JP3898609B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、高速に動作する半導体記憶回路とこの半導体記憶回路をテストするテスト回路とを有する半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数の半導体記憶回路を搭載している集積回路には、半導体記憶回路が正常に動作するか否かを検査するテスト回路が搭載されている。このテスト回路は、テスト信号が入力されるテスト信号配線に対して並列に接続されるのが一般的である。
【0003】
図10は、従来の記憶回路、テスト回路、及びテスト信号配線の配置を示す図である。
【0004】
記憶回路M101、M102、M103はDRAMなどのメモリであり、テスト回路T101、T102、T103は記憶回路をテストするためのインタフェース回路である。テスト回路には、テスト入力信号SIN、クロック信号CLKが入出力され、テスト回路からはテスト出力信号SOUTが出力される。ラッチ及びマルチプレクサ回路LM101は、テスト回路T101、T102、T103の各々から出力されるテスト出力信号のうち、いずれかの信号を選択して外部に出力する。テスト信号配線は、テスト入力信号SIN、テスト出力信号SOUT、及びクロック信号CLKが流れる配線である。なお、テスト入力信号SINは、例えばアドレス信号、コマンド、書き込みデータなどを含み、テスト出力信号SOUTは、例えば読み出しデータなどを含む。クロック信号CLKは、テスト動作を制御する同期信号である。半導体集積回路101はこのような構成を有しており、外部から与えられるクロック信号CLKに応じて各々の記憶回路M101、M102、M103が独立に動作する。
【0005】
図11は、図10に示した半導体集積回路内のテスト回路T101のブロック図である。
【0006】
アドレスやコマンド、書き込みデータといったテスト入力信号SINは、テスト回路T101に入力される。テスト入力信号SINは、テスト同期信号であるクロック信号CLKに同期してラッチ回路102にラッチされる。ラッチされたテスト入力信号SINはデコーダ103で解釈され、テスト対象の回路である記憶回路M101へと出力される。記憶回路M101からのテスト出力信号は、選択回路としてのマルチプレクサ104、105によってその本数が減らされ、クロック信号CLKに同期してテスト出力信号SOUTとして半導体集積回路101の外部へと出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した半導体集積回路では、次に述べる2つの問題から新たな手法が求められている。
【0008】
第1には、テスト信号配線の設計に対する要求が著しく増大していることである。これは、高速テストの難易度が上昇していることによる。この高速テストの難易度の上昇は、集積回路における、配線の微細化、ロジック電圧の低下、配線密度の上昇、集積回路規模や面積の増大、動作周波数の上昇などに起因している。これらの傾向から、テスト信号の配線には配線遅延のばらつきや、クロストークなどによる他の配線の影響などを、極力抑えた設計が必要とされている。他方で、SOC(System On Chip)の設計を考えると、テスト信号のような集積回路の性能に直接影響しない信号配線の優先度はかなり低く、極力容易に設計できることが求められている。
【0009】
第2には、テスト単価の上昇である。これは、昨今の集積回路の高機能化により、テストにかかる時間及びテスト装置の単価の上昇による。そこで、昨今よく見られるような記憶回路を複数搭載している集積回路については、同時に複数の記憶回路をテストできることが求められている。
【0010】
しかしながら、集積回路の動作周期が信号の遅延と同等なくらいに短くなっている昨今、これは非常に難しい問題である。すなわち、テスト信号の入力端子もしくはテスト信号発生回路から記憶回路のテスト回路まで、全てのテスト信号間、及び全ての記憶回路間で、テスト信号の遅延を一致させる必要があるからである。
【0011】
そこでこの発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、テスト信号配線の設計を容易に行うことができ、さらにテスト実行に伴うテスト単価の上昇を抑制することが可能な半導体集積回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明に係る半導体集積回路は、情報を記憶する第1、第2の半導体記憶回路と、テスト入力信号、テスト出力信号、及びテスト動作の同期をとるために用いられるテスト同期信号を含むテスト信号が供給され、前記第1の半導体記憶回路の動作をテストする第1のテスト回路と、前記第1のテスト回路の後段に接続され、前記第1のテスト回路から出力された前記テスト信号を受け取り、前記第2の半導体記憶回路の動作をテストする第2のテスト回路とを具備し、前記第1のテスト回路は、前記テスト同期信号に同期して前記テスト入力信号を、前記第1の半導体記憶回路を動作させる情報として用いるとともに次段の前記第2のテスト回路へ出力し、前記第1の半導体記憶回路の出力と供給された前記テスト出力信号との論理で決定される出力を、前記テスト同期信号に同期して前記第2のテスト回路へテスト出力信号として出力することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態として、記憶回路とロジック回路とを混載した半導体集積回路について説明する。説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
