JP2015027661A - 触覚型ソレノイドおよび触覚型ソレノイドの取付構造 - Google Patents

触覚型ソレノイドおよび触覚型ソレノイドの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 予め設計された所定の振動力を安定して得ることができる触覚型ソレノイドとその取付構造を提供する。
【解決手段】
触覚型ソレノイド1Aは、固定部材10と、固定部材10に弾性部材30で支持される可動部材20とを備え、固定部材10は取付装置40に固定され、可動部材20は被振動体50に連結されて、可動部材20による振動を被振動体50に伝達する。固定部材10は、取付装置40に螺子を用いて固定する際の基準点となる基準孔11aを有する。可動部材20は、被振動体50に設けられた第1の取付孔51、52より大きい第1の調整孔22a、22bを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、タッチパネル上のバーチャルボタンが押圧された際に、感知フィードバックをユーザに与える触覚型ソレノイドとその取付構造に関する。
感知フィードバック機能を備えた装置として、例えば、特許文献1には、ケース(取付装置)と、タッチセンサ式パネル(被振動体)、およびアクチュエータを有する装置が記載されている。このアクチュエータは、固定極と可動極であるL字型ポール部、固定部材と可動部材である構造要素、および弾性部材からなるバイアス要素を含む。このアクチュエータの固定部材はケースに連結されており、アクチュエータの可動部材はタッチセンサ式パネルに連結されている。そして、このアクチュエータに電流がオンおよびオフされると、可動極が固定極に磁気吸引および離れることによってバイアス要素が弾性変形して、タッチセンサ式パネルが振動する。
特表2008−516348号公報
しかしながら、タッチセンサ式パネルをケースに組み付ける際、タッチセンサ式パネルとケースが別体であるため、アクチュエータの固定部材を取り付けるためのケース側の螺子の取付孔と、アクチュエータの可動部材を取り付けるためのタッチセンサ式パネル側の螺子の取付孔の位置が、相対的にずれやすい。このずれた状態で、アクチュエータをタッチセンサ式パネルとケースに連結すると、弾性部材からなるバイアス要素に所定外の変形が生じ、固定部材と可動部材の相対的な位置にばらつきが生じてしまい、所定の振動力が得られない恐れがある。
そこで本発明は、従来技術が抱える上記課題を解決し得る触覚型ソレノイドとその取付構造を提供しようとするものである。
以下、上記の課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意な組み合わせで採用することができる。また、本発明の態様あるいは技術的特徴は以下に記載のものに限定されることなく、明細書全体および図面に記載されたもの、或いはそれらの記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づいて認識されるものである。
触覚型ソレノイドに関する本発明の第一の態様は、コイルが巻回された固定極を有する固定部材と、可動極を有する可動部材と、前記可動部材を前記固定部材に支持する弾性部材とを備え、前記固定部材は取付装置に固定され、前記可動部材は前記取付装置に付随する被振動体に連結されて、前記可動部材による振動を前記被振動体に伝達するために用いられ、
前記固定部材は、前記取付装置に螺子を用いて固定する際の基準点となる基準孔を有し、
前記可動部材は、前記被振動体に螺子を用いて連結する際に、前記被振動体への連結位置を調整するための第1の調整孔を有するものである。
触覚型ソレノイドに関する本発明の第二の態様は、コイルが巻回された固定極を有する固定部材と、可動極を有する可動部材と、前記可動部材を前記固定部材に支持する弾性部材とを備え、前記固定部材は取付装置に固定され、前記可動部材は前記取付装置に付随する被振動体に連結されて、前記可動部材による振動を前記被振動体に伝達するために用いられ、
前記可動部材は、前記被振動体に螺子を用いて連結する際の基準点となる基準孔を有し、
前記固定部材は、前記取付装置に螺子を用いて固定する際に、前記取付装置への固定位置を調整するための第1の調整孔を有するものである。
触覚型ソレノイドの取付構造に関する本発明の第三の態様は、コイルが巻回された固定極を有する固定部材と、可動極を有する可動部材と、前記可動部材を前記固定部材に支持する弾性部材とを備え、前記固定部材は取付装置に固定され、前記可動部材は前記取付装置に付随する被振動体に連結されて、前記可動部材による振動を前記被振動体に伝達するために用いられる触覚型ソレノイドの取付構造であって、
