JP2011001173A - 用紙折畳み用補助具 - Google Patents

用紙折畳み用補助具 Download PDF

Info

Publication number
JP2011001173A
JP2011001173A JP2009146255A JP2009146255A JP2011001173A JP 2011001173 A JP2011001173 A JP 2011001173A JP 2009146255 A JP2009146255 A JP 2009146255A JP 2009146255 A JP2009146255 A JP 2009146255A JP 2011001173 A JP2011001173 A JP 2011001173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding
paper
plate
folding plate
base surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009146255A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kimura
武司 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAEDA MUNEKI
Original Assignee
MAEDA MUNEKI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MAEDA MUNEKI filed Critical MAEDA MUNEKI
Priority to JP2009146255A priority Critical patent/JP2011001173A/ja
Publication of JP2011001173A publication Critical patent/JP2011001173A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

【課題】保持するプレートの枚数が少ないにもかかわらず、大きいサイズ及び多くのサイズの用紙を折畳める用紙折畳み用補助具を提供する。
【解決手段】用紙折畳み用補助具は、用紙を所定の縦寸法及び所定の横寸法に折畳むための補助具であって、水平なベース面を有するベース部材10と、ベース面上に積層できるよう可動する上折プレート20と、折曲げプレート30と、折返しプレート40と、を備える。ベース部材10は用紙を所定の領域に配置するための位置決め手段を有し、各プレートがベース面上に積層されたとき、上折プレート20の上端の上折辺が折曲げプレート30の右端の折曲げ辺及び折返しプレート40の左端の折返し辺に対して直角をなし、用紙配置領域の下端から上折辺までの寸法が上記の所定の縦寸法に等しく、折曲げプレート30及び折返しプレート40のうち少なくとも一方は左右方向に移動可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、用紙を所定の寸法で折畳むための用紙折畳み用補助具に関する。
用紙を所定の寸法で折畳むための用紙折畳み用補助具として、特許文献1には複数の積層可能なプレートを備えたものが記載されている。この補助具によれば、各プレートで用紙を抑えつつプレートの右辺、左辺、又は上辺に沿って用紙を折込むことで、例えば日本工業規格に記載された折方で用紙を折畳むことができる。
特許第4060879号公報
上記の補助具の構成によれば、用紙を折込む度にプレートを積層していくことになるが、用紙のサイズが大きくなれば、折込む回数も増えることから、その分プレートの数を増やす必要がある。ところが、プレートが増えると補助具の構造が複雑になり、また、プレートを重ねすぎると折畳み終わった用紙が抜けにくいという問題が生じる。そのため、例えばA0サイズなどの大きな用紙は実質的に折畳むことが困難であった。さらに、上記の構成では、例えばA2サイズの用紙を折畳む際には使用するプレートが、A1サイズの用紙を折畳む際には使用しないという場合も生じるため、対応できるサイズを増やそうとすれば、その分プレートの数も増える傾向にあった。
そこで本発明は、保持するプレートの枚数が少ないにもかかわらず、大きなサイズ及び多くのサイズの用紙を折畳める用紙折畳み用補助具を提供することを目的としている。
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明にかかる用紙折畳み用補助具は、用紙を所定の縦寸法及び所定の横寸法に折畳むための用紙折畳み用補助具であって、水平なベース面を有するベース部材と、前記ベース面上に積層できるよう可動する上折プレートと、前記ベース面上に積層できるよう可動する折曲げプレートと、前記ベース面上に積層できるよう可動する折返しプレートと、を備え、前記ベース部材は、用紙を所定の用紙配置領域に配置するための位置決め手段を有し、前記上折プレートは、前記ベース面上に積層されたとき上端となる部分に直線状の上折辺を有し、前記折曲げプレートは、前記ベース面上に積層されたとき右端となる部分に直線状の折曲げ辺を有し、前記折返しプレートは、前記ベース面上に積層されたとき左端となる部分に直線状の折返し辺を有し、前記各プレートが前記ベース面上に積層されたとき、前記上折辺が前記折曲げ辺及び前記折返し辺に対して直角をなし、前記用紙配置領域の下端から前記上折辺までの寸法が前記所定の縦寸法に等しく、前記折曲げプレート及び前記折返しプレートのうち少なくとも一方は、左右方向に移動可能に構成されている。
