JP2006322299A - 横葺屋根板とその接続手段による横葺屋根構造 - Google Patents

横葺屋根板とその接続手段による横葺屋根構造 Download PDF

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Abstract

【課題】表面材と発泡性合成樹脂による裏打材とを一体に成形した横葺屋根板の、施工時に施工者が乗ることにより嵌合部を潰さない為に、嵌合部においての上方からの荷重に対して補強した横葺屋根板。
【解決手段】ほぼ平坦な屋根板面1bと、その屋根板面1bの幅方向の端部に表面材1aを折り曲げた前端面1cと、さらに折り曲げた差込片1eとを形成し、その幅方向の他端部に表面側に折り曲げた嵌合片11と表面材1aとにより嵌合溝1kを形成し、その嵌合溝1kに、他の横葺屋根板の差込片1eを差し込み嵌合する、その横葺屋根板の表面材1aと発泡性合成樹脂による裏打材1uとを一体に成形する横葺屋根の、前記の差込片1eを折り曲げ延長した折返片1iにより、前端面1cを補強する横葺屋根板とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、金属板による表面材と裏打材による、複数の長尺の横葺屋根板を、長手方向に接続する横葺屋根板において、ほぼ平坦な屋根板面と、その屋根板面の幅方向の端部に表面材を折り曲げた前端面と、さらに折り曲げた差込片とを形成し、その幅方向の他端部に表面側に折り曲げた嵌合片と表面材とにより嵌合溝を形成し、その嵌合溝に、他の横葺屋根板の差込片を差し込み嵌合する、その横葺屋根板の表面材と発泡性合成樹脂による裏打材とを一体に成形して、施工時に施工者が乗ることにより嵌合部を潰さない為に、嵌合部においての上方からの荷重に対して補強した横葺屋根板に関する。
従来、横葺屋根板の表面材と発泡性合成樹脂による裏打材とを一体に成形する横葺屋根板の、嵌合部においての上方からの荷重に対して補強した横葺屋根板には、嵌合部において、嵌合する横葺屋根板の裏打材を、嵌合される横葺屋根板に乗せる横葺屋根板がある。(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−199740号公報
従来の技術には、発泡性合成樹脂による裏打材の充填は、原材料の注入量や配合や混合度合いや発泡温度や材齢等などの不安定要因が多数あり、一定にするのは困難であり、不足すると強度が不足する問題と、過大になると嵌合が困難になる問題や、嵌合部は形状が複雑であり、そこに発泡性合成樹脂による裏打材の充填を矯正して注入する為には、複雑な機構になる問題があり、嵌合部に裏打材の充填を行わないと、嵌合部の強度が不足し、施工時に施工者が乗ることにより嵌合部を潰す問題があった。
この発明は、金属板による表面材と裏打材による、複数の長尺の横葺屋根板を、長手方向に接続する横葺屋根板において、ほぼ平坦な屋根板面と、その屋根板面の幅方向の端部に表面材を折り曲げた前端面と、さらに折り曲げた差込片とを形成し、その幅方向の他端部に表面側に折り曲げた嵌合片と表面材とにより嵌合溝を形成し、その嵌合溝に、他の横葺屋根板の差込片を差し込み嵌合する、その横葺屋根板の表面材と発泡性合成樹脂による裏打材とを一体に成形する横葺屋根板に関して、前記の差込片を折り曲げ延長した折返片により、前端面を補強する横葺屋根板とする。
この発明による横葺屋根板とその接続手段とによる横葺屋根構造には、次のような効果がある。
A.横葺屋根板の表面材による差込片を折り曲げ延長した折返片により、前端面を補強するため、
a.施工時の施工者が乗り嵌合部を潰さない為に、嵌合部においての上方からの荷重に対しての補強が、前端面の折返片による補強により可能になり、
イ.発泡性合成樹脂による裏打材の充填の、不安定要因が影響せず、充填度合いによる問題が解消され、
ロ.充填不足による強度が不足する問題と、
ハ.充填過大による嵌合の困難になる問題等が解消され、
ニ.製品の品質が向上し、
b.複雑な形状の嵌合部に、そこに発泡性合成樹脂による裏打材の充填を矯正して注入する必要が無くなり、
イ.発泡性合成樹脂による裏打材の充填を、嵌合部に矯正して注入する複雑な機構が不要となり、
ロ.コストが低下する。
B.長手方向に接続する手段が、横葺屋根板の接続部の裏打材を切り欠いて、横葺屋根板を重なり合わせる横葺屋根板の場合、
a.嵌合部の差込片を折り曲げ延長した折返片により、前端面を補強するため、
イ.嵌合部の構造が簡単になり、
ロ.長手方向に接続する接続部の構造が簡単になり、
ハ.接続部が目立たなくなり連続した長い帯状の屋根意匠となり、意匠性が向上する。
