JP6387806B2 - 綴じ装置 - Google Patents

綴じ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6387806B2
JP6387806B2 JP2014234700A JP2014234700A JP6387806B2 JP 6387806 B2 JP6387806 B2 JP 6387806B2 JP 2014234700 A JP2014234700 A JP 2014234700A JP 2014234700 A JP2014234700 A JP 2014234700A JP 6387806 B2 JP6387806 B2 JP 6387806B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet bundle
piece
binding
corner
folding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014234700A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015037885A (ja
Inventor
加藤 裕
裕 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2014234700A priority Critical patent/JP6387806B2/ja
Publication of JP2015037885A publication Critical patent/JP2015037885A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6387806B2 publication Critical patent/JP6387806B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

本発明は、紙や樹脂等の折り曲げが容易な薄箔状の非金属の素材で構成された片でシートの束を綴じる綴じ装置に関する。
書類等のシート束を、金属針ではなく紙等で構成された片と称す部材で綴じる装置が従来より提案されている。
図32は、片の一例を示す構成図である。片2は、例えば矩形状に形成されており、一方の面2aを平面とし、他方の面2bに粘着層3が設けられ、例えば、長尺な剥離紙4に、長手方向に複数個仮着されている。これにより、片2は、長期間待機された後に使用される場合であっても、粘着層3の粘着力の低下を防止することができる。
更に、片2及び剥離紙4で構成されるテープ5は、例えば、ロール状に巻回されロール体となって供給される。片2及び剥離紙4には、テープ5を送り出す機構が係合される係合孔6が、長手方向に所定の間隔を開けて複数個形成されている。
このような片2を使用してシート束を綴じる綴じ装置としては、抜き刃でシート束を貫通させると共に、抜き刃で片を保持し、抜き刃がシート束に挿抜される動作でシート束に片を挿通させる技術が提案されている(特許文献1参照)。
図33は、片でシート束を綴じた形態を示す構成図である。シート束10は、書類等の用紙や、金属材料または樹脂材料等で形成されたシート状部材等を積層したものである。
片2は、一方の側がシート束10の一の面である下面から、シート束10の辺部10a側に巻かれる。また、片2は、他方の側がシート束10に形成された貫通孔10bを通して巻かれる。そして、片2は、それぞれの端部側がシート束10の他の面である上面に貼り付けられる形態でシート束10を綴じる。
図33に示すように、シート束10の上下面と、シート束10の辺部10aにより形成される面と、シート束10の貫通孔10bにより形成される面の4面に巻き付く形態で片2が貼着されることで、綴じ強度が向上する。
特開平10−000871号公報
特許文献1に記載の綴じ装置では、挟持体と称す部材で挟持したシート束10を、挟持体で移動させる動作によって、シート束10の辺部10aが片2に突き当てられ、片2がシート束10の辺部10aに巻き付けられる。
シート束10の角部10cを綴じようとした場合、角部10cが挟持体の移動方向の先端側となるように、シート束10の向きを斜めにして挟持体で挟持させる形態が考えられる。このようにシート束10の向きを斜めにした状態で、挟持体によりシート束10を移動させると、シート束10の角部10cが片2に突き当てられることになる。
しかし、シート束10が薄い場合は、起立待機している片2に押し付けられる力でシート束10の角部10cが潰れるように変形してしまい、片2をシート束10の角部10cに巻き付けることができない。これにより、シート束10の角部10cを片2で綴じることができなかった。このため、装置への載置前にシート束10の角部10cを予め折り曲げておけば、シート束10の角部10cを綴じることは可能になるが、折り返す作業がわずらわしく、手間が掛かる。