JP2001277680A - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents

印刷装置及びその制御方法

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JP2001277680A
JP2001277680A JP2000095708A JP2000095708A JP2001277680A JP 2001277680 A JP2001277680 A JP 2001277680A JP 2000095708 A JP2000095708 A JP 2000095708A JP 2000095708 A JP2000095708 A JP 2000095708A JP 2001277680 A JP2001277680 A JP 2001277680A
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Toshiaki Watanabe
俊明 渡辺
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、印刷装置各部の状態を検出する為の専用
の検出器を設置し、それぞれの検出器の出力信号を読み
取って、エラー状態を検出していた為、検出器設置数の
増加、印刷装置全体の複雑化、コストアップ、消費電力
の増加といった問題点があった。 【解決手段】用紙をセットする為に開閉するカバー13
と、前記カバー13の内側に設置された第1の検出器1
5と、用紙の残量が所定量以下になったことを検出する
第2の検出器16とを備え、前記第1の検出器15が、
カバー13の開閉状態と用紙の有無状態の検出を行う機
能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の検出器を備
え、その検出器によってエラーの検出を行う印刷装置及
びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、印刷装置のエラー状態を検出す
る為に、印刷装置の各部に専用の検出器を設けて、それ
ぞれの検出器の出力信号を読み取って、印刷装置各部の
エラー状態を検出する方法が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による、印刷
装置のエラー状態の検出方法について一例を図4に示
す。印刷装置20には、印字ヘッド21、プラテンロー
ラ22、カバー23が装備され、カバー23を開けるこ
とにより用紙24がセットできる。セットした用紙24
の近傍には検出器26を設置し、用紙24残量が所定量
以下になったことを検出する。用紙の経路には検出器2
5を設置し、用紙の有無を検出する。カバー23のヒン
ジ部には検出器27を設置し、カバー23の開閉状態を
検出する。このように印刷装置各部の状態を検出する為
の専用の検出器を設置し、図5のフローチャートに示す
ように、それぞれの検出器の出力信号を読み取って、印
刷装置各部の状態を検出している。印刷装置の状態を検
出しなければならない部分の数だけ検出器が必要であ
り、それらのレイアウトに苦慮したり、印刷装置全体が
複雑化するという問題点を有する。更に、検出器の数が
多いことにより、制御部に接続するコネクタ類を含めコ
ストアップとなったり、全ての検出器の信号を読み取る
為の制御側の端子数の増加や、全ての検出器に電源供給
することによる消費電力の増加といった問題点を有す
る。
【0004】本発明はこのような問題点を解決する為に
なされたものであり、その目的とするところは、印刷装
置各部の状態を検出する検出器の設置数を減らし、低消
費電力で安価な印刷装置を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の印刷装置及びその制御方法は、図1の印刷
装置構成図に示すように、用紙をセットする為に開閉す
るカバー13と、前記カバー13の内側に設置された第
1の検出器15と、用紙の残量が所定量以下になったこ
とを検出する第2の検出器16とを備え、前記第1の検
出器15が、カバー13の開閉状態と用紙の有無状態の
検出を行う機能を有し、前記第1の検出器15は、前記
カバー13を閉じた状態で用紙に近接し、前記カバー1
3を開けた状態では用紙から離れた所に位置する構成で
あり、前記第1の検出器15と前記第2の検出器16か
ら得られる出力信号から、印刷装置の状態を判断する判
断処理部とを備え、前記第1の検出器15がエラー状態
を示す出力信号であった場合、前記第2の検出器16の
出力信号の状態によって、エラーの種類を識別すること
からなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図示した実
施例に基づいて説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施例を示す印刷装置
構成図である。印刷装置10に含まれる主な構成要素
は、印字ヘッド11、プラテンローラ12、モータ1
7、第1の検出器15、第2の検出器16があり、制御
基板18には、印字ヘッド11とモータ17を駆動制御
する駆動回路部(図示せず)と第1の検出器15と第2
の検出器16からの出力信号の受信回路部(図示せず)
が設けられている。駆動回路部によってモータ17を回
転させることにより、プラテンローラ12が回転して用
紙14が送り出される。駆動回路部は印字ヘッド11を
駆動し用紙14に印刷を行う。カバー13を開けること
により用紙14を印刷装置10にセットする。本実施例
では用紙14はロール状のものであり、その近傍に第2
の検出器16が設置されていて、用紙14が所定量より
少なくなった場合、ニアエンドエラーとしてエラー状態
であることを示す信号を、制御基板18に出力する。ロ
ール状の用紙14は、印刷動作に伴い印字ヘッド11と
プラテンローラ12の間を通って、印刷装置10の外へ
引き出される。用紙10の経路には、第1の検出器15
が設置され、用紙14の終端部が通過直後に、用紙無し
エラーとしてエラー状態であることを示す信号を、制御
基板18に出力する。本実施例では、この第1の検出器
15は例えば反射型のフォトセンサであって、カバー1
3の内側に設置されており、カバー13を閉めた状態で
は、用紙14の経路上に位置する構成となっている。こ
れにより経路上に用紙14が有るか無いかを検出してい
る。また、カバー13を開けた状態では、カバー13と
共に用紙14の経路上から離れる。これにより前述した
用紙無しエラーと同様のエラー状態信号が出力されるこ
とになるので、この信号でカバー13が開いた状態(以
下カバーオープンエラーと記す)の検出に用いることが
できる。
【0008】次に、前述した用紙無しエラーとカバーオ
ープンエラーの識別方法について説明する。図2は本実
施例の印刷装置の制御を示すフローチャートである。印
刷装置のエラー検出を開始し、ステップ1で第1の検出
器15の信号を読み取り、エラー状態か正常状態かを判
断する。エラー状態であると判断した場合には、ステッ
プ2で第2の検出器16の信号を読み取り、エラー状態
か正常状態かを判断する。エラー状態と判断した場合に
は、用紙14の残量が所定量より少なく、かつ経路上に
も用紙14が存在していないと判断できるので、ステッ
プ3で用紙無しエラーとし、ステップ5で所定のエラー
処理を行う。ステップ2の処理で正常状態と判断した場
合には、用紙14の残量は所定量より多いので、カバー
13が開いていると判断できるので、ステップ4でカバ
ーオープンエラーとし、ステップ5で所定のエラー処理
を行う。ステップ1の処理で正常状態と判断した場合に
は、ステップ6で第2の検出器16の信号を読み取り、
エラー状態か正常状態かを判断する。エラー状態と判断
した場合には、経路上には用紙14が存在しているが、
用紙14の残量が所定量より少なくなったと判断できる
ので、ステップ7でニアエンドエラーとし、ステップ8
でエラー処理を行った後、通常印字処理に戻る。ニアエ
ンドエラーの場合には、経路上に用紙14が存在してい
ることから、用紙14の残量が少ないことを、ランプや
表示装置等で使用者に知らせて印字動作は継続する。ス
テップ6の処理で正常状態と判断した場合には、用紙1
4の残量も充分であり経路上にも用紙14が存在してい
るので、通常印字処理にもどり、印字動作を継続する。
ステップ5のエラー処理では、用紙無しエラーとカバー
オープンエラーである為、印字動作は継続不可能な状態
である。よって、モータ17と印字ヘッド11の駆動を
停止し、エラー状態であることを、表示装置等で使用者
に知らせる処理を行う。エラー処理後はエラー状態が解
除されるまでステップ1からステップ5の処理を繰り返
す。
【0009】以上述べたように、用紙14がセットさ
れ、所定量より残量が充分多い場合には、第2の検出器
16は正常状態であることを検出する。この状態で用紙
14が経路上の第1の検出器15に達していなかった場
合、第1の検出器16はエラー状態であることを検出
し、カバーオープンエラーとして扱うが、使用者はカバ
ー13を開けて用紙14を経路上に正しくセットする必
要があるので、エラー表示等の通知がカバーオープンエ
ラーの表示であっても、実使用上は問題とならない。ま
た、用紙14が所定量より少ない残量の場合で、カバー
13を開けた場合には、経路上に用紙14が存在してい
