JP2006317178A - SiP形態の半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】SiP形態の半導体装置において、パッケージを少ピン化、小型化することができると同時に、その可制御性、可観測性を向上させることができる半導体装置を提供する。
【解決手段】第1の半導体デバイスが半導体装置の外部からパッケージの外部ピンを介して入力される信号に応じて動作し、第2の半導体デバイスが第1の半導体デバイスから第2の半導体デバイスに入力される信号に応じて動作し、かつ、第2の半導体デバイスから出力される信号が第1の半導体デバイスに入力される。第1の半導体デバイスが、テストモード時に、半導体装置の外部から入力される信号が第2の半導体デバイスに入力されるように切り替える第1の切替回路と、テストモード時に、第2の半導体デバイスから第1の半導体デバイスに入力される信号が半導体装置の外部へ出力されるように切り替える第2の切替回路とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、システム・イン・パッケージ(System in a Package)(以下、SiPともいう)形態の半導体装置に関するものである。
SiP形態の半導体装置は、システムを構成する複数の半導体デバイスが1つのパッケージ内に搭載されて構成される。SiP形態の半導体装置では、そのシステム動作には不必要な場合であっても、出荷テストを目的として、搭載された個々の半導体デバイスの全信号をパッケージの外部ピンに接続し、外部から個々の半導体デバイスに直接アクセスすることで個々の半導体デバイスのテストが個別に行われる。
例えば、CPU(中央処理装置)などのコントロールデバイスと、このコントロールデバイスによって、その動作が制御されるメモリデバイスとを含む複数の半導体デバイスを搭載するSiP形態の半導体装置において、メモリデバイスがコントロールデバイスのみに接続され、コントロールデバイス以外の半導体デバイスからのアクセスがない場合、システム動作上は、メモリデバイスの信号をパッケージの外部ピンに接続する必要はない。
しかし、外部からコントロールデバイスを制御し、コントロールデバイスを介してメモリデバイスをアクセスする場合、一般的には、その制御性、観測性が低いために、メモリデバイスの十分なテストを行うことができない。このため、メモリデバイスの出荷テストを目的として、メモリデバイスの可制御性、可観測性を向上させるために、メモリデバイスの全信号がパッケージの外部ピンに割り当てられる。
ところが、個々の半導体デバイスの全信号をパッケージの外部ピンに割り当てる従来のテスト方式は、小型電子機器製品に要求される、小型、少ピンパッケージの妨げとなっている。また、従来方式のコントロールデバイス、メモリデバイスの個別テストでは、実際にコントロールデバイスからメモリデバイスに入力される信号の検証を行うことができないため、システム動作のAC特性を保証することが難しいという問題があった。
なお、本発明の出願時に、本発明に関わる先行技術文献は存在していない。
本発明の第1の目的は、前記従来技術に基づく問題点を解消し、SiP形態の半導体装置において、パッケージを少ピン化、小型化することができると同時に、半導体装置の可制御性、可観測性を向上させることができる半導体装置を提供することにある。また、本発明の第2の目的は、SiP形態の半導体装置において、システム動作のAC特性を保証することができる半導体装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、第1および第2の半導体デバイスを含む複数の半導体デバイスを搭載するシステム・イン・パッケージ形態の半導体装置であって、
前記第1の半導体デバイスが前記半導体装置の外部からパッケージの外部ピンを介して入力される信号に応じて動作し、
前記第2の半導体デバイスが前記第1の半導体デバイスから該第2の半導体デバイスに入力される信号に応じて動作し、かつ、該第2の半導体デバイスから出力される信号が前記第1の半導体デバイスに入力され、
