JP3205286U - 厚紙締結器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】段ボールなどの厚紙を廃棄のために、紐で締結する際に、運搬しても紐が外れることなく、容易に締結する厚紙締結器具を提供する。【解決手段】厚紙に穿孔を穿つと同時に締結用の紐を穿孔にひき通す厚紙穿孔具と厚紙を下部から支持する支持台からなり、厚紙穿孔具にはハンドル部とハンドル部両端から延伸する穿孔部と、穿孔部の先端に厚紙に穿孔を穿つための尖頭部を設けて尖頭部の近辺に締結用の紐を把持する把持部を設けた。【選択図】図1
Description
本考案は、段ボール等、廃棄する際に重ねた厚紙を締結する器具に関するものである。
従来、梱包用の厚紙を廃棄する際には、収集の要請から複数の厚紙を重ねて、ひもで十字型に縛るなど自治体により廃棄ルールが定められていた。
しかし、梱包用厚紙は折り目がつけられており、ひもで縛った場合に折り目部分で折れ曲がるなどにより、ひもの張力を十分にかけることができず、運搬の際に紐が外れる欠点があった。
また梱包用厚紙にひもをかける際には、ひもを表裏に巻き回す必要があり、手間を要していた。
重ねた梱包用厚紙を粘着性のテープで固定する方法もあるが、再生の際にパルプにテープ材が混入し、再生紙の品質が低下する懸念があった。
重ねた梱包用厚紙を粘着性のテープで固定する方法もあるが、再生の際にパルプにテープ材が混入し、再生紙の品質が低下する懸念があった。
かかる問題の解決手段として。特開2013−129450号公報に開示される発明がある。該発明は梱包用厚紙の締結に関する本考案と共通の課題を解決しようとするものであるが、段ボール箱縛り紐通し具を用いて段ボールに設けた穿孔に紐を通した後に、本体からグリップを外す必要があり、依然として使い勝手の悪いものであった。
段ボールなど梱包用厚紙を複数重ねて廃棄する際に、運搬の際に紐が外れることなく、容易に締結を可能とする厚紙締結器具を提供する。
本考案は、重ねた厚紙を締結する厚紙締結器具であって、厚紙に穿孔を設けて、穿孔を設けると同時に締結用の紐を通す、厚紙穿孔具と、
厚紙穿孔具により厚紙に穿孔を穿つ際に、厚紙を下部より支持する支持台より構成され、
厚紙穿孔具は、厚紙に穿孔を設ける際に力を加える、ハンドル部と、
ハンドル部の両端からハンドルと直角方向に延伸する穿孔部と、
ハンドル部より延伸する穿孔部の先端に、厚紙に穿孔部を陥入させるための尖頭部と、尖頭部の近辺に締結用の紐を把持する把持部を設け、
支持台は、厚紙穿孔具の穿孔部より長い深さの、凹部を有する箱型形状よりなり、厚紙穿孔具を厚紙に陥入させた際に、厚紙より突出する穿孔部を凹部内に収納することを特徴とする。
さらに厚紙穿孔具を陥入させた後に、把持部に把持される締結用の紐を左右反対側の把持部に掛け替えた後に、厚紙穿孔具を上部に引き上げることにより、締結用紐を、二重に引き回し、強固に締結することができる。
かかる構成により、把持部に把持する締結用の紐を、厚紙に設けた穿孔に容易にひき通し、締結することを可能とする。
厚紙穿孔具により厚紙に穿孔を穿つ際に、厚紙を下部より支持する支持台より構成され、
厚紙穿孔具は、厚紙に穿孔を設ける際に力を加える、ハンドル部と、
ハンドル部の両端からハンドルと直角方向に延伸する穿孔部と、
ハンドル部より延伸する穿孔部の先端に、厚紙に穿孔部を陥入させるための尖頭部と、尖頭部の近辺に締結用の紐を把持する把持部を設け、
支持台は、厚紙穿孔具の穿孔部より長い深さの、凹部を有する箱型形状よりなり、厚紙穿孔具を厚紙に陥入させた際に、厚紙より突出する穿孔部を凹部内に収納することを特徴とする。
さらに厚紙穿孔具を陥入させた後に、把持部に把持される締結用の紐を左右反対側の把持部に掛け替えた後に、厚紙穿孔具を上部に引き上げることにより、締結用紐を、二重に引き回し、強固に締結することができる。
かかる構成により、把持部に把持する締結用の紐を、厚紙に設けた穿孔に容易にひき通し、締結することを可能とする。
本考案によれば、重ねた厚紙を容易に紐で締結することができ、運搬の際に紐が外れることなく強固に固定することができる。
また支持台を備えることにより、厚紙に厚紙穿孔具を陥入させる際に穿孔部により床等を傷つけることがない。
さらに支持台の凹部には、厚紙穿孔具および締結用の紐を収納することができ、厚紙締結に必要な器具を一式、コンパクトに整理することができる。
また支持台を備えることにより、厚紙に厚紙穿孔具を陥入させる際に穿孔部により床等を傷つけることがない。
さらに支持台の凹部には、厚紙穿孔具および締結用の紐を収納することができ、厚紙締結に必要な器具を一式、コンパクトに整理することができる。
図1は、本考案にかかる厚紙締結器具の外観図である。
図1に示す厚紙穿孔器具1は、厚紙に穿孔を設ける際に、手で握って下方に力を加えるハンドル部3と、ハンドル部両端よりハンドル部と直角下方に延伸する、穿孔部4と、穿孔部4の先端に厚紙に穿孔を穿つ尖頭部5を備え、尖頭部5の近傍に、締結用の紐を握持する握持部6を設ける。尖頭部には、厚紙に陥入させる際の陥入力を低下させるために、刃を設けても良い。握持部6は穿孔部の長手方向と直角に溝を設ける。締結用の紐を溝の開放部より溝の奥側に移動させて、溝部に引っ掛け把持させる。把持部は、尖頭部の近辺に透孔を設けて、紐をひき通すようにしても良い。
支持台2は、厚紙に穿孔を穿つ際に、厚紙を下方より支持し、厚紙穿孔具を厚紙に陥入させた際に厚紙下面より突出した穿孔部を収容する凹部を有する。凹部は厚紙穿孔具の穿孔部より長い深さとすることにより、厚紙より下方に突出する穿孔部が支持台底部(図示せず)と干渉しないより構成される。
支持台2は、厚紙に穿孔を穿つ際に、厚紙を下方より支持し、厚紙穿孔具を厚紙に陥入させた際に厚紙下面より突出した穿孔部を収容する凹部を有する。凹部は厚紙穿孔具の穿孔部より長い深さとすることにより、厚紙より下方に突出する穿孔部が支持台底部(図示せず)と干渉しないより構成される。
図2(a)〜(d)は厚紙締結器具の使用方法を説明する図である。図2(a)では、支持台2の上に厚紙を載せ、厚紙穿孔器具1の握持部6に締結用の紐8を渡し、引っ掛け把持させて、ハンドル部3を握って下方に降下させている状態を示している。
図2(b)では、厚紙穿孔具1が厚紙に陥入するとともに、握持部6に握持された紐8が、厚紙に穿たれた陥入孔より厚紙下面に挿通した状態を示している。厚紙穿孔具1の穿孔部4が厚紙下面より突出しているが、支持台2の凹部7の深さが、穿孔部の長さより大きいため、穿孔部により支持台底部を傷つけることがない。
図2(c)は把持部6に把持されている紐を、厚紙下面側に引っ張って陥入孔から抜き取り、把持部6から外して、左右各々反対側の把持部に再び把持させた状態を示している。
図2(d)は厚紙穿孔具1を厚紙の陥入孔から上方に引き抜くとともに、把持部に把持された紐が、陥入孔から引き出された状態を示している。この状態で厚紙上面に引き出された紐を方結びにする等固定することにより、厚紙は紐で二重に引き回し、強固に締結される。
図2(b)では、厚紙穿孔具1が厚紙に陥入するとともに、握持部6に握持された紐8が、厚紙に穿たれた陥入孔より厚紙下面に挿通した状態を示している。厚紙穿孔具1の穿孔部4が厚紙下面より突出しているが、支持台2の凹部7の深さが、穿孔部の長さより大きいため、穿孔部により支持台底部を傷つけることがない。
図2(c)は把持部6に把持されている紐を、厚紙下面側に引っ張って陥入孔から抜き取り、把持部6から外して、左右各々反対側の把持部に再び把持させた状態を示している。
図2(d)は厚紙穿孔具1を厚紙の陥入孔から上方に引き抜くとともに、把持部に把持された紐が、陥入孔から引き出された状態を示している。この状態で厚紙上面に引き出された紐を方結びにする等固定することにより、厚紙は紐で二重に引き回し、強固に締結される。
図3は厚紙締結器具の実施例2の外観図である。実施例2において実施例1と異なる点は、支持台2が平板10と、摺動支持柱11で構成され、摺動支持柱11に摺動長孔14及び摺動ピン12を設けていることと、厚紙穿孔具1に摺動ピンと嵌合する、摺動溝13を設けていることと、厚紙穿孔具1と支持台2を摺動バネ15により連結している点である。
厚紙穿孔器具1は、摺動支持柱11の摺動長孔14と摺動溝13と嵌合する摺動ピン12により摺動自在に支持され、ハンドル部3に力を加えない状態においては、摺動バネ15の弾発力により、支持台2の上方に保持される。
ハンドル部に下方の力を加えると、厚紙穿孔具1は摺動バネ15を圧縮しながら摺動溝に沿って下降して厚紙に穿孔部を陥入させる。
かかる構造により、安定した力を加えることが可能となり、より多く重ねた厚紙に容易に厚紙穿孔具を陥入させることができる。
また厚紙穿孔器具1を厚紙に陥入させた状態では、厚紙の摩擦力により厚紙穿孔具が陥入した状態に保持されることから、締結用の紐を左右の把持部から反対の把持部に掛け替える操作が容易となり、実施例1に比べて締結の操作が容易となる。
