JPH1098578A - 複合ファクシミリ装置 - Google Patents
複合ファクシミリ装置Info
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- JPH1098578A JPH1098578A JP9120810A JP12081097A JPH1098578A JP H1098578 A JPH1098578 A JP H1098578A JP 9120810 A JP9120810 A JP 9120810A JP 12081097 A JP12081097 A JP 12081097A JP H1098578 A JPH1098578 A JP H1098578A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- paper
- toner
- roll paper
- end processing
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各記録モードにそれぞれ対応するニアエンド
処理を行なえるようにして、ユーザによる作業効率の低
下を防止する。 【解決手段】 記録紙のニアエンド(ペーパニアエン
ド)に対してそれぞれ異なるペーパニアエンド処理を行
なうための複数のプログラムを格納するペーパニアエン
ド処理格納部9を設け、ペーパニアエンド検出部8によ
って記録紙のニアエンドが検出された時に、制御部1が
現在の記録モードに応じたペーパニアエンド処理用のプ
ログラムを読み出す(現在の記録モードに応じたペーパ
ニアエンド処理に切り換える)。さらに、上記ニアエン
ド検出後の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越
えた時に各記録モード毎に独立してニアエンド処理を切
り換えるとよい。
処理を行なえるようにして、ユーザによる作業効率の低
下を防止する。 【解決手段】 記録紙のニアエンド(ペーパニアエン
ド)に対してそれぞれ異なるペーパニアエンド処理を行
なうための複数のプログラムを格納するペーパニアエン
ド処理格納部9を設け、ペーパニアエンド検出部8によ
って記録紙のニアエンドが検出された時に、制御部1が
現在の記録モードに応じたペーパニアエンド処理用のプ
ログラムを読み出す(現在の記録モードに応じたペーパ
ニアエンド処理に切り換える)。さらに、上記ニアエン
ド検出後の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越
えた時に各記録モード毎に独立してニアエンド処理を切
り換えるとよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複合ファクシミ
リ装置に関する。
リ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の画像形成装置とし
て、例えば以下の(1)〜(3)に示すようなものが提
案されている。 (1)記録紙(ロール紙)の残量が所定量以下になり、
記録紙のニアエンドを検出した場合、受信した画情報を
メモリに蓄積して退避させたり、受信した画情報を縮小
して記録紙に記録する等のニアエンド処理を行なうこと
により、再送信の対策を不要にする(例えば特開平1−
218264号公報参照)。
て、例えば以下の(1)〜(3)に示すようなものが提
案されている。 (1)記録紙(ロール紙)の残量が所定量以下になり、
記録紙のニアエンドを検出した場合、受信した画情報を
メモリに蓄積して退避させたり、受信した画情報を縮小
して記録紙に記録する等のニアエンド処理を行なうこと
により、再送信の対策を不要にする(例えば特開平1−
218264号公報参照)。
【0003】(2)トナーの残量が所定量以下になり、
トナーのニアエンドを検出した場合、プロセス上の設定
値(現像バイアス等)を変更したり、画情報にディジタ
ル的に間引き処理を施す等のニアエンド処理を行なうこ
とにより、トナーを節約する(例えば特開平1−133
075号公報参照)。 (3)トナーのニアエンドを検出した場合、表示パネル
にトナーのニアエンド表示を行なってユーザにトナーの
補充もしくはトナーカートリッジの交換を促したり、画
情報を記録紙に記録する記録動作を強制的に禁止する
(例えば特開平1−218264号公報参照)。
トナーのニアエンドを検出した場合、プロセス上の設定
値(現像バイアス等)を変更したり、画情報にディジタ
ル的に間引き処理を施す等のニアエンド処理を行なうこ
とにより、トナーを節約する(例えば特開平1−133
075号公報参照)。 (3)トナーのニアエンドを検出した場合、表示パネル
にトナーのニアエンド表示を行なってユーザにトナーの
補充もしくはトナーカートリッジの交換を促したり、画
情報を記録紙に記録する記録動作を強制的に禁止する
(例えば特開平1−218264号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昨今は
少なくとも3つの記録モード、すなわちファクシミリモ
ード,コピーモード,プリンタモードを有する複合ファ
クシミリ装置が実用化されており、どの記録モードに対
しても同じニアエンド処理を行なうと、ユーザによる作
業効率が低下するという問題がある。
少なくとも3つの記録モード、すなわちファクシミリモ
ード,コピーモード,プリンタモードを有する複合ファ
クシミリ装置が実用化されており、どの記録モードに対
しても同じニアエンド処理を行なうと、ユーザによる作
業効率が低下するという問題がある。
【0005】例えば、記録紙又はトナーのニアエンドを
検出した時に画情報を縮小して記録紙に記録する処理を
ニアエンド処理とした場合を想定する。この場合、コピ
ーモード時に上記ニアエンドが検出されると、原稿から
読み取った画情報が縮小されて記録紙に記録されてしま
うため、ユーザは記録紙又はトナーを補充した後、操作
部上のスタートキーを再押下してコピーをやり直す必要
がある。
検出した時に画情報を縮小して記録紙に記録する処理を
ニアエンド処理とした場合を想定する。この場合、コピ
ーモード時に上記ニアエンドが検出されると、原稿から
読み取った画情報が縮小されて記録紙に記録されてしま
うため、ユーザは記録紙又はトナーを補充した後、操作
部上のスタートキーを再押下してコピーをやり直す必要
がある。
【0006】また、記録紙又はトナーのニアエンドを検
出した時に記録動作を禁止する処理をニアエンド処理と
した場合を想定する。この場合、コピーモード時に上記
ニアエンドが検出されると、記録動作が禁止状態となる
ため、ユーザは記録紙又はトナーを補充した後、装置本
体のスタートキーを押下してコピー動作を開始させる。
出した時に記録動作を禁止する処理をニアエンド処理と
した場合を想定する。この場合、コピーモード時に上記
ニアエンドが検出されると、記録動作が禁止状態となる
ため、ユーザは記録紙又はトナーを補充した後、装置本
体のスタートキーを押下してコピー動作を開始させる。
【0007】ところが、プリンタモード時にも上記ニア
エンドの検出によって記録動作を禁止してしまうと、ユ
ーザは自己の端末装置から複合ファクシミリ装置に画情
報を送信させることができないため、その設置場所まで
移動して記録紙又はトナーを補充した後、自己の端末装
置の設置場所まで戻り、再び自己の端末装置から複合フ
ァクシミリ装置に画情報を送信させる操作を行なう必要
がある。
エンドの検出によって記録動作を禁止してしまうと、ユ
ーザは自己の端末装置から複合ファクシミリ装置に画情
報を送信させることができないため、その設置場所まで
移動して記録紙又はトナーを補充した後、自己の端末装
置の設置場所まで戻り、再び自己の端末装置から複合フ
ァクシミリ装置に画情報を送信させる操作を行なう必要
がある。
【0008】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、複合ファクシミリ装置において、システム
的に破綻することなく、各記録モードにそれぞれ対応す
るニアエンド処理を行なえるようにして、ユーザによる
作業効率の低下を防止することを目的とする。
ものであり、複合ファクシミリ装置において、システム
的に破綻することなく、各記録モードにそれぞれ対応す
るニアエンド処理を行なえるようにして、ユーザによる
作業効率の低下を防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、記録モード
として、回線からの画情報を記録紙に記録するファクシ
ミリモードと、スキャナで読み取った画情報を記録紙
(カット紙又はロール紙給紙手段から供給される任意長
のロール紙)に記録するコピーモードと、パーソナルコ
ンピュータ等の端末装置からの画情報を記録紙に記録す
るプリンタモードとを有する複合ファクシミリ装置にお
いて、上記の目的を達成するため、次の各手段を設けた
ことを特徴とする。
として、回線からの画情報を記録紙に記録するファクシ
ミリモードと、スキャナで読み取った画情報を記録紙
(カット紙又はロール紙給紙手段から供給される任意長
のロール紙)に記録するコピーモードと、パーソナルコ
ンピュータ等の端末装置からの画情報を記録紙に記録す
るプリンタモードとを有する複合ファクシミリ装置にお
いて、上記の目的を達成するため、次の各手段を設けた
ことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明は、記録紙(カット紙)の
残り枚数が所定枚数以下になった時に記録紙のニアエン
ドを検出する記録紙ニアエンド検出手段と、記録紙のニ
アエンドに対してそれぞれ異なるニアエンド処理を行な
う複数の記録紙ニアエンド処理手段と、記録紙ニアエン
ド検出手段によって記録紙のニアエンドが検出された場
合、現在の記録モードに応じた記録紙ニアエンド処理手
段に切り換える切換手段とを設けたものである。
残り枚数が所定枚数以下になった時に記録紙のニアエン
ドを検出する記録紙ニアエンド検出手段と、記録紙のニ
アエンドに対してそれぞれ異なるニアエンド処理を行な
う複数の記録紙ニアエンド処理手段と、記録紙ニアエン
ド検出手段によって記録紙のニアエンドが検出された場
合、現在の記録モードに応じた記録紙ニアエンド処理手
段に切り換える切換手段とを設けたものである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の複合ファク
シミリ装置において、上記切換手段に、記録紙ニアエン
ド検出手段によって記録紙のニアエンドが検出された後
の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越えた時に
各記録モード毎に独立して記録紙ニアエンド処理手段を
切り換える手段を備えたものである。
シミリ装置において、上記切換手段に、記録紙ニアエン
ド検出手段によって記録紙のニアエンドが検出された後
の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越えた時に
各記録モード毎に独立して記録紙ニアエンド処理手段を
切り換える手段を備えたものである。
【0012】請求項3は、請求項2の複合ファクシミリ
装置において、上記各記録モード毎に独立して切り換え
るべき記録紙ニアエンド処理手段を設定する第1の設定
手段と、記録紙ニアエンド処理手段の切り換えタイミン
グを設定する第2の設定手段とを設けたものである。
装置において、上記各記録モード毎に独立して切り換え
るべき記録紙ニアエンド処理手段を設定する第1の設定
手段と、記録紙ニアエンド処理手段の切り換えタイミン
グを設定する第2の設定手段とを設けたものである。
【0013】請求項4の発明は、トナーの残量が所定量
以下になった時にトナーのニアエンドを検出するトナー
ニアエンド検出手段と、トナーのニアエンドに対してそ
れぞれ異なるニアエンド処理を行なう複数のトナーニア
エンド処理手段と、トナーニアエンド検出手段によって
トナーのニアエンドが検出された場合、現在の記録モー
ドに応じたトナーニアエンド処理手段に切り換える切換
手段とを設けたものである。
以下になった時にトナーのニアエンドを検出するトナー
ニアエンド検出手段と、トナーのニアエンドに対してそ
れぞれ異なるニアエンド処理を行なう複数のトナーニア
エンド処理手段と、トナーニアエンド検出手段によって
トナーのニアエンドが検出された場合、現在の記録モー
ドに応じたトナーニアエンド処理手段に切り換える切換
手段とを設けたものである。
【0014】請求項5の発明は、請求項4の複合ファク
シミリ装置において、上記切換手段に、トナーニアエン
ド検出手段によってトナーのニアエンドが検出された後
の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越えた時に
各記録モード毎に独立してトナーニアエンド処理手段を
切り換える手段を備えたものである。
シミリ装置において、上記切換手段に、トナーニアエン
ド検出手段によってトナーのニアエンドが検出された後
の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越えた時に
各記録モード毎に独立してトナーニアエンド処理手段を
切り換える手段を備えたものである。
【0015】請求項6の発明は、請求項5の複合ファク
シミリ装置において、上記各記録モード毎に独立して切
り換えるべきトナーニアエンド処理手段を設定する第1
の設定手段と、トナーニアエンド処理手段の切り換えタ
イミングを設定する第2の設定手段とを設けたものであ
る。
シミリ装置において、上記各記録モード毎に独立して切
