JP2011065733A - 半導体メモリデバイスおよびチップ積層型の半導体デバイス - Google Patents

半導体メモリデバイスおよびチップ積層型の半導体デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】DDRと同様に高いデータレートが維持でき、外部端子数等の面で制約を受けずにパラレルデータの入出力を可能とすることで、周波数を下げながらもDDRと同等のデータレートを確保する。
【解決手段】複数のパッド21と、メモリコア部4およびIO部5とを有する。IO部5は、メモリコア部4の2つのデータ線DLおよび2つの積層接続パッド21ごとに、相互に接続するデータ線とパッドの組み合わせを、入力されるアドレス信号に基づいて相互に変更可能な選択回路51を有する。IO部5は、2つの積層接続パッド21に対し入出力される2つのデータD0,D1が、2つのデータ線DLのどの側のメモリアドレスに対するアクセスに対応したものかを前記組み合わせの情報に基づいて区別することが可能である。これにより2倍のデータレート(DDR同等)が保証される。
【選択図】図2

Description

本発明は、DDR(Double Data Rate)_SDRAM(Synchronous DRAM)等のDDRの半導体デバイスに関する。特定的に、本発明は、メモリコア部のデータレートを半分にすることができ、あるいは、データレートが同じならばDDR_SDRAM等と同様に外部IOのデータの入出力レートを内部の2倍とすることができる半導体メモリデバイスと、チップ積層型の半導体デバイスに関する。
周波数が同じならば、チップの外部IOから入出力されるデータのレートを内部のメモリコア部で読み書きされるデータレートの2倍とする技術が知られている。この技術が適用された代表的な半導体メモリとしては、DDR_SDRAMが知られており、その回路構成や動作(バースト転送モードによるデータの読み書きおよびIO回路の動作)については、後述する特許文献1〜4に詳しく記載されている。
内部データレートより外部データレートを高める技術は、本質的には、DRAM以外にも種々の半導体メモリに適用することができるものである。このため、この技術を、データレートの観点からSDRAM等のDRAMに限定されない名称を用いて、単に、DDRと呼ぶ。また、DDRが適用された半導体メモリを、DDRメモリと呼ぶ。これに対し、DDRが適用される以前の旧来の半導体メモリをSDR(Single Data Rate)メモリ、そのDDR非適用の技術を単に、SDRと呼ぶ。
特開平9-63263号公報 特開平11-39871号公報 特開2001-202780号公報 特願2007-62296号公報
DDRは旧来のSDRに比べてデータレートを2倍に高められる技術であり、外部IOから入出力されるデータのレートまたは周波数がSDRメモリの2倍となるため、その分、データ波形の品質を保証することが困難である。
そのため、例えば上記特許文献4には、メモリコントローラの制御によって外部IO回路の動作周波数を落としてもDDR動作が可能な構成が開示され、これによりノイズや消費電力の低減が図られている。
また、DDRメモリでは、入出力の同期をとるために、互いに逆相の2相クロック信号やデータストローブ信号を必要とし、制御用の信号がSDRメモリより増える。特に、上記文献のようにノイズを低減してデータ波形の品質を保証するために外部IO回路やコントローラの動作周波数を下げるときに制御を多数の相に分けると、必要な制御信号数がさらに増える結果となり、外部IO回路の構成が複雑化してしまう。
一方で、外部IO回路での波形品質保証が十分で周波数をさらに高める余裕があれば、メモリコア部からバースト転送されるビット幅をさらに2倍として、外部IOから入出力されるデータのレートを旧来のSDRメモリの4倍にすることも可能である。例えばSDRAMの分野では、外部IO回路の動作周波数を2倍に高め、かつバースト転送ビット幅をDDRの2倍とすることで旧来のSDR_SDRAMの4倍のデータレートを実現したDDR2_SDRAMが実用化されている。
しかしながら、外部IO回路から入出力されるデータのビット幅は、内部のメモリコア部や外部IO回路の性能以外にも、外部端子(外部接続パッド)の配置数が限られるなどの面からも制約を受けている。このため現行のDDRの技術では、外部IOから出力されるデータは、複数のメモリカラムでパラレルに読み出されたデータがシリアルデータに変換されて外部に出力されるものであり、また、外部からの入力データもシリアルデータとする必要がある。
本発明は、DDRと同様に高いデータレートが維持でき、外部端子数等の面で制約を受けずにパラレルデータの入出力が可能な半導体メモリを提供するものである。
本発明に関わる半導体メモリデバイスは、半導体基板と、前記半導体基板に形成されたデータ入出力のための複数のパッドと、前記半導体基板に集積化されたメモリコア部およびIO部と、を有する。前記IO部は、前記メモリコア部の2つのデータ線および2つの前記パッドごとに、相互に接続するデータ線とパッドの組み合わせを、入力されるアドレス信号に基づいて相互に変更可能な基本構成を有する。これにより、前記IO部は、前記2つのパッドに対し入出力される2つのデータが、前記2つのデータ線のどの側のメモリアドレスに対するアクセスに対応したものかを前記組み合わせの情報に基づいて区別することが可能である。その結果、前記IO部は、最大アクセスレートの2倍のレートで前記複数のパッドに対しデータを入力し又は出力することが可能である。
本発明では好適に、前記IO部は選択回路を、前記2つのデータ線および前記2つのパッドごとに有する。この選択回路は、前記メモリコア部から読み出した2つの出力データを、与えられた一のアドレスに応じて前記2つのパッドに振り分け、他のアドレスに応じてデータの出力先のパッドを入れ替えることが可能である。また、前記選択回路は、前記2つのパッドからの2つの入力データを、与えられた一のアドレスに応じて前記2つのデータ線に振り分け、他のアドレスに応じてデータの出力先のデータ線を入れ替えることが可能である。
本発明では好適に、前記半導体基板の素子形成面側にテストのためのパッドを複数有する。この場合、さらに好適に、前記半導体基板の集積回路にテスト結果を出力するデータ圧縮回路をさらに有し、前記テストのためのパッドは、データ入出力のためのパッドに比べてサイズが等しいか、より大きく、かつ数が少ない。
