JP2012101436A - 冊子のページめくり方法と装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パスポート冊子のページをめくる際に二重めくりが発生しても余分にめくったページを戻し、確実にデータページを開いてプリンタに供給する方法と装置を提供すること。
【解決手段】二枚目のページが同時に開いたかどうかを検知して、開いた場合は次の工程で二枚目のページを一枚目から分離して戻し、開いていない場合は省略して次工程へ進めるようにする制御機構により選択する工程と、冊子の一枚目のデータページに付随して開いた二枚目のページの小口側を吸引パッドBの反対側から吸引パッドCにより吸着した後、吸引パッドCを冊子の二枚目のページが元の方向に戻る方向に回動させ、吸引パッドBを表紙が開かれた方向に回動させて一枚目のデータページのみを分離する。
【選択図】図7
【解決手段】二枚目のページが同時に開いたかどうかを検知して、開いた場合は次の工程で二枚目のページを一枚目から分離して戻し、開いていない場合は省略して次工程へ進めるようにする制御機構により選択する工程と、冊子の一枚目のデータページに付随して開いた二枚目のページの小口側を吸引パッドBの反対側から吸引パッドCにより吸着した後、吸引パッドCを冊子の二枚目のページが元の方向に戻る方向に回動させ、吸引パッドBを表紙が開かれた方向に回動させて一枚目のデータページのみを分離する。
【選択図】図7
Description
本発明は、冊子の供給装置にかかり、更に詳しくは、例えばパスポート冊子のような製本された冊子の所定のページに印刷を施す時に、冊子をプリンタの所定の場所に自動的に給送してセットし、この冊子の表紙及び本文ページを自動的にめくることができるようにした冊子のページめくり方法と装置に関するものである。
従来、例えば、パスポート冊子のような複数のページからなる中折れ部を有する冊子の所定のページに印刷を施す場合は、冊子を手作業によりプリンタの所定の箇所にセットし、しかる後、手作業により表紙を開いたり、本文ページをめくることで所定のページに必要な印刷をプリンタで施すようにしていた。
しかしながら、上記のような従来における冊子のめくり方式では、冊子の給送から表紙及び本文ページのめくり操作を全て手作業で行っているため、冊子のセット及びめくり作業が煩雑になり、その作業効率も低いほか、熟練を要するという問題があった。
このような事情から、冊子載置部にセットされた冊子の表紙または本文ページのめくりを自動化することにより、煩雑な手作業をなくし、効率のよい正確な冊子のページめくりを可能にした冊子のページめくり方法やその装置が提案されてきた。
このような事情から、冊子載置部にセットされた冊子の表紙または本文ページのめくりを自動化することにより、煩雑な手作業をなくし、効率のよい正確な冊子のページめくりを可能にした冊子のページめくり方法やその装置が提案されてきた。
たとえば、特許文献1には、冊子の表紙の一方を下方に向け、背を送り方向に向けた状態で冊子載置部上の所定位置へ移送する工程と、移送された冊子の小口を保持する工程と、保持された冊子の表紙または本文ページを枚葉毎にめくって冊子載置部上に平面状に展開する工程と、展開された表紙または本文ページの小口を保持する工程とを備え、前記第3の工程は、冊子の背に平行させたページめくりローラを表紙または本文ページが小口から背方向に移動される方向に回転させながら冊子に接触させ、ページめくりローラを移動させることにより表紙または本文ページをページめくりローラの上方へ移行させる工程と、このページめくりローラを冊子の背を中心に移動させることにより上方へ移行させた表紙または本文ページを背を中心にして開き、ページめくりローラを開かれた表紙または本文ページが伸ばされる方向に回転させつつ冊子載置部上に押し付けながら背側から小口方向に移動することで表紙または本文ページを冊子載置部上に平面状に展開する工程によって自動的にページめくりを行う方法が提案されている。
ところで、このような冊子のページめくり装置は、冊子の低い曲げ剛性を前提に、冊子に座屈変形を起こさせ、めくりローラでページをかき上げ、めくりローラの上にページを跳ね上がらせることで、ページをめくっている。
したがって、摩擦係数や剛性の異なる複数のページのなかで高剛性のページをめくろうとしても、めくりローラと最上ページとの間の摩擦力と、最上ページとその下のページとの間の摩擦力との差が、高剛性ページを座屈変形せしめる条件に入らなくなってしまうことがおきる。
