JP6327683B1 - カッティングマット - Google Patents
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Abstract
【課題】操作性及び利便性の高いカッティングマットを提供する。【解決手段】切断用具であるカッター2で紙3を切る場合に、紙3の背面側に配置するカッティングマット1であって、磁力によって、カッター2の刃21を切れ込み用領域1aへ引き付ける磁石12と、紙3を貫通したカッター2の刃21をその切れ込み11aで保持するマット素材部11とを備え、使用者によるカッター2の刃21の動きに伴って、机4の上を移動することを特徴とする。【選択図】図3
Description
本発明は、切断用具の刃で切断対象を切る場合に、切断対象の背面側に配置するカッティングマットに関する。
カッター等の切断用具を用いて、紙等の切断対象を切る場合、カッターマット等のカッティングマットを紙の下に敷いて紙の下側にある机等の切断対象以外のものを傷つけないようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、カッターマットよりも紙が大きい場合には、刃がマットから外れてしまう、カッターマットの位置を確認しなければならないという問題があった。特に、紙の内側を中抜きする場合には、この問題が顕著であった。一方、マットから刃が外れないようにするには、大きなカッターマットを使用すればよいが、収納性、携帯性に欠けるという問題があった。
この問題を解決するため、カッターにカッターマットを取り付けたカッターナイフがある(例えば、特許文献2参照。)。
特表2005−528232号
特開2001−224871号
しかし、カッターマットよりも紙が大きい場合には、刃がマットから外れてしまう、カッターマットの位置を確認しなければならないという問題があった。特に、紙の内側を中抜きする場合には、この問題が顕著であった。一方、マットから刃が外れないようにするには、大きなカッターマットを使用すればよいが、収納性、携帯性に欠けるという問題があった。
この問題を解決するため、カッターにカッターマットを取り付けたカッターナイフがある(例えば、特許文献2参照。)。
しかし、このカッターナイフは、アーム等の他の部分が邪魔になり、切り始める位置が限定されるという問題があった。同様に、カッターマットがアームでカッターに取り付けられているため、曲線が切りにくい等、操作性が悪いという問題があった。また、カッターナイフ全体が大きくなり、収納しづらいという問題があった。更にまた、様々なパーツがあり、構造が複雑であるため、故障しやすい、コストが高くなるといった問題があった。
本発明の課題は、上述した問題点を解消し、操作性及び利便性の高いカッティングマットを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、切断用具(3)の刃(21)で切断対象(3)を切る場合に、前記切断対象の背面側に配置するカッティングマットであって、前記切断用具の刃を磁力により引き付ける磁性部(12,12A,12B,12C,12D)を備え、前記磁性部は、磁力によって、使用者に前記切断用具の刃を切れ込むべき所定の位置(1a)を認識させること、を特徴とするカッティングマット(1,1A,1B,1C,1D)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のカッティングマットであって、前記磁性部(12,12A,12B,12C,12D)は、前記所定の位置(1a)を挟む又は囲むように配置されている磁石であること、を特徴とするカッティングマット(1,1A,1B,1C,1D)である。
請求項3の発明は、請求項2に記載のカッティングマットであって、 前記磁性部は、外縁に配置されている磁石(12A)であること、を特徴とするカッティングマット(1A)である。
請求項4の発明は、切断用具(3)の刃(21)で切断対象(3)を切る場合に、前記切断対象の背面側に配置するカッティングマットであって、前記切断用具の刃を磁力により引き付ける磁性部(12,12A,12B,12C,12D)と、前記切断対象を貫通した前記切断用具の刃を保持する保持部(11a)とを備え、前記保持部が前記切断用具の刃を保持している場合に、前記切断用具の刃の動きに伴って、設置されている台上を移動すること、を特徴とするカッティングマット(1,1A,1B,1C,1D)である。
請求項5の発明は、請求項4に記載のカッティングマットであって、前記設置されている台上側に、前記設置されている台上を移動する場合に、移動を補助する移動補助部(14)を備えること、を特徴とするカッティングマット(1)である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のカッティングマットであって、前記磁性部(12,12A,12B,12C,12D)の磁力により、前記切断用具(2)に付着し、携帯可能であること、を特徴とするカッティングマット(1,1A,1B,1C,1D)である。
