定部130は、刃部120の回転を抑制する突起部134をさらに有してもよい。例えば図8に示すように、突起部134は、固定部130における刃部120が接する面の下部の縁に設けられている。突起部134は、固定部130における刃部120が接する面の左右の端部に設けられていてもよい。固定部130が突起部134を備えることで、刃部120の回転及び曲りが抑制されるという効果を奏する。
<第3の実施形態>
[固定部130が直方体以外の形状を有する]
図9A及び図9Bは、第3の実施形態における固定部130の形状を示す。固定部130における刃部120が接する面に平行な少なくとも1つの断面は、シート状物200が鋏まれる側から離れるにつれて幅が広くなる領域を有してもよい。
図9Aは、固定部130の、刃部120と接する面が台形を成している場合の図である。この場合において、本体部110に固定部130を装着する装着部116は、シート状物200が鋏まれる側から離れるにつれて幅が広くなる領域を有する。すなわち、図9Aが示す固定部130の場合は、装着部116も上部の面積よりも広い底面積を持つ台形柱である。また、図9Bは、固定部130の、刃部120と接する面が紡錘形を成している場合の図である。この場合において、装着部116は紡錘形立体の形状を成す。
本実施形態の固定部130が上述のような形状である場合に、固定部130は安定性が増すため、刃部120を安定して固定し、刃部120に強い力が加わった場合でも刃部120及び固定部130を外れにくくする効果を奏する。本実施形態の装着部116においても、装着部116と固定部130の結合度が増すため、刃部120及び固定部130が本体部110から外れにくくなる効果を奏する。
<第4の実施形態>
図10は、第4の実施形態における装着部116を示す。装着部116は、刃部120の穴部122が貫通する凸部119を有する点で、図1に示した本体部110における装着部116と異なる。この場合において、固定部130は凸部119と接する凸部132を有してもよく、凸部132を有しなくてもよい。固定部130は、凸部119が挿入される凹部を有してもよい。
本実施形態に係る切断具100の製造方法においては、本体部110が形成された後に、装着部116に形成された凸部119が刃部120の穴部122を貫通するように、刃部120を本体部110の装着部116に装着する。刃部120を装着部116に装着する前に、刃部120及び装着部116の少なくとも1つに接着剤を塗布して、刃部120と装着部116とを接着してもよい。
続いて、刃部120及び固定部130の少なくとも1つに接着剤を塗布した後に固定部130を装着部116に装着して、刃部120を固定する。
以上、本考案を実施の形態を用いて説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本考案の技術的範囲に含まれ得ることが、実用新案登録請求の範囲の記載から明らかである。
100・・・切断具、110・・・本体部、112・・・第1板状部、114・・・第2板状部、116・・・装着部、118・・・凹部、119・・・凸部、120・・・刃部、122・・・穴部、130・・・固定部、132・・・凸部、134・・・突起部、200・・・シート状物

Claims (5)

  1. シート状物を切断する切断具であって、
    前記シート状物を鋏む第1板状部及び第2板状部を有する本体部と、
    前記第1板状部及び前記第2板状部の少なくとも1つに、前記シート状物に向けて設けられた刃部と、
    前記刃部を前記本体部に固定する固定部と
    を備え、
    前記本体部は、前記固定部を装着する装着部を有し、
    前記刃部は、前記装着部及び前記固定部の少なくとも1つに形成された凸部が貫通する穴部を有し、

    前記第1板状部及び前記第2板状部の少なくとも1つが押圧を受けることで、前記第1板状部と前記第2板状部との間の距離が変化する切断具。
  2. 前記装着部は、前記第1板状部及び前記第2板状部の少なくとも1つの先端に設けられている請求項1に記載の切断具。
  3. 前記装着部及び前記固定部の少なくとも1つは、前記固定部及び前記装着部のうちの他方に形成された前記凸部が挿入される凹部を有する請求項1又は2に記載の切断具。
  4. 前記固定部は、前記刃部の回転を抑制する突起部をさらに有する請求項1から3のいずれか一項に記載の切断具。
  5. 前記固定部における前記刃部が接する面に平行な少なくとも1つの断面は、前記シート状物が鋏まれる側から離れるにつれて幅が広くなる領域を有し、
    前記装着部は、前記シート状物が鋏まれる側から離れるにつれて幅が広くなる領域を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の切断具。
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