JP2010233727A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010233727A
JP2010233727A JP2009083575A JP2009083575A JP2010233727A JP 2010233727 A JP2010233727 A JP 2010233727A JP 2009083575 A JP2009083575 A JP 2009083575A JP 2009083575 A JP2009083575 A JP 2009083575A JP 2010233727 A JP2010233727 A JP 2010233727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
start switch
game
winning
signal
replay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009083575A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010233727A5 (ja
JP5362409B2 (ja
Inventor
Yoshikazu Tanigawa
義和 谷川
Junya Sugiyama
純也 杉山
Takaaki Kiyooka
貴晃 清岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympia KK
Original Assignee
Olympia KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympia KK filed Critical Olympia KK
Priority to JP2009083575A priority Critical patent/JP5362409B2/ja
Publication of JP2010233727A publication Critical patent/JP2010233727A/ja
Publication of JP2010233727A5 publication Critical patent/JP2010233727A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5362409B2 publication Critical patent/JP5362409B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

【課題】遊技者を待たせることなく、遊技可能な遊技機を提供する。
【解決手段】スタートスイッチの信号を記憶するスタートスイッチ信号保留部を備える。前記スタートスイッチ信号保留部により、リプレイの際あるいは自動投入の際に押下されたスタートスイッチの信号を一時的に保持し、遊技可能な状態になってから当該スタートスイッチの信号を有効にし、リールの回転を開始する。遊技機が遊技可能な状態になるまでの間になされたスタートスイッチの押下が無駄にならない。遊技者は、再度スタートスイッチを押下する必要がなくなる。
【選択図】図5

Description

この発明は、スロットマシンなどの遊技機に関する。
従来から外周面に図柄が配列された複数のリールを備えた遊技機(回胴式遊技機、スロットマシン)が知られている。この種の遊技機は、メダルやパチンコ玉などの遊技媒体に対して一定の遊技価値を付与し、このような遊技媒体を獲得するための遊技を行うものである。また、この種の遊技機は、遊技者の回転開始操作を契機として、内部抽選を行うとともに複数のリールの回転を開始させ、遊技者の停止操作契機として、内部抽選の結果に応じた態様で複数のリールを停止させる制御を行っている。そして、遊技の結果は、複数のリールが停止した状態における入賞判定ライン上に表示された図柄組合せによって判定され、遊技の結果に応じてメダル等の払い出しなどが行われる。
遊技機にはメダル投入口があり、ここからメダルを投入するとまずベットランプが点灯し(通常は3枚まで)、さらにメダルを投入するとクレジットが増える(通常は50枚分までメダルを貯留できる)仕組みである。クレジットの残数があれば、メダルを投入しなくともベットボタン(ベットスイッチ)を押すだけでベットランプが点灯して遊技可能となる。
特許第2640201号公報 特許第3224147号公報 特開2005−95315号公報
メダルの投入があると遊技機は遊技可能な状態になる(リプレイに入賞した場合はメダルの投入がなくても遊技機は遊技可能な状態になる)。すなわち、スタートスイッチが有効になり、スタートスイッチを押下することで複数のリールの回転が開始する。逆に、遊技機は遊技可能な状態になる前にスタートスイッチを押下しても複数のリールの回転は始まらない。
ところで、ベットスイッチを押下してメダルを投入するとき、自動的に最大枚数(3枚)のメダルが投入される(MAX BETの場合)。その際に、一気に最大枚数が投入されるのではなく、1枚、2枚、3枚と順次投入される。したがって、ベットスイッチの押下から、遊技機が遊技可能な状態になるまでには所定の時間を要する。同様のことがリプレイについても言え、リプレイの入賞確定から、遊技機が遊技可能な状態になるまでには所定の時間を要する。そのため、遊技者は、遊技機が遊技可能な状態になるまで待たされることになる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、遊技者を待たせることなく、遊技可能な遊技機を提供することを目的とする。
この発明は、
外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールと、
遊技毎に取得される乱数値と、ボーナス、小役およびリプレイを含む複数種類の役の中から遊技状態に応じて抽選対象となる役と乱数値との対応関係が設定された抽選テーブルとに基づいて、役の当否を決定する内部抽選を行う内部抽選手段と、
前記複数のリールを遊技毎に回転させ、停止操作を契機として前記複数のリールを前記内部抽選の結果に応じて停止させる制御を行うリール制御手段と、
前記複数のリールが停止した状態で、役毎に予め定められた入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことに基づいて、役が入賞したと判定する入賞判定手段と、
前記リプレイが入賞したことを契機として次回の遊技を行わせるリプレイ処理を行うリプレイ処理手段と、
