JP2006321130A - プリンタの制御方法およびプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリンタが、プリンタカバーの開閉検出とロール紙のニアエンド検出とロール紙無し検出との結果に基づき、プリンタの状態を正しく判断できるようにする。
【解決手段】 プリンタ1は、ロール紙5無しを検出する紙検出部8と、ロール紙5のニアエンド状態をロール紙5が無いとみなすか否かを判断する判断部46と、ロール紙5のニアエンド状態を検出するニアエンド検出部60と、プリンタカバー4の開状態を検出するカバー開閉検出部30と、各検出部の検出結果を送信する送信部48と、を有する。送信部48が送信する検出結果は、検出フローに基づいて選択送信され、それらは、ロール紙5が印刷で消費されて無くなったロール紙5無し状態と、ロール紙5のニアエンド状態と、ロール紙5の有無およびニアエンドより優先して送信するプリンタカバー4の開状態とである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プリンタにおけるプリンタカバーの開閉検出とロール紙が残り少なくなった状態であるニアエンドの検出とロール紙無しの検出とを制御するプリンタの制御方法およびこの制御方法を有するプリンタに関する。
従来、プリンタのロール紙無しの検出およびプリンタカバーの開閉検出には、フォトセンサを用いる方法が知られている。このロール紙無しの検出では、印刷時にプラテンがロール紙を印刷ヘッドへ押圧状態で当接させることを利用して、印刷ヘッドの近傍にフォトセンサを設け、プラテンに押されて近接してくるロール紙をフォトセンサで感知する。この場合、フォトセンサは、金属製の緩衝版で周囲を覆われており、輸送時の摩擦によりロール紙等が有する静電気を緩衝板によって逃がし、フォトセンサが破壊されることを防止する構成である(たとえば特許文献1)。
同様にして、プリンタカバーの開閉検出もフォトセンサを設け、フォトセンサからのプリンタカバーの遠近を感知することにより可能である。また、フォトセンサの弱点である静電気の影響を受けないようにするため、フォトセンサに替えてメカスイッチを検出部として設置することが行われている。
ロール紙のニアエンド検出は、ロール紙装着が軸支方式の場合は、ロール紙残量が少なくなるに従って、ロール紙の径変化に連動して移動する検出レバーで検出し、ロール紙を軸支しない投げ込み方式の場合は、ロール紙残量が少なくなるに従ってロール紙の芯に設けられている孔が下方に位置移動していき、検出レバーの突起が入り込むことにより検出する方法が知られている。いずれも検出レバーの動きと連動するメカスイッチの電気的ON、OFFによりロール紙のニアエンドを検出する(たとえば特許文献2)。
このように、ロール紙無し、プリンタカバーの開閉およびロール紙のニアエンドの検出がそれぞれ対応する検出部によって検出でき、検出結果をプリンタに設置されたLEDなどの表示部を点滅して知らせたり、検出結果に対応するステータスをホストコンピュータへ送信することが可能である。オペレータは、表示部やホストコンピュータによる表示を確認してプリンタの状態を把握することが可能である。この従来の技術では、それぞれの検出部が検出した状態を、同時に表示したり、全てをステータス送信したりする。オペレータやホストコンピュータは、どの検出した状態から対応すれば良いかが容易に判断できない場合がある。そのため、検出部の検出タイミングを予め定めておき、最初に検出した検出部のステータスから返信するなどにより、対応し易くすることもなされている。
特開2000−62281号公報 特開2004−262059号公報
しかしながら、プリンタカバーを開けた時に、プリンタカバー開閉を検出するメカスイッチが最初に作動する機構上の設定であっても、メカスイッチの検出精度がフォトセンサ等より劣り、ロール紙を検出するためのメカスイッチ等が先に作動することがある。この場合、プリンタカバーを開けたにも関わらず、カバー開のステータスではなく、ロール紙無しなどのステータスが先に送信され、ホストコンピュータ等に表示される。その結果、プリンタ機構に精通していないオペレータは、ロール紙無しの状態になったと思うがロール紙は無くなっていない状態であり、何が起きたのかわからず惑わされることになる。
本発明は、上記課題を解決するために、ロール紙無し検出とプリンタカバーの開閉検出とロール紙のニアエンド検出との結果に基づき、オペレータやホストコンピュータがプリンタの状態を正しく判断できるプリンタの制御方法およびプリンタを提供することを目的とする。
本発明のプリンタの制御方法は、ロール紙を搭載しプリンタカバーが閉じられることにより前記ロール紙が装着されていることを検出可能なプリンタの検出制御をするプリンタの制御方法である。この制御方法は、ロール紙が無くなったことを紙検出部によって検出する紙検出ステップと、ロール紙のニアエンド状態をロール紙が無いとみなすか否かを判断部によって判断するニアエンド判断ステップと、ロール紙がニアエンド状態であることをニアエンド検出部によって検出するニアエンド検出ステップと、プリンタカバーが開状態であることをカバー検出部によって検出するカバー開検出ステップとを有し、紙検出ステップにおいてロール紙が無いと検出された場合に、カバー開検出ステップにおいてプリンタカバーが開状態であると検出されるとカバー開の情報を送信し、カバー開検出ステップにおいてプリンタカバーが開状態でないと検出されるとロール紙無しの情報を送信する送信部による紙無送信ステップを有することを特徴とする。
このプリンタの制御方法によれば、紙検出ステップにおいて、ロール紙無しと検出された場合、ロール紙が消費されて無くなったためなのか、プリンタカバーが開けられたためなのかを判断するために、カバー開検出ステップによってプリンタカバーの開状態を検出しに行く。プリンタカバーの開状態が検出されたときは、ロール紙の有無に関わらずプリンタカバーが開けられたためと判断して、送信部がカバー開の情報を送信する。一方、プリンタカバーが開けられていないときは、ロール紙が消費されてなくなったためであり、送信部は、ロール紙無しの情報を送信する。送信部によるこのような紙無送信ステップにより、ロール紙が消費されて無くなったロール紙無し検出と、プリンタカバーが開けられたことによるロール紙無し検出とを適切に区分して把握し、ホストコンピュータへ適切なステータスを送信することが可能である。