上記構成によれば、データの書き込みに際して、半導体基板の一方の主面に形成されたデータ入出力のための複数のパッドに書き込みデータ(入力データ)が与えられる。また、外部(デコーダを有する場合は内部)からアドレス信号が与えられる。
以下、IO部の基本構成の動作を、例えば選択回路を有する場合で説明する。
データの読み出しに際しては、前記メモリコア部から読み出した2つの出力データを、与えられた一のアドレスに応じて前記2つのパッドに選択回路が振り分ける。そして、他のアドレスが入力されると、選択回路は、この他のアドレスに応じてデータの出力先のパッドを入れ替える動作を行う。以上が読み出し時のIO制御動作の基本である。
このときアドレスの違いによってどのデータ線から読み出したデータをどのパッドに振り分けたかは、IO部自身が知っている。そのため、2つのパッドの出力された2つのデータを、異なるメモリアドレスの異なる読み出しデータとして区別できる。
IO部の基本構成部を、2つのデータ線と2つのパッドごとに繰り返して配置できる。他の実施例では4つのデータ線、すなわち2つの入力データ線と2つの出力データ線ごとにIO部の基本構成部が配置される場合もある。また、4つのパッド、すなわち2つの入力パッドと2つの出力パッドごとにIO部の基本構成が配置される場合もある。但し、動作に用いるのは、2つの入力データ線と、2つの出力データ線のどちらか一方であり、同様に、2つの入力パッドと、2つの出力パッドのどちらか一方である。
この読み出し動作では、一のアドレスが与えられて次のアドレスが与えられるまでの期間(アクセス期間)に、2つのデータ出力が可能である。このため、最大アクセスレートの2倍のレートでデータがデバイス外部に出力される。ここで“最大アクセスレート”とは、アドレスで制御可能な最小のデータ幅をデータの粒度と定義したときに、データ粒度単位で最も短いサイクルで連続アクセスしたときに得られる最大のアクセスレートを言う。
以上はデータ読み出し時であるが、データ書き込み時は、データが外部からパッドに与えられ、選択回路等の基本構成部の制御を受けて所定のデータ線に出力されるデータが送られる向きが読み出しの場合と異なる。選択等の基本動作はデータの読み出し時と書き込み時では同様である。
このときもアドレスの違いによってどのパッドから入力したデータをどのデータ線に振り分けたかは、IO部自身が知っている。そのため、2つのパッドに与えられたデータが、メモリコア部の異なるカラム(セル列)に書き込みのために送られたことと、カラムとの対応関係をIO部自身で区別できる。
また、最大アクセスレートの2倍のレートでデータがデバイス外部から取り込まれ、メモリコア部に書き込まれる。
なお、テストのためのパッドはテストプローブを接触させる必要から、通常、半導体基板の素子形成面側に配置される。但し、これとは逆に、テストのためのパッドを裏面側も形成することも可能である(後述の変形例参照)。テストのためのプローブが素子形成面に形成される場合、通常、接触圧によって下層にダメージがはいるおそれがあるため、半導体基板の素子が形成されていない周縁部にテストのためのパッドが配置される。したがって、そのパッド数はチップサイズによって最大数が制限される。つまり、このような例ではテストのためのパッドは、通常、データ入出力のためのパッドよりサイズが大きく、数が少ない。但し、テストのためのパッドはデータ入出力のパッドと同等のサイズの場合もあり、その数は、一般に相対的に少ない。
データ入出力のためのパッドは、チップの一方の主面において任意の領域に、例えば最上層の金属配線を利用して配置できる。このため、データ入出力のためのパッドは、配置の自由度が高く、比較的多く配置できる。そのことを利用して、データ入出力のために、例えば2倍、4倍のパッド数を必要とする本発明の適用が容易化される。
なお、テストのためのパッド数が少ないことは、データ圧縮回路の動作でカバーでき、メモリコア部に含まれる全てのメモリセルのテストが可能である。
本発明に関わるチップ積層型の半導体デバイスは、制御部を含む第1半導体基板に、メモリ部を含む第2半導体基板を、電気的接続をとって積層した積層基板構造を有する。この第2半導体基板が、上記本発明に関わる半導体デバイスの半導体基板に該当する。つまり、上記半導体デバイスと同様に、この第2半導体基板の一方の主面(第1の半導体基板と対向する第2半導体基板の面)に、データ入出力のための複数のパッドが形成されている。そして、第2半導体基板の表面(素子形成面)に、上記メモリコア部および上記IO部が集積化されている。IO部の動作は、上記半導体デバイスの場合と同様である。
本発明によれば、DDRと同様に高いデータレートが維持でき、外部端子数等の面で制約を受けずにパラレルデータの入出力が可能な半導体メモリと、チップ積層型の半導体デバイスとを提供できる。
第1〜第5の実施形態に関わるチップ積層型の半導体デバイスのチップの積層と各チップのパッド配置の説明図である。 第1の実施形態に関わるIO部構成を、DDR方式(比較例1)と、パッド数を増やしただけの比較例2と並べて示す図である。 図2に示す3つの構成の動作上の相違を示す概略的なタイミングチャートである。 第2〜第4の実施形態に関わるIO部構成を、第1の実施形態と比較して示す図である。 第5の実施形態に関わる詳細な回路ブロック図である。 データ圧縮回路の例を示す回路ブロック図である。
本発明の実施形態を、チップ積層型の半導体デバイスを例として、以下の順に図面を参照して説明する。
1.第1の実施形態:内部が2ポート、外部が2ポートのタイプ。
2.第2の実施の形態:内部が4ポート、外部が2ポートのタイプ。
3.第3の実施の形態:内部が2ポート、外部が4ポートのタイプ。
4.第4の実施の形態:内部が4ポート、外部が4ポートのタイプ。
5.第5の実施の形態:内部が2ポート、外部が4ポートのタイプでより詳細な例。
6.変形例。
<1.第1の実施の形態>
[チップ積層構造]
図1に、チップ積層型の半導体デバイスのチップの積層と各チップのパッド配置の説明図を示す。
図1に図解するチップ積層型の半導体デバイス1は、半導体メモリデバイスのチップ(以下、単に半導体メモリデバイス2と呼ぶ)と、半導体メモリデバイス2を積層する母体となる他のチップ3とを具備する。
半導体デバイス1は、例えばシステムLSIを構成する際に、システムコントローラ等の制御部やロジック部が集積化された第1半導体基板を有するチップ3に、メモリが集積化された第2半導体基板2Aを有する半導体メモリデバイス2が積層されることで形成される。