投入された遊技媒体のうちで遊技に使用されることなく貯留された遊技媒体に基づくクレジット、又は、前記入賞判定手段において役が入賞したと判定したことに基づくクレジットを投入するためのベットスイッチと、
遊技毎に遊技媒体の投入を受け付けて、予め定められた規定投入数に相当する数の遊技媒体が投入されたこと、又は、前記予め定められた規定投入数に相当するクレジットが投入されたことに基づいて遊技機を遊技可能な状態に設定する投入受付手段と
遊技を開始するためのスタートスイッチと、を備えた遊技機において、
さらに、前記スタートスイッチの信号を記憶するスタートスイッチ信号保留部を備え、
前記スタートスイッチ信号保留部は、下記(A)又は(B)の少なくとも一方の期間において、前記スタートスイッチの信号を前記リール制御手段へ送ることなく記憶し、
前記期間の終了後において、記憶した前記スタートスイッチの信号を前記リール制御手段へ送り、前記スタートスイッチの信号に基づき前記リール制御手段に前記複数のリールを回転させる、ものである。
(A)前記入賞判定手段により前記リプレイに入賞することで前記リプレイ処理手段により前記リプレイ処理が行われた場合において、前記入賞判定手段により前記リプレイに入賞したと判定された時点から、前記リプレイ処理手段の前記リプレイ処理により遊技機が遊技可能な状態に設定された時点までの期間
(B)前記ベットスイッチが押下された時点から、前記ベットスイッチの信号に基づき前記予め定められた規定投入数に相当するクレジットが投入されて、前記投入受付手段により遊技機が遊技可能な状態に設定された時点までの期間
前記スタートスイッチ信号保留部は、前記期間の終了後において、前記スタートスイッチの信号を前記内部抽選手段へ送り、前記内部抽選手段は前記スタートスイッチの信号に基づき前記内部抽選を行うようにしてもよい。
前記スタートスイッチ信号保留部は、前記スタートスイッチの信号を受けたとき、前記スタートスイッチの信号を直ちに前記内部抽選手段へ送り、前記内部抽選手段は前記スタートスイッチの信号に基づき前記内部抽選を行うようにしてもよい。
この発明によれば、遊技機が遊技可能な状態になるまでの間になされたスタートスイッチの押下を保留し、遊技機が遊技可能な状態になった後にその保留を解除するので、当該スタートスイッチの押下が無駄にならない。遊技者は、再度スタートスイッチを押下する必要がなくなる。
前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図である。 前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図である。 発明の実施の形態に係るスロットマシンのブロック図である。 発明の実施の形態に係る遊技処理を示すフローチャートである。 発明の実施の形態に係るスタートスイッチ信号の保留・解除処理のフローチャートである。 発明の実施の形態に係るスタートスイッチ信号の保留・解除のタイミングチャートである。 発明の実施の形態に係るスタートスイッチ信号の保留・解除の他のタイミングチャートである。
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右下隅部に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132の下側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。
また、前記ゲーム表示部131の左下方には、ゲームを開始するためのスタートスイッチ134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップスイッチ140を設けてある。前扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。前記ゲーム表示部131の右側には、液晶表示装置LCDが設けてある。
スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、内部に複数のメダルを貯留して、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置121が設置されている。このホッパ装置121の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク122を備えている。スロットマシン本体120の内部には、前扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個のリールからなるリールユニット203が設置されている。リールユニット203は、外周面に複数種類の図柄が配列されている3つのリール(第1リール〜第3リール)を備えている。ゲーム表示部131には開口部が設けられていて、それを通して遊技者が前記リールユニット203の各回転リールの図柄を見ることができるようになっている。ホッパ装置121の上側のリールユニット203との間には電源部205が設けられている。
前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ1が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ1は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置121に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数以上のメダルを選別して排除するための装置である。
また、メダルセレクタ1の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ1により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
図3は発明の実施の形態に係るスロットマシン100の機能ブロック図を示す。
この図において電源系統についての表示は省略されている。スロットマシン100は、その主要な処理装置としてメイン基板(処理部)10とこれからコマンドを受けて動作するサブ基板20とを備える。なお、少なくともメイン基板10は、外部から接触不能となるようにケース内部に収容され、これら基板を取り外す際に痕跡が残るように封印処理が施されている。
メイン基板10は、遊技者の操作を受けて内部抽選を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うためのものである。メイン基板10は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