また、シート束10が厚い場合でも、起立待機している細長形状の片2に対して、シート束10の角部10cを正確に位置合わせして押し付けることが困難であり、正確に位置合わせしたとしても、シート束10の角部10cに片2の平面部を巻き付けることになるため、シート束10に片2を完全に巻き付けられず、角部10cを片2で綴じることができなかった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、シート束の角部を片で綴じることが可能な綴じ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、シート束が載置される載置手段と、シート束の角部を綴じる角綴じ向きで載置手段に載置されたシート束の角部を折り返し、折り返し部を形成するように設けられた折り曲げ手段と、折り曲げ手段で折り返し部が形成されたシート束を貫通した貫通孔を形成すると共に、シート束から抜ける動作でシート束の貫通孔に片を挿通させる抜き刃と、シート束に片を貼着させる片貼着手段を備え、片貼着手段は、シート束の一の面と、抜き刃が挿通した貫通孔と、シート束の一の面と貫通孔で繋がるシート束の他の面の少なくとも3面に巻き付く形態で片を貼着する綴じ装置である。
本発明では、シート束の角部を綴じる角綴じ動作で、シート束の角部が折り返されて折り返し部が形成され、折り返し部が片で綴じられる。
本発明では、シート束の角部を綴じる角綴じ動作で、シート束の角部が折り返されて折り返し部が形成され、折り返し部が片で綴じられることで、角部が潰れるような変形をさせることなく、かつ、装置への載置前に予めシート束の角部を折り返すことなく、シート束の角部を片で綴じることができる。
角綴じ動作では、シート束は、複数枚のシートが重ねられた状態で、角部が折り返されて折り返し部が形成されることで、折り目で形成されるシート束の端部に片を巻き付ける形態としなくても、シート束がばらけにくい。
これにより、シート束の上下面と、片が挿通されるシート束の貫通孔により形成される面の少なくとも3面に巻き付く形態で片が貼着されることで、綴じ強度を低下させることなく、シート束を綴じることが可能である。
第1の実施の形態の綴じ装置の一例を示す構成図である。 第1の実施の形態の綴じ装置の一例を示す構成図である。 第1の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置の一例を示す構成図である。 第2の実施の形態の綴じ装置の一例を示す構成図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の辺部を綴じる平綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の辺部を綴じる平綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の辺部を綴じる平綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の辺部を綴じる平綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の辺部を綴じる平綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の辺部を綴じる平綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の辺部を綴じる平綴じ動作の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の辺部を綴じる平綴じ動作の一例を示す説明図である。 角綴じ動作の他の形態を示す構成図である。 角綴じ動作の他の形態を示す構成図である。 平綴じ動作の他の形態を示す構成図である。 片の一例を示す構成図である。 片でシート束を綴じた形態を示す構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の綴じ装置の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態の綴じ装置の構成例>
図1及び図2は、第1の実施の形態の綴じ装置の一例を示す構成図である。ここで、図1は、綴じ装置1Aの平面図、図2は、綴じ装置1Aの側面図である。
第1の実施の形態の綴じ装置1Aは、シート束10が載置される載置部11と、載置部11に載置されたシート束10の角部10cを折り返す折り曲げ部12と、シート束10に片2を挿通させる抜き刃13を備える。
また、綴じ装置1Aは、片2をシート束10の一の面に押圧する片押圧部14と、シート束10を押圧するシート束押圧部15と、片2をシート束10の他の面に貼着する片貼着手段の一部を構成する片押圧ローラ16を備える。
載置部11は載置手段の一例で、シート束10の角部10cを片2で綴じる角綴じと称す動作で、シート束10の角部10cを、所定の角綴じ位置Pq1に合わせる角綴じ位置合わせ部11aを備える。
角綴じ動作では、シート束10は、図1に一点鎖線で示すように、矢印F及び矢印Rで示す載置及び取り出しに伴う移動方向に対し、面に沿って略45°傾けられた角綴じ向きと称す状態で載置部11に載置される。
角綴じ位置合わせ部11aは角綴じ位置合わせ手段の一例で、図1に一点鎖線で示す角綴じ向きでシート束10が載置部11に載置された場合、シート束10の角部10cが突き当てられる部位で構成される。
載置部11は、図1に一点鎖線で示すように、角綴じ位置合わせ部11aにシート束10の角部10cが突き当てられて、シート束10が角綴じ向きで載置されると、シート束10の角部10cが角綴じ位置Pq1に合わせられる。