請求項7の発明は、請求項6に記載のカッティングマットであって、前記磁性部(12,12A,12B,12C,12D)の磁力により、前記切断用具(2)を付着し、外部のもの(5)へ付着可能であること、を特徴とするカッティングマット(1,1A,1B,1C,1D)である。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のカッティングマットであって、円形状のマットであること、を特徴とするカッティングマット(1A,1B,1C,1D)である。
本発明によるカッティングマットによれば、以下の効果を得ることが可能となる。
(1)磁性部は、磁力により切断用具の刃を引き付けるため、切断用具の操作性を損なうことなく、切断用具の使用者が容易にカッティングマットの位置を把握することができ、刃がカッティングマットから外れることを防止することが可能となる。
(2)磁性部は、所定の位置へ刃を引き付けるため、使用者は、カッティングマットの位置をより正確に把握することが可能となる。
(3)磁性部は、外縁に配置されている磁石であるため、構造を単純化し、製造コストの低減を図ることが可能となる。
(4)磁性部の磁力により外部のものに付着可能であるため、収納性及び利便性を向上することが可能となる。特に、切断用具に付着可能であるため、使用時にすぐに使える等、利便性を向上するとともに、携帯性を向上ことが可能となる。更に、磁性部の磁力により、切断用具及びその他のものを付着可能であるため、一層収納性及び利便性を向上することが可能となる。
(5)保持部が切断対象を貫通した前記切断用具の刃を保持することによって、カッティングマットは、切断用具の刃の動きに伴って、設置されている台上を移動するため、刃がカッティングマットから外れることを防止し、カッティングマットの形状を小さくすることができ、操作性、収納性及び利便性を向上することが可能となる。
(1)磁性部は、磁力により切断用具の刃を引き付けるため、切断用具の操作性を損なうことなく、切断用具の使用者が容易にカッティングマットの位置を把握することができ、刃がカッティングマットから外れることを防止することが可能となる。
(2)磁性部は、所定の位置へ刃を引き付けるため、使用者は、カッティングマットの位置をより正確に把握することが可能となる。
(3)磁性部は、外縁に配置されている磁石であるため、構造を単純化し、製造コストの低減を図ることが可能となる。
(4)磁性部の磁力により外部のものに付着可能であるため、収納性及び利便性を向上することが可能となる。特に、切断用具に付着可能であるため、使用時にすぐに使える等、利便性を向上するとともに、携帯性を向上ことが可能となる。更に、磁性部の磁力により、切断用具及びその他のものを付着可能であるため、一層収納性及び利便性を向上することが可能となる。
(5)保持部が切断対象を貫通した前記切断用具の刃を保持することによって、カッティングマットは、切断用具の刃の動きに伴って、設置されている台上を移動するため、刃がカッティングマットから外れることを防止し、カッティングマットの形状を小さくすることができ、操作性、収納性及び利便性を向上することが可能となる。
本発明は、切断用具の操作性を損なうことなく、刃がカッティングマットから外れることを防止するとともに、収納性及び利便性を向上するという目的を、切断用具の刃で切断対象を切る場合に、前記切断対象の背面側に配置するカッティングマットであって、磁力によって、前記切断用具の刃を所定の位置へ引き付ける磁性部と、前記切断対象を貫通した前記切断用具の刃を保持する保持部とを備え、前記磁性部の磁力により、前記切断用具、又は、その他の外部のものに付着可能であり、前記保持部が前記切断用具の刃を保持している場合に、前記切断用具の刃の動きに伴って、設置されている台上を移動することを特徴とすることによって実現する。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明によるカッティングマットの構成を示す斜視図である。
図1に示すようにカッティングマット1は、方形状のマットであり、切断対象が配置される表面側に、一般的なカッティングマット素材からなる、マット素材部11と、フッ素樹脂等、背面側に、滑りやすい素材からなる移動補助部14と、マット素材部11及び移動補助部14の間に、磁石12を内包する任意の素材からなる磁石含有部13とを備える3層構造を有している。
マット素材部11は、上面がやや柔らかく弾力性がある軟質プラスチック素材からなる層、この層の下方に、カッターでの切断を防止するための硬質プラスチック素材からなる層を有している。
移動補助部14は、摩擦係数の低い素材からなる、カッティングマット1の背面を覆う層である。
図1は、本発明によるカッティングマットの構成を示す斜視図である。