C.長手方向に接続する手段が、横葺屋根板の接続部の裏打材を切り欠いて、継手部材に差し込み接続する横葺屋根板の場合、
イ.継手部材により接続部の補強が可能になり、
ロ.接続部により屋根板の温度変化による、線膨張が緩衝可能になり、
ハ.継手部材が屋根面の意匠のアクセントとなり、意匠性が向上する。
D.前記の折返片が、裏打材により覆われた、横葺屋根板の場合、
a.折返片が裏打材により屋根板面に強固に固定され、
イ.上方からの荷重に対しての強度が向上する。
E.屋根板面と折返片との間を、発泡性合成樹脂による裏打材により充填する、横葺屋根板の場合、
a.屋根板面と折返片との間の発泡性合成樹脂による裏打材により、
イ.断熱性が向上し、
ロ.遮音性が向上する。
F.折返片と嵌合片とにより、嵌合による隙間の屋外側方向に空間を形成し、再度近接する横葺屋根板の場合、
a.屋外側方向に、空間を形成し毛細管現象による雨水の浸入を、遮断可能になり、
イ.屋根の水密性が向上する。
G.この発明による横葺屋根板とその接続手段とによる横葺屋根構造とすることにより、
a.嵌合部の強度を向上することにより、前端面の幅を広くとる事が可能となり、
イ.屋根板面と、前端面とのコントラストが大きくなり、意匠性が向上する。
b.前端面の幅を広くとる事により、裏打材の厚さを厚くとる事が可能になり、
イ.屋根の断熱性能が向上し、
ロ.屋根上に積もった雪が、室内側からの熱により解けて、水となり再度氷結して、雪解け水を貯めるダムとなり、屋根からの漏水となる、すがもれ現象を防止する。
c.風圧による接続部の変形が防止され、変形による接続部の開口により、雨水が浸入する事を防止され、横葺屋根の接続部の水密性が向上する。
A.この発明による金属板は、
a.次に代表される塗装金属板や、
イ.塗装亜鉛メッキ鋼板
ロ.塗装アルミニウム亜鉛合金メッキ鋼板
ハ.塗装ステンレス鋼板
ニ.塗装銅板
ホ.塗装アルミニウム合金板
ヘ.合成樹脂シート張り合わせ金属板
ト.塗装チタン・ニッケル合金板
チ.その他の塗装合金鋼等
b.次に代表される無塗装金属板、
イ.亜鉛メッキ鋼板
ロ.アルミニウム亜鉛合金メッキ鋼板
ハ.ステンレス鋼板
ニ.銅板
ホ.アルミニウム合金板等
ヘ.チタン・ニッケル合金板
ト.その他の合金鋼等
c.それらの金属板に深いエンボス加工を加えた金属板
d.エンボス加工の上に塗装した金属板
e.次に代表される型押板
イ.押し出し成形アルミニウム板の切削加工品のプレス加工品
ロ.ダイキャスト板等を使用する。
B.この発明に使用される建築用パネルや部材の釘打ち固定には、
a.次に代表される、固定具を使用する。
イ.タッピングビス
ロ.釘
ハ.ホッチキス
ニ.木ネジ
ホ.ポップリベット
ヘ.両面粘着テープ等
C.この発明に使用される発泡合成樹脂等は、
a.建築用パネルの裏打材には、
イ.次に代表される発泡合成樹脂に
○硬質発泡ウレタン樹脂
○硬質発泡ヌレート樹脂
○発泡フェノール樹脂
○発泡スチレン樹脂等
ロ.次に代表される裏面材を積層している。
○はり合わせアルミニウム箔
○スチールペーパー
○ポリエチコートクラフト紙
○アルミ蒸着紙
○合成樹脂シート等
ハ.前記の金属板と裏面材との間に、それらの発泡合成樹脂を充填し、主に発泡合成樹脂の自己接着性を利用して、積層している。
ニ.また、裏面材を欠いた発泡合成樹脂のみの、裏打材とする事も可能である。
発明の実施例について、次の、実施例1、実施例2、実施例3、実施例4、及び実施例5により、図面を参照して説明する。
図1,図2,図3,図4,図5,図6,及び図7は、この発明の実施例1を示すものである。
A.図1,図6,及び図7に示す、実施例1においての横葺屋根板1は、
a.金属板5による長尺の表面材1aを成形して、ほぼ平坦な屋根板面1bを形成し、
b.その屋根板面1bの一側端に、次のような前端面1cと差込片1eと折返片1iとを形成し、
イ.表面材1aをくの字形に裏面側に折り曲げて前端面1cを形成し、
ロ.その前端面1cを、さらに鋭角に裏面側に折り曲げて、そして、裏面側に折り返して先端がナス型にふくれた差込片1eを形成し、
ハ.その差込片1eを、その差込片1eと前端面1cと屋根板面1bとの裏面に沿って延長して、折返片1iを形成し、
c.そして、その屋根板面1bの他側端に、次のような嵌合片1lと嵌合溝1kと釘打片1nとを形成し、
イ.屋根板面1bを、表面側にU字形に折り曲げて、嵌合溝1kを形成し、
ロ.その嵌合溝1kを裏面側に折り返して、嵌合片1lを形成し、
ハ.その嵌合片1lを裏面側に鈍角のクランク状に折り曲げて、先端を表面側に折り返し、途中に裏面側に開口する断面半円形の突起を持つ、釘打片1nを形成し、