【0014】
[第1の実施の形態]
まず、この発明の第1の実施の形態の半導体集積回路について説明する。半導体集積回路は、記憶回路とロジック回路とを混載したシステムLSIであり、一対に配置された記憶回路とテスト回路、及びロジック回路としてのCPUを搭載している。記憶回路は、半導体メモリ、例えばDRAM、SRAM、プログラマブルROM、または強誘電体メモリなどから構成されており、テスト回路は記憶回路の動作をテストするためのインタフェース回路などから構成されている。
【0015】
図1は、第1の実施の形態の半導体集積回路の構成を示すブロック図である。
【0016】
図1に示すように、半導体集積回路11内には、記憶回路M1〜M4とテスト回路T1〜T4、及びCPU12が形成されている。記憶回路及びテスト回路の各々は近接して配置されており、記憶回路M1とテスト回路T1、記憶回路M2とテスト回路T2、記憶回路M3とテスト回路T3、及び記憶回路M4とテスト回路T4でそれぞれ一対の回路群を構成している。
【0017】
前記テスト回路T1〜T4は、外部からテスト信号S1が入力されるテスト信号配線に対して直列に接続されている。詳述すると、テスト信号S1は、外部よりテスト回路T1に入力される。テスト回路T1は、記憶回路M1に接続されると共に、テスト回路T2に接続されている。このテスト回路T2は、記憶回路M2に接続されると共に、テスト回路T3に接続されている。テスト回路T3は、記憶回路M3に接続されると共に、テスト回路T4に接続されている。そして、テスト回路T4は記憶回路M4に接続されると共に、テスト回路T4の出力信号は半導体集積回路11の外部へ出力される。
【0018】
前記テスト信号S1は、テスト入力信号、テスト出力信号、及びクロック信号を有する。テスト入力信号は、例えばアドレス信号、コマンド、及び書き込みデータなどを含む。前記アドレス信号は、記憶回路の記憶場所を示す信号である。コマンドは、記憶回路への動作を指示する信号であり、例えば書き込み動作、読み出し動作などを指示する。書き込みデータは、記憶回路内のアドレス信号によって規定された記憶場所に書き込まれるデータである。テスト出力信号は、例えば記憶回路からの読み出しデータなどの記憶回路のテスト結果を示すデータを含む。クロック信号は、テスト回路によるテスト動作を制御する同期信号である。
【0019】
前記記憶回路M1〜M4は、例えばDRAMから構成されている。記憶回路M1〜M4は、書き込みコマンドに従ってデータを記憶し、また読み出しコマンドに従って記憶しているデータを出力する。テスト回路T1〜T4は、記憶回路M1〜M4をテストするためのインタフェース回路であり、テストに必要な信号を入出力する。CPU12は、記憶回路M1〜M4における書き込み動作及び読み出し動作を制御する。
【0020】
次に、前記第1の実施の形態の変形例の半導体集積回路について説明する。
【0021】
図2は、第1の実施の形態の変形例の半導体集積回路の構成を示すブロック図である。この図2ではロジック回路の記載を省略している。前記第1の実施の形態では、CPU12を取り囲むようにCPU12の周囲に4個の記憶回路及びテスト回路を配置したが、図2に示す変形例のように、3個の記憶回路及びテスト回路を半導体集積回路内に列状に配置してもよい。
【0022】
図2に示すように、半導体集積回路21内には、記憶回路M1〜M3、及びテスト回路T1〜T3が形成されている。前記記憶回路及びテスト回路の各々は近接して配置されており、記憶回路M1とテスト回路T1、記憶回路M2とテスト回路T2、及び記憶回路M3とテスト回路T3でそれぞれ一対の回路群を構成している。
【0023】
前記テスト回路T1〜T3は、外部からテスト信号S1が入力されるテスト信号配線に対して直列に接続されている。詳述すると、テスト信号S1は、外部よりテスト回路T1に入力される。テスト回路T1は、記憶回路M1に接続されると共に、テスト回路T2に接続されている。このテスト回路T2は、記憶回路M2に接続されると共に、テスト回路T3に接続されている。そして、テスト回路T3は記憶回路M3に接続されると共に、テスト回路T3の出力信号は半導体集積回路21の外部へ出力される。
【0024】
前記記憶回路M1〜M3は、例えばDRAMから構成されている。記憶回路M1〜M3は、書き込みコマンドに従ってデータを記憶し、また読み出しコマンドに従って記憶しているデータを出力する。テスト回路T1〜T3は、記憶回路M1〜M3をテストするためのインタフェース回路であり、テストに必要な信号を入出力する。その他の構成は、前記第1の実施の形態における構成と同様である。
【0025】
ここでは、説明をわかりやすくするために、図1に示した第1の実施の形態よりも構成が簡単な、図2に示した変形例の詳細な構成を説明する。
【0026】
図3は、図2に示した変形例における、チェーン接続されたテスト回路の詳細な構成を示すブロック図である。
【0027】