前記第1の半導体デバイスが、テストモード時に、前記半導体装置の外部から入力される信号が前記第2の半導体デバイスに入力されるように切り替える第1の切替回路と、前記テストモード時に、前記第2の半導体デバイスから該第1の半導体デバイスに入力される信号が前記半導体装置の外部へ出力されるように切り替える第2の切替回路とを備えることを特徴とする半導体装置を提供するものである。
また、本発明は、第1および第2の半導体デバイスを含む複数の半導体デバイスを搭載するシステム・イン・パッケージ形態の半導体装置であって、
前記第1の半導体デバイスが前記半導体装置の外部からパッケージの外部ピンを介して入力される信号に応じて動作し、
前記第2の半導体デバイスが前記第1の半導体デバイスから該第2の半導体デバイスに入力される信号に応じて動作し、かつ、該第2の半導体デバイスから出力される信号が前記第1の半導体デバイスに入力され、
前記第1の半導体デバイスが、前記第2の半導体デバイスに入力される信号を発生するパターンジェネレータと、テストモード時に、前記パターンジェネレータによって発生される信号が前記第2の半導体デバイスに入力されるように切り替える第1の切替回路と、前記テストモード時に、前記第2の半導体デバイスから該第1の半導体デバイスに入力される信号が前記半導体装置の外部へ出力されるように切り替える第2の切替回路とを備えることを特徴とする半導体装置を提供する。
また、本発明は、第1および第2の半導体デバイスを含む複数の半導体デバイスを搭載するシステム・イン・パッケージ形態の半導体装置であって、
前記第1の半導体デバイスが前記半導体装置の外部からパッケージの外部ピンを介して入力される信号に応じて動作し、
前記第2の半導体デバイスが前記第1の半導体デバイスから該第2の半導体デバイスに入力される信号に応じて動作し、かつ、該第2の半導体デバイスから出力される信号が前記第1の半導体デバイスに入力され、
前記第1の半導体デバイスが、前記第2の半導体デバイスに入力される信号と該第2の半導体デバイスから出力される信号の期待値とを発生するパターンジェネレータと、前記第2の半導体デバイスから該第1の半導体デバイスに入力される信号と前記パターンジェネレータによって発生される期待値とを比較し、両者が一致するか否かを表すテスト結果を出力する比較圧縮回路と、テストモード時に、前記パターンジェネレータによって発生される信号が前記第2の半導体デバイスに入力されるように切り替える第1の切替回路と、前記テストモード時に、前記比較圧縮回路から出力されるテスト結果が前記半導体装置の外部へ出力されるように切り替える第2の切替回路とを備えることを特徴とする半導体装置を提供する。
ここで、前記第1の半導体デバイスは、さらに、前記第1の切替回路から出力される信号をクロックに同期して保持し、前記第2の半導体デバイスに入力する第1のフリップフロップと、前記第2の半導体デバイスから該第1の半導体デバイスに入力される信号を前記クロックに同期して保持し、前記第2の切替回路に入力する第2のフリップフロップとを備えることが好ましい。
本発明によれば、テストモード時に、第2の半導体デバイスの外部接続端子が第1の半導体デバイスの内部回路を介してパッケージの外部ピンに接続される。このため、テストモード時に、半導体装置の外部から第2の半導体デバイスに直接アクセスしてテストを行うことができるため、第2の半導体デバイスの可制御性および可観測性を向上させることができる。
また、本発明によれば、第2の半導体デバイスのテストを行うために、その外部接続端子をパッケージの外部ピンに接続する必要がないため、パッケージの外部ピン数を削減でき、小型化することができる。また、第1の半導体デバイスの内部に、パターンジェネレータ、又はパターンジェネレータと比較圧縮回路とを設けることによって、第2の半導体デバイスのテストのために使用するパッケージの外部ピンを大幅に削減することができる。
また、通常動作モード時にも使用する第1および第2のフリップフロップを含めてテストを行うことによって、通常動作モード時におけるシステム動作のAC特性を保証することができる。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明のSiP形態の半導体装置を詳細に説明する。