このため、半導体メモリデバイス2の一方の主面に、データ入出力のための複数のパッド(以下、積層接続パッド21という)が多数配置されている。また、半導体メモリデバイス2の表面(素子形成面)の周縁部には、テストのためのテストパッド22が所定数、配置されている。
なお、半導体メモリデバイス2のチップ3と接続される側の面を、以下、素子形成面と反対側の面という意味で「裏面」と言う。また、後述する変形例のように、積層接続パッド21が素子形成面と同じ面に形成される場合もあり得る。
図1の図示例では、積層接続パッド21は、テストパッド22より小さく、高密度配置可能なパッドであり、チップ3の表面(素子形成面)に形成されたパッド31と電気的、機械的に接続される。
このようなベアチップ実装のためのパッド(積層接続パッド21とパッド31)は、例えば、その一方が半田等からなるバンプ、他方が配線層と同様に形成されるランドで構成できる。図1の例では、半導体メモリデバイス2の裏面に形成される積層接続パッド21がバンプ、チップ3の表面に形成されるパッド31がランドの場合を例示する。
なお、半田バンプは図1の側面図に示すように通常半円形状であるが、ボールバンプでもよい。また、バンプ以外では、導電性接着層(圧着により導電粒子が導通状態を確保するもの)等の種々の接続端子体をバンプに代えて用い、この接続端子体を、ランドとしての破線部等に圧着し電気的接続をとる構成も採用可能である。
図1の図示例では比較的大きなサイズとなっているテストパッド22は、積層接続パッド21の複数個に1個の割合で設けられる。また、テストパッド22は、図1に示す例では、テスト時にプローブやテストピンが接触するため、ある程度大きなピッチで配置され、そのパッドサイズもある程度大きくする必要がある。そのため、テストパッド22を積層接続パッド21と同じ数だけ設けることができないことから、半導体メモリデバイス2の表面の周縁部にテストパッド22が配置される。
なお、テストパッド22をチップの周縁部に設けるのは、この周縁部には素子が形成されないからである。つまり、テストパッド22の下層にトランジスタ等の素子が形成されていると、プローブやテストピンをテストパッド22に押し当てたときに、素子にダメージが入るおそれがある。このようなダメージ導入を避ける意味で、一般に、テストパッド22は半導体メモリデバイス2の周縁部に配置位置が限定される。
本発明の適用に際し、積層接続パッド21は、DDR方式と同等の外部データレートを確保するために、DDR方式で通常必要な外部端子に対して2倍〜4倍の数が必要である。このような多数の積層接続パッド21をチップ周縁部に配置すると、半導体メモリデバイス2のチップサイズを大きくしてしまい、好ましくない。そのため、図1のように、半導体メモリデバイス2のデータ入出力のための複数の積層接続パッド21が、チップ周縁部より内側の素子が形成される領域の裏面部に配置されている。
積層接続パッド21は、テストパッド22と異なり、チップの主面の任意の領域に形成されることと、プローブやテストピンが接触することがなく、素子にダメージを導入することがない。そのため、積層接続パッド21はチップ周縁部以外の領域に形成可能であり、その結果、これをパッド数も周縁部に配置する場合より多く配置できる。
ここで、積層接続パッド21は、図1のようにチップ裏面に必ずしも配置する必要がない。例えば、メモリを有する半導体メモリデバイス2のチップ上に、他のチップ3を搭載(ベアチップ実装)する場合は、ランドまたはバンプからなる積層接続パッド21が、テストパッド22と同じ素子形成面側に配置される。このときチップ3のパッド31は、その裏面に配置される。但し、この場合でも、テストパッド22がチップ周縁部に配置され、積層接続パッド21が、それより内側の領域に配置される点では、図1と共通する。
このような構造の半導体デバイス1のメモリ部は、DRAM、SRAM、不揮発性メモリ、その他メモリの何れであってもよい。不揮発性メモリは、電荷蓄積能力を有するメモリトランジスタを記憶素子とするもの、抵抗変化素子を記憶素子とするもの、磁気素子を記憶素子とするものなど、どのようなものでもよい。
何れの場合でも、後述するように、本発明の適用によってDDR方式と同等の外部データレートを、より低い動作周波数で得ることができる。
[DDR方式]
最初に、本発明の比較対象であるDDR方式を、SDRAMの場合を例として簡単に説明する。
SDRAMは、メモリバス(外部IOの入出力バス)の動作周波数に同期(Synchronous)してメモリコア部と外部IOがデータ転送を行うDRAMである。SDRAM以前のメモリは、その動作がメモリバスの動作周波数とは独立していて、非同期であった。メモリコア部とメモリバスの動作にズレがあるので、両者のタイミングを合わせるための遅延(レイテンシィ)が発生していた。
この点を改良したのがSDRAMである。SDRAMのメモリコア部はメモリバスの動作周波数と同期をとってデータの読み書きを行う。具体的には、動作のタイミングを合わせるための「クロック信号」が“0”から“1”に変わるとき(上りのエッジ)に合わせてデータの読み書きをする。SDRAMは、メモリコントローラの構成をシンプルにでき、プロセッサとメモリコア部の間の遅延を減らすことができる利点がある。
また、IO部等に比べて、高速化が比較的難しいメモリコア部の読み書きの速度を、単位時間あたり2倍、4倍と並列で増やして全体のデータレートを高める「2プリフェッチ」という技術が採用できる。
また、データを外部バスとやり取りするときに転送タイミングを工夫することで、単位時間あたりに2倍のデータ転送を行う「ダブル・トランジッション・クロッキング」という技術が採用できる。
この技術を適用したDDR方式では1つのアドレスを指定すると、ある設定された規則に基づき、クロックの立ち上がりエッジに現れるデータ用のアドレスと、立下りエッジに現れるデータ用のアドレスが決定される。これにより1クロックパルスで2つのデータビットを転送できる。
しかし、前者の「2プリフェッチ」では、同時に読み出された2乃至4個のデータが外部データバスにシリアル転送される。このときIO部の動作周波数(外部データレート)が、メモリコア部の内部データレートの2倍、4倍とする必要があることから、データ波形の品質を保証することが困難な場合がある。
一方、後者の「ダブル・トランジッション・クロッキング」では、互いに逆相の2相クロック信号やデータストローブ信号を必要とし、制御用の信号が増える。そのため、外部IO回路の構成が複雑化する。
