JP2006314276A - 細胞培養容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】形状を保持するだけの適度な剛性を有しながら、内溶液の出し入れが容易で細胞を損傷するおそれがなく、細胞種、播種量等に合わせて多種類の容器を準備する必要がなく、かつ培養過程で培養液等の増減も可能で、更に、容器内の残存空気を減少させ、気泡の発生を低減させながら内溶液を容器に注入することができる扁平な密閉系培養容器を提供する。
【解決手段】全体として扁平な形状の容器であって、相互に所定の間隔をおいて対向する2つの平面状表面(2、2)と該2つの平面状表面を相互接続する側部(3)を備え、平面状表面(2、2)の少なくとも一つはガス透過膜(5)を有し、側部(3)の変形によって容器の内容積を変えることができる培養容器。
【選択図】図1

Description

本発明は、細胞等の培養容器に関し、特に形状を保持するだけの適度な剛性を有する全体として扁平な形状の密閉系容器であって、相互に離間して対向する2つの平面状表面と該平面状表面の間の側部を備え、該平面状表面の少なくとも一つはガス透過膜を有する培養容器の改良に関する。
従来細胞や微生物を培養するための培養容器としては、培養用デイッシュや培養用ボトル等ガラス乃至はプラスチックからなる開放系の容器が知られている。これらの培養用デイッシュや培養用ボトルは、インキュベーターへの出し入れの際など取り扱い時に容器が傾いたり、揺れたりした時に細胞や微生物等を含む内容液をこぼす危険性があるため扱い難いという難点がある。また、取り扱い時に内容液の波打ちなどに起因して播種した細胞や微生物の密度に偏りが生じ、培養効率が不均一となるおそれがある。さらに、容器が開放系であるため水分の蒸発を防止する必要があり、高湿度下で使用しなければならず、カビや細菌、ウィルス等に汚染される危険性がある。
また近年培養用デイッシュや培養用ボトルに代わる培養容器として、剛性を有する材料からなる扁平な密閉系培養容器が種々提案され使用されている。これらの培養容器は、剛性を有する材料からなる全体として扁平な形状の密閉系容器であって、相互に離間して対向する2つの平面状表面と該平面状表面の間の側部を備え、該平面状表面の少なくとも一つはガス透過膜を有するものである。
たとえば、特許文献1には、各処理工程における塵埃や細菌等による汚染を低減し、細胞の効率的な培養を可能にするために、扁平な密閉系容器であって、一部にガス透過膜を備える容器本体と、該容器本体内部に連通して先端を閉鎖された熱溶着可能な材質からなる少なくとも1本のチューブとを備える細胞培養容器が開示されている。
これらの扁平な密閉系培養容器は、密閉状態であるため、取り扱い時に内容液をこぼす危険性がなく、カビや細菌、ウィルス等の汚染が低減されるなどの利点がある。また、内容液が波打ちすることもないので播種した細胞や微生物の密度に偏りが生じ難い。しかしながら、容器が密閉状態であり、かつ内容積が固定されているため、内溶液の出し入れが困難であり、特に、気泡を発生することなく内溶液を容器内に注入することが難しい。すなわち、容器にはその内容積に相当する量の空気が入っているので、容器の一側のチューブから容器の内容積に相当する量の内溶液を注入すると容器はその分膨脹する。そして、容器内に空気が残存すると内溶液を注入した際に気泡が発生し、この気泡によって取り扱い時に内容液が流動して細胞の密度に偏りが生じ、培養効率が不均一となるので、内容液充填後容器から空気を抜かなければならない。しかしながら、実際には、空気を全て除去することは困難であり、容器内に空気が残存し、気泡の発生を防止することが難しい。また、内溶液の出し入れの際に容器内圧が発生し、手順を間違えると細胞を損傷する危険性がある。特に、誤って容器内の空気を抜いた後に内溶液を注入すると、容器内が負圧状態になっているために細胞が損傷しやすい。さらに、容器の内容積が一定であるために、細胞種、播種量、継代期間等に合わせて培養液量を任意に変えることや培養の途中で培養液等を増減することができず、細胞種、播種量、継代期間等によって培養液量が異なる場合は異なる内容積の容器を使用しなければならないから、内容積の異なる多くの種類の容器を準備しておく必要があるという問題点があり、また、培養液等を増減する際には、他の内容積の異なる容器に移し変える必要がある。
特開2004−129568号公報