メイン基板10は、後述の集中端子板30を介して図示しないホールコンピュータへ投入信号(IN信号)、払い出し信号(OUT信号)、ビッグボーナス信号(BB信号)などを送信する。
サブ基板20は、メイン基板10からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うためのものである。サブ基板20は、前記コマンド信号に応じた予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。コマンドの流れはメイン基板10からサブ基板20への一方のみであり、逆にサブ基板20からメイン基板10へコマンド等が出されることはない。
メイン基板10には、ベットスイッチBET、スタートスイッチ134,ストップボタン140,リールユニット(リール駆動装置を含む)203,リール位置検出回路71、ホッパ駆動部80、ホッパ81及びホッパ81から払い出されたメダルの枚数を数えるためのメダル検出部82(これらは前述のホッパ装置121を構成する)が接続されている。サブ基板20には液晶表示装置の制御用の液晶制御基板200、スピーカ基板201、LED基板202などの周辺基板(ローカル基板)が接続されている。
メイン基板10には、さらに、メダルセレクタ1のメダルセンサS1及びS2が接続されている。
メダルセレクタ1には、メダルを計数するためのメダルセンサS1及びS2が設けられている。メダルセンサS1及びS2は、メダルセレクタ1に設けられた図示しないメダル通路の下流側(出口近傍)に設けられている(メダル通路の上流側はメダル投入口132に連通している)。2つのメダルセンサS1とS2は、メダルの進行方向に沿って所定間隔を空けて並べて設けられている。メダルセンサS1、S2は、例えば、互いに対向した発光部と受光部とを有して断面コ字状に形成され、その検出光軸をメダル通路内に上方から臨ませて位置するフォトインタラプタである。各フォトインタラプタにより、途中で阻止されずに送られてきたメダルの通過が検出される。なお、フォトインタラプタを2つ隣接させたのは、メダル枚数を検出するだけでなく、メダルの通過が正常か否かを監視するためである。すなわち、フォトインタラプタを2つ隣接させて設けることにより、メダルの通過速度や通過方向を検出することができ、これによりメダル枚数だけでなく、逆方向に移動する不正行為を感知することができる。
ホッパ駆動部80は、ホッパ81を回転駆動して、メイン基板10によって指示された払出数のメダルを払い出す動作を行う。遊技機は、メダルを1枚払い出す毎に作動するメダル検出部82を備えており、メイン基板10は、メダル検出部82からの入力信号に基づいてホッパ81から実際に払い出されたメダルの数を管理することができる。
投入受付部1050は、メダルセレクタ1のメダルセンサS1とS2の出力を受け、遊技毎にメダルの投入を受け付けて、規定投入数に相当するメダルが投入されたことに基づいて、スタートスイッチ134に対する第1リール〜第3リールの回転開始操作を許可する処理を行う。なお、スタートスイッチ134の押下操作が、第1リール〜第3リールの回転を開始させる契機となっているとともに、内部抽選を実行する契機となっている。また、遊技状態に応じて規定投入数を設定し、通常状態およびボーナス成立状態では規定投入数を3枚に設定し、ボーナス状態では規定投入数を1枚に設定する。
メダルが投入されると、遊技状態に応じた規定投入数を限度として、投入されたメダルを投入状態に設定する。あるいは、遊技機にメダルがクレジットされた状態で、ベットスイッチBETが押下されると、遊技状態に応じた規定投入数を限度して、クレジットされたメダルを投入状態に設定する。メダルの投入を受け付けるかどうかは、メイン基板10が制御する。メダルの投入を受け付ける状態になっていないときは(許可されていないときは)、メダルを投入してもメダルセンサS1、S2でカウントされず、そのまま返却される。同様に、メイン基板10はベットスイッチBETの有効/無効を制御する。ベットスイッチBETが有効になっていないときは(許可されていないときは)、ベットスイッチBETを押下しても、それは無視される。
メイン基板10は、乱数発生手段1100を内蔵する。乱数発生手段1100は、抽選用の乱数値を発生させる手段である。乱数値は、例えば、インクリメントカウンタ(所定のカウント範囲を循環するように数値をカウントするカウンタ)のカウント値に基づいて発生させることができる。なお本実施形態において「乱数値」には、数学的な意味でランダムに発生する値のみならず、その発生自体は規則的であっても、その取得タイミング等が不規則であるために実質的に乱数として機能しうる値も含まれる。
内部抽選手段1200は、遊技者がスタートスイッチ134からのスタート信号に基づいて、役の当否を決定する内部抽選を行う。すなわち、メイン基板10のメモリ(図示せず)に記憶されている抽選テーブル(図示せず)を選択する抽選テーブル選択処理、乱数発生手段1050から得た乱数の当選を判定する乱数判定処理、当選の判定結果で大当たりなどに当選したときにその旨のフラグを設定する抽選フラグ設定処理などを行う。
抽選テーブル選択処理では、図示しない記憶手段(ROM)に格納されている複数の抽選テーブル(図示せず)のうち、いずれの抽選テーブルを用いて内部抽選を行うかを決定する。抽選テーブルでは、複数の乱数値(例えば、0〜65535の65536個の乱数値)のそれぞれに対して、リプレイ、小役(ベル、チェリー)、レギュラーボーナス(RB:ボーナス)、およびビッグボーナス(BB:ボーナス)などの各種の役が対応づけられている。また、遊技状態として、通常状態、ボーナス成立状態、およびボーナス状態が設定可能とされ、さらにリプレイの抽選状態として、リプレイ無抽選状態、リプレイ低確率状態、リプレイ高確率状態が設定可能とされる。
乱数判定処理では、スタートスイッチ134からのスタート信号に基づいて、遊技毎に前記乱数発生手段(図示せず)から乱数値(抽選用乱数)を取得し、取得した乱数値について前記抽選テーブルを参照して役に当選したか否かを判定する。
抽選フラグ設定処理では、乱数判定処理の結果に基づいて、当選したと判定された役の抽選フラグを非当選状態(第1のフラグ状態、オフ状態)から当選状態(第2のフラグ状態、オン状態)に設定する。2種類以上の役が重複して当選した場合には、重複して当選した2種類以上の役のそれぞれに対応する抽選フラグが当選状態に設定される。抽選フラグの設定情報は、記憶手段(RAM)に格納される。