d.また、その横葺屋根板1の長手方向の端部に、次のような連結面1sを形成し、
イ.屋根板面1bの表面側に突起し、屋根板面1bの幅方向に長く、互いに平行な複数の突条1tを形成し、
ロ.その連結面1sの嵌合溝1kの内幅を、板厚程度広く押し広げて形成し、
ハ.その連結面1sの先端に、表面材1aを表面側に折り返した、折曲片1qを形成し、
e.それから、その横葺屋根板1の長手方向の他端部の屋根板面1bを、裏面側に折り返した折曲片1qを持つ、次のような剥取片1pを形成し、
イ.その剥取片1pの折返片1iを切り欠いて、折返切欠1jを形成し、
ロ.その差込片1eと、差込片1e側の前端面1cとを、折返切欠1jの端部から切り欠いて、差込切欠1fを形成し、
ハ.その差込切欠1fの途中に略矩形の裏面側に折れ曲がり突起し、他の横葺屋根板1の前端面1cを内側に嵌合可能な、鉤片1hを形成し、
ニ.その差込切欠1fの鉤片1h以外の部分を、水抜切欠1gとして形成し、
ホ.そして、その剥取片1pの嵌合片1lと釘打片1nを切り欠き、それとともに、嵌合溝1kをテーパー状に切り欠いて、嵌合切欠1mを形成し、
ヘ.その残った嵌合溝1kを押し窄めて、その外幅を板厚程度薄く形成し、
ト.その剥取片1pの長さを、連結面1sの長さより長く形成し、
f.それにまた、その成形した表面材1aの裏面側に、
イ.前端面1cと屋根板面1bとの折返片1i上の屈曲部から、嵌合溝1k側の側端に亘る間を、裏面材1vにより覆った、発泡合成樹脂6による次のような裏打材1uを形成し、
ロ.その裏打材1uの幅方向の断面は、屋根板面1bを底辺とし、その頂点が差込片1e側によった薄い三角形に形成し、
g.その剥取片1pの裏面の裏打材1uを、裏打材1u側に内向傾斜して切断して、剥離端1dを形成し、
イ.その剥取片1pの剥離端1dの外方の裏打材1uを、屋根板面1bから剥ぎ取り、
h.また、前記の連結面1sの裏面の裏打材1uも、その端部近辺を裏打材1u側に内向傾斜して切断して、剥離端1dを形成し、その外方の裏打材1uを、屋根板面1bから剥ぎ取り形成する。
B.図1,図2,図3,図4,及び図5に示す、実施例1の屋根4の施工は、
a.次のようにして横葺屋根板1を施工し、
イ.施工仕様の要求と屋根4の設計による接続部3の位置に合わせて、
ロ.前の段の、すでに固定した横葺屋根板1の嵌合溝1kに、他の横葺屋根板1の差込片1eを差し込ませて、
ハ.その横葺屋根板1の釘打片1nを釘打ち固定し、
b.その横葺屋根板1の連結面1sに、次の横葺屋根板1を被せて施工し、
イ.前者の横葺屋根板1の連結面1sの前端面1cと、前の段の横葺屋根板1の屋根板面1bとの隙間に、後者の横葺屋根板1の剥取片1p側の鉤片1hを差し込み、
ロ.前者の横葺屋根板1の連結面1sの嵌合溝1kに、後者の横葺屋根板1の剥取片1pの嵌合溝1kを入れて、
ハ.前者の横葺屋根板1の連結面1sを、後者の横葺屋根板1の剥取片1pにより覆いながら、
ニ.前の段の、すでに固定した横葺屋根板1の嵌合溝1kに、後者の横葺屋根板1の差込片1eを差し込ませて、
ホ.その横葺屋根板1の釘打片1nを釘打ち固定し、
ヘ.上記を繰り返して、この段の横葺屋根板1を複数施工し、
c.そして、それらの、施工された横葺屋根板1の次の段以降に、上記を繰り返して、屋根4を施工する。
図8,図9,図10,図11,図12,図13,及び図14は、この発明の実施例2を示すものである。
A.図8,図13,及び図14に示す、実施例2においての横葺屋根板1は、
a.金属板5による長尺の表面材1aを成形して、ほぼ平坦な屋根板面1bを形成し、
b.その屋根板面1bの一側端に、次のような前端面1cと差込片1eと折返片1iとを形成し、
イ.表面材1aをL字形に裏面側に折り曲げて前端面1cを形成し、
ロ.その前端面1cを、さらに鋭角気味に裏面側に折り曲げて、そして、裏面側に折り返して先端がナス型にふくれた差込片1eを形成し、
ハ.その差込片1eを、その差込片1eの裏面に沿って延長し、前端面1cの角において、鋭角に表面側に折り曲げて、屋根板面1bに当たる位置でくの字形に表面側に折り曲げて、屋根板面1bの裏面に沿って延長して、折返片1iを形成し、
c.そして、その屋根板面1bの他側端に、次のような嵌合片1lと嵌合溝1kと釘打片1nとを形成し、
イ.屋根板面1bを、表面側にU字形に折り曲げて、嵌合溝1kを形成し、
ロ.その嵌合溝1kを裏面側に折り返して、嵌合片1lを形成し、
ハ.その嵌合片1lを裏面側に鈍角のクランク状に折り曲げて、先端を表面側に折り返し、途中に裏面側に開口する断面半円形の突起を持つ、釘打片1nを形成し、
d.また、その横葺屋根板1の長手方向の端部に、次のような連結面1sを形成し、