したがって、摩擦係数や剛性の異なる複数のページのなかで高剛性のページをめくろうとしても、めくりローラと最上ページとの間の摩擦力と、最上ページとその下のページとの間の摩擦力との差が、高剛性ページを座屈変形せしめる条件に入らなくなってしまうことがおきる。
また、めくりローラをより摩擦係数の高いものに変更した場合には、冊子に座屈変形せしめることが可能になるが、この場合には、高剛性ページの弾性変形範囲を超えてページに塑性変形や曲げ破断を起こしたり、内蔵したICチップを応力破壊させてしまう虞がある。
そこで、特許文献2においては、高剛性ページを座屈変形させずにめくることができるようにするために、めくりローラを冊子の小口に当接させ、めくりローラを回転させつつ
めくりローラを持ち上げる方法が提案されている。
しかしながら、この方式では、高剛性ページの小口位置を精度よく把握し、めくりローラを精度よく当接させないと、かき上げが失敗してしまうという問題点があった。
また、冊子を構成するページは、冊子の綴じ目を固定端とする片持ちハリ構造のため、めくり直しを繰り返すうちに、ページの小口が浮き上がるなどして、さらに小口位置がばらつき、めくり動作の不安定要素が増大してしまう。
めくりローラを持ち上げる方法が提案されている。
しかしながら、この方式では、高剛性ページの小口位置を精度よく把握し、めくりローラを精度よく当接させないと、かき上げが失敗してしまうという問題点があった。
また、冊子を構成するページは、冊子の綴じ目を固定端とする片持ちハリ構造のため、めくり直しを繰り返すうちに、ページの小口が浮き上がるなどして、さらに小口位置がばらつき、めくり動作の不安定要素が増大してしまう。
また、従来の一般中紙ページに混じって複数の高剛性ページが存在する冊子の場合は、高剛性ページのめくり動作、一般中紙ページのめくり動作の繰り返しによって、小口位置の浮き上がりばらつきが加速度的に増大し、めくり動作の不安定要素も同様に増大する。
このように高剛性ページが複数ある冊子においては、めくりローラを用いた方式では、安定した冊子めくりの実現が難しかった。
このように高剛性ページが複数ある冊子においては、めくりローラを用いた方式では、安定した冊子めくりの実現が難しかった。
ところで、積層した枚葉体を上方から1枚ずつ分離して運搬する方法として、真空パッドによる負圧吸引方式がよく知られている。この方式では、媒体の剛性に依存することがないので、高剛性ページが複数ある冊子においても有利である。
さらにめくりローラとページ表面の摩擦によるページのたわみも起こらないのでページの変形によって破損するユニット等を積層したページが含まれている冊子でも安全にページをめくることが出来る。
さらにめくりローラとページ表面の摩擦によるページのたわみも起こらないのでページの変形によって破損するユニット等を積層したページが含まれている冊子でも安全にページをめくることが出来る。
真空パッド自体も、媒体の性質に合わせて様々なものがある。媒体を持ち上げたときに重心まわりの回転を許容できるように、首振りできる回転支点を持っているものや、真空パッド自体が変形(ゴム材質やベローズ状形状)可能なものがある。
しかしながら、この負圧吸引方式を単に冊子のページめくり装置に適用した場合には、冊子のページをその綴じ目を中心にして90度以上回動させて持ち上げなければめくることができず、真空パッドの移動量が大きく必要になる。このため、座屈変形を利用しためくり装置と同じ搬送レイアウトに納めることが困難になるという問題もあった。
しかしながら、この負圧吸引方式を単に冊子のページめくり装置に適用した場合には、冊子のページをその綴じ目を中心にして90度以上回動させて持ち上げなければめくることができず、真空パッドの移動量が大きく必要になる。このため、座屈変形を利用しためくり装置と同じ搬送レイアウトに納めることが困難になるという問題もあった。
特許文献3には、冊子の表紙の一方を冊子取出し開口側に向け、かつ背側を揃えた状態で冊子収納部に多数収納し、収納された冊子の表紙の小口側を冊子取出し開口側から吸引手段により吸着した後、吸引手段を表紙が開かれる方向に動作させて表紙を冊子の背を中心にしてめくる第1の工程と、表紙が開かれた時点で吸着を解除して吸引手段を退避位置へ移動させる第2の工程と、吸着された表紙の吸着と反対の面から押え手段を当接して吸着解除後の表紙を冊子移送手段に押し付ける第3の工程と、押え手段により表紙を冊子移送手段に押し付けた状態で冊子移送手段を駆動することにより表紙に張力を付与して表紙を平面状に展開するとともに展開された表紙の小口方向に移送して冊子を冊子収納部から分離し、表紙を展開した状態で冊子載置部上へ載置する第4の工程によって自動的に表紙めくりを行う方法が提案されている。
