JPH10871A - テープによる綴じ具 - Google Patents

テープによる綴じ具

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Publication number
JPH10871A
JPH10871A JP17434596A JP17434596A JPH10871A JP H10871 A JPH10871 A JP H10871A JP 17434596 A JP17434596 A JP 17434596A JP 17434596 A JP17434596 A JP 17434596A JP H10871 A JPH10871 A JP H10871A
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holding
peeling
adhesive tape
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JP17434596A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Shiokawa
善孝 塩川
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SAKURAI KK
Original Assignee
SAKURAI KK
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Publication date
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 貼着テープが綴じ部で乱雑に重なるなどによ
り詰まらないようにし、綴じ作業能率の向上、貼着テー
プの無駄な使用の防止による経済性の向上を図る。 【解決手段】 挟持体45が書類束Pを挟持していない
状態では、挟持板48と一体の押圧片52の先端が挟持
板46の係合穴53に係合して閉じないようにし、ハウ
ジング1により綴じ位置への前進を規制する。挟持体4
5に書類束Pを挿入し、押圧片52を係合穴53から離
脱させ、押圧片52の弾性変形を利用して挟持体45を
閉じ、綴じ位置へ前進させる。書類束Pの貼着テープt
1による綴じ作業後、挟持体45、書類束Pを後退さ
せ、挟持体45の送り爪55により綴じ用テープTを前
方へ送り、次回の綴じ作業に待機させる。挟持体45、
書類束Pの前進位置で後退規制レーバ73、制御部材8
0等により貼着テープt1による綴じ作業を行わない限
り後退させないようにすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書類束等の各種の
被綴じ体に穿孔し、貼着テープを挿通して綴じるように
したテープによる綴じ具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、書類束を綴じるには、一
般的にホチキス型のステープラーが用いられている。こ
のステープラーはステープルを書類束に打ち込み、ステ
ープルの両側部を書類束の裏面に貫通させ、突出部を互
いに向き合わせて書類束を抱持した状態に折り曲げるよ
うに構成されている。
【0003】しかしながら、上記ステープラーにより書
類束を綴じると、書類束を綴じる際に、誤って手にステ
ープルが突き刺さったり、ステープルがうまく折り返さ
れないで立った状態のままで被服に引っかかったり、皮
膚にすり傷を作るおそれがあった。また、書類の綴じ損
ないや、不要になって一度綴じた書類をばらす場合に
は、ステープルを取り外すリムーバーのような機器を用
意する必要があり、リムーバーのない場合には、爪によ
り取り外すこととなり、爪が傷ついたり、太いステープ
ルの場合には爪が割れてしまうような事態も発生するお
それがあった。
【0004】また、不要となった書類を書類裁断器によ
り裁断する場合、ステープルを綴じてある書類束から除
去する必要があった。ステープルで綴じたままの状態で
誤って書類裁断器で裁断すると、裁断器にステープルが
挟まって運転のトラブルの原因となり、更には裁断器の
刃部を損傷するおそれがあった。
【0005】一方、ステープルで綴じた書類束を重ねて
収納する場合、ステープルで綴じた部分だけ分厚くなる
ため、沢山の書類を重ねると、ステープルで綴じられて
いる部分だけが集中的に異常に厚くなり、収納する書類
全体の幅が必要異常に厚くなり、保管に不便であった。
【0006】このようなステープラーによる問題を解決
するため、従来、特公昭62−39116号公報に記載
されているように、書類束に穿孔し、貼着テープを挿通
させて書類束に貼着することにより書類束を綴じること
ができるようにした綴じ具が提案された。
【0007】しかしながら、上記従来例のテープによる
綴じ具は構造が複雑であり、しかも、高価となるため、
実用化されていないのが実状である。
【0008】このような従来のテープによる綴じ具の有
する問題を解決するため、特開平8−39959号公報
に記載されているようなテープによる綴じ具が提案され
た。
【0009】このテープによる綴じ具の概略について説
明すると、貼着テープを剥離テープから強制的に剥離し
て先端側を起立させ、裏面の貼着面が進行して来る書類
束と対面する形で保持する。書類束を挟持体に挟持さ
せ、挟持体と共に綴じ位置へ位置決め部材に当接するま
で前進させる。前進した書類束の先頭端面を貼着テープ
の起立部における貼着面に押圧して貼着させ、テープの
起立部を折り曲げる。書類束を前進させた状態で、刃体
および押さえ部材等を圧縮ばねの弾性に抗して下降させ
る。刃体が書類束に到達する前に、押さえ部材が貼着テ
ープの先端部を書類束の表面に貼着するとともに、書類
束の裏面側にも貼着し、同時に、ばらついている可能性
のある書類束を押さえ付ける。
【0010】その直後、刃体が書類束に穿孔し、貼着テ
ープの後端側を剥離テープから剥離させ、その反撥力に
より刃体の孔に挿通させる。刃体の上昇持に自身の孔に
挿通している貼着テープの後端側を書類束のテープ挿通
孔に挿通させる。そして、押さえ部材の上昇により解放
させた書類束を挟持体と共に刃体等から後退させる際
に、ローラにより貼着テープにおけるテープ挿通孔から
の上方突出部を書類束の表面側に貼着する。挟持体の後
退時にその裏面に設けられた突起により剥離テープのテ
ープ送り孔に係合して前方へ送り、剥離部により次の貼
着テープを剥離テープから強制的に剥離させて先端側を
起立させ、次回の綴じ動作に待機する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなテープによる綴じ具では、挟持体に書類束等の被
綴じ体を挟まなくても、すなわち、貼着テープにより被
綴じ体の綴じ作業を行わなくても、挟持体を綴じ位置に
自由に前進させたり、綴じ位置から自由に後退させたり