入賞するまで次回以降の遊技に当選状態を持ち越し可能な抽選フラグ(持越可能フラグ)と、入賞の如何に関わらず次回以降の遊技に当選状態を持ち越さずに非当選状態にリセットされる抽選フラグ(持越不可フラグ)とが用意されていることがある。この場合、前者の持越可能フラグが対応づけられる役としては、レギュラーボーナス(RB)およびビッグボーナス(BB)があり、それ以外の役(例えば、小役、リプレイ)は後者の持越不可フラグに対応づけられている。すなわち抽選フラグ設定処理では、内部抽選でレギュラーボーナスに当選すると、レギュラーボーナスの抽選フラグの当選状態を、レギュラーボーナスが入賞するまで持ち越す処理を行い、内部抽選でビッグボーナスに当選すると、ビッグボーナスの抽選フラグの当選状態を、ビッグボーナスが入賞するまで持ち越す処理を行う。このときメイン基板10は、内部抽選機能により、レギュラーボーナスやビッグボーナスの抽選フラグの当選状態が持ち越されている遊技でも、レギュラーボーナスおよびビッグボーナス以外の役(小役およびリプレイ)についての当否を決定する内部抽選を行っている。すなわち抽選フラグ設定処理では、レギュラーボーナスの抽選フラグの当選状態が持ち越されている遊技において、内部抽選で小役あるいはリプレイが当選した場合には、既に当選しているレギュラーボーナスの抽選フラグと内部抽選で当選した小役あるいはリプレイの抽選フラグとからなる2種類以上の役に対応する抽選フラグを当選状態に設定し、ビッグボーナスの抽選フラグの当選状態が持ち越されている遊技において、内部抽選で小役あるいはリプレイが当選した場合には、既に当選しているビッグボーナスの抽選フラグと内部抽選で当選した小役あるいはリプレイの抽選フラグとからなる2種類以上の役に対応する抽選フラグを当選状態に設定する。
リプレイ処理手段1600は、所定条件下で内部抽選におけるリプレイの当選確率を変動させる制御を行うことがある。リプレイ処理手段1600については、後に再度説明を加える。リプレイの抽選状態として、リプレイが内部抽選の対象から除外されるリプレイ無抽選状態、リプレイの当選確率が約1/7.3に設定されるリプレイ低確率状態、およびリプレイの当選確率が約1/6に設定されるリプレイ高確率状態という複数種類の抽選状態を設定可能とされている。リプレイの抽選状態を変化させることにより、内部抽選におけるリプレイの当選確率を変動させる。
リール制御手段1300は、遊技者がスタートスイッチ134の押下操作(回転開始操作)によるスタート信号に基づいて、第1リール〜第3リールをステッピングモータにより回転駆動して、第1リール〜第3リールの回転速度が所定速度(約80rpm:1分間あたり約80回転となる回転速度)に達した状態において回転中のリールにそれぞれ対応する3つのストップボタン140の押下操作(停止操作)を許可する制御を行うとともに、ステッピングモータにより回転駆動されている第1リール〜第3リールを抽選フラグの設定状態(内部抽選の結果)に応じて停止させる制御を行う。
また、リール制御手段1300は、3つのストップボタン140に対する押下操作(停止操作)が許可(有効化)された状態において、遊技者が3つのストップボタン140を押下することにより、そのリール停止信号に基づいて、リールユニット203のステッピングモータへの駆動パルス(モータ駆動信号)の供給を停止することにより、第1リール〜第3リールの各リールを停止させる制御を行う。
すなわち、リール制御手段1300は、3つのストップボタン140の各ボタンが押下される毎に、第1リール〜第3リールのうち押下されたボタンに対応するリールの停止位置を決定して、決定された停止位置でリールを停止させる制御を行っている。具体的には、記憶手段(ROM)に記憶されている停止制御テーブル(図示せず)を参照して3つのストップボタンの押下タイミングや押下順序等(停止操作の態様)に応じた第1リール〜第3リールの停止位置を決定し、決定された停止位置で第1リール〜第3リールを停止させる制御を行う。
ここで停止制御テーブルでは、ストップボタン140の作動時点における第1リール〜第3リールの位置(押下検出位置)と、第1リール〜第3リールの実際の停止位置(または押下検出位置からの滑りコマ数)との対応関係が設定されている。抽選フラグの設定状態に応じて、第1リール〜第3リールの停止位置を定めるための停止制御テーブルが用意されることもある。
遊技機では、リールユニット203がフォトセンサからなるリールインデックス(図示せず)を備えており、リール制御手段1300は、リールが1回転する毎にリールインデックスで検出される基準位置信号に基づいて、リールの基準位置(リールインデックスによって検出されるコマ)からの回転角度(ステップモータの回転軸の回転ステップ数)を求めることによって、現在のリールの回転状態を監視することができるようになっている。すなわち、メイン基板10は、ストップスイッチ140の作動時におけるリールの位置を、リールの基準位置からの回転角度を求めることにより得ることができる。
リール制御手段1300は、いわゆる引き込み処理と蹴飛ばし処理とをリールを停止させる制御として行っている。引き込み処理とは、抽選フラグが当選状態に設定された役に対応する図柄が有効な入賞判定ライン上に停止するように(当選した役を入賞させることができるように)リールを停止させる制御処理である。一方蹴飛ばし処理とは、抽選フラグが非当選状態に設定された役に対応する図柄が有効な入賞判定ライン上に停止しないように(当選していない役を入賞させることができないように)リールを停止させる制御処理である。すなわち本実施形態の遊技機では、上記引き込み処理及び蹴飛ばし処理を実現させるべく、抽選フラグの設定状態、ストップボタン140の押下タイミング、押下順序、既に停止しているリールの停止位置(表示図柄の種類)などに応じて各リールの停止位置が変化するように停止制御テーブルが設定されている。このように、メイン基板10は、抽選フラグが当選状態に設定された役の図柄を入賞の形態で停止可能にし、一方で抽選フラグが非当選状態に設定された役の図柄が入賞の形態で停止しないように第1リール〜第3リールを停止させる制御を行っている。
本実施形態の遊技機では、第1リール〜第3リールが、ストップボタン140が押下された時点から190ms以内に、押下されたストップボタンに対応する回転中のリールを停止させる制御状態に設定されている。すなわち回転している各リールの停止位置を決めるための停止制御テーブルでは、ストップボタン140の押下時点から各リールが停止するまでに要するコマ数が0コマ〜4コマの範囲(所定の引き込み範囲)で設定されている。