さらに、特許文献4には、真空パッドの移動量を大きくすることなく、ページめくりを行なうことができるようにした冊子のページめくり装置が提案されている。
この装置によれば、冊子の最上ページを真空吸着する真空パッドと、この真空パッドを移動させて冊子の最上ページをその綴じ目を中心として開く方向に所定角度持ち上げる駆動リンク板と、所定角度持ち上げられた最上ページの下部側に進入するピンチローラと、このピンチローラが最上ページの下部側に進入したのち、真空パッドの真空吸着を解除して真空パッドを最上ページから退避する方向に移動させるとともに、冊子を搬送して最上ページをピンチローラに当接させて開帳するように制御することによって真空パッドの移動量を短縮することが出来るとされている。
この装置によれば、冊子の最上ページを真空吸着する真空パッドと、この真空パッドを移動させて冊子の最上ページをその綴じ目を中心として開く方向に所定角度持ち上げる駆動リンク板と、所定角度持ち上げられた最上ページの下部側に進入するピンチローラと、このピンチローラが最上ページの下部側に進入したのち、真空パッドの真空吸着を解除して真空パッドを最上ページから退避する方向に移動させるとともに、冊子を搬送して最上ページをピンチローラに当接させて開帳するように制御することによって真空パッドの移動量を短縮することが出来るとされている。
冊子の自動めくりに真空パッドによる負圧吸引方式での吸着を利用した上記の方式は、
冊子そのものやページの変形を利用していないために表紙の内部にICチップを埋め込んだパスポート冊子のように冊子を曲げることが厳禁とされているタイプの冊子にも適用できる。
冊子そのものやページの変形を利用していないために表紙の内部にICチップを埋め込んだパスポート冊子のように冊子を曲げることが厳禁とされているタイプの冊子にも適用できる。
しかしながら、パスポート冊子のデータページ(顔写真等の個人情報を印字するページ)には印画適性を向上させるためのプライマーコーティング等が施されているタイプのページもあり、このようなタイプのページは冊子を重ねて保存した場合等に前後のページと密着してしまう可能性がある。
このようにプライマーコーティング等が施されているページを自動でめくる場合には、めくりローラを用いた方式では、最上ページだけでなく次のページも一緒にめくってしまう二重めくりが起こり易く安定した冊子めくりの実現が難しかった。また、二重めくりが起こった場合に重なったページを分離することは困難であった。
この問題は真空パッドによる負圧吸引方式での吸着を利用した場合でも同様であり、二重めくりが起こった場合に重なったページを分離することは困難であった。
この問題は真空パッドによる負圧吸引方式での吸着を利用した場合でも同様であり、二重めくりが起こった場合に重なったページを分離することは困難であった。
パスポートプリンタにパスポート冊子のデータページを自動的にめくって供給する装置に於いて、ページをめくる際に二重めくりが発生しても余分にめくったページを戻し、確実にデータページを開いてプリンタに供給する装置を提供することが本発明の課題である。
本発明の請求項1に係る発明は、
製本されたパスポート冊子の表紙または本文ページをめくってデータページに印刷を施す時に使用されるパスポート冊子のページめくり方法であって、
裏面の表紙を吸引パッドAにより吸引固定されたパスポート冊子の表紙の小口側を吸引パッドBにより吸着した後、吸引パッドBを表紙が開かれる方向に回動させて表紙を冊子の背を中心にしてめくる第1の工程と、
前記表紙が開かれた時点で前記吸引パッドBの吸着を解除して該吸引パッドを退避位置へ移動させる第2の工程と、
前記吸着された表紙の吸着と反対の面から押え手段を当接して前記吸着解除後の表紙を冊子載置部に押し付ける第3の工程と、
前記押え手段により表紙を冊子載置部に押し付けた状態で冊子の一枚目のデータページの小口側を吸引パッドBにより吸着した後、吸引パッドBを表紙が開かれる方向に90度回動させて一枚目のデータページを冊子の背を中心にしてめくる第4の工程と、
二枚目のページが同時に開いたかどうかを検知して、開いた場合は次の第6の工程で二枚目のページを一枚目から分離して戻し、開いていない場合は第8の工程へ進めるようにする制御機構により次工程選択をする第5の工程と、
冊子の一枚目のデータページに付随して開いた二枚目のページの小口側を吸引パッドBの反対側から吸引パッドCにより吸着した後、吸引パッドCを冊子の二枚目のページが元の方向に戻る方向に回動させ、吸引パッドBを表紙が開かれた方向に回動させて一枚目のデ
ータページのみを冊子の背を中心にしてめくる第6の工程と、
