JP2006306317A - グリップ - Google Patents

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【課題】 インナーピースの表裏に樹脂モールドするための樹脂流通孔に着眼しこれを取付孔として利用することにより、プレートに設けた差込杆をこの樹脂流通孔に差し込んで係止固定する構成とすることで、プレートを簡易な取付手法にして低コストで極めて強固に取付固定できることとなる画期的なグリップを提供すること。
【解決手段】 樹脂を被覆したインナーピース2を有するグリップ本体Aを取付部4に被嵌し得るように構成し、このグリップ本体Aの表面にプレート21を付設したグリップであって、インナーピース2の表面及び裏面に樹脂をモールドする際表裏の樹脂が連通一体化する樹脂流通孔12を前記インナーピース2に設け、この樹脂流通孔12に差し込む差込杆22を前記プレート21に設け、前記差込杆22を前記樹脂流通孔12に差し込んで前記プレート21を差し込み係止固定したグリップ。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば自動二輪車や四輪あるいは三輪バギーやスノーモービルや水上バイク等の操作ハンドルに若しくはこれらの操作ハンドルとして設けられるグリップに関するものである。
例えば商標や広告等の文字や図柄等を表示したプレートをグリップ表面に付設する場合、表面に取付用の凹部を形成してこれに係合させたり、更に接着剤を(例えば接着テープによって)付して接着固定しているが、プレートには握持力やスロットル操作等によって回動方向に頻繁に負荷がかかるため、このような取付構造では長期に渡っての取付強度は十分でなかった。
また、ネジ止めすることは作業性に劣り、特に内部に硬いコアが存在する場合、例えばヒータ内臓グリップとする場合ヒータを配設する(例えばひも状ヒータを巻回配設する)グリップコアとなるインナーピースが存在する場合は容易にビス止めすることはできず、グリップ表面に強固にプレートを止着することは難しく、強度を確保しようとするとコストのかかるものとなっていた。
本発明は、内部にインナーピースを有していてもあるいはヒータを配設するインナーピースを有するヒータ内臓グリップであっても、このインナーピースの表裏に樹脂モールドするための樹脂流通孔に着眼しこれを取付孔として利用することにより、プレートに設けた差込杆をこの樹脂流通孔に差し込んで係止固定する構成とすることで、プレートを簡易な取付手法にして低コストで極めて強固にグリップ表面に取付固定できることとなる画期的なグリップを提供することを目的としている。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
樹脂を被覆したインナーピース2を有するグリップ本体Aを取付部4に被嵌し得るように構成し、このグリップ本体Aの表面部にプレート21を付設したグリップであって、インナーピース2の表面及び裏面に樹脂をモールドする際表裏の樹脂が連通一体化する樹脂流通孔12を前記インナーピース2に設け、この樹脂流通孔12に差し込む差込杆22を前記プレート21に設け、前記差込杆22を前記樹脂流通孔12に差し込んで前記プレート21を差し込み係止固定したことを特徴とするグリップに係るものである。
また、前記インナーピース2は、樹脂製で前記取付部4に被嵌する筒状に形成し、このインナーピース2の表面及び裏面に樹脂をモールドし、このモールドした樹脂が前記グリップ本体Aの表面部を形成するか若しくは樹脂モールドした前記インナーピース2に直接若しくは樹脂部材を介してグリップ外筒部3を被嵌して前記グリップ本体Aを構成したことを特徴とする請求項1記載のグリップに係るものである。
また、前記グリップ本体Aの表面部に前記プレート21が配設される凹部23を形成して、この凹部23の前記インナーピース2までの樹脂厚を薄く形成し、この凹部23位置の前記樹脂流通孔12に前記差込杆22を差し込んで前記プレート21を差し込み係止固定したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のグリップに係るものである。