入賞判定手段1400は、第1リール〜第3リールの停止態様に基づいて、役が入賞したか否かを判定する処理を行う。具体的には、記憶手段(ROM)に記憶されている入賞判定テーブルを参照しながら、第1リール〜第3リールの全てが停止した時点で入賞判定ライン上に表示されている図柄組合せが、予め定められた役の入賞の形態であるか否かを判定する。
入賞判定手段1400は、その判定結果に基づいて、入賞時処理を実行する。入賞時処理としては、例えば、小役が入賞した場合にはホッパ81を駆動してメダルの払出制御処理が行われるか、あるいはクレジットの増加され(規定の最大枚数例えば50枚まで増加され、それを超えた分だけ実際にメダル払い出される)、リプレイが入賞した場合にはリプレイ処理が行われ、ビッグボーナスやレギュラーボーナスが入賞した場合には遊技状態を移行させる遊技状態移行制御処理が行われる。
払出制御手段1500は、遊技結果に応じたメダルの払い出しに関する払出制御処理を行う。具体的には、小役が入賞した場合に、役毎に予め定められている配当に基づいて遊技におけるメダルの払出数を決定し、決定された払出数に相当するメダルを、ホッパ駆動部80でホッパ81を駆動して払い出させる。
メダルのクレジット(内部貯留)が許可されている場合には、ホッパ81によって実際にメダルの払い出しを行う代わりに、記憶手段(RAM)のクレジット記憶領域(図示省略)に記憶されているクレジット数(クレジットされたメダルの数)に対して払出数を加算するクレジット加算処理を行って仮想的にメダルを払い出す処理を行う。
リプレイ処理手段1600は、リプレイが入賞した場合に、次回の遊技に関して遊技者の所有するメダルの投入を要さずに前回の遊技と同じ準備状態に設定するリプレイ処理(再遊技処理)を行う。リプレイが入賞した場合には、遊技者の手持ちのメダル(クレジットメダルを含む)を使わずに前回の遊技と同じ規定投入数のメダルが自動的に投入状態に設定される自動投入処理が行われ、遊技機が前回の遊技と同じ入賞判定ラインを有効化した状態で次回の遊技における回転開始操作(遊技者によるスタートスイッチ134の押下操作)を待機する状態に設定される。
また、メイン基板10は、通常状態、ボーナス成立状態、およびボーナス状態の間で遊技状態を移行させる制御を行うことがある(遊技状態移行制御機能)。遊技状態の移行条件は、1の条件が定められていてもよいし、複数の条件が定められていてもよい。複数の条件が定められている場合には、複数の条件のうち1の条件が成立したこと、あるいは複数の条件の全てが成立したことに基づいて、遊技状態を他の遊技状態へ移行させることができる。
通常状態は、複数種類の遊技状態の中で初期状態に相当する遊技状態で、通常状態からはボーナス成立状態への移行が可能となっている。ボーナス成立状態は、内部抽選でビッグボーナスあるいはレギュラーボーナスに当選したことを契機として移行する遊技状態である。ボーナス成立状態では、通常状態における内部抽選でビッグボーナスが当選した場合、ビッグボーナスが入賞するまでビッグボーナスに対応する抽選フラグが当選状態に維持され、通常状態における内部抽選でレギュラーボーナスが当選した場合、レギュラーボーナスが入賞するまでレギュラーボーナスに対応する抽選フラグが当選状態に維持される。ボーナス状態では、ボーナス遊技によって払い出されたメダルの合計数により終了条件が成立したか否かを判断し、入賞したボーナスの種類に応じて予め定められた払出上限数を超えるメダルが払い出されると、ボーナス状態を終了させて、遊技状態を通常状態へ復帰させる。
さらに、メイン基板10は、スタートスイッチ信号保留部10aを含む。スタートスイッチ信号保留部10aは、下記(A)又は(B)の少なくとも一方の期間において、スタートスイッチ134の信号をリール制御手段1300へ送ることなく記憶し(保留し)、前記期間の終了後において、記憶したスタートスイッチ134の信号をリール制御手段1300へ送り、当該信号に基づきリール制御手段1300に複数のリールを回転させる。
(A)前記入賞判定手段により前記リプレイに入賞することで前記リプレイ処理手段により前記リプレイ処理が行われた場合において、前記入賞判定手段により前記リプレイに入賞したと判定された時点から、前記リプレイ処理手段の前記リプレイ処理により遊技機が遊技可能な状態に設定された時点までの期間
(B)前記ベットスイッチが押下された時点から、前記ベットスイッチの信号に基づき前記予め定められた規定投入数に相当するクレジットが投入されて、前記投入受付手段により遊技機が遊技可能な状態に設定された時点までの期間
上記(A)(B)については、さらに後述する。
次に、遊技機における遊技処理について図4を参照して説明を加える。
一般的に、遊技機において、メダルの投入(あるいはこれに代わるクレジットの投入)に始まり、払い出しが終了するまで(又はクレジット数の増加が終了するまで)が一遊技である。一遊技が終了するまでは次回の遊技に進めないという決まりがある。
先ず、規定枚数のメダルが投入されることでスタートスイッチ134が有効になり、図4の処理が開始される。
ステップS1において、スタートスイッチ134が操作されることにより、スタートスイッチ134がONとなる。そして、次のステップS2に進む。
ステップS2において、内部抽選手段1200により抽選処理が行われる。そして、次のステップS3に進む。
ステップS3において、第1リール〜第3リールの回転が開始する。そして、次のステップS4に進む。
ステップS4において、ストップボタン140が操作されることにより、ストップボタン140がONとなる。そして、次のステップS5に進む。
ステップS5において、第1リール〜第3リールのうち押下されたストップボタン140に対応するリールについて回転停止処理が行われる。そして、次のステップS6に進む。
ステップS6において、三個のリールに対応するストップボタン140の操作が行われたか否かが判定される。そして、三個のリールに対応する3つのストップボタン140すべての操作が行われたと判定された場合、次のステップS7に進む。
ステップS7において、抽選フラグ成立中に当該抽選フラグに対応する入賞図柄が有効入賞ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞が確定したか否かが判定される。そして、入賞が確定したと判定された場合、次のステップS8に進む。なお、入賞が確定しなかったときは、抽選フラグが成立していてもメダルの払い出しは行われない。
ステップS8において、入賞図柄に相当するメダルが払い出される。
