JP4383385B2 - ヒータ内蔵グリップ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動二輪車や四輪あるいは三輪バギーやスノーモービルや水上バイク等の操作ハンドルに若しくはこれらの操作ハンドルとして設けられるヒータ内蔵グリップに関するものである。
例えば、オートバイ等のグリップ(操作ハンドル)を握持している手は風雨にさらされ、特に冬場等は著しく冷えることから、グリップ内にヒータを組み込んで必要に応じてグリップを加熱するヒータ内蔵グリップが採用されている。
このようなヒータ内蔵グリップは、例えばインナーピースにヒータを配設(例えばひも状ヒータを巻回配設)して樹脂モールドした構成やこのようにしてヒータを設けたインナーピースあるいはその他の手法でヒータを設けたインナーピースにグリップ外筒部を被嵌した構成としているが、樹脂層が厚くなればなる程表面は加熱しずらく、それだけ電力を消費してしまい、手を温める程十分に加熱できない場合もあった。
一方、表面には樹脂部分を極力少なくし、金属部分を多くすれば加熱し易いが、デザイン性やグリップ感が損なわれたり、ヒータへの電力調整による加熱調整が良好に行えない。
特開平10−67366号公報 特開2003−127946号公報
本発明は、グリップ表面の加熱(加温)したい部分(範囲)にヒートスポットを簡易な構成で容易に設定できる構成として、樹脂表面を有するグリップでありながら、ヒータ熱が良く伝わる温度の高いヒートスポットを形成することで、たとえ精度の高い温度制御を行わなくても例えば指や指に近い位置を効率良く加温したり、あるいはこのヒートスポットの範囲を精度良く加熱調整することも可能となるなど設計に応じて所定位置を効率良く加温できる極めて実用性に秀れた画期的なヒータ内蔵グリップを提供することを目的としている。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
ヒータ1を設けたインナーピース2を内装したグリップ本体Aを取付部4に被嵌し得るように構成し、このインナーピース2に被覆した樹脂が表面部を形成するか若しくはヒータ1を設けた前記インナーピース2に直接若しくは樹脂部材を介してグリップ外筒部3を被嵌して表面に樹脂部を有するように前記グリップ本体Aを構成したヒータ内蔵グリップであって、前記ヒータ1の熱によって加熱若しくは加温されるプレート21を前記グリップ本体Aの樹脂表面部の加熱若しくは加温したい位置に付設し、前記プレート21に樹脂表面部に突き差して前記ヒータ1に近接させてプレート21にヒータ1の熱の伝わりを良好とする差込杆22を熱伝導部としてプレート21に垂設したことを特徴とするヒータ内蔵グリップに係るものである。
また、前記グリップ本体Aの樹脂表面部に凹部23を形成して、この凹部23の前記インナーピース2までの樹脂厚を薄く形成し、この凹部23に前記プレート21を配設したことを特徴とする請求項1記載のヒータ内蔵グリップに係るものである。
また、前記インナーピース2の表面及び裏面に樹脂をモールドする際表裏の樹脂が連通一体化する樹脂流通孔12を前記インナーピース2に設け、この樹脂流通孔12に差し込む前記差込杆22を前記プレート21に設け、前記差込杆22を前記樹脂流通孔12に差し込んで前記プレート21を差し込み係止固定したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒータ内蔵グリップに係るものである。
また、前記プレート21及び前記差込杆22は金属製としたことを特徴とする請求項記載のヒータ内蔵グリップに係るものである。
また、前記インナーピース2の裏面に圧入保持突出部24を樹脂成形して、インナーピース2に前記取付部4を圧入した際、前記圧入保持突出部24により前記インナーピース2が弾圧保持されるように構成し、前記差込杆22を差し込むための前記樹脂流通孔12を前記圧入保持突出部24を避けた位置に設けたことを特徴とする請求項3,4のいずれか1項に記載のヒータ内蔵グリップに係るものである。