テスト回路T1は、テスト信号遅延回路TD1、デコーダDC1、及びマルチプレクサMX1から構成されている。テスト回路T2は、テスト信号遅延回路TD2、デコーダDC2、及びマルチプレクサMX2から構成され、テスト回路T3は、テスト信号遅延回路TD3、デコーダDC3、及びマルチプレクサMX3から構成されている。
【0028】
前記テスト信号遅延回路TD1は、ラッチ回路LT1、ラッチ及びマルチプレクサ回路LM1、及び遅延回路DL1を有している。テスト信号遅延回路TD2は、ラッチ回路LT2、ラッチ及びマルチプレクサ回路LM2、及び遅延回路DL2を有し、テスト信号遅延回路TD3は、ラッチ回路LT3、ラッチ及びマルチプレクサ回路LM3、及び遅延回路DL3を有している。
【0029】
図3に示すように、テスト信号遅延回路TD1内のラッチ回路LT1には、テスト入力信号SINとして、例えばアドレス信号、コマンド、及び書き込みデータなどが入力されている。ラッチ回路LT1は、デコーダDC1を介して記憶回路M1に接続されている。ラッチ回路LT1は、また次段のテスト信号遅延回路TD2内のラッチ回路LT2に接続されている。
【0030】
ラッチ及びマルチプレクサ回路LM1には、記憶回路M1がマルチプレクサMX1を介して接続されている。ラッチ及びマルチプレクサ回路LM1は、また次段のテスト信号遅延回路TD2内のラッチ及びマルチプレクサ回路LM2に接続されている。遅延回路DL1は、次段のテスト信号遅延回路TD2内の遅延回路DL2に接続されている。
【0031】
前記テスト信号遅延回路TD2内のラッチ回路LT2は、デコーダDC2を介して記憶回路M2に接続されている。ラッチ回路LT2は、また次段のテスト信号遅延回路TD3内のラッチ回路LT3に接続されている。ラッチ及びマルチプレクサ回路LM2には、記憶回路M2がマルチプレクサMX2を介して接続されている。ラッチ及びマルチプレクサ回路LM2は、また次段のテスト信号遅延回路TD3内のラッチ及びマルチプレクサ回路LM3に接続されている。遅延回路DL2は、次段のテスト信号遅延回路TD3内の遅延回路DL3に接続されている。
【0032】
前記テスト信号遅延回路TD3内のラッチ回路LT3は、デコーダDC3を介して記憶回路M3に接続されている。ラッチ及びマルチプレクサ回路LM3には、記憶回路M3がマルチプレクサMX3を介して接続されている。そして、ラッチ及びマルチプレクサ回路LM3は、テスト出力信号として読み出しデータを出力する。また、遅延回路DL3は、クロック信号CLKを出力する。
【0033】
次に、図3に示した半導体集積回路の動作について説明する。
【0034】
テスト入力信号SINは、外部よりテスト回路T1内のラッチ回路LT1に入力される。ラッチ回路LT1にはクロック同期信号であるクロック信号CLKが入力されており、ラッチ回路LT1に入力されたテスト入力信号SINは、クロック信号CLKに同期してラッチ回路LT1にラッチされる。このラッチ動作と同時に、前記テスト入力信号SINはクロック信号CLKに同期して次段のテスト回路T2内のラッチ回路LT2に出力される。
【0035】
前記ラッチ回路LT1にラッチされたテスト入力信号SINはデコーダDC1で解釈され、テスト対象の記憶回路M1に出力される。さらに、記憶回路からは出力信号が出力される。そして、前段から入力されたテスト出力信号と本段の記憶回路から出力された出力信号との論理で決定された出力が、テスト出力信号としてテスト同期信号に同期して次段のテスト回路へ出力される。
【0036】
より詳細に図3に示した半導体集積回路の動作を説明すると、以下のようになる。
【0037】
前記テスト入力信号SINであるアドレス信号、コマンド、及び書き込みデータの少なくともいずれかがラッチ回路LT1に入力される。また、テスト用の同期信号であるクロック信号CLKがラッチ回路LT1、ラッチ及びマルチプレクサ回路LM1、遅延回路DL1に入力される。ラッチ回路LT1に入力されたテスト入力信号SINは、クロック信号CLKに同期してラッチ回路LT1にラッチされる。そして、テスト入力信号SINは、デコーダDC1で解釈され、テスト対象の記憶回路M1に出力される。前述したように、前記アドレス信号は、記憶回路の記憶場所を示す信号である。コマンドは、記憶回路への動作を指示する信号であり、例えば書き込み動作、読み出し動作などを指示する。書き込みデータは、記憶回路内のアドレス信号によって規定された記憶場所に書き込まれるデータである。
【0038】
図4は、前記半導体集積回路の動作を示すタイミングチャートである。
【0039】
図4に示すように、期間P1で、最初のテスト入力信号SIN1がテスト回路T1内のラッチ回路LT1に入力されている。この期間P1にクロック信号CLKが立ち上がると、テスト入力信号SIN1がラッチ回路LT1にラッチされ、記憶回路M1が動作する。すなわち、記憶回路M1への書き込みまたは読み出しが行われる。その後、記憶回路M1から読み出された書き込みベリファイデータまたは読み出しデータは、マルチプレクサMX1を介してラッチ及びマルチプレクサ回路LM1に入力される。ラッチ及びマルチプレクサ回路LM1は、前記書き込みベリファイデータまたは読み出しデータと予め入力されていた信号、ここでは“H”(電源電圧VDD)との論理で決定された信号を、テスト出力信号としてクロック信号CLKに同期して次段のテスト回路T2へ出力する。
