JP7266198B2 - 磁石補助具及び磁石補助具付き裁断機 - Google Patents
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Description
磁石と被吸着物との間の滑りを防止する手段として、特開2016-36626号公報には、弾性体の押圧面を磁石の吸着面より突出させることで、磁石を吸着させた際に弾性体が被吸着物との間でつぶれるようにする技術が開示されている。弾性体が被吸着物との間でつぶれることで、被吸着物との間の摩擦係数が増大し、滑りが防止されるようになっている。
そこで、本発明は、使用場面に応じて磁石の磁力を調節することができ、磁石を用いた位置合わせの操作性を向上させることができる磁石補助具、及び磁石補助具付き裁断機の提供を目的とする。
この場合、弾性を有し裏面に接着層を備えた平面部材の一側に広幅部を設け他側を幅狭に構成した磁石補助具を、磁石に対して前記加工刃とは反対側に前記広幅部が位置するように取り付けて第2の位置決め部材を構成すると共に、該第2の位置決め部材を前記レール部の下端部に取り付けてレール部材を着脱可能に構成し、前記第2の位置決め部材を吸着する第2の磁性体を基台上に配設してレール取付部を構成してもよい。
この裁断機1は、用紙が載置される基台10と、裁断刃2をスライド自在に取り付けたレール部20と、用紙の側縁を当接させて位置合わせを行うための位置決め部材50と、によって構成される。
基台10は、本体部11の一側部に付属部12を取り付けることで矩形状に構成される。即ち、基台付属部12は、取付軸部13を介して本体部11に回動可能に取り付けられており、本体部11の横辺と、それに連続する付属部12の横辺とによって、基台10の横辺が形成される(図2を参照)。
基台本体部11の前端部(裁断の始端部)と後端部には、レール部20を架設するための取付部14が設けられている。取付部14の内壁面は、用紙3の端縁を当接させて位置合わせを行うための紙当て部(39、39)として機能している。
不使用時には、基台付属部12を本体部11の裏側(底面)に向けて回動させることで、本体部11と一体化される(図3を参照)。使用時には、本体部11の底面から離反する方向に基台付属部12を回動させてフラットにする。この際、基台付属部12の一側縁部から取付軸部13を介して本体部11上の裁断刃2に至る長さ10aが、規格サイズの用紙の長辺の1/2であるので、基台付属部12の紙当て部材30に用紙3の短辺を当接させるだけで、その用紙の中央を容易に切断することができる。正確な中央位置を切断できるので、1つ小さなサイズ(本実施例ではA4判)の用紙を2枚作成することが可能となる。
レール部20は、用紙3を固定することができるよう所定の幅を有しており、それを跨ぐようにスライダ40が取り付けられる。
スライダ40は、図5に示すように、レール部20にスライド可能に取り付けられる基部41と、下端部に裁断刃2を備えた操作部42と、によって構成される。
スライダ操作部42は、バネ43を介し、スライダ基部41に対して上下動可能に取り付けられており、上面を押し下げて裁断刃2を下降させた状態で移動させることで、基台10上の用紙3が裁断されるようになっている。
磁石補助具60は、弾性部材からなる平面部材61に、磁石5を収容するための収容部62を設けると共に、一側に広幅部63を設け、他側を幅狭に構成したものである。平面部材61は、スポンジやゴム材など、押圧することによって弾性変形される摩擦係数の高い部材で構成されている。磁石5の素材に対して0.1~1.0程度の摩擦係数の高い素材が好ましい。裏面は接着剤が塗布された接着層64となっており、その上に剥離シート65が貼付されている。磁石5に対して裁断刃2とは反対側に広幅部63が位置するように取り付けられている(図2を参照)。