本発明のプリンタの制御方法は、ロール紙を搭載しプリンタカバーが閉じられることにより前記ロール紙が装着されていることを検出可能なプリンタの検出制御をするプリンタの制御方法である。この制御方法は、ロール紙が無くなったことを紙検出部によって検出する紙検出ステップと、ロール紙のニアエンド状態をロール紙が無いとみなすか否かを判断部によって判断するニアエンド判断ステップと、ロール紙がニアエンド状態であることをニアエンド検出部によって検出するニアエンド検出ステップと、プリンタカバーが開状態であることをカバー検出部によって検出するカバー開検出ステップとを有し、紙検出ステップにおいてロール紙が有ると検出され、ニアエンド判断ステップにおいてロール紙のニアエンド状態をロール紙が無いとみなすように設定されていると判断され、ニアエンド検出ステップにおいてロール紙がニアエンド状態でないと検出された場合に、カバー開検出ステップにおいてプリンタカバーが開状態であると検出されるとカバー開の情報を送信し、カバー開検出ステップにおいてプリンタカバーが開状態でないと検出されると電源投入直後またはプリンタカバーの開閉直後であれば印刷初期化指示情報を送信する送信部によるみなし送信ステップを有することを特徴とする。
このプリンタの制御方法によれば、ロール紙がニアエンド状態ではなくプリンタによる印刷が可能な状態の場合であり、この状態において、プリンタカバーが閉じられていることが印刷開始前に確認され、プリンタが電源投入直後またはプリンタカバーの開閉直後であれば、印刷初期化指示情報を送信部がホストコンピュータへ送信する。その結果、ホストコンピュータから印刷初期化命令を受信し、プリンタのメカニズムやソフトウェアの初期化動作を行い、ロール紙のスムーズな搬送のため搬送機構のバックラッシュ等の解消がなされ、また、検出等の操作履歴がクリアされプリンタが印刷開始可能な状態にリセットされる。電源投入直後およびプリンタカバーの開閉直後でなければ既に印刷初期化済でありリセットは必要でない。一方、プリンタカバーが開状態であればプリンタによる印刷が不可の状態であり、送信部が印刷不可の原因であるカバー開の情報を送信する。このような送信部によるみなし送信ステップにより、ロール紙のニアエンド状態をロール紙が無いとみなす場合に、ロール紙の残量が十分にあり印刷可能な状態であることと、プリンタカバーが開けられた原因による印刷不可の状態とを、適切に区分して把握することが可能である。
本発明のプリンタの制御方法は、ロール紙を搭載しプリンタカバーが閉じられることにより前記ロール紙が装着されていることを検出可能なプリンタの検出制御をするプリンタの制御方法である。この制御方法は、ロール紙が無くなったことを紙検出部によって検出する紙検出ステップと、ロール紙のニアエンド状態をロール紙が無いとみなすか否かを判断部によって判断するニアエンド判断ステップと、ロール紙がニアエンド状態であることをニアエンド検出部によって検出するニアエンド検出ステップと、プリンタカバーが開状態であることをカバー検出部によって検出するカバー開検出ステップとを有し、紙検出ステップにおいてロール紙が有ると検出され、ニアエンド判断ステップにおいてロール紙のニアエンド状態をロール紙が無いとみなすように設定されていると判断され、ニアエンド検出ステップにおいてロール紙がニアエンド状態であると検出された場合に、カバー開検出ステップにおいてプリンタカバーが開状態であると検出されるとカバー開の情報を送信し、カバー開検出ステップにおいてプリンタカバーが開状態でないと検出されるとロール紙なしの情報を送信する送信部によるみなしニアエンド送信ステップを有することを特徴とする。
このプリンタの制御方法によれば、ロール紙のニアエンド状態で印刷を続けたとき、いずれ印刷途中で紙検出ステップによりロール紙無しが検出され印刷不可になることを避けるため、ニアエンド状態をロール紙無しとみなして検出する場合であり、ロール紙がニアエンド状態のとき、プリンタカバーが閉じられていれば送信部がロール紙無しの情報を送信する。一方、プリンタカバーが開状態であれば、ロール紙無し状態とプリンタカバーの開状態とのためにプリンタによる印刷が不可の状態である。この場合、送信部が印刷不可の第一の原因であるカバー開の情報を送信する。このような送信部によるみなしニアエンド送信ステップにより、ニアエンド状態をロール紙無しとみなす場合、ニアエンド状態の検出以外にロール紙無しとする要因の無いロール紙無し検出状態と、ロール紙無しの検出に加えプリンタカバーが開かれている状態とを適切に区分して把握することが可能である。
本発明のプリンタの制御方法は、ロール紙を搭載しプリンタカバーが閉じられることにより前記ロール紙が装着されていることを検出可能なプリンタの検出制御をするプリンタの制御方法である。この制御方法は、ロール紙が無くなったことを紙検出部によって検出する紙検出ステップと、ロール紙のニアエンド状態をロール紙が無いとみなすか否かを判断部によって判断するニアエンド判断ステップと、ロール紙がニアエンド状態であることをニアエンド検出部によって検出するニアエンド検出ステップと、プリンタカバーが開状態であることをカバー検出部によって検出するカバー開検出ステップとを有し、紙検出ステップにおいてロール紙が有ると検出され、ニアエンド判断ステップにおいてロール紙のニアエンド状態をロール紙が無いとみなすように設定されていないと判断され、ニアエンド検出ステップにおいてロール紙がニアエンド状態であると検出された場合に、ロール紙のニアエンド情報を送信する送信部によるニアエンド送信ステップを有することを特徴とする。
このプリンタの制御方法によれば、ロール紙がニアエンド状態であるが、ロール紙無しの検出がなされるまで印刷を続行する場合である。ニアエンド検出部がロール紙のニアエンドを検出すると、送信部がロール紙ニアエンドの情報をホストコンピュータへ送信する。送信部によるこのようなニアエンド送信ステップにより、印刷は続行可能であるがロール紙の残量が少ない状態であることを把握可能である。ホストコンピュータは、印刷の区切りのよいところで、オペレータにロール紙の交換を指示することができる。
本発明のプリンタの制御方法は、ロール紙を搭載しプリンタカバーが閉じられることにより前記ロール紙が装着されていることを検出可能なプリンタの検出制御をするプリンタの制御方法である。この制御方法は、ロール紙が無くなったことを紙検出部によって検出する紙検出ステップと、ロール紙のニアエンド状態をロール紙が無いとみなすか否かを判断部によって判断するニアエンド判断ステップと、ロール紙がニアエンド状態であることをニアエンド検出部によって検出するニアエンド検出ステップと、プリンタカバーが開状態であることをカバー検出部によって検出するカバー開検出ステップとを有し、紙検出ステップにおいてロール紙が有ると検出され、ニアエンド判断ステップにおいてロール紙のニアエンド状態をロール紙が無いとみなすように設定されていないと判断され、ニアエンド検出ステップにおいてロール紙がニアエンド状態でないと検出された場合またはロール紙がニアエンド状態であると検出され送信部がロール紙のニアエンド情報を送信した後に、カバー開検出ステップにおいてプリンタカバーが開状態であると検出されるとカバー開の情報を送信し、カバー開検出ステップにおいてプリンタカバーが開状態でないと検出されると電源投入直後またはプリンタカバーの開閉直後であれば印刷初期化指示情報を送信する送信部による通常送信ステップを有することを特徴とする。
