JP2006320541A - 回胴式遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 再遊技役の入賞が成立するとほぼ同時に、スタートランプ20を点灯させてスタートレバー41の操作受付を開始するとともに、遊技メダルの自動投入処理をメイン制御とは独立して並列処理する。これにより、遊技者がスタートレバー41を叩き続けることを未然に防止できるので、遊技者の疲労感が増大することを抑制することができるとともに、遊技機1の劣化を抑制することができる。
【選択図】 図5
Description
しかし、再遊技役の入賞が成立した場合には、遊技者が自ら遊技メダルを投入することなく、自動的に遊技メダルが投入されるものの、通常、制御装置は、遊技メダルの自動投入が完了するまで、スタートレバーが操作されたときに発せられる回転開始信号を受信しない(例えば、特許文献1参照)。
同様に、再遊技役の入賞成立後、直ちに変動開始手段(41)を操作した場合であっても、前回の遊技開始時点から所定時間が経過していない場合には、回胴(13)は回転し始めない。
(第1実施形態)
1.遊技機1の全体構成
図1は、本発明の実施形態に係る回胴式遊技機1(以下、「遊技機1」と記す。)の外観を示す斜視図であり、図2は、遊技機1の前面構造を示す説明図である。
なお、以下では、第1回胴13Lに対応する停止ボタン43Lを「第1停止ボタン43L」と記し、第2回胴13Cに対応する停止ボタン43Cを「第2停止ボタン43C」と記し、第3回胴13Rに対応する停止ボタン43Rを「第3停止ボタン43R」と記し、これらを総称するときは、単に「停止ボタン43」と記す。
図4は、本実施形態に係る遊技機1の電気的構成を示す説明図である。遊技機1には、主制御基板101を中心として、回胴基板103、副制御基板105、中央表示ランプ基板107、及び電源基板109等が設けられている。
左表示ランプ基板125は、表示窓5の左側に設けられた第1メダルラインランプ15a、第2メダルラインランプ15b、第3メダルラインランプ15c、遊技開始表示ランプ17と、表示窓5の左下側に設けられたスタートランプ20、待機ランプ22の点灯及び消灯を制御するための基板であり、これらランプの点灯及び消灯制御は、中央表示ランプ基板107及び左表示ランプ基板125を介して主制御基板101にて行われる。
先ず、遊技機1による遊技の概略を説明する。
遊技メダルが投入されると、その投入枚数に応じて入賞ラインL1〜L3が有効化される。そして、遊技者によってスタートレバー41が操作されると、回胴13が回転し始めると同時に入賞役の抽選(いわゆる内部抽選)が行われる。その後、遊技者によって停止ボタン43が操作されると、停止ボタン43の押下タイミングに基づいて回胴13の回転が停止させられ、一回の遊技を終了する。
図5は、上記した制御概要を示すフローチャートであり、この制御フローは、遊技機1の電源が投入され、遊技機1が遊技可能な状態になったときに主制御基板101で起動されるメイン制御フローである。
また、S115にて前回の遊技から所定時間が経過したと判定された場合には(S115:YES)、スタートランプ20及び待機ランプ22が消灯されるとともに、待機音声の出力が停止される(S130)。
図6は自動投入処理の概要を示すフローチャートであり、この自動投入処理は、自動投入要求フラグが設定された時点でメイン制御フローと独立して並列処理される。
次に、遊技メダルが1枚自動投入された後(S210)、遊技メダルが規定枚数自動投入されたか否かが判定される(S215)。判定の結果、未だ規定枚数の自動投入が完了していないと判定された場合には(S215:NO)、前回、遊技メダルが自動投入された時から所定の自動投入間隔時間(本実施形態では、120ミリ秒)が経過したときに(S220)、S210に戻り、再び、遊技メダルが自動投入される。
図7は、内部抽選処理(S135)の概要を示すフローチャートであり、内部抽選処理ルーチンが起動されると、先ず、抽選用の乱数が乱数発生回路(図示せず。)から取得され(S300)、この取得された乱数に基づいて、小役、再遊技役、レギュラーボーナス役、又はビッグボーナス役等のいずれかの入賞役に当選したか否かが判定される(S310)。
図8は、演出パターン決定処理(S140)の概要を示すフローチャートであり、演出パターン決定処理ルーチンが起動されると、先ず、ROM113に記憶された演出態様テーブル(図示せず。)及び内部抽選処理(S120)にて設定された当選フラグに基づいて、演出表示部11にて表示する演出の態様(演出パターン)が決定される(S400)。
図9は、リール停止制御処理(S150)の概要を示すフローチャートであり、この制御処理が起動されると、先ず、回転し始めた各回胴13の回転速度それぞれが一定の回転速度となったか否か、つまり各回胴13の回転速度が所定回転速度となったか否かが判定され(S500)、各回胴13の回転速度が一定回転速度となった場合には(S500:YES)、各停止ボタン43が有効化されて停止ボタン43のランプ又はLEDが点灯される(S505)。
本実施形態では、再遊技役の入賞が成立するとほぼ同時に、スタートランプ20が点灯してスタートレバー41の操作受付が開始されるので、遊技者がスタートレバー41を叩き続けることを未然に防止できる。したがって、遊技者の疲労感が増大することを抑制することができるとともに、遊技機1の劣化を抑制することができる。