平面部材61は、一側部側から他側部側に向けて複数の区画に区分されており、区画毎にシート片66a,66bが積層される。このようにすることで、平面部材61の厚みが広幅部63の側が厚くなるように、広幅部63の側のシート片66aの剥離枚数を少なくすることで、磁石5が基台10に吸着された際の広幅部63の側の摩擦係数を一層高めることができる。このようにすることで、位置決め部材50の自重によって圧縮された際に、吸着面(基台10)との間に所望の摩擦力が作用されるように、剥離するシート片の枚数を適宜調節して使用できる(図8を参照)。
基台10には、この位置決め部材50の用紙当接部51から裁断刃2までの長さが、規格サイズ(本実施例ではA3判)の用紙の短辺の1/2の長さになる位置に磁石5を吸着させるための鉄材15が配置されている。本実施形態では異なる規格サイズ(B5判)の長辺の1/2の長さになる位置に吸着させるための他規格用の鉄材17も設けた。
鉄材15、17が配された位置には、そこに位置決め部材50を配置して位置合わせすることで作成できる用紙のサイズと、その側縁部を示すラインが設けられている。そのラインに沿って、位置決め部材50の用紙当接面51を位置させることで、磁石の作用により正確な位置に配置される。位置決め部材50の上面には用紙当接面51の側を示すライン表示Hが設けられており、そのラインの延長上に、基台10上のラインが位置する方向に位置決め部材50を載置することで、本発明の磁石補助具による摩擦力が最適に発揮される位置にて位置決め部材50を固定することができる。
その際、用紙3の前端縁部(裁断の始端部)を紙当て部39に当接させながら、用紙3の側縁部を紙当て部材30に当接させる。この状態で用紙3を固定し、スライダ操作部42を押し下げながら移動させる。
基台10の側縁部からレール部20の裁断刃2までの長さ10aが、A3判の用紙3の長辺の1/2の長さに設計されているので、基台10の側縁部の紙当て部材30に用紙の端部を当接させることで、用紙の中央位置を正確に裁断することができる。これにより、同じ大きさのA4判の用紙を2枚作成することが可能となる。
この状態で、スライダ40をレール部20に沿って移動させて切断する。この際、切断刃2によって水平方向の応力が用紙3に作用し、この応力が位置決め部材50の用紙当接面51に作用するが、位置決め部材の下面には、磁石5に対し裁断刃2とは反対側に弾性部材61の広幅部63が位置するように磁石補助具60が取り付けられているので、その際に発生するトルクを吸収することができる。これによって、位置決め部材50のずれが防止され、正しい裁断ラインが維持される。
基台10上のサイズ表示(即ち「B5判」の表示)に従って位置決め部材50を載置する。位置決め部材50の用紙当接部51から加工刃2までの長さが、B4判の用紙の長辺の1/2の長さになるように基台10上に他規格用の磁性体17が配置されているので、位置決め部材50の磁石5が、基台上の他規格用の磁性体17に及ぼす吸着作用によって、きわめて正確な位置に位置決め部材50が配置される。
不使用時には基台10の付属部12を回動させて折り畳むことができる。この際、基台本体部11の係止部19と付属部12の被係止部19aにおいて付属部12が固定される。
なお、本実施形態の磁石補助具付き裁断機において、図10に示すように、レール部20’を基台10’の始端部側に回動可能に取り付けてもよい。
この裁断機1’は、基台10’の前端部に回動支軸を設け、リング状の取付部14’を介してレール部20’を回動可能に取り付けた(図11を参照)。レール部20’の終端部側が開放されるようにしたので、用紙を前方にずらしながら裁断することができる(図12を参照)。これによって、大きなサイズの用紙3’の裁断が可能となる。
図13に示す磁石補助具付き裁断機1”のように、基台10”に把手部70を設け、壁に吊り下げて収納できるようにしてもよい(図14を参照)。スチール製の机などに吊り下げることができるように、磁石付きのフック部材71をセットとして販売するのが好ましい。
ボックス80の裏面部には、本発明に係る磁石補助具60を取り付けた磁石が配されている。広幅部63を下方向に向けて磁石の下端部に取り付けることで、磁石5の下端部の摩擦力が増大し、裁断機1”の荷重によって生ずる下方向の滑りを防止できる。
