JP6880923B2 - 容器用ホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、容器用ホルダに関する。
コップなどの有底筒状の容器に装着される容器用ホルダとしては、壁板の両端部を貼り合わせて筒状に形成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−105603号公報
前記した従来の容器用ホルダは、片面段ボールによって形成されている。この容器用ホルダに容器を収容すると、容器の外周に配置される複数のフルートによって、容器の外周に空気層を形成することができる。しかしながら、従来の容器用ホルダでは、フルートの両端部が開口しているため、フルートの内部空間の温度を保ち難く、容器の保冷効果および保温効果が低いという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、容器の保冷性および保温性に優れた容器用ホルダを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、有底筒状の容器が収容される容器用ホルダであって、壁板の両端部を貼り合わせた貼合部が後部に形成された筒状の胴部と、前記胴部の下部に嵌め込まれた底板と、を備えている。前記壁板は、片面段ボールからなり、当該片面段ボールの中芯の複数のフルートが前記壁板の内面に露出している。前記各フルートは、上下方向に延びており、前記壁板の上縁部および下縁部はプレス加工され、前記各フルートの両端部が塞がれている。前記壁板の内面には周方向に延びている取付溝が形成され、前記取付溝に前記底板の外周縁部が嵌め込まれている。前記底板の外周縁部の前端部に凹部が形成されるとともに、前記底板の後端部には、前記貼合部側に突出した突出部が形成されている。前記突出部は、前記貼合部に向かうにつれて左右方向の幅が小さく形成されている。前記取付溝内の前端部には、前記片面段ボールの前記中芯の前記フルートによって凸部が形成され、前記底板の外周縁部に形成された前記凹部が前記凸部に嵌め合わされている。
本発明の容器用ホルダでは、胴部に容器を収容すると、壁板の各フルートの内部空間および隣り合うフルートの間の空間によって容器の外周に空気層が形成される。また、各フルートの両端部が塞がれているため、各フルートの内部空間の温度を保ち易い。したがって、本発明の容器用ホルダでは、容器の保冷性および保温性を高めることができる。
前記した容器用ホルダが前記胴部の下部に嵌め込まれた底板を備えており、前記底板が片面段ボールからなる場合には、この片面段ボールの複数のフルートを前記底板の上面に露出させることが好ましい。
この構成では、胴部に容器を収容すると、底板の各フルートの内部空間および隣り合うフルートの間の空間によって容器の下側に空気層が形成されるため、容器の下部の保冷性および保温性を高めることができる。
前記した容器用ホルダにおいて、前記壁板の内面に取付溝を形成した場合には、前記取付溝に前記底板の外周縁部を嵌め込むことが好ましい。
この構成では、胴部の下端部よりも上方に底板を位置決めすることができる。これにより、容器用ホルダをテーブルなどに置いたときに、底板と載置面との間に空間が形成されるため、容器の下部の保冷性および保温性を高めることができる。
本発明の他の構成は、有底筒状の容器が収容される容器用ホルダのブランクシートであって、壁板と底板とを備えている。前記壁板は、複数のフルートが片面に形成された長方形の片面段ボールであり、前記各フルートは、前記片面段ボールの長手方向に直交する方向に延びている。前記片面段ボールは、長手方向に直交する方向の両縁部がプレス加工され、前記各フルートの両端部が塞がれている。前記片面段ボールの前記片面側には、前記底板を取り付けるための取付溝が前記片面段ボールの長手方向に延びている。前記取付溝内には、前記片面段ボールの中芯によって凸部が形成され、前記底板の外周縁部には、前記凸部に嵌め合わされる凹部が形成されている。
本発明では、片面段ボールの片面側が内側となるようにブランクシートを湾曲させ、ブランクシートの両端部を貼り合わせることで、筒状の胴部を形成することができる。