本実施の形態では、このようなIO部の動作周波数を高くすることによる弊害や制御用の信号の増大を抑制し、外部端子数等の面での制約を受けずにパラレルデータの入出力を可能とするものである。以下に、そのための動作や構成を詳述するが、この記述は「2プリフェッチ」の技術を前提とする一方で、「ダブル・トランジッション・クロッキング」の技術については、本発明の技術との重複適用をするか否かは任意である。
[本発明適用の概略]
図2と図3に、本発明の適用の概略(動作)を、概略的なIO部の構成(図2)と動作の模式的なタイミングチャート(図3)を用いて示す。
図2(A)〜図2(C)に示すように、半導体メモリデバイスは、メモリコア部4と、当該メモリコア部4と外部端子(図1では積層接続パッド21に相当)との間にデータの入出力を制御するIO部5とを有する。IO部5の外部端子には、不図示の外部データバスが接続される。例えば、図1の例では、チップ3内のバスが、半導体メモリデバイス2にとっては“外部データバス”に相当する。
図3(A)には、メモリコア部4と、外部データバスに対するデータ入出力を制御するIO部5とで同期がとられたクロックCLKの波形を示している。クロックCLKは、図1の例では、例えばチップ3から積層接続パッド21のクロック専用パッドを介して半導体メモリデバイス2に供給するようにしてよい。あるいは、テストパッド22と同様なワイヤボンドが可能なクロック専用パッドを半導体メモリデバイス2に設けて、これに外部からクロックCLKを与えるようにしてもよい。
図3(B)には、クロックCLKに同期したアドレスADDの入力例を示している。アドレスADDは、図1の例では、通常、例えばチップ3から積層接続パッド21のアドレス専用パッドを介して半導体メモリデバイス2に供給される。
DDR方式でバースト長が2のアクセス時の例(第1比較例)を、図2(A)のIO構成と図3(C1)のデータ入出力のタイミングにより示している。
このDDR方式と同等なデータレートでデータをパラレル出力させるために、単に、外部端子(積層接続パッド21)を2倍とした場合の例(第2比較例)を、図2(B)のIO構成と図3(C2)のデータ入出力のタイミングにより示している。
これらの比較例に対して、図2(C)と図3(C3)には、本発明が適用された第1の実施形態に関わるIO構成の概略図とデータ入出力のタイミングを示すものである。
以下、図2(C)に示す本実施形態に関わるIO部の構成および動作の特徴を、図2(A)や図2(B)に示す2つの比較例の構成および動作と対比することで明らかとする。ここで図2(A)〜図2(C)の各IO構成は、IO部の基本構成の1つを示すものであり、実際のデバイスでは、この図示された基本構成がデータ線の2本ごとに繰り返し配置される。
図2(A)に示すDDR方式の比較例1では、バースト長が2であるため、2本の異なるデータ線に対するデータの入出力を行うものである。2本のデータ線にはそれぞれメモリセルが所定数接続され、ロウアドレス(不図示)の入力に応じて、その所定数のメモリセルがアクセス対象となる。一方、カラム選択、すなわち上記2本のデータ線のいずれに対してデータの入出力を行うかは、アドレス端子502に入力される(カラム)アドレスA0,A1に応じて決まる。
図2(A)の比較例1では、IO部がパレレル−シリアル変換部501を有し、これにアドレスA0,A1が与えられる。パレレル−シリアル変換部501は、与えられた(カラム)アドレスが“A0”の場合は、データD0を入出力するためのデータ線を、入出力共用の外部端子503に接続する。逆に、与えられた(カラム)アドレスが“A1”の場合は、データD1を入出力するための他のデータ線を、入出力共用の外部端子503に接続する。
この動作は、アドレスA1が与えられたときには、接続対象のデータ線を切り換えて同様に実行される。
このため、外部IOバスデータは、先に与えられたアドレスA0に対応してデータD0が先に排出され、続いてデータD1が排出されたシリアルデータとなる。
その後、アドレスA1が与えられると、このアドレスに対応してデータD1が先に外部IOバスに排出され、続いてデータD0が排出されたシリアルデータとなる。
この動作は図3(C1)のタイミングチャートにも示すが、タイミングチャートではデータ入出力の順を横軸の時間tで表すため、時間が小さいデータ(左寄りのデータ)ほど先にバスへ排出される。このため、図3(C1)のデータと図2の外部IOバスデータとでは、データD0とD1の並びが逆になることに注意を要する。
図2(B)の比較例2では、そのIO部の基本構成504が、パレレル−シリアル変換の機能を有していない。また、比較例2では、図1と同様な配置の積層接続パッド21によって、比較例1より約2倍の外部端子を設けている。図2(B)において、データD0に対応する入出力0の積層接続パッド21を符号“21A”により示す。同様に、データD1に対応する入出力1の積層接続パッド21を符号“21B”により示す。
以上の構成の比較例2では、1つのアドレス(図2(B)ではアドレスA0を例示)が与えられると、2本のデータ線に対し、それぞれが対応するデータD0とD1を入出力可能となる。
この動作は、他のアドレスA1が与えられたときも同様である。
しかしながら、比較例2では図3(C2)に示すように、積層接続パッド21Aの入出力0と積層接続パッド21Bの入出力1では、同じ並びの並列データとなるため、アドレスに応じたデータの区別ができない。つまり、単に外部端子を、図1の積層接続パッド21のように多数設けただけでは、データレートは見かけ上は2倍になるものの、実際に使用できるデータのレート(実効データレート)は2倍にできない。
この比較例2に対して、図2(C)に示す本実施の形態の基本構成では、IO部5内に、相互に接続するデータ線とパッドの組み合わせを、入力されるアドレス信号に基づいて相互に変更可能な選択回路51_1が設けられている。また、IO部5内にはIOコントローラ50が設けられている。IOコントローラ50自体は、図2(A)のDDR方式(比較例1)にも有する既存の構成であるが、ここではIOコントローラ50によって選択回路51_1の制御を実行するようになっている。
選択回路51_1は、メモリコア部4の2本のデータ線から読み出した2つの出力データを、アドレスA0に応じて積層接続パッド21Aと21Bに振り分け、他のアドレスA1に応じてデータの出力先のパッドを入れ替えることが可能である。また、選択回路51_1は、上記2つのパッド(21Aと21B)からの2つの入力データを、アドレスA0に応じて上記2つのデータ線に振り分け、他のアドレスA1に応じてデータの出力先のデータ線を入れ替えることが可能である。