することができる。一方、挟持体の後退時には剥離テー
プを引き出して次の貼着テープの先端側を剥離テープか
ら強制的に剥離させて起立させようとする。このよう
に、被綴じ体の綴じ作業を行わないにも拘らず、挟持体
の自由な前進、後退を繰り返して行うと、その都度、剥
離テープから剥離された貼着テープが被綴じ体の穿孔、
貼着を行う綴じ部において乱雑に重なるなどにより詰ま
り、被綴じ体の綴じ作業に支障を来たすため、その都
度、詰まった貼着テープの除去作業を行わなければなら
ず、不便であった。
【0012】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、挟持体に被綴じ体を挿入しなければ、
挟持体を綴じ位置に自由に前進させることができないよ
うにして、貼着テープが被綴じ体の綴じ部において乱雑
に重なるなどにより詰まるのを防止することができ、し
たがって、常に被綴じ体の綴じ作業に待機することがで
きて綴じ作業能率の向上、貼着テープの無駄な使用の防
止による経済性の向上を図ることができるようにしたテ
ープによる綴じ具を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のテープによる綴じ具は、書類束等の被綴じ
体を離脱可能に挟持する挟持体と、この挟持体を被綴じ
体の挟持、解放のための後退位置と被綴じ体の綴じのた
めの前進位置との間で移動し得るように案内する案内手
段と、上記挟持体に設けられ、この挟持体の後退時に貼
着テープが剥離テープに長手方向に沿って直列状態で剥
離可能に貼着された綴じ用テープを供給源から引き出し
て移動させる移動手段と、この綴じ用テープの移動時に
上記貼着テープの先端側を上記剥離テープから強制的に
剥離させ、前進される被綴じ体の先端面により先端側端
部の貼着面が押圧されるように起立させる剥離手段と、
この剥離手段により剥離され、上記被綴じ体の前進によ
り押圧される貼着テープの先端側を押圧して被綴じ体上
に貼着する押圧手段と、前進位置に移動された被綴じ体
にテープ挿通孔を穿孔するとともに、上記貼着テープの
後端側を上記剥離テープから剥離して上記テープ挿通孔
に挿通させる穿孔手段と、上記挟持体の後退時に被綴じ
体のテープ挿通孔に挿通されている貼着テープの後端側
を上記被綴じ体上に押圧する押圧手段とを備えたテープ
による綴じ具において、上記挟持体が被綴じ体を挟持し
ていない状態では前進を規制され、被綴じ体を挿入する
ことにより前進規制を解除されるように上記挟持体の自
由な前進を規制する前進規制手段を備えたものである。
【0014】本発明の他のテープによる綴じ具は、上記
構成において、更に、上記挟持体の前進位置でその後退
を規制し、上記穿孔手段により被綴じ体にテープ挿通孔
を穿孔して貼着テープの後端側を被綴じ体のテープ挿通
孔に挿通させる際に上記挟持体の後退規制を解除し得る
後退規制手段とを備えたものである。
【0015】そして、上記挟持体は、一端で開閉可能に
連結され、貼着テープを挿通し得る下位と上位の一対の
挟持板と、上位の挟持板に上記連結部に対する離隔側で
基部が一体的に設けられ、基部より上記連結部側に位置
する先端側に至るに従い、次第に下位の挟持板側に傾斜
され、上位の挟持板に対する押圧力が加わると、弾性変
形により上位と下位の挟持板が閉じるのを許し、上位の
挟持板に対する押圧力が解放されると、反撥弾性により
上位と下位の挟持板を拡開させる押圧片とを備え、上記
前進規制手段は、上記下位の挟持板に形成され、上記押
圧片の先端部を離脱可能に係合する係合部と、上記押圧
片の先端部を上記係合部に係合し、上記挟持板が開いた
状態で上記挟持体の前進を規制する固定部とから構成す
ることができる。
【0016】また、上記後退規制手段は、挟持体に一体
に設けられた被規制部と、固定部に回転可能に支持され
た後退規制部材と、上記挟持体の前進時に上記被規制部
を通過させるように上記後退規制部材の回転を許し、通
過後の上記被規制部の後退を規制するように上記後退規
制部材を回転復帰させるばねと、固定部に昇降可能に支
持された制御部材と、穿孔手段により被綴じ体にテープ
挿通孔を穿孔してこのテープ挿通孔に貼着テープを挿通
させる際に、上記後退規制部材を上記ばねの弾性に抗し
て上記被規制部の後退規制解放状態に回転させるように
上記制御部材の下降を許し、上記挟持体の後退に伴う上
記被規制部の通過後、上記後退規制部材を解放して上記
ばねの反撥弾性により回転復帰させるように上記制御部
材を上昇させるばねと、上記穿孔手段により被綴じ体に
テープ挿通孔を穿孔する際に上記制御部材を上記ばねの
弾性に抗して下降させる押圧手段とを備えることができ
る。
【0017】また、上記制御部材が、ばねの弾性を利用
して突出、後退し得る補助レバーを有し、挟持体が前進
位置に停止している状態で上記補助レバーが突出状態で
被規制部に係合し、自身の上昇を規制して後退規制部材
を上記被規制部の後退規制解放状態に保持し、上記挟持
体が後退すると、上記補助レバーが上記被規制部から離
脱して自身の上昇により上記後退規制部材を解放して回
転復帰させるように構成することができる。
【0018】上記のように構成された本発明によれば、
挟持体が被綴じ体を挟持していない状態では前進規制手
段により前進を規制し、被綴じ体の綴じ作業に伴わない
剥離テープの引き出しを規制することができるので、貼
着テープが被綴じ体の穿孔、貼着を行う綴じ部において
乱雑に重なるなどにより詰まるのを防止することができ
る。
【0019】また、被綴じ体を挟んだ状態で挟持体を前
進させても、被綴じ体に穿孔手段により穿孔して貼着テ
ープによる被綴じ体の綴じ作業を行わない限り、挟持体
の後退を後退規制手段により規制することにより、被綴
じ体の綴じ作業に伴わない剥離テープの引き出しを更に
一層確実に規制することができるので、貼着テープが被
綴じ体の穿孔、貼着を行う綴じ部において乱雑に重なる
ように詰まるのを更に一層確実に防止することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。図1ないし図19は
本発明の一実施の形態におけるテープによる綴じ具を示
し、図1は一部を除去した側面図、図2は外観斜視図、
図3は一部分解斜視図、図4は綴じ用テープにおいて剥
離テープから貼着テープを剥離して起立させる部分の拡
大斜視図、図5は刃体の拡大斜視図、図6〜図10は被
綴じ体の綴じ動作説明図、図11〜図13は挟持体を後
退させる補助手段の動作説明図、図14〜図19は挟持
体の後退規制手段の動作説明図、図20は綴じ用テープ
の拡大斜視図、図21は被綴じ体を貼着テープにより綴
じた状態の斜視図である。
【0021】まず、綴じ用テープについて説明すると、
図20に示すように、綴じ用テープTは貼着テープt1
とこの貼着テープt1を剥離可能に貼着する剥離テープ
t2とから構成される。貼着テープt1は裏面に接着剤