り換えるべきトナーニアエンド処理手段を設定する第1
の設定手段と、トナーニアエンド処理手段の切り換えタ
イミングを設定する第2の設定手段とを設けたものであ
る。
【0016】請求項7の発明は、ロール紙給紙手段にお
けるロール紙の残量が所定量以下になった時にロール紙
のニアエンドを検出するロール紙ニアエンド検出手段
と、ロール紙のニアエンドに対してそれぞれ異なるニア
エンド処理を行なう複数のロール紙ニアエンド処理手段
と、ロール紙ニアエンド検出手段によってロール紙のニ
アエンドが検出された場合、現在の記録モードに応じた
ロール紙ニアエンド処理手段に切り換える切換手段とを
設けたものである。
けるロール紙の残量が所定量以下になった時にロール紙
のニアエンドを検出するロール紙ニアエンド検出手段
と、ロール紙のニアエンドに対してそれぞれ異なるニア
エンド処理を行なう複数のロール紙ニアエンド処理手段
と、ロール紙ニアエンド検出手段によってロール紙のニ
アエンドが検出された場合、現在の記録モードに応じた
ロール紙ニアエンド処理手段に切り換える切換手段とを
設けたものである。
【0017】請求項8の発明は、請求項7の複合ファク
シミリ装置において、上記切換手段に、ロール紙ニアエ
ンド検出手段によってロール紙のニアエンドが検出され
た後のロール紙給紙手段(長尺原稿の画情報の受信を可
能にする)によるロール紙のフィード量を計算し、その
計算値が所定値を越えた時に各記録モード毎に独立して
ロール紙ニアエンド処理手段を切り換える手段を備えた
ものである。
シミリ装置において、上記切換手段に、ロール紙ニアエ
ンド検出手段によってロール紙のニアエンドが検出され
た後のロール紙給紙手段(長尺原稿の画情報の受信を可
能にする)によるロール紙のフィード量を計算し、その
計算値が所定値を越えた時に各記録モード毎に独立して
ロール紙ニアエンド処理手段を切り換える手段を備えた
ものである。
【0018】請求項9の発明は、請求項8の複合ファク
シミリ装置において、上記各記録モード毎に独立して切
り換えるべきロール紙ニアエンド処理手段を設定する第
1の設定手段と、ロール紙ニアエンド処理手段の切り換
えタイミングを設定する第2の設定手段とを設けたもの
である。
シミリ装置において、上記各記録モード毎に独立して切
り換えるべきロール紙ニアエンド処理手段を設定する第
1の設定手段と、ロール紙ニアエンド処理手段の切り換
えタイミングを設定する第2の設定手段とを設けたもの
である。
【0019】請求項1〜3の発明による複合ファクシミ
リ装置は、記録紙のニアエンドに対してそれぞれ異なる
ニアエンド処理を行なう複数の記録紙ニアエンド処理手
段を設け、記録紙の残り枚数が所定枚数以下になり、記
録紙のニアエンドを検出した場合、現在の記録モードに
応じた記録紙ニアエンド処理手段に切り換えるので、シ
ステム的に破綻することなく、各記録モードにそれぞれ
対応する記録紙(カット紙)のニアエンド処理を行なう
ことができる。したがって、ユーザによる作業効率の低
下を防止することができる。
リ装置は、記録紙のニアエンドに対してそれぞれ異なる
ニアエンド処理を行なう複数の記録紙ニアエンド処理手
段を設け、記録紙の残り枚数が所定枚数以下になり、記
録紙のニアエンドを検出した場合、現在の記録モードに
応じた記録紙ニアエンド処理手段に切り換えるので、シ
ステム的に破綻することなく、各記録モードにそれぞれ
対応する記録紙(カット紙)のニアエンド処理を行なう
ことができる。したがって、ユーザによる作業効率の低
下を防止することができる。
【0020】さらに、記録紙のニアエンドを検出した後
の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越えた時に
各記録モード毎に独立して記録紙ニアエンド処理手段を
切り換えるようにすれば、記録紙のニアエンド検出後に
いずれやってくる紙なしに対して各記録モード毎のニア
エンド処理を行なえるため、より利便性を高めることが
できる。
の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越えた時に
各記録モード毎に独立して記録紙ニアエンド処理手段を
切り換えるようにすれば、記録紙のニアエンド検出後に
いずれやってくる紙なしに対して各記録モード毎のニア
エンド処理を行なえるため、より利便性を高めることが
できる。
【0021】この場合、上記各記録モード毎に独立して
切り換えるべき記録紙ニアエンド処理手段及び記録紙ニ
アエンド処理手段の切り換えタイミングをそれぞれ設定
可能にすれば、設置環境にフィットし、ユーザのニーズ
に最も適したニアエンド処理を行なうことができる。
切り換えるべき記録紙ニアエンド処理手段及び記録紙ニ
アエンド処理手段の切り換えタイミングをそれぞれ設定
可能にすれば、設置環境にフィットし、ユーザのニーズ
に最も適したニアエンド処理を行なうことができる。
【0022】請求項4〜6の発明による複合ファクシミ
リ装置は、トナーのニアエンドに対してそれぞれ異なる
ニアエンド処理を行なう複数のトナーニアエンド処理手
段を設け、トナーの残量が所定量以下になり、トナーの
ニアエンドを検出した場合、現在の記録モードに応じた
トナーニアエンド処理手段に切り換えるので、システム
的に破綻することなく、各記録モードにそれぞれ対応す
るトナーのニアエンド処理を行なうことができる。した
がって、ユーザによる作業効率の低下を防止することが
できる。
リ装置は、トナーのニアエンドに対してそれぞれ異なる
ニアエンド処理を行なう複数のトナーニアエンド処理手
段を設け、トナーの残量が所定量以下になり、トナーの
ニアエンドを検出した場合、現在の記録モードに応じた
トナーニアエンド処理手段に切り換えるので、システム
的に破綻することなく、各記録モードにそれぞれ対応す
るトナーのニアエンド処理を行なうことができる。した
がって、ユーザによる作業効率の低下を防止することが
できる。
【0023】さらに、トナーのニアエンドが検出した後
の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越えた時に
各記録モード毎に独立してトナーニアエンド処理手段を
切り換えるようにすれば、トナーのニアエンド検出後に
いずれ訪れるトナー不足による記録不具合に対して、各
記録モード毎のニアエンド処理を行なえるため、より利
便性を高めることができる。
の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越えた時に
各記録モード毎に独立してトナーニアエンド処理手段を
切り換えるようにすれば、トナーのニアエンド検出後に
いずれ訪れるトナー不足による記録不具合に対して、各
記録モード毎のニアエンド処理を行なえるため、より利
便性を高めることができる。
【0024】この場合、上記各記録モード毎に独立して
切り換えるべきトナーニアエンド処理手段及びトナーニ
アエンド処理手段の切り換えタイミングをそれぞれ設定
可能にすれば、設置環境にフィットし、ユーザのニーズ
に最も適したニアエンド処理を行なうことができる。
切り換えるべきトナーニアエンド処理手段及びトナーニ
アエンド処理手段の切り換えタイミングをそれぞれ設定
可能にすれば、設置環境にフィットし、ユーザのニーズ
に最も適したニアエンド処理を行なうことができる。
【0025】請求項7〜9の発明による複合ファクシミ
リ装置は、ロール紙のニアエンドに対してそれぞれ異な
るニアエンド処理を行なう複数のロール紙ニアエンド処
理手段を設け、ロール紙給紙手段におけるロール紙の残
量が所定量以下になり、ロール紙のニアエンドを検出し
た場合、現在の記録モードに応じたロール紙ニアエンド
処理手段に切り換えるので、システム的に破綻すること
なく、各記録モードにそれぞれ対応するロール紙のニア
エンド処理を行なうことができる。したがって、ユーザ
による作業効率の低下を防止することができる。
リ装置は、ロール紙のニアエンドに対してそれぞれ異な
るニアエンド処理を行なう複数のロール紙ニアエンド処
理手段を設け、ロール紙給紙手段におけるロール紙の残
量が所定量以下になり、ロール紙のニアエンドを検出し
た場合、現在の記録モードに応じたロール紙ニアエンド
処理手段に切り換えるので、システム的に破綻すること
なく、各記録モードにそれぞれ対応するロール紙のニア
エンド処理を行なうことができる。したがって、ユーザ
による作業効率の低下を防止することができる。
【0026】さらに、ロール紙のニアエンドが検出され
た後のロール紙給紙手段によるロール紙のフィード量を
計算し、その計算値が所定値を越えた時に各記録モード
毎に独立してロール紙ニアエンド処理手段を切り換える
ようにすれば、ロール紙のニアエンド検出後にいずれや
ってくる紙なしに対して各記録モード毎のニアエンド処
理を行なえるため、より利便性を高めることができる。
た後のロール紙給紙手段によるロール紙のフィード量を
計算し、その計算値が所定値を越えた時に各記録モード
毎に独立してロール紙ニアエンド処理手段を切り換える
ようにすれば、ロール紙のニアエンド検出後にいずれや
ってくる紙なしに対して各記録モード毎のニアエンド処
理を行なえるため、より利便性を高めることができる。
【0027】この場合、上記各記録モード毎に独立して
切り換えるべきロール紙ニアエンド処理手段及びロール
紙ニアエンド処理手段の切り換えタイミングをそれぞれ
設定可能にすれば、設置環境にフィットし、ユーザのニ
ーズに最も適したニアエンド処理を行なうことができ
る。
切り換えるべきロール紙ニアエンド処理手段及びロール
紙ニアエンド処理手段の切り換えタイミングをそれぞれ
設定可能にすれば、設置環境にフィットし、ユーザのニ
ーズに最も適したニアエンド処理を行なうことができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一実
施形態である複合ファクシミリ装置の一例を示すブロッ
ク構成図である。
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一実
施形態である複合ファクシミリ装置の一例を示すブロッ
ク構成図である。
【0029】この複合ファクシミリ装置は、ファクシミ
リ(以下「FAX」ともいう)モード,コピーモード,
プリンタモードの3つの記録モードを持ち、システム全
体の動作をマイクロコンピュータを用いた制御部1によ
ってコントロールする。FAXモード時には、公衆回線
網やISDN網から送られてくる画情報は回線I/F
(インタフェース)部2を介して受信され、制御部1に
渡される。
リ(以下「FAX」ともいう)モード,コピーモード,
プリンタモードの3つの記録モードを持ち、システム全
体の動作をマイクロコンピュータを用いた制御部1によ
ってコントロールする。FAXモード時には、公衆回線
網やISDN網から送られてくる画情報は回線I/F
(インタフェース)部2を介して受信され、制御部1に
渡される。
【0030】コピーモード時には、スキャナ3によって
読み込まれた画情報はスキャナ制御部4で様々な画像処
理が施され、制御部1に渡される。プリンタモード時に
は、パーソナルコンピュータ(PC)から転送されてく
る画情報はPCI/F部5を介して受信され、制御部1
に渡される。制御部1は、記録動作にはいると、画情報
をプロッタ制御部6に渡す。
読み込まれた画情報はスキャナ制御部4で様々な画像処
理が施され、制御部1に渡される。プリンタモード時に
は、パーソナルコンピュータ(PC)から転送されてく
る画情報はPCI/F部5を介して受信され、制御部1
に渡される。制御部1は、記録動作にはいると、画情報
をプロッタ制御部6に渡す。
【0031】プロッタ制御部6は、これに様々な画像処
理を施し、プロッタ7を作動してその画像情報を記録紙
(カット紙)に記録させる。ペーパニアエンド検出部8
は、請求項1の記録紙ニアエンド検出手段に相当するも
のであり、プロッタ7の記録紙の残り枚数を監視し、そ
の枚数が所定枚数以下になった時に記録紙のニアエンド
(ペーパニアエンド)を検出してニアエンド信号を出力
する。
理を施し、プロッタ7を作動してその画像情報を記録紙
(カット紙)に記録させる。ペーパニアエンド検出部8
は、請求項1の記録紙ニアエンド検出手段に相当するも
のであり、プロッタ7の記録紙の残り枚数を監視し、そ
の枚数が所定枚数以下になった時に記録紙のニアエンド
(ペーパニアエンド)を検出してニアエンド信号を出力
する。
【0032】ペーパニアエンド処理格納部9は、ペーパ
ニアエンドに対して制御部1がそれぞれ異なるニアエン
ド処理(ペーパニアエンド処理)を行なうためのプログ
ラムを格納しており、通常は他の処理を行なうためのプ
ログラムと共に図示しないROMに格納されている。こ
こで、制御部1及びペーパニアエンド処理格納部9が、
請求項1の複数の記録紙ニアエンド処理手段及び切換手
段としての機能を果たす。
ニアエンドに対して制御部1がそれぞれ異なるニアエン
ド処理(ペーパニアエンド処理)を行なうためのプログ
ラムを格納しており、通常は他の処理を行なうためのプ
ログラムと共に図示しないROMに格納されている。こ
こで、制御部1及びペーパニアエンド処理格納部9が、
請求項1の複数の記録紙ニアエンド処理手段及び切換手
段としての機能を果たす。
【0033】画情報蓄積部10は、記録紙に記録すべき
画情報を一時的に記憶するメモリであり、通常は図示し
ないDCRで圧縮された画情報が蓄積される。表示/操
作部11は、装置の様々な状態を示す情報を表示する表
示器と、動作指示のための操作パネルよりなる。ユーザ
データ登録部12は、装置の設定に関する様々なユーザ
データを登録するものであり、通常はSRAMによって
構成され、バッテリによってバックアップされる。