なお、このような機能は、上記2入力と2出力を相互に切り換え可能なセレクタ(選択回路51_1)以外でも実現可能である。例えば、メモリコア部4のメモリがSRAMのように相補データを出力可能で、図2(C)に示す2本のデータ線が相補データ線の場合を想定する。アドレスA0入力時には、一方のデータ線のデータから、インバータによって2つのデータD0とD1を発生し、他のアドレスA1入力時には、他のインバータによって、2つのパッドで逆論理の2つのデータD1とD0を発生するような構成でもよい。
いずれの場合でも、IOコントローラ50自身は、2つのパッド(21Aと21B)に対し入出力されるデータD0とD1が、どのデータ線に対応するかの情報を、アドレスに応じて発生した制御信号によって知っている。IOコントローラ50は、外部IOバスデータを利用する外部の手段、例えば図1のチップ3内の制御部と情報のやり取りを行うことでデータの区別が可能となる。
このように本発明のIO部5は、基本的な機能として以下の2つを最低でも有する。
(1)メモリコア部4の2つのデータ線および2つのパッド(21Aと21B)ごとに、相互に接続するデータ線とパッドの組み合わせを、入力されるアドレス信号(A0とA1)に基づいて相互に変更する機能。
(2)2つのデータ線のどの側のメモリアドレスに対するアクセスに対応したものかを上記(1)の組み合わせの情報に基づいて区別する機能。
上記(1)の機能は、「アドレスA0に対応する第1データD0の入出力先と、他のアドレスA1に対応する第2データD1の入出力先とを、2つのパッド(21aと21b)の一方と他方で双方向に切り換える」機能とも言える。この機能は、2つのセルデータを同時に入出力するバースト動作を行う場合の機能である。
この2つの機能によって、第1の実施形態の半導体メモリデバイスは、最大アクセスレートの2倍のレートで複数の積層接続パッド21に対しデータを入力し又は出力することができる。
ここで“最大アクセスレート”とは、アドレスで制御可能な最小のデータ幅をデータの粒度と定義したときに、データ粒度単位で最も短いサイクルで連続アクセスしたときに得られる最大のアクセスレートを言う。
なお、図3は、例えばアドレスA0で説明すると、パルスの立ち上がりUaでアドレスA0が取り込まれ、次のパルスの立ち上がりUbでデータD0の入出力がされ、そのパルスの立ち下がりDbでデータD1の入出力がなされる。そのため、アドレスの最小の間隔(最大アクセスレート対応)は、クロックCLKの2周期分となっている。
但し、これに限定されず、パルスの立ち上がりのみでデータの入出力を行う場合でも、つまり前述した「ダブル・トランジッション・クロッキング」が非適用の場合でも、本発明の適用は可能である。
いずれにしても、本発明の適用によって、IO部5の周波数を上げることなく、入出力に現れるデータのレートをDDR方式と同等の2倍にすることが可能である。
<2.第2の実施の形態>
図4(B)〜図4(D)は、第1の実施形態(図4(A))と比較することで、第2〜第4の実施形態の構成を概略的に示す図である。なお、これらの図では、図2(C)の示すIOコントローラ50は図示を省略している。
このうち図4(B)に、第2の実施形態に関わるIO部5の概略構成を示す。
図4(B)に示すIO部5において、その選択回路51_2は、外部ポート(積層接続パッド21Aと21B)が2つ設けられ、それぞれがデータの入力と出力に共用される。この点は、第1の実施形態における選択回路51_1(図4(A))と同様である。
図4(B)の選択回路51_2が図4(A)の選択回路51_1と異なる点は、メモリコア部4が入力データ線DL1と出力データ線DL2とを有し、これに対応して選択回路51_2の内部ポートが4つ設けられていることである。より詳細には、選択回路51_2は、入力データ線DL1の各々が接続される2つの内部入力ポートと、出力データ線DL2の各々が接続される2つの内部出力ポートとの、合計4つの内部ポートを有している。
これに対し、図4(A)に示す第1の実施形態の選択回路51_1は、データの入力と出力に共用される入出力データ線DL0に個別に接続された内部ポート(内部入出力ポート)を2つ有している。
本実施形態では、第1の実施形態と同様に、最大アクセスレートの2倍のレートで複数の積層接続パッド21に対しデータを入力し又は出力することができる。あるいは、IO部5の周波数を上げることなく、入出力に現れるデータのレートをDDR方式と同等の2倍にすることが可能である。
特に第2の実施形態では、例えば2ポートSRAMのようにメモリセル自体に入力ポートと出力ポートが分かれている場合等に好適である。但し、入力データ線DL1の対と、出力データ線DL2の対は、同時に使用されないので入力と出力にデータ線の用途が分けられていないDRAM等であっても、図4(B)の構成の適用が可能である。
<3.第3の実施の形態>
図4(C)に、第3の実施形態に関わるIO部5の概略構成を示す。
図4(C)に示すIO部5において、その選択回路51_3は、内部ポートが2つである点で第1の実施形態(図4(A))と共通する。この2つの内部ポートは、2つの入出力データ線DL0のそれぞれに個別に接続されている。
図4(C)の選択回路51_3が図4(A)の選択回路51_1と異なる点は、外部ポートがデータの入力と出力で用途別に分けられている点である。より詳細には、半導体メモリデバイスが、入力用の2つのパッド(データ入力パッド21cと21d)を持ち、出力用の2つのパッド(データ出力パッド21eと21f)を持つ。これに対応して、選択回路51_3は、データ入力パッド21cと21dにそれぞれ接続される外部入力ポートを2つ有する。また、選択回路51_3は、データ出力パッド21eと21fにそれぞれ接続される外部出力ポートを2つ有する。
選択回路51_3は、「一のアドレスA0に対応する第1データの入出力先と、他のアドレスA1に対応する第2データの入出力先を、データ入力とデータ出力の用途ごとにペアで設けた2つのパッドの一方と他方で双方向に切り換える」ものである。ここで第1データは入力時“D0”、出力時“Q0”となる。また、第2データは入力時“D1”、出力時“Q1”となる。
以上の選択回路51_3の機能は、これは、2つのセルデータを同時に入出力するバースト動作に際しての機能である。より詳細には、データ入力パッド21cが選択されるときはデータ出力パッド21eが選択され、データ入力パッド21dが選択されるときはデータ出力パッド21fが選択される。
