JP2006315634A - 車両用操舵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操舵フィーリングを損なうことなく低μ路における高い車両安定性を確保することのできる車両用操舵装置を提供すること。
【解決手段】 PPSECUは、オーバーステア時は、パワーステアリング装置の発生するアシスト力を強め、アンダーステア時は、その発生するアシスト力を弱めるように制御する。そして、PPSECUは、オーバーステアの解消後、所定時間t0を経過するまでパワーステアリング装置の発生するアシスト力を弱める制御を実行せず、且つその所定時間t0の経過後においても、ステア特性がニュートラルステアとなったと判定されるまで、上記アシスト力を弱める制御を実行しない。
【選択図】 図7

Description

本発明は、車両用操舵装置に関するものである。
近年、車速やヨーレイト等の車両状態量と車両の運動状態との関係をモデル化した車両モデル(車両運動モデル)に基づいて、車両のステアリング特性(ステア特性)を判定し、そのステア特性に応じて車両のヨーモーメントを制御する操舵制御システムが提案されている。
例えば、特許文献1に記載の車両用操舵装置は、判定されたステア特性がオーバーステアである場合に、目標ヨーレイトと実ヨーレイトとの偏差に基づく反力成分を操舵系に付与する。そして、これにより、目標ヨーレイトに実ヨーレイトが追従するよう、運転者によるステアリング操作の修正(即ちカウンタステア)を誘導して、速やかに車両姿勢の安定化を図ることができるようになっている。
特開平8−40293号公報
ところで、オーバーステア発生後、運転者のステアリング操作によっては、オーバーステアからアンダーステアに移行する場合があり、このような場合に、その反力成分を付与する制御を即座に停止するとすれば、アシスト力が不連続に変化し、操舵フィーリングの悪化を招くおそれがある。このため、上記従来例では、オーバーステア解消後、所定時間を経過するまで、上記反力成分を付与する制御を継続することで、そのアシスト力の不連続変化による操舵フィーリングの悪化を抑制するようになっている。
しかしながら、凍結路等、低μ路においては、転舵角の変化に対する車両挙動の反応が鈍く、また車両姿勢を安定に保つことのできる安定領域、即ちヨーレイトを安定的に制御可能なその変化速度(ヨー角加速度)の範囲が極めて狭くなっている。そのため、こうした低μ路では、アンダーステアを回避するための操作や、オーバーステアを回避するための操作(カウンタ量)が過剰となりやすく、これによりそのステア特性がオーバーステアからアンダーステアへ、そして再びアンダーステアからオーバーステアへと連続的に変化する場合がある。
しかし、このような環境において、上記従来例のごとく、オーバーステア解消後も反力成分を継続付与する制御を実行することとすれば、運転者の意図に反してオーバーステア解消後のアンダーステア傾向を助長することとなり、更にそれにより与えられる過大な舵角に起因して、その後に発生する反対方向のオーバーステアを一層強めるおそれがある。このため、上記従来の構成では、低μ路における車両安定性の確保を考慮した場合、必然的にオーバーステア解消後に反力成分を継続付与する制御を短く設定せざるを得ず、その結果、制御切り替え時におけるアシスト力の不連続変化、並びにそれに起因する操舵フィーリング悪化の抑制の程度も限りのあるものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、操舵フィーリングを損なうことなく低μ路における高い車両安定性を確保することのできる車両用操舵装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与するアシスト力付与手段と、前記アシスト力付与手段の発生するアシスト力を制御する制御手段と、車両モデルに基づいて車両のステア特性を判定するステア特性判定手段とを備え、前記制御手段は、前記ステア特性がオーバーステアである場合には前記アシスト力を強くし、前記ステア特性がアンダーステアである場合には前記アシスト力を弱めるように制御する車両用操舵装置であって、前記制御手段は、前記オーバーステアの解消後、所定時間を経過するまで前記アシスト力を弱める制御を実行せず、且つ前記所定時間の経過後においても、前記ステア特性がニュートラルステアとなったと前記判定されるまで、前記アシスト力を弱める制御を実行しないこと、を要旨とする。