メダルの投入からステップS8の実行完了までが、一遊技である。ステップS8が終了すると、処理は図4のフローチャートの最初に戻る。言い換えれば、次の遊技が可能な状態になる(次遊技へ移行する)。
図5は、発明の実施の形態に係るスタートスイッチ信号の保留・解除処理のフローチャートである。図6及び図7は、スタートスイッチ信号の保留・解除処理を説明するためのタイミングチャートである。以下、これらの図面を参照して、本発明の実施の形態に係る処理について説明を加える。
図5の処理は、図4のステップS8からステップS2の間で実行される。すなわち、S8のメダルの払い出しが完了した後において、自動投入中の場合に実行される。図5の処理は、自動投入中における、図4のステップS1の処理に相当すると言える。
S10:自動投入中かどうか判定する。
自動投入中であれば(YES)、S11とS12の処理を実行する。自動投入中でなければ、正確に言えば、自動投入中であったがその後その状態が終了したら(NO)、S13以降の処理を実行する。図5の処理は自動投入中であることを前提としており、自動投入が行われていなければ(例えば、メダル投入口132にメダルを投入している場合)、図5の処理は実行されない。
自動投入とは、メダル投入口132にメダルを投入することを伴わないメダル投入のことである(リプレイを含む)。したがって、自動投入には、リプレイの場合とベットスイッチを使用したものの2種類がある。
図6はリプレイの場合を示す。これは、上記(A)のケースに相当する。同図において、tAは、入賞判定手段1400によりリプレイに入賞したと判定された時点(タイミング)であり、tBは、リプレイ処理手段1600のリプレイ処理により遊技機が遊技可能な状態に設定された時点(タイミング)である。
リプレイに入賞した場合はメダルの投入がなくても遊技機は遊技可能な状態になる(言うまでも無く、所定枚数のメダルの投入があると遊技機は遊技可能な状態になる)。遊技可能な状態になるとスタートスイッチが有効になり、スタートスイッチを押下することで複数のリールの回転が開始する。メダルの投入はベットスイッチ押下によっても行えるが、ベットスイッチの押下から、及び、リプレイの入賞確定から、遊技機が遊技可能な状態になるまでには所定の時間を要する。
図6のリプレイに入賞した場合はメダルの投入がなくても遊技機は遊技可能な状態になる。遊技可能となるタイミングがtBである。tB以降において複数のリールの回転が可能となる。
t1はtAよりも前の任意のタイミング、言い換えれば、少なくともひとつの回転リールが回転している期間の任意のタイミングを示す。t1でスタートスイッチを押下することは、遊技中に(遊技が終了する前に)にスタートスイッチを押下することを意味する。t2は、tAからtBにかけての期間の任意のタイミングを示す。t3はtB以降の任意のタイミングを示す。
図6では、時刻tAでリプレイの入賞が確定している。これにより時刻tBで次回遊技が可能になっている。自動投入中とは、図6の時刻tAから時刻tBまでの期間のことである。言い換えれば、自動投入の始期はリプレイに入賞確定したタイミングであり、自動投入の終期はリプレイの入賞結果を反映して回転リールの回転開始が可能になるタイミングである。
なお、一定時間に遊技者が実行できる遊技の回数を制限するために、遊技機において遊技の繰り返し時間には制限が設けられている。今回遊技と次回遊技の間隔は、予め定められた時間(例えば、4.1秒)よりも長くなければならず、これよりも短い間隔で次回遊技を始めることができない。この規則は、図4のステップS3について優先的に適用される。そのため、図6のtBになり自動投入が終了していていも、前記時間よりも短い場合は回転リールが回転開始しないことがある。しかし、前記時間による制限は、本発明の実施の形態とは直接関係しないので、以下の説明において前記時間による制限は考慮しないこととする。言い換えれば、図6及び図7の時刻tBにおいて、前記時間による制限が解除されているものとする。
図7はベットスイッチBETによるメダル投入(MAX BET)の場合を示す。これは、上記(B)のケースに相当する。同図において、tAは、入賞判定手段1400による入賞判定が終了した時点(タイミング)であり、tCは、ベットスイッチBETが押下された時点(タイミング)であり、tBは、ベットスイッチBETの信号に基づき予め定められた規定投入数に相当するクレジットが投入されて、投入受付手段1050により遊技機が遊技可能な状態に設定された時点(タイミング)である。
図7のメダルの投入(ベットスイッチの押下)があると遊技機は遊技可能な状態になる。遊技可能となるタイミングがtBである。tB以降において複数のリールの回転が可能となる。
t2は、tCからtBにかけての期間における任意のタイミングを示す。t1とt3は、図6の場合と同じである。
図7では、時刻tAの後、時刻tCでベットスイッチBETが押下された。自動的に最大枚数(3枚)のメダルが投入されるが、一度に最大枚数が投入されるのではなく、1枚、2枚、3枚と順次投入される。したがって、ベットスイッチの押下により、遊技機が遊技可能な状態になるのは時刻tBである。自動投入中とは、図7の時刻tCから時刻tBまでの期間のことである。言い換えれば、自動投入の始期はベットスイッチBETの押下タイミングであり、自動投入の終期はメダルの投入が完了して回転リールの回転開始が可能になるタイミングである。
S11:スタートスイッチがオンかどうか判定する。
S10で自動投入中のとき(S10でYES)、この処理を実行する。
S12:スタートスイッチがオンであれば(S11でYES)、スタートスイッチのオン信号を保留する。例えば、スタートスイッチ信号保留部10aの図示しないメモリに当該信号を記憶する(例えばスタートスイッチの押下を意味するフラグをセットする)。
例えば、図6で、時刻tAとtBの間の時刻t2においてなされたスタートスイッチの押下のオン信号が保留される。図7で、時刻tCとtBの間の時刻t2においてなされたスタートスイッチの押下のオン信号が保留される。
これに対し、時刻tAより前の時刻t1のスタートスイッチの押下は、無視される。また、時刻tBの後の時刻t3のスタートスイッチの押下は、保留されることなく、直ちに図4のS2:抽選処理及びS3の回転リール回転処理を実行する。
S13:スタートスイッチのオン信号の保留があるかどうか判定する。
S10で自動投入中でないとき(S10でNO)、この処理を実行する。
S14:スタートスイッチのオン信号の保留があれば(S13でYES)、当該保留を解除し、当該信号により図4のS2:抽選処理及びS3の回転リール回転処理を実行する。