が塗布されて貼着面t3が形成され、一定の長さで均等
に切断され、剥離テープt2に直列に連続して貼着面t
3が剥離テープt2の剥離面t4に剥離可能に貼着され
ている。各貼着テープt1は剥離テープt2より幅が狭
くなるように形成され、剥離テープt2の長手方向の両
側縁部t5が露出されている。綴じ用テープTには各貼
着テープt1間に位置するように送り孔t6が穿設され
ている。このように構成された綴じ用テープTは貼着テ
ープt1が内側に位置するようにしてロール状に巻かれ
ている。
【0022】そして、綴じ用テープTはその送り孔t6
の利用により順次送られ、貼着テープt1が剥離テープ
t2から順次剥離され、被綴じ体(以下、本実施の形態
では書類束Pで説明する)を綴じるのに用いられる。す
なわち、図21に示すように、貼着テープt1は書類束
Pの端面P1と、この端面P1から平行にして少し離れ
て形成されたスリット状のテープ挿通孔hと、これら端
面P1とテープ挿通孔hとの間の表面および裏面をほぼ
一周するように配置されて貼着面t3が書類束Pに貼着
され、書類束Pが綴じられる。
【0023】したがって、貼着テープt1の単位長さは
書類束Pの端面P1から書類束Pに穿孔されるテープ挿
通孔hまでの幅の2倍と書類束Pの厚さの2倍を加算し
た長さとなる。これは、書類束Pの端面P1とテープ挿
通孔hまでとの間の部分を、おおよそ一周して囲むだけ
の長さが必要となることから割り出された長さである。
そして、綴じられる書類束Pの厚さが予想より多少厚く
なったとしても、前述した部分を貼着テープt1が一周
するのに多少足りなくなるだけであり、貼着テープt1
の貼着されていない部分が多少生じても書類束Pを綴じ
る作用に支障はない。一方、綴じられる書類束Pの厚さ
等が予想より多少薄くなったとしても、前述した部分で
貼着テープt1の一部に重なる部分が生じるだけであ
り、勿論、書類束Rを綴じる作用に支障はない。
【0024】次に、テープによる綴じ具について説明す
る。図1ないし図4に示すように、ハウジング1はほぼ
対称形状に形成されたハーフハウジング2と3が複数箇
所でねじ孔4とねじ(図示省略)の螺合により分離可能
に一体化されるように構成されている。
【0025】ハウジング1の下部開放部にはテープ案内
体6が設けられている。このテープ案内体6はハウジン
グ1におけるテープ収納部7を除いて下部のほぼ全長に
わたるように配置され、テープ収納部7側の端部で軸8
により上下方向に回動可能に支持されている。テープ案
内体6には上記軸支部とは反対側で係合部材9が長手方
向に沿って摺動可能に支持されている。そして、テープ
案内体6がハウジング1の下部開放部を閉じるように回
動された状態で係合部材9が端部側へ摺動されることに
より、ハウジング1に対して係合されて一体化されるよ
うに保持される。これとは逆に、係合部材9が内方へ摺
動されることにより、係合状態が解除され、テープ案内
体6を下方へ回動させることができるようになってい
る。一方、ロール状に巻かれた綴じ用テープTは開閉可
能なカセットCに繰り出し可能に納めらた状態でテープ
収納部7に取り外し可能に納められている。
【0026】テープ案内体6は中間部上に剥離部10が
突設されている。剥離部10は頂部が半円状の曲面に形
成され、テープ収納部7側の壁面がほぼ垂直方向となる
ように形成されている。テープ案内体6においてテープ
収納部7のカセットCから引き出された綴じ用テープT
の走行を案内する上面は剥離部10を境にしてテープ収
納部7側の上流側案内面11が低くなり、下流側案内面
12が高くなるように設定されている。下流側におい
て、剥離部10に近接して綴じ用テープTの送り孔t6
に離脱可能に係合し得る逆送り防止爪13が突設され、
その下流側の長手方向に沿う中央部に逃げ溝14が形成
されている。テープ案内体6の下流側の端部下側には切
断用突子15が突設され、この切断用突子15は三角形
状に形成され、剥離テープt2の送り穴t6を係合して
剥離テープt2を引張ることにより、剥離テープt2を
送り穴t6から裂くようにして切断することができるよ
うになっている。
【0027】ハウジング1には剥離部10の上流側壁面
の下端部に近接して案内ピン16が水平方向に設けら
れ、上流側壁面の上部の両側部に近接して押さえ片17
が設けられ、テープ案内体6の上流側案内面11に近接
して案内面18が設けられている。そして、テープ収納
部7のカセットCから引き出された綴じ用テープTは、
案内面11、18を通り、案内ピン16により案内され
て剥離部10の上流側壁面に添わされ、押さえ片17に
より剥離テープt2の両側縁部t5が押さえられ、更
に、剥離部10の曲面で反転され、送り穴t6が逆送り
防止爪13に係合されて下流側案内面12に添わされる
ようになっている。綴じ用テープTは上記のように貼着
テープt1が内側に位置するように巻かれているので、
剥離部10の頂部曲面で反転されることにより、巻き癖
と相俟って貼着テープt1の先端部側が剥離テープt3
から剥離して垂直方向に起立し、ハウジング1の開口1
9、20より剥離部10の上方へ突出し得るようになっ
ている。
【0028】ハウジング1内には剥離部10の上方で受
部21が設けられ、この受部21により起立する貼着テ
ープt1が巻癖によりテープ収納部7側へ倒れないよう
に貼着面t3とは反対側の表面側を支えるようになって
いる。ハウジング1の中間部に形成された主機構収容部
22には枠状の保持部材23が上下方向に摺動可能に支
持され、保持部材23の上方突出部には押圧ハンドル2
4が一体に設けられている。保持部材23には書類束P
にテープ挿通孔hを穿設し得る刃体25が保持され、保
持部材23には書類束P等の押さえ部材26が上下方向
に摺動可能に保持され、圧縮ばね27により下方へ付勢
され、板状の押さえ部26aが刃体25の先方に突出さ
れている。押圧ハンドル24には案内棒28の基部が保
持され、保持部材23には後述する制御部材80を押圧
する板状の制御解除部材29の基部が一体に設けられて
いる。
【0029】刃体25は、綴じ用テープTにおける貼着
テープt1の幅より広い幅の扁平板状で、特に、図5か
ら明らかなように、刃先30が円弧状に凹入するように
形成され、先端部に貼着テープt1の挿通孔31が形成
され、挿通孔31から刃先30にかけて貼着テープt1
の逃げ溝32が形成されている。基部側寄り位置の両側
部には係合部33が形成され、この係合部33が保持部
材23に着脱可能に係合されて保持されている。
【0030】保持部材23とハウジング1内のばね受け
34との間には案内棒28の外周において圧縮ばね35
が介在され、この圧縮ばね35の反撥弾性により押圧部
材24、保持部材23、刃体25、押さえ部材26、案
内棒28、制御解除部材29等が上方へ付勢されて主機
構収容部22内に後退されている。そして、押圧部材2
4の押圧により押圧部材24、保持部材23、刃体2