冊子の一枚目と二枚目の分離が完了した時点で前記吸引パッドBおよび吸引パッドCの吸着を解除して該吸引パッドを退避位置へ移動させる第7の工程と、
前記吸着された一枚目と二枚目のページの吸着と反対の面から押え手段を当接して前記吸着解除後のページを平面状に展開した状態で冊子載置部上へ載置する第8の工程と、
を備えることを特徴とする冊子のページめくり方法である。
製本されたパスポート冊子の表紙または本文ページをめくってデータページに印刷を施す時に使用されるパスポート冊子のページめくり方法であって、
裏面の表紙を吸引パッドAにより吸引固定されたパスポート冊子の表紙の小口側を吸引パッドBにより吸着した後、吸引パッドBを表紙が開かれる方向に回動させて表紙を冊子の背を中心にしてめくる第1の工程と、
前記表紙が開かれた時点で前記吸引パッドBの吸着を解除して該吸引パッドを退避位置へ移動させる第2の工程と、
前記吸着された表紙の吸着と反対の面から押え手段を当接して前記吸着解除後の表紙を冊子載置部に押し付ける第3の工程と、
前記押え手段により表紙を冊子載置部に押し付けた状態で冊子の一枚目のデータページの小口側を吸引パッドBにより吸着した後、吸引パッドBを表紙が開かれる方向に90度回動させて一枚目のデータページを冊子の背を中心にしてめくる第4の工程と、
二枚目のページが同時に開いたかどうかを検知して、開いた場合は次の第6の工程で二枚目のページを一枚目から分離して戻し、開いていない場合は第8の工程へ進めるようにする制御機構により次工程選択をする第5の工程と、
冊子の一枚目のデータページに付随して開いた二枚目のページの小口側を吸引パッドBの反対側から吸引パッドCにより吸着した後、吸引パッドCを冊子の二枚目のページが元の方向に戻る方向に回動させ、吸引パッドBを表紙が開かれた方向に回動させて一枚目のデ
ータページのみを冊子の背を中心にしてめくる第6の工程と、
冊子の一枚目と二枚目の分離が完了した時点で前記吸引パッドBおよび吸引パッドCの吸着を解除して該吸引パッドを退避位置へ移動させる第7の工程と、
前記吸着された一枚目と二枚目のページの吸着と反対の面から押え手段を当接して前記吸着解除後のページを平面状に展開した状態で冊子載置部上へ載置する第8の工程と、
を備えることを特徴とする冊子のページめくり方法である。
本発明の請求項2に係る発明は、製本されたパスポート冊子の表紙または本文ページをめくってデータページに印刷を施す時に使用されるパスポート冊子のページめくり装置であって、複数の冊子を積層収納する冊子収納部と、前記冊子収納部に隣接して配置された冊子移送手段と、前記冊子移送手段に隣接して配置され、表紙が平面状に開帳された状態の冊子の載置を可能とした冊子載置部とからなり、
前記冊子載置部に載置された冊子の裏表紙を吸着して載置部に固定するための吸引パッドAと、表紙および一ページ目をめくるための吸引パッドBと、二重めくりの場合に二ページ目を分離して戻すための吸引パッドCと、それぞれの吸引パッドに吸着するための負圧を供給するとともに前記吸引パッドに吸着された表紙あるいはページを開いた状態で吸引パッドへの負圧供給を解除する負圧供給手段と、前記吸引パッドを、表紙あるいはページを吸着する吸着位置と前記吸着された表紙あるいはページを冊子の背を中心に開いてから吸引パッドへの負圧供給を解除する吸着解除位置と該吸着解除位置から退避する退避位置間で移動させるパッド駆動手段と、
前記吸引パッドBにより吸着された表紙あるいはページの吸引パッドBと反対の面から当接し前記吸引パッドBへの負圧供給解除後の表紙あるいはページを前記冊子載置部に押し付ける押え部材Hおよび押え部材Iと、前記押え部材を、表紙あるいはページが前記冊子載置部に押し付けられる位置と前記表紙あるいはページの開き動作と干渉しない退避位置間で移動させる押え部材駆動手段と、
一枚目のページを90度の角度まで開いた時に二枚目のページが同時に開いたかどうかを検知する検知手段と、検知結果により次工程を選択する制御機構とを備えている、
ことを特徴とする冊子のページめくり装置である。
前記冊子載置部に載置された冊子の裏表紙を吸着して載置部に固定するための吸引パッドAと、表紙および一ページ目をめくるための吸引パッドBと、二重めくりの場合に二ページ目を分離して戻すための吸引パッドCと、それぞれの吸引パッドに吸着するための負圧を供給するとともに前記吸引パッドに吸着された表紙あるいはページを開いた状態で吸引パッドへの負圧供給を解除する負圧供給手段と、前記吸引パッドを、表紙あるいはページを吸着する吸着位置と前記吸着された表紙あるいはページを冊子の背を中心に開いてから吸引パッドへの負圧供給を解除する吸着解除位置と該吸着解除位置から退避する退避位置間で移動させるパッド駆動手段と、