なお、磁石補助具60は、弾性部材からなる平面部材61に、磁石5を収容するための収容部62を設けると共に、一側に広幅部63を設け他側を幅狭にしたものであれば、他の態様も可能であり、テーパ状の断面としたいことも可能である。図18に示すように、市販の磁石5に合わせた収容部62を設けてもよい。この場合、平面部材61の裏面に設けられた接着層64の他に、磁石収容部62の底面にも、磁石5の壁面51を接着するための第2の接着層67と剥離シートを設けるのが好ましい。
即ち、基台付属部112は、取付軸部113を介して本体部111に回動可能に取り付けられており、本体部111の横辺111aと、それに連続する付属部112の横辺12aとによって、基台110の横辺10aが形成される(図20を参照)。
基台付属部112は、本体部11に向けて上方に回動し、折り畳んだ際にそれぞれの盤面が密接されるようになっている。使用時には、本体部111の盤面から離反する方向に回動させてフラットにする。
紙当て部材30は、図23に示すように、基台110の角部に設けられた溝部13に係止部31を挿入させた状態で、それぞれ取り付けられている。
即ち、溝部13の上端部と下端部に抜け止め部13a、13bが設けられており、用紙を当接させて位置合わせを行う際には、紙当て部材30を引き上げて上方位置の抜け止め部13aに係止させる。紙当て部材30を盤面下に収容する際には、紙当て部材30を押下げて係止部31を抜け止め部13bに係止させる。これによって、大きなサイズの用紙を載置する場合であっても、用紙3を基台110の上にフラットに載置することが可能となる。
取付部114は、規格サイズの用紙の中央を裁断することができるような位置にレール部材120を取り付けることができるよう設計されている。
例えば、基台110の横辺をA4サイズの長辺と同一長さとした場合は、その中央が裁断される位置にレール部材120を取り付けるための第1の取付部114aと、A4サイズの短辺に相当する位置を裁断するようにレール部材120を取り付ける第2の取付部114bの2つの取付部を有している。
即ち、レール部材120への取付部114を、基台110の始端部側に設け、終端部側に向けて中央位置を維持しつつ裁断刃2が移動するように、例えば、図24に示すように、ある一定の角度(θ)以上レール部材120を回動させることで初めて、基台側110の取付部114と、レール部材120の嵌合部121との係合が外れるように設計するのが好ましい。
基台110の盤面上には、レール部材120を吸着させるための磁性体117が設けられている。この磁性体117と取付部114とによってレール部材120を、基台110の適正な位置にて固定することができる。
このレール部材120は、裁断刃2をスライド自在に取り付けたレール部20に、位置決め部材としての定規部122を固定したことを特徴とするものである。即ち、レール部材120は、定規部122と、定規部122の一側に設けられた一条のレール部123と、そのレール部123を移動するスライダ40と、によって構成されており、定規部122の裏面には、本発明の磁石補助具60とラバー状の磁石5が取り付けられている(図25を参照)。
即ち、レール部123とは反対側の定規部122の端縁は、下面側が接面積の広いテーパ部となっており、下面側の鋭角な角で筋付けできるようになっている。付属部112の横辺の長さを規格の封筒サイズの幅よりもわずかに短くすると共に、本体部111の上面に密接するように付属部112を回動可能に取り付けた。裁断刃2とは反対側の側縁部が、本体部111への取付軸部113に位置するようにレール部材112を設計することで、筋付け定規としての機能をも備えた定規部122とすることができる。
平面部材61の裏面は接着層64となっており、剥離シート磁石補助具65を剥がして定規部122の裏面に貼付する。ラバー磁石5は、裁断刃2が配されている側とは反対側の側縁部に沿って貼付されており、磁石補助具付き裁断機60は、磁石5に対して裁断刃2とは反対側に広幅部63を位置させた状態で貼付される。