本発明は、前記従来の扁平な密閉系培養容器の問題点にかんがみなされたものであって、密閉系容器でありながら内溶液の出し入れが容易で、内容液の出し入れの際に容器内圧が発生し難く、細胞を損傷する危険性がなく、さらに細胞種、播種量、継代期間等に合わせて培養液量を変える必要がある場合でも、培養液量に合わせて多種類の容器を準備する必要がなく、かつ培養過程で培養液等の増減も可能で、更に、容器内の残存空気を減少させ、気泡の発生を低減させながら内溶液を容器に注入することができる扁平な密閉系培養容器を提供しようとするものである。
前記目的を達成する本発明の培養容器は、全体として扁平な形状の容器であって、相互に所定の間隔をおいて対向する2つの平面状表面と該2つの平面状表面を相互接続する側部を備え、該平面状表面の少なくとも一つはガス透過膜を有し、該側部の変形によって容器の内容積を変えることを特徴とする。
本発明の一側面において、該側部は屈曲可能である。
本発明の他の側面において、該側部は伸縮可能である。
本発明の他の側面において、培養容器は、該ガス透過膜を平面状に維持するための補強手段を備える。
本発明の他の側面において、培養容器は、該ガス透過膜に接して培養ガス封入用空間が形成されている。
本発明の他の側面においては、該容器を、該平面状表面を水平方向に配置して複数個相互に所定の間隔をおいて積載し、これら積載された複数の容器を別の単一の容器内に収容し、該単一の容器内に培養ガスを封入する空間を形成したことを特徴とする。
本発明のさらに他の側面においては、該容器内を多孔質材料からなる膜または半透膜により複数の部屋に分割したことを特徴とする。
本発明によれば、容器の側部の変形によって内容積を変えることができるので、密閉系容器でありながら内溶液の出し入れが容易であり、かつ、内容液の出し入れの際に容器内圧が発生し難く、細胞を損傷する危険性がない。
また、細胞種、播種量、継代期間等に合わせて培養液量を変える必要がある場合でも、培養液量に合わせて多種類の容器を準備する必要がなく、培養過程で培養液等の増減も可能で、さらに、内容液の注入時の容器内の残存空気を減少させ、気泡の発生を低減した状態で内溶液を容器に注入することができる扁平な密閉系培養容器を提供することができる。
また、本発明の1側面によれば、ガス透過膜に接して培養ガス封入空間が形成されるように構成することにより、ガス組成を調整した培養を行うことが可能となる。
以下添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る培養容器の1実施形態を示すもので、(a)は斜視図、(b)は図1(a)のA−A断面図、(c)は図1(a)の容器の内容積を最小値となるまで減少させた状態の斜視図である。
培養容器1は、全体として扁平な形状の容器であって、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル等ある程度の可撓性とともに剛性を有するプラスチックからなり、相互に所定の間隔をおいて対向するように配置され2つの長方形の平面状表面2、2と、これら平面状表面2、2の対向する各端縁どうしを相互接続する4つの側部3を備えている。平面状表面2、2は容器の面の中で最も広い面である。平面状表面2、2はそれぞれ長方形の窓部4、4を有し、これらの窓部4、4にはガス透過膜5が貼られている。ガス透過膜5は、培養ガスの通過を許容するが細胞を汚染する微生物等の通過を許容しない材質からなり、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、4−メチル−ペンテン−1、環状ポリオレフィン等のポリオレフィン系樹脂のホモポリマーおよびコポリマー、ポリスチレン、ポリカーボネート、エチレンビニルアセテート、ポリスルフォン、ポリテトラフルオロエチレン、シリコーンポリマー等の中から適宜のものが選択される。容器の平面状表面2、2は水平方向に配置された時容器の天面と底面を形成する。
なお、2つの平面状表面2、2、4つの側部3、ガス透過膜5からなる容器内表面には、必要に応じて、細胞の増殖を促す、あるいは培養液中のタンパク質などの有効成分の吸着や細胞の付着を防止するための公知の表面処理やコーティングが施されてもよい。例えば、ガス透過膜5の内面には、付着依存性細胞の付着と増殖を促すために、コロナ処理、プラズマ放電処理などが施されるのが望ましく、一方、ガス透過膜5以外の内表面には、細胞の付着を阻害する高親水性の公知のグラフト処理が施されるのが望ましい。
2つの平面状表面2、2と4つの側部3によって囲まれる空間6(図1(b))は培養すべき細胞や微生物等を含む内容液を収容するための内溶液充填空間を構成しており、この空間6の容積が容器1の内容積となる。