そして、胴部に容器を収容すると、各フルートの内部空間および隣り合うフルートの間の空間によって容器の外周に空気層が形成される。また、各フルートの両端部が塞がれているため、各フルートの内部空間の温度を保ち易い。
このように、本発明のブランクシートを用いた容器用ホルダでは、容器の保冷性および保温性を高めることができる。
本発明の容器用ホルダでは、製造コストを抑えつつ、容器の保冷性および保温性を高めることができる。また、本発明のブランクシートでは、製造コストを抑えるとともに、容器の保冷性および保温性に優れた容器用ホルダを形成することができる。
本発明の参考例に係る容器用ホルダを前方左上から見た斜視図である。 本発明の参考例に係る容器用ホルダにコップを収容した状態を前方左上から見た斜視図である。 本発明の参考例に係る容器用ホルダを示した平面図である。 本発明の参考例に係る容器用ホルダのブランクシートを示した図である。 本発明の参考例に係る容器用ホルダの保冷効果の試験結果を示したグラフである。 本発明の参考例に係る容器用ホルダの変形例を示した図で、(a)は手掛け穴に凹凸部を形成した構成の側面図、(b)は貼合部に二つの手掛け穴を形成した構成の側面図、(c)は貼合部の側縁部に凹凸部を形成した構成の側面図である。 本発明の参考例に係る容器用ホルダの変形例を示した図で、壁板と底板とを帯部によって連結した構成のブランクシートである。 本発明の実施形態に係る容器用ホルダを示した図で、取付溝内に凸部を形成した構成のブランクシートである。
本発明の参考例および実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向とは、参考例および本実施形態の容器用ホルダを説明する上で便宜上設定したものであり、容器用ホルダの構成を限定するものではない。
参考例および本実施形態では、本発明の容器用ホルダの一例として、図2に示すように、飲料水用のコップCが収容される容器用ホルダ1について説明する。
参考例の容器用ホルダ1は、筒状の胴部10と、胴部10の下部に嵌め込まれた底板20と、を備えている。コップCは、胴部10内に収容される。
胴部10は、図1に示すように、一枚の壁板11を略円筒状に湾曲させるとともに、壁板11の長手方向の両端部(左右の端部)を貼り合わせたものである。
壁板11のブランクシートS1は、図4に示すように、一方向に直線状に延びている長方形の平板である。このブランクシートS1は、一枚のライナー51の内面(片面)に中芯52を貼り付けた片面段ボールである。
中芯52には、ブランクシートS1の長手方向(周方向)に直交する方向(ブランクシートS1の短手方向)に延びているフルート53が複数並設されている。すなわち、中芯52には、ブランクシートS1の長手方向に連続した波形の凹凸面が形成されている。
壁板11の内面には、片面段ボールの各フルート53が露出し、壁板11の外面には、片面段ボールのライナー51が露出している。
胴部10には、図1に示すように、壁板11を略円筒状に湾曲させた周壁部12と、壁板11の両端部を貼り合わせた貼合部13と、が形成されている。周壁部12は、後記する底板20の外周縁部に沿って湾曲している(図3参照)。
参考例では、壁板11の長手方向の中央部を基点として、壁板11の両側を湾曲させることで、周壁部12が形成されている。壁板11の長手方向の中央部は周壁部12の前端部に配置されている。
貼合部13は、壁板11の長手方向の両端部の内面同士を貼り合わせた部位である。壁板11の両端部の内面は、粘着テープや接着剤などの接着手段が設けられる接着面であり、壁板11の一端部の内面が他端部の内面に接着される。
貼合部13は、周壁部12の後端部から後方に向けて突出している。貼合部13は、上下方向に延びている長方形の平板である。貼合部13の前方に壁板11の長手方向の中央部が配置されている。
貼合部13では、図3に示すように、壁板11の両端部の中芯52同士が係合している。具体的には、壁板11の一端部の各フルート53と、壁板11の他端部の各フルート53とが噛み合わされている。すなわち、壁板11の一端部の各フルート53の間に、他端部の各フルート53が入り込んでいる。このように、壁板11の両端部の内面に形成された凹凸面が組み合わされている。
壁板11の両端部には、図4に示すように、手掛け穴13a,13aがそれぞれ形成されている。図1に示すように、壁板11の両端部を貼り合わせたときには、両手掛け穴13a,13aが連通している。