載置部11は、図示しない片送り手段で供給される片2が待機する片待機部11cを備える。片待機部11cは、載置部11の下側に設けられ、載置部11に載置されるシート束10の下面に沿って片2を待機させる。
綴じ装置1Aでは、片2の一方の端部側を、角綴じ動作でシート束10に折り目が形成される部位から突出しない所定の3面綴じ位置Pr1に合わせて、片2を片待機部11cで待機させる。
折り曲げ部12は折り曲げ手段及び片整形手段の一例で、角綴じ向きで載置部11に載置されたシート束10の一の面である下面側から角部10cを押し上げる押し上げ部12aと、押し上げ部12aで押し上げられた角部10cを折り返す折り返し部12bを備える。
折り曲げ部12は、本例では、図示しない操作部材の動きが伝達され、軸12cを支点とした回転動作で変位する。折り曲げ部12は、載置部11の下側で待機する待機位置から、軸12cを支点とした矢印Cで示す方向への回転動作で、押し上げ部12aがシート束10の下面から角部10cと接する。
折り曲げ部12の矢印Cで示す方向への回転動作により、押し上げ部12aで押し上げられた角部10cは、折り返し部12bで押圧されて、折り曲げ部12が折り返し位置まで移動すると、シート束10の他の面である上面側に折り返される。折り曲げ部12は、折り返し位置から軸12cを支点とした矢印Cで示す方向への回転動作で、待機位置に退避する。
抜き刃13は、載置部11の上側に待機し、載置部11に載置されるシート束10に対して略直交する矢印U及び矢印Dで示す上下方向へ移動可能に構成される。抜き刃13は、下端に刃部13aが形成されると共に、刃部13aの上方近傍に、片2が挿通される挿通孔13bが形成される。
抜き刃13は、図示しない操作部材の動きが伝達され、載置部11の上側で待機する待機位置から、矢印Dで示す下方へ移動する動作で貫通位置まで移動すると、刃部13aがシート束10に貫通孔を開けて、シート束10の上面から下面へと貫通し、挿通孔13bがシート束10の下面側に露出する。
抜き刃13は、シート束10の下面側に露出した挿通孔13bに片2が入り、貫通位置から矢印Uで示す上方への移動によりシート束10から抜ける動作で、片2をシート束10に挿通させ、待機位置に退避する。すなわち、抜き刃13は片貼着手段の一例でその一部を構成し、抜き刃13がシート束10の貫通孔から抜ける動作で、片2をシート束10の貫通孔の内面に貼着する。
片押圧部14は片貼着手段の一例でその一部を構成し、載置部11の下側に待機し、載置部11に載置されるシート束10に対して略直交する矢印U及び矢印Dで示す上下方向へ移動可能に構成される。片押圧部14は、シート束10に片2を押圧して貼着する押圧部14aを、片待機部11cで待機する片2と対向する位置に備える。
片押圧部14は、図示しない操作部材の動きが伝達され、載置部11の下側で待機する待機位置から、矢印Uで示す上方へ移動する動作で片押圧位置まで移動すると、押圧部14aが片2を押圧し、シート束10の下面の所定の位置に、片2の一方の端部側を貼着する。片押圧部14は、片押圧位置から矢印Dで示す下方へ移動する動作で、待機位置に退避する。
シート束押圧部15は、載置部11の上側に待機し、載置部11に載置されるシート束10に対して略直交する矢印U及び矢印Dで示す上下方向へ移動可能に構成される。シート束押圧部15は、シート束10を押圧する押圧部15aを、片2の貼着位置の左右両側に備える。
シート束押圧部15は、図示しない操作部材の動きが伝達され、載置部11の上側で待機する待機位置から、矢印Dで示す下方へ移動する動作でシート束押圧位置まで移動すると、押圧部15aがシート束10を押圧する。シート束押圧部15は、シート束押圧位置から矢印Uで示す上方へ移動する動作で、待機位置に退避する。
片押圧ローラ16は片貼着手段の一例でその一部を構成し、載置部11に対するシート束10の載置及び取り出しに伴う前後への移動方向に沿って回転可能な構成で、載置部11の上側で抜き刃13の前方側に設けられる。片押圧ローラ16は、コイルバネ16a等の弾性部材によって下方に付勢される。片押圧ローラ16は、抜き刃13によりシート束10を挿通した片2の他方側の端部を、シート束10が取り出される方向に移動する動作で、シート束10の他の面である上面に押圧して貼着する。
<第1の実施の形態の綴じ装置の動作例>
図3〜図10は、第1の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図であり、次に、各図を参照して、第1の実施の形態の綴じ装置1Aで片2によりシート束10の角部10cを綴じる角綴じ動作の一例について説明する。
図3(a)及び図3(b)に示す待機状態の綴じ装置1Aでは、片2は、載置部11の下側に供給され、片2の一方の端部側が、角綴じ動作でシート束10に折り目が形成される部位から突出しない所定の3面綴じ位置Pr1に合わせられた状態で、片待機部11cで待機する。
待機状態の綴じ装置1Aにおいて、図4(a)及び図4(b)に示すように、シート束10が角綴じ向きで載置部11に載置されると、角綴じ位置合わせ部11aにシート束10の角部10cが突き当てられ、シート束10の角部10cが角綴じ位置Pq1に合わせられる。
シート束10が角綴じ位置Pq1に合わせて載置されると、図5(a)及び図5(b)に示すように、片押圧部14が、載置部11の下側で待機する待機位置から、矢印Uで示す上方へ移動する動作で片押圧位置まで移動する。片押圧部14が片押圧位置まで移動すると、押圧部14aが片2を押圧し、シート束10の下面の所定の位置に、片2の一方の端部側が貼着される。