この場合、短辺の1/2になるような位置に新たに磁性体を設けてもよいし、他の規格の用紙(例えばB4判)の長辺の1/2になるような位置に新たに磁性体を設けてもよい。
レール部123にはスライダ40が取り付けられており、そのスライダ40に裁断刃2が上下動可能に取り付けられている。このスライダ40の上面を押下げることで、裁断刃2が下がり、基台110上の用紙3が裁断されるようになっている。
基台110の表面に横方向中央位置(即ち、裁断ライン)が表示されており、そのライン上を裁断刃2が移動するのを確認しながら操作することで、中央位置を確認しながら裁断することが可能となる。
先ず、図22に示すように、第1の取付部114aにレール部材120を取り付ける。そして、紙当て部材30a、30bを基台110の上方に突出させる。そして、用紙3の角部を紙当て部材30a、30bに当接させながら、基台110とレール部材120との間に載置する。
裁断の始端部において用紙3を位置合わせした状態で、用紙3をレール部材12の定規部122で固定し、スライダ40を押し下げながら移動させて裁断する。レール部材120の裏面に設けられたラバー磁石5が基台上の磁性体117aに吸着された状態となっており、さらにこの磁石5の裁断刃2とは反対側の部位に取り付けられた磁石補助具60によって被吸着面(基台110)との間の摩擦力が高められているので、スライダ40が移動する際の用紙に対する応力が吸収される。これによってレール部材120のズレは生じず、A4判の用紙3の正確な中央位置が裁断される。
この場合、第2の取付部114bにレール部材120を取り付ける。そして、始端部側の一方の角部に設けられた紙当て部材30aを基台110の上方に突出させ、そこに用紙3の角部を当接させて位置合せを行う(図27(a)を参照)。その状態でレール部材120の定規部122で用紙3を固定し、スライダ40を押し下げながら移動させる。
先ず、折り畳んだ際に内側になる面を上にした状態で、位置合わせ側の端部(封筒の窓から露呈させたい情報が記載されている方の端部)を、付属部112の側紙当て部材130に当接させる(図20を参照)。そして、本体部111と付属部112を接続部(取付軸部113)に定規部122の筋付部が位置するようにレール部材120を載置し、その状態で、基台付属部112を回動させ、本体部111の上面に接触させる(図29を参照)。
このようにすれば、定型サイズの封筒に適する位置で用紙を折り曲げることができるので、封筒の窓から宛名が現れる位置で用紙を折り畳むことができる。
基台110の縦辺をA4判の短辺と同一長さに設計すれば、縦方向両角部に設けられた紙当て部材130a、130cに当接させ、始端部から終端部に向けて一機に移動させて裁断することもできる。用紙の一側部のみで位置合わせを行う場合は、基台の縦方向両角部のみに紙当て部材30a、30cを設けてもよいし、裁断の始端部のみで位置合わせする場合は、横方向両角部のみに紙当て部材30a、30bを設けてもよい。あるいは紙当て部材を設けなくてもよい。
規格サイズの用紙の短辺の1/2に相当する位置を裁断刃2が移動するようにレール部材120’を取り付けるための磁性体(鉄材15c)、長辺の1/4に相当する位置を裁断刃2が移動するように取り付けるための磁性体(鉄材15d)などを設けてもよい。
基台110は、単一部材で構成してもよいし、他の規格サイズ(例えばB4判)用の基台110’とセット販売してもよい。基台110へのレール部材120の取り付けも、着脱可能な構造であればよく、例えば、基台110の所定位置に溝状の取付部16を設け、レール部材120に設けられたヘアピン状の取付部121”を差し込んでもよい。
レール部材120’は複数のスライダ40、40’を有するものであってもよい。この場合、第2のスライダ40’用のレール部123’を設け、その始端部の側にレール部材120’を基台110’に取り付けるための取付部121’を設ける構成が採用できる。
加工刃を用紙3に折り目をつけるための筋付け刃とし、基台一側部(紙当て部材30a)からの長さが規格の封筒サイズの幅よりもわずかに短い位置を、筋付け刃4が移動するようにレール部材120”を取り付けるように第4の取付部114dを設けることで、規格サイズの封筒に適した位置で用紙を折り畳むことができる。