イ.屋根板面1bの表面側に突起し、屋根板面1bの幅方向に長く、互いに平行な複数の突条1tを形成し、
ロ.その連結面1sの嵌合溝1kと、嵌合片1lと、釘打片1nとを切り欠いて釘打切欠1oを形成し、
ハ.その連結面1sの先端に、表面材1aを表面側に折り返した、折曲片1qを形成し、
e.それから、その横葺屋根板1の長手方向の他端部の屋根板面1bを、裏面側に折り返した折曲片1qを持つ、次のような剥取片1pを形成し、
イ.その剥取片1pの折返片1iを切り欠いて、折返切欠1jを形成し、
ロ.その差込片1eと、差込片1e側の前端面1cとを、折返切欠1jの端部から切り欠いて、差込切欠1fを形成し、
ハ.その差込切欠1fの途中に略矩形の裏面側に折れ曲がり突起し、他の横葺屋根板1の前端面1cを内側に嵌合可能な、鉤片1hを形成し、
ニ.その差込切欠1fの鉤片1h以外の部分を、水抜切欠1gとして形成し、
ホ.そして、その剥取片1pの先端部の近辺の嵌合片1lと釘打片1nを切り欠いて、嵌合切欠1mを形成し、
ヘ.その剥取片1pの長さを、連結面1sの長さより長く形成し、
f.それにまた、その成形した表面材1aの裏面側に、
イ.前端面1c方向への屋根板面1bからの折返片1i上の屈曲部から、嵌合溝1k側の側端に亘る間を、裏面材1vにより覆った、発泡合成樹脂6による次のような裏打材1uを形成し、
ロ.その裏打材1uの幅方向の断面は、屋根板面1bを底辺とし、その頂点が差込片1e側によった薄い三角形に形成し、
g.その剥取片1pの裏面の裏打材1uを、裏打材1u側に内向傾斜して切断して、剥離端1dを形成し、
イ.その剥取片1pの剥離端1dの外方の裏打材1uを、屋根板面1bから剥ぎ取り、
h.また、前記の連結面1sの裏面の裏打材1uも、その端部近辺を裏打材1u側に内向傾斜して切断して、剥離端1dを形成し、その外方の裏打材1uを、屋根板面1bから剥ぎ取り形成する。
B.図8,図9,図10,図11,及び図12に示す、実施例2の屋根4の施工は、
a.次のようにして横葺屋根板1を施工し、
イ.施工仕様の要求と屋根4の設計による接続部3の位置に合わせて、
ロ.前の段の、すでに固定した横葺屋根板1の嵌合溝1kに、他の横葺屋根板1の差込片1eを差し込ませて、
ハ.その横葺屋根板1の釘打片1nを釘打ち固定し、
b.その横葺屋根板1の連結面1sに、次の横葺屋根板1を被せて施工し、
イ.前者の横葺屋根板1の連結面1sの前端面1cと、前の段の横葺屋根板1の屋根板面1bとの隙間に、後者の横葺屋根板1の剥取片1p側の鉤片1hを差し込み、
ロ.前者の横葺屋根板1の連結面1sの釘打切欠1oに、後者の横葺屋根板1の剥取片1pの釘打片1nを入れて、
ハ.前者の横葺屋根板1の連結面1sを、後者の横葺屋根板1の剥取片1pにより覆いながら、
ニ.前の段の、すでに固定した横葺屋根板1の嵌合溝1kに、後者の横葺屋根板1の差込片1eを差し込ませて、
ホ.その横葺屋根板1の釘打片1nを釘打ち固定し、
ヘ.上記を繰り返して、この段の横葺屋根板1を複数施工し、
c.そして、それらの、施工された横葺屋根板1の次の段以降に、上記を繰り返して、屋根4を施工する。
図15,図16,図17,図18,図19,図20,及び図21は、この発明の実施例3を示すものである。
A.図15及び図20に示す、実施例3においての横葺屋根板1は、
a.金属板5による長尺の表面材1aを成形して、ほぼ平坦な屋根板面1bを形成し、
b.その屋根板面1bの一側端に、次のような前端面1cと差込片1eと折返片1iとを形成し、
イ.表面材1aをくの字形に裏面側に折り曲げて前端面1cを形成し、
ロ.その前端面1cを、さらに鋭角に裏面側に折り曲げて、そして、裏面側に折り返して先端がナス型にふくれた差込片1eを形成し、
ハ.その差込片1eを、その差込片1eの裏面に沿って延長し、そして、表面側に鋭角的に折り曲げて前端面1cの裏面の過半に沿って延長し、次に、くの字形に表面側に折り曲げて屋根板面1bとほぼ平行に沿って延長して、折返片1iを形成し、
c.そして、その屋根板面1bの他側端に、次のような嵌合片1lと嵌合溝1kと釘打片1nとを形成し、
イ.屋根板面1bを、表面側にU字形に折り曲げて、嵌合溝1kを形成し、
ロ.その嵌合溝1kを裏面側に折り返して、嵌合片1lを形成し、
ハ.その嵌合片1lを裏面側に鈍角のクランク状に折り曲げて、先端を表面側に折り返し、途中に裏面側に開口する断面半円形の突起を持つ、釘打片1nを形成し、
d.また、その横葺屋根板1の長手方向の両端部に、次のような剥取片1pを形成し、
イ.その剥取片1pを鋭角的に裏面側に折り曲げて、折曲片1qを形成し、
ロ.その折曲片1qと剥取片1pとにより、引掛溝1rを構成し、