シート束10の下面に片2の一方の端部側が貼着されると、図6(a)及び図6(b)に示すように、折り曲げ部12が、載置部11の下側で待機する待機位置から、軸12cを支点とした回転動作で矢印Cに示す方向へ移動し、押し上げ部12aがシート束10の下面から角部10cと接する。
シート束10は、折り曲げ部12の矢印Cで示す方向への回転動作により、押し上げ部12aで角部10cが押し上げられる。シート束10は、押し上げ部12aで押し上げられた角部10cが、折り曲げ部12の矢印C方向への回転動作により折り返し部12bで押圧される。折り曲げ部12が折り返し位置まで移動すると、シート束10は、片2の延在方向に対して略直交する向きで折り目10dが付けられ、角部10cがシート束10の他の面である上面側に折り返されて折り返し部10eが形成される。
シート束10の角部10cが折り返されて折り返し部10eが形成されると、図7(a)及び図7(b)に示すように、シート束押圧部15が、載置部11の上側で待機する待機位置から、矢印Dで示す下方へ移動する動作でシート束押圧位置まで移動する。シート束押圧部15がシート束押圧位置まで移動すると、押圧部15aがシート束10の折り返し部10eを押圧し、折り返し部10eが開かないように保持される。
シート束10の折り返し部10eがシート束押圧部15で保持されると、図8(a)及び図8(b)に示すように、抜き刃13が、載置部11の上側で待機する待機位置から、矢印Dで示す下方へ移動する。抜き刃13が矢印Dで示す下方へ移動すると、シート束10の折り返し部10eの近傍で、折り返された角部10cが重なっていない部位を刃部13aで貫通して貫通孔10bが開けられる。抜き刃13がシート束10の上面から下面に貫通し、貫通位置まで移動すると、挿通孔13bがシート束10の下面側に露出する。
抜き刃13がシート束10の上面から下面に貫通すると、シート束10の下面側に露出した挿通孔13bに、片2においてシート束10に貼着されておらず、シート束10の裏面側で自由端となっている部位である他方の端部側が進入する。
抜き刃13がシート束10を貫通し、挿通孔13bに片2が進入されると、図9(a)及び図9(b)に示すように、抜き刃13が、貫通位置から矢印Uで示す上方へ移動する。シート束10に貫通した抜き刃13が引き抜かれる動作で、挿通孔13bに挿通した片2の自由端が抜き刃13と連なって、貫通孔10bを通りシート束10の上面側に引き抜かれる。
抜き刃13がシート束10から引き抜かれ、片2がシート束10の表面側に引き抜かれると、図10(a)及び図10(b)に示すように、シート束10が載置部11から取り出される動作で、シート束10を挿通した片2が、シート束10と片押圧ローラ16との間に挟まれる。そして、片2が片押圧ローラ16でシート束10に押圧されることで、片2は、シート束10の上面に貼着される。
角綴じ動作では、シート束10は、複数枚のシートが重ねられた状態で、角部10cが折り返されて折り返し部10eが形成されることで、折り目10dで形成されるシート束10の端部に片2を巻き付ける形態としなくても、シート束10がばらけにくい。
そこで、第1の実施の形態の綴じ装置1Aでは、シート束10の上下面と、シート束10の貫通孔10bにより形成される面の3面に巻き付く形態で片2が貼着される。これにより、綴じ強度を低下させることなく、短い長さの片2を用いてシート束10を綴じることが可能である。
<第2の実施の形態の綴じ装置の構成例>
図11及び図12は、第2の実施の形態の綴じ装置の一例を示す構成図である。ここで、図11は、綴じ装置1Bの平面図、図12は、綴じ装置1Bの側面図である。
第2の実施の形態の綴じ装置1Bは、シート束10が載置される載置部11と、載置部11に載置されたシート束10の角部10cを折り返す折り曲げ部12と、シート束10に片2を挿通させる抜き刃13を備える。
また、綴じ装置1Bは、片2をシート束10の一の面に押圧する片押圧部14と、シート束10を押圧するシート束押圧部15と、片2をシート束10の他の面に貼着する片押圧ローラ16を備える。ここで、第1の実施の形態の綴じ装置1Bにおいて、折り曲げ部12、抜き刃13、片押圧部14、シート束押圧部15及び片押圧ローラ16は、第1の実施の形態の綴じ装置1Aと同じ構成で良い。
載置部11は、シート束10の角部10cを片2で綴じる角綴じと称す動作で、シート束10の角部10cを、所定の角綴じ位置Pq1に合わせる角綴じ位置合わせ部11aを備える。また、載置部11は、シート束10の辺部10aを片2で綴じる平綴じと称す動作で、シート束10の辺部10aを、所定の平綴じ位置Pq2に合わせる平綴じ位置合わせ部11bを備える。
角綴じ動作では、シート束10は、図11に一点鎖線で示すように、矢印F及び矢印Rで示す載置及び取り出しに伴う移動方向に対し、面に沿って略45°傾けられた角綴じ向きと称す状態で載置部11に載置される。
角綴じ位置合わせ部11aは角綴じ位置合わせ手段の一例で、図12に一点鎖線で示す角綴じ向きでシート束10が載置部11に載置された場合、シート束10の角部10cが突き当てられる部位で構成される。
載置部11は、図11に一点鎖線で示すように、角綴じ位置合わせ部11aにシート束10の角部10cが突き当てられて、シート束10が角綴じ向きで載置されると、シート束10の角部10cが角綴じ位置Pq1に合わせられる。