上記構成によれば、オーバーステアの解消後、所定時間が経過するまでアシスト力を弱める制御を行わないため、アシスト力の不連続変化に起因する操舵フィーリングの悪化を抑制できるとともに、より少ない操舵トルクにてステア特性の変化に素早く対応して迅速に車両安定化を図ることができる。特に、上記従来例のごとく目標ヨーレイトと実ヨーレイトとの偏差に基づく反力成分を付与する形態をとらないため、アンダーステア時にオーバーステア時同様のアシスト力を強める制御を行った場合でも、運転者の意図に反してアンダーステア傾向を助長する、或いは反対方向のオーバーステアを強めることはない。従って、オーバーステアの解消後のアシスト力を強める制御の継続時間、即ち所定時間を比較的長く設定することができ、これにより、上記操舵フィーリングの悪化を抑制する効果をより有効なものとすることができる。そして、更に所定時間経過後もステア特性がニュートラルステアとなるまで同制御を継続することで、想定以上に車両安定化が長引いた場合でもその効果を有効なものとすることができる。加えて、アシスト力の強弱のみを制御するため、上記従来例のように反力成分の付与が不可能な、ステアリング操作方向にアシスト力付与方向が依存する油圧式のパワーステアリング装置にも適用することができる。
請求項2に記載の発明は、ステアリングの舵角に基づく転舵輪の第1の舵角にモータ駆動に基づく前記転舵輪の第2の舵角を上乗せすることによりステアリングの舵角と前記転舵輪の舵角との間の伝達比を可変させる伝達比可変装置と、前記伝達比可変装置の作動を制御する第2の制御手段とを備え、前記第2の制御手段は、前記ステア特性がオーバーステアである場合には、前記車両のヨーモーメントの方向と逆方向に前記転舵輪の舵角を変化させるべく前記伝達比可変装置を制御し、前記ステア特性がアンダーステアである場合には、前記転舵輪の舵角を小さくするように前記伝達比可変装置を制御すること、を要旨とする。
上記構成によれば、車両姿勢が不安定になりやすい低μ路等においても、迅速にその車両姿勢を安定させることができるようになる。特に、ステア特性がアンダーステアである場合には、前記転舵輪の舵角を小さくするように制御するため、運転者の意図に反してアンダーステア傾向を助長する、或いは反対方向のオーバーステアを強めることはない。
本発明によれば、操舵フィーリングを損なうことなく低μ路における高い車両安定性を確保することが可能な車両用操舵装置を提供することができる。
以下、本発明をギヤ比可変システムを備えた車両用操舵装置(ステアリング装置)に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のステアリング装置1の概略構成図である。同図に示すように、ステアリング(ハンドル)2が固定されたステアリングシャフト3は、ラック&ピニオン機構4を介してラック5に連結されており、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラック&ピニオン機構4によりラック5の往復直線運動に変換される。そして、このラック5の往復直線運動により転舵輪6の舵角、即ち転舵角が可変することにより、車両の進行方向が変更される。
本実施形態のステアリング装置1は、ステアリング2の舵角(操舵角)に対する転舵輪6の伝達比(ギヤ比)を可変させる伝達比可変装置としてのギヤ比可変アクチュエータ7と、該ギヤ比可変アクチュエータ7の作動を制御するIFSECU8とを備えている。
詳述すると、ステアリングシャフト3は、ステアリング2が連結された第1シャフト9とラック&ピニオン機構4に連結される第2シャフト10とからなり、ギヤ比可変アクチュエータ7は、第1シャフト9及び第2シャフト10を連結する差動機構11と、該差動機構11を駆動するモータ12とを備えている。そして、ギヤ比可変アクチュエータ7は、ステアリング操作に伴う第1シャフト9の回転に、モータ駆動による回転を上乗せして第2シャフト10に伝達することにより、ラック&ピニオン機構4に入力されるステアリングシャフト3の回転を増速(又は減速)する。
つまり、図2及び図3に示すように、ギヤ比可変アクチュエータ7は、ステアリング操作に基づく転舵輪6の舵角(ステア転舵角θts)にモータ駆動に基づく転舵輪の舵角(ACT角θta)を上乗せすることにより、操舵角θsに対する転舵輪6の転舵角θtの比率、即ち伝達比(ギヤ比)を可変させる。そして、IFSECU8は、モータ12に対する駆動電力の供給を通じてギヤ比可変アクチュエータ7の制御を制御し、これにより操舵角θsと転舵角θtとの間の伝達比(ギヤ比)を制御する(ギヤ比可変制御)。
尚、この場合における「上乗せ」とは、加算する場合のみならず減算する場合をも含むものと定義し、以下同様とする。また、「操舵角θsに対する転舵角θtのギヤ比」をオーバーオールギヤ比(操舵角θs/転舵角θt)で表した場合、ステア転舵角θtsと同方向のACT角θtaを上乗せすることによりオーバーオールギヤ比は小さくなる(転舵角θt大、図2参照)。そして、逆方向のACT角θtaを上乗せすることによりオーバーオールギヤ比は大きくなる(転舵角θt小、図3参照)。そして、本実施形態では、ステア転舵角θtsが第1の舵角を構成し、ACT角θtaが第2の舵角を構成する。
また、図1に示すように、ステアリング装置1は、操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与するアシスト力付与手段としてのパワーステアリング装置14と、該パワーステアリング装置14の発生するアシスト力を制御する制御手段としてのPPSECU15とを備えている。尚、本実施形態では、上記IFSECUが第2の制御手段を構成する。
詳述すると、本実施形態のパワーステアリング装置14は、流量制御用ソレノイドバルブ付きの油圧式パワーステアリング装置であり、油圧ポンプ16から圧送されたフルードは、ステアリングシャフト3の基端部にトーションバー(図示略)と一体に設けられたロータリーバルブ17を経由し、ラック5に設けられたパワーシリンダ(図示略)へと流入する。そして、流量制御弁であるソレノイドバルブ18(図4参照)は、そのロータリーバルブ17とパワーシリンダとの間の油圧経路に設けられている。即ち、パワーステアリング装置14は、パワーシリンダに流入したフルードの油圧によってそのステアリング操作に応じた方向にラック5を押圧することで操舵系にアシスト力を付与する。そして、PPSECU15は、ソレノイドバルブ18に対する電流供給を通じて、その開度、即ちパワーシリンダに流入するフルードの流量制御を行うことにより、パワーステアリング装置14の発生するアシスト力を制御するようになっている(パワーアシスト制御)。
本実施形態では、上記のギヤ比可変アクチュエータ7を制御するIFSECU8、及びパワーステアリング装置14を制御するPPSECU15は、車内ネットワーク(CAN:Controller Area Network)23を介して接続されており、該車内ネットワーク23には、車両状態量を検出するための複数のセンサが接続されている。具体的には、車内ネットワーク23には、操舵角センサ24、車速センサ25及びヨーレイトセンサ26が接続されており、上記各センサにより検出される複数の車両状態量、即ち操舵角θs、転舵角θt、車速V、及びヨーレイトRyは、車内ネットワーク23を介してIFSECU8及びPPSECU15に入力される。尚、本実施形態では、転舵角θtは、操舵角θsにラック&ピニオン機構4のベースギヤ比を乗じた値、即ちステア転舵角θtsにACT角θtaを加算することにより求められる。また、IFSECU8及びPPSECU15は、車内ネットワーク23を介した相互通信により、制御信号の送受信を行う。そして、IFSECU8及びPPSECU15は、車内ネットワーク23を介して入力された上記各車両状態量及び制御信号に基づいて、上記のギヤ比可変制御及びパワーアシスト制御を統合的に実行する。
次に、本実施形態のステアリング装置の電気的構成及び制御態様について説明する。
図4は、本実施形態のステアリング装置1の制御ブロック図である。同図に示すように、IFSECU8は、モータ制御信号を出力するマイコン33と、モータ制御信号に基づいてモータ12に駆動電力を供給する駆動回路34とを備えている。尚、本実施形態では、ギヤ比可変アクチュエータ7の駆動源であるモータ12は、ブラシレスモータであり、駆動回路34は入力されるモータ制御信号に基づいてモータ12に三相(U,V,W)の駆動電力を供給する。また、以下に示す各制御ブロックは、マイコン33(43)が実行するコンピュータプログラムにより実現されるものである。
マイコン33は、IFS制御演算部35、ギヤ比可変制御演算部36、LeadSteer制御演算部37を備え、これら各制御演算部は、それぞれ入力される車両状態量に基づいてACT角θtaの制御目標成分(及び制御信号)を演算する。
詳述すると、IFS制御演算部35には、操舵角θs、転舵角θt、車速V、及びヨーレイトRyが入力される。そして、IFS制御演算部35は、これらの車両状態量に基づいて、所謂アクティブステア機能、即ち車両モデルに基づき車両のヨーモーメントを制御するためのACT角θtaの制御目標成分の演算、並びに関連する制御信号の演算を行う。具体的には、IFS制御演算部35は、アクティブステア機能を実現するためのACT角θtaの制御目標成分としてIFS_ACT指令角θifs*を演算する。そして、制御信号として車両のステア特性を示すOS/US特性値Val_stの演算を行う(IFS制御演算)。
ここで、ヨー方向の車両姿勢は「ステア特性(ステアリング特性)」として表現される。ステア特性とは、運転者がステアリング操作を行ったときに、運転者の想定する車両旋回速度と実際の車両旋回速度との差異についての特性である。そして、想定する車両旋回速度よりも実際の車両旋回速度が大きい場合をオーバーステア(OS)、小さい場合をアンダーステア(US)、その差異がない場合をニュートラルステア(NS)という。そして、この「運転者の想定する車両旋回速度」は、車両モデルでは目標ヨーレイトに置き換えることができ、車両が定常旋回状態にあり、そのステア特性がニュートラルステアである場合には、その旋回方向を車両進行方向と言い換えることもできる。
本実施形態では、IFS制御演算部35は、ステア特性がアンダーステアである場合に、転舵輪6の切れ角を小さくするための、またステア特性がオーバーステアである場合に、転舵輪6にヨーモーメントの方向と逆方向の舵角(カウンタステア)を与えるためのACT角θtaの制御目標成分としてIFS_ACT指令角θifs*を演算する。
具体的には、図5のフローチャートに示すように、IFS制御演算部35は、先ず、転舵角θt及び車速Vに基づいて車両モデル演算を行い、車両のヨーモーメントに関連する車両状態量の目標値としての目標ヨーレイトRy0を演算する(ステップ101)。尚、この車両モデルに基づき転舵角θt及び車速Vから目標ヨーレイトRy0を演算する方法については、例えば、特開2002−254964号公報等を参考されたい。
続いて、IFS制御演算部35は、上記ステップ101において演算された目標ヨーレイトRy0、検出されたヨーレイトRy、並びに操舵角θs及び車速Vに基づいて、車両のステア特性、即ち、車両がオーバーステア、アンダーステア、又はニュートラルステアの何れの状態にあるかを演算(判定)する(ステア特性演算、ステップ102)。そして、その判定結果を示すアナログ信号としてOS/US特性値Val_stを出力する。尚、本実施形態では、OS/US特性値Val_stは次式、Val_st=(L×Ry/V−θt)×Ry、L:ホイールベース、により求められる。
次に、IFS制御演算部35は、上記ステップ101において演算された目標ヨーレイトRy0に実際のヨーレイトRyを追従させるべくフィードバック演算を行う。そして、そのフィードバック演算に基づいて、ステア特性がオーバーステアである場合のACT角θtaの制御目標成分、即ちヨーモーメントと逆方向の舵角(カウンタステア)を発生させるための制御目標成分として、OS制御時ACT指令角θos*を演算する(OS制御演算、ステップ103)。また、IFS制御演算部35は、操舵角θs及び操舵速度ωs、並びに上記ステップ102において演算されたOS/US特性値Val_stに基づいて、ステア特性がアンダーステアである場合、即ち転舵輪6の切れ角を小さくするためのACT角θtaの制御目標成分としてUS制御時ACT指令角θus*を演算する(US制御演算、ステップ104)。
そして、IFS制御演算部35は、OS/US特性値Val_stがオーバーステアを示すものである場合には、上記OS制御時ACT指令角θos*を、アンダーステアを示すものである場合には、上記US制御時ACT指令角θus*をIFS_ACT指令角θifs*として出力する(IFS_ACT指令角演算、ステップ105)。
尚、IFS制御演算部35は、本実施形態では、OS/US特性値Val_stがニュートラルステアであることを示すものである場合には、その出力するIFS_ACT指令角θifs*を「0」とする。そして、OS/US特性値Val_stは、車内ネットワーク23を介してPPSECU15に送信され、PPSECU15によるパワーアシスト制御に用いられる(図4参照)。
また、図4に示すように、ギヤ比可変制御演算部36には、操舵角θs及び車速Vが入力される。そして、ギヤ比可変制御演算部36は、これらの車両状態量(及び制御信号)に基づいて、車速Vに応じてギヤ比を可変させるための制御目標成分としてギヤ比可変ACT指令角θgr*を演算する(ギヤ比可変制御演算)。
LeadSteer制御演算部37には、車速V及び操舵速度ωsが入力される。尚、操舵速度ωsは、操舵角θsを微分することにより演算される(以下同様)。そして、LeadSteer制御演算部37は、これら車速V及び操舵速度ωsに基づいて操舵速度に応じて、車両の応答性を向上させるための制御目標成分としてLS_ACT指令角θls*を演算する(LeadSteer制御演算)。
IFS制御演算部35、ギヤ比可変制御演算部36及びLeadSteer制御演算部37は、上記各演算により演算された各制御目標成分、即ちIFS_ACT指令角θifs*、ギヤ比可変ACT指令角θgr*、及びLS_ACT指令角θls*を加算器38に出力する。そして、この加算器38において、これらIFS_ACT指令角θifs*、ギヤ比可変ACT指令角θgr*、及びLS_ACT指令角θls*が重畳されることによりACT角θtaの制御目標であるACT指令角θta*が演算される。
加算器38にて演算されたACT指令角θta*は、モータ12に設けられた回転角センサ39により検出されたACT角θtaとともに、位置制御演算部40に入力され、位置制御演算部40は、入力されたACT指令角θta*及びACT角θtaに基づくフィードバック演算により電流指令εを演算し、その電流指令εをモータ制御信号出力部42に入力する。そして、モータ制御信号出力部42が、その電流指令εに基づくモータ制御信号を生成し、駆動回路34が入力されたモータ制御信号に基づく駆動電力をギヤ比可変アクチュエータ7のモータ12に供給することにより、同ギヤ比可変アクチュエータ7の作動が制御されるようになっている。
一方、PPSECU15は、ソレノイドバルブ18を駆動するための電流指令を出力するマイコン43と、その電流指令に基づいてソレノイドバルブ18に駆動電力を供給する駆動回路44とを備えている。
本実施形態では、マイコン43は、パワーステアリング装置14が発生するアシスト力のベースとなる制御目標成分として基本アシスト電流指令Ias*を演算する基本アシスト力演算部45に加え、車両のステア特性並びにその推移に応じて上記基本アシスト電流指令Ias*を補正するための補正電流指令Icom*を演算するアシスト力補正演算部46を備えている。
詳述すると、本実施形態では、基本アシスト力演算部45には、車速Vが入力されるようになっており、基本アシスト力演算部45は、その車速Vが速いほど小さな基本アシスト電流指令Ias*を出力する(基本アシスト力演算)。
一方、アシスト力補正演算部46は、ステア特性がオーバーステアである場合の補正成分としてOS時補正電流指令Ios*を演算するOS補正演算部47と、ステア特性がアンダーステアである場合の補正成分としてUS時補正電流指令Ius*を演算するUS補正演算部48とを備えている。また、本実施形態のアシスト力補正演算部46は、これらOS補正演算部47及びUS補正演算部48に加え、オーバーステアからニュートラルステアへの移行時に対応する補正成分として暫定補正電流指令Iitr*を演算する暫定補正演算部49を備えている。
具体的には、本実施形態では、OS補正演算部47及び暫定補正演算部49には、転舵角速度ωt(転舵角θtの微分値)が入力され、US補正演算部48には、IFSECU8(マイコン33)の出力するOS/US特性値Val_stが入力される。そして、OS補正演算部47は、その転舵角速度ωtが速いほど上記基本アシスト電流指令Ias*を大きくする、即ちパワーステアリング装置14の発生するアシスト力を強めるようなOS時補正電流指令Ios*を演算する(OS補正演算)。また、US補正演算部48は、OS/US特性値Val_stの示す値がより強いアンダーステア傾向を示すほど上記基本アシスト電流指令Ias*を小さくする、パワーステアリング装置14の発生するアシスト力を弱めるようなUS時補正電流指令Ius*を演算する(US補正演算)。そして、本実施形態では、暫定補正演算部49は、OS補正演算部47と同様に、上記基本アシスト電流指令Ias*を大きくするような暫定補正電流指令Iitr*を演算するようになっている(暫定補正演算)。
本実施形態では、これら各補正演算部により演算されたOS時補正電流指令Ios*、US時補正電流指令Ius*、及び暫定補正電流指令Iitr*は、OS/US特性値Val_stとともに、アシスト補正演算部50に入力される。そして、アシスト補正演算部50は、その入力されたOS/US特性値Val_stに基づき推定される車両のステア特性に応じて、上記各補正演算部により演算されたOS時補正電流指令Ios*、US時補正電流指令Ius*、及び暫定補正電流指令Iitr*の何れか(又は0)を補正電流指令Icom*として出力するようになっている(アシスト補正演算)。
基本アシスト力演算部45の出力する基本アシスト電流指令Ias*、及びアシスト力補正演算部46の出力する補正電流指令Icom*は、加算器51に入力される。そして、マイコン43は、この加算器51において基本アシスト電流指令Ias*に補正電流指令Icom*を重畳した値を電流指令として駆動回路44に出力するようになっている。
即ち、図6のフローチャートに示すように、マイコン43は、先ず基本アシスト演算を実行することにより基本アシスト電流指令Ias*を演算し(ステップ201)、続いてOS補正演算(ステップ202)、US補正演算(ステップ203)、及び暫定補正演算(ステップ204)を実行する。次に、マイコン43は、アシスト補正演算を実行することにより、上記ステップ201〜ステップ203の各補正演算において演算された各補正電流指令(Ios*,Ius*,Iitr*)のうち、OS/US特性値Val_stに基づき推定される車両のステア特性並びにその推移に応じたものを補正電流指令Icom*として決定(演算)する(ステップ205)。そして、マイコン43は、上記ステップ201において演算された基本アシスト電流指令Ias*にステップ205において演算された補正電流指令Icom*を重畳した値を電流指令として駆動回路44に出力する(ステップ206)。
次に、本実施形態のステアリング装置におけるパワーアシスト制御の態様について説明する。
本実施形態では、PPSECU15は、オーバーステア時は、パワーステアリング装置14の発生するアシスト力を強め、アンダーステア時は、その発生するアシスト力を弱めるように制御する。そして、オーバーステアの解消後、所定時間を経過するまで上記アシスト力を弱める制御を実行せず、且つその所定時間の経過後においても、ステア特性がニュートラルステアとなったと判定されるまで、同アシスト力を弱める制御を実行しない。
具体的には、図7のフローチャートに示すように、アシスト補正演算部50は、先ずOS/US特性値Val_stがオーバーステア(OS)を示すものであるか否かを判定し(ステップ301)、続いてオーバーステアからニュートラルステアへの移行時に対応する暫定モードにあることを示す暫定フラグがセットされているか否かを判定する(ステップ302,303)。そして、OS/US特性値Val_stがオーバーステア(OS)を示し(ステップ301:YES)、且つ暫定フラグがセットされていない場合(ステップ302:NO)には、パワーステアリング装置14の発生するアシスト力を強めるべくOS時補正電流指令Ios*を補正電流指令Icom*として出力する(OS補正モード:Icom*=Ios*、ステップ304)。尚、上記ステップ302において暫定フラグがセットされている場合(ステップ301:YES、且つステップ302:YES)には、アシスト補正演算部50は、暫定フラグをリセットした後(ステップ305)、上記ステップ304を実行する。
一方、OS/US特性値Val_stがオーバーステアを示すものではなく(ステップ301:NO)、且つ暫定フラグがセットされていない場合(ステップ302:NO)、アシスト補正演算部50は、続いて前回のモードがOS補正モードであった、即ち一周期前のサンプリング時に上記ステップ304を実行したか否かを判定する(ステップ306)。そして、前回のモードがOS補正モードでない場合(ステップ304:NO)には、続いてOS/US特性値Val_stがアンダーステア(US)を示すものであるか否かを判定し(ステップ307)、アンダーステアを示すものである場合(ステップ307:YES)には、パワーステアリング装置14の発生するアシスト力を弱めるべくUS時補正電流指令Ius*を補正電流指令Icom*として出力する(US時補正モード:Icom*=Ius*、ステップ308)。そして、上記ステップ307において、OS/US特性値Val_stがニュートラルステアを示すものである場合(ステップ307:NO)には、補正電流指令Icom*を「0」とする(補正なし:Icom*=0、ステップ309)。
また、上記ステップ306において、前回のモードがOS補正モードであった場合(ステップ306:YES)には、アシスト補正演算部50は、暫定フラグをセットし(ステップ310)、続いてオーバーステア解消からの経過時間tを計測するためのタイマをクリアする(t=0、ステップ311)。尚、上記ステップ303において、既に暫定フラグがセットされていると判定した場合(ステップ303:YES)には、アシスト補正演算部50は、上記タイマをインクリメントする(t=t+1、ステップ312)。そして、オーバーステア解消からの経過時間tが所定時間t0を経過したか否かを判定し(ステップ313)、経過時間tが所定時間t0を経過していない場合(t<t0ステップ313:NO)には、暫定補正電流指令Iitr*を補正電流指令Icom*として出力する(暫定補正モード:Icom*=Iitr*、ステップ314)。
一方、上記ステップ313において、経過時間tが所定時間t0を経過したと判定した場合(t≧t0、ステップ313:YES)、アシスト補正演算部50は、OS/US特性値Val_stがアンダーステアを示すものであるか否かを判定する(ステップ315)。そして、OS/US特性値Val_stがアンダーステアを示すものである場合(ステップ315:YES)には、上記ステップ314を実行することにより暫定補正電流指令Iitr*を補正電流指令Icom*として出力し、ニュートラルステアを示すものである場合(ステップ315:NO)には、暫定フラグをリセットした後(ステップ316)、上記ステップ309を実行し、補正電流指令Icom*を「0」とする。
このように、アシスト補正演算部50(マイコン43)は、定時割り込み毎に上記ステップ301〜ステップ316の各処理を実行することによりアシスト補正演算を行う。そして、これにより、オーバーステア時はアシスト力を強め、アンダーステア時はアシスト力を弱めるとともに、オーバーステアの解消後、所定時間を経過するまで上記アシスト力を弱める制御を実行せず、且つその所定時間の経過後においてもニュートラルステアとなるまで、アシスト力を弱めないように制御するようになっている。
(作用・効果)
次に、上記のように構成された本実施形態のステアリング装置の作用・効果について説明する。
上述のように、オーバーステア発生後、オーバーステアからアンダーステアに移行する場合があり、このような場合、オーバーステア解消後、即座にその付与するアシスト力を変化させるとすれば、そのアシスト力は不連続なものとなり、これにより操舵フィーリングの悪化を招くおそれがある。また、低μ路においては、車両姿勢を安定に保つことのできる安定領域が極めて狭くなっていることから、そのステア特性がオーバーステアからアンダーステアへ、そして再びアンダーステアからオーバーステアへと連続的に変化する場合があり、上記アシスト力の不連続変化に起因する操舵フィーリングの悪化は一層顕著なものとなる。
即ち、オーバーステアの解消後、ステア特性がアンダーステアとオーバーステアとの間で連続的に変化するような状態においては、運転者による修正舵、即ちステア特性をニュートラルステアとするためのステアリング操作が頻繁に行われるため、アシスト力の不連続変化による違和感を感じやすい。また、その際には、アンダーステアとなった場合であっても、その後に発生するオーバーステアに素早く対処できるように、より少ない操舵トルクでのステアリング操作を可能とするのが望ましい。
この点を踏まえ、本実施形態では、PPSECU15は、オーバーステアの解消後、所定時間を経過するまでパワーステアリング装置14の発生するアシスト力を弱める制御を実行せず、且つその所定時間の経過後においても、ステア特性がニュートラルステアとなったと判定されるまで、上記アシスト力を弱める制御を実行しない。詳しくは、その間、アシスト力を強める制御(図7参照、暫定モード、ステップ314)を継続する。