図1は、本発明のテスト回路を適用するSiP形態の半導体装置の構成を表す第1の実施形態の概略図である。同図に示すSiP形態の半導体装置10は、ASIC(Application Specific IC:特定用途向けIC)12と、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory:同期型ダイナミックRAM)14とが1つのパッケージ内に搭載されて構成されている。
ASIC12は、半導体装置10の外部からパッケージの外部ピンを介して入力される信号に応じて動作し、SDRAM14の動作を制御するコントロールデバイスであって、ユーザロジックと、SDRAM14のためのテスト回路とによって構成されている。また、ASIC12は、外部接続端子として、クロック入力端子16、メモリ制御信号入力端子18、データ入出力制御信号入力端子20、外部データ入出力端子22、クロック出力端子24、メモリ制御信号出力端子26、内部データ入出力端子28を備えている。
ここで、ユーザロジックは、ASIC12本来の機能を実現するための回路を概念的に表したものであって、図1中、3つのフリップフロップ30,32,34を含む各種の回路によって構成されている。なお、図1では、説明を容易化するために、フリップフロップ30,32,34以外のユーザロジックは、単にユーザロジックと表現して、その詳細回路の記載を省略している。
テスト回路は、SDRAM14のテストを容易化するためのもので、図1中、4つのセレクタ36,38,40,42と、1つのインバータ44とによって構成されている。テスト回路によって、テストモード時に、ASIC12を介してSDRAM14の全ての外部接続端子がパッケージの外部ピンに接続され、半導体装置10の外部からSDRAM14に直接アクセスしてテストを行うことができる。
クロック入力端子16、メモリ制御信号入力端子18、データ入出力制御信号入力端子20はそれぞれ入力バッファ46を備えており、クロック出力端子24、メモリ制御信号出力端子26はそれぞれ出力バッファ48を備えている。また、外部データ入出力端子22および内部データ入出力端子28は、それぞれ入力バッファ50および出力バッファ52の両方を備えている。
外部データ入出力端子22および内部データ入出力端子28は、本実施形態の場合、出力バッファ52の出力制御端子に“1”が入力されると入力端子として機能し、“0”が入力されると出力端子として機能する。
ASIC12のクロック入力端子16、メモリ制御信号入力端子18、データ入出力制御信号入力端子20、および外部データ入出力端子22は、それぞれ半導体装置10の対応するパッケージの外部ピンに接続されている。
すなわち、クロック、メモリ制御信号、データ入出力制御信号、入力データは、半導体装置10の外部から、各々対応するパッケージの外部ピンを介して、クロック入力端子16、メモリ制御信号入力端子18、データ入出力制御信号入力端子20、データ入出力端子22からASIC12の内部に入力される。また、出力データは、データ入出力端子22から、対応するパッケージの外部ピンを介して、半導体装置10の外部へ出力される。
なお、メモリ制御信号は、SDRAM14の動作を制御する、アドレス信号A,バンクアドレス信号BA,ロウアドレスストローブ信号RAS,カラムアドレスストローブ信号CAS,ライトイネーブル信号WE,データマスク信号DQM,チップセレクト信号CSnなどを含む。従って、記載を省略しているが、メモリ制御信号入力端子18、セレクタ36、フリップフロップ30、メモリ制御信号出力端子26は、これら複数の制御信号に対応して複数設けられている。また、ASIC12の外部データ入出力端子22と内部データ入出力端子28もSDRAM14のデータ入出力端子DQの数に対応して複数設けられているが、記載を省略している。
クロックは、半導体装置10の外部から、クロック入力端子16を介してASIC12の内部に供給され、クロック出力端子24を介してASIC12の外部へ出力されるとともに、3つのフリップフロップ30,32,34のクロック入力端子に入力される。フリップフロップ30,32,34は、クロックの立上りに同期して、そのデータ入力端子Dに入力される信号を保持するとともに、データ出力端子Qから出力する。