また、前記インナーピース2の裏面に圧入保持突出部24を樹脂成形して、インナーピース2に前記取付部4を圧入した際、前記圧入保持突出部24により前記インナーピース2が弾圧保持されるように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のグリップに係るものである。
また、前記プレート21に設けた前記差込杆22を前記樹脂流通孔12に差し込んだ際、前記樹脂流通孔12の孔縁が係止する抜け止め係止溝25を前記差込杆22に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のグリップに係るものである。
また、前記インナーピース2にヒータ1を配設し、このヒータ1を配設した前記インナーピース2に樹脂をモールドして前記グリップ本体Aを構成若しくはこの樹脂モールドして被覆したインナーピース2に直接グリップ外筒部3を被嵌若しくは樹脂部材を介してグリップ外筒部3を被嵌してグリップ本体Aを構成し、このヒータ1を避ける位置に設けた前記樹脂流通孔12に前記差込杆22を差し込みグリップ本体Aの表面部に前記プレート21を差し込み係止固定したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のグリップに係るものである。
本発明は上述のように、内部にインナーピースを有していてもあるいはヒータを配設するインナーピースを有するヒータ内臓グリップであっても、このインナーピースの表裏に樹脂モールドするための樹脂流通孔を取付孔として、プレートに設けた差込杆をこの樹脂流通孔に差し込んで係止固定することで、プレートを簡易な取付手法にして低コストで極めて強固にグリップ表面に取付固定できる画期的なグリップとなる。
請求項2記載の発明においては、一層容易に本発明を実現できることとなり、特に請求項3記載の発明においては、プレートがグリップ表面から突出せずデザイン性及びグリップ感が向上すると共に、プレートが凹部内に納まるからプレートに脱落負荷がかかりにくく、それだけ取付耐久性に秀れ、しかもこの凹部により肉薄となかった箇所でプレートの差込杆を樹脂流通孔へ突き刺すため一層この差し込みが容易となり、極めて実用性に秀れた画期的なグリップとなる。
また、請求項4記載の発明においては、取付部にグリップ本体を容易に弾圧保持でき、また例えばこの圧入保持のための圧入保持突出部を避けた位置に樹脂流通孔を設ければ、たとえこの樹脂流通孔に差込杆が差し込まれてもまた内側へ貫通突出しても、この圧入保持突出部の圧入保持作用に支障を来たすことなくプレートを容易にして強固に係止固定できることとなる一層秀れたグリップとなる。
また、請求項5記載の発明においては、プレートの差込杆に樹脂流通孔の孔縁に係止する抜け止め係止溝を設けたから、差し込むだけで抜け止め作用も働き一層簡易な取り付けにして強固に係止固定できることとなる一層秀れたグリップとなる。
また、請求項6記載の発明においては、ヒータをインナーピースに巻回するが、前記樹脂流通孔はこのヒータを避けた位置に多数設けられており、この樹脂流通孔を選択して所定の複数ヵ所の樹脂流通孔に差込杆を差し込むように設定するだけで、必ずヒータを避けつつ強固に係止固定できることとなりプレートを耐久性良く強固に付設できる画期的なヒータ内臓グリップとなる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
インナーピース2にモールドする表面及び裏面の樹脂が連通一体化する樹脂流通孔12を取付孔として利用し、この樹脂流通孔12にプレート21に設けた差込杆22を差し込みプレート21をグリップ本体Aの表面部に係止固定する。
このインナーピース2は、例えば自動二輪車の場合は取付部4となるハンドルパイプやスロットルパイプに被嵌してグリップを取り付けするために内装されるが、この表裏に樹脂をモールドする。
例えば、表面にモールドされる樹脂は前記樹脂流通孔12を介して内側(裏側)にも回り込み、インナーピース2に取付部4を挿入する際この裏側の樹脂によりグリップが圧入保持されるように構成している。