また、前記プレート21は、前記グリップ本体Aの長さ方向に長さを有する所定形状とするか若しくは前記長さ方向に複数並設して、グリップ本体Aの表面の周方向の所定位置に前記長さ方向に範囲を有するプレート21の熱により他の樹脂表面部より表面温度の高いヒートスポットを形成したことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のヒータ内蔵グリップに係るものである。
本発明は上述のように構成したから、ヒータ熱が良く伝わることで温度が他の樹脂表面部に比して高いヒートスポットを形成することで、たとえ精度の高い温度制御を行わなくても例えば指や指に近い位置を効率良く加温したり、あるいはこのヒートスポットの範囲を精度良く加熱調整することも可能となるなど設計に応じて所定位置を効率良く加温できる極めて実用性に秀れた画期的なヒータ内蔵グリップとなる。
また、本発明においては、差込杆がヒータに近接することからこの熱伝導部とし作用することによってプレートが一層応答性良く高温となる上、簡易に構成で容易に取付できるため取付強度が極めて向上し、しかも更に請求項3記載の発明においては、特に一層容易にして強固にプレートを取付固定できるため、このようにプレートの配設設定や取付が容易であることから、適所に容易にヒートスポットを形成できることとなる極めて画期的なヒータ内蔵グリップとなる。
特に請求項2記載の発明においては、樹脂表面部に設けた凹部にプレートを配設するため、肉薄部分に配設することからプレートへの熱伝導が良好となる上、プレートの表面からの突出はそれだけ抑えられ、握持力やスロットル操作による回動方向の負荷が頻繁に働いても取付強度が向上することとなる一層秀れたヒータ内蔵グリップとなる。
従って、例えば、凹部にプレートを係合させつつプレートに垂設した差込杆をインナーピースの樹脂流通孔に差し込み係止すれば、取付強度が極めて向上すると共に取り付けも容易で、しかも凹部による肉薄部への配置及び差込杆がヒータに近接することからこの熱伝導部としての作用によってプレートが応答性良く高温となり、また、前述のように配設設定や取付が容易であることから、適所に容易にヒートスポットを形成できることとなる極めて秀れたヒータ内蔵グリップとなる。
また、請求項記載の発明においては、取付部にグリップ本体を容易に弾圧保持でき、またこの圧入保持のための圧入保持突出部を避けた位置に樹脂流通孔を設けたから、たとえこの樹脂流通孔に差込杆が差し込まれてもまた内側へ貫通突出しても、この圧入保持突出部の圧入保持作用に支障を来たすことなくプレートを容易にして強固に係止固定できることとなる一層秀れたグリップとなる。
また、請求項記載の発明においては、本発明の作用・効果が一層良好に発揮される一層実用性に秀れたヒータ内蔵グリップとなる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
例えば金属製とするなど熱伝導性の良い材質で形成したプレート21をグリップ本体Aの樹脂表面部に設けるに際して、例えば樹脂表面部にこのプレート21を設ける凹部23を形成し、この凹部23にプレート21を配設して、肉薄部分にプレート21を設けることで、ヒータ1の熱がプレート21に伝わり易くしたり、あるいはプレート21に例えば差込杆22等の表面のプレート21への熱伝導を良好とする熱伝導部を設ける。
これにより単に金属製のプレート21を樹脂表面部に貼着する場合に比して、凹部23による肉薄化あるいは熱伝導部を介しての良好な熱伝導によって他の樹脂表面部に比してプレート21は高温となる。
また、凹部23に納めれば、プレート21の表面からの突出は抑えられ(例えば略面一状態に設けることができ)、握持力やスロットル操作による回動方向の負荷が頻繁に働いても取付強度が向上し、また熱伝導部として例えば前述のように差込杆22を設け、これを突き差して例えばインナーピース2の表裏に樹脂モールドするための樹脂流通孔12に差し込めば、コストをかけずに簡易な構成にして且つ極めて簡単な取付手法によってプレート21の取付強度が著しく向上することとなる。
このようにしてプレート21がヒータ1の熱影響によって高温となるように構成し、このプレート21を加温したい位置に配設する。
例えば、最も冷えるおそれのある握持時の指先位置や指先の冷感を最も緩和できると思われる手のひらの先端の指の付根位置にプレート21を配設する。
具体的には、前述のように例えば指の付根位置に当たる部分のグリップ長さ方向に複数のプレート21を止着固定したり、この範囲が略該当する幅と長さをもつ横長いプレート21を止着固定する。
これにより、ヒータ1の熱によってこのプレート21を配した部分がヒートスポットとなり他の樹脂表面部に比して高温となり、ヒータ1の精度の高い温度制御をしなくても特に強く温めたい部分を簡易な構成で効率良く加温・保温でき、また熱が伝わり易いことからこのヒートスポットの温度調整制御が適切に応答性良く行えることとなる。
また、このプレート21によりデザイン性を高めたりグリップ感を向上させることもでき、商標等を表示する表示プレートとして兼用させることもできる。
また、前述のように差込杆22の採用により簡単に係止固定でき、接着止着を補強して強固に取り付けることができる。
また、この差込杆22をインナーピース2の樹脂流通孔12を利用してこの樹脂流通孔12に差込杆22が差し込み係止するように構成すれば、一層簡易な構成にしてコストをかけずに極めて強固にプレート21を止着固定できることとなる。
このように、例えば凹部23にプレート21を係合させつつプレート21に垂設した差込杆22をインナーピース2の樹脂流通孔12に差し込み係止すれば、取付強度が極めて向上すると共に取り付けも容易で、しかも凹部23による肉薄部への配置及び差込杆22がヒータ1の近接することからこの熱伝導部としての作用によってプレート21が一層応答性良く高温となり、また、前述のように配設設定や取付が容易であることから、適所に容易にヒートスポットを形成できることとなる。
本実施例は、ヒータ内蔵のグリップであって(このようにヒータ内蔵グリップとする場合は後述する基端鍔部7に電線導出部11を設けても良い。)、インナーピース2にヒータ1を配設し樹脂モールドしてグリップ本体Aとし、このグリップ本体Aの樹脂表面部に商標等を表示することもできる金属製のプレート21を差込杆22の差し込みと接着剤とで複数止着固定あるいは所定範囲を網羅する形状にして止着固定して、このプレート21を設けた範囲をヒートスポットとしたグリップとする実施例である。
ヒータ1を設けるインナーピース2は、グリップ本体Aのコアとなるもので、硬い樹脂で筒状に形成し、このインナーピース2を例えば自動二輪車のハンドルとして設ける場合には、ハンドルパイプやスロットルパイプ等の取付部4に被嵌してグリップを取り付けることができる構成としている。
また、このインナーピース2には、その表面にひも状のヒータ1を所定範囲に均等に配置したり巻き付けたり、あるいは予め製作したフィルム状の面状ヒータ1を巻回してヒータ1をインナーピース2の表面に配設し、これを例えば成形型に入れて樹脂をモールドし、ヒータ1を埋没状態にインナーピース2に設けるが、このひも状のヒータ1を避けた位置あるいは面状ヒータ1を巻回する場合も面状ヒータ1のヒータ部分1を避けた位置に樹脂流通孔12を設けている。
この樹脂モールドによって、インナーピース2の表面に樹脂が被覆されるが、前記樹脂流通孔12を介してインナーピース2の裏面(内側)へも樹脂が回り込み表裏の樹脂が一体となって樹脂の被覆強度が向上し、ヒータ1の保持力も向上する。
また、このインナーピース2の内側に回り込む樹脂によってインナーピース2の内側にしてインナーピース2の長さ方向に突出条を周方向に複数形成し、取付部4をこのインナーピース2に挿入してグリップを取り付ける際、弾圧保持されるように構成している。
本実施例では、このようにしてインナーピース2にヒータ1を配設して樹脂モールドしてヒータ内蔵のグリップ本体Aを構成するが、例えば図11,図12に示すように更に樹脂製のグリプ外筒部3(樹脂部材)をこの樹脂をモールドしたインナーピース2に被嵌してグリップ本体Aを構成しても良い。このようにグリップ外筒部3を樹脂部材で構成しても良いが、インナーピース2に被嵌する樹脂部材に更にこの樹脂部材を露出させる開口部を有する金属製のグリップ外筒部3を被嵌し、その後でこのグリップ外筒部3を被嵌した樹脂部材にインナーピース2を挿入してグリップ本体Aを構成しても良い。この場合、インナーピース2を前記樹脂部材よりも硬質の樹脂とし、前記樹脂部材をインナーピース2よりも軟質なゴムとする。例えば具体的には、インナーピース2をポリブチレンテレフタレート(PBT)とし、樹脂部材をアクリロニトクル(NBR)と塩化ビニール(PVC)との混合材で構成する。