前記固定部材は、前記取付装置に固定する際の基準点となる基準孔を有し、
前記基準孔は、前記取付装置に設けられた基準用の取付孔とほぼ同じ大きさに形成され、
前記可動部材は、前記被振動体への連結位置を調整するための第1の調整孔を有し、
前記第1の調整孔は、前記被振動体に設けられた第1の取付孔よりも大きく形成され、
前記固定部材は、前記基準孔と前記基準用の取付孔を用いて第1の螺子により前記取付装置に固定され、
前記可動部材は、前記第1の調整孔と前記第1の取付孔を用いて第2の螺子により前記被振動体に連結されているものである。
触覚型ソレノイドの取付構造に関する本発明の第四の態様は、コイルが巻回された固定極を有する固定部材と、可動極を有する可動部材と、前記可動部材を前記固定部材に支持する弾性部材とを備え、前記固定部材は取付装置に固定され、前記可動部材は前記取付装置に付随する被振動体に連結されて、前記可動部材による振動を前記被振動体に伝達するために用いられる触覚型ソレノイドの取付構造であって、
前記可動部材は、前記被振動体に連結する際の基準点となる基準孔を有し、
前記基準孔は、前記被振動体に設けられた基準用の取付孔とほぼ同じ大きさに形成され、
前記固定部材は、前記取付装置への固定位置を調整するための第1の調整孔を有し、
前記第1の調整孔は、前記取付装置に設けられた第1の取付孔より大きく形成され、
前記可動部材は、前記基準孔と前記基準用の取付孔を用いて第1の螺子により前記被振動体に連結され、
前記固定部材は、前記第1の調整孔と前記第1の取付孔を用いて第の2螺子により前記取付装置に固定されているものである。
本発明によれば、取付装置側の螺子の取付孔と被振動体側の螺子の取付孔の位置が製品毎にばらついている場合でも、触覚型ソレノイドに形成されている基準孔と第1の調整孔によりその位置のばらつきを吸収することができる。その結果、触覚型ソレノイドを取付装置と被振動体に取り付けた際、触覚型ソレノイドの弾性部材に所定外の変形が生じるのを防ぐことができ、固定極と可動極の隙間のばらつきを抑制して、予め設計された所定の振動力を高い信頼性をもって得ることができる。
本発明の一実施形態例に係る触覚型ソレノイドの初期状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)中の切断線A−Aから見た触覚型ソレノイドの断面図、(c)は(a)中の矢印B−Bから見た触覚型ソレノイドの矢視図であり、締結部材である螺子を省略している。 本発明の一実施形態例に係る触覚型ソレノイドの動作時の状態を示す正面図であり、締結部材である螺子を省略している。 本発明の一実施形態例に係る別の触覚型ソレノイドの初期状態を示す正面図であり、締結部材である螺子を省略している。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を例示的に説明する。
(実施形態例)
本発明の一実施形態例を図1および図2を用いて説明する。
本例に係る触覚型ソレノイド1Aは、固定部材10と、可動部材20と、可動部材20を固定部材10に支持する弾性部材30とを備えている。
固定部材10は、取付装置40に固定される。一方、可動部材20は、取付装置40に付随する被振動体50に連結され、可動部材20による振動を被振動体50に伝達することができるように構成されている。
被振動体50としては、例えば、車両等に搭載される入力装置のタッチセンサ式パネルが挙げられ、取付装置40としては、このタッチセンサ式パネルを支持する入力装置の筐体(ケース)が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
取付装置40には、固定部材10を螺子で固定するための基準用の取付孔41と第2の取付孔42が設けられている。一方、被振動体50には、可動部材20を螺子で連結するための第1の取付孔51、52が設けられている。
本例の基準用の取付孔41と第2の取付孔42と第1の取付孔51、52は、同じ大きさの丸孔となっている。なお、各取付孔には、各取付孔の内径と略同一の外径を有する螺子が用いられる。
固定部材10は、コイル13が巻回された固定極12と、ベース部材11を有する。
固定極12は、長脚12aと短脚12bを有するL字型に形成された板状コアの積層体からなり、長脚12aには部分的にコイル13が巻回されている。