S15:スタートスイッチのオン信号の保留がなければ(S13でNO)、スタートスイッチの押下を待つ。スタートスイッチが押下されたら、それに応じて図4のS2:抽選処理及びS3の回転リール回転処理を実行する。
以上の処理により、自動投入中のスタートスイッチのオン信号(図6及び図7の時刻t2においてなされたスタートスイッチの押下の信号)を一旦保留し、自動投入の終了時に解除するようにしたので、自動投入中のスタートスイッチの押下が無効にならない。そのため、遊技者は、遊技を行うために再度スタートスイッチを押下することを行わなくて済み、その結果、遊技のスムーズな進行が可能になる。
以上の例において、保留されていたスタートスイッチのオン信号により回転リールの回転が開始するのは、自動投入の終了時の直後(図6及び図7の時刻tBの直後)である。これに合わせて、図4のS2:抽選処理の実行タイミングを、自動投入の終了時の直後とすることができる(図6及び図7の時刻tB、符号Q参照)。
なお、回転リールの回転と抽選処理の実行タイミングは必ずしも同時でなくてもよいので、S2:抽選処理の実行タイミングを、スタートスイッチの実際の押下タイミング(図6及び図7の時刻t2、符号P参照)としてもよい。この場合、図5のフローチャートのステップS12で同時に抽選処理を行うことになる。
本件発明の抽選処理の実行タイミングは、符号P,Qいずれの場合も含むものである。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
1 メダルセレクタ
10 メイン基板
10a スタートスイッチ信号保留部
134 スタートスイッチ
140 ストップスイッチ
1050 投入受付手段
1100 乱数発生手段
1200 内部抽選手段
1300 リール制御手段
1400 入賞判定手段
1500 払出制御手段
1600 リプレイ処理手段
BET ベットスイッチ
S1,S2 メダルセンサ

Claims (3)

  1. 外周面に複数種類の図柄が配列されている複数のリールと、
    遊技毎に取得される乱数値と、ボーナス、小役およびリプレイを含む複数種類の役の中から遊技状態に応じて抽選対象となる役と乱数値との対応関係が設定された抽選テーブルとに基づいて、役の当否を決定する内部抽選を行う内部抽選手段と、
    前記複数のリールを遊技毎に回転させ、停止操作を契機として前記複数のリールを前記内部抽選の結果に応じて停止させる制御を行うリール制御手段と、
    前記複数のリールが停止した状態で、役毎に予め定められた入賞形態を示す図柄組合せが入賞判定ライン上に表示されたことに基づいて、役が入賞したと判定する入賞判定手段と、
    前記リプレイが入賞したことを契機として次回の遊技を行わせるリプレイ処理を行うリプレイ処理手段と、
    投入された遊技媒体のうちで遊技に使用されることなく貯留された遊技媒体に基づくクレジット、又は、前記入賞判定手段において役が入賞したと判定したことに基づくクレジットを投入するためのベットスイッチと、
    遊技毎に遊技媒体の投入を受け付けて、予め定められた規定投入数に相当する数の遊技媒体が投入されたこと、又は、前記予め定められた規定投入数に相当するクレジットが投入されたことに基づいて遊技機を遊技可能な状態に設定する投入受付手段と
    遊技を開始するためのスタートスイッチと、を備えた遊技機において、
    さらに、前記スタートスイッチの信号を記憶するスタートスイッチ信号保留部を備え、
    前記スタートスイッチ信号保留部は、下記(A)又は(B)の少なくとも一方の期間において、前記スタートスイッチの信号を前記リール制御手段へ送ることなく記憶し、
    前記期間の終了後において、記憶した前記スタートスイッチの信号を前記リール制御手段へ送り、前記スタートスイッチの信号に基づき前記リール制御手段に前記複数のリールを回転させる、ことを特徴とする遊技機。
    (A)前記入賞判定手段により前記リプレイに入賞することで前記リプレイ処理手段により前記リプレイ処理が行われた場合において、前記入賞判定手段により前記リプレイに入賞したと判定された時点から、前記リプレイ処理手段の前記リプレイ処理により遊技機が遊技可能な状態に設定された時点までの期間
    (B)前記ベットスイッチが押下された時点から、前記ベットスイッチの信号に基づき前記予め定められた規定投入数に相当するクレジットが投入されて、前記投入受付手段により遊技機が遊技可能な状態に設定された時点までの期間
  2. 前記スタートスイッチ信号保留部は、前記期間の終了後において、前記スタートスイッチの信号を前記内部抽選手段へ送り、前記内部抽選手段は前記スタートスイッチの信号に基づき前記内部抽選を行う、ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記スタートスイッチ信号保留部は、前記スタートスイッチの信号を受けたとき、前記スタートスイッチの信号を直ちに前記内部抽選手段へ送り、前記内部抽選手段は前記スタートスイッチの信号に基づき前記内部抽選を行う、ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
JP2009083575A 2009-03-30 2009-03-30 遊技機 Expired - Fee Related JP5362409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009083575A JP5362409B2 (ja) 2009-03-30 2009-03-30 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009083575A JP5362409B2 (ja) 2009-03-30 2009-03-30 遊技機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013181732A Division JP2014028244A (ja) 2013-09-03 2013-09-03 遊技機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010233727A true JP2010233727A (ja) 2010-10-21
JP2010233727A5 JP2010233727A5 (ja) 2013-05-09
