JP4705010B2 - チョークレバー装置 - Google Patents
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Description
これにより、ライトコントロールスイッチとチョークレバーとが重なり合うことがないようにチョークレバーをハンドル部分に設けてレバーの誤操作を防止し、また、チョークレバーが両側のブラケットにより保護されて外力によって破壊されることがないようにしている。
シャフト116の断面は図17(c)に示すように略D字状に形成されていて、また、ホルダー本体104の穴の断面も略D字状に形成されており、シャフト116の平面部117をホルダー本体104の挿通孔の平面部(図示せず)に当接していることで、ホルダー本体104に対するレバー本体105の周方向の回転を規制している。
また、ホルダー本体104の一端側にはヘッド部121が一体に形成されており、このヘッド部121の近傍にナット113が螺進自在に装着するためのネジ部122が螺刻されている。
レバー114の操作の際、レバー本体105のシャフト116の断面形状を略D字状としていることで、ホルダー本体104に対するレバー114の周方向の回転を規制している。
さらには、チョークレバー装置101の先端側は、高温となるエンジン側に配置されており、用途的に負圧がかかる部位に用いられているため、アウターケーブル107内やホルダー本体104内に浸水するという問題があった。アウターケーブル107内やホルダー本体104内が浸水すると、コントロールケーブル111等にサビが発生し、作動不良の原因となる。
(1)ホルダー本体のネジ部は略全長にわたって全ねじ構造とすると共に、ネジ部の一部に断面を略小判型形状とすることで、ホルダー本体の周方向の回転方向の荷重に対して強度を高くすること。
(2)ホルダー本体とキャップには周方向の回転を拘束する嵌合形状としてキャップの回転を防止し、また、キャップにはレバーの周方向の回転を防止すると共にレバーの操作のガイド可能としてレバーの操作性を向上させること。
(3)ホルダー本体に外気とアウターケーブルの内部に連通する穴を設け、この穴を柔軟な繊維構造の多孔質体で覆って防水性を向上させること。
(4)ホルダー本体を挟み込むナットの端面に溝を設け、相手の取付面にはこの溝に位置する突起を設けて、この突起を溝に挿入することで、過大なスライド荷重が掛かった場合でも、ずれを防止し、これにより取り付け強度を高くすること。
前記ホルダー本体2のネジ部21の断面形状を該ネジ部21の略全長にわたって円形とすると共に、該ネジ部21の先端側の箇所の両側に細幅のスリット22を設けて該スリット22の奥面を直線状とした平面部23を形成し、
前記取付面53の取付穴54の両側に前記ホルダー本体2の平面部23に対応させた直線状の直線部55を形成していることを特徴としている。
このチョークレバー装置1は、ホルダー本体2と、このホルダー本体2の一端側に揺動自在に設けられているレバー本体3と、ホルダー本体2の他端側に固着具4により一端側がカシメ固定されているアウターケーブル5と、このアウターケーブル5内に移動自在に配索されて一端側が上記レバー本体3側に連結され、他端に図外のチョーク弁に係止する係止部6を固着したコントロールケーブル7と、ホルダー本体2の一端側に設けられているキャップ10と、チョークレバー装置1を自動二輪車に取り付けるためのナット11等で構成されている。
レバー本体3は図3に示すように、運転者が操作する合成樹脂製のレバー12と、金属製で円柱状のシャフト13とで構成されていて、シャフト13の一端はピン14を介して回動自在に連結されている。また、シャフト13の他端は上記コントロールケーブル7と連結固定される。なお、シャフト13の断面は従来のようにD字状ではなく、円形に形成してある。
ホルダー本体2の一端側には略円柱状のヘッド部16が一体に形成されていて、このヘッド部16の先端側に凹溝17が周設されている。また、図4及び図5に示すように、ヘッド部16の基部の両側には外側方に向けて突出する立方体状の凸部20がそれぞれ一体に形成されている。なお、この凸部20の表面は曲面形状としてある。
そして、スリット22の奥面は直線状の平面部23とし、この平面部23に対応させてチョークレバー装置1を取り付ける取付面の取付穴の両側の辺が直線状となっている。この取付穴の直線状の辺にホルダー本体2の平面部23を位置決めさせることで、ホルダー本体2の周方向の回転を防止している。なお、チョークレバー装置1が取り付けられる取付面や、この取付面に形成されている取付穴については後述する。