画情報を一時的に記憶するメモリであり、通常は図示し
ないDCRで圧縮された画情報が蓄積される。表示/操
作部11は、装置の様々な状態を示す情報を表示する表
示器と、動作指示のための操作パネルよりなる。ユーザ
データ登録部12は、装置の設定に関する様々なユーザ
データを登録するものであり、通常はSRAMによって
構成され、バッテリによってバックアップされる。
【0034】このように構成した複合ファクシミリ装置
において、通常動作時には、回線I/F部2,スキャナ
制御部4,又はPCI/F部5を介して入力される画情
報はプロッタ制御部6に渡され、プロッタ7にて記録紙
上に記録される。例えば、コピー中に回線より画情報が
入力されると、制御部1はスキャナ制御部4からの画情
報をプロッタ制御部6に送っているため、回線I/F部
2からの画情報は一旦画情報蓄積部10に蓄積し、コピ
ー動作の終了を待ってプロッタ制御部6に送る。
において、通常動作時には、回線I/F部2,スキャナ
制御部4,又はPCI/F部5を介して入力される画情
報はプロッタ制御部6に渡され、プロッタ7にて記録紙
上に記録される。例えば、コピー中に回線より画情報が
入力されると、制御部1はスキャナ制御部4からの画情
報をプロッタ制御部6に送っているため、回線I/F部
2からの画情報は一旦画情報蓄積部10に蓄積し、コピ
ー動作の終了を待ってプロッタ制御部6に送る。
【0035】ところで、ペーパニアエンド検出部8がペ
ーパニアエンドを検出してニアエンド信号を出力する
と、プロッタ制御部6はこの旨を制御部1に通知する。
これにより、制御部1は表示/操作部11にペーパ補充
表示を行なうと共に、ペーパニアエンド処理格納部9よ
り、現在の記録モードに応じたペーパニアエンド処理用
のプログラムを読み出し、ペーパニアエンド処理を行な
う。つまり、現在の記録モードに応じたペーパニアエン
ド処理に切り換える。この実施形態では、以下の通りで
ある。
ーパニアエンドを検出してニアエンド信号を出力する
と、プロッタ制御部6はこの旨を制御部1に通知する。
これにより、制御部1は表示/操作部11にペーパ補充
表示を行なうと共に、ペーパニアエンド処理格納部9よ
り、現在の記録モードに応じたペーパニアエンド処理用
のプログラムを読み出し、ペーパニアエンド処理を行な
う。つまり、現在の記録モードに応じたペーパニアエン
ド処理に切り換える。この実施形態では、以下の通りで
ある。
【0036】(1)FAXモードでのペーパニアエンド
処理 回線I/F部2より入力される画情報は、全て画情報蓄
積部10に蓄積する。その後、記録紙が補充され、ペー
パニアエンドの解除が通知されると、画情報蓄積部10
に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に送ってプロッタ
7に記録動作を行なわせ、表示/操作部11のペーパ補
充表示を解除する。
処理 回線I/F部2より入力される画情報は、全て画情報蓄
積部10に蓄積する。その後、記録紙が補充され、ペー
パニアエンドの解除が通知されると、画情報蓄積部10
に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に送ってプロッタ
7に記録動作を行なわせ、表示/操作部11のペーパ補
充表示を解除する。
【0037】(2)コピーモードでのペーパニアエンド
処理 ユーザ(操作者)によりスキャナ3に原稿がセットさ
れ、表示/操作部11のスタートキーが押下されてコピ
ー動作の開始が指示された場合は、これを受け付けず、
ペーパ補充表示をさらに強調(例えば点滅)させる。
処理 ユーザ(操作者)によりスキャナ3に原稿がセットさ
れ、表示/操作部11のスタートキーが押下されてコピ
ー動作の開始が指示された場合は、これを受け付けず、
ペーパ補充表示をさらに強調(例えば点滅)させる。
【0038】その後、記録紙が補充され、ペーパニアエ
ンドの解除が通知されると、表示/操作部11のペーパ
補充表示を解除し、スキャナ制御部4を介して原稿の画
像を読み取り、その画情報をプロッタ制御部6に送って
プロッタ7に記録動作を行なわせる。
ンドの解除が通知されると、表示/操作部11のペーパ
補充表示を解除し、スキャナ制御部4を介して原稿の画
像を読み取り、その画情報をプロッタ制御部6に送って
プロッタ7に記録動作を行なわせる。
【0039】(3)プリンタモードでのペーパニアエン
ド処理 PCよりPCI/F部5を介して画情報が入力された場
合は、通常通りの記録動作を行なう。PCに対してはP
CI/F部5を介して記録紙が充分でない旨を通知す
る。
ド処理 PCよりPCI/F部5を介して画情報が入力された場
合は、通常通りの記録動作を行なう。PCに対してはP
CI/F部5を介して記録紙が充分でない旨を通知す
る。
【0040】このように、記録紙の残り枚数が所定枚数
以下になり、ペーパニアエンドを検出した場合、現在の
記録モードに応じたペーパニアエンド処理に切り換える
ことにより、システム的に破綻することなく、各記録モ
ードにそれぞれ対応するペーパニアエンド処理を行なう
ことができる。つまり、プロッタを1つしか持たない複
合ファクシミリ装置でありながら、ペーパニアエンドが
発生しても、全ての機能を停止させることなく、複合機
能のそれぞれの機能をぎりぎりまで維持することが可能
になる。したがって、ユーザによる作業効率の低下を防
止することができる。
以下になり、ペーパニアエンドを検出した場合、現在の
記録モードに応じたペーパニアエンド処理に切り換える
ことにより、システム的に破綻することなく、各記録モ
ードにそれぞれ対応するペーパニアエンド処理を行なう
ことができる。つまり、プロッタを1つしか持たない複
合ファクシミリ装置でありながら、ペーパニアエンドが
発生しても、全ての機能を停止させることなく、複合機
能のそれぞれの機能をぎりぎりまで維持することが可能
になる。したがって、ユーザによる作業効率の低下を防
止することができる。
【0041】なお、ペーパニアエンド検出部8がペーパ
ニアエンドを検出してニアエンド信号を出力したら、前
述のペーパ補充表示とペーパニアエンド処理を行ない、
さらにプロッタ制御部6を介して記録紙に記録した画情
報の記録枚数を計数し、この計数値が予め設定された値
(所定値)Mを越えた時に、以下の(1)〜(3)に示
すように各記録モード毎に独立してペーパニアエンド処
理を切り換えることもできる。この場合、制御部1が請
求項2の切換手段としての機能を果たす。
ニアエンドを検出してニアエンド信号を出力したら、前
述のペーパ補充表示とペーパニアエンド処理を行ない、
さらにプロッタ制御部6を介して記録紙に記録した画情
報の記録枚数を計数し、この計数値が予め設定された値
(所定値)Mを越えた時に、以下の(1)〜(3)に示
すように各記録モード毎に独立してペーパニアエンド処
理を切り換えることもできる。この場合、制御部1が請
求項2の切換手段としての機能を果たす。
【0042】(1)FAXモードでのペーパニアエンド
処理 回線I/F部2より入力される画情報(受信情報)は、
全て画情報蓄積部10に蓄積する。また、一通信毎に受
信枚数(記録枚数)を積算(計数)し、その積算値Sf
よりS=Sf+Sc+Sp(Sc,Spは後述する)と
所定値Mとを比較する。
処理 回線I/F部2より入力される画情報(受信情報)は、
全て画情報蓄積部10に蓄積する。また、一通信毎に受
信枚数(記録枚数)を積算(計数)し、その積算値Sf
よりS=Sf+Sc+Sp(Sc,Spは後述する)と
所定値Mとを比較する。
【0043】そして、S≦Mであれば受信情報をプロッ
タ制御部6に出力して記録動作を行なわせ、S>Mであ
れば受信情報の出力は行なわない。その後、記録紙が補
充され、ペーパニアエンドの解除が通知されると、表示
/操作部11のペーパ補充表示を解除し、画情報蓄積部
10に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に送ってプロ
ッタ7に記録動作を行なわせる。
タ制御部6に出力して記録動作を行なわせ、S>Mであ
れば受信情報の出力は行なわない。その後、記録紙が補
充され、ペーパニアエンドの解除が通知されると、表示
/操作部11のペーパ補充表示を解除し、画情報蓄積部
10に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に送ってプロ
ッタ7に記録動作を行なわせる。
【0044】(2)コピーモードでのペーパニアエンド
処理 ユーザによりスキャナ3に原稿がセットされ、表示/操
作部11のスタートキーが押下されてコピー動作の開始
が指示された(記録要求があった)場合は、表示/操作
部11に原稿枚数とコピー部数を入力する要求を表示
し、入力された原稿枚数aとコピー部数bとによりコピ
ー枚数(記録枚数)abを積算していき、その積算値S
cよりS=Sf+Sc+Spと所定値Mとを比較する。
処理 ユーザによりスキャナ3に原稿がセットされ、表示/操
作部11のスタートキーが押下されてコピー動作の開始
が指示された(記録要求があった)場合は、表示/操作
部11に原稿枚数とコピー部数を入力する要求を表示
し、入力された原稿枚数aとコピー部数bとによりコピ
ー枚数(記録枚数)abを積算していき、その積算値S
cよりS=Sf+Sc+Spと所定値Mとを比較する。
【0045】そして、S≦Mであればコピー動作を許可
し、S>Mであればコピー動作を拒否する。その後、記
録紙が補充され、ペーパニアエンドの解除が通知される
と、表示/操作部11のペーパ補充表示を解除し、スキ
ャナ制御部4を介して原稿の画像を読み取り、その画情
報をプロッタ制御部6に送ってプロッタ7に記録動作を
行なわせる。
し、S>Mであればコピー動作を拒否する。その後、記
録紙が補充され、ペーパニアエンドの解除が通知される
と、表示/操作部11のペーパ補充表示を解除し、スキ
ャナ制御部4を介して原稿の画像を読み取り、その画情
報をプロッタ制御部6に送ってプロッタ7に記録動作を
行なわせる。
【0046】(3)プリンタモードでのペーパニアエン
ド処理 PCよりPCI/F部5を介してプリント要求(記録要
求)があった場合は、PCI/F部5を介してPCにプ
リント枚数(記録枚数)入力を要求する。PCよりプリ
ント枚数が入力されると、これを積算し、その値Spよ
りS=Sf+Sc+Spと所定値Mとを比較して、S≦
Mであればプリント要求を許可し、S>Mであればプリ
ント要求を拒否して、PCI/F部5を介してPCに記
録紙が充分でない旨を通知する。
ド処理 PCよりPCI/F部5を介してプリント要求(記録要
求)があった場合は、PCI/F部5を介してPCにプ
リント枚数(記録枚数)入力を要求する。PCよりプリ
ント枚数が入力されると、これを積算し、その値Spよ
りS=Sf+Sc+Spと所定値Mとを比較して、S≦
Mであればプリント要求を許可し、S>Mであればプリ
ント要求を拒否して、PCI/F部5を介してPCに記
録紙が充分でない旨を通知する。
【0047】このように、ペーパニアエンドを検出した
後の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越えた時
に各記録モード毎に独立してペーパニアエンド処理を切
り換えることにより、ペーパニアエンド検出後にいずれ
やってくる紙なしに対して各記録モード毎のニアエンド
処理を行なえるため、より利便性を高めることができ
る。
後の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越えた時
に各記録モード毎に独立してペーパニアエンド処理を切
り換えることにより、ペーパニアエンド検出後にいずれ
やってくる紙なしに対して各記録モード毎のニアエンド
処理を行なえるため、より利便性を高めることができ
る。
【0048】この場合、切り換えるべきペーパニアエン
ド処理及びペーパニアエンド処理の切り換えタイミング
(所定値M)をユーザの使用条件にフィットしたものに
設定可能にすれば、設置環境にフィットし、ユーザのニ
ーズに最も適したペーパニアエンド処理を行なうことが
可能になり、より一層利便性が向上する。この場合、制
御部1及び表示/操作部11が請求項3の第1,第2の
設定手段としての機能を果たす。
ド処理及びペーパニアエンド処理の切り換えタイミング
(所定値M)をユーザの使用条件にフィットしたものに
設定可能にすれば、設置環境にフィットし、ユーザのニ
ーズに最も適したペーパニアエンド処理を行なうことが
可能になり、より一層利便性が向上する。この場合、制
御部1及び表示/操作部11が請求項3の第1,第2の
設定手段としての機能を果たす。
【0049】例えば、ユーザもしくはサービスマンが表
示/操作部11上のキー操作により、ユーザデータ登録
部12内のペーパニアエンド処理設定レジスタへの登録
を指示してその登録内容(例えば図2参照)を表示/操
作部11に表示させた後、表示/操作部11上のキー操
作により、ペーパニアエンド処理設定レジスタに各記録
モード毎のペーパニアエンド処理を行なうための新たな
データを設定することができる。
示/操作部11上のキー操作により、ユーザデータ登録
部12内のペーパニアエンド処理設定レジスタへの登録
を指示してその登録内容(例えば図2参照)を表示/操
作部11に表示させた後、表示/操作部11上のキー操
作により、ペーパニアエンド処理設定レジスタに各記録
モード毎のペーパニアエンド処理を行なうための新たな
データを設定することができる。
【0050】ここで、図2に示す拒絶処理Pは、記録紙
の不足で記録要求を受け付けられない旨をPCへ通知す
るための処理である。拒絶処理Cは、表示/操作部11