本実施形態では、基台付属部112の横辺の長さを規格の封筒サイズの幅よりもわずかに短くすると共に、本体部111の上面に密接するように付属部112を回動可能に取り付けた。そして、レール部材120の裁断刃2とは反対側の側縁部を、基台付属部122の取付軸部113に位置させて、用紙と共に基台付属部112を折り畳む際の筋付け部とすることで、用紙3の横方向中央部を切断するための第1の取付部を、筋付定規(122)を取り付けるための取付部としての機能をも持たせたが、筋付け定規のみを取り付けるための第5の取付部を別途設けてもよい。
スライダ40が移動するレール部123も各種態様が採用可能であり、設けられる位置もレール部材120の一側部に限られるものではない。例えば、図36に示すレール部材120”のように、中央に溝部123”を設け、それをレールとしてスライダ40”が移動するようにしてもよい。
何れの場合においても、本発明の磁石補助具は、弾性を有し裏面に接着層64を備えた平面部材61に磁石5を収容するための収容部62を設けると共に、一側に広幅部63を設け他側を幅狭に構成した磁石補助具60を、磁石5を備えた位置決め部材(即ち、レール部材120の定規部122)に取り付け、その定規部122において固定される用紙を裁断する裁断刃2や筋付刃4などの加工刃と、該加工刃をスライド自在に取り付けたレール部(レール部材120のレール部)と、レール部材120の定規部122を吸着させることで用紙を固定する基台110と、によって構成し、基台100の側縁部から加工刃(2、4)までの長さが、規格サイズの用紙の長辺の1/2の長さになる位置にレール部材120を取り付けると共に、磁石5に対して加工刃(2,4)とは反対側に広幅部63が位置するように吸着させるための磁性体15を基台に配設したので、レール部材120が裁断の際の応力によって位置ずれするのが防止できる。
2…裁断刃(加工刃)、4…筋付け刃(加工刃)、5…磁石
10、110…基台
11、111…本体部
12、112…付属部
14、114…取付部
15…鉄材(磁性体)、17…磁性体
20…レール部、120…レール部材、123…レール部
30…紙当て部材
40…スライダ
50…位置決め部材、122…定規部(第2の位置決め部材)
60…磁石補助具、61…平面部材、62…収容部62…広幅部、64…接着層、66…シート片
70…把手部、71…フック部材
80…ボックス、81…収納部
Claims (2)
- 弾性を有し裏面に接着層(64)を備えた平面部材(61)に、磁石(5)を収容するための収容部(62)を設けると共に、一側に広幅部(63)を設け他側を幅狭に構成した磁石補助具であって、前記広幅部(63)は、所定厚みの弾性片の裏面に粘着材を配して構成された弾性シート(66)を複数積層して構成されたことを特徴とする磁石補助具。
- 弾性を有し裏面に接着層(64)を備えた平面部材(61)に磁石を収容するための収容部(62)を設けると共に、一側に広幅部(63)を設け他側を幅狭に構成した磁石補助具(60)を、磁石(5)を備えた位置決め部材(50)に取り付け、該位置決め部材(50)において固定される用紙を裁断する加工刃(2)と、該加工刃(2)をスライド自在に取り付けたレール部(20)と、前記位置決め部材(50)を吸着させることで前記用紙を固定する基台(10,110)と、によって裁断機(1,100)を構成し、該基台(10、110)の側縁部から前記加工刃(2)までの長さが、規格サイズの用紙の長辺の1/2の長さになる位置に前記レール部(20)を取り付けると共に、前記磁石(5)に対して前記加工刃(2)とは反対側に前記広幅部(63)が位置するように前記位置決め部材(50、122)を吸着させるための磁性体(15)を前記基台(10、110)に配設したことを特徴とする磁石補助具付き裁断機。
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