メモリ制御信号、データ入出力制御信号、入力データは、半導体装置10の外部から、それぞれの入力端子を介してASIC12の内部に供給され、セレクタ36,38,40の入力端子1に入力される。セレクタ36,38,40の入力端子0にはユーザロジックの出力信号が入力され、その選択制御端子には、テストモード信号が入力されている。
本実施形態では、テストモード信号が“1”の時が、SDRAM14のテストを行うためのテストモードであって、上記各セレクタからは、その入力端子1に入力される信号(半導体装置10の外部からの入力信号)が出力される。一方、テストモード信号が“0”の時は通常動作モードであって、上記各セレクタからは、その入力端子0に入力される信号(ユーザロジックの出力信号)が出力される。
セレクタ36の出力信号はフリップフロップ30のデータ入力端子Dに入力され、フリップフロップ30のデータ出力端子Qからの出力信号が、出力バッファ48を介してメモリ制御信号出力端子26から出力される。
また、セレクタ38の出力信号は、インバータ44を介して、外部データ入出力端子22の出力バッファ52の出力制御端子に入力されるとともに、内部データ入出力端子28の出力バッファ52の出力制御端子に入力される。
セレクタ40の出力信号はフリップフロップ32のデータ入力端子Dに入力され、フリップフロップ32の出力信号が、内部データ入出力端子28の出力バッファ52に入力される。フリップフロップ32の出力信号は、出力バッファ52の出力制御端子に“0”が入力されると、内部データ入出力端子28から出力される。
SDRAM14からの読み出しデータは、内部データ入出力端子28の入力バッファ50からASIC12の内部に入力され、フリップフロップ34のデータ入力端子Dに入力される。フリップフロップ34の出力信号はユーザロジックに入力されるとともに、セレクタ42の入力端子1に入力される。セレクタ42の入力端子0にはユーザロジックからの出力信号が入力され、その選択制御端子にはテストモード信号が入力されている。
同様に、テストモード信号が“1”の時、セレクタ42からは、その入力端子1に入力される信号(SDRAM14からの読み出しデータ)が出力され、テストモード信号が“0”の時、セレクタ42からは、その入力端子0に入力される信号(ユーザロジックの出力信号)が出力される。
なお、テストモード信号は、ユーザロジックから供給してもよいし、半導体装置10の外部からパッケージの外部ピンを介して入力してもよいが、パッケージのピン数を削減するためには、ユーザロジックから供給する方が好ましい。
また、メモリ制御信号入力端子18、データ入出力制御信号入力端子20、および外部データ入出力端子22は、SDRAM14のテストのために用意されている端子であるが、パッケージのピン数を削減するため、SDRAM14のテストの時には使用しない、ASIC12本来の目的で使用されるパッケージの外部ピンと兼用されている。
一方、SDRAM14は、ASIC12によって、その動作が制御される同期型のダイナミックメモリデバイスである。SDRAM14は公知の構成のものであるから、ここでは、その詳細説明は省略する。SDRAM14は、外部接続端子として、クロック入力端子CLK、メモリ制御信号入力端子A,BA,RAS,CAS,WE,DQM,CSn、データ入出力端子DQを備えている。
SDRAM14のクロック入力端子CLKには、ASIC12のクロック出力端子24からクロックが入力され、SDRAM14のメモリ制御信号入力端子A,BA,RAS,CAS,WE,DQM,CSnには、ASIC12のメモリ制御信号出力端子26から各々対応するメモリ制御信号が入力される。また、SDRAM14のデータ入出力端子DQは、ASIC12の内部データ入出力端子28と相互に接続されている。
すなわち、SDRAM14の全ての外部接続端子は、ASIC12の外部接続端子にのみ接続されており、半導体装置10のパッケージの外部ピンには接続されていない。SDRAM14は、クロックに同期して動作し、ASIC12から入力されるメモリ制御信号に応じて、所定のアドレスにデータの書き込み、もしくは所定のアドレスからデータの読み出しが行われる。
次に、半導体装置10の動作を説明する。
前述の通り、本実施形態では、テストモード信号が“0”の時が通常動作モードであり、“1”の時がテストモードである。