ここで、本発明中の「上」や「右」等の方向を表わす用語は、各部分の相対的な位置関係を示すために使用したものであって、絶対的な方向を示すものではない。つまり、回転等させることにより、各部分が上記のような位置関係になる用紙折畳み用補助具は、全て本発明に含まれる。この点については、下記の発明についても同様である。
上記の構成によれば、折返しプレートを任意の箇所に移動させて使用することにより、用紙を折返す位置が複数あるときであっても一枚の折返しプレートで対応することができる。つまり、上記の構成によれば、用紙を折返す位置が複数あるとき、従来では複数の折返しプレートが必要であったところ、折返しプレートを複数設ける必要がない。さらに、用紙の厚み等に起因して折畳む位置をわずかに調整したいような場合にも対応することができる。
また、上記用紙折畳み用補助具において、前記折曲げプレート及び前記折返しプレートのうち少なくとも一方は、前記上折プレートの前記上折辺から外方へ又は前記用紙配置領域の下端から外方へと離脱できるよう上下方向にスライド可能に構成されるようにしてもよい。
かかる構成によれば、折曲げプレートや折返しプレートを上下方向にスライドさせながら外方へ一旦引き抜くことができるため、折曲げプレートや折返しプレートを簡単に再使用できる。そのため、一枚の用紙を複数回折曲げる場合や複数回折返す場合であっても、必ずしも複数枚の折曲げプレートや折返しプレートを設ける必要が無く、プレートの枚数を減らすことができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、一枚のプレートに複数枚分のプレートの役割を持たせることができる。よって、本願発明によれば、保持するプレートの枚数が少ないにもかかわらず、大きなサイズ及び多くのサイズの用紙を折畳める用紙折畳み用補助具を提供することができる。
本願発明の実施形態に係る用紙折畳み用補助具の斜視図である。 ベース部材上に各プレートが積層されていない状態の用紙折畳み用補助具の斜視図である。 ベース部材上に全てのプレートが積層されている状態における本願発明の実施形態に係る用紙折畳み用補助具の斜視図であって、(a)が開状態を示しており、(b)が閉状態を示している。 ベース部材上に上折プレートが積層された状態の本願発明の実施形態に係る用紙折畳み用補助具の斜視図である。 ベース部材上に第1折曲げプレートが積層された状態の本願発明の実施形態に係る用紙折畳み用補助具の斜視図である。 ベース部材上に折返しプレートが積層された状態の本願発明の実施形態に係る用紙折畳み用補助具の斜視図である。 図6の折返しプレート(可動部)が移動した状態の図である。 ベース部材上に第2折曲げプレートが積層された状態の本願発明の実施形態に係る用紙折畳み用補助具の斜視図である。 ベース部材上に全てのプレートが積層された状態の本願発明の実施形態に係る用紙折畳み用補助具の斜視図である。 本願発明の実施形態に係るA3サイズの用紙をA4サイズに折畳む手順を示した図である。 本願発明の実施形態に係るA2サイズの用紙をA4サイズに折畳む手順を示した図である。 本願発明の実施形態に係るA2サイズの用紙をA4サイズに折畳む手順を示した図である。 本願発明の実施形態に係るA1サイズの用紙をA4サイズに折畳む手順を示した図である。 本願発明の実施形態に係るA1サイズの用紙をA4サイズに折畳む手順を示した図である。 本願発明の実施形態に係るA0サイズの用紙をA4サイズに折畳む手順を示した図である。 本願発明の実施形態に係るA0サイズの用紙をA4サイズに折畳む手順を示した図である。 本願発明の実施形態に係るA0サイズの用紙をA4サイズに折畳む手順を示した図である。
以下、本発明に係る実施形態について図を参照して説明する。
まず、本実施形態に係る用紙折畳み用補助具100の構成について説明する。本実施形態に係る用紙折畳み用補助具100は、A0〜A3サイズの用紙を所定(A4サイズ)の縦寸法及び所定(A4サイズ)の横寸法に折畳むものである。より具体的には、日本工業規格(JISZ 8311)に記載されているいわゆるファイル折りを行う用紙折畳み用補助具である。
図1は、本実施形態に係る用紙折畳み用補助具100の斜視図である。図1に示すように、用紙折畳み用補助具100は、ベース部材10と、上折プレート20と、第1折曲げプレート30と、折返しプレート40と、可動部材50と、第2折曲げプレート60と、第3折曲げプレート70と、狭持部材80と、を備えている。以下、各構成について順に説明する。なお、以下の説明では、図1におけるベース部材10の中央からみてベース部材10の紙面右端、紙面左端、紙面上端、及び紙面下端の方向を、それぞれ右、左、上、及び下として説明する。また、図1におけるベース部材10に平行な方向を水平方向とし、この水平方向に垂直な方向を鉛直方向として説明する。さらに、用紙を右から左に折込む場合は「折曲げ」、左から右に折込む場合は「折返し」という用語を用いて説明する。
ベース部材10は、本実施形態に係る用紙折畳み用補助具100のベースとなる部材である。図2は、ベース部材10上に各プレートが積層されていない状態の用紙折畳み用補助具100の斜視図である。図1に示すように、ベース部材10は、上側に位置する第1ベース部11と、下側に位置する第2ベース部12と、これらを連結する連結軸部13と、から主に構成されている。図3は、ベース部材10上に全てのプレートが積層されている状態における用紙折畳み用補助具100の斜視図であって、このうち(a)が開状態を示しており、(b)が閉状態を示している。図3に示すように、第2ベース部12は連結軸部13を軸として第1ベース部に対して回動可能に構成されている。これにより、使用しない時には、用紙折畳み用補助具100を図3(a)に示す開状態から図3(b)に示す閉状態に変形させることで、全体の大きさを小さくすることができる。以下では、特に断りがない限り、図3(a)に示す開状態を前提として説明する。なお、ベース部材10は、安定性を確保するために金属等の材料を使用しても良く、持ち運びしやすいように比較的軽い樹脂製の板を使用してもよい。