4.実施形態と発明特定事項との対応関係
本実施形態では、スタートレバー41が特許請求の範囲に記載された変動開始手段に相当し、停止ボタン43が特許請求の範囲に記載された変動停止手段に相当し、主制御基板101が特許請求の範囲に記載された回胴回転制御手段及び回転開始信号受付手段に相当し、待機ランプ22が特許請求の範囲に記載された第1報知手段及び第2報知手段に相当する。
上述の実施形態では、自動投入処理をメイン制御と独立させて並列処理したが、本実施形態は、図10に示すように、再遊技役の入賞が成立するとほぼ同時に、スタートランプ20を点灯させてスタートレバー41の操作受付を開始した後、メイン制御にて自動投入処理を実行するものである。
図10は、本実施形態に係る遊技機1のメイン制御を示すフローチャートであり、
この制御フローは、遊技機1の電源が投入され、遊技機1が遊技可能な状態になったときに主制御基板101で起動されるメイン制御フローである。
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、再遊技役の入賞が成立するとほぼ同時に、スタートランプ20が点灯してスタートレバー41の操作受付が開始されるので、遊技者がスタートレバー41を叩き続けることを未然に防止できる。したがって、遊技者の疲労感が増大することを抑制することができるとともに、遊技機1の劣化を抑制することができる。
上述の実施形態では、待機ランプ22を点灯させることにより、自動投入が完了していない旨、及び前回の遊技開始時点から所定時間が経過していない旨を遊技者に報知したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば演出表示部11にその旨を表示させてもよい。
9…遊技メダル払出口、11…表示パネル、13…回胴
15a…ランプ、15a…第1メダルラインランプ、
15b…第2メダルラインランプ、15c…第3メダルラインランプ、
17…遊技開始表示ランプ、20…スタートランプ、21…再遊技ランプ、
22…待機ランプ(第1報知手段、第2報知手段)
23a…ビッグボーナス告知ランプ、 25…遊技メダル投入ランプ、
27…役物回数表示器、29…払出枚数表示器、
31…貯留枚数表示器、33…遊技メダル投入口、35…枚投入ボタン、
37…枚投入ボタン、41…スタートレバー変動開始手段)、
43…停止ボタン(変動停止手段)、45…返却ボタン、47…受け皿部、
101…主制御基板(回胴回転制御手段)、103…回胴基板、
105…副制御基板、107…中央表示ランプ基板、109…電源基板、
119…照明用基板、121…スピーカ、123…照明類、
125…左表示ランプ基板、127…右表示ランプ基板、
129…スタートレバーユニット、131…メダルセレクター、133…モータ、
135…回胴センサー基板、137…メダル払出装置。
Claims (4)
- 回転可能に支持され、外周面に複数個の図柄が表示された複数個の回胴と、
遊技者の操作に基づいて、前記回胴を回転させる回転開始信号を発する変動開始手段と、
遊技者の操作に基づいて、前記回胴を停止させる回転停止信号を発する変動停止手段と、
再遊技役の入賞が成立した時点で前記回転開始信号の受信を可能とする回転開始信号受付手段と、
を備えることを特徴とする回胴式遊技機。 - 回転可能に支持され、外周面に複数個の図柄が表示された複数個の回胴と、
遊技者の操作に基づいて、前記回胴を回転させる回転開始信号を発する変動開始手段と、
遊技者の操作に基づいて、前記回胴を停止させる回転停止信号を発する変動停止手段と、
再遊技役の入賞が成立した時点で前記回転開始信号の受信を可能とするとともに、前記再遊技役の入賞成立に起因する前記回転開始信号を受信し、かつ、前記再遊技役の入賞成立に起因する遊技媒体の自動投入が完了し、かつ、前回の遊技から所定時間が経過した場合に前記回胴の回転を開始させる回胴回転制御手段と、
を備えることを特徴とする回胴式遊技機。 - 前記回胴回転制御手段が前記再遊技役の入賞成立に起因する前記回転開始信号を受信した場合であって、前記再遊技役の入賞成立に起因する遊技媒体の自動投入が完了していないときに、その旨を遊技者に報知する第1報知手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の回胴式遊技機。
- 前記回胴回転制御手段が前記再遊技役の入賞成立に起因する前記回転開始信号を受信した場合であって、前回の遊技から所定時間が経過していないときに、その旨を遊技者に報知する第2報知手段を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の回胴式遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005146742A JP2006320541A (ja) | 2005-05-19 | 2005-05-19 | 回胴式遊技機 |
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ID=37540640
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2005
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