通常動作モードの時、セレクタ36,38,40,42からは、その入力端子0に入力される信号、すなわちユーザロジックの出力信号が出力される。この場合、ASIC12本来の機能によって、ユーザロジックから、メモリ制御信号、データ入出力制御信号が出力される。また、ASIC12からSDRAM14にデータの書き込みが行われる場合、ユーザロジックから書き込みデータが出力される。
ユーザロジックから出力されるメモリ制御信号および書き込みデータは、それぞれセレクタ36,40を介してフリップフロップ30,32に入力され、クロックの立上りで保持される。また、ユーザロジックから出力されるデータ入出力制御信号は、セレクタ38を介して内部データ入出力端子の出力バッファ52の出力制御端子に入力される。
データ入出力制御信号が“0”の時、内部データ入出力端子28は出力端子として機能する。この時、フリップフロップ30,32から出力されるメモリ制御信号および書き込みデータが、それぞれメモリ制御信号出力端子26および内部データ入出力端子28から出力されてSDRAM14に入力される。その結果、書き込みデータが、クロックに同期して、SDRAM14の所定のアドレスに書き込まれる。
また、データ入出力制御信号が“1”の時、内部データ入出力端子28は入力端子として機能する。この時、フリップフロップ30から出力されるメモリ制御信号がSDRAM14に入力される。その結果、SDRAM14の所定のアドレスから読み出されたデータが、内部データ入出力端子28からASIC12に入力され、クロックの立上りでフリップフロップ34に保持され、ユーザロジックに入力される。
一方、テストモードの時、セレクタ36,38,40からは、その入力端子1に入力される信号、すなわち半導体装置10の外部からの信号が出力される。この場合、半導体装置10の外部からパッケージの外部ピンを介して、メモリ制御信号、データ入出力制御信号が入力される。また、SDRAM14にデータの書き込みが行われる場合、半導体装置10の外部から入力データが入力される。
半導体装置10の外部から入力されるメモリ制御信号および入力データは、それぞれセレクタ36,40を介してフリップフロップ30,32に入力され、クロックの立上りでフリップフロップ30,32に保持される。また、半導体装置10の外部から入力されるデータ入出力制御信号は、セレクタ38を介して内部データ入出力端子の出力バッファ52の出力制御端子に入力される。
データ入出力制御信号が“0”の時、内部データ入出力端子28は出力端子として機能する。この時の動作は、通常動作モード時と同じである。
また、データ入出力制御信号が“1”の時、外部データ入出力端子22は出力端子として機能し、かつ、内部データ入出力端子28は入力端子として機能する。この時、通常動作モード時と同様にして、SDRAM14の所定のアドレスから読み出され、フリップフロップ34に保持されたデータは、セレクタ42を介して外部データ入出力端子22から半導体装置10の外部へ出力される。
半導体装置10では、ASIC12の内部に設けられている、SDRAM14のためのテスト回路によって、テストモード時に、SDRAM14の全ての外部接続端子がASIC12の内部回路を介してパッケージの外部ピンに接続される。テストモード時に、半導体装置10の外部からSDRAM14に直接アクセスしてテストを行うことができるため、SDRAM14の可制御性および可観測性を向上させることができる。
また、半導体装置10では、SDRAM14のテストを行うために、その外部接続端子をパッケージの外部ピンに接続する必要がないため、パッケージの外部ピン数を削減でき、小型化することができる。また、通常動作モード時にも使用するフリップフロップ30,32,34などのユーザロジックの経路を含めてテストを行うことができるため、通常動作モード時におけるシステム動作のAC特性を保証することができる。
次に、本発明のSiP形態の半導体装置の第2の実施形態を挙げて説明する。
図2は、本発明のテスト回路を適用するSiP形態の半導体装置の構成を表す第2の実施形態の概略図である。同図に示す半導体装置60は、ASIC62と、SDRAM14とが1つのパッケージ内に搭載されて構成されている。