平綴じ動作では、シート束10は、図11に二点鎖線で示すように、矢印F及び矢印Rで示す移動方向に対し、辺部10aが直交する平綴じ向きと称す状態で載置部11に載置される。
平綴じ位置合わせ部11bは平綴じ位置合わせ手段の一例で、図11に二点鎖線で示す平綴じ向きでシート束10が載置部11に載置された場合、シート束10の辺部10aが突き当てられる部位で構成される。
載置部11は、図11に二点鎖線で示すように、平綴じ位置合わせ部11bにシート束10の辺部10aが突き当てられて、シート束10が平綴じ向きで載置されると、シート束10の辺部10aが平綴じ位置Pq2に合わせられる。
載置部11は、図示しない片送り手段で供給される片2が待機する片待機部11cを備える。片待機部11cは、載置部11の下側に設けられ、載置部11に載置されるシート束10の下面に沿って片2を待機させる。
綴じ装置1Bでは、片2の一方の端部側を、角綴じ動作でシート束10に折り目が形成される部位であり、平綴じ動作でシート束10の辺部10aの位置が合わせられる平綴じ位置Pq2から所定量突出した所定の4面綴じ位置Pr2に合わせて、片2を片待機部11cで待機させる。
<第2の実施の形態の綴じ装置の動作例>
図13〜図20は、第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の角部を綴じる角綴じ動作の一例を示す説明図であり、次に、各図を参照して、第2の実施の形態の綴じ装置1Bで片2によりシート束10の角部10cを綴じる角綴じ動作の一例について説明する。
図13(a)及び図13(b)に示す待機状態の綴じ装置1Bでは、片2は、載置部11の下側に供給され、片2の一方の端部側が、角綴じ動作でシート束10に折り目が形成される部位から所定量突出した所定の4面綴じ位置Pr2に合わせられた状態で、片待機部11cで待機する。
待機状態の綴じ装置1Bにおいて、図14(a)及び図14(b)に示すように、シート束10が角綴じ向きで載置部11に載置されると、角綴じ位置合わせ部11aにシート束10の角部10cが突き当てられ、シート束10の角部10cが角綴じ位置Pq1に合わせられる。
シート束10が角綴じ位置Pq1に合わせて載置されると、図15(a)及び図15(b)に示すように、片押圧部14が、載置部11の下側で待機する待機位置から、矢印Uで示す上方へ移動する動作で片押圧位置まで移動する。片押圧部14が片押圧位置まで移動すると、押圧部14aが片2を押圧し、シート束10の下面の所定の位置に、片2の一方の端部側が貼着される。
シート束10の下面に片2の一方の端部側が貼着されると、図16(a)及び図16(b)に示すように、折り曲げ部12が、載置部11の下側で待機する待機位置から、軸12cを支点とした回転動作で矢印Cに示す方向へ移動し、押し上げ部12aがシート束10の下面から角部10cと接する。
シート束10は、折り曲げ部12の矢印Cで示す方向への回転動作により、押し上げ部12aで角部10cが押し上げられる。シート束10は、押し上げ部12aで押し上げられた角部10cが、折り曲げ部12の矢印C方向への回転動作により折り返し部12bで押圧される。折り曲げ部12が折り返し位置まで移動すると、シート束10は、片2の延在方向に対して略直交する向きで折り目10dが付けられ、角部10cがシート束10の他の面である上面側に折り返されて折り返し部10eが形成される。
また、シート束10の角部10cが折り返されて折り返し部10eが形成されると、角部10cの下面側に貼着されている片2が、角部10cと共に折り返され、片2の一方の端部側が、折り目10dに巻き付く形態となる。すなわち、第2の実施の形態の綴じ装置1Bの構成例では、折り曲げ部12が、シート束10の折り目10dに巻き付く形態で片2を整形する片整形手段の一例を成している。
シート束10の角部10cが折り返されて、片2が巻き付けられた折り返し部10eが形成されると、図17(a)及び図17(b)に示すように、シート束押圧部15が、載置部11の上側で待機する待機位置から、矢印Dで示す下方へ移動する動作でシート束押圧位置まで移動する。シート束押圧部15がシート束押圧位置まで移動すると、押圧部15aがシート束10の折り返し部10eを押圧し、折り返し部10eが開かないように保持される。
シート束10の折り返し部10eがシート束押圧部15で保持されると、図18(a)及び図18(b)に示すように、抜き刃13が、載置部11の上側で待機する待機位置から、矢印Dで示す下方へ移動する。抜き刃13が矢印Dで示す下方へ移動すると、シート束10の折り返し部10eの近傍で、折り返された角部10cが重なっていない部位を刃部13aで貫通して貫通孔10bが開けられる。抜き刃13がシート束10の上面から下面に貫通し、貫通位置まで移動すると、挿通孔13bがシート束10の下面側に露出する。
抜き刃13がシート束10の上面から下面に貫通すると、シート束10の下面側に露出した挿通孔13bに、片2においてシート束10に貼着されておらず、シート束10の裏面側で自由端となっている部位である他方の端部側が進入する。
抜き刃13がシート束10を貫通し、挿通孔13bに片2が進入されると、図19(a)及び図19(b)に示すように、抜き刃13が、貫通位置から矢印Uで示す上方へ移動する。シート束10に貫通した抜き刃13が引き抜かれる動作で、挿通孔13bに挿通した片2の自由端が抜き刃13と連なって、貫通孔10bを通りシート束10の上面側に引き抜かれる。