ても、用紙無しエラーとして扱うが、使用者はカバー1
3を開けたことにより、エラー表示等の通知と併せて、
用紙14の残量が少ないことを認識できるので、この場
合も実使用上は問題とはならない。このように、1つの
検出器で複数のエラー状態を検出できるので、印刷装置
10に設置する検出器の数を削減でき、制御側の入力ポ
ート数削減や、検出器に供給する電力の削減にも貢献で
きる。
【0010】図3は本発明の一実施例を示すブロック図
である。制御基板30には、CPU31、ROM32、
RAM33、検出器信号受信回路34、モータ駆動回路
35、ヘッド駆動回路36が実装され、ROM32に格
納されたプログラムをCPU31が実行して、モータ駆
動回路35に接続されたモータ38と、ヘッド駆動回路
36に接続された印字ヘッド39を駆動制御する。検出
器群37の出力信号は、検出器信号受信回路34を介し
てCPU31の入力ポートに接続され、印刷装置各部の
状態を検出する。ROM32に格納されたプログラムに
は、検出器群37から読み取った信号の組合せで、印刷
装置のエラー状態を識別する処理が組み込まれている。
【0011】図4は従来技術の印刷装置構成図、図5は
図4に示した従来例における制御を示すフローチャート
である。従来技術の印刷装置構成の場合には、カバー開
閉状態の検出、用紙有無の検出、用紙残量が所定量より
少なくなったかの検出それぞれに、専用の検出器25、
26、27を設置している。エラー検出の処理において
も、図5のフローチャートに示すように、設置された全
ての検出器の信号を読み取り判断しなくてはならない。
【0012】なお、本実施例においては、用紙はロール
状のものを例にして説明したが、単票用紙であっても同
様の効果が得られる。また、印刷装置のエラー状態とし
て、用紙の有無とカバー開閉の状態検出を例にして説明
したが、印刷装置に含まれる他の状態検出であっても良
く、検出器の種類もスイッチタイプ、フォトセンサタイ
プ等、どんな種類であっても、同様に適用できることは
言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
1つの検出器で印刷装置の複数箇所のエラー状態の検出
を行うめ、従来技術に比べて、検出器の設置数を削減す
ることが可能となり、構成部品のレイアウトが容易にな
る、印刷装置全体の簡略化が図れる、コストダウンが図
れる、低消費電力が図れる等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す印刷装置構成図。
【図2】図1に示した実施例における制御を示すフロー
チャート。
【図3】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図4】従来技術の印刷装置構成図。
【図5】図4に示した従来例における制御を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
10 印刷装置 11 印字ヘッド 12 プラテンローラ 13 カバー 14 用紙 15 第1の検出器 16 第2の検出器 17 モータ 18 制御基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙をセットする為に開閉するカバーと、
    前記カバーの内側に設置された第1の検出器と、用紙の
    残量が所定量以下になったことを検出する第2の検出器
    とを備え、前記第1の検出器が、カバーの開閉状態と用
    紙の有無状態の検出を行う機能を有することを特徴とす
    る印刷装置。
  2. 【請求項2】前記第1の検出器は、前記カバーを閉じた
    状態で用紙に近接し、前記カバーを開けた状態では用紙
    から離れた所に位置する構成であることを特徴とする、
    請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】用紙のセットを行う為に開閉するカバー
    と、前記カバーの内側に設置された第1の検出器と、用
    紙の残量が所定量以下になったことを検出する第2の検
    出器と、前記第1の検出器と前記第2の検出器から得ら
    れる出力信号から、印刷装置の状態を判断する判断処理
    部とを備え、前記第1の検出器がエラー状態を示す出力
    信号であった場合、前記第2の検出器の出力信号の状態
    によって、エラーの種類を識別することを特徴とする印
    刷装置の制御方法。
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Effective date: 20070605