ベース部材11は、硬質樹脂によって平板状に形成されており、その上面にコイル13が巻回された固定極12が不図示の固定手段によって固定されている。このベース部材11には、固定部材10を螺子を用いて取付装置40に固定する際の基準点となる基準孔11aが設けられている。
この基準孔11aは、取付装置40に設けられた基準用の取付孔41とほぼ同じ大きさに形成された丸孔であり、基準孔11aと基準用の取付孔41を利用して固定部材10を取付装置40に固定する際に用いる螺子の外径とほぼ同じ大きさとなっている。これは、この基準孔11aを基準点として、触覚型ソレノイド1Aを取付装置40と被振動体50に連結するためである。
また、ベース部材11には、固定部材10を螺子を用いて取付装置40に固定するための第2の調整孔11bが設けられている。この第2の調整孔11bは、取付装置40に設けられた第2の取付孔42より大きい丸孔となっている。
可動部材20は、可動極21と伝達部材22を有している。
可動極21は、長脚21aと短脚21bを有するL字型に形成された板状コアの積層体からなる。この可動極21は、固定極12に対して逆向きに並置され、長脚21aが短脚12bに隙間Tを設けて配され、短脚21bが長脚12aに隙間Tを設けて配される。
伝達部材22は、可動極21の動きを被振動体50に伝達するものであり、可動極21と一体化されている。本例の伝達部材22は、可動極21の一部を構成している最下層の板状コアを延出させて形成されている。
そして、可動部材20は、ベース部材11の上面に図1中のX方向に可動状態で配され、コイル13への給電時に固定極12に磁気吸引されてX方向に移動することができる。
伝達部材22には、可動部材20を被振動体50に螺子を用いて連結する際に、被振動体50への連結位置を調整するための2つの第1の調整孔22a、22bが設けられている。この第1の調整孔22a、22bは、被振動体50に設けられた第1の取付孔51、52より大きい丸孔となっている。
弾性部材30は、金属の板バネから構成され、コイル13への無給電時(図1の初期状態)に可動極21を固定極12から所定距離(隙間T)だけ離れた位置に保持するものである。この弾性部材30の一端は、固定部材10のベース部材11に螺子61で締結されており、弾性部材30の他端は、可動部材20の可動極21に螺子62で締結されている。
このような本例の触覚型ソレノイド1Aは、図1の初期状態において、コイル13への給電が行われると、可動部材20が、弾性部材30の弾性力に反発しながら、固定極12に磁気吸引されて図1のX方向左向きに移動し、可動極21が固定極12に突き当たる(図2参照)。コイル13への給電がなくなり固定極12の磁気吸引力が減少していくと、可動部材20が、弾性部材30の弾性力によって固定極12から離れる方向(図1のX方向右向き)に付勢させられ、図1の初期状態に戻ることができる。
本例のような触覚型ソレノイドでは、固定極12と可動極21の隙間Tは数百μmから1mm程度の微小な隙間に設定する必要がある。
この隙間Tが小さ過ぎると、可動部材20の移動量が小さく制限されるため振動量が小さくなってしまい、触覚感知フィードバックに必要とされる所定の振動量が得にくくなる。一方、この隙間Tが大き過ぎると、固定極12が可動極21を移動させる磁気吸引力が小さくなり過ぎて振動量が小さくなってしまい、同様に触覚感知フィードバックに必要とされる所定の振動量が得にくくなる。よって、本例のような触覚型ソレノイドは、取付装置40と被振動体50への取り付けに際して高精度な位置決めが要求される。
触覚型ソレノイドの固定部材10が取り付けられる取付装置40と、触覚型ソレノイドの可動部材20が取り付けられる被振動体50は、別体で構成されるのが常であるため、製品毎に取付装置40と被振動体50の相対的な位置関係に少なからずばらつきが生じる。そのため、固定部材10を取り付けるために取付装置40に設けられる螺子の取付孔と、可動部材20を取り付けるために被振動体50に設けられる螺子の取付孔の位置が、製品毎に相対的にずれやすい。
このずれた状態で、固定部材10と可動部材20をそれぞれ取付装置40と被振動体50に連結すると、弾性部材30に所定外の変形が生じ、初期状態における固定極12と可動極21の隙間Tが製品毎にばらついてしまう。その結果、製品によっては所定の振動力が得られない恐れがある。
特に本例のように可動部材20が弾性部材30によって固定部材10に支持された触覚型ソレノイドでは、取付装置40と被振動体50の各取付孔の位置にばらつきが生じていると、弾性部材30の撓みによって容易にそのばらつきに追従してしまうため、隙間Tにばらつきが生じ易い。