図1に示すようにカッティングマット1は、方形状のマットであり、切断対象が配置される表面側に、一般的なカッティングマット素材からなる、マット素材部11と、フッ素樹脂等、背面側に、滑りやすい素材からなる移動補助部14と、マット素材部11及び移動補助部14の間に、磁石12を内包する任意の素材からなる磁石含有部13とを備える3層構造を有している。
マット素材部11は、上面がやや柔らかく弾力性がある軟質プラスチック素材からなる層、この層の下方に、カッターでの切断を防止するための硬質プラスチック素材からなる層を有している。
移動補助部14は、摩擦係数の低い素材からなる、カッティングマット1の背面を覆う層である。
図2は、磁石12の形状を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、磁石12は、リング状の形態を有する、ネオジウム等の強い磁力を持つ磁石である。
図1及び図2に示すように、磁石12は、リング状の形態を有する、ネオジウム等の強い磁力を持つ磁石である。
図3、図4及び図5は、本発明によるカッティングマットの使用形態を示す図である。
図3に示すように、机4の上に、カッティングマット1、紙3が置かれ、使用者が、カッター2で紙3を切っている。カッター2は、強磁性体である刃21を備え、切断対象である紙3を切るための切断用具である。使用者は、カッター2で紙3を切る場合に、紙3をカッティングマット1上に置く。使用者がカッター2の刃21を紙3に近づけると、刃21が磁石12の磁力の強い方向へ、つまりは、カッティングマット1の表面の切れ込み用領域1aへ引き付けられ、使用者が磁力の変化具合から、切れ込み用領域1aを認識する。切れ込み用領域1aは、使用者がカッター2の刃21の先を切れ込むべき位置であり、刃21がカッティングマット1から外れないよう、また、磁石12等、マット素材部11以外のものを傷つけないように設定されている所定の領域である。
使用者が、カッター2で紙3に切れ込みを入れると、マット素材部11にも切れ込み11aが形成される。使用者が、紙3を固定したまま、カッター2で切り進むと、マット素材部11は、切れ込みで刃21を挟んで保持し、カッティングマット1は、カッター2の動きに併せて机4の上を移動する。
図3に示すように、机4の上に、カッティングマット1、紙3が置かれ、使用者が、カッター2で紙3を切っている。カッター2は、強磁性体である刃21を備え、切断対象である紙3を切るための切断用具である。使用者は、カッター2で紙3を切る場合に、紙3をカッティングマット1上に置く。使用者がカッター2の刃21を紙3に近づけると、刃21が磁石12の磁力の強い方向へ、つまりは、カッティングマット1の表面の切れ込み用領域1aへ引き付けられ、使用者が磁力の変化具合から、切れ込み用領域1aを認識する。切れ込み用領域1aは、使用者がカッター2の刃21の先を切れ込むべき位置であり、刃21がカッティングマット1から外れないよう、また、磁石12等、マット素材部11以外のものを傷つけないように設定されている所定の領域である。
使用者が、カッター2で紙3に切れ込みを入れると、マット素材部11にも切れ込み11aが形成される。使用者が、紙3を固定したまま、カッター2で切り進むと、マット素材部11は、切れ込みで刃21を挟んで保持し、カッティングマット1は、カッター2の動きに併せて机4の上を移動する。
図4に示すように、使用者は、カッティングマット1を使用しないときには、磁石21の刃21への磁力によって、カッター2に付近に張り付けておく。また、冷蔵庫等、磁力体の外部のものに張り付けておくことも可能である。
図5に示すように、強磁性体であるホワイトボード5にカッティングマット1を介してカッター2を貼り付けておくことも可能である。
図5に示すように、強磁性体であるホワイトボード5にカッティングマット1を介してカッター2を貼り付けておくことも可能である。
磁石12の磁力の強さは、強いほどいいが、刃21を強くひきつける一方で、紙3等の切断対象を切るのに支障が出ない程度の強さが望ましい。また、マット素材部11の構造及び材質は、切れ込み11で刃21を強く保持できる一方で、切れ込み11aがあまり大きくならない構造、材質が望ましい。
このように、本実施例によれば、磁石12は、磁力によりカッター2の刃21を引き付けるため、カッター2の操作性を損なうことなく、使用者が容易にカッティングマット1の位置を把握することができるため、刃21がカッティングマット1から外れることを防止することが可能となった。また、磁石12は、切れ込み用領域1aへ刃21を引き付けるため、使用者は、刃21を切れ込むべき位置をより正確に把握することが可能となった。
一方、磁石12の磁力により、ホワイトボード5に付着可能であるため、収納性及び利便性を向上することが可能となる。特に、カッター2に付着可能であるため、使用時にすぐに使える等、利便性を向上するとともに、携帯性を向上ことが可能となった。また、磁石12の磁力により、ホワイトボード5等の強磁性体にカッティングマット1を介してカッター2を貼り付けておくことも可能であるため、一層、収納性及び利便性を向上することが可能となった