前記吸引パッドBにより吸着された表紙あるいはページの吸引パッドBと反対の面から当接し前記吸引パッドBへの負圧供給解除後の表紙あるいはページを前記冊子載置部に押し付ける押え部材Hおよび押え部材Iと、前記押え部材を、表紙あるいはページが前記冊子載置部に押し付けられる位置と前記表紙あるいはページの開き動作と干渉しない退避位置間で移動させる押え部材駆動手段と、
一枚目のページを90度の角度まで開いた時に二枚目のページが同時に開いたかどうかを検知する検知手段と、検知結果により次工程を選択する制御機構とを備えている、
ことを特徴とする冊子のページめくり装置である。
本発明に係るパスポート冊子のページめくり方法によれば、パスポート冊子の一枚目のデータページに付随して開いた二枚目のページの小口側を吸引パッドBの反対側から吸引パッドCにより吸着した後、吸引パッドCを冊子の二枚目のページが元の方向に戻る方向に回動させ、吸引パッドBを表紙が開かれた方向に回動させて一枚目のデータページのみを冊子の背を中心にしてめくる工程を備えていることによって、一ページ目のデータページをめくる時に二重めくりで二枚目のページまで一緒にめくれてしまうことを避けることが出来る。
この二重めくりの状態からの一枚目と二枚目の分離操作は、めくりロールを用いないので冊子そのものやページの変形を利用していないために表紙の内部にICチップを埋め込んだパスポート冊子のように冊子を曲げることが厳禁とされているタイプの冊子にも適用できる。
また、ほぼ直角に開いた一枚目のデータシートとそれに付随して立ち上がっている二枚目のページを分離するに当たっても吸引パッドを用いてそれぞれのページの露出面から吸引して吸着しながら対向方向に回動して分離する方法を採用している。
このようにすることによって特に一ページ目の透気性が小さい場合には吸引パッドに強固に吸着されるので、二ページ目の吸引パッドの吸着を強くすることが出来、その結果プライマーコートされた一ページ目の表面に二ページ目が強く密着している場合でも確実に分離することが可能になる。
このようにすることによって特に一ページ目の透気性が小さい場合には吸引パッドに強固に吸着されるので、二ページ目の吸引パッドの吸着を強くすることが出来、その結果プライマーコートされた一ページ目の表面に二ページ目が強く密着している場合でも確実に分離することが可能になる。
この効果の理由を図を用いて説明する。
図9は吸引パッドで通常のページとプライマーコーティングを施したデータページを吸着した時の差を示す断面説明図である。図9の(A)は通常のページの場合を、(B)はデータページの場合を示している。
図9は吸引パッドで通常のページとプライマーコーティングを施したデータページを吸着した時の差を示す断面説明図である。図9の(A)は通常のページの場合を、(B)はデータページの場合を示している。
紙基材(7)を主体として両面に印刷層(8)を有するパスポート冊子の通常のページ(A)をその片面から吸引パッド(10)を当てて吸引して密着させようとすると通気性のために真空度が低下するので密着力が弱くなってしまう。さらに、反対側に密着している次のページに対しても剥離を妨害する方向に働く。
これに対してパスポート冊子のデータページ(B)は通気性のほとんどないプライマーコーティング層(5)が積層されているのでデータページ(B)を吸着する真空パッド(10)は、真空度の低下が少なく低い排気量でもデータページ(B)を効果的に吸着できる。のみならず、ページ反対側に密着している次のページに影響を与えないので次のページを吸引パッドで吸着してデータページ(B)から剥離する力も少なくて済む。
この結果、パスポートプリンタで印字を行うデータシートに次のページがかぶさった状態で次工程に送られるというトラブルを確実に回避することが可能となる。
この結果、パスポートプリンタで印字を行うデータシートに次のページがかぶさった状態で次工程に送られるというトラブルを確実に回避することが可能となる。
また、本発明に係るパスポート冊子のページめくり方法によれば、パスポート冊子の一枚目のページを開いた時に二枚目のページが同時に開いたかどうかを検知して、開いた場合は次の工程で二枚目のページを一枚目から分離して戻し、開いていない場合はこの分離工程を省略する制御機構により次工程選択をすることによって、二重めくりが起きていない時は分離工程を省略して効率の低下を防ぐことが出来る。