よって、本例のような触覚型ソレノイドでは、取付装置40と被振動体50の各取付孔の位置にばらつきが生じている場合にも、隙間Tが一定になるような特殊な取付構造が必要とされる。
そこで、本例の触覚型ソレノイド1Aでは、固定部材10のベース部材11に、取付装置40に螺子を用いて固定する際の基準点となる基準孔11aを設けるとともに、付加的に第2の調整孔11bを設けている。また、可動部材20の伝達部材22には、被振動体50に螺子を用いて連結する際に、被振動体50への連結位置を調整するための第1の調整孔22a、22bを設けている。
基準孔11aは、取付装置40に設けられている基準用の取付孔41とほぼ同じ大きさに形成されている。また、第2の調整孔11bは、取付装置40に設けられている第2の取付孔42より大きく形成されている。また、第1の調整孔22a、22bは、被振動体50に設けられている第1の取付孔51、52よりも大きく形成されている。
そして、固定部材10は、基準孔11aと基準用の取付孔41を用いて第1の螺子(不図示)により取付装置40に固定されるとともに、第2の調整孔11bと第2の取付孔42を用いて第3の螺子(不図示)より取付装置40に固定される。また、可動部材20は、第1の調整孔22a、22bと第1の取付孔51、52を用いて第2の螺子(不図示)により被振動体50に連結される。
そのため、本例によれば、製品毎に基準用の取付孔41と第1の取付孔51、52に相対的な配置のばらつき(図1の上下左右4方向におけるばらつき)があっても、基準孔11aと第1の調整孔22a、22bによりその配置のばらつきを吸収することができる。また、仮に基準用の取付孔41と第2の取付孔42に配置のばらつきがあっても、基準孔11aと第2の調整孔11bによりその配置のばらつきを吸収することができる。
より具体的には、固定部材10を基準孔11aと基準用の取付孔41を用いて第1の螺子によって締結することにより、基準孔11aを基準点として固定部材10を取付装置40に連結する。次に、固定部材10を第2の調整孔11bと第2の取付孔42を用いて第3の螺子によって取付装置40に連結することにより、基準用の取付孔41と第2の取付孔42の配置のばらつきを、第2の取付孔42より大きく形成されている第2の調整孔11bによって吸収しつつ、固定部材10が基準孔11aを中心に回転することがないように取付装置40に固定することができる。その後、可動部材20を第1の調整孔22a、22bと第1の取付孔51、52を用いて第2の螺子によって被振動体50に連結することにより、基準用の取付孔41と第1の取付孔51、52との配置のばらつきを、第1の取付孔51、52よりも大きく形成されている第1の調整孔22a、22bによって吸収しつつ、可動部材20を被振動体50に連結することができる。
よって、本例の触覚型ソレノイドの取付構造によれば、弾性部材30に所定外の変形が生じるのを回避することができる。その結果、触覚型ソレノイドを、初期状態における固定極12と可動極21の隙間Tが一定になるように取付装置40と被振動体50に取り付けることができるため、安定して所定の振動力を得ることができ、製品毎の振動量のばらつきを効果的に抑えることができる。
なお、本例では、固定部材10のベース部材11に第2の調整孔11bを設けるとともに、取付装置40に第2の取付孔42を設けているが、固定部材10が基準孔11aを中心に回転せずに取付装置40に容易に連結できる場合には、第2の調整孔11bと第2の取付孔42を設ける必要はない。
また、上記実施形態例では、基準用の取付孔41と第1の取付孔51、52は別部材に形成されており、基準用の取付孔41と第2の取付孔42は同じ部材に形成されている。このため、基準用の取付孔41と第1の取付孔51、52との配置のばらつきは、基準用の取付孔41と第2の取付孔42との配置のばらつきに比べ、大きくなりやすい。
そこで、第1の調整孔22a、22bを第2の調整孔11bより大きく形成することにより、各取付孔の配置のばらつきに効率良く対応することができ、取付の作業効率が高まり、より一層確実に製品毎の振動量のばらつきを抑えることができる。
なお、上記実施形態例の第2の調整孔11bは丸孔であるが、図3に示す触覚型ソレノイド1Bのように、第2の調整孔11cを可動部材20の可動方向(X方向)に長い長孔としてもよい。