のペーパ補充表示を強調(例えば点滅)させ、記録要求
の受け付けを拒否するための処理である。
の不足で記録要求を受け付けられない旨をPCへ通知す
るための処理である。拒絶処理Cは、表示/操作部11
のペーパ補充表示を強調(例えば点滅)させ、記録要求
の受け付けを拒否するための処理である。
【0051】したがって、ペーパニアエンド検出部8が
ペーパニアエンドを検出してニアエンド信号を出力する
と、制御部1はユーザデータ登録部12内のペーパニア
エンド処理設定レジスタから各記録モード毎のデータを
読み出し、そのデータに従ってペーパニアエンド処理格
納部9からペーパニアエンド処理用のプログラム(現在
の記録モードに対応するもの)を読み出し、ペーパニア
エンド処理を行なう。つまり、各記録モード毎に独立し
てペーパニアエンド処理を切り換える。
ペーパニアエンドを検出してニアエンド信号を出力する
と、制御部1はユーザデータ登録部12内のペーパニア
エンド処理設定レジスタから各記録モード毎のデータを
読み出し、そのデータに従ってペーパニアエンド処理格
納部9からペーパニアエンド処理用のプログラム(現在
の記録モードに対応するもの)を読み出し、ペーパニア
エンド処理を行なう。つまり、各記録モード毎に独立し
てペーパニアエンド処理を切り換える。
【0052】図3及び図4は、制御部1による上記ペー
パニアエンド検出時の処理(請求項3に対応する処理)
の一例を示すフローチャートである。このルーチンは、
ペーパニアエンド検出部8からニアエンド信号が出力さ
れた時にスタートし、まず表示/操作部11にペーパ補
充表示を行ない、ユーザデータ登録部12内のペーパニ
アエンド処理設定レジスタから各記録モード毎のデータ
を読み出す。
パニアエンド検出時の処理(請求項3に対応する処理)
の一例を示すフローチャートである。このルーチンは、
ペーパニアエンド検出部8からニアエンド信号が出力さ
れた時にスタートし、まず表示/操作部11にペーパ補
充表示を行ない、ユーザデータ登録部12内のペーパニ
アエンド処理設定レジスタから各記録モード毎のデータ
を読み出す。
【0053】そして、現在の記録モードがFAXモード
の場合、以下の処理を行なう。上記データ中のb1,b
0が“0”,“0”であれば、回線からの受信情報(画
情報)をそのままプロッタ制御部6に出力してプロッタ
7に記録動作を行なわせ、処理を終了する。上記データ
中のb1,b0が“0”,“1”であれば、回線からの
受信情報を画情報蓄積部10に蓄積し、処理を終了す
る。
の場合、以下の処理を行なう。上記データ中のb1,b
0が“0”,“0”であれば、回線からの受信情報(画
情報)をそのままプロッタ制御部6に出力してプロッタ
7に記録動作を行なわせ、処理を終了する。上記データ
中のb1,b0が“0”,“1”であれば、回線からの
受信情報を画情報蓄積部10に蓄積し、処理を終了す
る。
【0054】上記データ中のb1,b0が“1”,
“0”であれば、回線からの受信情報を画情報蓄積部1
0に蓄積した後、所定値Mを上記データ中のb7,b6
に応じた値とすると共に、積算値Sfに今回の受信枚数
を積算して新たな積算値Sfとし、その積算値Sfより
トータル積算値S=Sf+Sc+Spを求め、そのトー
タル積算値Sと所定値Mとを比較し、S>Mであればそ
のまま、S≦Mであれば受信情報をプロッタ制御部6に
出力して記録動作を行なわせた後、処理を終了する。
“0”であれば、回線からの受信情報を画情報蓄積部1
0に蓄積した後、所定値Mを上記データ中のb7,b6
に応じた値とすると共に、積算値Sfに今回の受信枚数
を積算して新たな積算値Sfとし、その積算値Sfより
トータル積算値S=Sf+Sc+Spを求め、そのトー
タル積算値Sと所定値Mとを比較し、S>Mであればそ
のまま、S≦Mであれば受信情報をプロッタ制御部6に
出力して記録動作を行なわせた後、処理を終了する。
【0055】また、現在の記録モードがコピーモードの
場合、以下の処理を行なう。上記データ中のb3,b2
が“0”,“0”であれば、スキャナ3で読み取った画
情報をそのままプロッタ制御部6に出力してプロッタ7
に記録動作を行なわせ、処理を終了する。上記データ中
のb3,b2が“0”,“1”であれば、拒絶処理Cを
行ない、処理を終了する。
場合、以下の処理を行なう。上記データ中のb3,b2
が“0”,“0”であれば、スキャナ3で読み取った画
情報をそのままプロッタ制御部6に出力してプロッタ7
に記録動作を行なわせ、処理を終了する。上記データ中
のb3,b2が“0”,“1”であれば、拒絶処理Cを
行ない、処理を終了する。
【0056】上記データ中のb3,b2が“1”,
“0”であれば、所定値Mを上記データ中のb7,b6
に応じた値とすると共に、積算値Scに今回のコピー枚
数abを積算して新たな積算値Scとし、その積算値S
cよりトータル積算値S=Sf+Sc+Spを求め、そ
のトータル積算値Sと所定値Mとを比較し、S>Mであ
れば拒絶処理Cを、S≦Mであればスキャナ3で読み取
った画情報をプロッタ制御部6に出力して記録動作をそ
れぞれ行なわせ、処理を終了する。
“0”であれば、所定値Mを上記データ中のb7,b6
に応じた値とすると共に、積算値Scに今回のコピー枚
数abを積算して新たな積算値Scとし、その積算値S
cよりトータル積算値S=Sf+Sc+Spを求め、そ
のトータル積算値Sと所定値Mとを比較し、S>Mであ
れば拒絶処理Cを、S≦Mであればスキャナ3で読み取
った画情報をプロッタ制御部6に出力して記録動作をそ
れぞれ行なわせ、処理を終了する。
【0057】さらに、現在の記録モードがプリンタモー
ドの場合、以下の処理を行なう。上記データ中のb5,
b4が“0”,“0”であれば、PCからの画情報をそ
のままプロッタ制御部6に出力してプロッタ7に記録動
作を行なわせ、処理を終了する。上記データ中のb5,
b4が“0”,“1”であれば、拒絶処理Pを行ない、
処理を終了する。
ドの場合、以下の処理を行なう。上記データ中のb5,
b4が“0”,“0”であれば、PCからの画情報をそ
のままプロッタ制御部6に出力してプロッタ7に記録動
作を行なわせ、処理を終了する。上記データ中のb5,
b4が“0”,“1”であれば、拒絶処理Pを行ない、
処理を終了する。
【0058】上記データ中のb5,b4が“1”,
“0”であれば、所定値Mを上記データ中のb7,b6
に応じた値とすると共に、積算値Spに今回のプリント
枚数を積算して新たな積算値Spとし、その積算値Sp
よりトータル積算値S=Sf+Sc+Spを求め、その
トータル積算値Sと所定値Mとを比較し、S>Mであれ
ば拒絶処理Pを、S≦MであればPCからの画情報をプ
ロッタ制御部6に出力して記録動作をそれぞれ行なわ
せ、処理を終了する。
“0”であれば、所定値Mを上記データ中のb7,b6
に応じた値とすると共に、積算値Spに今回のプリント
枚数を積算して新たな積算値Spとし、その積算値Sp
よりトータル積算値S=Sf+Sc+Spを求め、その
トータル積算値Sと所定値Mとを比較し、S>Mであれ
ば拒絶処理Pを、S≦MであればPCからの画情報をプ
ロッタ制御部6に出力して記録動作をそれぞれ行なわ
せ、処理を終了する。
【0059】図5はこの発明の他の実施形態である複合
ファクシミリ装置の一例を示すブロック構成図であり、
図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明
を省略する。
ファクシミリ装置の一例を示すブロック構成図であり、
図1と対応する部分には同一符号を付してそれらの説明
を省略する。
【0060】トナーニアエンド検出部21は、請求項4
のトナーニアエンド検出手段に相当するものであり、プ
ロッタ7のトナー残量を監視し、その残量が所定量以下
になった時にトナーのニアエンド(トナーニアエンド)
を検出してニアエンド信号を出力する。
のトナーニアエンド検出手段に相当するものであり、プ
ロッタ7のトナー残量を監視し、その残量が所定量以下
になった時にトナーのニアエンド(トナーニアエンド)
を検出してニアエンド信号を出力する。
【0061】トナーニアエンド処理格納部22は、トナ
ーニアエンドに対して制御部1がそれぞれ異なるニアエ
ンド処理(トナーニアエンド処理)を行なうためのプロ
グラムを格納しており、通常は他の処理を行なうための
プログラムと共に図示しないROMに格納されている。
ここで、制御部1及びトナーニアエンド処理格納部22
が、請求項4の複数の記録紙ニアエンド処理手段及び切
換手段としての機能を果たす。
ーニアエンドに対して制御部1がそれぞれ異なるニアエ
ンド処理(トナーニアエンド処理)を行なうためのプロ
グラムを格納しており、通常は他の処理を行なうための
プログラムと共に図示しないROMに格納されている。
ここで、制御部1及びトナーニアエンド処理格納部22
が、請求項4の複数の記録紙ニアエンド処理手段及び切
換手段としての機能を果たす。
【0062】この実施形態のファクシミリ装置におい
て、トナーニアエンド検出部21がトナーニアエンドを
検出してニアエンド信号を出力すると、プロッタ制御部
6はこの旨を制御部1に通知する。これにより、制御部
1は表示/操作部11にトナー補充の表示をすると共
に、トナーニアエンド処理格納部22より、現在の記録
モードに応じたトナーニアエンド処理用のプログラムを
読み出し、トナーニアエンド処理を行なう。つまり、現
在の記録モードに応じたトナーニアエンド処理に切り換
える。この実施形態では、以下の通りである。
て、トナーニアエンド検出部21がトナーニアエンドを
検出してニアエンド信号を出力すると、プロッタ制御部
6はこの旨を制御部1に通知する。これにより、制御部
1は表示/操作部11にトナー補充の表示をすると共
に、トナーニアエンド処理格納部22より、現在の記録
モードに応じたトナーニアエンド処理用のプログラムを
読み出し、トナーニアエンド処理を行なう。つまり、現
在の記録モードに応じたトナーニアエンド処理に切り換
える。この実施形態では、以下の通りである。
【0063】(1)FAXモードでのトナーニアエンド
処理 プロッタ制御部6にトナー節約モードによる処理(トナ
ー節約処理)の実行を指示し、回線I/F部2より入力
される画情報をプロッタ制御部6に送り、ここでドット
間引きあるいはエッジ抽出などのトナーを節約するため
の画像処理を施すトナー節約処理が行なわれ、プロッタ
7にて記録紙上に記録される。その後、トナーが補充さ
れ、トナーニアエンドの解除が通知されると、プロッタ
制御部6によるトナー節約処理と表示/操作部11のト
ナー補充表示を解除する。
処理 プロッタ制御部6にトナー節約モードによる処理(トナ
ー節約処理)の実行を指示し、回線I/F部2より入力
される画情報をプロッタ制御部6に送り、ここでドット
間引きあるいはエッジ抽出などのトナーを節約するため
の画像処理を施すトナー節約処理が行なわれ、プロッタ
7にて記録紙上に記録される。その後、トナーが補充さ
れ、トナーニアエンドの解除が通知されると、プロッタ
制御部6によるトナー節約処理と表示/操作部11のト
ナー補充表示を解除する。
【0064】(2)コピーモードでのトナーニアエンド
処理 ユーザによりスキャナ3に原稿がセットされ、表示/操
作部11のスタートキーが押下されてコピー動作の開始
が指示された場合は、これを受け付けず、トナー補充表
示をさらに強調(例えば点滅)させる。
処理 ユーザによりスキャナ3に原稿がセットされ、表示/操
作部11のスタートキーが押下されてコピー動作の開始
が指示された場合は、これを受け付けず、トナー補充表
示をさらに強調(例えば点滅)させる。
【0065】その後、トナーが補充され、トナーニアエ
ンドの解除が通知されると、表示/操作部11のトナー
補充表示を解除し、スキャナ制御部4を介して原稿の画
像を読み取り、その画情報をプロッタ制御部6に送って
プロッタ7に記録動作を行なわせる。
ンドの解除が通知されると、表示/操作部11のトナー
補充表示を解除し、スキャナ制御部4を介して原稿の画
像を読み取り、その画情報をプロッタ制御部6に送って
プロッタ7に記録動作を行なわせる。
【0066】(3)プリンタモードでのトナーニアエン
ド処理 PCよりPCI/F部5を介して画情報が入力された場
合は、通常通りの記録動作を行なう。PCに対してはP
CI/F部5を介してトナーが充分でない旨を通知す
る。
ド処理 PCよりPCI/F部5を介して画情報が入力された場
合は、通常通りの記録動作を行なう。PCに対してはP
CI/F部5を介してトナーが充分でない旨を通知す
る。
【0067】このように、トナーの残量が所定量以下に
なり、トナーニアエンドを検出した場合、現在の記録モ
ードに応じたトナーニアエンド処理に切り換えることに
より、システム的に破綻することなく、各記録モードに
それぞれ対応するトナーニアエンド処理を行なうことが
できる。つまり、プロッタを1つしか持たない複合ファ
クシミリ装置でありながら、トナーニアエンドが発生し
ても、全ての機能を停止させることなく、複合機能のそ
れぞれの機能をぎりぎりまで維持することが可能にな
る。したがって、ユーザによる作業効率の低下を防止す
ることができる。
なり、トナーニアエンドを検出した場合、現在の記録モ
ードに応じたトナーニアエンド処理に切り換えることに
より、システム的に破綻することなく、各記録モードに
それぞれ対応するトナーニアエンド処理を行なうことが
できる。つまり、プロッタを1つしか持たない複合ファ
クシミリ装置でありながら、トナーニアエンドが発生し
ても、全ての機能を停止させることなく、複合機能のそ
れぞれの機能をぎりぎりまで維持することが可能にな
る。したがって、ユーザによる作業効率の低下を防止す
ることができる。