即ち、表面の樹脂と裏側の樹脂とは前記樹脂流通孔12を介して連通一体化し、モールドする樹脂の被覆強度が向上するが、例えばインナーピース2の裏面に圧入保持突出部24を樹脂成形して、インナーピース2に前記取付部4を圧入した際、前記圧入保持突出部24により前記インナーピース2が弾圧保持されるように構成することで、強固に弾圧保持できることとなる。また、この場合例えば圧入保持突出部24間に前記樹脂流通孔12を配設すれば、圧入保持突出部24を避けた位置に樹脂流通孔12を設けているため、たとえこの樹脂流通孔12に差込杆22が差し込まれてもまた内側へ貫通突出しても、この圧入保持突出部24の圧入保持作用に支障を来たすことなくプレート21を容易にして強固に係止固定できることとなる。
また、例えば、ヒータ内臓グリップとする場合には、このインナーピース2にヒータ1を配設して樹脂モールドし、インナーピース2にヒータ1を埋設状態に設ける。
また、このように樹脂モールドしたインナーピース2をグリップ本体Aとし、この樹脂表面にプレート21を止着固定するが、更に例えば樹脂製のグリップ外筒部3を被嵌し、この樹脂表面にプレート21を止着固定しても良く、また例えばデザイン性及びグリップ感を向上させるため(例えば金属製とした)グリップ外筒部3に孔や切欠部等の開口部を設け、一旦このグリップ外筒部3に別個に形成した弾性のある樹脂部材を挿入してグリップ外筒部3の開口部から樹脂部材の一部を露出あるいは突出露出し、このグリップ外筒部3を被嵌した樹脂部材に前記樹脂モールドしたインナーピース2を挿入してグリップ本体Aを構成し、このグリップ本体Aの樹脂表面にプレート21を止着する構成としても良い。
この場合、グリップ外筒部3に樹脂流通孔12と連通する取付孔(突き差し孔)を形成しても良いが、樹脂部を取付面としてこの樹脂部にプレート21の差込杆22を突き差し、あるいは予め設けた突き差し孔を介して内部のインナーピース2の樹脂流通孔12に差し込んでプレート21を係止固定しても良い。特に樹脂表面にプレート21を取り付けるようにし、この樹脂表面から突き差して樹脂流通孔12に差し込み係止固定するように構成すると一層コストをかけずに簡易に取付固定できる。
また、更に表面の樹脂部に樹脂成形時に凹部23を設けて、プレート21をこれに係合するようにして位置決め係止すれば、一層回す方向の負荷に対する取付強度を極めて向上させることができると共に、プレート21が表面より突出せずデザイン性及びグリップ感が損なわれない。
また、この場合凹部23の形成によりそれだけ樹脂部が肉薄となるため差込杆22を樹脂流通孔12へ突き差し易くなり、また、特に突き差し孔やその他目印等を形成しなくとも、凹部23にプレート21を係合しつつ差込杆22を差し込めば、自動的に樹脂流通孔12に差込杆22が差し込み係止されるように構成することができ、極めて実用性に秀れた画期的なグリップとなる。
また、更に接着剤(接着テープ等)を用いて接着固定すれば一層取付強度が向上する。
また、プレート21の差込杆22に樹脂流通孔12の孔縁に係止する抜け止め係止溝25を設ければ、差し込むだけで抜け止め作用も働き一層簡易な取り付けにして強固に係止固定できることとなる。
また、ヒータ内臓グリップの場合前述のようにヒータ1をインナーピース2に配設するが、前記樹脂流通孔12はこのヒータ1を避けた位置に多数設けられており、この樹脂流通孔12を選択して所定の複数ヵ所の樹脂流通孔12に差込杆22を差し込むように設定するだけで、必ずヒータ1を避けつつ強固に係止固定できることとなりプレート21を耐久性良く強固に付設できる画期的なヒータ内臓グリップとなる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本実施例は、ヒータ内臓のグリップであって(このようにヒータ内臓グリップとする場合は後述する基端鍔部7に電線導出部11を設けても良い。)、インナーピース2にヒータ1を配設し樹脂モールドしてグリップ本体Aとし、このグリップ本体Aの樹脂表面部に商標等を表示した金属製のプレート21を止着固定したグリップとする実施例である。