さらに、本発明に係るパスポート冊子のページめくり方法によれば、前記表紙が開かれた時点で前記吸引パッドBの吸着を解除して該吸引パッドを退避位置へ移動させる工程と、前記吸着された表紙の吸着と反対の面から押え手段を当接して前記吸着解除後の表紙を冊子載置部に押し付ける工程を備えることによって、吸着解除後のパスポ−ト冊子の平面上での保持を押さえ手段によって行い不要な応力や変形を防止してパスポートプリンタに正常な状態で送り込めるようになる。
以下に本発明の実施形態の一例について図面を参照して説明する。
図1はパスポート冊子の構成説明図である。上は一枚目のデータページをめくって開いた冊子を開いた状態での上方から見た平面図であり、下はその断面の略図である。
図1はパスポート冊子の構成説明図である。上は一枚目のデータページをめくって開いた冊子を開いた状態での上方から見た平面図であり、下はその断面の略図である。
パスポート冊子(1)は中央で綴じられた表紙と本文ページからなり、表紙は冊子を閉
じた状態で図の上方にくる表表紙(2)と反対面にくる裏表紙(3)に分かれている。
本文ページは表表紙に近い一枚目のデータページ(4)とそれに続く二枚目のページ等のその他のページ(6)から構成され、このデータページはこれからプリンタで印画される面にプライマーコーティング(5)が施されている。
じた状態で図の上方にくる表表紙(2)と反対面にくる裏表紙(3)に分かれている。
本文ページは表表紙に近い一枚目のデータページ(4)とそれに続く二枚目のページ等のその他のページ(6)から構成され、このデータページはこれからプリンタで印画される面にプライマーコーティング(5)が施されている。
データページにはプライマーコーティングが施されているために、施されていない他のページに比べて、閉じられている状態で保存された場合に他のページと密着しやすい傾向があり、めくったときにデータページに二枚目のページが付随してめくられてしまう「二重めくり」が起こり易かった。
本発明の冊子のページめくり方法は、データページにプライマーコーティングが施されていることによって通気性が遮断され、吸引パッドによるページの吸着が強固になるだけでなく、二枚目のページがデータページと一緒に吸着されることもないので、二枚目のページが万一データページと一緒にめくられてしまったとしても、反対側から吸引パッドで吸着して分離することが容易に可能である点に着目して完成した、閉じられた状態で供給されてくるパスポート冊子のデータページのみを自動でめくって、開いた状態でパスポートプリンタに送る方法である。
以下、本発明の冊子ページめくり方法の実施形態の一例を図2から図8までの図面を参照しながら説明する。
本発明を構成する第1の工程は、図2、図3に示すように、裏面の表紙(3)を下側に載置され、吸引パッド(A)により吸着固定された、閉じられた状態のパスポート冊子(1)の表紙(2)の小口側を吸引パッド(B)により吸着した後、吸引パッド(B)を表紙が開かれる方向(図2の矢印の方向)に回動させて表紙(2)を冊子(1)の背を中心にしてめくる工程である。
本発明を構成する第1の工程は、図2、図3に示すように、裏面の表紙(3)を下側に載置され、吸引パッド(A)により吸着固定された、閉じられた状態のパスポート冊子(1)の表紙(2)の小口側を吸引パッド(B)により吸着した後、吸引パッド(B)を表紙が開かれる方向(図2の矢印の方向)に回動させて表紙(2)を冊子(1)の背を中心にしてめくる工程である。
パスポート冊子(1)の表紙(2)を吸着固定した吸引パッド(B)が回動して表紙とデータページ(4)の間に必要な間隔が生じた時に、開かれた内面の空間に2本の押さえ軸を挿入してさらに開く。表紙(2)の内面には押さえ軸(H)を開帳方向に回動しながら押し付けることによって吸引パッド(B)を補助すると共に、データページ(4)側には押さえ軸(I)で残りのページ(6)を押さえながら表紙(2)が図3に示した状態からさらに水平になるまで開く。
第2の工程は、表紙(2)が開かれた時点で吸引パッド(B)の吸着を解除して吸引パッド(B)を退避位置へ移動させる工程である。
第3の工程は、図4に示すように、吸着された表紙(2)の吸着と反対の面から押さえ軸(H)を当接して吸着解除後の表紙(2)を冊子載置部に押し付ける工程である。
第4の工程は、図5に示すように、押さえ軸(H)により表紙(2)を冊子載置部に押し付けた状態で押さえ軸(I)を待機位置に戻し、冊子(1)の一枚目のデータページ(4)の小口側を吸引パッド(B)により吸着した後、吸引パッド(B)を表紙(2)が開かれる方向に90度回動させて一枚目のデータページ(4)を冊子(1)の背を中心にしてめくる工程である。