ここで再び図2を参照すると、第1ベース部11は、水平な第1ベース面14を有している。用紙を折畳む際には、はじめにこの第1ベース面14上に用紙を配置する。なお、第1ベース面14の下端の一部が切欠かれたような形状を有しているが、これは閉状態のとき(図3(b)参照)、この切欠かれた部分に第2ベース面17を収容するためである。第1ベース面14上の左側には、第1左端位置決め片15aと第2左端位置決め片15bが鉛直方向に立設されている。第1左端位置決め片15aと第2左端位置決め片15bとは、いずれも上下方向に延在しており、これらは同一直線上に配置されている。用紙を折畳む際には、はじめに用紙の左端をこの第1左端位置決め片15a及び第2左端位置決め片15bに当接させて横方向の位置決めを行う。つまり、用紙が配置される領域(以下、「用紙配置領域」という)の左端は、この第1左端位置決め片15a及び第2左端位置決め片15bの配設位置に一致する。また、第1ベース部11は、第1左端位置決め片15a及び第2左端位置決め片15bよりも左側にプレート支持軸16を有している。プレート支持軸16は、各プレートを支える軸としての機能を有しており、上下方向に延在している。
また、第1ベース部11の下方に位置する第2ベース部12は、上記の第1ベース面14と同一平面上に広がる第2ベース面17を有している。第2ベース面17と第1ベース面14とは、同一平面上に広がっていることから、第1ベース面14に用紙が配置されると、第2ベース面17上にも用紙が配置される。第2ベース面17上には、第3左端位置決め片15cが鉛直方向に立設されている。第3左端位置決め片15cは、上下方向に延在しており、第1左端位置決め片15a及び第2左端位置決め片15bと同一直線上に配置されている。つまり、第3左端位置決め片15cの配設位置は、用紙配置領域の左端に一致する。なお、第3左端位置決め片15cの鉛直方向先端は右側に向かって水平に伸びている。これは、用紙がそり返っている場合には、そのそり返りを抑えて正しく位置決めできるようにするためである。また、第2ベース面17の下端部分には、下端位置決め片15dが立設されている。用紙を折畳む際には、用紙の下端をこの下端位置決め片15dに当接させて縦方向の位置決めを行う。つまり、用紙配置領域の下端は、この下端位置決め片15dの配設位置に一致する。また、第2ベース部12は、第4左端位置決め片15dよりも左側に狭持部材支持軸18を有している。狭持部材支持軸18は、狭持部材80を支える軸としての機能を有しており、上下方向に延在している。
上折プレート20は、用紙の上方部分を下方へ折込むために使用するプレートである。図4は、ベース部材10上に上折プレート20のみが積層された状態の用紙折畳み用補助具100の斜視図である。なお、各プレートの位置関係及び大きさを理解しやすくするために、図4にはベース部材10上に配置されたA4サイズの用紙P4もあわせて記載している(同様に、図5〜図9もA4サイズの用紙P4を記載している。)。図4に示すように、上折プレート20は、左右方向に延在する略長方形の板状の部材であって、プレート支持軸16を回転軸として可動(回動)することで第1ベース面14上に積層できるように構成されている。また、上折プレート20は、第1ベース面14上に積層されたとき、上端となる部分に直線状の上折辺21を有している。そして、図4から理解できるように、上折プレート20が第1ベース面14上に積層されたとき、下端位置決め片15dから上折辺21までの上下方向の距離は、A4サイズの用紙P4の縦寸法に等しい。換言すれば、用紙配置領域の下端から上折辺21までの寸法がA4サイズの用紙P4の縦寸法に等しい。なお、上折プレート20自体の横寸法(左右寸法)及び縦寸法(上下寸法)は、それぞれA4サイズの横寸法及び縦寸法よりも小さく形成されている。これは、抑えている用紙を使用者が視認できるようにするためである。さらに、上折プレート20は、上端部分及び下端部分に垂直に立設する連結部材22、23を有しており、これらの連結部材22、23を介してプレート支持軸16と連結している。このように連結部材22、23を立設させることで、上折プレート20の剛性を高めることができる。また、上折プレート20をできるだけ薄くするのが望ましい。用紙を折畳む際に用紙の折目に段がつくのを防止するためである。ただし、強度の問題から上折プレート20の全体を薄くできない場合は、例えば上折辺21付近を断面が楔状になるように形成して少なくとも上折辺21の先端を薄くするのが望ましい。この点は、以下で説明する各プレートも同様である。なお、本実施形態では、上折プレート20の表面の左上部分に複数の切取印が刻印されている。業界によっては用紙に切込みを入れる場合もあり、この場合は使用者が切取印を目安に用紙を切込むことで、常に同じ位置で切込みを入れることができる。