【0040】
前記テスト入力信号SIN1がラッチ回路LT1にラッチされる動作に同期して、テスト回路T2内のラッチ回路LT2へテスト入力信号SIN1が出力される。このラッチ回路LT2にテスト入力信号SIN1が入力されている期間にクロック信号CLKが立ち上がると、テスト入力信号SIN1がラッチ回路LT2にラッチされ、記憶回路M2が動作する。すなわち、記憶回路M2への書き込みまたは読み出しが行われる。その後、記憶回路M2から読み出された書き込みベリファイデータまたは読み出しデータは、マルチプレクサMX2を介してラッチ及びマルチプレクサ回路LM2に入力される。ラッチ及びマルチプレクサ回路LM2は、前記書き込みベリファイデータまたは読み出しデータと前段のテスト回路T1から出力されたテスト出力信号との論理で決定された信号を、テスト出力信号としてクロック信号CLKに同期して次段のテスト回路T3へ出力する。
【0041】
同様に、前記テスト入力信号SIN1がラッチ回路LT2にラッチされる動作に同期して、テスト回路T3内のラッチ回路LT3へテスト入力信号SIN1が出力される。このラッチ回路LT3にテスト入力信号SIN1が入力されている期間にクロック信号CLKが立ち上がると、テスト入力信号SIN1がラッチ回路LT3にラッチされ、記憶回路M3が動作する。すなわち、記憶回路M3への書き込みまたは読み出しが行われる。その後、記憶回路M3から読み出された書き込みベリファイデータまたは読み出しデータは、マルチプレクサMX3を介してラッチ及びマルチプレクサ回路LM3に入力される。ラッチ及びマルチプレクサ回路LM3は、前記書き込みベリファイデータまたは読み出しデータと前段のテスト回路T2から出力されたテスト出力信号との論理で決定された信号を、テスト出力信号SOUTとしてクロック信号CLKに同期して出力する。
【0042】
前記クロック信号CLKは、前述したように、各段のテスト回路においてテスト入力信号をラッチする同期信号として用いられる。そして、遅延回路DL1、DL2、DL3によってそれぞれ遅延された後、それぞれの次段のテスト回路へ同期信号として出力されている。
【0043】
通常、半導体集積回路内におけるDRAMマクロ(DRAM及びテスト回路)の配置は、テスト信号の設計要求とは異なる要求から決定されている。他にも、記憶回路に必要であり、テスト信号の配線を決定する構成要素としては、集積回路におけるテスト信号の入出力端子、集積回路内に搭載されたテスト信号発生回路や合否判定回路などが挙げられる。設計の優先順位の低いテスト信号は、これらの構成要素がどのように配置された場合でも、問題なく高速なテストができることが求められる。
【0044】
しかし、2つのDRAM(記憶回路M1、M2)間の距離が離れているような場合、DRAM間のテスト信号配線を、求められる要素を満たすように設計することが困難である。このような場合を想定して、前記実施の形態では、DRAMから出力されたテスト信号を一旦ラッチし、改めてDRAMに出力するために、各テスト回路内にラッチ回路を設けている。、また、2つのDRAM間の距離がさらに離れているような場合には、テスト信号遅延回路を含むダミーのテスト回路を挿入するとよい。図5に、距離が離れたDRAM間に、DRAMを持たないテスト回路を挿入した例を示す。
【0045】
テスト同期信号であるクロック信号CLKは、前述のように他のテスト信号をラッチする同期信号として用いる一方、遅延回路によって遅延された後、次段のテスト回路へ同期信号として出力されている。
【0046】
また、同期回路において、一般に、同期信号を他の信号とは逆方向に伝わるようにしたほうが、信号を安定して伝播させることができ好ましい。例えば、テスト信号の遅延がテスト同期信号の遅延より大きい場合、テスト同期信号に応じてテスト信号をラッチする際に、誤った情報を取り込んでしまうことになるからである。しかし、この実施の形態では、あえて他のテスト信号と同じ伝播方向にテスト同期信号を伝播させている。この場合、テスト回路間においても、テスト同期信号の遅延量は他の全てのテスト信号より大きい必要がある。そこで、テスト同期信号の配線に遅延回路を挿入することでこれを実現している。
【0047】
個々のテスト回路は独立した識別子を持ち、この識別子を含むテストコマンドを用いることで、各遅延回路におけるテスト同期信号の遅延時間量を外部から各々独立に調整することが可能である。さらに、最終段のテスト回路から出力されるテスト同期信号を集積回路外部に出力することにより、最終段のテスト回路内の遅延回路での遅延時間量の実測が可能である。
【0048】
また、記憶回路T1〜T3の電源は、時として記憶回路ごとに独立して用意される(図3に示す電源VDD0、VDD1、VDD2)。電源配線を強化する面から見れば不利であるが、個々の記憶回路の消費電流を測定することが可能となるなどの利点があるからである。また、個々の記憶回路の電源を同一とするか異なるものにするかに関係なく、テスト回路は記憶回路の電源が投入されていなくても動作する必要がある。このため、前記実施の形態では、記憶回路の電源とは異なる電源VDDを供給している。メモリの電源とメモリのテスト回路の電源とを分離することについては、特願平2000−390969号公報に記載されている。
【0049】