5、押さえ部材26、案内棒28、制御解除部材29等
を圧縮ばね35の弾性に抗して下降させることができ
る。
【0031】刃体25は受部21に沿って下降され、刃
先30がハウジング1の開口19からテープ案内体6側
へ前進し、剥離部10におけるテープ収納部7側の壁面
の中間部に達するように設定されている(図8参照)。
押さえ部材26はその押さえ部26aが刃体25の刃先
30に先行して下降し、圧縮ばね27の圧縮を利用して
ハウジング1内でテープ案内体6上に設けられて位置決
め部材36の水平面上に後述するように供給された書類
束P等を押圧し得るように設定されている。制御解除部
材29はハーフハウジング3の開口20を通って内方へ
突出し、案内棒28はばね受け34の孔37を通って下
方へ突出し得るように設定されている。
【0032】ハウジング1の主機構収容部22における
刃体25側には下方を開放した保持枠38が設けられて
いる。保持枠38には軸受部材39の基部が上下動可能
に挿入され、軸受部材39の先端部に合成樹脂製等の押
圧用のローラ40が回転可能に軸支されている。保持枠
38内には軸受部材39、ローラ40等を下方へ付勢す
る圧縮ばね41が挿入され、圧縮ばね41の反撥弾性に
よりローラ40がハウジング1の受面42に当接されて
いる。ハウジング1における受面42からテープ収納部
7とは反対側の端部に向かって中央部にハーフハウジン
グ2、3に跨るように案内溝43が形成されている。ハ
ウジング1におけるテープ収納部7とは反対側の端部か
ら主機構収容部22の下側に至る範囲で案内溝43の両
側部上に案内面44が形成されている。
【0033】書類束Pを離脱可能に挟持する挟持体45
は、下位の挟持板46の先端部の連結部47に上位の挟
持板48の先端部の連結部49が上下方向に回動可能
に、すなわち、開閉可能に連結されている。両挟持板4
6、48には中央部に先端より中間部に至る開放溝5
0、51が形成されている。上位の挟持板48には開放
溝51の両側において連結部47、49に対する離隔側
で押圧片52の基部が切り起こし状に一体的に設けられ
ている。各押圧片52は基部より連結部47、49側に
位置する先端側に至るに従い、次第に下位の挟持板46
側に傾斜され、各押圧片52の先端部が下位の挟持板4
6の先端部に形成された係合孔53に挿入され、各押圧
片52の先端面が係合孔53の先端側の壁面に係合され
ている。
【0034】上記係合状態で上位の挟持板48を下方へ
押圧しても押圧片52と係合孔53との係合状態が保持
されて上位の挟持板48を下位の挟持板46側へ倒すこ
とができない、すなわち、挟持板46、48を閉じるこ
とができないように規制されている。そして、挟持板4
6、48の間に書類束Pを挿入し、押圧片52をその弾
性変形の利用により係合孔53から離脱させ、上位の挟
持板48を下方へ押圧することにより、押圧片52の弾
性変形の利用により上位の挟持板48を下位の挟持板4
6側へ倒し、両者を閉じるようにして書類束Pを挟持す
ることができる。この書類束Pの挿入に際し、その端縁
が連結部47に到達するまで完全に挿入されていなくて
も、上位の挟持板48を下方へ押圧して回転させる際
に、押圧片52は弾性変形しながらその先端が前進する
ように移動するので、書類束Pを摩擦力により前方へ押
し出し、ほぼ完全に挿入することができる
【0035】下位の挟持板46の基部側の中央部下側に
は支持枠54が一体に設けられている。支持枠54には
送り爪55の基部が水平方向の軸56により上下方向に
回動可能に支持され、送り爪55は支持枠54との間に
介在された圧縮ばね57により先端側が下方に付勢さ
れ、支持枠54の下方に突出されている。下位の挟持板
46の両側下部には前後方向に沿って案内板58、59
(図11〜図19参照)が一体に設けられている。一方
の案内板58の先端部には後退補助部60が下方に突出
されている。他方の案内板59の先端部に被規制部61
が形成されている。被規制部61の一例として、案内板
59の先端部に下方への突出部62が一体に設けられ、
この突出部62の背面に垂直方向の第1の係合部63が
形成され、突出部62の基部前側に水平方向の第2の係
合部64が形成されている。上位の挟持板48の基部側
の表裏には滑り止め用の突条65が複数条形成されてい
る。
【0036】挟持体45は下位の挟持板46がハウジン
グ1の案内面44上に載せられ、支持枠54の基部に形
成された規制部66が案内溝43に係合されて段部67
により抜け止めされるとともに、両側の案内板58、5
9がハーフハウジング2、3の外側面に沿うように配置
され、送り爪55が逃げ溝14内に移動可能に挿入され
ている。したがって、挟持体45は案内溝43に沿って
案内面44上を前後方向に摺動することができる。この
とき、上記のように挟持体45の押圧片52が係合孔5
3に係合されているロック状態では、挟持体45を上記
のように前進させようとしても、貼着テープt1による
綴じ位置に至る途中で押圧片52が固定部である保持枠
38の下端縁部68に当接されて前進が規制されるよう
になっている。そして、上記のように押圧片52を係合
孔53から離脱させ、挟持板46、48を閉じて前進規
制状態を解除することにより、押圧片52が保持枠38
の下端縁部68に当接するおそれはなく、貼着テープt
1による綴じ位置まで、すなわち、挟持体45に挟持さ
れている書類束Pの綴じ側がローラ40を圧縮ばね41
の弾性に抗して逃がし、綴じ側の端面P1が位置決め部
材36の垂直面に当接するまで完全に前進させることが
できるようになっている。挟持体45の前進の際には送
り爪55が圧縮ばね57の弾性に抗して回動されて綴じ
用テープT上を移動し、挟持体45の後退の際には送り
爪55が圧縮ばね57の反撥弾性により送り穴t6に係
合し、綴じ用テープTを前方へ送ることができるように
なっている。
【0037】ハーフハウジング2の外側面には図11〜
図13に示すように、補助排出レバー69の基部が回動
可能に軸支され、補助排出レバー69の中間部に形成さ
れたばね掛け穴70とハーフハウジング2の外側面にお
けるテープ収納部7とは反対側の端部側に突設されたば
ね掛け71とに引張ばね72が引設され、補助排出レバ
ー69の先端側が後方へ付勢されている。そして、挟持
体45の後退位置では補助排出レバー69の先端部が後
退補助部60の前面に係合される(図11参照)。挟持
体45の前進に伴い、補助排出レバー69の先端部が後
退補助部60により押圧され、補助排出レバー69が引
張ばね72の引張力に抗して反時計方向に回動し、挟持
体45の前進限位置では補助排出レバー69の先端部が
後退補助部60の下面に係合されて引張ばね72の引張
力が後退補助部60、すなわち、挟持体45の後退方向
へ作用しなくなる(図12参照)。挟持体45が後退を
開始し、後退補助部60の下面が補助排出レバー69の
先端部から離脱すると、補助排出レバー69の先端部が