第1折曲げプレート30は、用紙の右部分を左側へ折曲げるために使用するプレートである。図5は、ベース部材10上に上折プレート20及び第1折曲げプレート30が積層された状態の用紙折畳み用補助具100の斜視図である。図5に示すように、第1折曲げプレート30は、略長方形の板状の部材であって、プレート支持軸16を回転軸として可動(回動)することで第1ベース面14上に積層できるように構成されている。また、第1折曲げプレート30は、第1ベース面14上に積層されたとき、右端となる部分に直線状の第1折曲げ辺31を有している。第1折曲げ辺31は、上折辺21に対して直角をなしている。そして、図5から理解できるように、第1折曲げプレート30が第1ベース面14上に積層されたとき、各左端位置決め片15a〜cから第1折曲げ辺31までの左右方向の距離は、A4サイズの用紙P4の横縦寸法に等しい。換言すれば、用紙配置領域の左端から第1折曲げ辺31までの寸法がA4サイズの用紙P4の横寸法に等しい。なお、抑えている用紙を視認できるように、第1折曲げプレート30の縦寸法(上下寸法)は、A4サイズの用紙P4の縦寸法よりも小さく形成されている。さらに、第1折曲げプレート30は、上端部分及び下端部分に垂直に立設する連結部材32、33を有しており、これらの連結部材32、33を介してプレート支持軸16と連結している。このように連結部材32、33を立設させることで、第1折曲げプレート30の剛性を高めることができる。なお、第1折曲げプレート30は、上折辺21を覆うようにして積層されるが、第1折曲げプレート30の上折辺21に相当する部分には横長の視認孔34が形成されている。これにより、作業者は視認孔34を介して見える用紙の上端と折曲げる部分の上端を合わせながら折曲ることができるので、より正確に用紙を折曲げることができる。
折返しプレート40は、用紙の左部分を右側へ折返すために使用するプレートである。図6は、ベース部材10上に上折プレート20、第1折曲げプレート30、及び折返しプレート40が積層された状態の用紙折畳み用補助具100の斜視図である。図6に示すように、折返しプレート40は、略台形の形状を有する板状の部材である。また、折返しプレート40は、第1ベース面14上に積層されたとき、左端となる部分に直線状の折返し辺41を有している。この折返し辺41は、第1折曲げプレート30の第1折曲げ辺31に対して平行に、かつ、上折辺21に対して直角に構成されている。なお、折返しプレート40はA4サイズの用紙P4と比べても非常に小さく形成されており、折返し辺41の下方の一部が用紙に重複するような状態で使用される。
可動部材50は、折返しプレート40を可動させるための部材である。図6に示すように、可動部材50は、左右方向に延在するアーム部51と、折返しプレート40に連結するとともにアーム部51に沿って移動する可動部52と、から主に構成されている。アーム部51の左端には筒状のスリーブ部53が形成されており、このスリーブ部53の内部をプレート支持軸16が貫通している。そのため、アーム部51はプレート支持軸16を回転軸として可動(回動)することができ、また、上下方向にスライドすることもできる。つまり、アーム部51は可動部52を介して折返しプレート40を第1ベース面14上に積層することができ、また、折返しプレート40を上下方向にスライドさせることもできる。可動部材50が最も上方に位置するとき折返しプレート40の下端は上折プレート20の上折辺21よりも上方にあり、可動部材50が最も下方に位置するとき折返しプレート40の下端は上折プレート20の上折辺21よりも下方にある。つまり、可動部材50が最も下方の位置から最も上方の位置にスライドすると、上折プレート20と重複していた折返しプレート40が、上折プレート20の上折辺21から上方(外方)へと離脱する。
なお、アーム部51には、左右方向へ伸びるガイド孔54が形成されている。このガイド孔54には、可動部52の摺動片55がはめ込まれている。可動部52はアーム部51の裏面側に位置しており、摺動片55がガイド孔54の内部で移動することにより、アーム部51に沿って移動することができる。図7は、図6の折返しプレート40(可動部52)が移動した状態の図である。図6及び図7に示すように、折返しプレート40は折返し辺41を第1折曲げプレート30の第1折曲げ辺31に対して平行のまま、左右方向に移動できるよう構成されている。また、可動部52は、アーム部51の任意の箇所に固定でき、またその固定を解除できる固定・解除機構を有しており、図6及び図7には、その一部である固定解除操作部56が図示されている。作業者は、この固定解除操作部56を上下方向から手で摘まむことで可動部52をアーム部51に沿って自由に移動させることができ、手を離すことで可動部52をそのときの位置でアーム部51に固定することができる。
なお、本実施形態では、可動部52の摺動片55の上面に三角形の図形が刻印されているとともに、アーム部51の表面の2箇所にそれぞれ「A1、A0」、「A2」という文字とその下に逆三角形の図形が刻印されている。そして、アーム部51の「A1、A0」の下に刻印された逆三角形の頂点位置と摺動片55の三角形の頂点位置とを合わせることにより、折返しプレート40の折返し辺41が日本工業規格(JISZ 8311)に記載されているA1サイズ及びA0サイズの用紙を折返すべき箇所に位置するように構成されており、アーム部51の「A2」の下に刻印された逆三角形の頂点位置と摺動片55の三角形の頂点位置とを合わせることにより、折返しプレート40の折返し辺41が同じく日本工業規格に記載されたA2サイズの用紙を折返すべき箇所に位置するように構成されている。