ヒータ1を設けるインナーピース2は、グリップ本体Aのコアとなるもので、硬い樹脂で筒状に形成し、このインナーピース2を例えば自動二輪車のハンドルとして設ける場合には、ハンドルパイプやスロットルパイプ等の取付部4に被嵌してグリップを取り付けることができる構成としている。
また、このインナーピース2には、その表面にひも状のヒータ1を所定範囲に均等に配置したり巻き付けたり、あるいは予め製作したフィルム状の面状ヒータ1を巻回してヒータ1をインナーピース2の表面に配設し、これを例えば成形型に入れて樹脂をモールドし、ヒータ1を埋没状態にインナーピース2に設けるが、このひも状のヒータ1を避けた位置あるいは面状ヒータ1を巻回する場合も面状ヒータ1のヒータ部分1を避けた位置に樹脂流通孔12を設けている。
また、この樹脂モールドによって、インナーピース2の表面に樹脂が被覆されるが、前記樹脂流通孔12を介してインナーピース2の裏面(内側)へも樹脂が回り込み表裏の樹脂が一体となって樹脂の被覆強度が向上し、ヒータ1の保持力も向上する。
また、このインナーピース2の内側に回り込む樹脂によってインナーピース2の内側にしてインナーピース2の長さ方向に突出条を周方向に複数形成し、取付部4をこのインナーピース2に挿入してグリップを取り付ける際、弾圧保持されるように構成している。
本実施例では、このようにしてインナーピース2にヒータ1を配設して樹脂モールドしてヒータ内蔵のグリップ本体Aを構成するが、例えば図9,図10に示すように更に樹脂製のグリップ外筒部3(樹脂部材)をこの樹脂をモールドしたインナーピース2に被嵌してグリップ本体Aを構成しても良い。このようにグリップ外筒部3を樹脂部材で構成しても良いが、インナーピース2に被嵌する樹脂部材に更にこの樹脂部材を露出させる開口部を有する金属製のグリップ外筒部3を被嵌し、その後でこのグリップ外筒部3を被嵌した樹脂部材にインナーピース2を挿入してグリップ本体Aを構成しても良い。この場合、インナーピース2を前記樹脂部材よりも硬質の樹脂とし、前記樹脂部材をインナーピース2よりも軟質なゴムとする。例えば具体的には、インナーピース2をポリブチレンテレフタレート(PBT)とし、樹脂部材をアクリロニトクル(NBR)と塩化ビニール(PVC)との混合材で構成する。
このようにグリップ本体Aは様々な手法で構成可能であるが、本実施例では、グリップ本体Aの樹脂表面に商標等を表示した金属製のプレート21を止着している。
具体的には、グリップ本体Aの表面部の樹脂部に前記凹部23を樹脂成形し、この凹部23に前記プレート21を略面一状態にして係合配設して接着剤で固定すると共に、この凹部23の肉薄の樹脂部に前記プレート21に垂設した先鋭の差込杆22を突き差してこの凹部23に位置する前記樹脂流通孔12に前記差込杆22を差し込みプレート21を差し込み係止固定している。
また、この場合凹部23の形成によりそれだけ樹脂部が肉薄となるため差込杆22を樹脂流通孔12へ突き差し易くなり、また、前記樹脂流通孔12へ案内する突き差し孔を凹部23の底部に設けても良いが、特にこの突き差し孔やその他目印等を形成しなくとも、凹部23にプレート21を係合しつつ差込杆22を差し込めば、自動的にヒータ1を避けた位置に設けられている樹脂流通孔12に差込杆22が差し込み係止されるように配置設計している。
従って、プレート21を係合する凹部23の配置設計によって、この凹部23にプレート21を係合しつつ樹脂表面部に差込杆22を突き刺せば、必ずヒータ1を避けつつ樹脂流通孔12に差し込まれて強固に係止固定できることとなりプレート21を耐久性良く強固に付設できる画期的なヒータ内臓グリップとなる。
また、本実施例では、各差込杆22の先端は突き差しが容易となるように先鋭として、樹脂表面部に特に樹脂流通孔12と連通する突き差し孔を設けなくても突き刺せるようにしているが、この先端部に膨出部22Aを設けて樹脂流通孔12に圧入貫通させるとこれがかえりとなって抜け止め作用が生じるように構成している。更に、本実施例ではこの差込杆22の膨出部22Aの基部側表面に前記樹脂流通孔12の孔縁が係止する抜け止め係止溝25を設けている。