以上説明したようにこの第1の実施の形態及びその変形例では、複数のテスト回路の各々にテスト信号をラッチするラッチ回路を持たせ、これらテスト回路をテスト信号配線に直列に接続することにより、テスト信号の遅延を考慮する必要が無くなり、テスト信号配線の設計を容易に行うことが可能になる。このため、テスト対象の記憶回路の配置に対して大きな制約を与えることはない。また、同時に複数の記憶回路をテストできるため、テスト単価の上昇を抑制することができる。
【0050】
[第2の実施の形態]
図6は、第2の実施の形態の半導体集積回路の構成を示すブロック図である。この図6ではロジック回路の記載を省略している。
【0051】
図に示すように、半導体集積回路31内には、記憶回路M1〜M3、及びテスト回路T1〜T3、T11が形成されている。前記記憶回路及びテスト回路の各々は近接して配置されており、記憶回路M1とテスト回路T1、記憶回路M2とテスト回路T2、及び記憶回路M3とテスト回路T3でそれぞれ一対の回路群を構成している。
【0052】
前記テスト回路T1〜T3は、テスト回路T11から出力されるテスト入力信号SIN及びクロック信号CLKが流れる配線に対して並列に接続されている。詳述すると、テスト入力信号SIN及びクロック信号CLKは、外部よりテスト回路T11に入力される。テスト回路T11には、テスト回路T1、T2、T3が並列に接続されている。テスト回路T1、T2、T3は、記憶回路M1、M2、M3に接続されると共に、ラッチ及びマルチプレクサ回路LM11にそれぞれ接続されている。
【0053】
以下に、前記第2の実施の形態の前記半導体集積回路の動作について説明する。
【0054】
テスト入力信号SIN及びクロック信号CLKは、外部よりテスト回路T11に入力される。テスト回路T11に入力されたテスト入力信号SINは、テスト同期信号であるクロック信号CLKに同期してテスト回路T11にラッチされると共に、クロック信号CLKに同期してテスト回路T1〜T3にそれぞれ出力される。
【0055】
テスト回路T1〜T3に入力されたテスト入力信号SINは、クロック信号CLKに同期してテスト回路T1〜T3の各々に設けられたラッチ回路にラッチされる。ラッチされたテスト入力信号はデコーダで解釈され、テスト対象の記憶回路M1、M2、M3にそれぞれ出力される。
【0056】
その後、予め設定されたテスト出力信号と記憶回路M1、M2、M3の各々から読み出されたテスト出力信号との論理で決定された出力が、クロック信号CLKに同期してテスト回路T1、T2、T3の各々からラッチ及びマルチプレクサ回路LM11へテスト出力信号として出力される。さらに、ラッチ及びマルチプレクサ回路LM11により、これらテスト回路T1、T2、T3のテスト出力信号のうちのいずれかが選択されて外部に出力される。
【0057】
以上説明したようにこの第2の実施の形態では、複数のテスト回路の各々にテスト信号をラッチするラッチ回路を持たせ、これらテスト回路をテスト信号配線に並列に接続し、さらにこれらテスト回路の前段にテスト回路をさらに設けている。これにより、テスト入力信号の遅延を考慮する必要が無くなり、テスト信号配線の設計を容易に行うことが可能となる。このため、テスト対象の記憶回路の配置に対して大きな制約を与えることはない。また、同時に複数の記憶回路をテストできるため、テスト単価の上昇を抑制することができる。
【0058】
[第3の実施の形態]
図7は、第3の実施の形態の半導体集積回路の構成を示すブロック図である。この図7ではロジック回路の記載を省略している。
【0059】
図に示すように、半導体集積回路41内には、記憶回路M1〜M6、テスト回路T1〜T6、及びラッチ及びマルチプレクサ回路LM11が形成されている。前記記憶回路及びテスト回路の各々は近接して配置されており、記憶回路M1とテスト回路T1、記憶回路M2とテスト回路T2、記憶回路M3とテスト回路T3、記憶回路M4とテスト回路T4、記憶回路M5とテスト回路T5、及び記憶回路M6とテスト回路T6でそれぞれ一対の回路群を構成している。
【0060】
前記テスト回路T1〜T3は、外部から入力されるテスト入力信号SIN及びクロック信号CLKが流れる配線に対して並列に接続されている。詳述すると、テスト入力信号SIN及びクロック信号CLKは、テスト回路T1、T2、T3にそれぞれ入力される。テスト回路T1、T2、T3は、記憶回路M1、M2、M3に接続されると共に、次段に配置されたテスト回路T4、T5、T6に接続されている。テスト回路T4、T5、T6は、記憶回路M4、M5、M6に接続されている。そして、テスト回路T4、T5、T6は、さらにラッチ及びマルチプレクサ回路LM11にそれぞれ接続されている。
【0061】
以下に、前記第3の実施の形態の前記半導体集積回路の動作について説明する。
【0062】
テスト入力信号SIN及びクロック信号CLKは、外部よりテスト回路T1、T2、T3にそれぞれ入力される。テスト回路T1〜T3に入力されたテスト入力信号SINは、クロック信号CLKに同期してテスト回路T1〜T3の各々に設けられたラッチ回路にラッチされる。テスト回路T1〜T3の各々にラッチされたテスト入力信号はデコーダで解釈され、テスト対象の記憶回路M1、M2、M3にそれぞれ出力される。
【0063】