第2折曲げプレート60は、用紙の右部分を左側へ折曲げるために使用するプレートである。図8は、ベース部材10上に上折プレート20、第1折曲げプレート30、折返しプレート40、及び第2折曲げプレート60が積層された状態の用紙折畳み用補助具100の斜視図である。図8に示すように、第2折曲げプレート60は、略長方形の板状の部材であって、プレート支持軸16を回転軸として可動(回動)することで第1ベース面14上に積層できるように構成されている。また、第2折曲げプレート60は、第1ベース面14上に積層されたとき、右端となる部分に直線状の第2折曲げ辺61を有している。そして、第2折曲げプレート60が第1ベース面14上に積層されたとき、第2折曲げ辺61は、上折辺21に対して直角をなし、第1折曲げ辺31よりも左側(内側)に位置している。なお、抑えている用紙を視認できるように、第2折曲げプレート60の縦寸法(上下寸法)は、A4サイズの用紙P4の縦寸法よりも小さく形成されている。さらに、第2折曲げプレート60は、上端部分及び下端部分に垂直に立設する連結部材62、63を有しており、これらの連結部材62、63を介してプレート支持軸16と連結している。このように連結部材62、63を立設させることで、第2折曲げプレート60の剛性を高めることができる。なお、第2折曲げプレート60は、上折辺21を覆うようにして積層される。ただし、第2折曲げプレート60の上折辺21に相当する部分には横長の視認孔64が形成されている。作業者は視認孔64を介して見える用紙の上端と折曲げる部分の上端を合わせながら折曲ることができるので、より正確に用紙を折曲げることができる。
第3折曲げプレート70は、用紙の右部分を左側へ折曲げるために使用するプレートである。図9は、ベース部材10上に全てのプレートが積層された状態の用紙折畳み用補助具100の斜視図である。図9に示すように、第3折曲げプレート70は、略長方形の板状の部材であって、プレート支持軸16を回転軸として可動(回動)することで第1ベース面14上に積層できるように構成されている。また、第3折曲げプレート70は、第1ベース面14上に積層されたとき、右端となる部分に直線状の第3折曲げ辺71を有しており、この第3折曲げ辺71は、上折辺21に対して直角をなす。そして、図9から理解できるように、第3折曲げプレート70が第1ベース面14上に積層されたとき、各左端位置決め片15a〜cから第3折曲げ辺71までの左右方向の距離は、A4サイズの用紙P4の横縦寸法に等しい。換言すれば、用紙配置領域の左端から第3折曲げ辺71までの寸法がA4サイズの用紙P4の横寸法に等しい。さらに、第3折曲げプレート70は、上端部分及び下端部分に立設する連結部材72、73を有しており、これらの連結部材72、73を介してプレート支持軸16と連結している。このように連結部材72、73を立設させることで、第3折曲げプレート70の剛性を高めることができる。なお、第3折曲げプレート70は、上折辺21を覆うようにして積層される。ただし、第3折曲げプレート70の上折辺21に相当する部分には横長の視認孔74が形成されている。作業者は視認孔74を介して見える用紙の上端と折曲げる部分の上端を合わせながら折曲げることができるので、より正確に用紙を折曲げることができる。
狭持部材80は、用紙を用紙配置領域に狭持して固定するための部材である。図2に示すように、狭持部材80は、第2ベース部12の左下部分に位置し、狭持部材支持軸18を回転軸として回動するように構成されている。狭持部材80は、裏面に磁石81を有しており、第2ベース部12が磁性体の場合、その磁力により用紙を狭持部材80と第2ベース部12の間で狭持することができる。第2ベース部12が磁性体でない場合であっても、狭持部材80の磁石81に対応する位置に強磁性の部材を施すことで同様の効果を得ることができる。なお、上記の磁石81に代えて、あるいは磁石81に加えてバネ等の付勢手段を用いてもよい。例えば、狭持部材80を第2ベース部12側に付勢するようなバネを狭持部材支持軸18に施せば、狭持部材80と第2ベース部12の間で狭持することができる。なお、狭持部材80は、第3左端位置決め片15cとの干渉を避けるため、第3左端位置決め片15cに対応する部分を切り欠いた形状となっている。
以上が本実施形態にかかる用紙折畳み用補助具100の構成についての説明である。なお、本実施形態では、第1左端位置決め片15a、第2左端位置決め片15b、第3左端位置決め片15c、及び下端位置決め片15dを位置決め手段とし、これらによって用紙を折畳む際に用紙の位置決めが行われる。ただし、位置決め手段はこれらに限られず、例えば各左端位置決め片15a〜cに代えて用紙の左端を位置させる目印の直線を第1ベース面14上に描き、これを位置決め手段としてもよい。いずれにしても、位置決め手段は、用紙の位置決めが行えるような構成であればよい。
次に、本実施形態に係る用紙折畳み用補助具100の使用方法について説明する。具体的には、A3サイズの用紙P3をA4サイズに折畳む方法、A2サイズの用紙P2をA4サイズに折畳む方法、A1サイズの用紙P1をA4サイズに折畳む方法、及びA0サイズの用紙P0をA4サイズに折畳む方法について、図10〜図13−3を参照しつつ順に説明する。なお、以下で説明する折畳み方法は、いずれも日本工業規格(JISZ 8311)に記載されたいわゆるファイル折りの折り方である。
まず、A3サイズの用紙P3をA4サイズに折畳む手順について説明する。図10は、A3サイズの用紙P3をA4サイズに折畳む手順を示した図である。まず、図10(a)に示すように、全てのプレートを開いて用紙P3をベース部材10上に固定する。具体的には、用紙P3を第1ベース面14及び第2ベース面17(図1参照)上に載置して、その左端を各左端位置決め片15a〜cに当接させるとともに、下端を下端位置決め片15dに当接させる。そして、狭持部材80によって、用紙P3を第2ベース面17と狭持部材80との間で狭持する。その後、図10(b)に示すように上折プレート20を第1ベース面14上に積層し、さらに図10(c)に示すように第1折曲げプレート30を第1ベース面14上に積層する。そして、第1折曲げプレート30の第1折曲げ辺31に沿って用紙P3を折曲げ、さらに、用紙P3の端部が第1折曲げ辺31と重なるように用紙P3を折返す。このとき、第1折曲げプレート30の視認孔34を介して上折プレート20の上折辺21を視認することができることから(図5参照)、作業者は用紙P3の上縁を上折プレート20の上折辺21に一致するように折曲げれば、用紙P3の延在方向に対して直角になるよう正確に折曲げることができる。なお、各左端位置決め片15a〜cから第1折曲げプレート30の第1折曲げ辺31までの寸法がA4サイズの横寸法に等しいため、用紙P3の横寸法はA4サイズの横寸法となる。最後に、図10(d)に示すように狭持部材80を開いて、用紙折畳み用補助具100の右側から用紙P3を抜き取る。以上の手順を経ることにより、A3サイズからA4サイズに折畳まれた用紙P3が完成する。