本実施形態では、第1の実施形態と同様に、最大アクセスレートの2倍のレートで複数の積層接続パッド21に対しデータを入力し又は出力することができる。あるいは、IO部5の周波数を上げることなく、入出力に現れるデータのレートをDDR方式と同等の2倍にすることが可能である。
<4.第4の実施の形態>
図4(D)に、第4の実施形態に関わるIO部5の概略構成を示す。
図4(D)に示すIO部5において、その選択回路51_4は、データの入力と出力の用途別のポート構成を内部側と外部側の両方で備える。これは、第2の実施形態と第3の実施形態のポート構成の特徴を統合したものとなる。
本実施形態では、第1の実施形態と同様に、最大アクセスレートの2倍のレートで複数の積層接続パッド21に対しデータを入力し又は出力することができる。あるいは、IO部5の周波数を上げることなく、入出力に現れるデータのレートをDDR方式と同等の2倍にすることが可能である。
<5.第5の実施の形態>
本実施の形態は、上記第3の実施形態(図4(C))をより具体的な例として詳細に説明する実施形態である。
図5は、第5の実施形態に関わる半導体メモリデバイス2の詳細なIO部構成を示す回路ブロック図である。
図5に図解する半導体メモリデバイス2は、そのIO部5が、IOコントローラ50と、それにより制御される破線で示す部分(以下、IO切替部5Aと呼ぶ)である。
IO切替部5Aは、選択回路51_3を構成する4つのセレクタSEL0〜SEL3を有する。セレクタSEL0,SEL1と、内部入力パッド21c,21dとの間には2つのレシーバ回路(RCV0,RCV1)が配置されている。一方、セレクタSEL2,SEL3と、内部出力パッド21e,21fの間には、2つのフリップフロップ回路(FF2,FF3)と出力ドライバ回路(DRV0,DRV1)が配置されている。
さらに、IO切替部5A内において、セレクタSEL0,SEL1とメモリコア部4内の入出力データ線DL0との間に、2つのフリップフロップ回路(FF0,FF1)と、2つのバッファ回路(BUF0,BUF1)が配置されている。
また、IO切替部5Aは、セレクタSEL0,SEL1を制御する第1セレクト信号S1を発生するジェネレータGENdと、セレクタSEL2,SEL3を制御する第2セレクト信号S2を発生するジェネレータGENqとを有する。
セレクタSEL0は、第1入力がレシーバ回路(RCV0)の出力に接続され、第2入力がレシーバ回路(RCV1)の出力に接続されている。レシーバ回路(RCV0)の入力は内部入力パッド21dに接続され、レシーバ回路(RCV1)の入力は内部入力パッド21dに接続されている。
セレクタSEL0の制御入力には、インバータINVを介して第1セレクト信号S1が入力可能となっている。セレクタSEL1の制御入力には第1セレクト信号S1が入力可能となっている。
セレクタSEL2,SEL3の制御入力には個別に第2セレクト信号S2が入力可能となっている。
4つのフリップフロップ回路FF0〜3のクロック入力には、積層接続パッド21gからクロックCLKがIOコントローラ50を介して与えられる。
IOコントローラ50は、積層接続パッド21(図1)の一種である、通常動作時に用いられる内部パッド21g,21h,21iから、クロックCLK、コマンドCMD、アドレスADDを入力することが可能である。また、IOコントローラ50は、テスト時に用いられるテストパッド22の一種である、外部パッド22a,22b,22c,22dから、テストクロックTCLK、テストコマンドTCMD、テストアドレスTADDを入力することが可能である。
IOコントローラ50は、IO切替部5Aに供給する信号として、入力したアドレスADDを、入力アドレスIADDと出力アドレスOADDとに分離(またはデコード)する機能を有する。入力アドレスIADDは、ジェネレータGENdに供給され、出力アドレスOADDは、ジェネレータGENqに供給される。
IOコントローラ50は、入力制御A信号(ICA)をレシーバ回路(RCV0, RCV1)に、出力制御A信号(OCA)を出力ドライバ回路(DRV0,DRV1)に、それぞれ供給する。
IOコントローラ50は、入力制御B信号(ICB)をジェネレータGENdに供給し、入力制御C信号(ICC)をバッファ回路(BUF0,BUF1)に供給する。更に、IOコントローラ50は、出力制御B信号をジェネレータGENqに供給する。
これらの制御信号は、コマンドCMDに応じて発生し出力される信号である。
以上の構成の動作を説明する。
ウェハテスト時には、IOコントローラ50は、テストパッド22(22a〜22d)からテストクロックTCLK、テストコマンドTCMD、テストアドレスTADDを入力する。また、入出力が共通化されたテストパッド22aからテストデータTDQ0を外部のテスタとの間で受け渡しをしてテストする。このとき入力されるテストデータには期待値データを含み、出力されるテストデータは、図5のように半導体メモリデバイス2内部に設けられたデータ圧縮回路(COMP)6で圧縮されたテスト読み出しデータを含む。
図6に、データ圧縮回路6の回路構成例を示す。
図6に図示したデータ圧縮回路6は、初段の排他的論理和ゲート(EXOR)がIO切替部5Aからの出力数(全出力数の一部でもよい)だけ設けられている。2段目、3段目、・・・、最終段にかけては、ノア回路NORで出力数が縮小されて、最終的に1本のテストデータTDQに集約される。
初段の排他的論理和ゲート(EXOR)には期待値が与えられるため、読み出しデータにおいて、期待値と論理が1ビットでも異なれば、テストデータTDQがテスト不合格を示す例えば“0”、全ビットが一致すればテスト合格を示す例えば“1”の論理が出力される。
このようなデータ圧縮回路6およびテストパッド22は、本発明の適用に際して必須ではない。但し、積層接続パッド21を多数配置したため、そのテストパッド22を、同じ数だけ配置できない場合を鑑みると、このようなデータ圧縮でテスト結果を出力する構成が望ましい。
なお、入出力テストデータTDQ0は積層接続パッド21の全数分備える必要はなく、テストデータTDQ0として用いられないデータがあってもよい。
ここで図5の機能説明に戻る。
テストは通常、ウェハ状態で行われるが、チップ積層後にはIOコントローラ50は、テスト機能以外の機能を果たす。かかる機能としては、積層接続パッド21g〜21iからクロックCLK、コマンドCMD、アドレスADDを入力する。チップ実装後はテスト経路はハイインピーダンス(HiZ)状態となるため、積層接続パッド21c〜21fを用いて、半導体メモリデバイス2がチップ3(図1)とデータの受け渡しを行う。