後退補助部60の前面に係合し、引張ばね72の引張力
が後退補助部60、すなわち、挟持体45の後退方向へ
作用するようになる(図13参照)。
【0038】特に、図14〜図19から明らかなよう
に、ハーフハウジング3の外側面には主機構収納部22
の下方付近に位置して後退規制レバー73の基部が軸7
4により回動可能に支持されている。後退規制レバー7
3の先端部には切欠により第1の係合部75と第2の係
合部76が形成されている。後退規制レバー73は、軸
74に保持され、ハーフハウジング3の外側面のばね受
け77との間に介在されたはさみ形ばね78の反撥力に
より先端側が後方(反時計方向)へ回動するように付勢
されている。ハーフハウジング3には後退規制レバー7
3の前方において案内溝79が垂直方向に形成され、こ
の案内溝79に制御部材80が上下動可能に支持されて
いる。制御部材80の本体81に補助レバー82が回動
可能に軸支され、補助レバー82は本体81との間に介
在された圧縮ばね83により後方(被規制部61側)に
突出するように付勢されている。補助レバー82はその
先端部が上方から押圧されても本体81内に後退しない
ように回動規制され、後方(被規制部61の前進方向)
より押圧されることにより、圧縮ばね83の弾性に抗し
て先端部が本体81内に後退し得るように回動されるよ
うになっている。制御部材80はその本体81とハーフ
ハウジング3の底板との間に介在された圧縮ばね84に
より上方へ付勢されている。
【0039】後退規制レバー73は挟持体45の後退時
において、第2の係合部76が上昇位置の制御部材本体
81の下面に係合されて回動規制されている(図14参
照)。そして、挟持体45の前進に伴い、案内板59の
突出部62の前側下端縁により後退規制レバー73にお
ける第1の係合部75側の端部が押圧され、後退規制レ
バー73がはさみ形ばね78の弾性に抗して時計方向に
回動される(図15参照)。続いて、挟持体45が前進
し、突出部62が第1の係合部75側の端部を押圧して
通過すると、後退規制レバー73ははさみ形ばね78の
反撥弾性により反時計方向へ回動しようとするが、その
第2の係合部76が制御部材本体81の下面に係合され
て回動規制される。この状態で後退規制レバー73の第
1の係合部75が突出部62の背面の第1の係合部63
と係合し得る状態に対峙され、案内板59および挟持体
45の後退が規制されるとともに、制御部材80の補助
レバー82が後退規制レバー73の突出部62の前面に
より押圧され、圧縮ばね83の弾性に抗して後退される
(図16参照)。
【0040】この後退規制状態で上記のように制御解除
部材29が下降すると、この制御解除部材29により制
御部材本体81が押圧され、制御部材80が圧縮ばね8
4の弾性に抗して下降される。これに伴い、制御部材本
体81により後退規制レバー73の第2の係合部76が
押圧され、後退規制レバー73がはさみ形ばね78の弾
性に抗して時計方向に回動され、第1の係合部75が案
内板59の第1の係合部63との対峙位置から離脱し、
案内板49および挟持体45が後退可能状態となる。ま
た、制御部材80の補助レバー82は突出部62の前面
から離脱して押圧力が解放されるので、圧縮ばね83の
弾性により突出する(図17参照)。
【0041】そして、制御解除部材29が上昇し、制御
部材本体81の押圧力が解放されると、制御部材80は
圧縮ばね84の反撥弾性により上昇する。この上昇時、
補助レバー82が突出しているので、この補助レバー8
2が案内板59の第2の係合部64に係合し、上昇が規
制される。制御部材80の上昇に伴い、後退規制レバー
73ははさみ形ばね78の反撥弾性により反時計方向に
回動される。しかしながら、上記のように制御部材80
の上昇が規制されることにより、後退規制レバー73の
反時計方向への回動が規制され、案内板59の第1の係
合部63は後退規制レバー73の第1の係合部75とは
対峙せず、後退規制解除状態に保持されている(図18
参照)。
【0042】この状態で挟持体45、案内板59等が後
退されると、制御部材80はその補助レバー82が解放
されるので、圧縮ばね84の反撥弾性により上昇し、後
退規制レバー73がはさみ形ばね78の反撥弾性により
反時計方向に回動し、原位置に復帰する(図19参
照)。
【0043】ハーフハウジング2の外側には案内板5
8、補助排出レバー69、引張ばね72等を覆うように
カバー85が設けられ、ハーフハウジング3の外側には
案内板59、後退規制レバー73、制御部材80、圧縮
ばね84等を覆うようにカバー86が設けられ、ハーフ
ハウジング2と3をねじ孔4とねじの螺合により分離可
能に一体化する際に、分離可能に一体化されている。カ
バー85、86には案内板58、59の移動を許す案内
溝87、88が形成されている。カバー85、86の後
端は案内面12に続いて剥離テープt2の排出口89が
形成されている。
【0044】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。あらかじめ、ロール状に巻かれている綴
じ用テープTを開閉可能なカセットCに納めた状態でテ
ープ収納部7に装填し、図3に示すように、テープ案内
体6を下方へ回動させた状態で綴じ用テープTをカセッ
トCの下側からロールの接線方向で貼着テープt1が上
面に位置するように引き出す。引き出した綴じ用テープ
Tをテープ案内体6の案内面11上に導き、続いて案内
ピン16および押さえ片17と剥離部10の壁面との間
に導き、続いて剥離部10の頂部曲面で反転させて案内
面12上に導き、送り孔t6を逆送り防止爪13に係合
する。そして、テープ案内体6をハウジング1内に回動
させ、係合部材9を摺動させてハウジング1と一体化さ
せる。これに伴い、綴じ用テープTの送り孔t6を挟持
体45の送り爪55に係合することができる。この状態
で綴じ用テープTは剥離部10の頂部曲面に沿って反転
させられるので、貼着テープt1はその曲面部において
先端側が剥離テープt2から剥離し、貼着面t3側が挟
持体45を向くように開口19を通って垂直方向に起立
する。このとき、貼着テープt1の起立部はその巻癖に
よりテープ収納部7側へ反る傾向となるが、図1、図6
に示すように、受部21で起立部の表面側先端部を支
え、倒れないように保持することができる。
【0045】このようにして準備が完了すると、書類束
Pの綴じ作業を行うが、書類束Pを挟持体45に挿入す
る前の状態では、押圧片52の先端部が下位の挟持体4
6の係合孔53に係合して上位の挟持板48を下方へ押
圧しても下方へ回動せず、挟持体45を閉じることがで
きない。したがって、押圧片52が保持枠38の下端縁
部68に当接して前進規制されている。そこで、まず、
書類束Pにおける綴じ側を図1、図2に示す後退位置の
挟持体45の内側に挿入することにより、押圧片52お