このプリンタの制御方法によれば、ロール紙がニアエンド状態ではなくプリンタによる印刷が可能な状態の場合であり、この状態において、プリンタカバーが閉じられていることが印刷開始前に確認され、プリンタが電源投入直後またはプリンタカバーの開閉直後であれば、印刷初期化指示情報を送信部がホストコンピュータに送信する。その結果、プリンタは、ホストコンピュータから印刷初期化命令を受信し、ロール紙のスムーズな搬送のため搬送機構のバックラッシュ等の解消がなされ、また、検出等の操作履歴がクリアされプリンタが印刷開始可能な初期状態にリセットされる。一方、プリンタカバーが開状態であればプリンタによる印刷が不可の状態であり、送信部が印刷不可の原因であるカバー開の情報を送信する。送信部によるこのような通常送信ステップにより、ロール紙のニアエンド状態をロール紙が無いとみなさない場合に、ロール紙の残量が十分にあり印刷可能な状態であることと、プリンタカバーが開けられた原因による印刷不可の状態とを適切に区分して把握することが可能である。
これらの場合、紙検出ステップ、ニアエンド検出ステップおよびカバー開検出ステップは、それぞれロール紙の有無、ロール紙のニアエンド、プリンタカバーの開閉を電気的信号のONとOFFとにより検出するように設定されているメカスイッチによって検出するステップであることが好ましい。
この方法によれば、紙検出部は、ロール紙が装着されるとメカスイッチが電気的にON状態になり、ロール紙が無くなるとメカスイッチが電気的にOFF状態になる。この電気的ON、OFFを検出して、ロール紙の有無を検出する。同様に、カバー検出部は、プリンタカバーが閉じられるとメカスイッチがONになり、開けられるとOFFになって、プリンタカバーの開閉を検出する。ニアエンド検出部は、レバー等でロール紙の量を検出し、ロール紙が一定量以下になるとメカスイッチがOFFになり、ロール紙残量が少なくなったことを検出する。このようなメカスイッチを用いる構成方法により、簡便な電気的ON、OFFによる検出が可能であり、且つ、静電気の影響を受け難い検出部が構成可能である。
本発明のプリンタは、上記プリンタの制御方法を実行可能なプログラムを有するプリンタであることを特徴とする。
以下、本発明のプリンタの制御方法およびこの制御方法を有するプリンタの実施形態について、図面を参照して説明する。プリンタは、印刷に供されるロール紙を軸支しない投げ込み方式によって収容している。
(実施形態)
図1は、プリンタの外観を示す斜視図である。ここでは、サーマル方式のプリンタの例として説明していく。また、図2は、紙検出部およびカバー開閉検出部を示す断面図、図3(a)は、ニアエンド検出部の構成を示す斜視図であり、(b)は、ニアエンド検出部がロール紙のニアエンドを検出した状態を示す斜視図である。図1および図2に示すように、プリンタ1は、下部外装2と、上部外装3とを備えている。上部外装3は、上面に開閉自在なプリンタカバー4を有し、プリンタカバー4を開けた内部に、上部外装3へ装着するロール紙5を収容したロール状に巻かれたロール部6と、ロール紙5へかかる張力を一定に保持するように張力の変化を吸収する緩衝機構部7と、緩衝機構部7の一部を切り欠いて設けられている収容部16に収容されてロール紙の有無を検出する紙検出部8と、ロール紙5へ印刷を行う印刷ヘッド9とを有する。さらに、プリンタカバー4の開閉を検出するカバー開閉検出部(カバー検出部)30と、ロール部6近傍にロール紙5の残量が少なくなった状態であるニアエンド状態を検出するニアエンド検出部60とを有する。ロール部6は、ロール紙5をロール状に巻くための中空状のロール部芯63を有する。また、プリンタカバー4の印刷ヘッド9側には、プリンタカバー4を閉じるとロール紙5を印刷ヘッド9へ押圧状態で当接させるプラテン10と、カバー開閉検出部30を作動させる検出板31とが設けられている。そして、上部外装3の上面にプリンタカバー4を開けるためのカバー開ボタン11、そして、前方側面に電源スイッチ12が設けられている。
カバー開閉検出部30には、プリンタカバー4の開閉を電気的に検出するメカスイッチ32と、検出板31に押されてメカスイッチ32方向へ移動可能な検出バー34と、検出バー34に検出板31方向への押圧を付与するばね35と、検出バー34の移動をメカスイッチ32へ伝達してメカスイッチ32を作動させるスイッチレバー33とを有する。
プリンタカバー4が閉じられ検出板31が検出バー34に当接すると、検出バー34は、ばね35の押圧に抗してメカスイッチ32の方向へ押される。検出バー34は、スイッチレバー33を介してメカスイッチ32を作動させ、メカスイッチ32は、電気的信号がONとなりプリンタカバー4が閉じられたことが検出可能である。プリンタカバー4が開けられると、検出板31が検出バー34から離れ、検出バー34は、ばね35によりメカスイッチ32から離れる方向へ移動する。検出バー34の移動によりメカスイッチ32を作動させていたスイッチレバー33が戻り、メカスイッチ32は、電気的にOFFとなる。これによりプリンタカバー4が開けられたことが検出可能である。
ニアエンド検出部60は、図3に示すように、ロール部6のロール状をなす側面側にニアエンドレバー61を有する。ニアエンドレバー61は、ニアエンドレバー回転中心62を中心にして回転自在であり、ニアエンドレバー回転中心62から下部外装2方向へ延在し、延在した他端に検出突起64を有する。そして、ニアエンド検出部60は、検出突起64をロール部6へ押圧状態にするばね65と、ニアエンドレバー61の回動に連動して電気的にON、OFFとなるメカスイッチ66とを有する。
このような構成のニアエンド検出部60において、使用前のロール部6が投げ込み方式により装着されると、図3(a)に示すように、検出突起64がロール部6側面に押されて回動し、メカスイッチ66を電気的ON状態に作動させる。メカスイッチ66の作動により、ロール部6が装着され、ロール紙5を供給可能であることが検出される。印刷が行われロール紙5が消費されロール径が小さくなると、図3(b)に示すように、ロール部芯63が次第に下方に下がり、検出突起64の位置へ移動して来る。ロール部6に巻かれているロール紙5が規定量以下になると、ばね65の押圧によりロール部芯63の中空部分へ検出突起64が入り込む。検出突起64が中空部分へ入り込むと、ニアエンドレバー61は、回動しメカスイッチ66から離れる。そのため、メカスイッチ66は、電気的にOFFとなりロール紙5が残り少ないニアエンドであることが検出可能である。
なお、ロール部6が軸支方式であっても、ロール紙5のニアエンド検出は可能である。軸支方式の場合、ロール部6は、ロール部芯63の中空部分を軸支される。この軸支部にニアエンド検出部60が構成される。使用前のロール部6を設置したとき、ニアエンド検出部60は、検出突起64がロール部6の側面部に接する状態となっている。ロール紙5が消費されると、軸支される中空部分を中心にしてロール径が次第に小さくなり、検出突起64がロール部6の側面部に接する状態から外れ、ばね65の押圧によりメカスイッチ66から離れる方向へ回動する。そのため、メカスイッチ66は、電気的にOFFとなりニアエンド状態を検出する。投げ込み方式および軸支方式のいずれにおいても、検出突起64の位置を変えることによりニアエンド状態でのロール紙5の残量を任意に設定可能である。
次に、図4は、プリンタへロール紙を装着した状態を示す断面図である。緩衝機構部7は、図4に示すように、ロール紙5を印刷ヘッド9へ案内すると共にロール紙5にかかる張力を緩和する緩衝板14を有し、緩衝板14は、張力を緩和するために緩衝板回転中心15を中心にして、ロール部6および印刷ヘッド9の方向へ回動可能である。緩衝板14は、ロール紙5を案内可能なように、緩衝板14が回動する方向とおおよそ直角方向へ延在している。紙検出部8は、ロール紙5を検出する検出レバー17と、ロール紙5と接して検出レバー17が回動するための検出レバー回転中心18と、ロール紙5の有無を電気的に検出するメカスイッチ22と、検出レバー17の回動をメカスイッチ22へ伝達するスイッチレバー23とを有する。
このような構成のプリンタ1によってロール紙5へ印刷を行うには、まず、カバー開ボタン11を押してプリンタカバー4を開け、上部外装3の内部へロール部6を装着する。次に、ロール部6からロール紙5を引き出す。引き出す方向は、図4に示すように、ロール紙5を案内する緩衝板14の案内面19および検出レバー17を覆うようにして、印刷ヘッド9の方向へ引き出す。ロール紙5をロール部6から引き出した後、プリンタカバー4を閉めると、プリンタカバー4に設けられたプラテン10がロール紙5を印刷ヘッド9へ当接させる。この時、紙検出部8の検出レバー17は、ロール紙5に押されて回動し、ロール紙5の無い状態時の位置Pから位置Qまで押し下げられる。検出レバー17の回動は、検出レバー回転中心18を中心にして、緩衝板14の延在方向とほぼ平行に回動する。
また、プリンタ1へ装着されたロール紙5は、ロール部6から緩衝板14の案内面19に沿って案内面19に巻きつくようにして、プラテン10方向へ延在している。そして、案内面19と重なるように配置されている紙検出部8の検出レバー17を押し下げて検出レバー17を回動させる。検出レバー17の回動によりスイッチレバー23を介してメカスイッチ22が作動し、ロール紙5の装着が検出される。さらに、ロール紙5は、プラテン10に沿って印刷ヘッド9へ延在し、印刷ヘッド9とプラテン10とで押圧挟持されている。次いで、ロール紙5は、印刷ヘッド9により印刷がなされ、印刷後プリンタ1の外へ排出される。
プラテン10は、プリンタカバー4が閉められると、上部外装3内の図示していない駆動装置に係合して回動する。プラテン10の回動により、ロール紙5がロール部6から順次引き出され、印刷ヘッド9へ供給される。この場合、印刷ヘッド9は、サーマル方式であり、ロール紙5は感熱紙である。印刷ヘッド9へ供給されたロール紙5は、印刷ヘッド9の発熱したヘッド部分に反応して発色する。この発色を制御することにより、プリンタ1として所定の印字等の印刷が実行可能である。
次に、ロール紙5の搬送について説明する。プリンタ1のようなロール部6を投げ込み装着する構成の場合、プラテン10が回転して印刷ヘッド9へロール紙5の供給を開始する際に、まず、停止状態のロール部6を回動させてロール紙5を引き出す。ロール紙5の引き出しには、ロール部6の静止し続けようとする静止摩擦や慣性力に抗してロール部6を回転させる必要があり、一時的にプラテン10を回転させるモータに対し大きな負荷がかかる。特に、高速で印刷を行えるようにロール紙5の供給速度を速く設定している場合には、ロール部6を回転開始させるために、より大きな負荷がモータにかかる。同時に、ロール紙5に対してもプラテン10への負荷に比例してより大きな張力がかかる。このため、ロール部6、プラテン10のそれぞれが突っ張り合って、すぐにロール部6が回転開始できない状態となる。
この状態おいて、プラテン10のさらに強い回転によってロール紙5が引き出され、印刷ヘッド9へ供給される。この場合、ロール紙5にかかる張力により、ロール紙5に印刷不良の原因となる伸びやシワの発生、および破断等が生じることがある。ステップモータの場合は、脱調することもある。また、プリンタ1がレシート印刷を行うPOSプリンタの場合では、レシート印刷が断続的な印刷であるため、印刷開始毎に、このようなプラテン10への負荷やロール紙5への張力増が都度繰り返されて、ロール紙5が印刷ヘッド9へスムーズに供給されないことがある。
この課題の解決のため、プリンタ1には、ロール紙5のスムーズな供給をするために、プラテン10への負荷やロール紙5への張力を緩和する緩衝機構部7を備えている。図5は、ロール紙に張力が付加された場合のロール紙搬送状態を示す断面図である。プリンタ1が印刷休止状態から印刷を開始する時、プラテン10の回転しようとする力によりロール紙5へ大きな張力がかかる。ロール紙5へかかる張力に応じて、緩衝機構部7の緩衝板14が緩衝板回転中心15を中心にして、プラテン10の方向へ回動する。緩衝板14がプラテン10方向へ回動すると、ロール紙5への張力が緩和され、プラテン10は、回転開始時に、瞬間的に大きな負荷を負うことなく回転を開始可能である。図5は、緩衝板14が最大限にプラテン10方向へ回動した状態を示しており、通常のロール紙5搬送においては、ここまで回動することはない。
ロール部6が回転しロール紙5が一定速度で紙送りされ始めると、ロール紙5の搬送に関わる負荷は、ロール部6と上部外装3のロール部受部との摩擦、および、ロール紙5とロール紙5を案内する緩衝板14の案内面19との摩擦がほぼ主体となり、この両摩擦とも少負荷である。緩衝板14は、ロール紙5の搬送開始時に大きく回動した状態から、負荷とのバランスのとれたロール部6方向の位置へ戻る。緩衝板14の回動による張力緩和によってロール紙に過大な張力が作用することを防止可能である。
また、ロール紙5を検出する検出レバー17の先端部27は、図4および図5に示すように、ロール紙5の搬送方向に直角の断面形状が案内面19の断面形状とほぼ同一である。図4に示すように、ロール紙5が装着された状態では、ロール紙5に張力がかかっておらず緩衝板14は回動しない。一方、先端部27は、その一部がプラテン10と案内面19間に存するロール紙5に押されて回動し、メカスイッチ22を作動させる。これによりロール紙5が装着されたことが検出される。
ロール紙5が装着された後、プラテン10の回転によりロール紙5へ張力が付加されると、図5に示すように、緩衝板14がプラテン10方向へ回動する。緩衝板14の回動に伴い、先端部27が当接するロール紙5は、ロール紙位置R1からR2へ移動する。ロール紙5の位置の移動に対応して、先端部27もロール紙位置R2へ回動移動する。ロール紙5にかかる張力が大きくなって、緩衝板14がプラテン10方向に回動すればするほど、先端部27の断面形状と案内面19の断面形状とが同一面であるかのように重なる状態になる。
さらに、先端部27は、緩衝板14がロール部6の方向またはプラテン10の方向へ回動したいずれの状態においても、緩衝板14と連動して回動し、緩衝板14の案内面19よりロール紙5側へ先端部27単独で突出しない構成である。従って、先端部27がロール紙5を局部的に押し上げて、ロール紙5にスジ、打痕等の損傷を与えることを防止可能である。また、ロール紙5に大きな張力がかかるにつれて、先端部27と案内面19とが既述したように重なる状態となり、特に、先端部27はロール紙5としだいに広い面で接するようになるため、ロール紙5の損傷をより一層回避可能である。
次に、紙検出部8の構成を詳細に説明する。図6は、ロール紙無し状態での紙検出部を示す正面図である。図7は、ロール紙有り状態での紙検出部を示す正面図である。図6、図7は、図4で示す紙検出部8のB矢視による図である。
図6に示すように、紙検出部8は、緩衝板14を切り欠いて設けられた収容部16に緩衝板14の延在する方向に沿って配置されている。紙検出部8は、検出レバー回転中心18を中心に回動する検出レバー17と、検出レバー17と一体に設けられたカム20と、カム20の一面であって検出レバー回転中心18と同心の円弧面21と、メカスイッチ22と、カム20に当接して回動しメカスイッチ22を作動させるスイッチレバー23とを有する。なお、検出レバー17の先端部27は、ロール紙5を損傷しないように丸められている。
メカスイッチ22は、スイッチレバー23の回転中心であるスイッチレバー回転中心26と、スイッチレバー23が当接する接点レバー24とを有する。接点レバー24は、弾力性を有する導電性金属であり、スイッチレバー23が回動して当接すると、スイッチレバー23の回動に合わせて柔軟に撓る。スイッチレバー23と接点レバー24との接する部分が接点部25であり、接点部25を介してスイッチレバー23と接点レバー24とが電気的に導通する。
紙検出部8は、プリンタ1にロール紙5が装着されていない状態では、検出レバー17が先端部27と検出レバー回転中心18を挟んで対極にあるカム20側の重さにより回動し、先端部27は、緩衝板14の案内面19より飛び出た位置Pにある。この時、スイッチレバー23は、カム20から自由であって、接点レバー24の接点部25とも離れており、電気的な導通がOFFの状態である。スイッチレバー23は、カム20等による外力が作用しない状態では、図示していないバネ等によりこの電気的OFFの状態の位置へ戻る。スイッチレバー23は、この位置を原点位置とする。スイッチレバー23が原点位置にあって電気的OFFの状態であることにより、プリンタ1にロール紙5が装着されていないことを検出可能である。
そして、図7に示すように、プリンタ1にロール紙5が装着されると、先端部27がロール紙5に押し下げられて位置Pから位置Qの方向へ回動する。先端部27の回動により、カム20の端部がスイッチレバー23を押して、スイッチレバー回転中心26を中心にしてスイッチレバー23を回動させる。先端部27が位置Qまで回動すると、スイッチレバー23は、カム20の端部に押される状態から円弧面21へ乗り上げた状態になる。スイッチレバー23が円弧面21に乗り上げる状態において、スイッチレバー23と接点レバー24とが接点部25で当接し電気的にONとなる。この電気的ON状態によって、プリンタ1にロール紙5が装着されたことを検出可能である。
通常の印刷状態では、ロール紙5は、ロール紙位置R1にあって先端部27と当接している。印刷停止状態から印刷を開始する場合に、ロール紙5に張力が付加されて緩衝板14が回動し、ロール紙5はロール紙位置R2に移動する。印刷の開始および停止が繰り返され、その都度緩衝板14が回動すると、ロール紙5の位置がR1とR2との間を移動する。それに連動して、先端部27が回動する。先端部27の回動に伴ってカム20の円弧面21も回動するが、スイッチレバー23は、円弧面21に乗り上げた状態であるため、円弧面21上を摺動するのみで、スイッチレバー回転中心26を中心にして回動することはない。従って、スイッチレバー23と接点レバー24とが接点部25において摺動せず、接点部25の不必要な摺動が抑制可能である。また、接点部25の磨耗に起因する電気的導通不良も低減可能である。
なお、カバー開閉検出部30のメカスイッチ32は、紙検出部8のメカスイッチ22と同様な構成であり、プリンタカバー4が閉じられ検出板31によって、検出バー34、スイッチレバー33を介して押されることにより作動する。このプリンタカバー4の閉状態において、プリンタカバー4はロックされており、プリンタカバー4が動いて検出バー34を移動させ、メカスイッチ32の接点部(図示していない)を摺動させるようなことは無い。
次に、プリンタ1の制御系統について説明する。図8は、プリンタの制御部を示すブロック図である。プリンタ1は、ホストコンピュータ41と接続されている。制御部40は、ホストコンピュータ41と接続するための入出力インタフェース42と、プリンタ1を制御するプログラム等が記憶されているフラッシュROM43(ROMでもよい)と、ホストコンピュータ41から送られて来る印刷データなどを一時的に記憶しておくRAM44と、フラッシュROM43に記憶されているプログラムに基づき制御を実行するCPU45とを有する。そして、紙検出部8、カバー開閉検出部30およびニアエンド検出部60を制御する検出制御部49と、印刷ヘッド9およびプラテン10を制御する印刷制御部50とを有する。
CPU45は、紙検出部8、カバー開閉検出部30およびニアエンド検出部60の検出結果を検出制御部49から受けロール紙5の有無およびニアエンドとプリンタカバー4の開閉状態とを判断する判断部46と、判断部46の判断に基づき印刷制御部50等へ送信部48を介して制御指示をする指示部47と、ロール紙5の情報およびプリンタカバー4の状態の情報(ステータス)等をホストコンピュータ41へ送信する送信部48とを有する。
これら制御部40を構成する入出力インタフェース42、フラッシュROM43、RAM44、CPU45、検出制御部49、印刷制御部50がバス51を介して相互に接続されている。