このように、本実施形態の貼合部13には、左右方向に貫通した手掛け穴13a,13aが形成されており、貼合部13によって取っ手30が形成されている。取っ手30は、容器用ホルダ1を持つときに手で把持する部位である。
壁板11の内面には、図4に示すように、取付溝15がブランクシートS1の長手方向に沿って直線状に形成されている。すなわち、取付溝15は、各フルート53に直交する方向に延びている。
取付溝15は、後記する底板20の外周縁部が嵌め込まれる凹部である。取付溝15の溝幅(上下方向の幅)は、底板20の厚さと略同じ大きさに形成されている。
取付溝15は、中芯52を長手方向に一定の幅に切り取ることで形成されている。したがって、取付溝15の底部には、ライナー51が露出している。
取付溝15は、壁板11の下部に形成されており、壁板11の下縁部から所定の間隔を空けて配置されている。
なお、取付溝15と壁板11の下縁部との間隔は限定されるものではないが、取付溝15と壁板11の下縁部との間の帯状の中芯52がライナー51に対して十分な接着面積を確保することができるように設定されている。
参考例の壁板11(ブランクシートS1)では、長手方向に直交する方向(上下方向)の両縁部11a,11bが帯状にプレス加工されている。すなわち、壁板11の上縁部11aおよび下縁部11bがプレス加工されている。これにより、各フルート53の上下の端部が押し潰されている。このようにして、各フルート53の両端部は塞がれており、各フルート53の内部空間の密閉性が高められている。
なお、フルート53の端部は、密閉されていなくてもよく、フルート53の開口面積が、フルート53の中間部の内空断面積よりも小さく形成されていればよい。
また、フルート53の端部を接着剤やテープによって閉じることで、フルート53の内部空間の密閉性を高めてもよい。
また、フルート53は、取付溝15に開口しているが、取付溝15には後記する底板20の外周縁部が嵌め込まれるため、フルート53の取付溝15側の開口部は、底板20によって塞がれる。
底板20のブランクシートS2は、略円形の平板である。このブランクシートS2は、ライナー51の上面に中芯52を貼り付けた片面段ボールである。
底板20の上面には、片面段ボールの各フルート53が露出し、底板20の下面には、片面段ボールのライナー51が露出している。
中芯52には、前後方向に延びているフルート53が複数並設されている。すなわち、中芯52には、左右方向に連続した波形の凹凸面が形成されている。
底板20の前半分は、図3に示すように、半円形状に形成されている。また、底板20の後半分には、半円形状の部位と、半円形状の部位の後端部から貼合部13側(後方)に突出した突出部21と、が形成されている(図4参照)。
突出部21は、貼合部13に向かうにつれて左右方向の幅が漸次小さく形成されている。突出部21は、貼合部13側の端部を頂点とする略三角形の領域である。突出部21の左右の縁部は、内側に向けて凹形状となるように円弧状に湾曲している(図4参照)。
底板20は、図1に示すように、胴部10の下部に嵌め込まれている。また、底板20の外周縁部は、壁板11の取付溝15に嵌め込まれている。これにより、底板20は、胴部10の下端部よりも上方に位置決めされている。
参考例の容器用ホルダ1を組み立てるときには、まず、図4に示すように、壁板11(ブランクシートS1)の取付溝15の中央部に底板20(ブランクシートS2)の前端部を嵌め込む。
なお、壁板11の内面に取付溝15の中央部を示すマークを印刷するとともに、底板20に前端部を示すマークを印刷しておくと、取付溝15に底板20を組み付け易くなる。
そして、図3に示すように、片面段ボールの中芯52側が内側となるように、底板20の外縁部に沿って壁板11を筒状に湾曲させる。これにより、底板20の外縁部全体が取付溝15に嵌め込まれる。
また、底板20の突出部21の両縁部に沿って壁板11を湾曲させていくと、壁板11の両端部が重なり合う。
また、図1に示すように、壁板11の両端部の内面同士を貼り合わせて貼合部13を形成する。このとき、壁板11の両端部の各フルート53が噛み合わされる(図3参照)。そして、壁板11の貼合部13によって、胴部10に取っ手30が形成される。
このようにして、胴部10および底板20からなる容器用ホルダ1を簡単に組み立てることができる。
参考例の容器用ホルダ1を使用するときには、図2に示すように、胴部10の上側の開口部からコップCを胴部10内に差し込む。本実施形態では、コップCの上端部が胴部10の上縁部よりも上方に突出するように、胴部10および底板20の高さが設定されている。
胴部10にコップCを収容すると、コップCの外周面に壁板11の各フルート53の頂部が接する。また、コップCの下面に底板20の各フルート53(図4参照)の頂部が接する。
以上のような容器用ホルダ1では、図2に示すように、胴部10にコップCを収容すると、コップCの外周面および下面が壁板11および底板20によって覆われる。また、壁板11および底板20の各フルート53の内部空間および隣り合うフルート53,53の間の空間によってコップCの外周および下側に空気層が形成される。
さらに、各フルート53の両端部が塞がれており、各フルート53の内部空間の密閉性が高められているため、各フルート53の内部空間の温度を保ち易い。
したがって、参考例の容器用ホルダ1では、片面段ボールを用いて製造コストを抑えるとともに、コップCの保冷性および保温性を高めることができる。
図5のグラフは、参考例の容器用ホルダ1の保冷効果の試験結果を示したものである。参考例の容器用ホルダ1にコップCを収容したものと、コップC単体と、胴部10にコップCに収容したもの(底板20がない構成)との温度変化を比較した。前記した各測定対象をテーブルに静置した状態で、室温が28度の室内におけるコップC内の飲料の温度変化を測定した。なお、胴部10にコップCに収容した構成では、参考例の容器用ホルダ1における胴部10の下端部から底板20までの高さの分だけ胴部10の下端部をテーブルから浮かせてテーブルに静置している。
その結果、1時間が経過した時点で、容器用ホルダ1に収容されたコップC内の飲料の温度は、コップC単体の飲料の温度よりも約5度低くなる。また、1時間が経過した時点で、容器用ホルダ1に収容されたコップC内の飲料の温度は、胴部10に収容されたコップC内の飲料の温度よりも約3度低くなる。
これにより、参考例の容器用ホルダ1がコップCの保冷性に優れていることがわかった。
また、参考例の容器用ホルダ1では、図2に示すように、胴部10の下端部よりも上方に底板20が位置決めされており、容器用ホルダ1をテーブルに置いたときに、底板20と載置面との間に空間が形成されるため、コップCの下部の保冷性および保温性を高めることができる。
参考例の容器用ホルダ1は、図4に示すブランクシートS1,S2を用いて容易に組み立てることができる。
胴部10を組み立てるときには、図3に示すように、底板20の突出部21の縁部に沿って壁板11を緩やかに湾曲させながら、壁板11の両端部をスムーズに重ね合わせることができる。
また、壁板11の両端部を重ね合わせると、壁板11の両端部の中芯52,52の各フルート53が噛み合わされ、壁板11の両端部が強固に連結される。
これにより、胴部10の貼合部13の強度を高めることができる。そして、図2に示すように、貼合部13に形成された取っ手30の強度を高めることができるため、容器用ホルダ1を安定して持つことができる。
また、図3に示すように、壁板11の一端部の各フルート53の間に、他端部の各フルート53が入り込むため、貼合部13の厚さを薄くすることができる。
以上、本発明の参考例について説明したが、本発明は前記参考例に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
参考例の容器用ホルダ1では、図1に示すように、貼合部13が長方形に形成されているが、貼合部13の形状や大きさは限定されるものではない。
例えば、図6(a)に示すように、手掛け穴13aの内周縁部に凹凸部13bを形成した構成や、図6(b)に示すように、貼合部13に上下二つの手掛け穴13a,13aを形成した構成など、取っ手30の握り易さやデザインを考慮して、貼合部13を形成することができる。
また、図6(c)に示すように、貼合部13を小さく形成し、貼合部13の側縁部に凹凸部13cを形成してもよい。さらに、貼合部13に取っ手30を形成しなくてもよい。
参考例の容器用ホルダ1では、図4に示すように、底板20が片面段ボールによって形成されているが、底板20の材質は限定されるものではなく、両面にライナーが配置された段ボールや厚紙を用いてもよい。また、容器用ホルダ1に底板20を設けなくてもよい。
参考例の容器用ホルダ1では、壁板11と底板20とが別体に形成されているが、壁板11の下縁部の中央部に底板20の端部を連結してもよい。例えば、図7に示すように、一枚の片面段ボールのシートから壁板11および底板20を切り抜くときに、壁板11と底板20との間にライナー51を帯状に残しておく。この構成では、壁板11と底板20とに連結された帯部55によって、壁板11に底板20を付帯させることができる。
本発明の実施形態では、図8に示すように、取付溝15内に中芯52が切り取られていない凸部16を残し、底板20の外周縁部の前端部に形成した凹部26を、取付溝15の凸部16に嵌め合わせることで、胴部10(図1参照)に対して底板20を周方向に位置決めすることができる。
参考例の容器用ホルダ1では、取付溝15が壁板11の長手方向の一方の縁部から他方の縁部に亘って形成されているが、取付溝15は少なくとも周壁部12の領域に形成されていればよい。
参考例の容器用ホルダ1において、中芯52のフルート53の高さや幅は限定されるものではないが、保冷性および保温性を考慮すると、フルート53の幅と高さの比率は、1:0.73または1:0.5であることが好ましい。さらに、フルート53の幅は4〜8mm、高さは2〜6mmであることが好ましい。
また、ライナー51や中芯52の板厚は限定されるものではないが、保冷性および保温性を考慮すると、ライナー51の板厚は0.2〜0.5mm、中芯52の板厚は0.1〜0.5mmであることが好ましい。さらに、片面段ボールの板厚は、2〜8mmであることが好ましい。
参考例では、各フルート53が壁板11の長手方向(周方向)に直交する方向に延びているが、各フルート53を壁板11の長手方向(周方向)に対して傾斜させてもよい。なお、本実施形態のように、各フルート53を壁板11の長手方向(周方向)に直交する方向に延ばした場合には、壁板11を筒状に湾曲させ易い。
参考例の容器用ホルダ1において、片面段ボールに白ライナーを用いた場合には、胴部10の外面に対して模様や商品名を明確に印刷することができる。また、壁板11や底板20に防水加工を施してもよい。
参考例の容器用ホルダ1では、図2に示すように、飲料水用のコップCが胴部10に収容されているが、胴部10に収容される有底筒状の容器は限定されるものではない。
1 容器用ホルダ
10 胴部
11 壁板
12 周壁部
13 貼合部
13a 手掛け穴
15 取付溝
20 底板
21 突出部
30 取っ手
51 ライナー
52 中芯
53 フルート
C コップ
S1 ブランクシート(壁板)
S2 ブランクシート(底板)

Claims (2)

  1. 有底筒状の容器が収容される容器用ホルダであって、
    壁板の両端部を貼り合わせた貼合部が後部に形成された筒状の胴部と、
    前記胴部の下部に嵌め込まれた底板と、を備え、
    前記壁板は、片面段ボールからなり、
    当該片面段ボールの中芯の複数のフルートが前記壁板の内面に露出し、
    前記各フルートは、上下方向に延びており、
    前記壁板の上縁部および下縁部はプレス加工され、
    前記各フルートの両端部が塞がれており、
    前記壁板の内面には周方向に延びている取付溝が形成され、
    前記取付溝に前記底板の外周縁部が嵌め込まれており、
    前記底板の外周縁部の前端部に凹部が形成されるとともに、
    前記底板の後端部には、前記貼合部側に突出した突出部が形成され、
    前記突出部は、前記貼合部に向かうにつれて左右方向の幅が小さく形成されており、
    前記取付溝内の前端部には、前記片面段ボールの前記中芯の前記フルートによって凸部が形成され、前記底板の外周縁部に形成された前記凹部が前記凸部に嵌め合わされていることを特徴とする容器用ホルダ。
  2. 請求項1に記載の容器用ホルダであって、
    前記底板は、片面段ボールからなり、
    当該片面段ボールの複数のフルートが前記底板の上面に露出していることを特徴とする容器用ホルダ。
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