JP5362409B2 JP5362409B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=43088675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009083575A Expired - Fee Related JP5362409B2 (ja) 2009-03-30 2009-03-30 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5362409B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015188494A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 株式会社大都技研 遊技台
JP2018033637A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 株式会社オリンピア 遊技機
JP2021126136A (ja) * 2020-02-10 2021-09-02 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP7361387B2 (ja) 2020-02-10 2023-10-16 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP7361386B2 (ja) 2020-02-10 2023-10-16 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002346026A (ja) * 2001-05-25 2002-12-03 Sansurii:Kk 遊技機
JP2005066326A (ja) * 2003-08-07 2005-03-17 Olympia:Kk 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006305388A (ja) * 2006-08-18 2006-11-09 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2006320541A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Taiyo Elec Co Ltd 回胴式遊技機
JP2008289590A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Olympia:Kk 遊技機、プログラムおよび情報記憶媒体

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002346026A (ja) * 2001-05-25 2002-12-03 Sansurii:Kk 遊技機
JP2005066326A (ja) * 2003-08-07 2005-03-17 Olympia:Kk 遊技機、遊技機用プログラム、及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006320541A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Taiyo Elec Co Ltd 回胴式遊技機
JP2006305388A (ja) * 2006-08-18 2006-11-09 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2008289590A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Olympia:Kk 遊技機、プログラムおよび情報記憶媒体

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015188494A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 株式会社大都技研 遊技台
JP2018033637A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 株式会社オリンピア 遊技機
JP2021126136A (ja) * 2020-02-10 2021-09-02 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP7361387B2 (ja) 2020-02-10 2023-10-16 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP7361386B2 (ja) 2020-02-10 2023-10-16 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5362409B2 (ja) 2013-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5908314B2 (ja) 遊技機
JP5742019B2 (ja) 遊技機
JP5712062B2 (ja) 遊技機
JP6175671B2 (ja) 遊技機
JP2003325749A (ja) 遊技機の制御方法、遊技機、および遊技機の制御プログラム
JP5995020B2 (ja) 遊技機
JP2010246694A (ja) 遊技機
JP2014239786A (ja) 遊技機
JP2013111096A (ja) 遊技機
JP2014210063A (ja) 遊技機
JP5362409B2 (ja) 遊技機
JP2002325891A (ja) 図柄合わせ遊技機、特典内容決定方法及びプログラム
JP5898353B2 (ja) 遊技機
JP2010246775A (ja) 遊技機
JP5898511B2 (ja) 遊技機
JP5499311B2 (ja) 遊技機
JP6035487B2 (ja) 遊技機
JP2006068270A (ja) スロットマシン
JP5351566B2 (ja) 遊技機
JP2014239785A (ja) 遊技機
JP2018175549A (ja) 遊技機
JP6232635B2 (ja) 遊技機
JP6183640B2 (ja) 遊技機
JP2014028244A (ja) 遊技機
JP5776921B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5362409

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees