JP2011136821A - 糊付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で用紙に適切に糊付け可能な糊付け装置を提供する。
【解決手段】糊付け装置14において、第2用紙載置台60は、糊付けローラ120と共に用紙を挟持する。駆動機構44は、糊付けローラ120および第2用紙載置台60がそれらの間に送り込まれた用紙を挟持するよう糊付けローラ120を進行させる。筐体38は、第2用紙載置台60を回動可能に支持する。糊付けローラ120は、用紙の挟持開始後さらに糊付けローラ120が進行したときに、第2用紙載置台60に与える抗力によって第2用紙載置台60を回動させながら、第2用紙載置面60aに沿って糊シートの裏面上を走行するよう設けられる。駆動機構44は、用紙の挟持開始後さらに糊付けローラ120を進行させることにより、糊シートの裏面上を糊付けローラ120に走行させて糊シートの糊付着面を用紙に押し付け、用紙に糊を転写させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、糊付け装置に関し、特に、糊シートを用いた糊付け装置に関する。
基材シートの片面に糊が付着されている糊シートが知られている。この糊シートの糊付着面を糊付けしたい個所に押し付けることで用紙などに糊付けすることができる。ここで、用紙に糊シートを押し付けることにより、糊シートを巻き取って未転写の糊シートを押し付け可能とする接着剤ディスペンサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特表平6−510267号公報
上述の特許文献に記載される技術では、広い領域に糊付けしたい場合は押圧面を広くとる必要があるが、押圧面を広くすることによって糊シートを押し付ける圧力が低下するおそれがある。このため、糊の良好な転写を維持するために糊シートを強い力で用紙に押し付ける必要が生じる。しかしながら、このような押し付け力の増大は、糊シートを押し付けるユーザまたは押し付け機構などに負担に繋がり、ユーザの作業労力の軽減または装置の信頼性の維持が困難となる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成で用紙に適切に糊付け可能な糊付け装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の糊付け装置は、一方の面に糊が付着された糊シートの糊付着面の裏面と接する糊付けヘッドと、糊付けヘッドと共に用紙を挟持する挟持部材と、糊付けヘッドおよび挟持部材がそれらの間に送り込まれた用紙を挟持するよう糊付けヘッドまたは挟持部材を進行させる駆動機構と、を備える。糊付けヘッドは、用紙の挟持開始後さらに糊付けヘッドまたは挟持部材が進行したときに、挟持部材との間に互いに発生する抗力によって挟持部材の表面に沿って糊シートの裏面上を走行するよう設けられてもよい。駆動機構は、用紙の挟持開始後さらに糊付けヘッドまたは挟持部材を進行させることにより、糊シートの裏面上を糊付けヘッドに走行させて糊シートの糊付着面を用紙に押し付け、用紙に糊を転写させる。
この態様によれば、挟持する面積が小さくても糊付けヘッドに糊シートの裏面上を走行させることによって、広い面積を糊付けすることができる。このため、挟持力を抑制しつつ適切に用紙に糊を転写することができる。なお、糊付けヘッドは、糊シートの裏面に外周が接し、糊シートの裏面上を転動して走行可能な糊付けローラを含んでいてもよい。
挟持部材を回動可能に支持する筐体をさらに備えてもよい。糊付けヘッドは、用紙の挟持開始後さらに糊付けヘッドまたは挟持部材が進行したときに、挟持部材に与える抗力によって挟持部材を回動させながら、挟持部材の表面に沿って糊シートの裏面上を走行するよう設けられてもよい。
この態様によれば、挟持部材を回動させるという簡易な構成によって、糊付けヘッドまたは挟持部材の進行動作を、糊付けヘッドの走行動作に変換することができる。このため、例えば糊付けヘッドをその進行方向以外の方向にも移動させる機構を別途設けることにより糊付けヘッドを走行させる場合に比べ、構成を簡素にすることができ、低コストの糊付け装置を提供することができる。
挟持部材は平面状の挟持面を有してもよい。糊付けヘッドは、用紙の挟持開始後さらに糊付けヘッドまたは挟持部材が進行したときに、挟持面に沿って糊シートの裏面上を走行するよう設けられてもよい。駆動機構は、挟持部材が未回動のときの挟持面に、挟持部材の回動軸から離間するほど近づくよう傾斜する方向に、糊付けヘッドまたは挟持部材を進行させてもよい。
この態様によれば、糊付けヘッドまたは挟持部材の進行距離に対する糊付けヘッドの走行距離を長くすることができる。このため、糊付けヘッドまたは挟持部材の進行距離を抑制することができ、装置の大型化を回避することができる。
挟持部材を保持する保持機構と、用紙を押さえつける用紙押さえ部材と、をさらに備えてもよい。駆動機構は、用紙の挟持開始後さらに糊付けヘッドまたは挟持部材を進行させた後、用紙の挟持を解除させるよう糊付けヘッドまたは挟持部材を退避させ、保持機構は、糊付けヘッドまたは挟持部材が退避するときに、所定の保持位置で挟持部材を保持し、用紙押さえ部材は、糊シートから用紙を剥がすよう、保持位置に保持された挟持部材に用紙を押さえつけてもよい。
この態様によれば、用紙に糊シートを押し付けたあと、糊シートを用紙から適切に剥がして用紙に糊を転写させることができる。
保持機構は、糊付けヘッドまたは挟持部材が所定位置まで退避したときに、その退避動作に連動して挟持部材の保持を解除してもよい。
この態様によれば、糊付けヘッドまたは挟持部材を退避させることで挟持部材の保持も解除することができる。このため、例えば退避動作に連動せず挟持部材の保持を解除する場合に比べ、装置の構成や制御などを簡素にすることができる。
筐体に設けられた位置決め部材に突き当てて所定の初期位置に位置させるよう挟持部材に付勢力を与える付勢部材と、挟持部材が保持位置から初期位置へ戻るときの挟持部材の移動速度を緩める緩衝手段と、をさらに備えてもよい。
挟持部材が付勢部材によって初期位置に戻る方向に付勢されている場合、保持が解除されるとその付勢力によって初期位置に戻ろうとして挟持部材が加速し、初期位置において位置決めされるときに、装置に衝撃を与えたり、騒音を発生させる虞がある。この態様によれば、挟持部材の移動速度を緩めることができるため、挟持部材の保持を解除するときの衝撃や騒音を緩和することができる。
糊付けヘッドを回動可能に支持する支持部材をさらに備えてもよい。駆動機構は、糊付けヘッドおよび挟持部材がそれらの間に送り込まれた用紙を挟持するよう糊付けヘッドまたは挟持部材を進行させるよう設けられてもよい。糊付けヘッドは、用紙の挟持開始後さらに糊付けヘッドまたは挟持部材が進行したときに、挟持部材から与えられる抗力によって支持部材に対して回動しながら、挟持部材の表面に沿って糊シートの裏面上を走行するよう設けられてもよい。
このように糊付けヘッドが回動する態様においても、糊付けヘッドを糊シートの裏面に沿って走行させることができる。
糊付けヘッドおよび挟持部材が用紙を挟持してから次に用紙を挟持するまでの間に、糊シートのうち糊付けヘッドに当接する部分の糊付着面に糊が未転写の部分が含まれるよう糊シートを送る予備送り機構をさらに備えてもよい。
糊シートの糊付着面を用紙に押し付けた後糊シートを用紙から剥がすと、糊シートは糊が転写されるためその部分の粘着力が低下する。このまま次の用紙に糊シートを押し付けて糊付けヘッドを糊シートの裏面上を走行させようとすると、用紙と糊シートとの間の摩擦力が低下して糊シートが用紙に対してスリップし、糊付けヘッドとともに糊シートが移動して糊シートの裏面上を糊ヘッドが走行できなくなる可能性がある。このように糊シートが糊付けヘッドと共に移動すると、糊シートの糊転写済みの表面が用紙上を摺動するだけで糊シートの糊未転写部分を用紙に押し付けることが困難となる。この態様によれば、糊シートのうち糊が未転写の部分を用紙にまず押し付けることができるため、糊シートと用紙との間の摩擦力を確保することができる。このため、糊付けヘッドを走行させるときの糊シートの摺動を抑制でき、糊付けヘッドに糊シートの裏面上を良好に走行させることができる。
糊付けヘッドと挟持部材との間に用紙を送り込む用紙搬入機構と、糊付けヘッドと挟持部材との間に送り込まれた用紙の端部が当接するストッパと、複数の用紙を含む冊子を作成する製本要求を取得する製本要求取得部と、をさらに備えてもよい。用紙搬入機構は、製本要求が取得された場合、作成する冊子に含ませるべき用紙を糊付けヘッドと挟持部材との間に送り込んだ後、作成する冊子に含ませるべき次の用紙を、すでに送り込まれた用紙と糊付けヘッドとの間に送り込むよう設けられてもよい。駆動機構は、製本要求が取得された場合、送り込まれた用紙の端部がストッパに当接するたびに、その用紙に糊を転写させるよう糊付けヘッドまたは挟持部材を進行させてもよい。
この態様によれば、このような糊付けを繰り返すことによって冊子を作成することができる。さらに、搬入された用紙に糊シートを押し付けることによって、用紙への糊付けとともに糊付けした用紙と挟持部材との間の用紙を互いに圧着させることができる。
隣接する用紙同士の少なくとも一方に糊が転写された複数の用紙を挟持して圧着させる圧着処理を実行する圧着機構と、糊付けヘッドと挟持部材との間に送り込まれた複数の用紙を圧着機構に送り出す用紙搬出機構と、をさらに備えてもよい。駆動機構は、製本要求が取得された場合、作成すべき冊子に含ませるべき複数の用紙のうち最後に送り込まれた最終用紙への糊の転写を回避するよう、糊付けヘッドまたは挟持部材の進行を回避し、用紙搬出機構は、最終用紙が送り込まれた後、糊付けヘッドと挟持部材との間に蓄積された複数の用紙を圧着機構に送り出し、圧着機構は、送り込まれた複数の用紙に圧着処理を実行してもよい。
この態様によれば、冊子の表紙の外側の面に糊付けすることを回避できる。なお、「圧着手段」は、複数の用紙を挟持しながら搬送する一対のローラであってもよく、また、用紙載置面に載置された複数の用紙を押圧する押圧部材であってもよい。
用紙搬出機構は、糊付けヘッドと挟持部材との間に蓄積された複数の用紙の端部を押すプッシャを有してもよい。プッシャは、糊付けヘッドと挟持部材との間に蓄積された複数の用紙を圧着機構に送り出してもよい。
この態様によれば、まだ圧着されていない用紙が他の用紙と搬送中にずれる事態を回避することができる。このため、用紙がずれて圧着された冊子の作成を回避でき、品質の高い冊子を作成できる。
作成された冊子の表面に糊付けされた個所を示す目印が付されるよう用紙に目印を付ける目印付与手段をさらに備えてもよい。
例えば、綴じ針を用いて複数の用紙の各々に対し小口となる端縁周辺を綴じて製本する平綴じ製本や、複数の用紙の各々に対し1つのコーナー部周辺を綴じて製本する肩綴じ製本を実行する場合、綴じ針が冊子の表面に表れるので、ユーザはどこで綴じられているかを容易に判別することができる。しかしながら、糊で複数の用紙を固着して平綴じ製本や肩綴じ製本を実行する場合、冊子表面に綴じ個所を示すものが存在しないため、作成された冊子がどこで綴じられているかをユーザが判別することは困難である。このように綴じ個所が正確に把握されないと、綴じられた側からユーザが冊子を開こうとすることによって冊子にダメージを与える可能性がある。この態様によれば、糊を用いて平綴じ製本や肩綴じ製本を実行して冊子を作成した場合においても、ユーザは綴じられた個所を容易に視認することができる。このため、冊子を開くべき方向の誤認を低減させることができ、取り扱い時の冊子のダメージを抑制することができる。
用紙搬入機構は、用紙が積載される給紙トレイと、給紙トレイの最下位の用紙を1枚ずつ送り出す用紙送り出し機構と、を備えてもよい。
この態様によれば、作成すべき冊子と同じ順序で用紙を並べた状態で用紙を積載させることができる。このため、糊付けして製本すべき複数の用紙の準備を容易にすることができる。
糊付けヘッドと挟持部材との間への用紙の搬入を検知する用紙センサをさらに備えてもよい。駆動機構は、用紙の搬入が検知されたときに、糊付けヘッドまたは挟持部材を進行させることにより用紙に糊を転写させてもよい。
この態様によれば、1枚の用紙に簡易に糊付けすることができる。このため、例えば糊付けした用紙を壁などに一時的に貼り付けるなどの用途にこの糊付け装置を利用することが可能となる。また、例えば封筒の折り返し部分の糊付けなどにもこの糊付け装置を利用することが可能となる。
本発明の別の態様もまた、糊付け装置である。この装置は、一方の面に糊が付着された糊シートの糊付着面の裏面と接する糊付けヘッドと、糊付けヘッドを回動可能に支持する支持部材と、を備える。糊付けヘッドは、用紙載置面に載置された用紙に接触後さらに支持部材が用紙に向けて押し付けられたときに、用紙載置面からの抗力によって支持部材に対して回動しながら、用紙載置面の表面に沿って糊シートの裏面上を走行するよう設けられる。
この態様によれば、挟持する面積が小さくても糊付けヘッドに糊シートの裏面上を走行させることによって、広い面積を糊付けすることができる。このため、挟持力を抑制しつつ適切に糊を用紙の転写することができ、コストの抑制および信頼性の向上が可能な糊付け装置を提供することができる。
本発明によれば、簡易な構成で用紙に適切に糊付け可能な糊付け装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る製本システムの正面図である。 第1の実施形態に係る給紙装置の正面図である。 第1の実施形態に係る糊付け装置の正面図である。 第1の実施形態に係る糊付けユニットの正面図である。 (a)は、用紙押し付け機構の正面図であり、(b)は用紙押し付け機構の上面図であり、(c)は、挿入孔の形状を示す図である。 (a)は、通常時の第2用紙載置台および回動機構の正面図であり、(b)は、第2用紙載置台が回動したときの第2用紙載置台および回動機構の正面図である。 糊付けユニットが退避位置にあるときの糊付け装置の正面図である。 押し付け面が用紙に当接するまで糊付けユニットを進行させたときの糊付け装置の正面図である。 糊付けローラと第2用紙載置台によって用紙の挟持が開始されたときの糊付け装置の正面図である。 用紙の挟持開始位置よりさらに糊付けユニットを進行させたときの糊付け装置の正面図である。 糊付けユニットの退避が開始され、第2用紙載置台が保持位置で保持されたときの糊付け装置の正面図である。 第2用紙載置台が保持位置に保持されたまま糊付けユニットをさらに退避させたときの糊付け装置の正面図である。 図12の状態からさらに糊付けユニットを退避させたときの糊付け装置の正面図である。 第2用紙載置台の保持が解除されたときの糊付け装置の正面図である。 製本システムによる製本処理の実行手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る糊付け装置の正面図である。 第3の実施形態に係る製本システムの正面図である。 第3の実施形態に係る製本システムによって作成された冊子を示す図である。 第4の実施形態に係る製本システムの正面図である。 (a)および(b)は、第4の実施形態に係る圧着機構の構成および動作を示す図である。 (a)および(b)は、第5の実施形態に係る圧着機構の構成および動作を示す図である。 第5の実施形態に係る製本システムによって作成された冊子を示す図である。 (a)および(b)は、第6の実施形態に係る圧着機構の構成および動作を示す図である。 第6の実施形態に係る製本システムによって作成された冊子を示す図である。 第7の実施形態に係る製本システムの正面図である。 図25の視点Pから切り落とし機構を見た図である。 第7の実施形態に係る製本システムによって作成された冊子を示す図である。 第8の実施形態に係る糊付け装置の正面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(以下、実施形態という)について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る製本システム10の正面図である。製本システム10は、給紙装置12、糊付け装置14、およびシステム制御部16を有する。理解を容易にするため、給紙装置12、および糊付け装置14は表面のカバーの図示を省略している。
給紙装置12は、冊子に含ませるべき複数の用紙を一枚ずつ分離して糊付け装置14に送り出す。糊付け装置14は、給紙装置12から送り込まれた用紙に糊付けして冊子を作成する。システム制御部16は、各種の演算を実行するCPU、各種の制御プログラムを格納するROM、およびデータ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAMを有する。システム制御部16は、給紙装置12および糊付け装置14の内部に設けられたアクチュエータの作動を制御する。
図2は、第1の実施形態に係る給紙装置12の正面図である。給紙装置12は、給紙トレイ20、用紙分離機構22、および筐体30を有する。給紙トレイ20は平板状に形成され、用紙搬送方向下流側(以下、「下流側」という)に進むにしたがって低くなるよう傾斜した状態で筐体30に固定されている。
用紙分離機構22は、分離ローラ24、押圧部材26、および付勢部材であるコイルスプリング28を有する。分離ローラ24は給紙トレイ20の下流側端部の下方に配置される。押圧部材26はブロック状に形成され、給紙トレイ20の下流側端部の上方に配置される。筐体30は、上部に支持プレート32を有し、この支持プレート32と押圧部材26との間にコイルスプリング28が配置される。コイルスプリング28は、分離ローラ24に向かう方向への付勢力を押圧部材26に与える。押圧部材26のうち分離ローラ24に対向する個所には分離パッド34が設けられており、分離パッド34は、コイルスプリング28の付勢力により分離ローラ24に押し付けられる。
分離ローラ24は、伝達機構(図示せず)を介してモータ(図示せず)に接続されている。システム制御部16は、用紙を搬送するときにこのモータを回転させて分離ローラ24を回転させ、給紙トレイ20に積載された用紙のうち最下位の用紙を分離ローラ24と分離パッド34によって分離して一枚ずつ糊付け装置14に送り出す。なお、給紙装置12は、積載された用紙のうち最上位の用紙を送り出すよう設けられてもよい。また、給紙装置12は、送り出した用紙を反転させる用紙反転機構を設けてもよい。
図3は、第1の実施形態に係る糊付け装置14の正面図である。糊付け装置14は、糊付けユニット40、ガイド機構42、駆動機構44、用紙押し付け機構46を備える。
図4は、第1の実施形態に係る糊付けユニット40の正面図である。糊付けユニット40は、支持ブラケット110、送り出しリール112、巻き取りリール114、および糊付けヘッド116を有する。支持ブラケット110は平面部を有し、この平面状に送り出しリール112、巻き取りリール114、および糊付けヘッド116が取り付けられる。
送り出しリール112は、支持ブラケット110に回転可能に支持される。送り出しリール112には、糊シート118が予め巻回されている。糊シート118は、帯状に形成された基材シートの一方の面に糊が付着されて構成されている。この「糊」は広義の糊を意味し、各種合成樹脂系の接着剤をも含みうる。具体的には、基材シートは剥離性を有し、この基材シートに、円形や四角形からなるドット状の糊セグメントが付着している。糊セグメントは、剥離の影響を他に与えることを回避すべく、所定の間隙を空けて基材シートの幅方向および長さ方向にそれぞれ複数設けられる。
巻き取りリール114は、送り出しリール112の下流側おいて支持ブラケット110に回転可能に支持される。糊付けヘッド116は、糊付けローラ120を有する。糊付けローラ120は、送り出しリール112と巻き取りリール114との間且つこれらより下方おいて、支持ブラケット110に回転可能に支持されている。送り出しリール112の下方には、支持ブラケット110に回転可能に支持された引き回しローラ122が設けられている。送り出しリール112に巻回された糊シート118は、引き回しローラ122および糊付けローラ120に接するよう引き回され、端部が巻き取りリール114に固定される。こうして糊付けローラ120は、一方の面に糊が付着された糊シート118の糊付着面118aの裏面118bと接する。
送り出しリール112の装置後方には、プーリ124が同軸に設けられている。巻き取りリール114の装置後方には、プーリ126が同軸に設けられている。プーリ124とプーリ126には、ベルト128がかけられている。後述するように糊付けローラ120を用紙に押し付けて糊シート118の裏面118b上を転動させて走行させると、送り出しリール112から糊シート118が送り出される。このときの送り出しリール112の駆動力がベルト128およびプーリ126を介して巻き取りリール114にも伝達し、巻き取りリール114が回転して糊シート118を巻き取る。
なお、送り出しリール112から送り出される長さより長く糊シート118が巻き取りリール114によって巻き取られることを回避するため、所定のトルクが与えられたときプーリ126とベルト128、またはプーリ124とベルト128とが互いに摺動するよう設けられている。このため、プーリ126、プーリ124、ベルト128は、トルクリミッター機能を有する巻き取り機構としても機能する。これにより、緩みの発生を回避しつつ適切に糊シート118を巻き取り可能となっている。プーリ124には、予備送りギヤ129が同軸に固定されている。
図5(a)は、用紙押し付け機構46の正面図であり、図5(b)は用紙押し付け機構46の上面図である。用紙押し付け機構46は、中継ブラケット130、回動軸132、ブラケット134、コイルスプリング136、用紙押さえ部材138、および用紙ガイド144を有する。
中継ブラケット130は、板金がコ字状に曲げられることにより、連結部130bを介して2枚の側面部130aが結合されるよう形成されている。側面部130aの各々には挿入孔130fが設けられている。回動軸132は筐体38に固定されており、この2つの挿入孔130fに挿入される。こうして中継ブラケット130は、筐体38に対して回動可能に支持される。コイルスプリング136は、一端がこのブラケット134に取り付けられ、他端が筐体38に近い側の側面部130aの上流側端部に取り付けられる。
側面部130aの各々の下流側端部近傍には、ピン142が設けられている。用紙押さえ部材138は板金がコ字状に折り曲げられて形成されている。両端の折り曲げ部138aの各々には挿入孔138cが設けられており、この挿入孔138cの各々にピン142が挿入される。こうして両端の折り曲げ部138aの間の底部138bが下方に位置するよう、用紙押さえ部材138が中継ブラケット130に支持される。このとき用紙押さえ部材138は、底部138bが挿入孔138cより下方において水平となるよう支持される。
底部138bには、下流側中央が切りかかれた切り欠き138dが設けられている。このため、底部138bはコ字状に形成される。底部138bの下面には、同様にコ字状の弾性部材140が貼り付けられている。第1の実施形態では弾性部材140はゴムによって形成されているが、弾性部材140の材料がこれに限られないことは勿論である。この弾性部材140の下面が、用紙を押し付ける押し付け面140aとなる。また、弾性部材140に代えて、例えば布類などによって形成された緩衝部材が設けられてもよい。
用紙押さえ部材138は、コ字状の押し付け面140aが糊転写領域R1を囲うように配置される。これにより、用紙の糊転写領域R1の用紙幅方向外側および上流側で用紙を押さえつけることが可能となり、糊シート118からの用紙の引き剥がしをより容易にすることができる。
上述のコイルスプリング136は、中継ブラケット130を時計回り方向に回動させて弾性部材140を上昇させるよう、中継ブラケット130に付勢力を与える。筐体38にはストッパ(図示せず)が設けられており、中継ブラケット130は、コイルスプリング136の付勢力によってこのストッパに当接して初期位置に保持される。
一対の側面部130aの各々には、後述するように付勢力が与えられる被押圧面130cが設けられている。中継ブラケット130は、この被押圧面130cに付勢力が与えられることにより、コイルスプリング136によって与えられる以上のトルクが与えられたときに、用紙押さえ部材138を下降させるよう回動軸132を中心に反時計回りに回動する。被押圧面130cの各々には、後述する挿入軸が挿入される挿入孔130dが設けられている。
中継ブラケット130は、用紙搬送方向上流側(以下、「上流側」という)に進むほど上昇するよう傾斜するガイド部130eを有する。このガイド部130eの表面に、薄い板金によって形成された用紙ガイド144が固定される。こうして中継ブラケット130に向かって送り込まれた用紙は、用紙ガイド144によって押し付け面140aより下方に案内される。
図5(c)は、挿入孔138cの形状を示す図である。用紙押さえ部材138は、第2用紙載置面60aと用紙2の挟持を開始後、第2用紙載置台60の回動に伴って用紙2の押し付け位置を維持したまま回動する。このとき、中継ブラケット130の回転運動によってピン142が円弧状の軌跡を描きながら移動する。このため、挿入孔138cは、用紙搬送方向に延在し、また、上方が逆V型に切り欠かれた特殊孔となっている。挿入孔138cをこのような特殊孔とすることにより、用紙2を押し付けながらの回動と、ピン142の軌跡の両者に対応することが可能となる。
図3に戻る。ガイド機構42は、ガイドロッド88およびガイドブラケット90を有する。ガイドロッド88は、下流側に進むほど下がるよう傾斜して筐体38に固定されている。ガイドブラケット90は、このガイドロッド88と摺動可能となるよう糊付けユニット40の支持ブラケット110に固定される。これにより、ガイド機構42は、ガイドロッド88の延在方向に糊付けユニット40を案内する。
駆動機構44は、クランク84およびコネクティングロッド86を有する。クランク84は円盤状に形成され、クランク84の中心から外れた部分にコネクティングロッド86の一端が回転可能に取り付けられている。コネクティングロッド86の他端は糊付けユニット40の支持ブラケット110に回転可能に取り付けられている。クランク84はモータ(図示せず)に接続されている。システム制御部16は、このモータを回転させることにより、クランク84を回転させて糊付けユニット40をガイド機構42による案内方向に移動させる。
なお、このモータは、例えばステッピングモータなど、回転角度を制御可能なモータであってもよい。この場合、システム制御部16は、例えばユーザの操作入力などによって、転写する糊の糊付けローラ120の走行方向の長さを取得する。システム制御部16は、取得した転写長さの糊が用紙に転写されるようモータの回転角度を調整する。これにより、糊の転写長さを可変とすることができる。
押し付け面140aが糊付けローラ120による糊転写個所周辺において用紙を押し付けることができるよう、押し付け面140aを支持する中継ブラケット130は糊付けローラ120の周辺に配置される。糊付けユニット40は、水平且つ用紙搬送方向と垂直な方向(以下、用紙幅方向という)に並ぶよう支持ブラケット110に固定された挿入軸47Aおよび挿入軸47Bを有する。挿入軸47Aは、挿入軸47Bよりも筐体38に近い側に配置される。挿入軸47Aは、コイルスプリング48Aに挿入されてから、中継ブラケット130のうち筐体38に近い側の被押圧面130cの挿入孔130dに挿入される。挿入軸47Bは、コイルスプリング48Bに挿入されてから、中継ブラケット130のうち筐体38から遠い側の被押圧面130cの挿入孔130dに挿入される。
こうして糊付けユニット40が下方に進行すると、中継ブラケット130に設けられた一対の被押圧面130cが、それぞれコイルスプリング48Aおよびコイルスプリング48Bの付勢力によって、中継ブラケット130を反時計回りに回動させる方向に付勢力を与える。なお、第1の実施形態では、コイルスプリング48Aのバネ定数がコイルスプリング48Bのバネ定数よりも高くなるようコイルスプリング48A、48Bの各々が設けられている。上述のように、筐体38に近い側の側面部130aには、コイルスプリング136による引っ張り力が与えられている。このように筐体38に近い側のコイルスプリング48Aのバネ定数を高く設定することにより、押し付け面140aの押圧力の偏りを抑制することができる。なお、コイルスプリング48Aの長さがコイルスプリング48Bの長さよりも短く形成されていてもよい。
糊付け装置14は、搬入ローラ50、第1用紙載置台52、プッシャ54、第2用紙載置台60、回動機構66をさらに備える。一対の搬入ローラ50は、給紙装置12から糊付け装置14に送り込まれた用紙を、第1用紙載置台52上、および糊付けローラ120と第2用紙載置台60との間に送り込む用紙搬入機構として機能する。第2用紙載置台60は、用紙押し付け機構46の押し付け面140aおよび糊付けユニット40の糊付けローラ120の下方において上面である第2用紙載置面60aが水平となるよう配置される。第1用紙載置台52は、第2用紙載置台60の上流側において、上面である第1用紙載置面52aが第2用紙載置面60aと同一平面上に位置するよう筐体38に固定されている。第1用紙載置台52は、筐体38に対して回動不能とされている。
第1用紙載置台52の第1用紙載置面52aには逃げ孔(図示せず)が設けられている。プッシャ54は、この逃げ孔から上方に突出するよう設けられている。プッシャ54は、用紙搬送方向に移動可能に設けられている。またプッシャ54は、ラック機構(図示せず)を介してモータに接続されている。システム制御部16は、このモータを作動させることによりプッシャ54を用紙搬送方向に移動させる。プッシャ54は、糊付けローラ120と第2用紙載置台60との間に蓄積された複数の用紙の端部を押す。プッシャ54は、糊付けローラ120と第2用紙載置台60との間に蓄積された複数の用紙の端部を揃える用紙揃え機構としても機能し、また、後述する一対の排出ローラに送り出す用紙搬出機構としても機能する。
回動軸62は、一端が筐体38に直接固定され、筐体38に取り付けられた支持ブラケット64に他端が固定されている。理解を容易にするため、図3では、支持ブラケット64の外形のみを図示している。第2用紙載置台60は、上流側端部が回動軸62を中心に回動可能に筐体38に支持されている。第2用紙載置台60は、回動機構66によって通常は第2用紙載置面60aが水平となる初期位置に配置され、糊付けローラ120によって下方に押されることにより下方に向けて回動するよう設けられている。
図6(a)は、通常時の第2用紙載置台60および回動機構66の正面図である。回動機構66は、コイルスプリング150、ブラケット152、位置決めブラケット160、およびブレーキ機構170を有する。付勢部材であるコイルスプリング150は、第2用紙載置台60に上方に回動するよう付勢力を与える。ブラケット152は第2用紙載置台60の下面に取り付けられており、下流側の面にゴムによって成形された緩衝部材154が貼り付けられている。位置決めブラケット160は筐体38に固定されており、上流側の面にゴムによって成形された緩衝部材162が貼り付けられている。
ブラケット152および位置決めブラケット160は、緩衝部材154および緩衝部材162を介してブラケット152が位置決めブラケット160に当接したときに第2用紙載置面60aが水平となるよう第2用紙載置台60を位置決めする。以下、第2用紙載置面60aが水平となるときの第2用紙載置台60の位置を「初期位置」という。コイルスプリング150は、第2用紙載置台60に対し上方への付勢力を与えることにより、ブラケット152を位置決めブラケット160に突き当てて、第2用紙載置台60を初期位置に保持する。
ブレーキ機構170は、プレート172、回転軸174、支持ブロック176、ロッド178、およびコイルスプリング179を有する。プレート172は、ブラケット152に固定されている。プレート172には、ギヤ部172aが設けられている。回転軸174は、回転可能に筐体38に支持されている。回転軸174の外周にはギヤ部174aが設けられており、このギヤ部174aがプレート172のギヤ部172aと噛み合っている。
支持ブロック176は、支持ブラケット64を介して筐体38に固定されている。支持ブラケット64にはロッド178が摺動可能に挿入される挿入孔が設けられており、この挿入孔にコイルスプリング179とロッド178が挿入される。ロッド178は、コイルスプリングによって付勢力が与えられ、回転軸174の外周面である被押圧面174bに押し付けられている。
なお、ギヤ部174aと被押圧面174bとの間にはワンウェイベアリングが設けられている。このため、第2用紙載置台60が上方に退避するときは、被押圧面174bがギヤ部174aと共に回転し、被押圧面174bとロッド178との間に摩擦力が生じる。一方、第2用紙載置台60が下方に進行するときは被押圧面174bが回転せず、被押圧面174bとロッド178との間の摩擦力の発生を回避している。これにより、第2用紙載置台60の保持解除による衝撃を緩和しつつ、第2用紙載置台60の下方への円滑な回動を実現している。
図6(b)は、第2用紙載置台60が回動したときの第2用紙載置台60および回動機構66の正面図である。後述するように糊付けローラ120によって第2用紙載置面60aが下方に押し付けられると、第2用紙載置台60が回動軸62を中心に下方に回動する。これによりブラケット152とともにプレート172も回動し、回転軸174が回転する。このとき、回転軸174の外周面とロッド178の端面との間に摩擦力が発生し、第2用紙載置台60の回動速度を緩める。
第2用紙載置台60は、後述するように所定の保持位置で一旦保持され、その後保持が解除されコイルスプリング150の付勢力によって初期位置に向けて回動する。このようにブレーキ機構170を設けることによって、コイルスプリング150が初期位置に戻るときにブラケット152が位置決めブラケット160に突き当たる衝撃を緩和することができる。
図3に戻る。糊付け装置14は、保持機構70および保持解除機構72をさらに備える。保持機構70は、ラッチピン61、ラッチ部材92、回動軸94、およびコイルスプリング96を有する。ラッチピン61は、第2用紙載置台60の下流側端部に設けられている。回動軸94は、このラッチピン61の下方において筐体38に取り付けられている。ラッチ部材92は、回動軸94によって回動可能に支持されている。ラッチ部材92は、先端が鉤状になるよう凹む係止部92aが設けられている。ラッチ部材92は、係止部92aが上流側を向くようラッチピン61の下流側に配置される。ラッチ部材92は、第2用紙載置台60が初期位置にあるときは係止部92aとラッチピン61との係止が解除され、第2用紙載置台60が下方に回動したときに係止部92aがラッチピン61に係止されるよう設けられる。
コイルスプリング96は引っ張りバネであり、一端がラッチ部材92に取り付けられ、他端が筐体38に取り付けられている。コイルスプリング96は、上流側に回動させるようラッチ部材92に付勢力を与える。このコイルスプリング96の付勢力によって、第2用紙載置台60がある位置まで回動すると、コイルスプリング96の付勢力によってラッチ部材92の係止部92aにラッチピン61が係止される。
保持解除機構72は、揺動プレート98、揺動軸100、第1ピン102、第2ピン104を有する。揺動軸100は筐体38取り付けられている。揺動プレート98は細長い板状に形成されており、中央部が揺動軸100に回動可能に支持されている。第1ピン102は、糊付けユニット40の支持ブラケット110に取り付けられている。第2ピン104は、ラッチ部材92に取り付けられている。
糊付けユニット40が下方に進出してからある位置まで上方に退避すると、第1ピン102が揺動プレート98の上方の端部近傍に当接し、さらに糊付けユニット40が退避すると、第1ピン102によってその端部が押されて揺動プレート98が回動する。この回動によって揺動プレート98の下方の端部近傍が第2ピン104を下流側に押す。これにより、ラッチ部材92が下流側に回動して係止部92aがラッチピン61から外され、係止状態が解除される。このように保持機構70は、糊付けローラ120が所定位置まで退避したときに、その退避動作に連動して第2用紙載置台60の保持を解除する。
糊付け装置14は、ストッパ74、排出ローラ80、および排出トレイ82をさらに備える。ストッパ74は、第2用紙載置台60の下流側端部近傍において、第2用紙載置面60aよりも上方に進出可能に設けられている。ストッパ74は、ソレノイド(図示せず)に接続されており、ソレノイドがオンにされることによって第2用紙載置面60aよりも上方に進出し、ソレノイドがオフにされることによって第2用紙載置面60aよりも下方に退避する。ストッパ74は、第2用紙載置面60aよりも上方に進出したときには、糊付けローラ120と第2用紙載置台60との間に送り込まれた用紙の端部が当接する。
製本処理を実行する場合、一対の搬入ローラ50は、作成する冊子に含ませるべき用紙を糊付けローラ120と第2用紙載置台60との間に送り込んだ後、作成する冊子に含ませるべき次の用紙を、すでに送り込まれた用紙と糊付けローラ120との間に送り込む。駆動機構44は、送り込まれた用紙の端部がストッパ74に当接するたびに、その用紙に糊を転写させるよう糊付けローラ120を進行させる。なお、後述するように、駆動機構44は、冊子に含ませる最終用紙には糊の転写を回避すべく、その作動を回避する。
こうして、糊付け装置14によって、隣接する用紙同士の少なくとも一方に糊が転写された複数の用紙が第1用紙載置面52aおよび第2用紙載置面60aに積載された状態となる。この複数の用紙は、一対の排出ローラ80によって糊付けされた個所が圧着して綴じられる。このため一対の排出ローラ80は、少なくとも一方に糊が転写された複数の用紙を挟持して圧着させる圧着処理を実行する圧着機構として機能する。
以下、図7〜図10に関連して、まず糊付けユニット40が進行するときの糊付け装置14の動作について詳細に説明する。また、図11〜図14に関連して、糊付けユニット40が退避するときの糊付け装置14の動作について詳細に説明する。
図7は、糊付けユニット40が退避位置にあるときの糊付け装置14の正面図である。退避位置とは、糊付けユニット40が最も上方に退避したときの位置をいう。このとき、第2用紙載置面60aは水平となっており、また、押し付け面140aおよび糊付けローラ120は、第2用紙載置面60aから離間している。なお、第1用紙載置面52aおよび第2用紙載置面60aには用紙2が載置されているものとする。以下、退避位置から糊付けユニット40を下降させることを「進行」という。
図8は、押し付け面140aが用紙2に当接するまで糊付けユニット40を進行させたときの糊付け装置14の正面図である。図7の状態から駆動機構44を作動させると、糊付けユニット40がガイド機構42によって案内されながら下降する。これにより、中継ブラケット130の2つの被押圧面130cがそれぞれコイルスプリング48A、48Bによって押され、中継ブラケット130が回動を開始する。
コイルスプリング150の付勢力に比べ、コイルスプリング48A、48Bの付勢力は弱く設定されている。このため、押し付け面140aが第2用紙載置面60a上の用紙2に接するまで中継ブラケット130が回動すると、さらに糊付けユニット40が進行しても中継ブラケット130は一旦回動を停止する。
図9は、糊付けローラ120と第2用紙載置台60によって用紙の挟持が開始されたときの糊付け装置14の正面図である。図8の状態からさらに糊付けユニット40を進行させると、糊付けローラ120と第2用紙載置台60による用紙2の挟持が開始する。このように駆動機構44は、糊付けローラ120および第2用紙載置台60がそれらの間に送り込まれた用紙を挟持するよう糊付けローラ120を進行させる。したがって第2用紙載置台60は、糊付けローラ120と共にそれらの間に送り込まれた用紙を挟持する挟持部材として機能し、第2用紙載置面60aは挟持面として機能する。
図10は、用紙の挟持開始位置よりさらに糊付けユニット40を進行させたときの糊付け装置14の正面図である。糊付けローラ120は、用紙の挟持開始後さらに進行したときに、第2用紙載置台60との間に互いに発生する抗力によって第2用紙載置台60の表面に沿って糊シート118の裏面118b上を走行するよう設けられる。
具体的には、糊付けローラ120は、用紙の挟持開始後さらに進行したときに、第2用紙載置台60に与える抗力によって初期位置から付勢部材の付勢力に抗して第2用紙載置台60を回動させる。これによって糊付けローラ120は、第2用紙載置台60の表面に沿って糊シート118の裏面118b上を転動しながら用紙搬送方向に走行する。このように駆動機構44は、用紙の挟持開始後さらに糊付けローラ120を進行させることにより、糊シート118の裏面118b上を糊付けローラ120に走行させて糊シート118の糊付着面118aを用紙に押し付け、用紙に糊を転写させる。
このように糊付けローラ120を走行させることによって、用紙へ糊シート118を押し付ける押し付け力を確保しつつ用紙に糊を広い範囲で転写させることができる。また、第1の実施形態では、糊付けユニット40をガイド機構42の案内方向に進行させるだけで糊付けローラ120を用紙搬送方向に走行させることができる。このため、駆動機構44とは別に糊付けローラ120を用紙搬送方向に移動させるための駆動機構を設ける場合に比べ、装置の構成を簡素にすることができる。
また、ガイド機構42は、第2用紙載置台60が初期位置にあるときの第2用紙載置面60aに、第2用紙載置台60の回動軸62から離間するほど近づくよう傾斜する方向に糊付けローラ120を案内する。駆動機構44は、ガイド機構42の案内方向に糊付けローラ120を進行させる。このように傾斜した方向に糊付けローラ120を進行させることによって、例えば垂直に糊付けローラ120を進行させる場合に比べ、用紙2を挟持しながら糊付けローラ120が走行する距離を長くすることができる。このため、糊付けユニット40の鉛直方向のストローク量を抑制しつつ用紙に糊を広い範囲で転写することができる。糊付けユニット40が最も下方に進行すると、ラッチ部材92が微小に回動して第2用紙載置台60のラッチピン61がラッチ部材92の係止部92aに収容される。
図11は、糊付けユニット40の退避が開始され、第2用紙載置台60が保持位置で保持されたときの糊付け装置14の正面図である。糊付けユニット40を最も下方に進行させると、駆動機構44は、次に用紙の挟持を解除させるよう糊付けローラ120を上方に退避させる。駆動機構44によって糊付けユニット40が上方に微小に退避すると、ラッチピン61が係止部92aに係止され、第2用紙載置台60がその位置で保持される。保持位置とは、ラッチピン61が係止部92aで係止されたときの第2用紙載置台60の位置をいう。こうして保持機構70は、糊付けローラ120が退避するときに保持位置で第2用紙載置台60を保持する。
図12は、第2用紙載置台60が保持位置に保持されたまま糊付けユニット40をさらに退避させたときの糊付け装置14の正面図である。このとき、第2用紙載置台60は保持機構70によって保持位置に保持されているため糊付けローラ120が第2用紙載置面60aから離れていく。このとき用紙押さえ部材138は、糊シート118から用紙を剥がすよう、保持位置に保持された第2用紙載置台60に用紙を押さえつける。こうして糊シート118の糊付着面118aから用紙2が引き剥がされる。
図13は、図12の状態からさらに糊付けユニット40を退避させたときの糊付け装置14の正面図である。このとき、押し付け面140aが用紙2から離間し、用紙2への押し付けが解除される。
図14は、第2用紙載置台60の保持が解除されたときの糊付け装置14の正面図である。保持が解除されると、第2用紙載置台60はコイルスプリング150の付勢力によって初期位置まで回動する。このときブレーキ機構170は、第2用紙載置台60が保持位置から初期位置へ戻るときの第2用紙載置台60の移動速度を緩める緩衝手段として機能する。
糊付けユニット40が最も上方に退避するとき、予備送りギヤ129が予備送りプレート180に当接し、予備送りギヤ129が小さい角度で回転する。こうして送り出しリール112によって糊シート118が送られ、同時に送った分の糊シート118が巻き取りリール114によって巻き取られる。このように予備送りギヤ129および予備送りプレート180は、糊付けローラ120および第2用紙載置台60が用紙を挟持してから次に用紙を挟持するまでの間に、糊シート118のうち糊付けローラ120に当接する部分の糊付着面118aに糊が未転写の部分が含まれるよう糊シート118を予備的に送る。したがって予備送りギヤ129および予備送りプレート180は、糊シート118を予備的に送る予備送り機構として機能する。
糊シート118の糊付着面118aを用紙に押し付けた後、糊シート118を用紙から剥がすと、糊シート118は糊が転写されるためその部分の粘着力が低下する。このまま次の用紙に糊シート118を押し付けて糊付けローラ120を糊シート118の裏面上を走行させようとすると、用紙と糊シート118との間の摩擦力が低下して糊付けローラ120とともに糊シート118が移動する可能性がある。このように糊シート118が糊付けローラ120と共に移動すると、糊シート118の糊転写済みの表面が用紙上を摺動するだけで糊シート118の糊未転写部分を用紙に押し付けることが困難となる。
このように予備送りギヤ129および予備送りプレート180を設けることによって、糊シート118のうち糊が未転写の部分を用紙にまず押し付けることができるため、糊シート118と用紙との間の摩擦力を確保することができる。このため、糊付けローラ120を走行させるときに糊シート118が紙面上を滑って糊が転写されない事態を回避でき、糊付けローラ120に糊シート118の裏面上を良好に走行させることができる。
図15は、製本システム10による製本処理の実行手順を示すフローチャートである。製本システム10にはコントロールパネル(図示せず)が設けられており、ユーザは、このコントロールパネルを使って、作成したい冊子の数、冊子に含ませる用紙の枚数を入力することができる。システム制御部16は、こうして入力された冊子の数および冊子に含ませる用紙の枚数を取得する。また、製本システム10にはスタートボタン(図示せず)が設けられている。システム制御部16は、このスタートボタンの操作入力を、冊子を作成する製本要求として取得する。したがってシステム制御部16は、製本要求取得部としても機能する。
本フローチャートにおける処理は、システム制御部16が製本要求を取得したときに開始し、入力された冊子の数の作成が終了するまで、またはジャムなどのエラーが発生するまで繰り返し実行される。
給紙装置12は糊付け装置14に用紙を送り出し、一対の搬入ローラ50は、糊付けローラ120と第2用紙載置台60との間に用紙を搬入する(S10)。すでに第2用紙載置台60に用紙が積載されている場合、一対の搬入ローラ50は、その最上位の用紙と糊付けローラ120との間に用紙を搬入する。
用紙が搬入されると、システム制御部16は、プッシャ54を下流側に移動させて用紙の端部を揃える(S12)。一方、システム制御部16は、給紙装置12から用紙を送り出すたびに用紙枚数をカウントし、そのカウント値が、冊子に含ませるべき用紙枚数に達したか否かを判定することにより、その用紙が冊子に含ませるべき最終用紙か否かを判定する(S14)。最終用紙でない場合(S14のN)、駆動機構44は、糊付けユニット40を下方に進行させて用紙に糊シート118の糊を転写する糊付け処理を実行する(S20)。
最終用紙の場合(S14のY)、駆動機構44は、最終用紙への糊の転写を回避すべく糊付けローラ120の進行を回避し(S16)、プッシャ54は、糊付けローラ120と第2用紙載置台60との間に蓄積された複数の用紙を一対の排出ローラ80に送り出す。(S18)。一対の排出ローラ80は、送り込まれた複数の用紙に圧着処理を実行する。こうして作成された冊子は、排出トレイ82に排出され蓄積される。
なお、給紙装置12に、給紙トレイ20に用紙が積載されたことを検知する用紙センサが設けられてもよい。この場合、システム制御部16は、給紙トレイ20への用紙の積載が検知されたとき、その検知を製本要求として取得する。システム制御部16は、給紙トレイ20から最下位の用紙を順次送り出して糊付けするよう製本システム10を制御し、給紙トレイ20から用紙を送り出したときに給紙トレイ20上に用紙が検知されなくなった場合、その用紙を最終用紙と判定し、その用紙への糊の転写を回避するよう糊付け装置14を制御する。
また、最下位の用紙の下面の所定位置の画像を撮像するイメージセンサが設けられていてもよい。システム制御部16は、イメージセンサによって撮像され生成された画像データを取得し、最終用紙であることを示す画像が用紙に付されているか否かを判定してもよい。システム制御部16は、最終用紙であることを示す画像が用紙に付されていると判定した場合に、その用紙を最終用紙として判定し、その用紙への糊の転写を回避するよう糊付け装置14を制御してもよい。このように用紙枚数の入力やスタートボタンの操作入力によらなくても、給紙トレイ20に用紙を積載するだけで冊子の作成を開始することができる。
(第2の実施形態)
図16は、第2の実施形態に係る糊付け装置300の正面図である。第2の実施形態に係る製本システムの構成は、糊付け装置14に代えて糊付け装置300が設けられた以外は第1の実施形態に係る製本システム10と同様である。また、製本システムの動作も、特に言及しない限り第1の実施形態と同様である。以下、第1の実施形態に係る製本システム10と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
糊付け装置300は、糊付けユニット301、ガイド機構42、駆動機構44、用紙押し付け機構46、および用紙載置台320を有する。用紙載置台320は、上述の第1用紙載置台52と第2用紙載置台60とを合わせた大きさを有し、第2の実施形態では回動不能となっている。用紙載置台320の上面である用紙載置面320aには、給紙装置12から送り込まれた用紙が載置される。
糊付けユニット301は、支持部材であるである支持ブラケット302、および回動ユニット304を有する。支持ブラケット302は、ガイド機構42によって案内される方向に駆動機構44によって進行および退避可能となっている。回動ユニット304は、支持プレート305上に、送り出しリール112、巻き取りリール114、および糊付けヘッド116が支持されて構成される。糊付けヘッド116は、糊付けローラ120を含む。支持プレート305上におけるこれらの配置は第1の実施形態と同様である。また、送り出しリール112に巻回された糊シート118は、引き回しローラ122、糊付けローラ120を介して端部が巻き取りリール114に取り付けられる点も第1の実施形態と同様である。また、送り出しリール112にプーリ124が同軸に固定され、巻き取りリール114にプーリ126が同軸に固定され、プーリ124とプーリ126とにベルト128が掛けられている点も第1の実施形態と同様である。
支持ブラケット302には、下流側端縁近傍に回動軸306が取り付けられている。支持プレート305には挿入孔が設けられており、この挿入孔に回動軸306が挿入される。これにより支持ブラケット302は、回動軸306を中心に回動可能に回動ユニット304を支持する。
回動ユニット304は、さらに付勢部材であるトーションスプリング308を有する。トーションスプリング308は、線状のばね部材が中央において巻回されて形成されている。回動軸306は、支持プレート305の表面から突出するよう設けられている。トーションスプリング308は、巻回された部分の開口部に回動軸306が挿入されて支持プレート305上に配置される。支持ブラケット302にはストッパ310が設けられており、支持プレート305にはストッパ312が設けられている。トーションスプリング308は、一端がストッパ310に当接し、他端がストッパ312に当接する。こうしてトーションスプリング308は、用紙載置面320aに押し付ける方向に糊付けローラ120に付勢力を与える。
支持ブラケット302にはストッパ(図示せず)が設けられている。糊付けローラ120が用紙載置面320aに接していないときは、トーションスプリング308は、支持ブラケット302に対し押し付けるよう支持プレート305に付勢力を与える。したがって、このストッパは回動ユニット304の位置決め部材として機能する。以下、ストッパによって位置決めされているときの回動ユニット304の位置を初期位置という。
駆動機構44は、支持ブラケット302を進行させることにより、糊付けローラ120と用紙載置台320とで、用紙載置面320aに載置された用紙を挟持させる。第2の実施形態では、駆動機構44は、用紙の挟持開始後さらに支持ブラケット302を進行させる。これにより糊付けローラ120は、用紙載置台320から与えられる抗力によって、初期位置からトーションスプリング308の付勢力に抗して支持ブラケット302に対し回動しながら、用紙載置面320aに沿って糊シート118の裏面118b上を走行する。このように用紙載置台320を回動不能する代わりに回動ユニット304を回動可能とすることによっても、支持ブラケット302を進行させるという簡易な動作によって、糊付けローラ120を走行させて広い面積に糊を転写させることができる。
なお、第2の実施形態においても、送り出しリール112と同軸に予備送りギヤ(図示せず)が固定されており、支持ブラケット302に予備送りプレート(図示せず)が設けられている。予備送りギヤは、回動ユニット304が初期位置に戻るときに予備送りプレートに当接して回転し、小さい角度で回転する。こうして送り出しリール112によって糊シート118が送られ、同時に送った分の糊シート118が巻き取りリール114によって巻き取られる。これにより、糊付けローラ120および用紙載置台320が用紙を挟持してから次に用紙を挟持するまでの間に、糊シート118のうち糊付けローラ120に当接する部分の糊付着面118aに糊が未転写の部分が含まれるよう糊シート118を送ることができる。
なお、糊付けユニット301を上方に退避させるとき、糊付けローラ120は、用紙に転写した糊上を上流側に走行しながら初期位置に戻る。このとき、巻き取りリール114が逆回転して糊シート118が緩まないように、巻き取りリール114にワンウェイクラッチを挿入しておくとよい。あるいは、糊付けユニット301の退避開始と同時に糊付けローラ120が用紙から離れるように、退避開始段階では回動ユニット304の位置をそのまま保持しておき、退避動作中に初期位置に戻るような保持機構を有していてもよい。
(第3の実施形態)
図17は、第3の実施形態に係る製本システム400の正面図である。以下、上述の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
製本システム400は、画像形成装置402および糊付け装置14を備える。画像形成装置402は、給紙トレイ404および画像形成ユニット406を有する。給紙トレイ404には、画像が記録されていない用紙が積載される。画像形成ユニット406は、給紙トレイ404から搬送された用紙に画像を記録する。画像形成装置402は、画像が記録された用紙を糊付け装置14に送り出す。
第3の実施形態では、画像形成ユニット406は、電子写真方式により用紙に画像を記録するよう設けられている。電子写真方式による用紙への画像の記録方向は公知であるため、画像形成ユニット406の構成についての説明は省略する。なお、画像形成ユニット406は、インクジェット方式またはオフセット印刷方式などによって用紙に画像を記録するよう設けられていてもよい。
糊付け装置14には糊付け制御部412が設けられており、画像形成装置402には画像形成制御部414が設けられている。さらに製本システム400には、これら糊付け制御部412および画像形成制御部414に接続されたシステム制御部410が設けられている。システム制御部410、糊付け制御部412、および画像形成制御部414は、それぞれ各種の演算を実行するCPU、各種の制御プログラムを格納するROM、およびデータ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAMを有する。
システム制御部410はハードディスクドライブによる記憶部が設けられており、作成すべき冊子に含ませる用紙に記録する画像データがこの記憶部に格納されている。また、製本システム400にはコントロールパネル(図示せず)が設けられており、ユーザは、このコントロールパネルを使って、作成したい冊子の数、冊子に含ませる用紙の枚数を入力することができる。このときユーザは、各々の用紙に記録すべき画像データを、記憶部に格納された画像データから指定することが可能となっている。システム制御部16は、こうして入力された冊子の数および冊子に含ませる用紙の枚数を取得する。また、製本システム10にはスタートボタン(図示せず)が設けられている。システム制御部410は、このスタートボタンの操作入力を、冊子を作成する製本要求として取得する。
製本要求が取得された場合、システム制御部410は、用紙に記録すべき画像データを画像形成制御部414に出力し、画像形成制御部414は、取得した画像データを用いて用紙に画像を記録するよう画像形成ユニット406を制御する。糊付け制御部412は、画像が記録されて送り込まれた用紙に糊付け処理を実行するよう糊付け装置14を制御する。
システム制御部410は、画像形成装置402から用紙を送り出すたびに用紙枚数をカウントし、そのカウント値が、冊子に含ませるべき用紙枚数に達したか否かを判定することにより、その用紙が最終用紙か否かを判定する。最終用紙の場合、システム制御部410は、画像形成制御部414に、冊子に含まれる用紙に糊付けした糊付け部と重なる部分に記録すべきマークの画像データを出力する。画像形成制御部414は、取得した画像データを利用して、冊子の糊付け部となる個所にマークを記録する。マークが記録された最終用紙は、糊付け装置14に送り込まれたあと、糊付け処理を回避して圧着処理が実行される。
図18は、第3の実施形態に係る製本システム400によって作成された冊子4を示す図である。図18では、糊付けによって肩綴じされた冊子4を例示している。このように糊付けによって綴じられた冊子4は、表面に綴じ針などが露出しないため、ユーザは糊付け部4aを視認することが困難である。第3の実施形態に係る製本システム400では、この糊付け部4aにマーク420を記録する。これによりユーザは、マーク420が記録された個所が綴じ個所であると容易に認識することができる。このように画像形成装置402は、作成された冊子4の表面に糊付け部4aを示すマーク(目印)が付されるよう用紙に目印を付ける目印付与手段として機能する。
なお、画像形成装置402は、最終用紙に画像を記録する画像形成領域4bの外側に糊付け部4aが位置しているときに糊付け部4aにマーク420が付されるよう、最終用紙にマーク420を記録する。画像形成装置402は、画像形成領域4bの内側に糊付け部4aが位置しているときは、最終用紙へのマーク420の記録を回避する。これによって、画像形成領域4bに記録される画像への影響を回避することができる。なお、画像形成装置402は、画像形成領域4bの内側に糊付け部4aが位置しているときであっても、画像形成領域4bに記録される画像に重ねてマーク420の画像を記録してもよい。
(第4の実施形態)
図19は、第4の実施形態に係る製本システム500の正面図である。以下、上述の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
製本システム500は、給紙装置12および糊付け装置501を有する。糊付け装置501は、一対の排出ローラ80に代えて圧着機構502、用紙載置台504、および一対の排出ローラ508が設けられている以外は、第1の実施形態に係る糊付け装置14と同様に構成される。
プッシャ54は、最終用紙以外が糊付けされて重ね合わされた複数の用紙を用紙載置台504上且つ圧着機構502の下方に送り出す。圧着機構502は、送り込まれた複数の用紙を押圧して圧着し、冊子を作成する。作成された冊子は、一対の排出ローラ508によって排出トレイ82に排出される。
図20(a)および図20(b)は、第4の実施形態に係る圧着機構502の構成および動作を示す図である。圧着機構502は、クランク510、コネクティングロッド512、ピストン514、プッシャ516、コイルスプリング518、およびシリンダ520を有する。
クランク510は円盤状に形成され、クランク510の中心から外れた部分にコネクティングロッド512の一端が回転可能に取り付けられている。コネクティングロッド512の他端はピストン514に回転可能に取り付けられている。コネクティングロッド512は、シリンダ520の内部に摺動可能に挿入されている。ピストン514の下方には、プッシャ516がシリンダ520の内部に摺動可能に挿入されている。ピストン514とプッシャ516は、複数のコイルスプリング518を介して互いに連結されている。このプッシャ516の下面が、用紙を押圧する押圧面514aとなる。
図20(a)は、圧着処理実行前の圧着機構502の状態を示す図である。圧着処理前では、押圧面516aは、用紙載置台504の表面から大きく離間している。一方、ユーザは、コントロールパネルを用いて用紙サイズを入力することが可能となっている。システム制御部16は、こうして入力された用紙サイズを取得する。システム制御部16は、取得した用紙サイズを利用して、糊付け部4aが押圧面516aの下方に位置するよう、冊子4を搬入するときのプッシャ54の移動量を調整する。
図20(b)は、圧着処理中の圧着機構502の状態を示す図である。モータが作動すると、クランク510が回転してピストン514が下降し、これに伴いプッシャ516も下降する。これにより、冊子4の糊付け部4aを含む領域が押圧面516aによって押圧され、冊子4が圧着される。このようにローラではなくプッシャ516を用いることによっても、糊付けされた複数の用紙を適切に圧着させることができる。
(第5の実施形態)
図21(a)および図21(b)は、第5の実施形態に係る圧着機構600の構成および動作を示す図である。第5の実施形態に係る製本システムの構成および動作は、圧着機構502に代えて圧着機構600が設けられた以外は、第4の実施形態の実施形態に係る製本システムと同様である。以下、上述の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
圧着機構600は、プッシャ516に代えてプッシャ602、スタンプ604、およびコイルスプリング606が設けられた以外は、第4の実施形態に係る圧着機構502と同様に構成される。ピストン514の下方には、プッシャ602がシリンダ520の内部に摺動可能に挿入されている。ピストン514とプッシャ602は、複数のコイルスプリング518を介して互いに連結されている。このプッシャ602の下面が、用紙を押圧する押圧面602aとなる。
押圧面602aには、有底孔602bが設けられている。この有底孔602bに、円柱状のスタンプ604が、摺動可能に挿入されている。スタンプ604は、スタンプ面604aが下方を向くように有底孔602bに挿入されており、スタンプ604の上面は、コイルスプリング606を介して有底孔602bの底部と連結されている。
図21(a)は、圧着処理実行前の圧着機構600の状態を示す図である。圧着処理前では、押圧面602aは、用紙載置台504の表面から大きく離間しており、このときに糊付け部4aがスタンプ面604aの下方に位置するよう、プッシャ54によって冊子4が搬入される。
図21(b)は、圧着処理中の圧着機構600の状態を示す図である。モータが作動すると、クランク510が回転してピストン514が下降し、これに伴いプッシャ602も下降する。これにより、冊子4の糊付け部4aを含む領域が押圧面602aによって押圧され、冊子4が圧着される。このとき、スタンプ604のスタンプ面604aによって冊子4の最上位の用紙にスタンプマークが付される。
図22は、第5の実施形態に係る製本システムによって作成された冊子4を示す図である。このように圧着機構600で圧着処理を実行することにより、冊子4の糊付け部4aに、スタンプマーク610を付することができる。これにより、ユーザに糊付け部4aの個所を容易に視認させることができる。
(第6の実施形態)
図23(a)および図23(b)は、第6の実施形態に係る圧着機構700の構成および動作を示す図である。第6の実施形態に係る製本システムの構成および動作は、圧着機構502に代えて圧着機構700が設けられた以外は、第4の実施形態の実施形態に係る製本システムと同様である。以下、上述の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
圧着機構700は、型702が設けられた以外は、第4の実施形態に係る圧着機構502と同様に構成される。型702は、プッシャ516の押圧面516aから下方に突出する突起として設けられている。
図23(a)は、圧着処理実行前の圧着機構700の状態を示す図である。圧着処理前では、押圧面516aは、用紙載置台504の表面から大きく離間しており、このときに糊付け部4aが型702の下方に位置するよう、冊子4が搬入される。
図23(b)は、圧着処理中の圧着機構700の状態を示す図である。プッシャ516が下降して冊子4の糊付け部4aを含む領域が押圧面516aによって押圧されて冊子4が圧着されとき、型702によって冊子4の最上位の用紙およびその下方の用紙に凹みが形成される。
図24は、第6の実施形態に係る製本システムによって作成された冊子4を示す図である。このように圧着機構700で圧着処理を実行することにより、冊子4の糊付け部4aに、凹み710を付けることができる。これにより、ユーザに糊付け部4aの個所を容易に視認させることができる。
(第7の実施形態)
図25は、第7の実施形態に係る製本システム750の正面図である。以下、上述の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
製本システム750は、給紙装置12および糊付け装置751を有する。糊付け装置751は、一対の排出ローラ80と排出トレイ82との間に切り落とし機構752が設けられている以外は、第1の実施形態に係る糊付け装置14と同様に構成される。
切り落とし機構752は、用紙載置台754、上刃756、下刃758、およびストッパ760を有する。用紙載置台754には、一対の排出ローラ80によって冊子が搬入される。ストッパ760は、用紙載置台754よりも上方に進出可能に設けられている。ストッパ760はソレノイド(図示せず)に接続されており、ソレノイドがオンにされることによって用紙載置台754よりも上方に進出し、ソレノイドがオフにされることによって用紙載置台754よりも下方に退避する。
システム制御部16は、一対の排出ローラ80から冊子が送り込まれる前に、ソレノイドをオンにして用紙載置台754より上方にストッパ760を進出させる。システム制御部16は、冊子の先端がストッパ760に当接するタイミングで一対の排出ローラ80の回転を停止させ、冊子の搬送を停止させる。
上刃756は、クランク機構(図示せず)を介してモータ(図示せず)に接続されており、モータが作動することにより初期位置からの下降および初期位置への上昇が可能となっている。システム制御部16は、ストッパ760に冊子の先端が当接すると、このモータを作動させて上刃756を下降させて冊子のコーナー部を切断する。コーナー部が切断された冊子は、一対の排出ローラ508によって排出トレイ82に排出される。
図26は、図25の視点Pから切り落とし機構752を見た図である。用紙載置台754は、冊子4のコーナー部を切り落とすための凹部754a、およびストッパ760を通過させるための開口部754bが設けられている。凹部754aは、ストッパ760に冊子4の先端が当接したときに、その冊子のコーナー部が凹部754aから突出するように形成される。第7の実施形態では、冊子4の縁部に対して45度の角度の直線が冊子4のコーナー部を横切るよう、凹部754aが形成されている。
下刃758は、上面が用紙載置台754の上面と同一平面上に位置し、刃が凹部754aの縁部と平行となるよう配置される。上刃756は、上から見たときに下刃758と刃の部分が重なるよう、用紙載置台754の上方に配置される。以上の構成により、切り落とし機構752は、冊子4の糊付け部4a近傍のコーナー部を切り落とすことができる。
図27は、第7の実施形態に係る製本システム750によって作成された冊子4を示す図である。このように圧着機構700で圧着処理を実行することにより、冊子4の糊付け部4aの周辺のコーナー部に面取部4cを設けることができる。これにより、ユーザに糊付け部4aの個所を容易に視認させることができる。
(第8の実施形態)
図28は、第8の実施形態に係る糊付け装置900の正面図である。以下、上述の実施形態と同様の個所は同一の符号を付して説明を省略する。
糊付け装置900は、用紙センサ902を有し、ストッパ74に代えてストッパ904が設けられ、一対の排出ローラ80および排出トレイ82が削除された以外は、第1の実施形態に係る糊付け装置14と同様に構成される。
第1の実施形態に係るストッパ74と異なり、ストッパ904は、第2用紙載置面60aから上方に突出した状態で筐体38に固定されている。用紙センサ902は、ストッパ904よりもわずかに上流側且つ第2用紙載置面60aの下方に設けられる。第2用紙載置面60aには、用紙センサ902による用紙の検知が可能となるよう開口部(図示せず)が設けられており、用紙センサ902は、この開口部を通じて用紙を検知する。
用紙センサ902は、糊付けローラ120と第2用紙載置台60との間にユーザによってストッパ904に当接するまで用紙が搬入されたときに、用紙の搬入を検知する。システム制御部16は、用紙の搬入が検知されたときに、糊付けローラ120を進行させることにより用紙に糊を転写させるよう駆動機構44を作動させる。
このように糊付け装置900を用いることで、1枚の用紙に簡易に糊付けすることができる。このため、例えば糊付けした用紙を壁などに一時的に貼り付けるなどの用途にこの糊付け装置を利用することが可能となる。また、例えば封筒の折り返し部分の糊付けなどにもこの糊付け装置を利用することが可能となる。
本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、各実施形態の各要素を適宜組み合わせたものも、本発明の実施形態として有効である。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。以下、そうした例をあげる。
ある変形例では、糊付けローラ120は固定され、第2用紙載置台60が回動機構66と共に糊付けローラ120に向かって進行可能に設けられる。このように第2用紙載置台60を移動する態様としても、相対的な糊付け動作は、上述の実施形態と同様に行うことができる。
ある変形例では、第2の実施形態に係る糊付けユニット301と同様の糊付け装置が、ユーザが手で糊付けするための糊付け装置として設けられる。したがってこの糊付け装置は、糊付けヘッドである糊付けローラ120を含む回動ユニット304と、回動ユニット304を回動可能に支持する支持ブラケット302とを有し、ガイド機構42や駆動機構44を有しない。ユーザは、支持ブラケット302を机の上などの用紙載置面に載置された用紙に押し付けることにより、糊シート118の裏面118bを糊付けローラ120に走行させて用紙に糊付けする。糊付けローラ120は、机の上などの用紙載置面に載置された用紙に接触後さらに支持ブラケット302が用紙に向けて押し付けられたときに、用紙載置面からの抗力によって支持ブラケット302に対して回動しながら、用紙載置面の表面に沿って糊シート118の裏面118b上を走行するよう設けられる。このように駆動機構44などがない場合においても、支持ブラケット302を用紙に押し付けるという簡易な操作によって、糊付けローラ120を走行させることにより適切な押圧力で広い範囲にわたって用紙に糊を転写することができる。