このようにグリップ本体Aは様々な手法で構成可能であるが、本実施例では、グリップ本体Aの樹脂表面部に前記ヒータ1の熱影響によって加熱若しくは加温されるプレート21を前記グリップ本体Aの樹脂表面部の加熱若しくは加温したい位置に付設している。
具体的には、グリップ本体Aの表面部の樹脂部に前記凹部23を樹脂成形し、この凹部23に前記プレート21を略面一状態にして係合配設して接着剤で固定すると共に、この凹部23の肉薄の樹脂部に前記プレート21に垂設した先鋭の差込杆22を突き差してこの凹部23に位置する前記樹脂流通孔12に前記差込杆22を差し込みプレート21を差し込み係止固定している。
しかも、例えば図13に示すように前記グリップ本体Aの長さ方向に長さを有する所定形状とするか若しくは本実施例や図14に示すように前記長さ方向に複数並設して、グリップ本体Aの表面の握持位置の所定範囲をこのプレート21の熱によるヒートスポットとしている。
具体的には、例えば、最も冷えるおそれのある握持時の指先位置や指先の冷感を最も緩和できると思われる手のひらの先端の指の付根位置にプレート21を配設する。
即ち、指の付根位置に当たる部分のグリップ長さ方向に多数のプレート21を一列あるいは図14に示すように複数列止着固定したり、図13に示すようにこの範囲が略該当する幅と長さをもつ横長いプレート21を一乃至複数止着固定して、この位置にヒートスポットを形成している。尚、図面ではいずれも前記指の付根位置付近にのみプレート21を配設しているが、これと対向する指先位置にもプレート21を配設しても良いし、このプレート21の配置によるヒートスポット形成範囲は適宜設計し得るものである。
従って、本実施例では凹部23にプレート21を係合させつつプレート21に垂設した差込杆22をインナーピース2の樹脂流通孔12に差し込み係止しているため、取付強度が極めて向上すると共に取り付けも容易で、しかも凹部23による肉薄部への配置及び差込杆22がヒータ1の近接することからこの熱伝導部としての作用によってプレート21が一層応答性良く高温となり、また、前述のように配設設定や取付が容易であることから、適所に容易にヒートスポットを形成できることとなる。
また、この場合凹部23の形成によりそれだけ樹脂部が肉薄となるため差込杆22を樹脂流通孔12へ突き差し易くなり、また、前記樹脂流通孔12へ案内する突き差し孔を凹部23の底部に設けても良いが、特にこの突き差し孔やその他目印等を形成しなくとも、凹部23にプレート21を係合しつつ差込杆22をヒータ1と近接した状態で差し込めば、自動的にヒータ1を避けた位置に設けられている樹脂流通孔12に差込杆22が差し込み係止されるように配置設計している。
従って、プレート21を係合する凹部23の配置設計によって、この凹部23にプレート21を係合しつつ樹脂表面部に差込杆22を突き刺せば、必ずヒータ1を避けつつヒータ1に近接した位置の樹脂流通孔12に差し込まれて強固に係止固定できることとなりプレート21を耐久性良く強固に付設でき、前述のように所望位置にヒートスポットを容易に形成できる画期的なヒータ内蔵グリップとなる。
また、本実施例では、各差込杆22の先端は突き差しが容易となるように先鋭として、樹脂表面部に特に樹脂流通孔12と連通する突き差し孔を設けなくても突き刺せるようにしているが、この先端部に膨出部22Aを設けて樹脂流通孔12に圧入貫通させるとこれがかえりとなって抜け止め作用が生じるように構成している。更に、本実施例ではこの差込杆22の膨出部22Aの基部側表面に前記樹脂流通孔12の孔縁が係止する抜け止め係止溝25を設けている。
尚、もちろん図10に示すように単に突き差し係止する構成しとても良い。
従って、差し込むだけで膨出部22Aにより抜け止め作用が生じると共に抜け止め係止溝25に孔縁が係合してこの差し込み状態がロックされ一層抜け止め作用が働くと共にガタ付もほとんど生じなく強固に係止固定できることとなる。