【0068】なお、トナーニアエンド検出部21がトナ
ーニアエンドを検出してニアエンド信号を出力したら、
前述のトナー補充表示とトナーニアエンド処理を行な
い、さらにプロッタ制御部6を介して記録紙に記録した
画情報の記録枚数を計数し、この計数値が予め設定され
た値(所定値)Mを越えた時に、以下の(1)〜(3)
に示すように各記録モード毎に独立してトナーニアエン
ド処理を切り換えることもできる。この場合、制御部1
が請求項5の切換手段としての機能を果たす。
ーニアエンドを検出してニアエンド信号を出力したら、
前述のトナー補充表示とトナーニアエンド処理を行な
い、さらにプロッタ制御部6を介して記録紙に記録した
画情報の記録枚数を計数し、この計数値が予め設定され
た値(所定値)Mを越えた時に、以下の(1)〜(3)
に示すように各記録モード毎に独立してトナーニアエン
ド処理を切り換えることもできる。この場合、制御部1
が請求項5の切換手段としての機能を果たす。
【0069】(1)FAXモードでのトナーニアエンド
処理 回線I/F部2より入力される画情報(受信情報)は、
全て画情報蓄積部10に蓄積する。また、一通信毎に受
信枚数(記録枚数)を積算(計数)し、その積算値Sf
よりS=Sf+Sc+Spと所定値Mとを比較する。
処理 回線I/F部2より入力される画情報(受信情報)は、
全て画情報蓄積部10に蓄積する。また、一通信毎に受
信枚数(記録枚数)を積算(計数)し、その積算値Sf
よりS=Sf+Sc+Spと所定値Mとを比較する。
【0070】そして、S≦Mであればプロッタ制御部6
にトナー節約処理の実行を指示し、受信情報をプロッタ
制御部6に出力してトナー節約処理及び記録動作を行な
わせ、S>Mであれば受信情報の出力は行なわない。そ
の後、トナーが補充され、トナーニアエンドの解除が通
知されると、表示/操作部11のトナー補充表示及びプ
ロッタ制御部6のトナー節約処理を解除し、画情報蓄積
部10に画情報が残っていれば、これをプロッタ制御部
6に出力してプロッタ7に記録動作を行なわせる。
にトナー節約処理の実行を指示し、受信情報をプロッタ
制御部6に出力してトナー節約処理及び記録動作を行な
わせ、S>Mであれば受信情報の出力は行なわない。そ
の後、トナーが補充され、トナーニアエンドの解除が通
知されると、表示/操作部11のトナー補充表示及びプ
ロッタ制御部6のトナー節約処理を解除し、画情報蓄積
部10に画情報が残っていれば、これをプロッタ制御部
6に出力してプロッタ7に記録動作を行なわせる。
【0071】(2)コピーモードでのトナーニアエンド
処理 ユーザによりスキャナ3に原稿がセットされ、表示/操
作部11のスタートキーが押下されてコピー動作の開始
が指示された(記録要求があった)場合は、表示/操作
部11に原稿枚数とコピー部数を入力する要求を表示
し、入力された原稿枚数aとコピー部数bとによりコピ
ー枚数(記録枚数)abを積算していき、その積算値S
cよりS=Sf+Sc+Spと所定値Mとを比較し、S
≦Mであればコピー動作を許可し、S>Mであればコピ
ー動作を拒否する。
処理 ユーザによりスキャナ3に原稿がセットされ、表示/操
作部11のスタートキーが押下されてコピー動作の開始
が指示された(記録要求があった)場合は、表示/操作
部11に原稿枚数とコピー部数を入力する要求を表示
し、入力された原稿枚数aとコピー部数bとによりコピ
ー枚数(記録枚数)abを積算していき、その積算値S
cよりS=Sf+Sc+Spと所定値Mとを比較し、S
≦Mであればコピー動作を許可し、S>Mであればコピ
ー動作を拒否する。
【0072】その後、トナーが補充され、トナーニアエ
ンドの解除が通知されると、表示/操作部11のトナー
補充表示を解除し、スキャナ制御部4を介して原稿の画
像を読み取り、その画情報をプロッタ制御部6に送って
プロッタ7に記録動作を行なわせる。なお、S≦Mの場
合に、表示/操作部11に普通記録あるいはトナー節約
処理を用いた記録のいずれかを選択するための表示を行
なうようにしてもよい。
ンドの解除が通知されると、表示/操作部11のトナー
補充表示を解除し、スキャナ制御部4を介して原稿の画
像を読み取り、その画情報をプロッタ制御部6に送って
プロッタ7に記録動作を行なわせる。なお、S≦Mの場
合に、表示/操作部11に普通記録あるいはトナー節約
処理を用いた記録のいずれかを選択するための表示を行
なうようにしてもよい。
【0073】(3)プリンタモードでのトナーニアエン
ド処理 PCよりPCI/F部5を介してプリント要求(記録要
求)があった場合は、PCI/F部5を介してPCにプ
リント枚数(記録枚数)入力を要求する。PCよりプリ
ント枚数が入力されると、これを積算し、その値Spよ
りS=Sf+Sc+Spと所定値Mとを比較して、S≦
Mであればプリント要求を許可し、S>Mであればプリ
ント要求を拒否して、PCI/F部5を介してPCにト
ナーが充分でない旨を通知する。
ド処理 PCよりPCI/F部5を介してプリント要求(記録要
求)があった場合は、PCI/F部5を介してPCにプ
リント枚数(記録枚数)入力を要求する。PCよりプリ
ント枚数が入力されると、これを積算し、その値Spよ
りS=Sf+Sc+Spと所定値Mとを比較して、S≦
Mであればプリント要求を許可し、S>Mであればプリ
ント要求を拒否して、PCI/F部5を介してPCにト
ナーが充分でない旨を通知する。
【0074】このように、トナーニアエンドを検出した
後の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越えた時
に各記録モード毎に独立してトナーニアエンド処理を切
り換えることにより、トナーニアエンド検出後にいずれ
やってくるトナー不足による記録不具合に対して各記録
モード毎のニアエンド処理を行なえるため、より利便性
を高めることができる。
後の記録枚数を計数し、その計数値が所定値を越えた時
に各記録モード毎に独立してトナーニアエンド処理を切
り換えることにより、トナーニアエンド検出後にいずれ
やってくるトナー不足による記録不具合に対して各記録
モード毎のニアエンド処理を行なえるため、より利便性
を高めることができる。
【0075】この場合、切り換えるべきトナーニアエン
ド処理及びトナーニアエンド処理の切り換えタイミング
(所定値M)をユーザの使用条件にフィットしたものに
設定可能にすれば、設置環境にフィットし、ユーザのニ
ーズに最も適したトナーニアエンド処理を行なうことが
可能になり、より一層利便性が向上する。この場合、制
御部1及び表示/操作部11が請求項6の第1,第2の
設定手段としての機能を果たす。
ド処理及びトナーニアエンド処理の切り換えタイミング
(所定値M)をユーザの使用条件にフィットしたものに
設定可能にすれば、設置環境にフィットし、ユーザのニ
ーズに最も適したトナーニアエンド処理を行なうことが
可能になり、より一層利便性が向上する。この場合、制
御部1及び表示/操作部11が請求項6の第1,第2の
設定手段としての機能を果たす。
【0076】例えば、ユーザもしくはサービスマンが表
示/操作部11上のキー操作により、ユーザデータ登録
部12内のトナーニアエンド処理設定レジスタへの登録
を指示してその登録内容(例えば図6参照)を表示/操
作部11に表示させた後、表示/操作部11上のキー操
作により、トナーニアエンド処理設定レジスタに各記録
モード毎のペーパニアエンド処理を行なうための新たな
データを設定することができる。
示/操作部11上のキー操作により、ユーザデータ登録
部12内のトナーニアエンド処理設定レジスタへの登録
を指示してその登録内容(例えば図6参照)を表示/操
作部11に表示させた後、表示/操作部11上のキー操
作により、トナーニアエンド処理設定レジスタに各記録
モード毎のペーパニアエンド処理を行なうための新たな
データを設定することができる。
【0077】ここで、図6に示す拒絶処理Pは、トナー
不足で記録要求を受け付けられない旨をPCへ通知する
ための処理である。拒絶処理Cは、表示/操作部11の
トナー補充表示を強調(例えば点滅)させ、記録要求の
受け付けを拒否するための処理である。
不足で記録要求を受け付けられない旨をPCへ通知する
ための処理である。拒絶処理Cは、表示/操作部11の
トナー補充表示を強調(例えば点滅)させ、記録要求の
受け付けを拒否するための処理である。
【0078】したがって、トナーニアエンド検出部21
がトナーニアエンドを検出してニアエンド信号を出力す
ると、制御部1はユーザデータ登録部12内のトナーニ
アエンド処理設定レジスタから各記録モード毎のデータ
を読み出し、そのデータに従ってトナーニアエンド処理
格納部22からトナーニアエンド処理用のプログラム
(現在の記録モードに対応するもの)を読み出し、トナ
ーニアエンド処理を行なう。つまり、各記録モード毎に
独立してトナーニアエンド処理を切り換える。
がトナーニアエンドを検出してニアエンド信号を出力す
ると、制御部1はユーザデータ登録部12内のトナーニ
アエンド処理設定レジスタから各記録モード毎のデータ
を読み出し、そのデータに従ってトナーニアエンド処理
格納部22からトナーニアエンド処理用のプログラム
(現在の記録モードに対応するもの)を読み出し、トナ
ーニアエンド処理を行なう。つまり、各記録モード毎に
独立してトナーニアエンド処理を切り換える。
【0079】図7及び図8は、制御部1による上記トナ
ーニアエンド検出時の処理(請求項6に対応する処理)
の一例を示すフローチャートである。このルーチンは、
トナーニアエンド検出部21からニアエンド信号が出力
された時にスタートし、まず表示/操作部11にトナー
補充表示を行ない、ユーザデータ登録部12内のトナー
ニアエンド処理設定レジスタから各記録モード毎のデー
タを読み出す。
ーニアエンド検出時の処理(請求項6に対応する処理)
の一例を示すフローチャートである。このルーチンは、
トナーニアエンド検出部21からニアエンド信号が出力
された時にスタートし、まず表示/操作部11にトナー
補充表示を行ない、ユーザデータ登録部12内のトナー
ニアエンド処理設定レジスタから各記録モード毎のデー
タを読み出す。
【0080】そして、現在の記録モードがFAXモード
の場合、以下の処理を行なう。上記データ中のb1,b
0が“0”,“0”であれば、回線からの受信情報(画
情報)をそのままプロッタ制御部6に出力してプロッタ
7に記録動作を行なわせ、処理を終了する。上記データ
中のb1,b0が“0”,“1”であれば、プロッタ制
御部6にトナー節約処理の実行を指示し、受信情報をプ
ロッタ制御部6に出力してトナー節約処理及び記録動作
を行なわせ、処理を終了する。
の場合、以下の処理を行なう。上記データ中のb1,b
0が“0”,“0”であれば、回線からの受信情報(画
情報)をそのままプロッタ制御部6に出力してプロッタ
7に記録動作を行なわせ、処理を終了する。上記データ
中のb1,b0が“0”,“1”であれば、プロッタ制
御部6にトナー節約処理の実行を指示し、受信情報をプ
ロッタ制御部6に出力してトナー節約処理及び記録動作
を行なわせ、処理を終了する。
【0081】上記データ中のb1,b0が“1”,
“0”であれば、回線からの受信情報を画情報蓄積部1
0に蓄積し、処理を終了する。上記データ中のb1,b
0が“1”,“1”であれば、回線からの受信情報を画
情報蓄積部10に蓄積した後、所定値Mを上記データ中
のb7,b6に応じた値とすると共に、積算値Sfに今
回の受信枚数を積算して新たな積算値Sfとする。
“0”であれば、回線からの受信情報を画情報蓄積部1
0に蓄積し、処理を終了する。上記データ中のb1,b
0が“1”,“1”であれば、回線からの受信情報を画
情報蓄積部10に蓄積した後、所定値Mを上記データ中
のb7,b6に応じた値とすると共に、積算値Sfに今
回の受信枚数を積算して新たな積算値Sfとする。
【0082】そして、その積算値Sfよりトータル積算
値S=Sf+Sc+Spを求め、そのトータル積算値S
と所定値Mとを比較し、S>Mであれば処理を終了す
る。また、S≦Mであればプロッタ制御部6にトナー節
約処理の実行を指示し、受信情報をプロッタ制御部6に
出力してトナー節約処理及び記録動作を行なわせ、処理
を終了する。
値S=Sf+Sc+Spを求め、そのトータル積算値S
と所定値Mとを比較し、S>Mであれば処理を終了す
る。また、S≦Mであればプロッタ制御部6にトナー節
約処理の実行を指示し、受信情報をプロッタ制御部6に
出力してトナー節約処理及び記録動作を行なわせ、処理
を終了する。
【0083】また、現在の記録モードがコピーモードの
場合、以下の処理を行なう。上記データ中のb3,b2
が“0”,“0”であれば、スキャナ3で読み取った画
情報をそのままプロッタ制御部6に出力してプロッタ7
に記録動作を行なわせ、処理を終了する。
場合、以下の処理を行なう。上記データ中のb3,b2
が“0”,“0”であれば、スキャナ3で読み取った画
情報をそのままプロッタ制御部6に出力してプロッタ7
に記録動作を行なわせ、処理を終了する。
【0084】上記データ中のb3,b2が“0”,
“1”であれば、プロッタ制御部6にトナー節約処理の
実行を指示し、スキャナ3で読み取った画情報をプロッ
タ制御部6に出力してトナー節約処理及び記録動作を行
なわせ、処理を終了する。上記データ中のb3,b2が
“1”,“0”であれば、拒絶処理Cを行ない、処理を
終了する。
“1”であれば、プロッタ制御部6にトナー節約処理の
実行を指示し、スキャナ3で読み取った画情報をプロッ
タ制御部6に出力してトナー節約処理及び記録動作を行
なわせ、処理を終了する。上記データ中のb3,b2が
“1”,“0”であれば、拒絶処理Cを行ない、処理を
終了する。