e.それから、その成形した表面材1aの裏面側に、
イ.屋根板面1bと平行な折返片1i上の途中から、嵌合溝1kの側端に亘る間を、裏面材1vにより覆った、発泡合成樹脂6による次のような裏打材1uを形成し、
ロ.その裏打材1uの幅方向の断面は、屋根板面1bを底辺とし、その頂点が差込片1e側によった薄い三角形に形成し、
ハ.屋根板面1bと平行な折返片1iとの間にも、発泡合成樹脂6を充填し、
f.前記の剥取片1pの裏面の裏打材1uを、裏打材1u側に内向傾斜して切断して、剥離端1dを形成し、
イ.その剥取片1pの剥離端1dの外方の裏打材1uを、屋根板面1bから剥ぎ取り形成する。
B.図16及び図21に示す、実施例3の継手部材2は、矩形の2枚の金属板5を成形して、
a.比較的に大きな矩形の金属板5を成形して、
イ.ほぼ平坦な雨受板2aの中央部に、次のような継手溝2bを形成し、
ロ.その継手溝2bは中央部の雨受板2aと、その両側に位置した、表面側に鋭角的に折り曲げ、さらに、裏面側に折り返して、くの字形に裏面側に折り返して、前記の中央部の雨受板2aの延長上に、さらに表面側にL字形に折り曲げた、突筋2cとにより構成し、
ハ.また、その継手溝2bの両外側に突筋2cと、雨受板2aの両側端を表面側に鋭角的に折り曲げて、雨返片2dを形成し、
b.その一端の雨受板2aと、突筋2cと、雨返片2dとを鈍角に裏面側に折り曲げて、前屈曲2jを形成し、
c.その他端の雨受板2aと、突筋2cと、雨返片2dとをL字形に、表面側にに折り曲げて後屈曲2kを形成する。
d.また、比較的に小さな矩形の金属板5を成形して、次のような溝板2fを形成し、
イ.ほぼ平坦な溝底板2gの両側を表面側に折り返して、さらに、鈍角なほぼクランク状に折り曲げて、溝底板2gと鋭角な角度を形成する、、嵌合縁2hを形成し、
ロ.溝底板2gと嵌合縁2hとにより嵌合口2iを形成した溝板2fとし、
ハ.その嵌合口2iは、一端が狭く他端が広く開口し、
e.前記の雨受板2aの継手溝2bの内側に、次のように溝板2fを設置して固定し、
イ.雨受板2aの継手溝2bの前屈曲2jに、溝板2fの狭い嵌合口2i側を寄せて、
ロ.その溝板2fの両側を継手溝2bの突筋2cと雨受板2aとにより、挟み込み固定している。
C.図15,図16,図17,図18,及び図19に示す、実施例3の屋根4の施工は、
a.次のようにして横葺屋根板1を施工し、
イ.継手部材2の施工仕様の要求と屋根4の設計による接続部3の位置に合わせて、
ロ.複数の横葺屋根板1と継手部材2からなる、前の段の、すでに固定した横葺屋根板1の嵌合溝1kに、他の横葺屋根板1の差込片1eを差し込みながら、
ハ.後者の横葺屋根板1の下に継手部材2を潜らせて、
ニ.前者の横葺屋根板1の嵌合片1lに、その継手部材2の前屈曲2j側を被せて、
ホ.後者の横葺屋根板1の引掛溝1rに、継手部材2の一方の嵌合縁2hを差し込み、
ヘ.その横葺屋根板1の前端面1cに、継手部材2の前屈曲2jを合わせて、
ト.その横葺屋根板1の釘打片1nの先端に、継手部材2の後屈曲2kを合わせて、
チ.その横葺屋根板1の継手部材2に重なっていない部分の、釘打片1nを釘打ち固定し、
b.その継手部材2に、次の横葺屋根板1を施工し、
イ.継手部材2の嵌合口2iに、その横葺屋根板1の折曲片1qを差し込み、
ロ.前の段の、すでに固定した横葺屋根板1の嵌合溝1kに、後者の横葺屋根板1を幅方向にずらして、その差込片1eを差し込み、
ハ.その横葺屋根板1の継手部材2に重なっていない部分の、釘打片1nを釘打ち固定して施工し、
ニ.上記を繰り返して、この段の横葺屋根板1と継手部材2を複数施工し、
c.そして、それらの施工された横葺屋根板1と継手部材2の次の段以降に、上記を繰り返して、屋根4を施工する。
図22,図23,図24,図25,図26,図27,及び図28は、この発明の実施例4を示すものである。
A.図22及び図27に示す、実施例4においての横葺屋根板1は、
a.金属板5による長尺の表面材1aを成形して、ほぼ平坦な屋根板面1bを形成し、
b.その屋根板面1bの一側端に、次のような前端面1cと差込片1eと折返片1iとを形成し、
イ.表面材1aをくの字形に裏面側に折り曲げて前端面1cを形成し、
ロ.その前端面1cを、さらに鋭角に裏面側に折り曲げて、そして、裏面側に折り返して先端がナス型にふくれた差込片1eを形成し、
ハ.その差込片1eを、その差込片1eの裏面に沿って延長し、そして、前端面1cとの角において、表面側により鋭角的に折り曲げて前端面1cの裏面の過半に向かって延長し、次に、L字形に表面側に折り曲げて、さらに、くの字形に裏面側に折り曲げて屋根板面1bとほぼ平行に沿って延長して、折返片1iを形成し、