その後、記憶回路M1、M2、M3から読み出されたデータは、テスト回路T1、T2、T3にそれぞれ入力される。テスト回路T1、T2、T3は、記憶回路M1、M2、M3から読み出されたデータと予め設定されていたテスト出力信号との論理で決定された信号を、クロック信号CLKに同期して次段のテスト回路T4、T5、T6へテスト出力信号としてそれぞれ出力する。
【0064】
前記テスト回路T1〜T3の各々に設けられたラッチ回路にテスト入力信号がラッチされるのと同時に、テスト入力信号SINは、クロック信号CLKに同期して次段のテスト回路T4、T5、T6へそれぞれ出力される。テスト回路T4〜T6に入力されたテスト入力信号SINは、クロック信号CLKに同期してテスト回路T4〜T6の各々に設けられたラッチ回路にラッチされる。テスト回路T4〜T6の各々にラッチされたテスト入力信号はデコーダで解釈され、テスト対象の記憶回路M4、M5、M6にそれぞれ出力される。
【0065】
その後、記憶回路M4、M5、M6から読み出されたデータは、テスト回路T4、T5、T6にそれぞれ入力される。テスト回路T4、T5、T6は、記憶回路M4、M5、M6から読み出されたデータと、前段のテスト回路T1、T2、T3から出力されたテスト出力信号との論理で決定された信号を、クロック信号CLKに同期してラッチ及びマルチプレクサ回路LM11へそれぞれ出力する。ラッチ及びマルチプレクサ回路LM11は、テスト回路T4、T5、T6から入力されたテスト出力信号のうち、いずれかを選択して半導体集積回路41の外部へテスト出力信号SOUTとして出力する。
【0066】
以上説明したようにこの第3の実施の形態では、複数のテスト回路の各々にテスト信号をラッチするラッチ回路を持たせ、これらテスト回路をテスト信号配線に並列に接続し、これらテスト回路の後段に他のテスト回路をさらに設けている。このような構成により、テスト信号の遅延を考慮する必要が無くなり、テスト信号配線の設計を容易に行うことが可能となる。このため、テスト対象の記憶回路の配置に対して大きな制約を与えることはない。また、同時に複数の記憶回路をテストできるため、テスト単価の上昇を抑制することができる。
【0067】
次に、前記第3の実施の形態の変形例の半導体集積回路について説明する。図8は、第3の実施の形態の変形例の半導体集積回路の構成を示すブロック図である。この図8ではロジック回路の記載を省略している。
【0068】
前記第3の実施の形態では、並列接続されたテスト回路T1、T2、T3に、外部から供給されるテスト信号が、直接入力されていたが、この変形例ではテスト信号が入力されるテスト回路T1、T2、T3の前段にテスト回路T11を挿入している。詳述すると、テスト入力信号SIN及びクロック信号CLKは、テスト回路T11に入力される。テスト回路T11にはテスト回路T1、T2、T3が並列に接続されており、テスト回路T11の出力はテスト回路T1、T2、T3にそれぞれ入力される。その他の構成は、前記第3の実施の形態の構成と同様である。
【0069】
以下に、前記第3の実施の形態の変形例の前記半導体集積回路の動作について説明する。
【0070】
テスト入力信号SIN及びクロック信号CLKは、外部よりテスト回路T11に入力される。テスト回路T11に入力されたテスト入力信号SINは、テスト同期信号であるクロック信号CLKに同期してテスト回路T11にラッチされると共に、クロック信号CLKに同期してテスト回路T1〜T3にそれぞれ出力される。
【0071】
テスト回路T1〜T3に入力されたテスト入力信号SINは、クロック信号CLKに同期してテスト回路T1〜T3の各々に設けられたラッチ回路にラッチされる。ラッチされたテスト入力信号はデコーダで解釈され、テスト対象の記憶回路M1、M2、M3にそれぞれ出力される。
【0072】
その後、記憶回路M1、M2、M3から読み出されたデータは、テスト回路T1、T2、T3にそれぞれ入力される。テスト回路T1、T2、T3は、記憶回路M1、M2、M3から読み出されたデータと予め設定されていたテスト出力信号との論理で決定された信号を、クロック信号CLKに同期して次段のテスト回路T4、T5、T6へテスト出力信号としてそれぞれ出力する。
【0073】
前記テスト回路T1〜T3の各々に設けられたラッチ回路にテスト入力信号がラッチされるのと同時に、テスト入力信号SINは、クロック信号CLKに同期して次段のテスト回路T4、T5、T6へそれぞれ出力される。テスト回路T4〜T6に入力されたテスト入力信号SINは、クロック信号CLKに同期してテスト回路T4〜T6の各々に設けられたラッチ回路にラッチされる。テスト回路T4〜T6の各々にラッチされたテスト入力信号はデコーダで解釈され、テスト対象の記憶回路M4、M5、M6にそれぞれ出力される。
【0074】
その後、記憶回路M4、M5、M6から読み出されたデータは、テスト回路T4、T5、T6にそれぞれ入力される。テスト回路T4、T5、T6は、記憶回路M4、M5、M6から読み出されたデータと、前段のテスト回路T1、T2、T3から出力されたテスト出力信号との論理で決定された信号を、クロック信号CLKに同期してラッチ及びマルチプレクサ回路LM11へそれぞれ出力する。ラッチ及びマルチプレクサ回路LM11は、テスト回路T4、T5、T6から入力されたテスト出力信号のうち、いずれかを選択して半導体集積回路51の外部へテスト出力信号SOUTとして出力する。