ASIC62は、メモリ制御信号入力端子18とデータ入出力制御信号入力端子20を備えておらず、パターンジェネレータ64を備えている点、メモリデータが複数ビットで構成されていることが明示されている点を除いて、図1に示すASIC12と同様の構成のものである。
以下、ASIC62について、ASIC12との相違点を重点的に説明する。
パターンジェネレータ64は、テストモード時に使用されるメモリ制御信号、データ入出力制御信号と、入力データ(書き込みデータ)とを自動発生する。これらの信号は、図1の半導体装置10では、半導体装置10の外部からパッケージの外部ピンを介して入力されていた信号である。
テストモード時には、パターンジェネレータ64は、SDRAM14の動作を制御する各種のメモリ制御信号(特にアドレス信号A)を自動発生して、セレクタ36とフリップフロップ30を経由して、メモリ制御信号出力端子26からこれらの信号をSDRAM14に供給する。同時に、パターンジェネレータ64はSDRAM14の各アドレスに書き込むためのデータを自動発生して、セレクタ40とフリップフロップ32を経由して内部データ入出力端子28から書き込みデータをSDRAM14のデータ入出力端子DQに供給し、アドレス信号で指定されたアドレスに当該データを書き込む。
図2では、内部データ入出力端子28として、複数ビット構成のうちの0ビット目から3ビット目までが図示されており、各ビットに対応した書き込みデータがパターンジェネレータ64からセレクタ40、フリップフロップ32、出力バッファ52を経由してSDRAM14に供給される。ここで、テストモード時のうちデータ書き込みモードにあるときは、各出力バッファ52の出力制御端子には“0”が供給され、内部データ入出力端子28は出力端子として機能する。
テストモード時のデータ読出しモード時にあるときは、内部データ入出力端子28の出力バッファ回路52の出力制御端子には“1”が供給され、内部データ入出力端子28は入力端子として機能する。パターンジェネレータ64はデータを読み出すアドレス信号を自動発生してSDRAM14に供給する。読み出されたデータはASIC62の内部データ入出力端子28から入力バッファ50を介してフリップフロップ34に取り込まれ、その出力データがセレクタ42と出力制御端子に“1”が反転された“0”が入力されている出力バッファ52を経由して外部データ入出力端子22から半導体装置60の外部へ出力される。
本実施形態では、外部データ入出力端子22はテスター等の試験装置に接続され、予め判明しているSDRAM14の当該アドレスの書き込みデータとの比較対照が行われてSDRAM14のテストが行われる。
このように、半導体装置60では、ASIC62の内部に、パターンジェネレータ64を設けることによって、SDRAM14のテストのために使用するパッケージの外部ピンを削減することができる。
次に、本発明のSiP形態の半導体装置の第3の実施形態を挙げて説明する。
図3は、本発明のテスト回路を適用するSiP形態の半導体装置の構成を表す第3の実施形態の概略図である。同図に示す半導体装置80は、ASIC82とSDRAM14とが1つのパッケージ内に搭載されていて構成されている。
ASIC82は、メモリ制御信号入力端子18、データ入出力制御信号入力端子20、データ入出力端子22を備えておらず、テスト結果出力端子68を備えている点、パターンジェネレータ64および比較圧縮回路66を備えている点、メモリデータが複数ビットで構成され、セレクタ40、フリップフロップ32,34、内部データ入出力端子28が複数設けられている点を除いて、図1に示すASIC12と同様の構成のものである。
以下、ASIC82について、ASIC12との相違点を重点的に説明する。
本実施形態でのパターンジェネレータ64は、テストモード時に使用される、メモリ制御信号、データ入出力制御信号、入力データ(書き込みデータ)と、SDRAM14から読み出されるデータの期待値とを自動発生する。これらの信号は、図1の半導体装置10では、半導体装置10の外部からパッケージの外部ピンを介して入力されていた信号である。本実施形態では、パターンジェネレータ64は、偶数ビットの入力データと奇数ビットの入力データとして、それぞれ異なるデータを発生する。ここで、SDRAM14から読み出されるデータの期待値とは、SDRAM14の当該アドレスに書き込んだ入力データである。