c.そして、その屋根板面1bの他側端に、次のような嵌合片1lと嵌合溝1kと釘打片1nとを形成し、
イ.屋根板面1bを、表面側にU字形に折り曲げて、嵌合溝1kを形成し、
ロ.その嵌合溝1kを裏面側に折り返して、嵌合片1lを形成し、
ハ.その嵌合片1lを裏面側に鈍角のクランク状に折り曲げて、先端を表面側に折り返し、途中に裏面側に開口する断面半円形の突起を持つ、釘打片1nを形成し、
ニ.前記の、屋根板面1bとほぼ平行に沿った折返片1iが、施工時に、嵌合片1lに接触可能とし、
d.また、その横葺屋根板1の長手方向の両端部に、剥取片1pを形成し、
e.それから、その成形した表面材1aの裏面側に、
イ.屋根板面1bと平行な折返片1iの内側から、嵌合溝1kの側端に亘る間を、裏面材1vにより覆った、発泡合成樹脂6による次のような裏打材1uを形成し、
ロ.その裏打材1uの幅方向の断面は、屋根板面1bを底辺とし、その頂点が差込片1e側によった薄い三角形に形成し、
ハ.屋根板面1bと平行な折返片1iとの間にも、発泡合成樹脂6を充填し、
f.前記の剥取片1pの裏面の裏打材1uを、裏打材1u側に内向傾斜して切断して、剥離端1dを形成し、
イ.その剥取片1pの剥離端1dの外方の裏打材1uを、屋根板面1bから剥ぎ取り形成する。
B.図23及び図28に示す、実施例4の継手部材2は、金属板5を成形して、
a.ほぼ平坦で矩形の被覆面2mの両側を裏面側に折り返して、被覆裏面2nを形成し、
イ.その被覆裏面2nを表面側にU字形に折り曲げて、雨受板2aを形成し、
ロ.その雨受板2aは、両側の途中に、裏面側に開口する断面半円形の表面側に突起した、突筋2cを形成し、
ハ.また、その雨受板2aの両外側に、雨受板2aの両側端を表面側に鋭角的に折り曲げて、雨返片2dを形成し、
b.その一端の被覆面2mと、雨受板2aと、突筋2cと、雨返片2dとを鈍角に裏面側に折り曲げて、被覆面2mを折り曲げた前被覆面2oを形成する、前屈曲2jを形成し、
c.その他端の雨受板2aと、突筋2cと、雨返片2dとを延長して、L字形に表面側に折り曲げて、後屈曲2kを形成し、
d.また、前屈曲2jと後屈曲2kとの間の雨受板2aの縦断面は、前端面1cと屋根板面1bとの屈曲部から、釘打片1lとを結ぶ線と平行となる、ほぼ直線的に形成し、
イ.また、雨返片2dと被覆裏面2nとは前屈曲2jから釘打片1l方向に漸増して肥厚し、
ロ.被覆面2mの端部から、雨返片2dはその厚さが漸減する。
C.図22,図23,図24,図25,及び図26に示す、実施例4の屋根4の施工は、
a.次のようにして横葺屋根板1を施工し、
イ.継手部材2の施工仕様の要求と屋根4の設計による接続部3の位置に合わせて、
ロ.複数の横葺屋根板1と継手部材2からなる、前の段の、すでに固定した横葺屋根板1の嵌合溝1kに、他の横葺屋根板1の差込片1eを差し込みながら、
ハ.後者の横葺屋根板1の剥取片1pに、継手部材2の被覆裏面2nと雨返片2dとの間を被せて押し込み、
ニ.前者の横葺屋根板1の嵌合片1lに、その継手部材2の前屈曲2j側を被せて、
ホ.後者の横葺屋根板1の前端面1cに、継手部材2の前屈曲2jを合わせて、
ヘ.その横葺屋根板1の釘打片1nの先端に、継手部材2の後屈曲2kを合わせて、
ト.その横葺屋根板1の継手部材2に重なっていない部分の、釘打片1nを釘打ち固定し、
b.その継手部材2に、次の横葺屋根板1を施工し、
イ.継手部材2の被覆裏面2nと雨返片2dとの間に、その横葺屋根板1の剥取片1pを差し込み、
ロ.前の段の、すでに固定した横葺屋根板1の嵌合溝1kに、後者の横葺屋根板1を幅方向にずらして、その差込片1eを差し込み、
ハ.その横葺屋根板1の継手部材2に重なっていない部分の、釘打片1nを釘打ち固定して施工し、
ニ.上記を繰り返して、この段の横葺屋根板1と継手部材2を複数施工し、
c.そして、それらの施工された横葺屋根板1と継手部材2の次の段以降に、上記を繰り返して、屋根4を施工する。
図29,図30,図31,図32,図33,図34,及び図35は、この発明の実施例5を示すものである。
A.図29及び図34に示す、実施例5においての横葺屋根板1は、
a.金属板5による長尺の表面材1aを成形して、ほぼ平坦な屋根板面1bを形成し、
b.その屋根板面1bの一側端に、次のような前端面1cと差込片1eと折返片1iとを形成し、
イ.表面材1aを鋭角的に裏面側に折り曲げて、前端面1cを形成し、
ロ.その前端面1cを、さらにくの字形に裏面側に折り曲げて、そして、裏面側に折り返して先端がナス型にふくれた差込片1eを形成し、