従って、アシスト力の不連続変化に起因する操舵フィーリングの悪化を抑制できるとともに、より少ない操舵トルクにてステア特性の変化に素早く対応して迅速に車両安定化を図ることができる。特に、本実施形態では、上記従来例のごとく目標ヨーレイトと実ヨーレイトとの偏差に基づく反力成分を付与する形態をとらないため、アンダーステア時にオーバーステア時同様のアシスト力を強める制御を行った場合でも、運転者の意図に反してアンダーステア傾向を助長する、或いは反対方向のオーバーステアを強めることはない。従って、オーバーステアの解消後のアシスト力を強める制御の継続時間、即ち所定時間t0を比較的長く設定することができ、これにより、上記操舵フィーリングの悪化を抑制する効果をより有効なものとすることができる。そして、更に所定時間t0経過後もステア特性がニュートラルステアとなるまで同制御を継続することで、想定以上に車両安定化が長引いた場合でもその効果を有効なものとすることができる。加えて、アシスト力の強弱のみを制御するため、上記従来例のように反力成分の付与が不可能な、ステアリング操作方向にアシスト力付与方向が依存する油圧式のパワーステアリング装置にも適用することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、本発明を、伝達比可変装置としてのギヤ比可変アクチュエータ7を備え、そのACT角θtaを変更することにより、車両のヨーモーメントを制御すべく転舵角θtを制御する、所謂アクティブステア機能を有するステアリング装置1に具体化した。しかし、これに限らず、ステア特性の判定が可能なステア特性判定手段としての機能を有するものであれば、このようなアクティブステア機能を有しないパワーステアリング装置に具体化してもよく、また、その駆動方式は、油圧式であっても電動式であってもよい。
・本実施形態では特に言及しなかったが、オーバーステア解消後の暫定モード(図4参照)におけるアシスト力補正プロフィールは、パワーステアリング装置14の発生するアシスト力を弱めるものでなければ、OS補正モード(図7参照、ステップ304)におけるアシスト力補正プロフィールと同一であってもよく、異なるものであってもよい。
ステアリング装置の概略構成図。 ギヤ比可変制御の説明図。 ギヤ比可変制御の説明図。 ステアリング装置の制御ブロック図。 IFS制御演算部におけるIFS制御演算処理の態様を示すフローチャート。 PPSECU側のマイコンにおける演算処理の処理手順を示すフローチャート。 アシスト補正演算部におけるアシスト補正演算の処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…ステアリング装置、2…ステアリング、6…転舵輪、7…ギヤ比可変アクチュエータ、8…IFSECU、12…モータ、14…パワーステアリング装置、15…PPSECU、33,43…マイコン、35…IFS制御演算部、45…基本アシスト力演算部、46…アシスト力補正演算部、47…OS補正演算部、48…US補正演算部、49…暫定補正演算部、50…アシスト補正演算部、θt…転舵角、θts…ステア転舵角、θta…ACT角、θta*…ACT指令角、t…経過時間、t0…所定時間、Ias*…基本電流指令、Ios*…OS時補正電流指令、Ius*…US時補正電流指令、Iitr*…暫定補正電流指令、Icom*…補正電流指令、Val_st…OS/US特性値。

Claims (2)

  1. 操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与するアシスト力付与手段と、前記アシスト力付与手段の発生するアシスト力を制御する制御手段と、車両のステア特性を判定するステア特性判定手段とを備え、前記制御手段は、前記ステア特性がオーバーステアである場合には前記アシスト力を強くし、前記ステア特性がアンダーステアである場合には前記アシスト力を弱めるように制御する車両用操舵装置であって、
    前記制御手段は、前記オーバーステアの解消後、所定時間を経過するまで前記アシスト力を弱める制御を実行せず、且つ前記所定時間の経過後においても、前記ステア特性がニュートラルステアとなったと前記判定されるまで、前記アシスト力を弱める制御を実行しないこと、を特徴とする車両用操舵装置。
  2. 請求項1に記載の車両用操舵装置において、
    ステアリングの舵角に基づく転舵輪の第1の舵角にモータ駆動に基づく前記転舵輪の第2の舵角を上乗せすることによりステアリングの舵角と前記転舵輪の舵角との間の伝達比を可変させる伝達比可変装置と、前記伝達比可変装置の作動を制御する第2の制御手段とを備え、
    前記第2の制御手段は、前記ステア特性がオーバーステアである場合には、前記車両のヨーモーメントの方向と逆方向に前記転舵輪の舵角を変化させるべく前記伝達比可変装置を制御し、前記ステア特性がアンダーステアである場合には、前記転舵輪の舵角を小さくするように前記伝達比可変装置を制御すること、を特徴とする車両用操舵装置。
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