各側部3は変形可能で内溶液充填空間6、すなわち、容器1の内容積を変えることができる。具体的には、各側部3は、容器1の厚み方向中央部が外側に向けて突出し、容器1の長さ方向および幅方向に沿って折れ線9が形成されており、各側部3は、折れ線9に沿って二つ折りに屈曲した形状、即ち、山折り形状を呈している。そして、各4つの側部3に設けた折れ線9の一方の側の部分3aと、折れ線9の他方の部分3bとは、折れ線9を介して相互に接近、離間することができる。したがって、容器1に圧力を加えて、側部3aの内面が側部3bの内面に接触するまで容器1を押し潰すと、図1(c)に示すように、容器1の内容積は最小値(実質的に0も含む)まで減少し、この容器1に内容物を充填することにより、各側部3が同一平面になるまで側部3aと側部3bを相互に離間させると、容器1の内容積は最大値をとる。したがって、容器1の内容積は最小値とこの最大値との間で可変である。
一方の側部3には、内溶液充填/取出し管7と内容液充填/取出し用栓体8が取付けられている。このような、内溶液充填/取出し管7と内容液充填/取出し用栓体8は必要に応じて設ければよく、その取り付け位置は支障のない限り、側部に限らず任意の位置に設けることができる。
また、内溶液充填/取出し管7の先端には他の容器等と接続するための公知の接続部材11を設けてもよく、容器内の無菌性を保つために使用前は閉鎖されていることが望ましい。そのため、接続部材部分はプロテクター12等で被冠してあることが望ましい。更に、チューブを熱溶着可能な材質としてもよく、この場合には他の容器との接続する方法として、公知の無菌的チューブ接合装置(例えば、テルモ無菌接合装置など)を適用することができ、チューブの接続あるいは切断と密封を同時に無菌的に行うことができることと、特別な接続部材等を必要としないことからも特に望ましい。(特許文献1参照)なお、内溶液充填/取出し管7の長さは必要に応じて適宜調整すればよく、チューブの材質としては例えば軟質塩化ビニルなどが好適に用いられる。
内溶液充填/取出し用栓体8は一部がエラストマー材料からなり、注射器などを用いて、栓体に注射針等を刺して、内容液の充填と取出しを行うことができる。また、図1の容器では、側部3の一部にエラストマー材料からなる隔壁を設けて代用することもできる。
次に、この容器1の使用形態の一例について説明する。
内溶液の充填時には、最初容器1を押し潰して内容積を最小値まで減少した状態とした後、内容液充填/取出し用栓体8から細胞、微生物等と培養液の混合液である内溶液を容器1内に充填する。内溶液の充填が進むにつれて、容器1の各側部3aと3bは、折れ線9を介して相互に接触した状態から離間し、容器1の内容積は次第に増大する。そして内溶液を設定量だけ充填すると、側部3aと3bが、所定の角度だけ相互に離間した形状で充填が終了する。この充填量は、各側部3が平坦面になる量が最大値となる。
したがって、容器1内の残存空気を減少させ、気泡の発生を低減した状態で内溶液を容器に注入することができ、また、内溶液充填中に空気が容器1内に入ることが防止され、充填終了後、容器内に残った空気を抜く必要はない。さらに、容器内に気泡が残った場合でも、気泡を取り除く際に容器内が負圧や陽圧になることがなく、気泡を確実に取り除くことができる。
なお、気泡の発生を確実に防止するためには、内容液の充填に先駆けて容器1内を真空に引いてもよいが、この場合は、細胞や微生物等への負圧の影響を回避するため、充填初期に培養液のみを適量充填するのが好ましい。
次いで、内溶液の充填を終了後、所定の温度、湿度、ガス組成および濃度で所定時間培養を実施する。培養中、培養液の増減が必要となった場合には、充填量が最大、或いは最小となるまで適宜何度でも増減することができる。そして、培養を完了後、浮遊細胞の場合は空気を少し加えて振動させて細胞を分散させ、あるいは付着細胞などの場合は必要に応じてトリプシン等のタンパク分解酵素を加え、細胞を単細胞まで分散させて内溶液を内溶液充填/取出し管7から取出す。
培養後、細胞を凍結保存する場合には、平面状表面2、2に細胞を付着させたまま培養液を抜き、凍結保護剤を加えて密閉し、発泡スチロール等からなる容器に入れて緩慢に−80℃まで冷却し凍結し、液体窒素下で保存する。なお、この場合、培養容器は耐寒性素材で形成するのが望ましい。
図2は本発明に係る培養容器の他の実施形態を示すもので、(a)は斜視図、(b)は図2(a)のB−B断面図、(c)は図2(a)の容器の内容積を最小値となるまで減少させた状態の斜視図であり、図1と同一部位は同一の符号で示し、その説明は省略する。
図2の培養容器は、先ず、内溶液充填/取出し管7と内容液充填/取出し用栓体8を取付け、折れ線9を設けた側部3とその側部3と相対する側の側部3は、図1の細胞培養容器と同様に、容器1の厚み方向中央部が外側に向けて突出する山折りを呈している。
一方、前記側部3に隣接する各側部3′は、容器1の厚み方向中央部が内側に向けて突出し、容器1の長さ方向および幅方向に沿って折れ線13が形成されており、各側部3′は折れ線13に沿って二つ折りに屈曲した形状、即ち、谷折り形状を呈している。そして、各側部3′の折れ線13の一方の側の部分3a′と折れ線13の他方の部分3b′とは、折れ線13を介して相互に接近、離間することができる。
したがって、容器1を押し潰すと、図2(c)のように容器1の内容積は最小値まで減少し、容器1に内容物を充填することにより、各側部3、3′が同一平面になるまで側部3a、側部3b及び側部3a′、側部3b′を相互に離間させると、容器1の内容積は最大値をとる。
さらに、図3〜図6は、前記実施形態に係る容器の側部形状の変更例を示し、図1(b)と同様の断面図である。図3〜図6の変更例においても、図1と同一部位は同一符号で示し、その説明は省略する。
図3の例においては、側部3は、伸長、屈曲可能な柔軟な材質よりなり、容器厚み方向の中央部が外側に向けて円弧状に膨出する形状を有し、容器1を押し潰して容器内容積を最小値に減少した状態から容器1に内溶液を充填すると、容器1は、図3の破線で示すように、各側部3が平坦面になるまで伸長して内容積は最大値となる。
図4の例においては、対向する側部3、3は平面状表面2、2に対して同一方向に傾斜する形状を有し、容器1を押し潰して容器内容積を最小値の減少した状態から容器1に内溶液を充填すると、容器1は、図4の破線で示すように、各側部3が平面状表面2、2に対して直立するまで伸長して内容積は最大値となる。
図5の例においては、各側部3は平面状表面2、2の一方から外側にほぼ直立するようにして突出する折曲部3cを備えている。各折曲部3cの外側面は側部3の直立部3dに連続しており、内側面は平面状表面2に連続している。容器1を押し潰して容器内容積を最小値に減少した状態から容器1に内溶液を充填すると、容器1は、図5の破線で示すように、各折曲部3cの内側面が次第にめくれ上がるように反転して内側面と外側面が同一平面となり、また折曲部3cが直立部3dと同一平面になるまで伸長して内容積は最大値となる。
図6の例においては、各側部3は平面状表面2、2の一方から外側に該平面状表面2に対しほぼ120度の角度で斜め方向に突出する折曲部3eを備えている。各折曲部3eの外側面は側部3の傾斜部3fに連続しており、内側面は平面状表面2に連続している。容器1を押し潰して容器内容積を最小値に減少した状態から容器1に内溶液を充填すると、容器1は、各折曲部3eの内側面が次第にめくれ上がるように反転して内側面と外側面が同一平面となり、かつ平面状表面2に対して直立状態になるまで伸長して内容積は最大値となる。
尚、図6における破線は、最大内容積に至る途中の過程を示すものである。
以上いずれの変更例においても側部3の形状変化により容器1の内容積を最小値と最大値の間で可変とすることができる。
すなわち、本発明においては、全体として扁平な形状の培養容器の側部によって、容器の内容積を変えることができる構成あれば、前述した例に限定されることはなく、その目的が達成される限り、任意の構成とすることができ、例えば、側部を蛇腹状にしてもよい。
図7は、本発明の培養容器の他の実施形態を示す斜視図で、図7の実施形態及び後述する実施形態において、図1の実施形態と同一部位は同一の符号で示し、その説明は省略する。
図7の実施形態において、容器10は、全体として扁平な短筒状の形状を有し、円形の平面状表面2、2とこれら表面2、2の各端縁どうしを相互接続する円筒形の蛇腹状の側部3を有する。各平面状表面2の外側端縁部には剛性プラスチックからなる環状補強枠体14、14が溶着されており、ガス透過膜5は補強枠体14の下面に溶着されて平面状態を維持している。15はキャップ状の内溶液充填・取り出し口である。
この実施形態の動作は図1の実施形態と同様であり、容器10を押し潰すことにより容器内容積を最小値に減少した状態から容器10に内溶液を充填すると、容器10は、側部3が同一平面を形成するまで伸長しきった状態となり、内容積は最大値となる。
図8は、本発明の培養容器の他の実施形態を示すもので、(a)は斜視図、(b)は図1(a)のA−A断面図である。
この実施形態においては、各平面状表面2の外側端縁部には剛性プラスチックからなる長方形の枠状の補強枠体21、21が溶着されており、ガス透過膜5は補強枠体21の下面乃至は上面に溶着されて平面状態を維持している。図8(b)から明らかなように、各補強枠体21の外側には、ガス透過膜5と所定の間隔をおいて長方形のガス低透過性乃至非透過性のプラスチックからなる培養ガス封入空間形成板22が貼り付けられており、この培養ガス封入空間形成板22とガス透過膜5との間に培養ガス封入用空間24が形成されている。各補強枠体21には培養ガス封入空間24内に培養ガスを注入するための培養ガス注入口23と排気口25が取り付けられている。培養ガス封入用空間24はガス透過膜5に接しており、培養ガス注入口23から注入された炭酸ガス、酸素、窒素ガス、水蒸気等のガスは培養ガス封入空間24内に蓄えられてガス透過膜5を通して容器内の内溶液充填空間6に充填された内溶液に接触する。したがって、培養ガスの組成を所望の条件に調整して安定した状態で細胞培養を行うことができる。
なお、培養ガスは連続的乃至は間欠的に流し、そのガス組成は培養する細胞や微生物の種類と生体数あるいは代謝量に合わせて、一定組成で乃至は経時的に変化させて流すことができる。例えば、軟骨細胞のように低酸素濃度を好む細胞の場合は低酸素濃度に、肝細胞のように高酸素濃度を好む細胞の場合には高酸素濃度に、更に細胞数が少ない培養初期には低酸素濃度に、細胞数の多い培養後期には高酸素濃度に調節することができる。同様に、培養液のpHを最適な状態に近づけるように炭酸ガス濃度を変化させることができる。微生物の場合も同様に、好気性であるか嫌気性であるかによって、ガス組成を適宜調整して培養することができる。
図9は、本発明の培養容器の他の実施形態を示し、図8(b)と同一断面における模式的断面図である。
図9の培養容器30は、図8に示す実施形態の容器20を、平面状表面2を水平方向に配置して複数個相互に所定の間隔をおいて積載し、これら積載された複数の容器20を別の単一のプラスチック等からなる容器31内に収容し、この単一の容器31内に培養ガスを封入する空間32を形成したものである。この容器30によれば、培養ガスの組成を所望の条件に調整して大量に細胞培養を行うことができる。
図10は、本発明の培養容器の他の実施形態を示し、図8(b)と同一断面における模式的断面図である。
図10の培養容器40は、本発明の培養容器を共培養用2室容器に適用したもので、図8に示す実施形態の容器20を2つ用い、それぞれ片方の平面状表面2、ガス透過膜5、補強枠体21および培養ガス封入用空間形成板22を除去し、これらの部材を除去した面を内側に向けるようにして2つの容器20、20を重ね合わせ、これら2つの容器20、20を多孔質膜または半透膜からなる隔壁41で仕切ったものである。
なお、図示しないが、培養容器40の容器20、20には必要に応じて、それぞれ注入、取出し口を適宜取り付けることができる。
この容器40を共培養用2室容器として使用する場合は、隔壁41として多孔質膜を使用し、図中上方の容器20の内容液培養空間6において第1の細胞を培養して所望のタンパク質を産生させた後この産生されたタンパク質を多孔質膜からなる隔壁41を介して図中下方の容器20の内溶液培養空間6に移動させる。
下方の容器20には第2の細胞が収容されており、上方の容器20から供給されたタンパク質を消費して培養される。多孔質膜としてはこれに限定されないがトッラック・エッチング膜が適用でき、例えば、野村マイクロサイエンス(株)のニュクリポアーメンブレン、ミリポア(株)のアイソポアメンブレンなどがある。
また、この容器40は、前記のような共培養だけでなく、隔壁41として半透膜を使用することにより、図中上方の容器20において細胞を培養して所望のタンパク質やモノクローナル抗体を産生させた後半透膜からなる隔壁41を介してこのタンパク質を下方の容器20に移動させ、このタンパク質を下方の容器20内に蓄積させて取り出す場合にも使用することができる。半透膜の主成分は、培養する細胞や微生物などに悪影響を与えない限り特に限定されないが、例えば、酢酸セルロースメンブレンなどがある。
図11の培養容器50は、本発明の培養容器を還流用培養容器に適用したもので、図中下方の容器20は図8に示す実施形態容器20の一方の平面状表面2、ガス透過膜5、補強枠体21および培養ガス封入用空間形成板22を除去し、これらの部材を除去した面を内側に向けるようにして配置し、中央の容器1は、図1に示す実施形態の容器1の両面の平面状表面2およびガス透過膜5を除去し、上方の容器1は図1に示す実施形態の容器1の一方の平面状表面2およびガス透過膜5を除去し、これらの部材を除去した面を内側に向けて配置し、これら3つの容器20、1、1を重ね合わせ、各容器を多孔質膜または半透膜からなる隔壁51で仕切ったものである。中央の容器1には細胞が収容されており、細胞培養はこの容器1内で行われる。52は細胞の注入乃至は取り出し口である。
この還流用培養容器50においては、内溶液充填管7から内溶液を下方の容器20に充填すると、内溶液は中央の容器1および上方の容器1内を順次矢印の方向に流れて内溶液取り出し管8から外部に取り出される。このように容器20、1、1を3層に構成することにより、内溶液の流れが一箇所に偏らず均一な培養を達成することができる。このタイプの培養容器50においても容器20の外側に培養ガス封入用空間24を設けることにより培養ガスの組成を調整することができる。
図12は、本発明の培養容器を用いて浮遊細胞を継代する例を示し、細胞培養を行った培養容器60の内容液充填/取出し管61と、他の空の培養容器70の内容液充填/取出し管71のそれぞれを、公知の無菌的チューブ接合装置(例えば、テルモ無菌接合装置など)により接続位置62において無菌的に接続し、両培養容器60、70を相互に連通させる。連通後、培養容器60を押圧することにより、細胞を懸濁させた培養液の一部を他の培養容器70に移し替え、その後それぞれの培養容器60、70に新しい培養液を追加注入することにより、容易に細胞及び培養液の移し替えと新しい培地のよる希釈を行うことができる。
移し替え後は、同様に前述した無菌的チューブ接合装置を用いて、無菌的にチューブを切断して密封する。なお、この継代操作の例では継代後2つの容器に分割されるが、同様の操作を繰り返えして複数個の容器に分割して継代することができる。
本発明の1実施形態に係る培養容器を示すもので、(a)は斜視図、(b)は図1(a)のA−A断面図、(c)は図1(a)の容器の内容積を最小値となるまで減少させた状態の斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る培養容器を示すもので、(a)は斜視図、(b)は図2(a)のB−B断面図、(c)は図2(a)の容器の内容積を最小値となるまで減少させた状態の斜視図である。 図1の実施形態の側部の他の変更例を示す断面図である。 図1の実施形態の側部の他の変更例を示す断面図である。 図1の実施形態の側部の他の変更例を示す断面図である。 図1の実施形態の側部の他の変更例を示す断面図である。 本発明の他の実施形態を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る培養容器を示すもので、(a)は斜視図、(b)は図8(a)のA−A断面図である。 本発明の他の実施形態に係る培養容器を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る培養容器を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る培養容器を示す断面図である。 本発明の培養容器を用いて細胞を継代する例を示す図である。
符号の説明
1、10、20、30、40、50、60、70 培養容器
2 平面状表面
3 側部
5 ガス透過膜
21 補強枠体
24 培養ガス封入用空間

Claims (7)

  1. 全体として扁平な形状の容器であって、相互に所定の間隔をおいて対向する2つの平面状表面と該2つの平面状表面を相互接続する側部を備え、該平面状表面の少なくとも一つはガス透過膜を有し、該側部の変形によって容器の内容積を変えることができることを特徴とする培養容器。
  2. 該側部は屈曲可能であることを特徴とする請求項1記載の培養容器。
  3. 該側部は伸縮可能なであることを特徴とする請求項1記載の培養容器。
  4. 該ガス透過膜を平面状に維持するための補強手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の培養容器。
  5. 該ガス透過膜に接して培養ガス封入用空間が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の培養容器。
  6. 該容器を、該平面状表面を水平方向に配置して複数個相互に所定の間隔をおいて積載し、これら積載された複数の容器を別の単一の容器内に収容し、該単一の容器内に培養ガスを封入する空間を形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の培養容器。
  7. 該容器内を多孔質膜または半透膜により複数の部屋に分割したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の培養容器。

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