ハ.その差込片1eを、その差込片1eの裏面に沿って延長し、そして、前端面1cとの角において、表面側に鋭角的に折り曲げて屋根板面1bに当たる位置でくの字形に表面側に折り曲げて、屋根板面1bに沿って延長して、折返片1iを形成し、
c.そして、その屋根板面1bの他側端に、次のような嵌合片1lと嵌合溝1kと釘打片1nとを形成し、
イ.屋根板面1bを、表面側にU字形に折り曲げて、嵌合溝1kを形成し、
ロ.その嵌合溝1kを裏面側に折り返して、嵌合片1lを形成し、
ハ.その嵌合片1lを裏面側に鈍角のクランク状に折り曲げて、先端を表面側に折り返し、途中に裏面側に開口する断面半円形の突起を持つ、釘打片1nを形成し、
d.また、その横葺屋根板1の長手方向の両端部に、剥取片1pを形成し、
e.それから、その成形した表面材1aの裏面側に、
イ.前端面1c方向への屋根板面1bからの折返片1i上の屈曲部から、嵌合溝1k側の側端に亘る間を、裏面材1vにより覆った、発泡合成樹脂6による次のような裏打材1uを形成し、
ロ.その裏打材1uの幅方向の断面は、屋根板面1bを底辺とし、その頂点が差込片1e側によった薄い三角形に形成し、
f.前記の剥取片1pの裏面の裏打材1uを、裏打材1u側に内向傾斜して切断して、剥離端1dを形成し、
イ.その剥取片1pの剥離端1dの外方の裏打材1uを、屋根板面1bから剥ぎ取り形成する。
B.図30及び図35に示す、実施例5の継手部材2は、2種の金属板5を成形して、
a.型押しによる金属板5の型押板5aを成形し、
イ.ほぼ平坦で矩形であり、その両側がわずかに肥厚した、被覆受2eを形成し、
ロ.その被覆受2eの内方中央をT字形に突起させて、その突起の他端を、T字形に拡張して、雨受板2aを形成し、
ハ.その雨受板2aは、被覆受2eの幅以内の両側のに、外側方に大経のアールを形成し、内方に突起した、突筋2cを形成し、
ハ.また、その雨受板2aの両外側にも、内方に突起した断面矩形の突筋2cと、雨受板2aの両側端に内方に突起した、雨返片2dを形成し、
b.その一端の雨受板2aと、突筋2cと、雨返片2dとを鋭角に外方に折り曲げて、前屈曲2jを形成し、
c.その他端の雨受板2aと、突筋2cと、雨返片2dとを鈍角のクランク状に外方に折り曲げ延長して、L字形に内方に折り曲げて、後屈曲2kを形成し、
d.また、矩形の金属板5を成形して、次のような被覆板2lを形成し、
イ.ほぼ、平坦で矩形な前記の被覆受2eを被覆可能な、被覆面2mを形成し、
ロ.その被覆面2mの裏面である被覆裏面2n側に、その両側端を、内向する鉤の手形のに、被覆受2eの厚さを内包可能な高さに折り曲げた、被覆爪を2pを形成し、
ハ.その被覆受2eの一端を、くの字形に続けて2回裏面側に折り曲げて、結果的に鋭角的に折り曲げた形となった、前被覆面2oを形成し、
ニ.その被覆板2lを、前記の被覆受2eに被せて施工する、継手部材2とする。
C.図29,図30,図31,図32,及び図33に示す、実施例5の屋根4の施工は、
a.次のようにして横葺屋根板1を施工し、
イ.継手部材2の施工仕様の要求と屋根4の設計による接続部3の位置に合わせて、
ロ.複数の横葺屋根板1と継手部材2からなる、前の段の、すでに固定した横葺屋根板1の嵌合溝1kに、他の横葺屋根板1の差込片1eを差し込みながら、
ハ.後者の横葺屋根板1の剥取片1pに、継手部材2の被覆受2eと雨返片2dとの間を被せて押し込み、
ニ.前者の横葺屋根板1の嵌合片1lに、その継手部材2の前屈曲2j側を被せて、
ホ.後者の横葺屋根板1の前端面1cに、継手部材2の前屈曲2jを合わせて、
ヘ.その横葺屋根板1の釘打片1nの先端に、継手部材2の後屈曲2kを合わせて、
ト.その横葺屋根板1の継手部材2に重なっていない部分の、釘打片1nを釘打ち固定し、
b.その継手部材2に、次の横葺屋根板1を施工し、
イ.継手部材2の被覆受2eと雨返片2dとの間に、その横葺屋根板1の剥取片1pを差し込み、
ロ.前の段の、すでに固定した横葺屋根板1の嵌合溝1kに、後者の横葺屋根板1を幅方向にずらして、その差込片1eを差し込み、
ハ.その横葺屋根板1の継手部材2に重なっていない部分の、釘打片1nを釘打ち固定して施工し、
ニ.上記を繰り返して、この段の横葺屋根板1と継手部材2を複数施工し、
c.次に、それらの施工された継手部材2の被覆受2eに、次のように被覆板2lを被せて、
イ.継手部材2の被覆受2eと、横葺屋根板1の屋根板面1bとの隙間に、被覆板2lの被覆爪2pの先端を差し込み、
ロ.被覆板2lの前被覆面2oを、横葺屋根板1の前端面1cに当るまで押し込み、
d.そして、それらの施工された横葺屋根板1と継手部材2の次の段以降に、上記を繰り返して、屋根4を施工する。