次に、A2サイズの用紙P2をA4サイズに折畳む手順について説明する。図11−1及び図11−2は、A2サイズの用紙P2をA4サイズに折畳む手順を示した図である。はじめに、図11−1(a)に示すように、全てのプレートを開いて用紙P2をベース部材10上に固定する。具体的な固定方法は図10(a)の場合と同様である。次に、(b)に示すように上折プレート20を第1ベース面14上に積層し、上折プレート20の上折辺21に沿って用紙P2の上方部分を下方に折込む。このとき、用紙P2の左上部の角もあわせて内側に折込む。下端位置決め片15dから上折プレート20の上折辺21までの寸法がA4サイズの縦寸法に等しいため、用紙P2の縦寸法はA4サイズの縦寸法となる。その後、図11−1(c)に示すように、折目を挟むようにして第1折曲げプレート30を第1ベース面14に積層し、図11−1(d)に示すように、第1折曲げプレート30の第1折曲げ辺31に沿って用紙P2を折曲げる。
その後、図11−2(e)に示すように、折返しプレート40を第1ベース面14上に積層し、折返しプレート40の折返し辺41に沿って用紙P2を折返す。このとき、折返しプレート40の下方部分が用紙P2に重複した状態となっている。その後、図11−2(f)に示すように、第2折曲げプレート60を第1ベース面14に積層し、第2折曲げプレート60の第2折曲げ辺61に沿って用紙P2を折曲げ、さらに図11−2(g)に示すように用紙P2の端部が第1折曲げ辺31と重なるように用紙P2を折返す。各左端位置決め片15a〜cから第1折曲げプレート30の第1折曲げ辺31までの寸法がA4サイズの横寸法に等しいため、用紙P2の横寸法はA4サイズの横寸法となる。最後に、図11−2(h)に示すように狭持部材80を開くとともに、可動部材50をプレート支持軸16に沿って上方にスライドさせて折返しプレート40を上折辺21(用紙P2の上縁)からその外方へと離脱させる。つまり、用紙P2から折返しプレート40を上方(外方)へ引き抜く。そして、用紙折畳み用補助具100の右側から用紙P2を抜き取る。以上の手順を経ることにより、A2サイズからA4サイズに折畳まれた用紙P2が完成する。
次に、A1サイズの用紙P1をA4サイズに折畳む手順について説明する。図12−1及び図12−2は、A1サイズの用紙P1をA4サイズに折畳む手順を示した図である。はじめに、図12−1(a)に示すように、全てのプレートを開いて用紙P1をベース部材10上に固定する。その後、図12−1(b)に示すように上折プレート20を第1ベース面14上に積層し、上折プレート20の上折辺21に沿って用紙P2の上方部分を下方に折込む。このとき、用紙P1の左上部の角を内側に折込む。その後、図12−1(c)に示すように、第1折曲げプレート30を第1ベース面14上に積層し、図12−1(d)に示すように、第1折曲げプレート30の第1折曲げ辺31に沿って用紙P1を折曲げる。ここまでは、図11−1(a)〜(d)と基本的に同じである。その後、図12−2(e)に示すように、折返しプレート40を第1ベース面14上に積層し、折返しプレート40の折返し辺41に沿って用紙P1を折返す。ここも、図11−2(e)と基本的に同じであるが、折返しプレート40(折返し辺41)の左右方向の位置が図11−2(e)の場合と異なる。つまり、折返しプレート40は図11−2(e)に示す場合よりも左側に位置している。図6及び図7で説明したように、可動部52はアーム部51に沿って左右方向に移動できるため、可動部52に連結する折返しプレート40もまた左右方向に移動させることができる。なお、本実施形態では、図11−2(e)の状態のときアーム部51の「A2」の下に刻印された逆三角形の頂点位置と摺動片55の三角形の頂点位置が合っており、図12−2(e)の状態のときアーム部51の「A1、A0」の下に刻印された逆三角形の頂点位置と摺動片55の三角形の頂点位置が合っている。
その後、図12−2(f)に示すように、第3折曲げプレート70(及び第2折曲げプレート60)を第1ベース面14に積層し、第3折曲げプレート70の第3折曲げ辺71に沿って用紙P1を折曲げ、さらに図12−2(g)に示すように用紙P1の端部が第3折曲げ辺71と重なるように用紙P1を折返す。上述のように、下端位置決め片15dから上折プレート20の上折辺21までの寸法がA4サイズの縦寸法に等しく、各左端位置決め片15a〜cから第3折曲げプレート70の第3折曲げ辺71までの寸法がA4サイズの横寸法に等しいため、用紙P2の縦寸法及び横寸法はA4サイズの縦寸法及び横寸法となる。最後に、図12−2(h)に示すように狭持部材80を開くとともに、用紙P2から折返しプレート40を上方(外方)へ引き抜く。そして、用紙折畳み用補助具100の右側から用紙P1を抜き取る。以上の手順を経ることにより、A1サイズからA4サイズに折畳まれた用紙P1が完成する。