レシーバ回路(RCV0,RCV1)は、入力制御A信号(ICA)により第1入力データD0と第2入力データD1の入力受付状態とHiZ状態を切り替える機能をもつ。また、レシーバ回路(RCV0,RCV1)は、テスト時にはテスト用入出力テストデータTDQ0から入力されるデータを第1データD0の代わりに使用する機能も持つ。
出力ドライバ回路(DRV0,DRV1)は、出力制御A信号(OCA)により第1出力データQ0と第2出力データQ1の出力状態とHiZ状態を切り替える機能をもつ。また、出力ドライバ回路(DRV0,DRV1)は、テスト時には入出力テストデータTDQ0を出力する機能ももつ。
セレクタSEL0,SEL1は、ジェネレータGENdで発生した発生した第1セレクト信号S1により、第1入力データD0と第2入力データD1を2つの内部入力ポートのどちらに接続するか選択する機能をもつ。
セレクタSEL2,SEL3は、ジェネレータGENqで発生した第2セレクト信号S2により、2つの内部入力ポートを、2つの入出力データ線DL0のどちらに接続するか選択する機能と、2つの内部入力ポートでデータ入力を停止する機能をもつ。
バッファ回路(BUF0,BUF1)は、第1入力データD0と第2入力データD1のチップ内部へ入力する前のバッファ回路である。バッファ回路(BUF0,BUF1)は、IOコントローラ50から供給される入力制御C信号(ICC)により、セレクタSEL0,SEL1で選択されたデータを2つの内部入力ポートへ出力する機能と、そこでデータ出力を停止する機能をもつ。
なお、図5では、第1および第2入力データD0,D1、第1および第2出力データQ0,Q1がそれぞれ32bitあるとする。この場合、IO切替部5Aは、図5に示す基本構成を16回繰り返しており、これによって32bit分の入出力構成のDDR相当の構成を有している。
<6.変形例>
図1においては、第1半導体基板(チップ3)が面積として、半導体メモリデバイス2より大きい場合を例示するが、面積の大小関係は、これと逆でもよい。また、第1半導体基板(チップ3)の不図示のパッドから、例えばワイヤボンドにより外部端子を取り出す必要は必ずしもない。例えば、第1半導体基板(チップ3)側ではなく、半導体メモリデバイス2の周縁部に、テストパッド22とともに外部接続のためのパッドを多数設けておき、両者の接続は、チップ3の裏面BGAまたはSi貫通ビア等によって達成してもよい。
また、半導体メモリデバイス2の上にチップ3をベアチップ実装するようにしてもよい。
この場合、半導体メモリデバイス2が有する積層接続パッド21は、チップ3の裏面(半導体メモリデバイス2側の面)に設けられたBGAからなるパッド31と接続されるランド部であってもよい。
なお、半導体メモリデバイス2をチップ3の上に実装するか、その逆(図1の形態)かを問わず、テストパッド22は、積層接続パッド21と反対側のチップ面に形成してもよい。図1では、テストパッド22が素子形成面に形成され、積層接続パッド21がそれと反対側のチップ裏面に形成されている場合を例示する。但し、素子形成面は積層接続パッド21側のチップ面でもよい。つまり、テストパッド22は、素子形成面とは反対側の裏面に形成されることもあり得る。その場合、例えばSi貫通ビア(いわゆるTSV)を介して、裏面側のテストパッド22が素子形成面側の回路と電気的に接続される。
半導体メモリデバイス2が有する積層接続パッド21の配置は図1に限定されない。
図1に示すように左右の対称性を重視した配置でもよいし、さらに、左右と上下の対象性を重視した配置でもよい。具体的には、チップの4辺からほぼ等距離となるチップ中央付近の領域にのみ積層接続パッド21を配置してもよい。あるいは、チップ中央付近を通り縦と横にチップを4分割するような境界を含む領域に積層接続パッド21を配置してもよい。その他、4分割以外の任意数の領域分割に対応するように積層接続パッド21を配置してもよい。
同様に、テストパッド22の配列も図1に限定されない。例えば、テストパッド22を2列以上に配置してもよい。また、これに加えてチップ外周に限らず、チップ面の内部の領域にテストパッド22を配置してもよい。
ところで、テストパッド22は、そのパッドサイズやピッチが積層接続パッド21より大きい場合は、そのことにより配置数や配置場所が、特に素子形成面と同じ面に形成した場合に制約を受けることが多い。但し、上記したようにテストパッド22を素子形成面とは逆の裏面に形成することも可能なため、上記制約がない場合もある。
一方で、テストパッド22のサイズが積層接続パッド21と同等まで小さい場合でも、テスタの限られた入出力端子数で多くのチップを同時テストしてテストコストを削減する意味で、テストパッド22の数を制限する場合が多い。
このように様々な要因からテストパッド22のサイズや数、さらには配置場所が決められるため、そのような要請に適合して任意にテストパッド22を形成できる。
図1では、積層接続パッド21に比べてテストパッド22を大きく描いているが、その大きさは、両者が等しいか、逆にテストパッド22が積層接続パッド21より小さくてもよい。
また、図1ではテストプローブは、先が尖った金属針として示しているが、先端に尖った複数の凹凸があり、外筒内を復元力に付勢されて往復可能な形態でもよい。テストプローブの微細化の進展に伴って、テストパッド22の大きさが積層接続パッド21と等しいか、大小関係が逆転する場合でも本発明が適用できる。
前述した第4の実施形態では、その選択回路51_4は選択の機能を入力側と出力側の双方で有しているが、この選択の機能をデータ入力側のみとすることも可能である。
以上の第1〜第5の実施形態および変形例によれば、以下の利益が得られる。
第1に、積層接続パッド21とテストパッド22を有し、積層接続パッド21を多く配置できる。そのため、データを入力時と出力時に2つの積層接続パッド21に振り分け、かつ、他のアドレス入力でデータの入力先、出力先またはその双方を切り換える選択回路を有する。その結果、積層時には高いデータ入出力時の周波数(例えばデータレート)を実現でき、テスト時には少ないパッド数で複数チップの同時テストを実現できる。また、積層接続パッド21を、チップ周縁部より内側に面配置したためパッド配置がチップ面積増大の要因となりにくい。
以上より、DDRと同等のアドレスの数を持ちながら、半分のデータ周波数でDDRと同等のデータレートを実現することができる。
その他の利点として以下を挙げることができる。