更にまた、切れ込み11aが、紙3を貫通したカッター2の刃21を保持することによって、カッティングマット1は、刃21の動きに伴って、机4の上を移動するため、刃21がカッティングマット1から外れることを防止すること、カッティングマット1自体の形状を小さくすることができ、操作性、携帯性及び利便性を向上することが可能となった。また、移動補助部14によって、机4の上をカッティングマット1は容易に移動できるため、一層、操作性、利便性を向上することが可能となった。
図6は、本発明によるカッティングマットの構成を示す斜視図である。
図6に示すように、カッティングマット1Aは、円形状のマットであり、底面に向かって経が大きくなる略円柱形状を有している。カッティングマット1Aは、円柱側面である外縁に、リング状の磁石12Aと、その内側に、一般的なカッティング素材からなる、マット素材部11Aとを備えている。
マット素材部11Aは、底面に向かって経が大きくなる略円柱形状を有している。
磁石12Aは、摩擦係数の低い磁石である。
図6に示すように、カッティングマット1Aは、円形状のマットであり、底面に向かって経が大きくなる略円柱形状を有している。カッティングマット1Aは、円柱側面である外縁に、リング状の磁石12Aと、その内側に、一般的なカッティング素材からなる、マット素材部11Aとを備えている。
マット素材部11Aは、底面に向かって経が大きくなる略円柱形状を有している。
磁石12Aは、摩擦係数の低い磁石である。
図7及び図8は、本発明によるカッティングマットの使用形態を示す上面図及び正面図である。
図7及び図8に示すように、机等の台の上に、定規6、定規6に沿うようにカッティングマット1A、カッティングマット1Aの上に紙3が置かれ、使用者が、定規6に沿って、カッターの刃21で紙3を直線に切っている。使用者が刃21を紙3に近づけると、磁石12Aの磁力により、カッティングマット1Aの中心付近へ刃21が引き付けられ、使用者が磁力の変化具合から、切れ込むべき位置(マット素材部11Aの上面)を認識する。
使用者が、カッター2で紙3に切れ込みを入れると、マット素材部11A上部にも切れ込み11aが入る。使用者が、紙3を固定したまま、カッティングマット1Aを定規6に接触させたまま、カッター2を定規6に沿う方向に切り進むと、マット素材部11Aの切れ込み11aは、刃21を挟んで保持し、カッティングマット1Aは、カッター2の動きに併せて定規6に沿って台の上を移動する。
図7及び図8に示すように、机等の台の上に、定規6、定規6に沿うようにカッティングマット1A、カッティングマット1Aの上に紙3が置かれ、使用者が、定規6に沿って、カッターの刃21で紙3を直線に切っている。使用者が刃21を紙3に近づけると、磁石12Aの磁力により、カッティングマット1Aの中心付近へ刃21が引き付けられ、使用者が磁力の変化具合から、切れ込むべき位置(マット素材部11Aの上面)を認識する。
使用者が、カッター2で紙3に切れ込みを入れると、マット素材部11A上部にも切れ込み11aが入る。使用者が、紙3を固定したまま、カッティングマット1Aを定規6に接触させたまま、カッター2を定規6に沿う方向に切り進むと、マット素材部11Aの切れ込み11aは、刃21を挟んで保持し、カッティングマット1Aは、カッター2の動きに併せて定規6に沿って台の上を移動する。
実施例1と同様に、磁石12Aの磁力によって、ホワイトボード5等の外部の強磁性体や、カッター2にカッティングマット1Aを付着することができる。また、カッティングマット1Aを介してホワイトボード5にカッター2を付着することができる(図4及び図5参照)。
このように、本実施例によれば、実施例1の効果に加え、カッティングマット1Aは、定規6に接触したまま、定規6に沿って移動するため、紙3を定規6に沿った形に容易に切ることが可能となった。
更に、カッティングマット1Aは、磁石12Aを外縁に、その内側にマット素材部11Aを備える単純な構造を有しているため、容易に製造可能で、製造コストの低減を図ることが可能となるとともに、刃21で切り込むべき領域の面積を拡大することが可能となった。また、カッティングマット1Aは、円形状のマットであるとともに、摩擦係数の低い磁石12Aが定規6に接するため、カッティングマット1Aが容易に定規6に沿って移動することが可能となった。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
実施例1又は2において、カッティングマット1,1Aに用いられる切断用具は、カッター2に限定されず、ナイフ、包丁等、磁力により引き付けられる強磁性体の刃を有する切断用具であってもよい。同様に、切断対象は、紙3に限定されない。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
実施例1又は2において、カッティングマット1,1Aに用いられる切断用具は、カッター2に限定されず、ナイフ、包丁等、磁力により引き付けられる強磁性体の刃を有する切断用具であってもよい。同様に、切断対象は、紙3に限定されない。