よび上位の挟持板48を連結部47、49を支点として
上方へ回動させ、押圧片52を係合孔53から離脱させ
ることができる。このようにして書類束Pを挿入して挟
持体45の前進規制を解除した後、上位の挟持板48を
下方へ押圧することにより、押圧片52の弾性変形を利
用し、連結部47、48を支点として上位の挟持板48
を下位の挟持板46とほぼ平行状態に倒し、押圧片52
の反撥弾性により書類束Pを下位の挟持板46に対して
押圧し、書類束Pを挟持することができる。このとき、
書類束Pが最初の挿入の際に完全に挿入されていなくて
も、上記のように押圧片52の弾性変形により書類束P
を前方に押し出し、ほぼ完全に挿入することができる。
【0046】次に、上記書類束Pの挟持状態を保ったま
ま挟持体45および書類束Pをハウジング1の案内面4
4および案内溝43に沿って前進させ、挟持体45およ
び書類束Pの綴じ側を主機構収容部22の下側に位置す
るように押し込む。これに伴い、図7に示すように、書
類束Pの端面P1で貼着テープt1の起立部を位置決め
部材36の垂直面に押し付け、貼着テープt1を押さえ
部材26の押さえ部26aと位置決め部材36の水平面
によりコ字状に屈曲させるとともに、書類束Pの端面P
1に貼着テープt1の貼着面t3を貼着する。このと
き、挟持体45の送り爪55は圧縮ばね57の弾性に抗
して綴じ用テープの送り孔t6から離脱し、綴じ用テー
プT上を移動し、しかも、送り孔t6には送り防止爪1
3が係合されるので、綴じ用テープTが逆送り(後退)
されるおそれはない。
【0047】この間に、図11および図12に示すよう
に、挟持体45と一体の後退補助部60が補助排出レバ
ー69を押圧して引張ばね72の引張力に抗して反時計
方向に回動させ、後退補助部60の下面が補助排出レバ
ー69の先端部上に係合し、引張ばね72の引張力が後
退補助部60および挟持体45の後退方向に作用しない
状態となる。一方、図14ないし図16に示すように、
挟持体45と一体の突出部62が後退規制レバー73を
押圧し、後退規制レバー73をはさみ形ばね78の弾性
に抗して時計方向に回動させ、突出部62の背面の第1
の係合部63が後退規制レバー73の第1の係合部75
に係合し、挟持体45が後退規制される。この状態では
突出部62の前進により制御部材80の補助レバー82
を圧縮ばね83の弾性に抗して後退させている。
【0048】次に、押圧ハンドル24を押圧し、図8に
示すように、刃体25、押さえ部材26、制御解除部材
29等を圧縮ばね35の弾性に抗して下降させる。この
とき、まず、押さえ部材26の押さえ部26aが貼着テ
ープt1の先端部を書類束Pの表面に押圧して堅固に貼
着するとともに、書類束Pにより貼着テープt1を位置
決め部材36の水平面上に押圧して堅固に貼着し、圧縮
ばね27の反撥弾性を利用して書類束Pの圧着状態を保
つ。続いて、刃体25の下降により、圧着状態にある書
類束Pを貼着テープt1の先端からやや離隔した位置で
穿孔し、テープ挿通孔hを形成する。刃体25が更に下
降すると、剥離部10において、先端側が剥離テープt
2から剥離している剥離テープt1の後端側を押圧して
剥離テープt2から剥離すると、剥離テープt2の後端
側はその先方が上記のように位置決め部材36の水平面
上で書類束Pに貼着されているので、反撥力により水平
方向に復帰しようとし、貼着テープt1の後端側が刃体
25の挿通孔31に挿通される。
【0049】刃体25の下降とほぼ同時に、制御解除部
材29の下降により図17に示すように、制御部材本体
81が押圧され、制御部材80が圧縮ばね84の弾性に
抗して下降し、制御部材本体81により後退規制レバー
73が押圧されてはさみ形ばね78の弾性に抗して時計
方向に回動し、後退規制レバー73の第1の係合部75
が挟持体45側の第1の係合部63から離脱し、挟持体
45が後退規制解除状態となる。
【0050】次に、押圧ハンドル24の押圧力を解放
し、圧縮ばね35の反撥弾性により刃体25、押さえ部
材26、制御解除部材29等を上昇させる。これに伴
い、図9に示すように、刃体25は自身が書類束Rのテ
ープ挿通孔hから上方へ抜けるとともに、刃体25の挿
通孔31に挿通されて係止されている貼着テープt1の
後端側がテープ挿通孔hを下方から上方へ抜ける。この
とき、貼着テープt1の後端側は刃体25の刃先30と
挿通孔31との間のテープ逃げ溝32に嵌められて刃体
25の厚み内に納められることになり、また、押さえ部
材26が圧縮ばね27により書類束P等の位置決め部材
36に対する押圧状態を保持しているので、貼着テープ
t1の後端側をテープ挿通孔hに容易に、かつ確実に挿
通させることができる。その後、押さえ部材26が上昇
し、書類束P等の押圧状態を解除する。
【0051】上記のように制御解除部材29が上昇する
と、図18に示すように、制御部材80は押圧力が解放
されて圧縮ばね84の反撥弾性により上昇する。このと
き、補助レバー82が圧縮ばね83の反撥弾性により突
出し、案内板59の第2の係合部64に係合して上昇が
規制されているので、後退規制レバー73のはさみ形ば
ね78の反撥弾性による回動も規制され、挟持体45は
後退規制解除状態に保持されている。
【0052】次に、挟持体45および書類束Pを後退さ
せる。この後退に伴い、まず、貼着テープt1における
後端側は刃体25の挿通孔31との係合状態が解除さ
れ、書類束Pの端面側に倒れて貼着面t3が書類束Pの
表面に向けられる。続いて受面42とローラ40との間
を通過する際に、圧縮ばね41により加圧されているロ
ーラ40により貼着テープt1における後端側が書類束
Pに対して押圧され、堅固に貼着される。また、挟持体
45の後退に伴い、送り爪55を綴じ用テープTの送り
孔t6に係合して綴じ用テープTを引き出して前方へ送
り、次の貼着テープt1の先端側を剥離部10により剥
離して上記と同様に起立させる(図6参照)。
【0053】この間、図13に示すように挟持体45の
後退補助部60の下面が補助排出レバー69の先端部か
ら離脱し、補助排出レバー69の先端部が後退補助部6
0の前面に係合するので、挟持体45は引張ばね72に
より後退方向へ付勢される。したがって、挟持体45お
よび書類束Pの後退作業を容易に行うことができる。一
方、図19に示すように、挟持体45および案内板59
等が後退すると、制御部材80はその補助レバー82が
解放されて圧縮ばね84の反撥弾性により上昇する。し
たがって、後退規制レバー73がはさみ形ばね78の反
撥弾性により反時計方向に回動し、原位置に復帰する。
【0054】挟持体45および書類束Pが後退し、押圧
片52が保持枠38の下端縁部68から離脱すると、押
圧片52の反撥力により押圧片52および上位の挟持板
48が連結部47、49を支点として上方へ回動し、す
なわち、挟持体45が開いて書類束Pを解放する。した
がって、書類束Pを挟持体45から離脱させることがで