比較圧縮回路66は、SDRAM14から読み出され、フリップフロップ34に保持された読み出しデータと、パターンジェネレータ64によって発生される期待値(SDRAM14に書き込まれる書き込みデータ)とを比較し、両者の全ビットが一致するか否かを表すテスト結果を出力する。比較圧縮回路66によって、SDRAM14から読み出された複数ビットのデータは、1ビットのテスト結果に圧縮される。
比較圧縮回路66は、本実施形態の場合、メモリデータのビット数に対応する複数のEXNOR回路70と、1つのAND回路72とによって構成されている。
メモリデータの偶数ビットに各々対応するEXNOR回路70には、対応するメモリデータの偶数ビットと、パターンジェネレータ64からの偶数ビットの書き込みデータとが入力され、奇数ビットに各々対応するEXNOR回路70には、対応するメモリデータの奇数ビットと、パターンジェネレータ64からの奇数ビットの書き込みデータとが入力される。また、全てのEXNOR回路70の出力信号がAND回路72に入力される。
EXNOR回路70によって、メモリデータの各々の偶数ビットと、パターンジェネレータ64によって発生された対応する偶数ビットの書き込みデータとが比較される。かつメモリデータの各々の奇数ビットと、パターンジェネレータ64によって発生された対応する奇数ビットの書き込みデータとが比較され、両者の全てのビットについて一致が検出されると、テスト結果として、AND回路72から“1”が出力される。
比較圧縮回路66から出力されるテスト結果は、テスト回路のセレクタ42の入力端子1に入力される。セレクタ42の出力信号は、テスト結果出力端子の出力バッファ48を介して半導体装置60の外部へ出力される。
なお、図3では、図面の煩雑さを避けるために省略しているが、セレクタ36,40,42の入力端子0には、ユーザロジックの出力信号が入力される。
図1に示す半導体装置10では、テストモード時に、メモリ制御信号、データ入出力制御信号、および入力データが、半導体装置10の外部からASIC12に入力され、これらの信号がASIC12を介してSDRAM14に入力され、SDRAM14に対してデータの書き込みまたは読み出しが行われる。また、SDRAM14から読み出されたデータが、ASIC12を介して半導体装置10の外部に出力される。
これに対し、図3に示す半導体装置80では、テストモード時に、パターンジェネレータ64で自動発生される、メモリ制御信号、データ入出力制御信号および書き込みデータに応じて、SDRAM14に対してデータの書き込みまたは読み出しが行われる。また、SDRAM14から読み出されたデータが、比較圧縮回路66によって1ビットのテスト結果に圧縮され、テスト結果出力端子68から半導体装置80の外部へ出力される。
このように、半導体装置80では、ASIC82の内部に、パターンジェネレータ64と比較圧縮回路66を設けていることによって、SDRAM14のテストのために使用するパッケージの外部ピンを大幅に削減することができる。
なお、上記実施形態では、ASICとSDRAMが搭載されたSiP形態の半導体装置を例に挙げて説明したが、本発明において、搭載される半導体デバイスはこれらに限定されないし、その個数も2個に制限されない。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明のSiP形態の半導体装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明のテスト回路を適用するSiP形態の半導体装置の構成を表す第1の実施形態の概略図である。 本発明のテスト回路を適用するSiP形態の半導体装置の構成を表す第2の実施形態の概略図である。 本発明のテスト回路を適用するSiP形態の半導体装置の構成を表す第3の実施形態の概略図である。
符号の説明
10,60,80 半導体装置
12,62,82 ASIC
14 SDRAM
16 クロック入力端子
18 メモリ制御信号入力端子
20 データ入出力制御信号入力端子
22 外部データ入出力端子
24 クロック出力端子
26 メモリ制御信号出力端子
28 内部データ入出力端子
30,32,34 フリップフロップ
36,38,40,42 セレクタ
44 インバータ