10 製本システム、 12 給紙装置、 14 糊付け装置、 16 システム制御部、 20 給紙トレイ、 38 筐体、 40 糊付けユニット、 42 ガイド機構、 44 駆動機構、 46 用紙押し付け機構、 50 搬入ローラ、 54 プッシャ、 60 第2用紙載置台、 60a 第2用紙載置面、 62 回動軸、 66 回動機構、 70 保持機構、 72 保持解除機構、 74 ストッパ、 80 排出ローラ、 92 ラッチ部材、 94 回動軸、 98 揺動プレート、 102 第1ピン1、 104 第2ピン1、 110 支持ブラケット、 112 送り出しリール、 114 巻き取りリール、 116 糊付けヘッド、 118 糊シート、 118a 糊付着面、 118b 裏面、 120 糊付けローラ、 129 予備送りギヤ、 130 中継ブラケット、 132 回動軸、 138 用紙押さえ部材、 140a 押し付け面、 180 予備送りプレート。

Claims (15)

  1. 一方の面に糊が付着された糊シートの糊付着面の裏面と接する糊付けヘッドと、
    前記糊付けヘッドと共に用紙を挟持する挟持部材と、
    前記糊付けヘッドおよび前記挟持部材がそれらの間に送り込まれた用紙を挟持するよう前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材を進行させる駆動機構と、
    を備え、
    前記糊付けヘッドは、用紙の挟持開始後さらに前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材が進行したときに、前記挟持部材との間に互いに発生する抗力によって前記挟持部材の表面に沿って前記糊シートの裏面上を走行するよう設けられ、
    前記駆動機構は、用紙の挟持開始後さらに前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材を進行させることにより、前記糊シートの裏面上を前記糊付けヘッドに走行させて前記糊シートの糊付着面を用紙に押し付け、用紙に糊を転写させることを特徴とする糊付け装置。
  2. 前記挟持部材を回動可能に支持する筐体をさらに備え、
    前記糊付けヘッドは、用紙の挟持開始後さらに前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材が進行したときに、前記挟持部材に与える抗力によって前記挟持部材を回動させながら、前記挟持部材の表面に沿って前記糊シートの裏面上を走行するよう設けられることを特徴とする請求項1に記載の糊付け装置。
  3. 前記挟持部材は平面状の挟持面を有し、
    前記糊付けヘッドは、用紙の挟持開始後さらに前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材が進行したときに、前記挟持面に沿って前記糊シートの裏面上を走行するよう設けられ、
    前記駆動機構は、前記挟持部材が未回動のときの前記挟持面に、前記挟持部材の回動軸から離間するほど近づくよう傾斜する方向に、前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材を進行させることを特徴とする請求項2に記載の糊付け装置。
  4. 前記挟持部材を保持する保持機構と、
    用紙を押さえつける用紙押さえ部材と、
    をさらに備え、
    前記駆動機構は、用紙の挟持開始後さらに前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材を進行させた後、用紙の挟持を解除させるよう前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材を退避させ、
    前記保持機構は、前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材が退避するときに、所定の保持位置で前記挟持部材を保持し、
    前記用紙押さえ部材は、前記糊シートから用紙を剥がすよう、前記保持位置に保持された前記挟持部材に用紙を押さえつけることを特徴とする請求項2または3に記載の糊付け装置。
  5. 前記保持機構は、前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材が所定位置まで退避したときに、その退避動作に連動して前記挟持部材の保持を解除することを特徴とする請求項4に記載の糊付け装置。
  6. 前記筐体に設けられた位置決め部材に突き当てて所定の初期位置に位置させるよう前記挟持部材に付勢力を与える付勢部材と、
    前記挟持部材が前記保持位置から前記初期位置へ戻るときの前記挟持部材の移動速度を緩める緩衝手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の糊付け装置。
  7. 前記糊付けヘッドを回動可能に支持する支持部材をさらに備え、
    前記駆動機構は、前記糊付けヘッドおよび前記挟持部材がそれらの間に送り込まれた用紙を挟持するよう前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材を進行させるよう設けられ、
    前記糊付けヘッドは、用紙の挟持開始後さらに前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材が進行したときに、前記挟持部材から与えられる抗力によって前記支持部材に対して回動しながら、前記挟持部材の表面に沿って前記糊シートの裏面上を走行するよう設けられることを特徴とする請求項1に記載の糊付け装置。
  8. 前記糊付けヘッドおよび前記挟持部材が用紙を挟持してから次に用紙を挟持するまでの間に、前記糊シートのうち前記糊付けヘッドに当接する部分の糊付着面に糊が未転写の部分が含まれるよう前記糊シートを送る予備送り機構をさらに備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の糊付け装置。
  9. 前記糊付けヘッドと前記挟持部材との間に用紙を送り込む用紙搬入機構と、
    前記糊付けヘッドと前記挟持部材との間に送り込まれた用紙の端部が当接するストッパと、
    複数の用紙を含む冊子を作成する製本要求を取得する製本要求取得部と、
    をさらに備え、
    前記用紙搬入機構は、製本要求が取得された場合、作成する冊子に含ませるべき用紙を前記糊付けヘッドと前記挟持部材との間に送り込んだ後、作成する冊子に含ませるべき次の用紙を、すでに送り込まれた用紙と前記糊付けヘッドとの間に送り込むよう設けられ、
    前記駆動機構は、製本要求が取得された場合、送り込まれた用紙の端部が前記ストッパに当接するたびに、その用紙に糊を転写させるよう前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材を進行させることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の糊付け装置。
  10. 少なくとも一方に糊が転写された複数の用紙を挟持して圧着させる圧着処理を実行する圧着機構と、隣接する用紙同士の
    前記糊付けヘッドと前記挟持部材との間に送り込まれた複数の用紙を前記圧着機構に送り出す用紙搬出機構と、
    をさらに備え、
    前記駆動機構は、製本要求が取得された場合、作成すべき冊子に含ませるべき複数の用紙のうち最後に送り込まれた最終用紙への糊の転写を回避するよう、前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材の進行を回避し、
    前記用紙搬出機構は、前記最終用紙が送り込まれた後、前記糊付けヘッドと前記挟持部材との間に蓄積された複数の用紙を前記圧着機構に送り出し、
    前記圧着機構は、送り込まれた複数の用紙に前記圧着処理を実行することを特徴とする請求項9に記載の糊付け装置。
  11. 前記用紙搬出機構は、前記糊付けヘッドと前記挟持部材との間に蓄積された複数の用紙の端部を押すプッシャを有し、
    前記プッシャは、前記糊付けヘッドと前記挟持部材との間に蓄積された複数の用紙を圧着機構に送り出すことを特徴とする請求項10に記載の糊付け装置。
  12. 作成された冊子の表面に糊付けされた個所を示す目印が付されるよう用紙に目印を付ける目印付与手段をさらに備えることを特徴とする請求項9から10のいずれかに記載の糊付け装置。
  13. 前記用紙搬入機構は、用紙が積載される給紙トレイと、前記給紙トレイの最下位の用紙を1枚ずつ送り出す用紙送り出し機構と、を備えることを特徴とする請求項9から12のいずれかに記載の糊付け装置。
  14. 前記糊付けヘッドと前記挟持部材との間への用紙の搬入を検知する用紙センサをさらに備え、
    前記駆動機構は、用紙の搬入が検知されたときに、前記糊付けヘッドまたは前記挟持部材を進行させることにより用紙に糊を転写させることを特徴とする請求項1に記載の糊付け装置。
  15. 一方の面に糊が付着された糊シートの糊付着面の裏面と接する糊付けヘッドと、
    前記糊付けヘッドを回動可能に支持する支持部材と、
    を備え、
    前記糊付けヘッドは、用紙載置面に載置された用紙に接触後さらに前記支持部材が用紙に向けて押し付けられたときに、前記用紙載置面からの抗力によって前記支持部材に対して回動しながら、前記用紙載置面の表面に沿って前記糊シートの裏面上を走行するよう設けられることを特徴とする糊付け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016030401A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 株式会社東芝 シート綴じ装置
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