抜き刃13がシート束10から引き抜かれ、片2がシート束10の表面側に引き抜かれると、図20(a)及び図20(b)に示すように、シート束10が載置部11から取り出される動作で、シート束10を挿通した片2が、シート束10と片押圧ローラ16との間に挟まれる。そして、片2が片押圧ローラ16でシート束10に押圧されることで、片2は、シート束10の上面に貼着される。
図21〜図28は、第2の実施の形態の綴じ装置において片でシート束の辺部を綴じる平綴じ動作の一例を示す説明図であり、次に、各図を参照して、第2の実施の形態の綴じ装置1Bで片2によりシート束10の辺部10aを綴じる平綴じ動作の一例について説明する。
図21(a)及び図21(b)に示す待機状態の綴じ装置1Bでは、片2は、載置部11の下側に供給され、片2の一方の端部側が、平綴じ動作でシート束10の辺部10aの位置が合わせられる平綴じ位置Pq2から所定量突出した所定の4面綴じ位置Pr2に合わせられた状態で、片待機部11cで待機する。
待機状態の綴じ装置1Bにおいて、図22(a)及び図22(b)に示すように、シート束10が平綴じ向きで載置部11に載置されると、平綴じ位置合わせ部11bにシート束10の辺部10aが突き当てられ、シート束10の辺部10aが平綴じ位置Pq2に合わせられる。
シート束10が平綴じ位置Pq2に合わせて載置されると、図23(a)及び図23(b)に示すように、片押圧部14が、載置部11の下側で待機する待機位置から、矢印Uで示す上方へ移動する動作で片押圧位置まで移動する。片押圧部14が片押圧位置まで移動すると、押圧部14aが片2を押圧し、シート束10の下面の所定の位置に、片2の一方の端部側が、辺部10aから突出した形態で貼着される。
シート束10の下面に片2の一方の端部側が貼着されると、図24(a)及び図24(b)に示すように、折り曲げ部12が、載置部11の下側で待機する待機位置から、軸12cを支点とした回転動作で矢印Cに示す方向へ移動し、押し上げ部12aが片2の一方の端部側でシート束10と貼着していない部位と接する。
片2は、折り曲げ部12の矢印Cで示す方向への回転動作により、押し上げ部12aで一方の端部側が押し上げられる。片2は、押し上げ部12aで押し上げられた一方の端部側が、折り曲げ部12の矢印C方向への回転動作により折り返し部12bで押圧される。折り曲げ部12が折り返し位置まで移動すると、片2は、シート束10の辺部10aに巻き付く形態で、シート束10の上面側に折り返されて貼着される。すなわち、第2の実施の形態の綴じ装置1Bの構成例では、折り曲げ部12が、シート束10の辺部10aに巻き付く形態で片2を整形する片整形手段の一例を成している。
片2がシート束10の辺部10aに巻き付けられると、図25(a)及び図25(b)に示すように、シート束押圧部15が、載置部11の上側で待機する待機位置から、矢印Dで示す下方へ移動する動作でシート束押圧位置まで移動する。シート束押圧部15がシート束押圧位置まで移動すると、押圧部15aがシート束10の折り返し部10eを押圧する。
シート束10の辺部10aがシート束押圧部15で保持されると、図26(a)及び図26(b)に示すように、抜き刃13が、載置部11の上側で待機する待機位置から、矢印Dで示す下方へ移動する。抜き刃13が矢印Dで示す下方へ移動すると、シート束10を刃部13aで貫通して貫通孔10bが開けられる。抜き刃13がシート束10の上面から下面に貫通し、貫通位置まで移動すると、挿通孔13bがシート束10の下面側に露出する。
抜き刃13がシート束10の上面から下面に貫通すると、シート束10の下面側に露出した挿通孔13bに、片2においてシート束10に貼着されておらず、シート束10の裏面側で自由端となっている部位である他方の端部側が進入する。
抜き刃13がシート束10を貫通し、挿通孔13bに片2が進入されると、図27(a)及び図27(b)に示すように、抜き刃13が、貫通位置から矢印Uで示す上方へ移動する。シート束10に貫通した抜き刃13が引き抜かれる動作で、挿通孔13bに挿通した片2の自由端が抜き刃13と連なって、貫通孔10bを通りシート束10の上面側に引き抜かれる。
抜き刃13がシート束10から引き抜かれ、片2がシート束10の表面側に引き抜かれると、図28(a)及び図28(b)に示すように、シート束10が載置部11から取り出される動作で、シート束10を挿通した片2が、シート束10と片押圧ローラ16との間に挟まれる。そして、片2が片押圧ローラ16でシート束10に押圧されることで、片2は、シート束10の上面に貼着される。
第2の実施の形態の綴じ装置1Bでは、シート束10を載置部11に載置する向きで、角綴じ動作と平綴じ動作を選択して行える。角綴じ動作では、シート束10の上下面と、折り目10dで形成されるシート束10の端部の面と、シート束10の貫通孔10bにより形成される面の4面に巻き付く形態で片2が貼着されることで、綴じ強度が向上する。更に、平綴じ動作でも、シート束10の上下面と、シート束10の辺部10aにより形成される面と、シート束10の貫通孔10bにより形成される面の4面に巻き付く形態で片2が貼着されることで、綴じ強度が向上する。