【0075】
以上説明したようにこの第3の実施の形態の変形例では、複数のテスト回路の各々にテスト信号をラッチするラッチ回路を持たせ、これらテスト回路をテスト信号配線に並列に接続し、さらにこれらテスト回路の各々の後段にテスト回路を設け、前段に1個のテスト回路を設けている。これにより、テスト信号の遅延を考慮する必要が無くなり、テスト信号配線の設計を容易に行うことが可能となる。このため、テスト対象の記憶回路の配置に対して大きな制約を与えることはない。また、同時に複数の記憶回路をテストできるため、テスト単価の上昇を抑制することができる。
【0076】
前述した実施の形態及び変形例では、半導体集積回路の外部よりテスト信号を入力する場合を示したが、図9に示すように、半導体集積回路61の内部に、テスト入力信号SIN及びクロック信号CLKを含むテスト信号を発生するテスト信号発生回路62を備えていてもよい。また、半導体集積回路の外部へテスト出力信号を出力する場合を示したが、図9に示すように、半導体集積回路61の内部にテスト出力信号SOUTが期待した値か否かを判定する合否判定回路63を備えていてもよい。
【0077】
また、前述した各実施の形態はそれぞれ、単独で実施できるばかりでなく、適宜組み合わせて実施することも可能である。さらに、前述した各実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、各実施の形態において開示した複数の構成要件の適宜な組み合わせにより、種々の段階の発明を抽出することも可能である。
【0078】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明によれば、テスト信号配線の設計を容易に行うことができ、さらにテスト実行に伴うテスト単価の上昇を抑制することが可能な半導体集積回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の半導体集積回路の構成を示すブロック図である。
【図2】前記第1の実施の形態の変形例の半導体集積回路の構成を示すブロック図である。
【図3】前記第1の実施の形態の変形例の半導体集積回路におけるテスト回路の詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】前記第1の実施の形態の変形例の半導体集積回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】前記変形例の半導体集積回路おける記憶回路間に、記憶回路を持たないテスト回路を挿入した例を示すブロック図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態の半導体集積回路の構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の第3の実施の形態の半導体集積回路の構成を示すブロック図である。
【図8】前記第3の実施の形態の変形例の半導体集積回路の構成を示すブロック図である。
【図9】前記実施の形態の半導体集積回路内に、テスト信号発生回路及び合否判定回路を備えた例を示すブロック図である。
【図10】従来の半導体集積回路内における記憶回路、テスト回路、及びテスト信号配線の配置を示す図である。
【図11】従来の前記半導体集積回路内におけるテスト回路のブロック図である。
【符号の説明】
11、21、31、41、51、61…半導体集積回路
M1〜M6…記憶回路
T1〜T6、T11…テスト回路
12…CPU
S1…テスト信号
TD1、TD2、TD3…テスト信号遅延回路
DC1、DC2、DC3…デコーダ
MX1、MX2、MX3…マルチプレクサ
LT1、LT2、LT3…ラッチ回路
LM1、LM2、LM3、LM11…ラッチ及びマルチプレクサ回路
DL1、DL2、DL3…遅延回路
SIN…テスト入力信号
SOUT…テスト出力信号
CLK…クロック信号
62…テスト信号発生回路
63…合否判定回路

Claims (20)

  1. 情報を記憶する第1、第2の半導体記憶回路と、
    テスト入力信号、テスト出力信号、及びテスト動作の同期をとるために用いられるテスト同期信号を含むテスト信号が供給され、前記第1の半導体記憶回路の動作をテストする第1のテスト回路と、
    前記第1のテスト回路の後段に接続され、前記第1のテスト回路から出力された前記テスト信号を受け取り、前記第2の半導体記憶回路の動作をテストする第2のテスト回路とを具備し、
    前記第1のテスト回路は、前記テスト同期信号に同期して前記テスト入力信号を、前記第1の半導体記憶回路を動作させる情報として用いるとともに次段の前記第2のテスト回路へ出力し、前記第1の半導体記憶回路の出力と供給された前記テスト出力信号との論理で決定される信号を、前記テスト同期信号に同期して前記第2のテスト回路へテスト出力信号として出力することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記第1のテスト回路は、前記テスト同期信号を遅延し、次段の前記第2のテスト回路のテスト同期信号として出力する遅延回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記遅延回路は、前記テスト同期信号の遅延時間を調整することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記第2のテスト回路は、前記第1のテスト回路から出力されたテスト同期信号を、遅延時間を調整して遅延し、出力する遅延回路を備え、
    前記第1、第2のテスト回路は、テスト同期信号の遅延時間をそれぞれ独立して設定することを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記第1、第2のテスト回路はそれぞれ個別の識別コードを持ち、前記遅延時間は前記識別コードを含む情報によって設定されることを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路。
  6. 前記第1、第2のテスト回路の電源は、前記第1、第2の半導体記憶回路の電源と別に供給されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の半導体集積回路。
  7. 外部入力端子及び外部出力端子を有し、前記テスト信号の少なくとも一部は、外部より前記外部入力端子へ入力され、前記外部出力端子から外部へ出力されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の半導体集積回路。
  8. 前記テスト信号の少なくとも一部を発生するテスト信号発生回路と、
    前記テスト信号の少なくとも一部を受け取り、合否を判定する合否判定回路と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の半導体集積回路。
  9. 前記第1のテスト回路と前記第2のテスト回路との間に設けられ、前記テスト信号を遅延する第3のテスト回路をさらに具備し、前記第3のテスト回路は対応する半導体記憶回路を持たないことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の半導体集積回路。
  10. 前記外部入力端子と前記第1のテスト回路との間に設けられ、前記外部入力端子に入力された前記テスト信号をラッチする第3のテスト回路をさらに具備し、前記第3のテスト回路は対応する半導体記憶回路を持たないことを特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路。
  11. 前記テスト信号発生回路と前記第1のテスト回路との間に設けられ、前記テスト信号発生回路により発生された前記テスト信号をラッチする第3のテスト回路をさらに具備し、前記第3のテスト回路は対応する半導体記憶回路を持たないことを特徴とする請求項8に記載の半導体集積回路。
  12. 情報を記憶する複数の半導体記憶回路と、
    テスト入力信号、テスト出力信号、及びテスト動作の同期をとるために用いられるテスト同期信号を含むテスト信号が供給され、複数の前記半導体記憶回路の動作をテストする複数のテスト回路とを具備し、
    前記テスト回路は、前記テスト同期信号に同期して前記テスト入力信号を、前記半導体記憶回路を動作させる情報として用いるとともに次段の前記テスト回路へ出力し、前記半導体記憶回路の出力と供給された前記テスト出力信号との論理で決定される出力を、前記テスト同期信号に同期して次段の前記テスト回路へテスト出力信号として出力することを特徴とする半導体集積回路。
  13. 前記複数のテスト回路は、それぞれ、前記テスト同期信号を遅延し、次段の前記テスト回路のテスト同期信号として出力する遅延回路を備えることを特徴とする請求項12に記載の半導体集積回路。
  14. 前記遅延回路は、前記テスト同期信号の遅延時間を調整することを特徴とする請求項13に記載の半導体集積回路。
  15. 前記複数のテスト回路は、前記テスト同期信号の遅延時間をそれぞれ独立して設定することを特徴とする請求項14に記載の半導体集積回路。
  16. 前記複数のテスト回路はそれぞれ個別の識別コードを持ち、前記遅延時間は前記識別コードを含む情報によって設定されることを特徴とする請求項15に記載の半導体集積回路。
  17. 前記複数のテスト回路は、前記テスト信号が供給される信号配線に対して並列に接続された複数のテスト回路群を構成し、前記複数のテスト回路群はそれぞれ前記信号配線に対して直列に接続された複数のテスト回路を有すること特徴とする請求項12に記載の半導体集積回路。
  18. 前記複数のテスト回路の電源は、前記複数の半導体記憶回路の電源と別に供給されていることを特徴とする請求項12乃至17のいずれか1つに記載の半導体集積回路。
  19. 外部入力端子及び外部出力端子を有し、前記テスト信号の少なくとも一部は、外部より前記外部入力端子へ入力され、前記外部出力端子から外部へ出力されることを特徴とする請求項12乃至18のいずれか1つに記載の半導体集積回路。
  20. 前記テスト信号の少なくとも一部を発生するテスト信号発生回路と、
    前記テスト信号の少なくとも一部を受け取り、合否を判定する合否判定回路と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項12乃至18のいずれか1つに記載の半導体集積回路。
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