この時に、二枚目のページを含むデータページ以外のその他のページがデータページに付随して開いてしまった「二重めくり」の場合にはそれらを分離してデータページ以外は元の位置に戻す分離工程に進む。「二重めくり」の状態の一例を図6に示した。
図6には、吸引パッド(B)に吸着されたデータページ(4)が約90度の角度まで開
帳方向に回動した時点で、データページに密着した二枚目のページが一緒に立ち上がってきている状態を示した。
帳方向に回動した時点で、データページに密着した二枚目のページが一緒に立ち上がってきている状態を示した。
そのために、第5の工程で二枚目のページが同時に開いたかどうかを検知して、開いた場合は次の分離工程で二枚目のページを一枚目から分離して戻し、開いていない場合は分離工程を省略して次工程へと進めるようにする制御機構により次工程選択をする。
分離工程は、図7に示したように、冊子(1)の一枚目のデータページ(4)に付随して開いた二枚目のページ(6)の小口側を吸引パッド(B)の反対側から吸引パッド(C)により吸着した後、吸引パッド(C)を冊子(1)の二枚目のページ(6)が元の方向に戻る方向に回動させ、吸引パッド(B)を表紙(2)が開かれた方向に回動させて一枚目のデータページ(4)のみを冊子(1)の背を中心にしてめくる工程である。
次の工程は、図8に示したように、分離工程で冊子(1)の一枚目のデータページ(4)と二枚目(6)の分離が完了した時点で吸引パッド(B)および吸引パッド(C)の吸着を解除して両方の吸引パッドを退避位置へ移動させる工程と、吸着された一枚目のデータページ(4)の被吸着面の反対の面から押さえ軸(H)を、二枚目のページ(6)の被吸着面の反対の面から押さえ軸(I)を当接して吸着解除後のページを冊子移送手段に押し付けて平面状に展開した状態で冊子載置部上へ載置する工程である。
第5の工程で二枚目のページが同時に開いたかどうかを検知した結果、開いていない場合は分離工程を省略して次工程へと進めるようにするので、「二重めくり」が起こっていない場合には分離工程が不要になり、すべての場合に分離工程を経る必要がないので肯定に要する時間が節約できて生産性の向上に寄与する。
本発明の冊子ページめくり方法によれば、たとえば以上の工程を経てパスポート冊子はデータページが次のページと密着していても、確実にデータページを開くことが出来る。また、冊子自身や他のページを曲げたりする必要がないため、冊子やページにシワや曲がり癖の起きない状態で、データページの印画面を上方にして冊子が開いた状態でパスポートプリンタに送ることが出来る。
複数のページを持つ冊子の特定のページを自動的に開いて次工程に供給する装置。
1…冊子(パスポート冊子)
2…表紙(表表紙)
3…表紙(裏表紙)
4…データページ(一枚目ページ)
5…プライマーコーティング
6…二枚目以降のページ
7…紙基材(用紙)
8…印刷層
9…空気
10…吸引パッド
A…吸引パッド
B…吸引パッド
C…吸引パッド
H…押さえ手段(押さえ軸)
I…押さえ手段(押さえ軸)
2…表紙(表表紙)
3…表紙(裏表紙)
4…データページ(一枚目ページ)
5…プライマーコーティング
6…二枚目以降のページ
7…紙基材(用紙)
8…印刷層
9…空気
10…吸引パッド
A…吸引パッド
B…吸引パッド
C…吸引パッド
H…押さえ手段(押さえ軸)
I…押さえ手段(押さえ軸)
Claims (2)
- 製本されたパスポート冊子の表紙または本文ページをめくってデータページに印刷を施す時に使用されるパスポート冊子のページめくり方法であって、
裏面の表紙を吸引パッドAにより吸着固定されたパスポート冊子の表紙の小口側を吸引パッドBにより吸着した後、吸引パッドBを表紙が開かれる方向に回動させて表紙を冊子の背を中心にしてめくる第1の工程と、
前記表紙が開かれた時点で前記吸引パッドBの吸着を解除して該吸引パッドを退避位置へ移動させる第2の工程と、
前記吸着された表紙の吸着と反対の面から押え手段を当接して前記吸着解除後の表紙を冊子載置部に押し付ける第3の工程と、
前記押え手段により表紙を冊子載置部に押し付けた状態で冊子の一枚目のデータページの小口側を吸引パッドBにより吸着した後、吸引パッドBを表紙が開かれる方向に90度回動させて一枚目のデータページを冊子の背を中心にしてめくる第4の工程と、
二枚目のページが同時に開いたかどうかを検知して、開いた場合は次の第6の工程で二枚目のページを一枚目から分離して戻し、開いていない場合は第8の工程へ進めるようにする制御機構により次工程選択をする第5の工程と、
冊子の一枚目のデータページに付随して開いた二枚目のページの小口側を吸引パッドBの反対側から吸引パッドCにより吸着した後、吸引パッドCを冊子の二枚目のページが元の方向に戻る方向に回動させ、吸引パッドBを表紙が開かれた方向に回動させて一枚目のデータページのみを冊子の背を中心にしてめくる第6の工程と、
冊子の一枚目と二枚目の分離が完了した時点で前記吸引パッドBおよび吸引パッドCの吸着を解除して該吸引パッドを退避位置へ移動させる第7の工程と、
前記吸着された一枚目と二枚目のページの吸着と反対の面から押え手段を当接して前記吸着解除後のページを平面状に展開した状態で冊子載置部上へ載置する第8の工程と、
を備えることを特徴とする冊子のページめくり方法。 - 製本されたパスポート冊子の表紙または本文ページをめくってデータページに印刷を施す時に使用されるパスポート冊子のページめくり装置であって、複数の冊子を積層収納する冊子収納部と、前記冊子収納部に隣接して配置された冊子移送手段と、前記冊子移送手段に隣接して配置され、表紙が平面状に開帳された状態の冊子の載置を可能とした冊子載置部とからなり、
前記冊子載置部に載置された冊子の裏表紙を吸着して載置部に固定するための吸引パッドAと、表紙および一ページ目をめくるための吸引パッドBと、二重めくりの場合に二ページ目を分離して戻すための吸引パッドCと、それぞれの吸引パッドに吸着するための負圧を供給するとともに前記吸引パッドに吸着された表紙あるいはページを開いた状態で吸引パッドへの負圧供給を解除する負圧供給手段と、前記吸引パッドを、表紙あるいはページを吸着する吸着位置と前記吸着された表紙あるいはページを冊子の背を中心に開いてから吸引パッドへの負圧供給を解除する吸着解除位置と該吸着解除位置から退避する退避位置間で移動させるパッド駆動手段と、
前記吸引パッドBにより吸着された表紙あるいはページの吸引パッドBと反対の面から当接し前記吸引パッドBへの負圧供給解除後の表紙あるいはページを前記冊子載置部に押し付ける押え部材Hおよび押え部材Iと、前記押え部材を、表紙あるいはページが前記冊子載置部に押し付けられる位置と前記表紙あるいはページの開き動作と干渉しない退避位置間で移動させる押え部材駆動手段と、
一枚目のページを90度の角度まで開いた時に二枚目のページが同時に開いたかどうかを検知する検知手段と、検知結果により次工程を選択する制御機構とを備えている、
ことを特徴とする冊子のページめくり装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010251806A JP2012101436A (ja) | 2010-11-10 | 2010-11-10 | 冊子のページめくり方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010251806A JP2012101436A (ja) | 2010-11-10 | 2010-11-10 | 冊子のページめくり方法と装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012101436A true JP2012101436A (ja) | 2012-05-31 |
Family
ID=46392443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010251806A Pending JP2012101436A (ja) | 2010-11-10 | 2010-11-10 | 冊子のページめくり方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012101436A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP3527396A1 (de) * | 2018-02-19 | 2019-08-21 | Bundesdruckerei GmbH | Vorrichtung, system und verfahren zum öffnen bzw. blättern eines buchartigen sicherheitsdokuments |
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KR102606596B1 (ko) * | 2023-07-26 | 2023-11-29 | 한국조폐공사 | 여권 개방 및 폐쇄부를 구비한 여권검사장치 |
-
2010
- 2010-11-10 JP JP2010251806A patent/JP2012101436A/ja active Pending
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