なお、各実施の形態において、抜き刃13等を駆動する操作部材は、軸を支点とした回転動作で抜き刃13等を移動させる構成としても良い。また、抜き刃の直上に操作部材を設け、直線移動で昇降させる動作により、抜き刃を移動させる構成としても良い。
<綴じ形態の他の例>
図29及び図30は、角綴じ動作の他の形態を示す構成図である。ここで、図29は、シート束10の上下面と、折り目10dで形成されるシート束10の端部の面と、シート束10の貫通孔10bにより形成される面の4面に巻き付く形態で片2が貼着される場合を示す。また、図30は、シート束10の上下面と、シート束10の貫通孔10bにより形成される面の3面に巻き付く形態で片2が貼着される場合を示す。
折り返し部10eでは、シートの枚数が倍になるので、上述した各実施の形態では、片2が挿通される貫通孔10bの形成位置を、シート束10の折り返し部10eの近傍で、折り返された角部10cが重なっていない部位とした。これにより、抜き刃44による所定の貫通可能枚数を増やすことなく、折り返し部10eが形成されたシート束10の角部を綴じることが可能である。
一方、図29及び図30に示すように、片2が挿通される貫通孔10bの形成位置を、シート束10の折り返し部10eの近傍で、折り返された角部10cが重なっている部位とすると、図29(a)及び図30(a)に示すように、シート束10が巻き付けられる部位に段差が生じないので、綴じ強度を向上させることができる。
図31は、平綴じ動作の他の形態を示す構成図である。図1及び図2等で説明した第1の実施の形態の綴じ装置1Aにおいて、シート束10の辺部10aを平綴じ位置に合わせる平綴じ位置合わせ部11bを載置部11に備えることで、平綴じ動作でも、シート束10の上下面と、シート束10の貫通孔10bにより形成される面の3面に巻き付く形態で片2が貼着される構成としても良い。
本発明は、紙等で構成された片でシート束を綴じる装置に適用される。
1A〜1B・・・綴じ装置、11・・・載置部、11a・・・角綴じ位置合わせ部、11b・・・平綴じ位置合わせ部、11c・・・片待機部、12・・・折り曲げ部、12a・・・押し上げ部、12b・・・折り返し部、12c・・・軸、13・・・抜き刃、13a・・・刃部、13b・・・挿通孔、14・・・片押圧部、14a・・・押圧部、15・・・シート束押圧部、15a・・・、16・・・片押圧ローラ、16a・・・コイルバネ

Claims (7)

  1. シート束が載置される載置手段と、
    シート束の角部を綴じる角綴じ向きで前記載置手段に載置されたシート束の角部を折り返し、折り返し部を形成するように設けられた折り曲げ手段と、
    前記折り曲げ手段で折り返し部が形成されたシート束を貫通した貫通孔を形成すると共に、シート束から抜ける動作でシート束の貫通孔に片を挿通させる抜き刃と、
    シート束に片を貼着させる片貼着手段を備え、
    前記片貼着手段は、シート束の一の面と、前記抜き刃が挿通した貫通孔と、シート束の一の面と貫通孔で繋がるシート束の他の面の少なくとも3面に巻き付く形態で片を貼着する
    ことを特徴とする綴じ装置。
  2. 前記折り曲げ手段で折り返し部が形成されるシート束の折り目に巻き付く形態で片を整形する片整形手段を備え、
    シート束の折り目と、シート束の一の面及び他の面と、前記抜き刃が挿通した貫通孔の少なくとも4面に巻き付く形態で片を貼着する
    ことを特徴とする請求項1に記載の綴じ装置。
  3. 前記片貼着手段は、前記折り曲げ手段でシート束を折り返すことでシート束に折り目が形成される部位から突出しない位置に待機する片を、シート束の一の面に貼着させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の綴じ装置。
  4. 前記片貼着手段は、前記折り曲げ手段でシート束を折り返すことでシート束に折り目が形成される部位から突出する位置に待機する片を、シート束の一の面に貼着させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の綴じ装置。
  5. 前記片整形手段は、前記片貼着手段でシート束の一の面に貼着された片を、シート束と共に折り返す前記折り曲げ手段で構成される
    ことを特徴とする請求項4に記載の綴じ装置。
  6. 前記載置手段は、シート束の角部を綴じる角綴じ向きで載置されたシート束の角部を角綴じ位置に合わせる角綴じ位置合わせ手段と、シート束の辺部を綴じる平綴じ向きで載置されたシート束の辺部を平綴じ位置に合わせる平綴じ位置合わせ手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の綴じ装置。
  7. 前記載置手段にシート束が角綴じ向きで載置された場合は、前記折り曲げ手段で折り返し部が形成されるシート束の折り目に巻き付く形態、前記載置手段にシート束が平綴じ向きで載置された場合は、シート束の辺部に巻き付く形態で片を整形する片整形手段を備えた
    ことを特徴とする請求項6に記載の綴じ装置。