次に、紙検出部8、カバー開閉検出部30およびニアエンド検出部60による検出結果に基づき、プリンタ1におけるロール紙5の有無およびニアエンド状態並びにプリンタカバー4の開閉状態を判断するフローについて説明する。図9は、カバー開閉検出、ロール紙有無検出およびロール紙ニアエンド検出を示すフローチャートである。フローチャートは、プリンタ1の制御部40によるフローを表す。
ステップS1において、紙検出部8によってロール紙5が無いと検出されたかを判断する。判断は、判断部46が行う。ロール紙5が無いとの検出は、プリンタカバー4が閉状態で印刷が行われロール紙5が消費されて無くなった場合と、プラテン10を介してロール紙5を検出レバー17へ押しつけているプリンタカバー4が開けられた場合とにおいてなされる。ロール紙5が無い場合は、ステップS2へ進み、一方、ロール紙5が無くなっていない場合は、ステップS3へ進む。
ステップS2において、カバー開閉検出部30によってプリンタカバー4が開状態であると検出されたかを判断する。判断は、判断部46が行う。カバー開状態であればステップS4へ進み、一方、カバー開でなければステップS5へ進む。
ステップS4において、カバー開を示すステータスを送信部48がホストコンピュータ41へ送信する。オペレータは、当該ステータスによりホストコンピュータ41が表示する表示を見て、プリンタカバー4が開いていて印刷ができない状態であることを確認可能である。また、プリンタ1に設置した不図示の表示部で表示してもよい。具体的には特定のLEDの点滅などで行う。この場合、ロール紙5も無くなっている状態であるが、プリンタカバー4が開状態では、例えロール紙5が無くなっていなくても印刷不可であるため、プリンタカバー4の状態を優先して送信する。送信後ステップS6へ進む。
また、ステップS5において、ロール紙5無しを示すステータスを送信部48がホストコンピュータ41へ送信する。この場合は、ロール紙5が無いことのみによる印刷不可の状態である。送信後ステップS6へ進む。
ステップS6において、印刷不可状態であるため、ロール紙5の搬送を停止するように指示部47が送信部48を介して印刷制御部50へ指示する。印刷不可状態を受けて、ロール紙5の搬送とそれに伴い印刷等が停止される。停止後、フローが終了する。終了後、オペレータが新しいロール紙5をセットしたり、プリンタカバー4を閉じたりすると、その状態をプリンタ1の検出制御部49が検出し、判断部46が送信部48よりステータスをホストコンピュータ41へ送信する。また、プリンタ1に設置した不図示の表示部で表示してもよい。具体的には特定のLEDの消灯などで行う。オペレータやホストコンピュータ41は、次の動作を開始することができる。
次に、ステップS1において、ロール紙5が有る状態であれば、ステップS3において、ロール紙5のニアエンド状態をロール紙5が無いとみなすように設定されているかを判断部46が判断する。この設定は、プリンタ1に設置される不図示のディップスイッチやフラッシュROM43にメモリスイッチとして設定される。プリンタ1のCPU45は、この設定値を読み込み、判断する。プリンタ1は、ロール紙5がニアエンド状態となった場合に、当該ニアエンド状態を不図示の表示部での表示やステータスの送信などにより表示等はするが、ロール紙5が無いと検出されるまで印刷を実行可能なように設定するか、ニアエンド状態のまま印刷をして途中でロール紙5無しのため印刷不可になることを避けるためニアエンド状態をロール紙5が無い状態とみなすかの選択が可能である。オペレータは、事前にどちらかの選択をして設定する。ニアエンド状態をロール紙5が無いとみなすように設定されていなければステップS7へ進み、一方、ニアエンド状態をロール紙5が無いとみなすように設定されていればステップS8へ進む。
そして、ステップS7において、ニアエンド検出部60によってロール紙5がニアエンド状態であると検出されたかを判断部46が判断する。ニアエンド状態でなければロール紙5の残量がまだある状態でありステップS9へ進み、一方、ニアエンド状態であればステップS10へ進む。
ステップS10において、ロール紙5のニアエンド状態のステータスを送信部48がホストコンピュータ41へ送信する。オペレータは、ロール紙5の残量が少ないことを確認可能である。ニアエンド状態のステータスを送信後、ステップS9へ進む。
次に、ステップS8において、ニアエンド検出部60によってロール紙5がニアエンド状態であると検出されたか否かを判断部46が判断する。ニアエンド状態でなければロール紙5の残量がまだある状態でありステップS9へ進み、一方、ニアエンド状態であれステップS11へ進む。
ステップS11において、カバー開閉検出部30によってプリンタカバー4が開状態であると検出されたかを判断する。判断は、判断部46が行う。カバー開状態であればステップS12へ進み、一方、カバー開状態でなければステップS13へ進む。
そして、ステップS12において、カバー開を示すステータスを送信部48がホストコンピュータ41へ送信する。オペレータは、ホストコンピュータ41が表示するステータスを見て、プリンタカバー4が開いていて印刷ができない状態であることを確認可能である。この場合、ロール紙5がニアエンド状態でありロール紙5無しとみなされる状態であるが、プリンタカバー4が開状態であるため、プリンタカバー4の状態を優先して送信する。送信後ステップS6へ進む。
また、ステップS13において、ロール紙5無しを示すステータスを送信部48がホストコンピュータ41へ送信する。この場合は、ロール紙5がニアエンド状態でありロール紙5無しとみなされたことによる印刷不可の状態である。送信後ステップS6へ進む。
次に、ステップS9において、カバー開閉検出部30によってプリンタカバー4が開状態であると検出されたかを判断する。判断は、判断部46が行う。ステップS7、S8およびS10までのそれぞれにおける判断では、プリンタ1は、ロール紙5の残量が有る状態であって、プリンタカバー4が閉じられていれば印刷可能な状態である。従って、プリンタカバー4が開かれていればステップS12へ進み、一方、プリンタカバー4が閉じられていればステップS14へ進む。
ステップS14において、プリンタ1が電源投入直後であるか否かを判断部46が判断する。電源投入がなされ、これから印刷開始を実行する場合、印刷機構等の初期化が必要となる。そのため、電源投入直後でなければステップS15へ進み、一方、電源投入直後であればステップS16へ進む。
そして、ステップS15において、プリンタカバー4が開閉されたか否かを判断部46が判断する。この判断は、プリンタ1が電源投入直後でなくても、印刷実行途中でプリンタカバー4が開閉されると、それに伴うステータス送信の履歴等が残り、印刷の続行にあたりこれらの履歴等をクリアするため、具体的にはRAM44をクリアするなどが行われる。プリンタカバー4が開閉されていなければフローを終了し、一方、プリンタカバー4が開閉された場合には、ステップS16へ進む。