厚紙穿孔器具1は、摺動支持柱11の摺動長孔14と摺動溝13と嵌合する摺動ピン12により摺動自在に支持され、ハンドル部3に力を加えない状態においては、摺動バネ15の弾発力により、支持台2の上方に保持される。
ハンドル部に下方の力を加えると、厚紙穿孔具1は摺動バネ15を圧縮しながら摺動溝に沿って下降して厚紙に穿孔部を陥入させる。
かかる構造により、安定した力を加えることが可能となり、より多く重ねた厚紙に容易に厚紙穿孔具を陥入させることができる。
また厚紙穿孔器具1を厚紙に陥入させた状態では、厚紙の摩擦力により厚紙穿孔具が陥入した状態に保持されることから、締結用の紐を左右の把持部から反対の把持部に掛け替える操作が容易となり、実施例1に比べて締結の操作が容易となる。
1 厚紙穿孔器具
2 支持台
3 ハンドル部
4 穿孔部
5 尖頭部
6 把持部
7 凹部
8 紐
9 厚紙
10 平板
11 摺動支持柱
12 摺動ピン
13 摺動溝
14 摺動長孔
15 摺動バネ
2 支持台
3 ハンドル部
4 穿孔部
5 尖頭部
6 把持部
7 凹部
8 紐
9 厚紙
10 平板
11 摺動支持柱
12 摺動ピン
13 摺動溝
14 摺動長孔
15 摺動バネ
Claims (3)
- 重ねた厚紙を締結する厚紙締結器具であって、穿孔を設けると同時に締結用の紐を穿孔に通す厚紙穿孔具と、
前記厚紙穿孔具により厚紙に穿孔を穿つ際に、厚紙を下部より支持する支持台より構成され、
前記厚紙穿孔具は、厚紙に穿孔を設ける際に力を加える、ハンドル部と、
ハンドルの両端からハンドルと直角方向に延伸する穿孔部と、
ハンドル部より延伸する前記穿孔部の先端に、厚紙に穿孔部を陥入させるための尖頭部と、尖頭部の近辺に締結用の紐を把持する把持部を設けた厚紙締結器具。 - 前記支持台は、前記厚紙穿孔具の穿孔部より長い深さを有する凹部を有する、箱型形状よりなる、厚紙締結器具
- 前記支持台は、平板上面に前記厚紙穿孔具を摺動自在に支持する摺動支持柱を備え、摺動支持柱と前記厚紙穿孔具はバネにより連結される請求項1の厚紙穿孔器具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001766U JP3205286U (ja) | 2016-04-17 | 2016-04-17 | 厚紙締結器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001766U JP3205286U (ja) | 2016-04-17 | 2016-04-17 | 厚紙締結器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3205286U true JP3205286U (ja) | 2016-07-21 |
Family
ID=56414127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016001766U Expired - Fee Related JP3205286U (ja) | 2016-04-17 | 2016-04-17 | 厚紙締結器具 |
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JP (1) | JP3205286U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7229649B1 (ja) | 2021-08-27 | 2023-02-28 | 秀樹 片桐 | 資源ダンボール整理束ね機 |
-
2016
- 2016-04-17 JP JP2016001766U patent/JP3205286U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7229649B1 (ja) | 2021-08-27 | 2023-02-28 | 秀樹 片桐 | 資源ダンボール整理束ね機 |
JP2023033123A (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-09 | 秀樹 片桐 | 資源ダンボール整理束ね機 |
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