実施例1又は2において、移動補助部14は、車輪等、機械的なものであってもよい。移動補助部14は、カッティングマット1の机4の上の移動を補助することができれば限定されない。
実施例1において、カッティングマット1,1Aは、ひっくり返しても同様の構造である、上下対称の構造を有していてもよい。表裏を意識することなく使用することができ、利便性を向上することが可能となる。
図9、図10及び図11は、本発明によるカッティングマットの変形例を示す上面図である。
図9に示すように、磁石12,12Aの形状は、内側に孔の空いた四角柱状の磁石12Bであってもよく、逆さまにしたお椀型形状であってもよい。磁石12,12A,12Bの形状は、限定されず、その磁力によって使用者が刃21を近づけたときに、少なくとも、カッティングマット1,1A,1Bの位置を認識できればよい。
図9に示すように、磁石12,12Aの形状は、内側に孔の空いた四角柱状の磁石12Bであってもよく、逆さまにしたお椀型形状であってもよい。磁石12,12A,12Bの形状は、限定されず、その磁力によって使用者が刃21を近づけたときに、少なくとも、カッティングマット1,1A,1Bの位置を認識できればよい。
図10及び図11に示すように、カッティングマット1Cは、複数の磁石12C,12Dを包含していてもよい。より磁石12,12A,12B,12C,12Dの数は限定されず、少なくとも、その磁力によって使用者が刃21を近づけたときに、カッティングマット1,1A,1Bの位置を認識できればよい。
磁石12,12A,12B,12C,12Dの形状、数、磁力、配置場所は、限定されず、磁力の方向、強さによって、使用者が刃を近づけたときに、カッティングマット1,1A,1B,1C,1Dのいずれの位置を使用者に認識させるのかによって、任意に設定することができ、この設定によって、使用者により正確に刃21を切り込むべき位置を認識させることが可能となる。
磁石12,12A,12B,12C,12Dの形状、数、磁力、配置場所は、限定されず、磁力の方向、強さによって、使用者が刃を近づけたときに、カッティングマット1,1A,1B,1C,1Dのいずれの位置を使用者に認識させるのかによって、任意に設定することができ、この設定によって、使用者により正確に刃21を切り込むべき位置を認識させることが可能となる。
1,1A,1B,1C,1D カッティングマット
1a 切れ込み用領域
2 カッター
3 紙
4 机
5 ホワイトボード
6 定規
11,11A マット素材部
11a 切れ込み
12,12A,12B,12C,12D 磁石
13 磁石含有部
14 移動補助部
21 刃
1a 切れ込み用領域
2 カッター
3 紙
4 机
5 ホワイトボード
6 定規
11,11A マット素材部
11a 切れ込み
12,12A,12B,12C,12D 磁石
13 磁石含有部
14 移動補助部
21 刃
Claims (8)
- 切断用具の刃で切断対象を切る場合に、前記切断対象の背面側に配置するカッティングマットであって、
前記切断用具の刃を磁力により引き付ける磁性部を備え、
前記磁性部は、磁力によって、使用者に前記切断用具の刃を切れ込むべき所定の位置を認識させること、
を特徴とするカッティングマット。 - 請求項1に記載のカッティングマットであって、
前記磁性部は、前記所定の位置を挟む又は囲むように配置されている磁石であること、
を特徴とするカッティングマット。 - 請求項2に記載のカッティングマットであって、
前記磁性部は、外縁に配置されている磁石であること、
を特徴とするカッティングマット。 - 切断用具の刃で切断対象を切る場合に、前記切断対象の背面側に配置するカッティングマットであって、
前記切断用具の刃を磁力により引き付ける磁性部と、
前記切断対象を貫通した前記切断用具の刃を保持する保持部とを備え、
前記保持部が前記切断用具の刃を保持している場合に、前記切断用具の刃の動きに伴って、設置されている台上を移動すること、
を特徴とするカッティングマット。 - 請求項4に記載のカッティングマットであって、
前記設置されている台上側に、前記設置されている台上を移動する場合に、移動を補助する移動補助部を備えること、
を特徴とするカッティングマット。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のカッティングマットであって、
前記磁性部の磁力により、前記切断用具に付着し、携帯可能であること、
を特徴とするカッティングマット。 - 請求項6に記載のカッティングマットであって、
前記磁性部の磁力により、前記切断用具を付着し、外部のものへ付着可能であること、
を特徴とするカッティングマット。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のカッティングマットであって、
円形状のマットであること、
を特徴とするカッティングマット。
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