ステップS16において、印刷初期化を指示部47が送信部48を介して印刷制御部50、検出制御部49へ指示する。印刷制御部50は、印刷開始のためロール紙5のスムーズな搬送が行えるように搬送機構のバックラッシュ等の解消をする。また、検出制御部49は、RAM44に記憶されているカバー開検出等のステータスおよび操作履歴をクリアする。こうして、プリンタ1が印刷可能な初期状態となり、フローが終了する。
なお、オペレータが新しいロール紙5をセットしたり、プリンタカバー4を閉じたりすると、その状態をプリンタ1の検出制御部49が検出し、判断部46が送信部48よりステータスをホストコンピュータ41へ送信する。また、プリンタ1に設置した不図示の表示部で表示してもよい。具体的には特定のLEDの消灯などで行う。オペレータやホストコンピュータ41は、次の動作を開始することができる。ホストコンピュータ41は印刷初期化命令を送信し、プリンタ1はメカニズムやソフトウェアの初期化動作を行う。この初期化動作は、ホストコンピュータ41の命令によらず、検出制御部49が各検出器の状態を検出し、判断部46が次の動作が可能と判断したときは、プリンタ1が自動的に開始してもよい。
ここで、ステップS1、ステップS2の各ステップによるフローを経た後、送信部48によって実行されるステップS4およびS5が送信部48による紙無送信ステップに該当する。
また、ステップS1、ステップS3、ステップS8、ステップS9の各ステップによるフローを経た後、送信部48によって実行されるステップS12およびS16が送信部48によるみなし送信ステップに該当する。
そして、ステップS1、ステップS3、ステップS8、ステップS11の各ステップによるフローを経た後、送信部48によって実行されるステップS12およびS13が送信部48によるみなしニアエンド送信ステップに該当する。
さらに、ステップS1、ステップS3、ステップS7の各ステップによるフローを経てロール紙5がニアエンド状態の場合、送信部48によって実行されるステップS10が送信部48によるニアエンド送信ステップに該当する。
最後に、ステップS1、ステップS3、ステップS7、ステップS9の各ステップによるフローを経た場合、またはステップS10からステップS9を経て送信部48によって実行されるステップS12およびS16が送信部48による通常送信ステップに該当する。
以上、プリンタの制御方法およびこの制御方法を有するプリンタの実施形態について説明した。この実施形態の効果をまとめて記載する。
(1)送信部48による紙無送信ステップにより、ロール紙5が消費されて無くなったロール紙5無し検出と、プリンタカバー4が開けられたことによるロール紙5無し検出とを適切に区分して把握することが可能である。プリンタカバー4が開けられたため、ロール紙5が有るにもかかわらずロール紙5無しの表示がなされることを防いで、オペレータに正しくプリンタ1の状態を伝えることが可能である。
(2)送信部48によるみなし送信ステップにより、ニアエンド状態をロール紙5無しとみなす場合、ロール紙5がニアエンド状態ではなく、十分な残量があり印刷可能な状態であることと、ロール紙5の有無に関わらずプリンタカバー4が開けられた原因による印刷不可の状態とを適切に区分して把握することが可能である。印刷可能な状態においては、電源投入直後またはプリンタカバー4の開閉後を判断して、印刷初期化が適切に実行可能である。
(3)送信部48よるみなしニアエンド送信ステップにより、ニアエンド状態をロール紙5無しとみなす場合、ニアエンド状態の検出以外にロール紙無しとする要因が無いロール紙5無し検出状態と、ロール紙5無しの検出に加えプリンタカバー4が開かれている状態とを適切に区分して把握することが可能である。プリンタカバー4が閉じられていなくては、プリンタ1による印刷が不可であり、まず、カバー開の状態を優先して把握することが可能である。
(4)送信部48によるニアエンド送信ステップにより、ニアエンド状態をロール紙5無しとみなさない場合において、ロール紙5がニアエンド状態であって印刷は続行可能であるが、ロール紙5の残量が少ないことを把握可能である。オペレータは、近々ロール紙5が終了することを承知した上で印刷実行が可能である。
(5)送信部48による通常送信ステップにより、ニアエンド状態をロール紙5無しとみなさない場合において、ロール紙5が十分な残量あって印刷可能な状態であることと、ロール紙5残量は十分あるが、プリンタカバー4が開けられた原因による印刷不可の状態とを適切に区分して把握することが可能である。さらに、印刷可能状態において、電源投入直後またはプリンタカバー4の開閉後を判断して、印刷初期化が適切に実行可能である。
(6)メカスイッチ22、33、66を用いることにより、簡便な電気的ON、OFFによるロール紙5の有無、プリンタカバー4の開閉、ロール紙5ニアエンドの各検出が可能である。また、静電気の影響を受け難いメカスイッチにより、静電気を逃がすための金属板等無しで、各検出部の耐静電気性の向上が図れる。
プリンタの外観を示す斜視図。 紙検出部およびカバー開閉検出部を示す断面図。 (a)ニアエンド検出部の構成を示す斜視図。(b)ニアエンド検出部がロール紙のニアエンドを検出した状態を示す斜視図。 プリンタへロール紙を装着した状態を示す断面図。 ロール紙に張力が付加された場合のロール紙搬送状態を示す断面図。 ロール紙無し状態での紙検出部を示す正面図。 ロール紙有り状態での紙検出部を示す正面図。 プリンタの制御部を示すブロック図。 カバー開閉検出、ロール紙有無検出およびロール紙ニアエンド検出を示すフローチャート。
符号の説明
1…プリンタ、4…プリンタカバー、5…ロール紙、6…ロール部、7…緩衝機構部、8…紙検出部、9…印刷ヘッド、10…プラテン、14…緩衝板、16…収容部、17…検出レバー、19…案内面、20…カム、21…円弧面、22…メカスイッチ、23…スイッチレバー、25…接点部、27…先端部、30…カバー検出部としてのカバー開閉検出部、31…検出板、32…メカスイッチ、33…スイッチレバー、34…検出バー、35…ばね、40…制御部、45…CPU、46…判断部、47…指示部、48…送信部、49…検出制御部、50印刷制御部、60…ニアエンド検出部、61…ニアエンドレバー、63…ロール部芯、66…メカスイッチ。

Claims (7)

  1. ロール紙を搭載しプリンタカバーが閉じられることにより前記ロール紙が装着されていることを検出可能なプリンタの検出制御をするプリンタの制御方法であって、
    前記ロール紙が無くなったことを紙検出部によって検出する紙検出ステップと、
    前記ロール紙のニアエンド状態を前記ロール紙が無いとみなすか否かを判断部によって判断するニアエンド判断ステップと、