きる。この書類束Pは図21に示すように、貼着テープ
t1により綴じられている。そして、書類束Pを外すこ
となく、その位置を挟持体45に対してずらし、若しく
は別の書類束Pを交換することにより、次回の綴じ作業
に待機させることができる。
【0055】上記のようにして貼着テープt1による書
類束Pの綴じ作業を行うことにより、剥離テープt2が
テープ案内体6における案内面12に続く排出口89か
ら順次排出されるが、排出長さが長くなると、送り孔t
6を切断用突子15に係合して剥離テープt2を引張る
ことにより、剥離テープt2を送り孔からt6から裂く
ように切断して除去することができる。
【0056】書類束Pの綴じ作業に関係なく、すなわ
ち、貼着テープt1を使用することなく、挟持体45を
前進させたり、後退させることができるとすれば、上記
のように挟持体45の後退時に送り爪55により綴じ用
テープTを引き出して剥離部10により貼着テープt1
の先端側を剥離するため、挟持体45の前進、後退を繰
り返して行うと、綴じ部において、未使用の貼着テープ
t1が乱雑に重なるなどにより詰まり、書類束Pの綴じ
作業に支障を来たすため、その都度、テープ案内体6を
下方に回動させ、若しくはハウジング1等を分解するな
どにより、詰まった貼着テープt1を除去しなければな
らない。しかしながら、上記のように挟持体45は書類
束Pを挿入し、押圧片52を下位の挟持体46の係合穴
53から離脱させて前進規制を解除しなければ挟持体4
5を前進させることができない。すなわち、書類束Pの
綴じ作業を行わない限り、挟持体45を前進させたり、
後退させることができない。したがって、綴じ部におい
て貼着テープt1が詰まるのを防止することができる。
【0057】また、挟持体45に書類束Pを挟持させて
綴じ位置に前進させた状態で書類束Pを綴じることな
く、すなわち、貼着テープt1を使用することなく、自
由に後退させることができるとすれば、上記と同様に、
綴じ部において未使用の貼着テープt1が乱雑に重なる
などにより詰まるため、これを除去しなければならな
い。しかしながら、上記のように挟持体45に書類束P
を挟持させて綴じ位置に前進させた状態で、図16に示
すように、挟持体45側の第1の係合部63を後退規制
レバー73の第1の係合部75に係合して挟持体45の
後退を規制し、図17、図18に示すように、貼着テー
プt1による書類束Pの綴じ作業を行うことにより、後
退規制レバー73の第1の係合部75を挟持体45側の
第1の係合部63から離脱させて挟持体45の後退を許
すようにしている。したがって、綴じ部において貼着テ
ープt1が詰まるのを防止することができる。
【0058】なお、上記実施の形態においては、書類束
Pを貼着テープt1により綴じた後、挟持体45および
書類束Pをまず手作業で後退させ、その後、引張ばね7
2により後退を補助するように構成しているが、書類束
Pを貼着テープt1により綴じた直後、引張ばね72の
引張力により挟持体45および書類束Pを自動的に後退
させるようにしてもよい。この場合、貼着テープt1の
後端側を書類束Pのテープ挿通孔hに挿通させた瞬間、
挟持体45および書類束Pが後退するため、貼着テープ
t1にプラスチックを用いると、書類束Pがテープ挿通
孔hの部分で強く引張られて損傷するおそれがあり、貼
着テープt1に和紙等を用いるなど、材質に制約を受け
るおそれがあるが、制御部材80に補助レバー82を必
要としなくなるなど、構成の簡素化を図ることができる
利点がある。このほか、本発明は、その基本的技術思想
を逸脱しない範囲で種々設計変更することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、挟
持体が被綴じ体を挟持していない状態では前進規制手段
により前進を規制し、被綴じ体の綴じ作業に伴わない剥
離テープの引き出しを規制することができるので、貼着
テープが被綴じ体の穿孔、貼着を行う綴じ部において乱
雑に重なるなどにより詰まるのを防止することができ
る。したがって、常に被綴じ体の綴じ作業に待機するこ
とができて綴じ作業能率の向上、貼着テープの無駄な使
用の防止による経済性の向上を図ることができる。
【0060】また、被綴じ体を挟んだ状態で挟持体を前
進させても、被綴じ体に穿孔手段により穿孔して貼着テ
ープによる被綴じ体の綴じ作業を行わない限り、挟持体
の後退を後退規制手段により規制することにより、被綴
じ体の綴じ作業に伴わない剥離テープの引き出しを更に
一層確実に規制することができるので、貼着テープが被
綴じ体の穿孔、貼着を行う綴じ部において乱雑に重なる
などにより詰まるのを更に一層確実に防止することがで
きる。したがって、更に一層、綴じ作業能率の向上、経
済性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるテープによる綴じ
具を示し、一部を除去した側面図である。
【図2】同綴じ具を示す外観斜視図である。
【図3】同綴じ具を示す一部分解斜視図である。
【図4】同綴じ具を示し、綴じ用テープにおいて剥離テ
ープから貼着テープを剥離して起立させる部分の拡大斜
視図である。
【図5】同綴じ具に用いる刃体を示す拡大斜視図であ
る。
【図6】同綴じ具の動作説明用で初期の状態を示す一部
拡大図である。
【図7】同綴じ具の動作説明用で書類束を綴じ位置に前
進させた状態を示す一部拡大図である。
【図8】同綴じ具の動作説明用で書類束に穿孔した状態
を示す一部拡大図である。
【図9】同綴じ具の動作説明用で書類束に形成したテー
プ挿通孔に貼着テープの後端側を挿通させた状態を示す
一部拡大図である。
【図10】同綴じ具の動作説明用で書類束を貼着テープ
で綴じた状態を示す一部拡大図である。
【図11】同綴じ具に用いる挟持体を後退させる補助手
段を示し、初期状態の説明図である。
【図12】同綴じ具に用いる挟持体を後退させる補助手
段を示し、挟持体および書類束の前進時の状態の説明図
である。
【図13】同綴じ具に用いる挟持体を後退させる補助手
段を示し、挟持体および書類束の後退開始時の状態の説
明図である。
【図14】同綴じ具に用いる後退規制手段を示し、初期
状態の説明図である。
【図15】同綴じ具に用いる後退規制手段を示し、挟持
体および書類束の前進途中の説明図である。
【図16】同綴じ具に用いる後退規制手段を示し、挟持
体および書類束を前進させた状態の説明図である。
【図17】同綴じ具に用いる後退規制手段を示し、書類
束を穿孔した状態の説明図である。
【図18】同綴じ具に用いる後退規制手段を示し、書類
束に形成したテープ挿通孔に貼着テープの後端側を挿通
させた状態の説明図である。
【図19】同綴じ具に用いる後退規制手段を示し、挟持
体および書類束を後退させた状態の説明図である。
【図20】同綴じ具に用いる綴じ用テープを示す一部斜
視図である。
【図21】同綴じ具を用いて貼着テープで書類束を綴じ