従って、差し込むだけで膨出部22Aにより抜け止め作用が生じると共に抜け止め係止溝25に孔縁が係合してこの差し込み状態がロックされ一層抜け止め作用が働くと共にガタ付もほとんど生じなく強固に係止固定できることとなる。
尚、もちろん図8に示すように単に突き差し係止する構成としても良い。
また、本実施例では、このグリップ本体Aに基端鍔部7を設け、この基端鍔部7とグリップ本体Aとを連結してキャップ17で先端部を閉塞しグリップを構成しているが、本実施例では、インナーピース2の先端に複数のボス15を設け、このボス15が差し込まれるボス係合部16を基端鍔部7に設け、係合接着あるいは係合後ボス15を溶かして溶着することにより基端鍔部7とインナーピース2とが確固に連結固定されるように構成している。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の使用状態を示す説明斜視図である。 本実施例の斜視図である。 本実施例の説明分解斜視図である。 本実施例のプレートの斜視図である。 本実施例の正断面図である。 本実施例の樹脂モールド部分を想像線としてインナーピースを視認できるようにした説明斜視図である。 本実施例の使用状態の説明側断面図である。 別例(第二実施例)のプレートの斜視図並びに説明側断面図である。 別例(第二実施例)の説明分解斜視図である。 別例(第二実施例)の正断面図である。
符号の説明
A グリップ本体
1 ヒーター
2 インナーピース
3 グリップ外筒部
4 取付部
12 樹脂流通孔
21 プレート
22 差込杆
23 凹部
24 圧入保持突出部
25 抜け止め係止溝

Claims (6)

  1. 樹脂を被覆したインナーピースを有するグリップ本体を取付部に被嵌し得るように構成し、このグリップ本体の表面部にプレートを付設したグリップであって、インナーピースの表面及び裏面に樹脂をモールドする際表裏の樹脂が連通一体化する樹脂流通孔を前記インナーピースに設け、この樹脂流通孔に差し込む差込杆を前記プレートに設け、前記差込杆を前記樹脂流通孔に差し込んで前記プレートを差し込み係止固定したことを特徴とするグリップ。
  2. 前記インナーピースは、樹脂製で前記取付部に被嵌する筒状に形成し、このインナーピースの表面及び裏面に樹脂をモールドし、このモールドした樹脂が前記グリップ本体の表面部を形成するか若しくは樹脂モールドした前記インナーピースに直接若しくは樹脂部材を介してグリップ外筒部を被嵌して前記グリップ本体を構成したことを特徴とする請求項1記載のグリップ。
  3. 前記グリップ本体の表面部に前記プレートが配設される凹部を形成して、この凹部の前記インナーピースまでの樹脂厚を薄く形成し、この凹部位置の前記樹脂流通孔に前記差込杆を差し込んで前記プレートを差し込み係止固定したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のグリップ。
  4. 前記インナーピースの裏面に圧入保持突出部を樹脂成形して、インナーピースに前記取付部を圧入した際、前記圧入保持突出部により前記インナーピースが弾圧保持されるように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のグリップ。
  5. 前記プレートに設けた前記差込杆を前記樹脂流通孔に差し込んだ際、前記樹脂流通孔の孔縁が係止する抜け止め係止溝を前記差込杆に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のグリップ。
  6. 前記インナーピースにヒータを配設し、このヒータを配設した前記インナーピースに樹脂をモールドして前記グリップ本体を構成若しくはこの樹脂モールドして被覆したインナーピースに直接グリップ外筒部を被嵌若しくは樹脂部材を介してグリップ外筒部を被嵌してグリップ本体を構成し、このヒータを避ける位置に設けた前記樹脂流通孔に前記差込杆を差し込みグリップ本体の表面部に前記プレートを差し込み係止固定したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のグリップ。
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