    前記ロール紙がニアエンド状態であることをニアエンド検出部によって検出するニアエンド検出ステップと、
    前記プリンタカバーが開状態であることをカバー検出部によって検出するカバー開検出ステップとを有し、
    前記紙検出ステップにおいて前記ロール紙が無いと検出された場合に、
    前記カバー開検出ステップにおいて前記プリンタカバーが開状態であると検出されるとカバー開の情報を送信し、前記カバー開検出ステップにおいて前記プリンタカバーが開状態でないと検出されると前記ロール紙無しの情報を送信する送信部による紙無送信ステップを有することを特徴とするプリンタの制御方法。
  2. ロール紙を搭載しプリンタカバーが閉じられることにより前記ロール紙が装着されていることを検出可能なプリンタの検出制御をするプリンタの制御方法であって、
    前記ロール紙が無くなったことを紙検出部によって検出する紙検出ステップと、
    前記ロール紙のニアエンド状態を前記ロール紙が無いとみなすか否かを判断部によって判断するニアエンド判断ステップと、
    前記ロール紙がニアエンド状態であることをニアエンド検出部によって検出するニアエンド検出ステップと、
    前記プリンタカバーが開状態であることをカバー検出部によって検出するカバー開検出ステップとを有し、
    前記紙検出ステップにおいて前記ロール紙が有ると検出され、前記ニアエンド判断ステップにおいて前記ロール紙のニアエンド状態を前記ロール紙が無いとみなすように設定されていると判断され、前記ニアエンド検出ステップにおいて前記ロール紙がニアエンド状態でないと検出された場合に、
    前記カバー開検出ステップにおいて前記プリンタカバーが開状態であると検出されると前記カバー開の情報を送信し、前記カバー開検出ステップにおいて前記プリンタカバーが開状態でないと検出されると、電源投入直後または前記プリンタカバーの開閉直後であれば印刷初期化指示情報を送信する送信部によるみなし送信ステップを有することを特徴とするプリンタの制御方法。
  3. ロール紙を搭載しプリンタカバーが閉じられることにより前記ロール紙が装着されていることを検出可能なプリンタの検出制御をするプリンタの制御方法であって、
    前記ロール紙が無くなったことを紙検出部によって検出する紙検出ステップと、
    前記ロール紙のニアエンド状態を前記ロール紙が無いとみなすか否かを判断部によって判断するニアエンド判断ステップと、
    前記ロール紙がニアエンド状態であることをニアエンド検出部によって検出するニアエンド検出ステップと、
    前記プリンタカバーが開状態であることをカバー検出部によって検出するカバー開検出ステップとを有し、
    前記紙検出ステップにおいて前記ロール紙が有ると検出され、前記ニアエンド判断ステップにおいて前記ロール紙のニアエンド状態を前記ロール紙が無いとみなすように設定されていると判断され、前記ニアエンド検出ステップにおいて前記ロール紙がニアエンド状態であると検出された場合に、
    前記カバー開検出ステップにおいて前記プリンタカバーが開状態であると検出されると前記カバー開の情報を送信し、前記カバー開検出ステップにおいて前記プリンタカバーが開状態でないと検出されると前記ロール紙無しの情報を送信する送信部によるみなしニアエンド送信ステップを有することを特徴とするプリンタの制御方法。
  4. ロール紙を搭載しプリンタカバーが閉じられることにより前記ロール紙が装着されていることを検出可能なプリンタの検出制御をするプリンタの制御方法であって、
    前記ロール紙が無くなったことを紙検出部によって検出する紙検出ステップと、
    前記ロール紙のニアエンド状態を前記ロール紙が無いとみなすか否かを判断部によって判断するニアエンド判断ステップと、
    前記ロール紙がニアエンド状態であることをニアエンド検出部によって検出するニアエンド検出ステップと、
    前記プリンタカバーが開状態であることをカバー検出部によって検出するカバー開検出ステップとを有し、
    前記紙検出ステップにおいて前記ロール紙が有ると検出され、前記ニアエンド判断ステップにおいて前記ロール紙のニアエンド状態を前記ロール紙が無いとみなすように設定されていないと判断され、前記ニアエンド検出ステップにおいて前記ロール紙がニアエンド状態であると検出された場合に、
    前記ロール紙のニアエンド情報を送信する送信部によるニアエンド送信ステップを有することを特徴とするプリンタの制御方法。
  5. ロール紙を搭載しプリンタカバーが閉じられることにより前記ロール紙が装着されていることを検出可能なプリンタの検出制御をするプリンタの制御方法であって、
    前記ロール紙が無くなったことを紙検出部によって検出する紙検出ステップと、
    前記ロール紙のニアエンド状態を前記ロール紙が無いとみなすか否かを判断部によって判断するニアエンド判断ステップと、
    前記ロール紙がニアエンド状態であることをニアエンド検出部によって検出するニアエンド検出ステップと、
    前記プリンタカバーが開状態であることをカバー検出部によって検出するカバー開検出ステップとを有し、
    前記紙検出ステップにおいて前記ロール紙が有ると検出され、前記ニアエンド判断ステップにおいて前記ロール紙のニアエンド状態を前記ロール紙が無いとみなすように設定されていないと判断され、前記ニアエンド検出ステップにおいて前記ロール紙がニアエンド状態でないと検出された場合または前記ロール紙がニアエンド状態であると検出され送信部が前記ロール紙のニアエンド情報を送信した後に、
    前記カバー開検出ステップにおいて前記プリンタカバーが開状態であると検出されると前記カバー開の情報を送信し、前記カバー開検出ステップにおいて前記プリンタカバーが開状態でないと検出されると、電源投入直後または前記プリンタカバーの開閉直後であれば印刷初期化指示情報を送信する前記送信部による通常送信ステップを有することを特徴とするプリンタの制御方法。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のプリンタの制御方法において、
    前記紙検出ステップ、前記ニアエンド検出ステップおよび前記カバー開検出ステップは、それぞれ前記ロール紙の有無、前記ロール紙のニアエンド、前記プリンタカバーの開閉を電気的信号のONとOFFとにより検出するように設定されているメカスイッチによって検出するステップであることを特徴とするプリンタの制御方法。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のプリンタの制御方法を実行可能なプログラムを有することを特徴とするプリンタ。
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