【0085】上記データ中のb3,b2が“1”,
“1”であれば、所定値Mを上記データ中のb7,b6
に応じた値とすると共に、積算値Scに今回のコピー枚
数abを積算して新たな積算値Scとし、その積算値S
cよりトータル積算値S=Sf+Sc+Spを求め、そ
のトータル積算値Sと所定値Mとを比較し、S>Mであ
れば拒絶処理Cを行ない、処理を終了する。
“1”であれば、所定値Mを上記データ中のb7,b6
に応じた値とすると共に、積算値Scに今回のコピー枚
数abを積算して新たな積算値Scとし、その積算値S
cよりトータル積算値S=Sf+Sc+Spを求め、そ
のトータル積算値Sと所定値Mとを比較し、S>Mであ
れば拒絶処理Cを行ない、処理を終了する。
【0086】また、S≦Mであればプロッタ制御部6に
トナー節約処理の実行を指示し、スキャナ3で読み取っ
た画情報をプロッタ制御部6に出力してトナー節約処理
及び記録動作を行なわせ、処理を終了する。
トナー節約処理の実行を指示し、スキャナ3で読み取っ
た画情報をプロッタ制御部6に出力してトナー節約処理
及び記録動作を行なわせ、処理を終了する。
【0087】さらに、現在の記録モードがプリンタモー
ドの場合、以下の処理を行なう。上記データ中のb5,
b4が“0”,“0”であれば、PCからの画情報をそ
のままプロッタ制御部6に出力してプロッタ7に記録動
作を行なわせ、処理を終了する。上記データ中のb5,
b4が“0”,“1”であれば、プロッタ制御部6にト
ナー節約処理の実行を指示し、スキャナ3で読み取った
画情報をプロッタ制御部6に出力してトナー節約処理及
び記録動作を行なわせ、処理を終了する。
ドの場合、以下の処理を行なう。上記データ中のb5,
b4が“0”,“0”であれば、PCからの画情報をそ
のままプロッタ制御部6に出力してプロッタ7に記録動
作を行なわせ、処理を終了する。上記データ中のb5,
b4が“0”,“1”であれば、プロッタ制御部6にト
ナー節約処理の実行を指示し、スキャナ3で読み取った
画情報をプロッタ制御部6に出力してトナー節約処理及
び記録動作を行なわせ、処理を終了する。
【0088】上記データ中のb5,b4が“1”,
“0”であれば、拒絶処理Pを行ない、処理を終了す
る。上記データ中のb5,b4が“1”,“1”であれ
ば、所定値Mを上記データ中のb7,b6に応じた値と
すると共に、積算値Spに今回のプリント枚数を積算し
て新たな積算値Spとし、その積算値Spよりトータル
積算値S=Sf+Sc+Spを求める。
“0”であれば、拒絶処理Pを行ない、処理を終了す
る。上記データ中のb5,b4が“1”,“1”であれ
ば、所定値Mを上記データ中のb7,b6に応じた値と
すると共に、積算値Spに今回のプリント枚数を積算し
て新たな積算値Spとし、その積算値Spよりトータル
積算値S=Sf+Sc+Spを求める。
【0089】そして、そのトータル積算値Sと所定値M
とを比較し、S>Mであれば拒絶処理Pを行ない、処理
を終了する。また、S≦Mであればプロッタ制御部6に
トナー節約処理の実行を指示し、PCからの画情報をプ
ロッタ制御部6に出力してトナー節約処理及び記録動作
を行なわせ、処理を終了する。
とを比較し、S>Mであれば拒絶処理Pを行ない、処理
を終了する。また、S≦Mであればプロッタ制御部6に
トナー節約処理の実行を指示し、PCからの画情報をプ
ロッタ制御部6に出力してトナー節約処理及び記録動作
を行なわせ、処理を終了する。
【0090】図9はこの発明のさらに他の実施形態であ
る複合ファクシミリ装置の一例を示すブロック構成図で
あり、図1と対応する部分には同一符号を付している。
プロッタ制御部6は、制御部1によって渡される画情報
に様々な画像処理を施した後、プロッタ7を作動し、そ
のプロッタ7にロール紙給紙部31から記録に必要な
(A4,B4等の定型寸法分の)ロール紙(記録紙)を
供給してそのロール紙に上記画情報を記録させる。
る複合ファクシミリ装置の一例を示すブロック構成図で
あり、図1と対応する部分には同一符号を付している。
プロッタ制御部6は、制御部1によって渡される画情報
に様々な画像処理を施した後、プロッタ7を作動し、そ
のプロッタ7にロール紙給紙部31から記録に必要な
(A4,B4等の定型寸法分の)ロール紙(記録紙)を
供給してそのロール紙に上記画情報を記録させる。
【0091】ロール紙ニアエンド検出部32は、請求項
7のロール紙ニアエンド検出手段に相当するものであ
り、ロール紙給紙部31におけるロール紙の残量を監視
し、その残量が所定量以下になった時にロール紙のニア
エンド(ロール紙ニアエンド)を検出してニアエンド信
号を出力する。
7のロール紙ニアエンド検出手段に相当するものであ
り、ロール紙給紙部31におけるロール紙の残量を監視
し、その残量が所定量以下になった時にロール紙のニア
エンド(ロール紙ニアエンド)を検出してニアエンド信
号を出力する。
【0092】ロール紙ニアエンド処理格納部33は、ロ
ール紙ニアエンドに対して制御部1がそれぞれ異なるニ
アエンド処理(ロール紙ニアエンド処理)を行なうため
のプログラムを格納しており、通常は他の処理を行なう
ためのプログラムと共に図示しないROMに格納されて
いる。ここで、制御部1及びロール紙ニアエンド処理格
納部33が、請求項7の複数のロール紙ニアエンド処理
手段及び切換手段としての機能を果たす。
ール紙ニアエンドに対して制御部1がそれぞれ異なるニ
アエンド処理(ロール紙ニアエンド処理)を行なうため
のプログラムを格納しており、通常は他の処理を行なう
ためのプログラムと共に図示しないROMに格納されて
いる。ここで、制御部1及びロール紙ニアエンド処理格
納部33が、請求項7の複数のロール紙ニアエンド処理
手段及び切換手段としての機能を果たす。
【0093】この実施形態の複合ファクシミリ装置にお
いて、通常動作時には、回線I/F部2,スキャナ制御
部4,又はPCI/F部5を介して入力される画情報は
プロッタ制御部6に渡され、プロッタ7にてロール紙給
紙部31から供給されるロール紙上に記録される。例え
ば、コピー中に回線より画情報が入力されると、制御部
1はスキャナ制御部4からの画情報をプロッタ制御部6
に送っているため、回線I/F部2からの画情報は一旦
画情報蓄積部10に蓄積し、コピー動作の終了を待って
プロッタ制御部6に送る。
いて、通常動作時には、回線I/F部2,スキャナ制御
部4,又はPCI/F部5を介して入力される画情報は
プロッタ制御部6に渡され、プロッタ7にてロール紙給
紙部31から供給されるロール紙上に記録される。例え
ば、コピー中に回線より画情報が入力されると、制御部
1はスキャナ制御部4からの画情報をプロッタ制御部6
に送っているため、回線I/F部2からの画情報は一旦
画情報蓄積部10に蓄積し、コピー動作の終了を待って
プロッタ制御部6に送る。
【0094】ところで、ロール紙ニアエンド検出部32
がロール紙ニアエンドを検出してニアエンド信号を出力
すると、プロッタ制御部6はこの旨を制御部1に通知す
る。これにより、制御部1は表示/操作部11にロール
紙補充表示を行なうと共に、ロール紙ニアエンド処理格
納部33より、現在の記録モードに応じたロール紙ニア
エンド処理用のプログラムを読み出し、ロール紙ニアエ
ンド処理を行なう。つまり、現在の記録モードに応じた
ロール紙ニアエンド処理に切り換える。この実施形態で
は、以下の通りである。
がロール紙ニアエンドを検出してニアエンド信号を出力
すると、プロッタ制御部6はこの旨を制御部1に通知す
る。これにより、制御部1は表示/操作部11にロール
紙補充表示を行なうと共に、ロール紙ニアエンド処理格
納部33より、現在の記録モードに応じたロール紙ニア
エンド処理用のプログラムを読み出し、ロール紙ニアエ
ンド処理を行なう。つまり、現在の記録モードに応じた
ロール紙ニアエンド処理に切り換える。この実施形態で
は、以下の通りである。
【0095】(1)FAXモードでのロール紙ニアエン
ド処理 回線I/F部2より入力される画情報は、全て画情報蓄
積部10に蓄積する。その後、ロール紙が補充され、ロ
ール紙ニアエンドの解除が通知されると、画情報蓄積部
10に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に送ってプロ
ッタ7に記録動作を行なわせ、表示/操作部11のロー
ル紙補充表示を解除する。
ド処理 回線I/F部2より入力される画情報は、全て画情報蓄
積部10に蓄積する。その後、ロール紙が補充され、ロ
ール紙ニアエンドの解除が通知されると、画情報蓄積部
10に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に送ってプロ
ッタ7に記録動作を行なわせ、表示/操作部11のロー
ル紙補充表示を解除する。
【0096】(2)コピーモードでのロール紙ニアエン
ド処理 ユーザ(操作者)によりスキャナ3に原稿がセットさ
れ、表示/操作部11のスタートキーが押下されてコピ
ー動作の開始が指示された場合は、これを受け付けず、
ロール紙補充表示をさらに強調(例えば点滅)させる。
ド処理 ユーザ(操作者)によりスキャナ3に原稿がセットさ
れ、表示/操作部11のスタートキーが押下されてコピ
ー動作の開始が指示された場合は、これを受け付けず、
ロール紙補充表示をさらに強調(例えば点滅)させる。
【0097】その後、ロール紙が補充され、ロール紙ニ
アエンドの解除が通知されると、表示/操作部11のロ
ール紙補充表示を解除し、スキャナ制御部4を介して原
稿の画像を読み取り、その画情報をプロッタ制御部6に
送ってプロッタ7に記録動作を行なわせる。
アエンドの解除が通知されると、表示/操作部11のロ
ール紙補充表示を解除し、スキャナ制御部4を介して原
稿の画像を読み取り、その画情報をプロッタ制御部6に
送ってプロッタ7に記録動作を行なわせる。
【0098】(3)プリンタモードでのロール紙ニアエ
ンド処理 PCよりPCI/F部5を介して画情報が入力された場
合は、通常通りの記録動作を行なう。PCに対してはP
CI/F部5を介してロール紙が充分でない旨を通知す
る。
ンド処理 PCよりPCI/F部5を介して画情報が入力された場
合は、通常通りの記録動作を行なう。PCに対してはP
CI/F部5を介してロール紙が充分でない旨を通知す
る。
【0099】このように、ロール紙の残量が所定量以下
になり、ロール紙ニアエンドを検出した場合、現在の記
録モードに応じたロール紙ニアエンド処理に切り換える
ことにより、システム的に破綻することなく、各記録モ
ードにそれぞれ対応するロール紙ニアエンド処理を行な
うことができる。つまり、プロッタを1つしか持たない
複合ファクシミリ装置でありながら、ロール紙ニアエン
ドが発生しても、全ての機能を停止させることなく、複
合機能のそれぞれの機能をぎりぎりまで維持することが
可能になる。したがって、ユーザによる作業効率の低下
を防止することができる。
になり、ロール紙ニアエンドを検出した場合、現在の記
録モードに応じたロール紙ニアエンド処理に切り換える
ことにより、システム的に破綻することなく、各記録モ
ードにそれぞれ対応するロール紙ニアエンド処理を行な
うことができる。つまり、プロッタを1つしか持たない
複合ファクシミリ装置でありながら、ロール紙ニアエン
ドが発生しても、全ての機能を停止させることなく、複
合機能のそれぞれの機能をぎりぎりまで維持することが
可能になる。したがって、ユーザによる作業効率の低下
を防止することができる。
【0100】なお、ロール紙ニアエンド検出部32がロ
ール紙ニアエンドを検出してニアエンド信号を出力した
ら、前述のロール紙補充表示とロール紙ニアエンド処理
を行ない、さらにプロッタ制御部6を介してロール紙給
紙部31によるロール紙のフィード量を計算し、この計
算値が予め設定された値(所定値)Mを越えた時に、以
下の(1)〜(3)に示すように各記録モード毎に独立
してロール紙ニアエンド処理を切り換えることもでき
る。この場合、制御部1が請求項8の切換手段としての
機能を果たす。
ール紙ニアエンドを検出してニアエンド信号を出力した
ら、前述のロール紙補充表示とロール紙ニアエンド処理
を行ない、さらにプロッタ制御部6を介してロール紙給
紙部31によるロール紙のフィード量を計算し、この計
算値が予め設定された値(所定値)Mを越えた時に、以
下の(1)〜(3)に示すように各記録モード毎に独立
してロール紙ニアエンド処理を切り換えることもでき
る。この場合、制御部1が請求項8の切換手段としての
機能を果たす。
【0101】(1)FAXモードでのロール紙ニアエン
ド処理 回線I/F部2より入力される画情報(受信情報)は、
全て画情報蓄積部10に蓄積する。また、一通信毎にロ
ール紙給紙部31によるロール紙のフィード量fを積算
(計算)し、その積算値SfよりS=Sf+Sc+Sp
(Sc,Spは後述する)と所定値Mとを比較する。
ド処理 回線I/F部2より入力される画情報(受信情報)は、
全て画情報蓄積部10に蓄積する。また、一通信毎にロ
ール紙給紙部31によるロール紙のフィード量fを積算
(計算)し、その積算値SfよりS=Sf+Sc+Sp
(Sc,Spは後述する)と所定値Mとを比較する。
【0102】そして、S≦Mであれば受信情報をプロッ
タ制御部6に出力して記録動作を行なわせ、S>Mであ
れば受信情報の出力は行なわない。その後、ロール紙が
補充され、ロール紙ニアエンドの解除が通知されると、
表示/操作部11のロール紙補充表示を解除し、画情報
蓄積部10に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に送っ
てプロッタ7に記録動作を行なわせる。なお、ロール紙
のフィード量fは、受信情報のライン数と解像度(7.