この機能はDDRと同等のものを実現することができるので、チップの制御回路のアルゴリズムはDDRのものを流用できる。
メモリを積層することで、入出力の経路が短くなり、消費電流を大幅に削減することが可能である。
データ入出力時の周波数が下がったので、DDR_SDRAMでは必要だったデータストローブ信号(DQS)を使わなくてもデータの送受信が行える。
また、クロックの立下りエッジを使用しなくても上記DDRと同等のデータレートが確保できる。この場合、DDR_SDRAMでは必要だったCLKの逆相信号(/CLK)を使わなくてもタイミングの保証ができる。なお、クロックの立下りエッジを使用することは可能であり、その場合、データレートを更に2倍、つまりDDRの2倍のデータレートを実現できる。
1…半導体デバイス、2…半導体メモリデバイス、3…チップ、4…メモリコア部、5…IO部、5A…IO切替部、6…データ圧縮回路、21…積層接続パッド、22…テストパッド、50…IOコントローラ、51_1〜4…選択回路、D0…第1入力(入出力)データ、D1…第2入力(入出力)データ、Q0…第1出力データ、Q1…第2出力データ、A0,A1,ADD…アドレス、DL0…入出力データ線、DL1…入力データ線、DL2…出力データ線

Claims (12)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成されたデータ入出力のための複数のパッドと、
    前記半導体基板に集積化されたメモリコア部およびIO部と、
    を有し、
    前記IO部は、前記メモリコア部の2つのデータ線および2つの前記パッドごとに、相互に接続するデータ線とパッドの組み合わせを、入力されるアドレス信号に基づいて相互に変更し、前記2つのパッドに対し入出力される2つのデータが、前記2つのデータ線のどの側のメモリアドレスに対するアクセスに対応したものかを前記組み合わせの情報に基づいて区別することが可能であり、最大アクセスレートの2倍のレートで前記複数のパッドに対しデータを入力し又は出力する
    半導体メモリデバイス。
  2. 前記IO部は、前記メモリコア部から読み出した2つの出力データを、与えられた一のアドレスに応じて前記2つのパッドに振り分け、他のアドレスに応じてデータの出力先のパッドを入れ替えることが可能であり、また、前記2つのパッドからの2つの入力データを、与えられた一のアドレスに応じて前記2つのデータ線に振り分け、他のアドレスに応じてデータの出力先のデータ線を入れ替えることが可能な選択回路を、前記2つのデータ線および前記2つのパッドごとに有する
    請求項1に記載の半導体メモリデバイス。
  3. 前記複数のパッドは入出力共用のパッドであり、
    前記選択回路は、前記メモリコア部の一のセルを指定する一のアドレスの入力に応じて前記メモリコア部に2つのセルデータを同時に入出力するバースト動作に際して、当該一のアドレスに対応する第1データの入出力先と、他のアドレスに対応する第2データの入出力先とを、前記2つのパッドの一方と他方で双方向に切り換える
    請求項2に記載の半導体メモリデバイス。
  4. 前記選択回路は、それぞれがデータ入出力に共用される2つの入出力データ線に個別に接続された内部ポートを2つ有している
    請求項3に記載の半導体メモリデバイス。
  5. 前記選択回路は、入力データ線に接続された内部入力ポートと、出力データ線に接続された内部出力ポートとを各2組の、合計で4つの内部ポートを有する
    請求項3に記載の半導体メモリデバイス。
  6. 前記複数のパッドはデータ入力とデータ出力の用途別に分けて設けたパッドであり、
    前記選択回路は、前記メモリコア部の一のセルを指定する一のアドレスの入力に応じて前記メモリコア部に2つのセルデータを同時に入出力するバースト動作に際して、当該一のアドレスに対応する第1データの入出力先と、他のアドレスに対応する第2データの入出力先とを、データ入力とデータ出力の用途ごとにペアで設けた2つのパッドの一方と他方で双方向に切り換える
    請求項2に記載の半導体メモリデバイス。
  7. 前記選択回路は、それぞれがデータ入出力に共用される2つの入出力データ線に個別に接続された内部ポートを2つ有している
    請求項6に記載の半導体メモリデバイス。
  8. 前記選択回路は、入力データ線に接続された内部入力ポートと、出力データ線に接続された内部出力ポートとを各2組の、合計で4つの内部ポートを有する
    請求項6に記載の半導体メモリデバイス。
  9. 前記半導体基板の素子形成面側にテストのためのパッドを複数有する
    請求項1に記載の半導体メモリデバイス。
  10. 前記半導体基板の集積回路にテスト結果を出力するデータ圧縮回路をさらに有し、
    前記テストのためのパッドは、データ入出力のためのパッドに比べてサイズが等しいか、より大きく、かつ数が少ない
    請求項9に記載の半導体メモリデバイス。
  11. 制御部を含む第1半導体基板に、メモリ部を含む第2半導体基板を、電気的接続をとって積層した積層基板構造を有し、
    前記第2半導体基板は、
    データ入出力のための複数のパッドと、
    集積化されたメモリコア部およびIO部と、
    を有し、
    前記IO部は、前記メモリコア部の2つのデータ線および2つの前記パッドごとに、相互に接続するデータ線とパッドの組み合わせを、入力されるアドレス信号に基づいて相互に変更し、前記2つのパッドに対し入出力される2つのデータが、前記2つのデータ線のどの側のメモリアドレスに対するアクセスに対応したものかを前記組み合わせの情報に基づいて区別することが可能であり、最大アクセスレートの2倍のレートで前記複数のパッドに対しデータを入力し又は出力する
    チップ積層型の半導体デバイス。
  12. 前記IO部は、前記メモリコア部から読み出した2つの出力データを、与えられた一のアドレスに応じて前記2つのパッドに振り分け、他のアドレスに応じてデータの出力先のパッドを入れ替えることが可能であり、また、前記2つのパッドからの2つの入力データを、与えられた一のアドレスに応じて前記2つのデータ線に振り分け、他のアドレスに応じてデータの出力先のデータ線を入れ替えることが可能な選択回路を、前記2つのデータ線および前記2つのパッドごとに有する
    請求項11に記載のチップ積層型の半導体デバイス。
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