46,50 入力バッファ
48,52 出力バッファ
64 パターンジェネレータ
66 比較圧縮回路
68 テスト結果出力端子
70 EXNOR回路
72 AND回路

Claims (4)

  1. 第1および第2の半導体デバイスを含む複数の半導体デバイスを搭載するシステム・イン・パッケージ形態の半導体装置であって、
    前記第1の半導体デバイスが前記半導体装置の外部からパッケージの外部ピンを介して入力される信号に応じて動作し、
    前記第2の半導体デバイスが前記第1の半導体デバイスから該第2の半導体デバイスに入力される信号に応じて動作し、かつ、該第2の半導体デバイスから出力される信号が前記第1の半導体デバイスに入力され、
    前記第1の半導体デバイスが、テストモード時に、前記半導体装置の外部から入力される信号が前記第2の半導体デバイスに入力されるように切り替える第1の切替回路と、前記テストモード時に、前記第2の半導体デバイスから該第1の半導体デバイスに入力される信号が前記半導体装置の外部へ出力されるように切り替える第2の切替回路とを備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 第1および第2の半導体デバイスを含む複数の半導体デバイスを搭載するシステム・イン・パッケージ形態の半導体装置であって、
    前記第1の半導体デバイスが前記半導体装置の外部からパッケージの外部ピンを介して入力される信号に応じて動作し、
    前記第2の半導体デバイスが前記第1の半導体デバイスから該第2の半導体デバイスに入力される信号に応じて動作し、かつ、該第2の半導体デバイスから出力される信号が前記第1の半導体デバイスに入力され、
    前記第1の半導体デバイスが、前記第2の半導体デバイスに入力される信号を発生するパターンジェネレータと、テストモード時に、前記パターンジェネレータによって発生される信号が前記第2の半導体デバイスに入力されるように切り替える第1の切替回路と、前記テストモード時に、前記第2の半導体デバイスから該第1の半導体デバイスに入力される信号が前記半導体装置の外部へ出力されるように切り替える第2の切替回路とを備えることを特徴とする半導体装置。
  3. 第1および第2の半導体デバイスを含む複数の半導体デバイスを搭載するシステム・イン・パッケージ形態の半導体装置であって、
    前記第1の半導体デバイスが前記半導体装置の外部からパッケージの外部ピンを介して入力される信号に応じて動作し、
    前記第2の半導体デバイスが前記第1の半導体デバイスから該第2の半導体デバイスに入力される信号に応じて動作し、かつ、該第2の半導体デバイスから出力される信号が前記第1の半導体デバイスに入力され、
    前記第1の半導体デバイスが、前記第2の半導体デバイスに入力される信号と該第2の半導体デバイスから出力される信号の期待値とを発生するパターンジェネレータと、前記第2の半導体デバイスから該第1の半導体デバイスに入力される信号と前記パターンジェネレータによって発生される期待値とを比較し、両者が一致するか否かを表すテスト結果を出力する比較圧縮回路と、テストモード時に、前記パターンジェネレータによって発生される信号が前記第2の半導体デバイスに入力されるように切り替える第1の切替回路と、前記テストモード時に、前記比較圧縮回路から出力されるテスト結果が前記半導体装置の外部へ出力されるように切り替える第2の切替回路とを備えることを特徴とする半導体装置。
  4. 前記第1の半導体デバイスは、さらに、前記第1の切替回路から出力される信号をクロックに同期して保持し、前記第2の半導体デバイスに入力する第1のフリップフロップと、前記第2の半導体デバイスから該第1の半導体デバイスに入力される信号を前記クロックに同期して保持し、前記第2の切替回路に入力する第2のフリップフロップとを備えることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015169645A (ja) * 2014-03-11 2015-09-28 株式会社アドバンテスト 試験装置および接続ユニット

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