屋根の施工状態を示す一部省略長手方向断面図(実施例1) 屋根の施工状態を示す一部省略幅方向断面図(実施例1) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例1) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例1) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例1) 横葺屋根板を示す一部省略斜視図(実施例1) 横葺屋根板を示す一部省略斜視図(実施例1) 屋根の施工状態を示す一部省略長手方向断面図(実施例2) 屋根の施工状態を示す一部省略幅方向断面図(実施例2) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例2) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例2) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例2) 横葺屋根板を示す一部省略斜視図(実施例2) 横葺屋根板を示す一部省略斜視図(実施例2) 屋根の施工状態を示す一部省略長手方向断面図(実施例3) 屋根の施工状態を示す一部省略幅方向断面図(実施例3) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例3) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例3) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例3) 横葺屋根板を示す一部省略斜視図(実施例3) 継手部材を示す斜視図(実施例3) 屋根の施工状態を示す一部省略長手方向断面図(実施例4) 屋根の施工状態を示す一部省略幅方向断面図(実施例4) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例4) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例4) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例4) 横葺屋根板を示す一部省略斜視図(実施例4) 継手部材を示す斜視図(実施例4) 屋根の施工状態を示す一部省略長手方向断面図(実施例5) 屋根の施工状態を示す一部省略幅方向断面図(実施例5) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例5) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例5) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視図(実施例5) 横葺屋根板を示す一部省略斜視図(実施例5) 継手部材を示す斜視図(実施例5)
符号の説明
1 横葺屋根板
2 継手部材
3 接続部
4 屋根
5 金属板
6 発泡合成樹脂

Claims (7)

  1. 金属板による表面材と裏打材による、複数の長尺の横葺屋根板を、長手方向に接続する横葺屋根板において、ほぼ平坦な屋根板面と、その屋根板面の幅方向の端部に表面材を折り曲げた前端面と、さらに折り曲げた差込片とを形成し、その幅方向の他端部に表面側に折り曲げた嵌合片と表面材とにより嵌合溝を形成し、その嵌合溝に、他の横葺屋根板の差込片を差し込み嵌合する、その横葺屋根板の表面材と発泡性合成樹脂による裏打材とを一体に成形する横葺屋根板に関して、前記の差込片を折り曲げ延長した折返片により、前端面を補強する事を特徴とする横葺屋根板。
  2. 前記の長手方向に接続する手段が、横葺屋根板の接続部の裏打材を切り欠いて、横葺屋根板を重なり合わせる事である、請求項1記載の横葺屋根板。
  3. 前記の長手方向に接続する手段が、横葺屋根板の接続部の裏打材を切り欠いて、継手部材に差し込み接続する事である、請求項1記載の横葺屋根板。
  4. 前記の折返片が、裏打材により覆われた、請求項1から請求項3記載の横葺屋根板。
  5. 屋根板面と折返片との間を、発泡性合成樹脂による裏打材により充填する、請求項1から請求項3記載の横葺屋根板。
  6. 折返片と嵌合片とにより嵌合による隙間の屋外側方向に、空間を形成し再度近接する、請求項5記載の横葺屋根板。
  7. 請求項1から請求項6記載の横葺屋根板とその接続手段とによる横葺屋根構造。
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