次に、A0サイズの用紙P0をA4サイズに折畳む手順について説明する。図13−1、図13−2、及び図13−3は、A0サイズの用紙P0をA4サイズに折畳む手順を示した図である。はじめに、図13−1(a)に示すように、全てのプレートを開いて用紙P0をベース部材10上に固定する。その後、図13−1(b)に示すように上折プレート20を第1ベース面14上に積層し、上折プレート20の上折辺21に沿って用紙P2の上方部分を下方に折曲げ、さらに用紙P0の端部が上折辺21と重なるように用紙P0を折返す。その後図13−1(c)に示すように、用紙P0の折返した部分の左下部の角を内側に折込み、第1折曲げプレート30を第1ベース面14に積層し、第1折曲げプレート30の第1折曲げ辺31に沿って用紙P0を折曲げる。その後、図13−1(d)に示すように、折返しプレート40を第1ベース面14に積層し、折返しプレート40の折返し辺41に沿って用紙P1を折返す。なお、折返しプレート40の位置は、図12−2(e)の場合(A1サイズの場合)と同じである。その後、図13−2(e)に示すように、第3折曲げプレート70(及び第2折曲げプレート60)を第1ベース面14に積層し、第3折曲げプレート70の第3折曲げ辺71に沿って用紙P0を折曲げる。
ここまでは、図12−1(a)〜(d)と基本的に同じである。ただし、この後は図13−2(f)に示すように、用紙P0はそのままにして、一旦第3折曲げプレート70(及び第2折曲げプレート60)並びに折返しプレート40を用紙P0から抜き取って、図13−1(c)と同じような状態に戻す。この時点では用紙P0の横幅は未だ広いため、例えば従来のように折返しプレート40が上下方向に移動できないような場合は、折返しプレート40を用紙P0から抜き出すのが困難であるのに対し、本実施形態に係る折返しプレート40は、上方へスライド可能に構成されているため、容易に折返しプレート40を抜き出すことができる。その後、図13−2(g)に示すように、折返しプレート40を第1ベース面14に再度積層し、折返しプレート40の折返し辺41に沿って用紙P1を折返し、図13−2(h)に示すように、第3折曲げプレート70(及び第2折曲げプレート60)を第1ベース面14に再度積層し、第3折曲げプレート70の第3折曲げ辺71に沿って用紙P0を折曲げる。このように、図13−1(d)及び図13−2(e)と同じような作業を繰り返す。その後、図13−3(i)に示すように、用紙P0の端部が第3折曲げ辺71と重なるように用紙P0を折返す。上述のように、下端位置決め片15dから上折プレート20の上折辺21までの寸法がA4サイズの縦寸法に等しく、各左端位置決め片15a〜cから第3折曲げプレート70の第3折曲げ辺71までの寸法がA4サイズの横寸法に等しいため、用紙P0の縦寸法及び横寸法はA4サイズの縦寸法及び横寸法となる。最後に、図13−3(j)に示すように狭持部材80を開くとともに、可動部材50をプレート支持軸16に沿って上方にスライドさせて折返しプレート40を上折辺21からその外方へと離脱させる。そして、用紙折畳み用補助具100の右側から用紙P0を引き抜く。以上の手順を経ることにより、A0サイズからA4サイズに折畳まれた用紙P0が完成する。
以上が、本実施形態に係る用紙折畳み用補助具100の説明である。以上説明した本実施形態によれば、折返しプレート40を左右方向に移動させることができるため、従来例えばA2サイズ用とA1サイズ用といったようにそれぞれに必要であった折返しプレートを一枚に集約することができる。また、本実施形態によれば、折返しプレート40を用紙から抜き取って再使用することが容易に行えるため、折返しプレートが再使用されない場合に必要であった折返しプレートの一部を省略することができる。よって、本実施形態によれば、プレートの枚数が少ないにもかかわらず、大きいサイズ及び多くのサイズの用紙を折畳むことができる。
なお、以上では、折返しプレート40が左右方向に移動できるとともに、上折プレートの上折辺から外方(上方)へと離脱できるよう上下方向にスライド可能に構成されている場合について説明したが、これに代えて又はこれに加えて同様の構成を有する折曲げプレートを設けても良い。つまり、左右方向に移動できるとともに、上折プレートの上折辺から外方(上方)へと離脱できるよう上下方向にスライド可能に構成された折曲げプレートを設けるようにしてもよい。かかる構成によれば、本実施形態の第1折曲げプレート30、第2折曲げプレート60、及び第3折曲げプレート70を1つの折曲げプレートに集約することができる。さらにこの場合、上記の折返しプレートと折曲げプレートを一体化してもよい。つまり、折返しプレートと折曲げプレートとが一体化したプレートを左右方向に移動できるとともに、上折プレートの上折辺から外方(上方)へと離脱できるよう上下方向にスライド可能に構成してもよい。この場合、例えば本実施形態では台形に形成された折返しプレート40を長方形にするとともに、左側の辺を折返し用の辺とし、右側の辺を折曲げ用の辺とすれば実現可能である。かかる構成によれば、プレートをさらに省略することができる。
また、以上では、折返しプレート40が上折プレート20の上折辺21から外方(上方)へと離脱できるよう上下方向にスライド可能に構成されている場合について説明したが、折返しプレート40が用紙配置領域の下端から外方へと離脱できるよう上下方向にスライド可能に構成してもよい。かかる構成であっても、折返しプレート40を用紙から抜き取って、折返しプレート40を再使用等することができる。
以上、本発明に係る実施形態について図を参照して説明したが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
以上のように、本発明によれば、有するプレートの枚数が少ないにもかかわらず、多くのサイズの用紙を折畳める用紙折畳み用補助具を提供することができる。よって、用紙折畳み用補助具の分野において有益である。
10 ベース部材
14 第1ベース面