た状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
T 綴じ用テープ t1 貼着テープ t2 剥離テープ t3 貼着面 t6 送り孔 P 書類束 1 ハウジング 6 テープ案内体 7 テープ収納部 10 剥離部 25 刃体 26 押さえ部材 29 制御解除部材 40 ローラ 45 挟持体 46 下位の挟持板 48 上位の挟持板 52 押圧片 53 係合孔 55 送り爪 60 後退補助部 63 係合部 64 係合部 69 補助排出レバー 73 後退規制レバー 75 係合部 76 係合部 80 制御部材 81 本体 82 補助レバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書類束等の被綴じ体を離脱可能に挟持す
    る挟持体と、この挟持体を被綴じ体の挟持、解放のため
    の後退位置と被綴じ体の綴じのための前進位置との間で
    移動し得るように案内する案内手段と、上記挟持体に設
    けられ、この挟持体の後退時に貼着テープが剥離テープ
    に長手方向に沿って直列状態で剥離可能に貼着された綴
    じ用テープを供給源から引き出して移動させる移動手段
    と、この綴じ用テープの移動時に上記貼着テープの先端
    側を上記剥離テープから強制的に剥離させ、前進される
    被綴じ体の先端面により先端側端部の貼着面が押圧され
    るように起立させる剥離手段と、この剥離手段により剥
    離され、上記被綴じ体の前進により押圧される貼着テー
    プの先端側を押圧して被綴じ体上に貼着する押圧手段
    と、前進位置に移動された被綴じ体にテープ挿通孔を穿
    孔するとともに、上記貼着テープの後端側を上記剥離テ
    ープから剥離して上記テープ挿通孔に挿通させる穿孔手
    段と、上記挟持体の後退時に被綴じ体のテープ挿通孔に
    挿通されている貼着テープの後端側を上記被綴じ体上に
    押圧する押圧手段とを備えたテープによる綴じ具におい
    て、上記挟持体が被綴じ体を挟持していない状態では前
    進を規制され、被綴じ体を挿入することにより前進規制
    を解除されるように上記挟持体の自由な前進を規制する
    前進規制手段を備えたテープによる綴じ具。
  2. 【請求項2】 書類束等の被綴じ体を離脱可能に挟持す
    る挟持体と、この挟持体を被綴じ体の挟持、解放のため
    の後退位置と被綴じ体の綴じのための前進位置との間で
    移動し得るように案内する案内手段と、上記挟持体に設
    けられ、この挟持体の後退時に貼着テープが剥離テープ
    に長手方向に沿って直列状態で剥離可能に貼着された綴
    じ用テープを供給源から引き出して移動させる移動手段
    と、この綴じ用テープの移動時に上記貼着テープの先端
    側を上記剥離テープから強制的に剥離させて前進される
    被綴じ体の先端面により先端側端部の貼着面が押圧され
    るように起立させる剥離手段と、この剥離手段により剥
    離され、上記被綴じ体の前進により押圧される貼着テー
    プの先端側を押圧して被綴じ体上に貼着する押圧手段
    と、前進位置に移動された被綴じ体にテープ挿通孔を穿
    孔するとともに、上記貼着テープの後端側を上記剥離テ
    ープから剥離して上記テープ挿通孔に挿通させる穿孔手
    段と、上記挟持体の後退時に被綴じ体のテープ挿通孔に
    挿通されている貼着テープの後端側を上記被綴じ体上に
    押圧する押圧手段とを備えたテープによる綴じ具におい
    て、上記挟持体が被綴じ体を挟持していない状態では前
    進を規制され、被綴じ体を挿入することにより前進規制
    を解除されるように上記挟持体の自由な前進を規制する
    前進規制手段と、上記挟持体の前進位置でその後退を規
    制し、上記穿孔手段により被綴じ体にテープ挿通孔を穿
    孔して貼着テープの後端側を被綴じ体のテープ挿通孔に
    挿通させる際に上記挟持体の後退規制を解除し得る後退
    規制手段とを備えたテープによる綴じ具。
  3. 【請求項3】 挟持体が、一端で開閉可能に連結され、
    貼着テープを挿通し得る下位と上位の一対の挟持板と、
    上位の挟持板に上記連結部に対する離隔側で基部が一体
    的に設けられ、基部より上記連結部側に位置する先端側
    に至るに従い、次第に下位の挟持板側に傾斜され、上位
    の挟持板に対する押圧力が加わると、弾性変形により上
    位と下位の挟持板が閉じるのを許し、上位の挟持板に対
    する押圧力が解放されると、反撥弾性により上位と下位
    の挟持板を拡開させる押圧片とを備え、前進規制手段
    が、上記下位の挟持板に形成され、上記押圧片の先端部
    を離脱可能に係合する係合部と、上記押圧片の先端部を
    上記係合部に係合し、上記挟持板が開いた状態で上記挟
    持体の前進を規制する固定部とから成る請求項1または
    2記載のテープによる綴じ具。
  4. 【請求項4】 後退規制手段が、挟持体に一体に設けら
    れた被規制部と、固定部に回転可能に支持された後退規
    制部材と、上記挟持体の前進時に上記被規制部を通過さ
    せるように上記後退規制部材の回転を許し、通過後の上
    記被規制部の後退を規制するように上記後退規制部材を
    回転復帰させるばねと、固定部に昇降可能に支持された
    制御部材と、穿孔手段により被綴じ体にテープ挿通孔を
    穿孔してこのテープ挿通孔に貼着テープを挿通させる際
    に、上記後退規制部材を上記ばねの弾性に抗して上記被
    規制部の後退規制解放状態に回転させるように上記制御
    部材の下降を許し、上記挟持体の後退に伴う上記被規制
    部の通過後、上記後退規制部材を解放して上記ばねの反
    撥弾性により回転復帰させるように上記制御部材を上昇
    させるばねと、上記穿孔手段により被綴じ体にテープ挿
    通孔を穿孔する際に上記制御部材を上記ばねの弾性に抗
    して下降させる押圧手段とを備えた請求項2記載のテー
    プによる綴じ具。
  5. 【請求項5】 制御部材が、ばねの弾性を利用して突
    出、後退し得る補助レバーを有し、挟持体が前進位置に
    停止している状態で上記補助レバーが突出状態で被規制
    部に係合し、自身の上昇を規制して後退規制部材を上記
    被規制部の後退規制解放状態に保持し、上記挟持体が後
    退すると、上記補助レバーが上記被規制部から離脱して
    自身の上昇により上記後退規制部材を解放して回転復帰
    させるように構成された請求項4記載のテープによる綴
    じ具。
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