図8及び図9に示すように、ナット11の先端部には突条のフランジ部27が一体に周設されていて、ナット11の先端面にはフランジ部27にかけて溝30周設されている。
このガイド溝32内にレバー12の基部33(図2参照)が遊嵌され、そのため、ガイド溝32の幅(両ガイド部31間の寸法)は、レバー12の基部33の厚み(ピン115の軸方向)より若干広く設定してある。
このチューブ51をホルダー本体2の凹段部25に装着して穴24を覆うことで、呼吸弁(エアベント)となって、ホルダー本体2内やアウターケーブル5内の熱を通し、また防水効果をもたらしている。そのため、コントロールケーブル7のサビの発生を防止し、作動不良を無くすことができる。
次に、キャップ10をカバー41を覆うようにして嵌め込んでいくと、キャップ10の段部36の面がカバー41の先端面の外周部に圧接してキャップ10の嵌め込みが位置決めされる。このとき、同時にキャップ10の内周面にカバー41の外周面に突設した突部46が弾接し、キャップ10はカバー41(ホルダー本体2のヘッド部16)に強固に嵌着されることになる。
そして、レバー本体3のレバー12をキャップ10のガイド溝32内に遊嵌し、アウターケーブル5より突出しているコントロールケーブル7の他端に係止部6を固着する。この状態が図1や図2に示す状態である。
チョークレバー装置1の自動二輪車の取付面53への取り付けは、ホルダー本体2のスリット22の部分を取付穴54の両側の直線部55に挿入していき、その後、ナット11をホルダー本体2のネジ部21に螺進していくことで、チョークレバー装置1が取付面53に固定される。
ホルダー本体2に周方向に回転させる力が加わっても、図14(b)に示すA点とB点との2カ所で回転のトルクを受けることになり、高トルクに対応可能であり、ホルダー本体2の周方向の回転を不可にすることができる。また、図中の矢印と反対方向に力が加わった場合でも、同様に2カ所で回転トルクを受けることで、ホルダー本体2の周方向の回転を不可能にしている。なお、ホルダー本体2を取り付ける取付穴54の形状は図14(b)に示すU字状の形状に限らず、完全な穴形状でも両側に直線部55を形成したものであれば良く、また、どのような穴形状でも良い。
2 ホルダー本体
3 レバー本体
7 コントロールケーブル
10 キャップ
11 ナット
12 レバー
21 ネジ部
22 スリット
23 平面部
24 穴
30 溝
31 ガイド部
32 ガイド溝
33 基部
51 チューブ
53 取付面
54 取付穴
55 直線部
60 突起
Claims (4)
- 車体の板状の取付面(53)に設けられている取付穴(54)に取り付けられるホルダー本体(2)と、このホルダー本体(2)の一端側に揺動自在に設けられているレバー本体(3)と、前記ホルダー本体(2)の他端側に連結されてチョーク弁の引き操作を行なうケーブル(7)と、前記ホルダー本体(2)の外周面に螺刻されているネジ部(21)に螺着することで前記取付穴(54)に該ホルダー本体(2)を固定するナット(11)とで構成され、
前記ホルダー本体(2)のネジ部(21)の断面形状を該ネジ部(21)の略全長にわたって円形とすると共に、該ネジ部(21)の先端側の箇所の両側に細幅のスリット(22)を設けて該スリット(22)の奥面を直線状とした平面部(23)を形成し、
前記取付面(53)の取付穴(54)の両側に前記ホルダー本体(2)の平面部(23)に対応させた直線状の直線部(55)を形成していることを特徴とするチョークレバー装置。 - 前記ホルダー本体(2)の一端側に該ホルダー本体(2)の一端部分を覆うキャップ(10)の先端面の両側に前記レバー本体(3)のレバー(12)の操作をガイドすると共に、ホルダー本体(2)の軸方向に突出するガイド部(31)を設け、この両ガイド部(31)間に形成されるガイド溝(32)内にレバー(12)の基部(33)を揺動自在に配設していることを特徴とする請求項1に記載のチョークレバー装置。
- 前記ナット(11)の先端面に全周にわたる溝(30)を設け、この溝(30)に挿入される突起(60)を前記取付面(53)に設けていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチョークレバー装置。
- 前記ホルダー本体(2)の表面に、該ホルダー本体(2)内と外部とを連通する穴(24)を穿設すると共に、柔軟で繊維構造の多孔質体からなるチューブ(51)により前記穴(24)を覆設していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のチョークレバー装置。
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