15a 第1左端位置決め片
15b 第2左端位置決め片
15c 第3左端位置決め片
15d 下端位置決め片
17 第2ベース面
20 上折プレート
21 上折辺
30 第1折曲げプレート
31 第1折曲げ辺
40 折返しプレート
41 折返し辺
50 可動部材
51 アーム部
52 可動部
60 第2折曲げプレート
61 第2折曲げ辺
70 第3折曲げプレート
71 第3折曲げ辺
100 用紙折畳み用補助具
P0〜P4 用紙

Claims (2)

  1. 用紙を所定の縦寸法及び所定の横寸法に折畳むための用紙折畳み用補助具であって、
    水平なベース面を有するベース部材と、
    前記ベース面上に積層できるよう可動する上折プレートと、
    前記ベース面上に積層できるよう可動する折曲げプレートと、
    前記ベース面上に積層できるよう可動する折返しプレートと、を備え、
    前記ベース部材は、用紙を所定の用紙配置領域に配置するための位置決め手段を有し、
    前記上折プレートは、前記ベース面上に積層されたとき上端となる部分に直線状の上折辺を有し、
    前記折曲げプレートは、前記ベース面上に積層されたとき右端となる部分に直線状の折曲げ辺を有し、
    前記折返しプレートは、前記ベース面上に積層されたとき左端となる部分に直線状の折返し辺を有し、
    前記各プレートが前記ベース面上に積層されたとき、前記上折辺が前記折曲げ辺及び前記折返し辺に対して直角をなし、前記用紙配置領域の下端から前記上折辺までの寸法が前記所定の縦寸法に等しく、
    前記折曲げプレート及び前記折返しプレートのうち少なくとも一方は、左右方向に移動可能に構成されている、用紙折畳み用補助具。
  2. 前記折曲げプレート及び前記折返しプレートのうち少なくとも一方は、前記上折プレートの前記上折辺から外方へ又は前記用紙配置領域の下端から外方へと離脱できるよう上下方向にスライド可能に構成されている、請求項1に記載の用紙折畳み用補助具。
JP2009146255A 2009-06-19 2009-06-19 用紙折畳み用補助具 Pending JP2011001173A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009146255A JP2011001173A (ja) 2009-06-19 2009-06-19 用紙折畳み用補助具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009146255A JP2011001173A (ja) 2009-06-19 2009-06-19 用紙折畳み用補助具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011001173A true JP2011001173A (ja) 2011-01-06

Family

ID=43559479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009146255A Pending JP2011001173A (ja) 2009-06-19 2009-06-19 用紙折畳み用補助具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011001173A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103662960A (zh) * 2013-11-30 2014-03-26 南通宝田包装科技有限公司 一种纸板折弯装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103662960A (zh) * 2013-11-30 2014-03-26 南通宝田包装科技有限公司 一种纸板折弯装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011001173A (ja) 用紙折畳み用補助具
US10265991B2 (en) Techniques for creasing a cover of a case
JP2014162502A (ja) 積層体の供給装置
JP4060879B1 (ja) 用紙折畳み用補助具
JP6146189B2 (ja) 中綴じ機
JP6387806B2 (ja) 綴じ装置
JP3184482U (ja) 電子情報機器支持台
JP2015116619A (ja) 用紙加工機
JP6226454B2 (ja) 紙折り定規
JP2018039164A (ja) アルバム、展示具及びシート状展示物収納ボックス
JP3133211U (ja) 用紙折畳み器
JP2019085266A (ja) 紙折り器具
JP7266198B2 (ja) 磁石補助具及び磁石補助具付き裁断機
JP2016010940A (ja) 製函装置及び製函方法
JP6505669B2 (ja) ファイル及びファイルノート
JP2015208901A (ja) バインダー用のホルダー兼用折畳みガイドプレート
JP3209024U (ja) 用紙加工機
JP6923194B2 (ja) 製本装置
JP6325903B2 (ja) ファイルフォルダ
JP2017100388A (ja) 中綴じ製本装置
JP3195439U (ja) 包装用箱
JP6570463B2 (ja) 印刷用補助具
US20140234056A1 (en) Post-processing apparatus and image forming system
JP2009177698A (ja) 画像読取装置
KR20220105541A (ko) 가로형 앨범