7ライン/mm等)より簡単に求まる。
タ制御部6に出力して記録動作を行なわせ、S>Mであ
れば受信情報の出力は行なわない。その後、ロール紙が
補充され、ロール紙ニアエンドの解除が通知されると、
表示/操作部11のロール紙補充表示を解除し、画情報
蓄積部10に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に送っ
てプロッタ7に記録動作を行なわせる。なお、ロール紙
のフィード量fは、受信情報のライン数と解像度(7.
7ライン/mm等)より簡単に求まる。
【0103】(2)コピーモードでのロール紙ニアエン
ド処理 ユーザによりスキャナ3に原稿がセットされ、表示/操
作部11のスタートキーが押下されてコピー動作の開始
が指示された(記録要求があった)場合は、スキャナ制
御部4を介して原稿の画像を読み取り、その画情報を一
旦画情報蓄積部10に蓄積し、原稿長の総和a(定型長
出力が指示された時には定型長をa(例えばA4なら2
97mm)とする)と入力されたコピー部数bよりab
を積算していき、その積算結果ScよりS=Sf+Sc
+Spと所定値Mとを比較する。
ド処理 ユーザによりスキャナ3に原稿がセットされ、表示/操
作部11のスタートキーが押下されてコピー動作の開始
が指示された(記録要求があった)場合は、スキャナ制
御部4を介して原稿の画像を読み取り、その画情報を一
旦画情報蓄積部10に蓄積し、原稿長の総和a(定型長
出力が指示された時には定型長をa(例えばA4なら2
97mm)とする)と入力されたコピー部数bよりab
を積算していき、その積算結果ScよりS=Sf+Sc
+Spと所定値Mとを比較する。
【0104】そして、S≦Mであれば画情報蓄積部10
に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に転送し、S>M
であれば転送せずに表示/操作部11にコピーが不可能
である旨の警告表示を行なう。その後、ロール紙が補充
され、ロール紙ニアエンドの解除が通知されると、表示
/操作部11のロール紙補充表示を解除し、画情報蓄積
部10に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に転送して
プロッタ7に記録動作を行なわせる。
に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に転送し、S>M
であれば転送せずに表示/操作部11にコピーが不可能
である旨の警告表示を行なう。その後、ロール紙が補充
され、ロール紙ニアエンドの解除が通知されると、表示
/操作部11のロール紙補充表示を解除し、画情報蓄積
部10に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に転送して
プロッタ7に記録動作を行なわせる。
【0105】(3)プリンタモードでのロール紙ニアエ
ンド処理 PCよりPCI/F部5を介してプリント要求(記録要
求)があった場合は、PCI/F部5を介してPCにプ
リント枚数(記録枚数)入力を要求する。PCよりプリ
ント枚数bが入力されると、これと定型長aよりabを
積算していき、その積算値SpよりS=Sf+Sc+S
pと所定値Mとを比較して、S≦Mであればプリント要
求を許可し、S>Mであればプリント要求を拒否して、
PCI/F部5を介してPCにロール紙が充分でない旨
を通知する。
ンド処理 PCよりPCI/F部5を介してプリント要求(記録要
求)があった場合は、PCI/F部5を介してPCにプ
リント枚数(記録枚数)入力を要求する。PCよりプリ
ント枚数bが入力されると、これと定型長aよりabを
積算していき、その積算値SpよりS=Sf+Sc+S
pと所定値Mとを比較して、S≦Mであればプリント要
求を許可し、S>Mであればプリント要求を拒否して、
PCI/F部5を介してPCにロール紙が充分でない旨
を通知する。
【0106】このように、ロール紙ニアエンドを検出し
た後のロール紙給紙部31によるロール紙のフィード量
を計算し、その計算値が所定値を越えた時に各記録モー
ド毎に独立してロール紙ニアエンド処理を切り換えるこ
とにより、ロール紙ニアエンド検出後にいずれやってく
る紙なしに対して各記録モード毎のニアエンド処理を行
なえるため、より利便性を高めることができる。
た後のロール紙給紙部31によるロール紙のフィード量
を計算し、その計算値が所定値を越えた時に各記録モー
ド毎に独立してロール紙ニアエンド処理を切り換えるこ
とにより、ロール紙ニアエンド検出後にいずれやってく
る紙なしに対して各記録モード毎のニアエンド処理を行
なえるため、より利便性を高めることができる。
【0107】この場合、切り換えるべきロール紙ニアエ
ンド処理及びロール紙ニアエンド処理の切り換えタイミ
ング(所定値M)をユーザの使用条件にフィットしたも
のに設定可能にすれば、設置環境にフィットし、ユーザ
のニーズに最も適したロール紙ニアエンド処理を行なう
ことが可能になり、より一層利便性が向上する。この場
合、制御部1及び表示/操作部11が請求項9の第1,
第2の設定手段としての機能を果たす。
ンド処理及びロール紙ニアエンド処理の切り換えタイミ
ング(所定値M)をユーザの使用条件にフィットしたも
のに設定可能にすれば、設置環境にフィットし、ユーザ
のニーズに最も適したロール紙ニアエンド処理を行なう
ことが可能になり、より一層利便性が向上する。この場
合、制御部1及び表示/操作部11が請求項9の第1,
第2の設定手段としての機能を果たす。
【0108】例えば、ユーザもしくはサービスマンが表
示/操作部11上のキー操作により、ユーザデータ登録
部12内のロール紙ニアエンド処理設定レジスタへの登
録を指示してその登録内容(例えば図10参照)を表示
/操作部11に表示させた後、表示/操作部11上のキ
ー操作により、ロール紙ニアエンド処理設定レジスタに
各記録モード毎のロール紙ニアエンド処理を行なうため
の新たなデータを設定することができる。
示/操作部11上のキー操作により、ユーザデータ登録
部12内のロール紙ニアエンド処理設定レジスタへの登
録を指示してその登録内容(例えば図10参照)を表示
/操作部11に表示させた後、表示/操作部11上のキ
ー操作により、ロール紙ニアエンド処理設定レジスタに
各記録モード毎のロール紙ニアエンド処理を行なうため
の新たなデータを設定することができる。
【0109】ここで、図10に示す定型長記録とは、A
4(又はB4)の寸法分だけロール紙をフィードして画
情報を記録する記録動作のことをいう。ジャストサイズ
記録とは、画情報の長さ分だけロール紙をフィードして
その画情報を記録する記録動作のことをいう。蓄積状態
とは、画情報蓄積部10に画情報を蓄積したままでその
記録を行なわない状態のことをいう。拒絶処理Cは、表
示/操作部11にロール紙補充(ロール紙交換)の強調
表示(例えば点滅)と記録不可表示を行なう処理であ
る。拒絶処理Pは、ロール紙の不足で記録できない旨を
PCへ通知するための処理である。
4(又はB4)の寸法分だけロール紙をフィードして画
情報を記録する記録動作のことをいう。ジャストサイズ
記録とは、画情報の長さ分だけロール紙をフィードして
その画情報を記録する記録動作のことをいう。蓄積状態
とは、画情報蓄積部10に画情報を蓄積したままでその
記録を行なわない状態のことをいう。拒絶処理Cは、表
示/操作部11にロール紙補充(ロール紙交換)の強調
表示(例えば点滅)と記録不可表示を行なう処理であ
る。拒絶処理Pは、ロール紙の不足で記録できない旨を
PCへ通知するための処理である。
【0110】したがって、ロール紙ニアエンド検出部3
2がロール紙ニアエンドを検出してニアエンド信号を出
力すると、制御部1はユーザデータ登録部12内のロー
ル紙ニアエンド処理設定レジスタから各記録モード毎の
データを読み出し、そのデータに従ってロール紙ニアエ
ンド処理格納部33からロール紙ニアエンド処理用のプ
ログラム(現在の記録モードに対応するもの)を読み出
し、ロール紙ニアエンド処理を行なう。つまり、各記録
モード毎に独立してロール紙ニアエンド処理を切り換え
る。
2がロール紙ニアエンドを検出してニアエンド信号を出
力すると、制御部1はユーザデータ登録部12内のロー
ル紙ニアエンド処理設定レジスタから各記録モード毎の
データを読み出し、そのデータに従ってロール紙ニアエ
ンド処理格納部33からロール紙ニアエンド処理用のプ
ログラム(現在の記録モードに対応するもの)を読み出
し、ロール紙ニアエンド処理を行なう。つまり、各記録
モード毎に独立してロール紙ニアエンド処理を切り換え
る。
【0111】図11及び図12は、制御部1による上記
ロール紙ニアエンド検出時の処理(請求項9に対応する
処理)の一例を示すフローチャートである。このルーチ
ンは、ロール紙ニアエンド検出部32からニアエンド信
号が出力された時にスタートし、まず表示/操作部11
にロール紙補充表示を行ない、ユーザデータ登録部12
内のロール紙ニアエンド処理設定レジスタから各記録モ
ード毎のデータを読み出す。
ロール紙ニアエンド検出時の処理(請求項9に対応する
処理)の一例を示すフローチャートである。このルーチ
ンは、ロール紙ニアエンド検出部32からニアエンド信
号が出力された時にスタートし、まず表示/操作部11
にロール紙補充表示を行ない、ユーザデータ登録部12
内のロール紙ニアエンド処理設定レジスタから各記録モ
ード毎のデータを読み出す。
【0112】そして、現在の記録モードがFAXモード
の場合、以下の処理を行なう。回線からの受信情報(画
情報)を画情報蓄積部10に蓄積し、積算値Sfに今回
のロール紙のフィード量fを加算して新たな積算値Sf
とし、その積算値Sfよりトータル積算値S=Sf+S
c+Spを求め、そのトータル積算値Sと所定値Mとを
比較し、S>Mであれば処理を終了するが、S≦Mであ
れば上記データ中のb1,b0に対応する処理を行な
う。
の場合、以下の処理を行なう。回線からの受信情報(画
情報)を画情報蓄積部10に蓄積し、積算値Sfに今回
のロール紙のフィード量fを加算して新たな積算値Sf
とし、その積算値Sfよりトータル積算値S=Sf+S
c+Spを求め、そのトータル積算値Sと所定値Mとを
比較し、S>Mであれば処理を終了するが、S≦Mであ
れば上記データ中のb1,b0に対応する処理を行な
う。
【0113】すなわち、上記データ中のb1,b0が
“0”,“0”であれば、画情報蓄積部10に蓄積した
受信情報(画情報)をプロッタ制御部6に出力してプロ
ッタ7に定型長記録を行なわせ、処理を終了する。上記
データ中のb1,b0が“0”,“1”であれば、画情
報蓄積部10に蓄積した受信情報(画情報)をプロッタ
制御部6に出力してプロッタ7にジャストサイズ記録を
行なわせ、処理を終了する。
“0”,“0”であれば、画情報蓄積部10に蓄積した
受信情報(画情報)をプロッタ制御部6に出力してプロ
ッタ7に定型長記録を行なわせ、処理を終了する。上記
データ中のb1,b0が“0”,“1”であれば、画情
報蓄積部10に蓄積した受信情報(画情報)をプロッタ
制御部6に出力してプロッタ7にジャストサイズ記録を
行なわせ、処理を終了する。
【0114】また、現在の記録モードがコピーモードの
場合、以下の処理を行なう。スキャナ3で読み取った画
情報を画情報蓄積部10に蓄積し、今回の原稿長の総和
aと入力されたコピー部数bよりabを計算し、その計
算値abを積算値Scに加算して新たな積算値Scと
し、その積算値Scよりトータル積算値S=Sf+Sc
+Spを求め、そのトータル積算値Sと所定値Mとを比
較し、その比較結果に応じた処理を行なう。
場合、以下の処理を行なう。スキャナ3で読み取った画
情報を画情報蓄積部10に蓄積し、今回の原稿長の総和
aと入力されたコピー部数bよりabを計算し、その計
算値abを積算値Scに加算して新たな積算値Scと
し、その積算値Scよりトータル積算値S=Sf+Sc
+Spを求め、そのトータル積算値Sと所定値Mとを比
較し、その比較結果に応じた処理を行なう。
【0115】すなわち、S≦Mで且つ上記データ中のb
3,b2が“1”,“1”でなければ、画情報蓄積部1
0に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に出力してプロ
ッタ7に定型長記録を行なわせ、処理を終了する。S≦
Mで且つ上記データ中のb3,b2が“1”,“1”で
あれば、画情報蓄積部10に蓄積した画情報をプロッタ
制御部6に出力してプロッタ7にジャストサイズ記録を
行なわせ、処理を終了する。
3,b2が“1”,“1”でなければ、画情報蓄積部1
0に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に出力してプロ
ッタ7に定型長記録を行なわせ、処理を終了する。S≦
Mで且つ上記データ中のb3,b2が“1”,“1”で
あれば、画情報蓄積部10に蓄積した画情報をプロッタ
制御部6に出力してプロッタ7にジャストサイズ記録を
行なわせ、処理を終了する。
【0116】S>Mで且つ上記データ中のb3,b2が
“0”,“0”であれば、画情報蓄積部10に蓄積した
画情報をプロッタ制御部6に出力してプロッタ7に定型
長記録を行なわせ、処理を終了する。S>Mで且つ上記
データ中のb3,b2が“0”,“1”であれば、画情
報蓄積部10に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に出
力してプロッタ7にジャストサイズ記録を行なわせ、処
理を終了する。S>Mで上記データ中のb3,b2が
“1”,“0”あるいは“1”,“1”であれば、拒絶