この場合、長孔の長手方向の長さを第3の螺子の外径よりも長く設定し、長孔の短手方向の長さを第3の螺子の外径と同一に設定するのが好ましい。このように設定することにより、基準孔11aと基準用の取付孔41とを螺子止め後、第2の調整孔11cと第2の取付孔42とを螺子止めする際、固定部材10は、基準孔11aを中心に回転することなく取付装置40に固定することができる。そのため、固定部材10の位置ずれを抑えつつ、固定部材10を取付装置40に容易に固定することができると共に、可動部材20の可動方向(X方向)における基準用の取付孔41と第2の取付孔42の配置のばらつきを容易に吸収することができる。
以上、本発明の実施形態例を説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で上記実施形態例を適宜に変形可能である。
上記実施形態例では、基準用の取付孔41と第2の取付孔42と第1の取付孔51、52は、同じ大きさの取付孔となっているが、これに限らず、基準用の取付孔41と第2の取付孔42と第1の取付孔51、52の少なくとも1つは、大きさが異なるものであってもよい。
この場合も、基準孔11aは、取付装置40に設けられた基準用の取付孔41とほぼ同じ大きさに形成される。固定部材10には、取付装置40に設けられた第2の取付孔42より大きい第2の調整孔11bが設けられる。可動部材20には、被振動体50に設けられた第1の取付孔51、52より大きい第1の調整孔22a、22bが設けられる。
また、上記実施形態例では、固定部材10に、基準孔11aと第2の調整孔11bが設けられ、可動部材20に、第1の調整孔22a、22bが設けられているが、基準孔を固定部材に設けずに可動部材に設けてもよい。
つまり、可動部材に基準孔と第2の調整孔が設けられ、固定部材に第1の調整孔が設けられる構成としてもよい。
具体的には、可動部材には、被振動体との連結の基点となる基準孔が設けられる。この基準孔は、被振動体に設けられた基準用の取付孔とほぼ同じ大きさに形成される。また、可動部材には、被振動体に設けられた第2の取付孔より大きい第2の調整孔が設けられる。そして、固定部材には、取付装置に設けられた第1の取付孔より大きい第1の調整孔が設けられるものである。
この例の場合、基準孔と基準用の取付孔とを螺子止め後、第2の調整孔と第2の取付孔とを螺子止めし、その後、第1の調整孔と第1の取付孔とを螺子止めすることで、上記実施形態例と同様の効果が得られる。
また、この例の場合、可動部材が基準孔を中心に回転せずに被振動体に連結することができれば、第2の調整孔と第2の取付孔を設ける必要はない。
また、この例の場合、第1の調整孔が第2の調整孔より大きく形成されることで、上記実施形態例と同様の効果が得られる。
また、この例の場合、第2の調整孔が可動部材の可動方向に長い長孔とされることで、上記実施形態例と同様の効果が得られる。
1A、1B 触覚型ソレノイド
10 固定部材
11 ベース部材
11a 基準孔
11b 第2の調整孔
11c 第2の調整孔
12 固定極
12a 長脚
12b 短脚
13 コイル
20 可動部材
21 可動極
21a 長脚
21b 短脚
22 伝達部材
22a、22b 第1の調整孔
30 弾性部材
40 取付装置
41 基準用の取付孔
42 第2の取付孔
50 被振動体
51、52 第1の取付孔
61 螺子
62 螺子

Claims (16)

  1. コイルが巻回された固定極を有する固定部材と、可動極を有する可動部材と、前記可動部材を前記固定部材に支持する弾性部材とを備え、前記固定部材は取付装置に固定され、前記可動部材は前記取付装置に付随する被振動体に連結されて、前記可動部材による振動を前記被振動体に伝達するために用いられる触覚型ソレノイドであって、
    前記固定部材は、前記取付装置に螺子を用いて固定する際の基準点となる基準孔を有し、
    前記可動部材は、前記被振動体に螺子を用いて連結する際に、前記被振動体への連結位置を調整するための第1の調整孔を有することを特徴とする触覚型ソレノイド。
  2. 前記固定部材は、前記取付装置に螺子を用いて固定するための第2の調整孔を有することを特徴とする請求項1に記載の触覚型ソレノイド。
  3. 前記第1の調整孔は、前記第2の調整孔より大きく形成されていることを特徴とする請求項2に記載の触覚型ソレノイド。
  4. 前記第2の調整孔は、前記可動部材の可動方向に長い長孔であることを特徴とする請求項2に記載の触覚型ソレノイド。
  5. コイルが巻回された固定極を有する固定部材と、可動極を有する可動部材と、前記可動部材を前記固定部材に支持する弾性部材とを備え、前記固定部材は取付装置に固定され、前記可動部材は前記取付装置に付随する被振動体に連結されて、前記可動部材による振動を前記被振動体に伝達するために用いられる触覚型ソレノイドであって、