また、前述のようにプレート21及び差込杆22は金属製として熱伝導を良好しているが、少なくとも差込杆22は、例えばアルミか鉄の表面にクロムメッキした素材などの熱電導性良い素材(熱抵抗の低い素材)としている。
また、本実施例では、このグリップ本体Aに基端鍔部7を設け、この基端鍔部7とグリップ本体Aとを連結してキャップ17で先端部を閉塞しグリップを構成しているが、本実施例では、インナーピース2の先端に複数のボス15を設け、このボス15が差し込まれるボス係合部16を基端鍔部7に設け、係合接着あるいは係合後ボス15を溶かして溶着することにより基端鍔部7とインナーピース2とが確固に連結固定されるように構成している。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の使用状態を示す説明斜視図である。 本実施例の斜視図である。 本実施例の説明分解斜視図である。 本実施例のプレートの斜視図である。 本実施例の正断面図である。 本実施例の樹脂モールド部分を想像線としてインナーピースを視認できるようにした説明斜視図である。 本実施例の使用状態の説明側断面図である。 本実施例のプレートの配置位置を示す説明正面図である。 本実施例の熱伝導を示す要部の説明正断面図である。 別例(第二実施例)のプレートの斜視図並びに説明側断面図である。 別例(第三実施例)の説明分解斜視図である。 別例(第三実施例)の正断面図である。 別例(第四実施例)の斜視図である。 別例(第五実施例)の斜視図である。
A グリップ本体
1 ヒータ
2 インナーピース
3 グリップ外筒部
4 取付部
12 樹脂流通孔
21 プレート
22 差込杆
23 凹部
24 圧入保持突出部

Claims (6)

  1. ヒータを設けたインナーピースを内装したグリップ本体を取付部に被嵌し得るように構成し、このインナーピースに被覆した樹脂が表面部を形成するか若しくはヒータを設けた前記インナーピースに直接若しくは樹脂部材を介してグリップ外筒部を被嵌して表面に樹脂部を有するように前記グリップ本体を構成したヒータ内蔵グリップであって、前記ヒータの熱によって加熱若しくは加温されるプレートを前記グリップ本体の樹脂表面部の加熱若しくは加温したい位置に付設し、前記プレートに樹脂表面部に突き差して前記ヒータに近接させてプレートにヒータの熱の伝わりを良好とする差込杆を熱伝導部としてプレートに垂設したことを特徴とするヒータ内蔵グリップ。
  2. 前記グリップ本体の樹脂表面部に凹部を形成して、この凹部の前記インナーピースまでの樹脂厚を薄く形成し、この凹部に前記プレートを配設したことを特徴とする請求項1記載のヒータ内蔵グリップ。
  3. 前記インナーピースの表面及び裏面に樹脂をモールドする際表裏の樹脂が連通一体化する樹脂流通孔を前記インナーピースに設け、この樹脂流通孔に差し込む前記差込杆を前記プレートに設け、前記差込杆を前記樹脂流通孔に差し込んで前記プレートを差し込み係止固定したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒータ内蔵グリップ。
  4. 前記プレート及び前記差込杆は金属製としたことを特徴とする請求項記載のヒータ内蔵グリップ。
  5. 前記インナーピースの裏面に圧入保持突出部を樹脂成形して、インナーピースに前記取付部を圧入した際、前記圧入保持突出部により前記インナーピースが弾圧保持されるように構成し、前記差込杆を差し込むための前記樹脂流通孔を前記圧入保持突出部を避けた位置に設けたことを特徴とする請求項3,4のいずれか1項に記載のヒータ内蔵グリップ。
  6. 前記プレートは、前記グリップ本体の長さ方向に長さを有する所定形状とするか若しくは前記長さ方向に複数並設して、グリップ本体の表面の周方向の所定位置に前記長さ方向に範囲を有するプレートの熱により他の樹脂表面部より表面温度の高いヒートスポットを形成したことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のヒータ内蔵グリップ。
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