処理Cを行ない、処理を終了する。
“0”,“0”であれば、画情報蓄積部10に蓄積した
画情報をプロッタ制御部6に出力してプロッタ7に定型
長記録を行なわせ、処理を終了する。S>Mで且つ上記
データ中のb3,b2が“0”,“1”であれば、画情
報蓄積部10に蓄積した画情報をプロッタ制御部6に出
力してプロッタ7にジャストサイズ記録を行なわせ、処
理を終了する。S>Mで上記データ中のb3,b2が
“1”,“0”あるいは“1”,“1”であれば、拒絶
処理Cを行ない、処理を終了する。
【0117】さらに、現在の記録モードがプリンタモー
ドの場合、以下の処理を行なう。PCI/F部5を介し
てPCにプリント枚数入力を要求し、PCよりプリント
枚数bが入力されると、これと定型長aよりabを計算
し、その計算値abを積算値Spに加算して新たな積算
値Spとし、その積算値Spよりトータル積算値S=S
f+Sc+Spを求め、そのトータル積算値Sと所定値
Mとを比較し、その比較結果に応じた処理を行なう。
ドの場合、以下の処理を行なう。PCI/F部5を介し
てPCにプリント枚数入力を要求し、PCよりプリント
枚数bが入力されると、これと定型長aよりabを計算
し、その計算値abを積算値Spに加算して新たな積算
値Spとし、その積算値Spよりトータル積算値S=S
f+Sc+Spを求め、そのトータル積算値Sと所定値
Mとを比較し、その比較結果に応じた処理を行なう。
【0118】すなわち、S≦Mで且つ上記データ中のb
5が“0”であれば、画情報蓄積部10に蓄積した画情
報をプロッタ制御部6に出力してプロッタ7に定型長記
録を行なわせ、処理を終了する。S≦Mで且つ上記デー
タ中のb5が“1”であれば、画情報蓄積部10に画情
報を蓄積したままの状態で、処理を終了する。
5が“0”であれば、画情報蓄積部10に蓄積した画情
報をプロッタ制御部6に出力してプロッタ7に定型長記
録を行なわせ、処理を終了する。S≦Mで且つ上記デー
タ中のb5が“1”であれば、画情報蓄積部10に画情
報を蓄積したままの状態で、処理を終了する。
【0119】S>Mで且つ上記データ中のb4が“0”
であれば、画情報蓄積部10に画情報を蓄積したままの
状態で、処理を終了する。S>Mで且つ上記データ中の
b4が“1”であれば、拒絶処理Pを行ない、処理を終
了する。
であれば、画情報蓄積部10に画情報を蓄積したままの
状態で、処理を終了する。S>Mで且つ上記データ中の
b4が“1”であれば、拒絶処理Pを行ない、処理を終
了する。
【0120】
【発明の効果】以上説明してきたように、この複合ファ
クシミリ装置によれば、システム的に破綻することな
く、各記録モードにそれぞれ対応するニアエンド処理を
行なえるため、ユーザによる作業効率の低下を防止する
ことができる。
クシミリ装置によれば、システム的に破綻することな
く、各記録モードにそれぞれ対応するニアエンド処理を
行なえるため、ユーザによる作業効率の低下を防止する
ことができる。
【図1】この発明の一実施形態である複合ファクシミリ
装置の一例を示すブロック構成図である。
装置の一例を示すブロック構成図である。
【図2】図1のユーザデータ登録部12内のペーパニア
エンド処理設定レジスタの設定内容の一例を示す説明図
である。
エンド処理設定レジスタの設定内容の一例を示す説明図
である。
【図3】図1の制御部1による請求項3に対応するペー
パニアエンド検出時の処理の一例を示すフロー図であ
る。
パニアエンド検出時の処理の一例を示すフロー図であ
る。
【図4】その続きの処理を示すフロー図である。
【図5】この発明の他の実施形態である複合ファクシミ
リ装置の一例を示すブロック構成図である。
リ装置の一例を示すブロック構成図である。
【図6】図5のユーザデータ登録部12内のトナーニア
エンド処理設定レジスタの設定内容の一例を示す説明図
である。
エンド処理設定レジスタの設定内容の一例を示す説明図
である。
【図7】図5の制御部1による請求項6に対応するトナ
ーニアエンド検出時の処理の一例を示すフロー図であ
る。
ーニアエンド検出時の処理の一例を示すフロー図であ
る。
【図8】その続きの処理を示すフロー図である。
【図9】この発明のさらに他の実施形態である複合ファ
クシミリ装置の一例を示すブロック構成図である。
クシミリ装置の一例を示すブロック構成図である。
【図10】図9のユーザデータ登録部12内のロール紙
ニアエンド処理設定レジスタの設定内容の一例を示す説
明図である。
ニアエンド処理設定レジスタの設定内容の一例を示す説
明図である。
【図11】図9の制御部1による請求項9に対応するロ
ール紙ニアエンド検出時の処理の一例を示すフロー図で
ある。
ール紙ニアエンド検出時の処理の一例を示すフロー図で
ある。
【図12】その続きの処理を示すフロー図である。
1:制御部 2:回線I/F部 3:スキャナ 4:スキャナ制御部 5:PCI/F部 6:プロッタ制御部 7:プロッタ 8:ペーパニアエンド検出部 9:ペーパニアエンド処理格納部 10:画情報蓄積部 11:表示/操作部 12:ユーザデータ登録部 21:トナーニアエンド検出部 22:トナーニアエンド処理格納部 31:ロール紙給紙部 32:ロール紙ニアエンド検出部 33:ロール紙ニアエンド処理格納部
Claims (9)
- 【請求項1】 記録モードとして、回線からの画情報を
記録紙に記録するファクシミリモードと、スキャナで読
み取った画情報を記録紙に記録するコピーモードと、パ
ーソナルコンピュータ等の端末装置からの画情報を記録
紙に記録するプリンタモードとを有する複合ファクシミ
リ装置において、 記録紙の残り枚数が所定枚数以下になった時に記録紙の
ニアエンドを検出する記録紙ニアエンド検出手段と、記
録紙のニアエンドに対してそれぞれ異なるニアエンド処
理を行なう複数の記録紙ニアエンド処理手段と、前記記
録紙ニアエンド検出手段によって記録紙のニアエンドが
検出された場合、現在の記録モードに応じた記録紙ニア
エンド処理手段に切り換える切換手段とを設けたことを
特徴とする複合ファクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記切換手段が、前記記録紙ニアエンド
検出手段によって記録紙のニアエンドが検出された後の
記録枚数を計数し、該計数値が所定値を越えた時に前記
各記録モード毎に独立して記録紙ニアエンド処理手段を
切り換える手段を有することを特徴とする請求項1記載
の複合ファクシミリ装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の複合ファクシミリ装置に
おいて、前記各記録モード毎に独立して切り換えるべき
記録紙ニアエンド処理手段を設定する第1の設定手段
と、前記記録紙ニアエンド処理手段の切り換えタイミン
グを設定する第2の設定手段とを設けたことを特徴とす
る複合ファクシミリ装置。 - 【請求項4】 記録モードとして、回線からの画情報を
記録紙に記録するファクシミリモードと、スキャナで読
み取った画情報を記録紙に記録するコピーモードと、パ
ーソナルコンピュータ等の端末装置からの画情報を記録
紙に記録するプリンタモードとを有する複合ファクシミ
リ装置において、 トナーの残量が所定量以下になった時にトナーのニアエ
ンドを検出するトナーニアエンド検出手段と、トナーの
ニアエンドに対してそれぞれ異なるニアエンド処理を行
なう複数のトナーニアエンド処理手段と、前記トナーニ
アエンド検出手段によってトナーのニアエンドが検出さ
れた場合、現在の記録モードに応じたトナーニアエンド
処理手段に切り換える切換手段とを設けたことを特徴と
する複合ファクシミリ装置。 - 【請求項5】 前記切換手段が、前記トナーニアエンド
検出手段によってトナーのニアエンドが検出された後の
記録枚数を計数し、該計数値が所定値を越えた時に前記
各記録モード毎に独立してトナーニアエンド処理手段を
切り換える手段を有することを特徴とする請求項4記載
の複合ファクシミリ装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の複合ファクシミリ装置に
おいて、前記各記録モード毎に独立して切り換えるべき
トナーニアエンド処理手段を設定する第1の設定手段
と、前記トナーニアエンド処理手段の切り換えタイミン
グを設定する第2の設定手段とを設けたことを特徴とす
る複合ファクシミリ装置。 - 【請求項7】 記録モードとして、回線からの画情報を
記録紙に記録するファクシミリモードと、スキャナで読
み取った画情報をロール紙給紙手段から供給される任意
長のロール紙に記録するコピーモードと、パーソナルコ
ンピュータ等の端末装置からの画情報を記録紙に記録す
るプリンタモードとを有する複合ファクシミリ装置にお
いて、 前記ロール紙給紙手段におけるロール紙の残量が所定量
以下になった時にロール紙のニアエンドを検出するロー
ル紙ニアエンド検出手段と、ロール紙のニアエンドに対
してそれぞれ異なるニアエンド処理を行なう複数のロー
ル紙ニアエンド処理手段と、前記ロール紙ニアエンド検
出手段によってロール紙のニアエンドが検出された場
合、現在の記録モードに応じたロール紙ニアエンド処理
手段に切り換える切換手段とを設けたことを特徴とする
複合ファクシミリ装置。 - 【請求項8】 前記切換手段が、前記ロール紙ニアエン
ド検出手段によってロール紙のニアエンドが検出された
後の前記ロール紙給紙手段によるロール紙のフィード量
を計算し、該計算値が所定値を越えた時に前記各記録モ
ード毎に独立してロール紙ニアエンド処理手段を切り換
える手段を有することを特徴とする請求項7記載の複合
ファクシミリ装置。 - 【請求項9】 請求項8記載の複合ファクシミリ装置に
おいて、前記各記録モード毎に独立して切り換えるべき
ロール紙ニアエンド処理手段を設定する第1の設定手段
と、前記ロール紙ニアエンド処理手段の切り換えタイミ
ングを設定する第2の設定手段とを設けたことを特徴と
する複合ファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9120810A JPH1098578A (ja) | 1996-07-30 | 1997-05-12 | 複合ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20054596 | 1996-07-30 | ||
JP8-200545 | 1996-07-30 | ||
JP9120810A JPH1098578A (ja) | 1996-07-30 | 1997-05-12 | 複合ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1098578A true JPH1098578A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=26458330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9120810A Pending JPH1098578A (ja) | 1996-07-30 | 1997-05-12 | 複合ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1098578A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321130A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Seiko Epson Corp | プリンタの制御方法およびプリンタ |
JP2008188775A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-21 | Canon Inc | 印刷ジョブの管理方法及び画像形成装置 |
JP2012179907A (ja) * | 2012-04-06 | 2012-09-20 | Canon Inc | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびプログラム |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP9120810A patent/JPH1098578A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321130A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Seiko Epson Corp | プリンタの制御方法およびプリンタ |
JP2008188775A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-21 | Canon Inc | 印刷ジョブの管理方法及び画像形成装置 |
US8441657B2 (en) | 2007-01-31 | 2013-05-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Print job management method and image forming apparatus |
JP2012179907A (ja) * | 2012-04-06 | 2012-09-20 | Canon Inc | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびプログラム |
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