JP2014234700A 2014-11-19 2014-11-19 綴じ装置 Active JP6387806B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014234700A JP6387806B2 (ja) 2014-11-19 2014-11-19 綴じ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014234700A JP6387806B2 (ja) 2014-11-19 2014-11-19 綴じ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015037885A JP2015037885A (ja) 2015-02-26
JP6387806B2 true JP6387806B2 (ja) 2018-09-12

Family

ID=52631308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014234700A Active JP6387806B2 (ja) 2014-11-19 2014-11-19 綴じ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6387806B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6387805B2 (ja) * 2014-11-19 2018-09-12 マックス株式会社 綴じ装置
CN105270002B (zh) * 2015-06-17 2017-09-08 佛山易力佳办公设备有限公司 一种下铆头拉铆装置及全自动装订机
CN106272664B (zh) * 2016-11-04 2018-07-03 黄清平 档案装订用打孔机

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3122807B2 (ja) * 1994-08-03 2001-01-09 株式会社ピッカード テープによる綴じ器
JPH07101178A (ja) * 1993-10-01 1995-04-18 Pitsukaade:Kk テープによる綴じ器
JPH10871A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Sakurai Kk テープによる綴じ具
JPH1024669A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Mizunami Seiki Kk 綴じ装置
JP2007185818A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Max Co Ltd 綴じ具並びに綴じ機構
JP5583251B1 (ja) * 2013-06-03 2014-09-03 良行 中澤 複数のシートを綴じる方法、複数のシートおよび工具
JP5700157B2 (ja) * 2013-10-30 2015-04-15 マックス株式会社 片巻き装置
JP5704274B2 (ja) * 2014-04-24 2015-04-22 マックス株式会社 綴じ装置
JP5704273B2 (ja) * 2014-04-24 2015-04-22 マックス株式会社 綴じ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015037885A (ja) 2015-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8342499B2 (en) Sheet processing apparatus and sheet processing system
JP5509449B2 (ja) 綴じ機
JP6387806B2 (ja) 綴じ装置
JP2010137551A (ja) 綴じ機
JP5602819B2 (ja) シート処理装置
EP2529945B1 (en) Paper binding tool
JP5765134B2 (ja) 用紙綴じ装置、後処理装置、及び画像形成装置
JP2011136821A (ja) 糊付け装置
JP6387805B2 (ja) 綴じ装置
JP2007185818A (ja) 綴じ具並びに綴じ機構
JP5971277B2 (ja) 用紙綴じ装置及び画像形成システム
EP3202587A1 (en) Binding device
JP5158984B2 (ja) 巻取装置
JP5934020B2 (ja) シート積層体の綴じ構造、並びに、それに用いる綴じ装置及び綴じ方法
WO2016031907A1 (ja) 綴じ装置
JP5816787B2 (ja) 用紙穿孔処理装置
EP3064366B1 (en) Piece winding device
JP3205286U (ja) 厚紙締結器具
JP5696801B2 (ja) 片巻き装置
JP3664487B1 (ja) 写真貼付装置
JP6945222B2 (ja) 紙を巻いた積層平海苔束の製造装置
JP5696800B2 (ja) 片巻き装置
JP4022303B2 (ja) 製本機の仮綴じ装置
JP5696802B2 (ja) 片巻き装置
US9831017B2 (en) Exterior member mounting method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6387806

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150