    前記可動部材は、前記被振動体に螺子を用いて連結する際の基準点となる基準孔を有し、
    前記固定部材は、前記取付装置に螺子を用いて固定する際に、前記取付装置への固定位置を調整するための第1の調整孔を有することを特徴とする触覚型ソレノイド。
  6. 前記可動部材は、前記被振動体に螺子を用いて連結するための第2の調整孔を有することを特徴とする請求項5に記載の触覚型ソレノイド。
  7. 前記第1の調整孔は、前記第2の調整孔より大きく形成されていることを特徴とする請求項6に記載の触覚型ソレノイド。
  8. 前記第2の調整孔は、前記可動部材の可動方向に長い長孔であることを特徴とする請求項6に記載の触覚型ソレノイド。
  9. コイルが巻回された固定極を有する固定部材と、可動極を有する可動部材と、前記可動部材を前記固定部材に支持する弾性部材とを備え、前記固定部材は取付装置に固定され、前記可動部材は前記取付装置に付随する被振動体に連結されて、前記可動部材による振動を前記被振動体に伝達するために用いられる触覚型ソレノイドの取付構造であって、
    前記固定部材は、前記取付装置に固定する際の基準点となる基準孔を有し、
    前記基準孔は、前記取付装置に設けられた基準用の取付孔とほぼ同じ大きさに形成され、
    前記可動部材は、前記被振動体への連結位置を調整するための第1の調整孔を有し、
    前記第1の調整孔は、前記被振動体に設けられた第1の取付孔よりも大きく形成され、
    前記固定部材は、前記基準孔と前記基準用の取付孔を用いて第1の螺子により前記取付装置に固定され、
    前記可動部材は、前記第1の調整孔と前記第1の取付孔を用いて第2の螺子により前記被振動体に連結されている、
    ことを特徴とする触覚型ソレノイドの取付構造。
  10. 前記固定部材は、前記取付装置に固定するための第2の調整孔を有し、
    前記第2の調整孔は、前記取付装置に設けられた第2の取付孔より大きく形成され、
    前記固定部材は、前記第2の調整孔と前記第2の取付孔を用いて第3の螺子により前記取付装置に固定されている、
    ことを特徴とする請求項9に記載の触覚型ソレノイドの取付構造。
  11. 前記基準用の取付孔と前記第1の取付孔と前記第2の取付孔は同じ大きさに形成され、
    前記第1の調整孔は、前記第2の調整孔より大きく形成されていることを特徴とする請求項10に記載の触覚型ソレノイドの取付構造。
  12. 前記第2の調整孔は、前記可動部材の可動方向に長い長孔であることを特徴とする請求項10に記載の触覚型ソレノイドの取付構造。
  13. コイルが巻回された固定極を有する固定部材と、可動極を有する可動部材と、前記可動部材を前記固定部材に支持する弾性部材とを備え、前記固定部材は取付装置に固定され、前記可動部材は前記取付装置に付随する被振動体に連結されて、前記可動部材による振動を前記被振動体に伝達するために用いられる触覚型ソレノイドの取付構造であって、
    前記可動部材は、前記被振動体に連結する際の基準点となる基準孔を有し、
    前記基準孔は、前記被振動体に設けられた基準用の取付孔とほぼ同じ大きさに形成され、
    前記固定部材は、前記取付装置への固定位置を調整するための第1の調整孔を有し、
    前記第1の調整孔は、前記取付装置に設けられた第1の取付孔より大きく形成され、
    前記可動部材は、前記基準孔と前記基準用の取付孔を用いて第1の螺子により前記被振動体に連結され、
    前記固定部材は、前記第1の調整孔と前記第1の取付孔を用いて第の2螺子により前記取付装置に固定されている、
    ことを特徴とする触覚型ソレノイドの取付構造。
  14. 前記可動部材は、前記被振動体に連結するための第2の調整孔を有し、
    前記第2の調整孔は、前記被振動体に設けられた第2の取付孔より大きく形成され、
    前記可動部材は、前記第2の調整孔と前記第2の取付孔を用いて第3の螺子により前記被振動体に連結されている、
    ことを特徴とする請求項13に記載の触覚型ソレノイドの取付構造。
  15. 前記基準用の取付孔と前記第1の取付孔と前記第2の取付孔は同じ大きさに形成され、
    前記第1の調整孔は、前記第2の調整孔より大きく形成されていることを特徴とする請求項14に記載の触覚型ソレノイドの取付構造。
  16. 前記第2の調整孔は、前記可動部材の可動方向に長い長孔であることを特徴とする請求項14記載の触覚型ソレノイドの締結構造。
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