JP5046832B2 - 自動二輪車のケーブルガイド - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車のケーブルガイドの改良に関するものである。
ケーブルガイドは、車体側の板状部材(例えば、フロントフェンダ、車体カバー等)にメータ用ケーブル、ブレーキケーブル、クラッチケーブル等を保持するために、ケーブルが挿入される輪状のガイド部、板状部材に開けられた穴に嵌合される嵌合軸部、この嵌合軸部の端部に形成されて板状部材の穴からケーブルガイドが抜けないようにする端部側係止部を備える。
このような従来の車両のケーブルガイドとして、嵌合軸部を略長方形としたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−205673公報
特許文献1の図25、図26を以下に説明する。
図25(a),(b)に示されるように、ケーブルガイド190は、長円形のガイド部193と、車両のフェンダの穴に挿入される装着部192と、ケーブルガイド190がフェンダの穴から抜けるのを防止する抜止め部191とを備え、装着部192が略長方形に形成されている。
図26(a)〜(c)に示されるように、ケーブルガイド190をフェンダに取付けるには、ケーブルガイド190の装着部192を横にしてフェンダのガイド挿入口184から縦溝186内に挿入し、ケーブルガイド190を90°回転させて装着部192を縦にする。これで、ケーブルガイド190がフェンダから抜けなくなる。
このように、ケーブルガイド190には、略長方形とした装着部192を形成し、フェンダ側にはガイド挿入口184や縦溝186を形成する必要があり、ケーブルガイド190及びフェンダ側のケーブルガイド取付け部が複雑な形状であるため、コストアップを招く。
このようなケーブルガイド190に対して、形状がより単純で且つ取付けられる部分の形状も単なる穴で済むケーブルガイドが知られている。このケーブルガイドを図7で説明する。
図7は従来のケーブルガイドの側面図である。
ケーブルガイド100は、ケーブルを保持、案内するガイド部101と、板状部材の穴に嵌合される嵌合軸部102と、穴からの抜け止めとなる端部側係止部103とからなり、ガイド部101に、端部側係止部103に対向するようにガイド部側係止部104を一体に備える可撓性を有する部材である。なお、106は端部側係止部103に形成された割り溝、107は端部係止部103の端面に開けられた端部穴である。
嵌合軸部102の外径をD1とすると、端部側係止部103の外径D2は、嵌合軸部102の外径D1よりもわずかに大きい。なお、D3はガイド部側係止部104の外径であり、端部側係止部103の外径D2よりも大きい。
ケーブルガイド100を板状部材111に取付けるには、端部側係止部103側を板状部材111に形成された穴112に押し込み、ケーブルガイド100の嵌合軸部102を穴112に嵌合させる。
上記ケーブルガイド100では、端部側係止部103を縮径させて穴112を通過させなければならないから、嵌合軸部102の外径D1と同じ内径の穴112に対して端部側係止部103の外径D2をあまり大きくできない。
例えば、車体の大きい振動に対してケーブルガイド100が穴112から抜けにくくなるように端部側係止部103を大きくすれば、板状部材111への組付けが困難になるため、ケーブルガイド100を温めて縮径しやすいようにする等の対応が必要となる。
本発明の目的は、組付性を向上させるとともに抜けにくくした自動二輪車のケーブルガイドを提供することにある。
請求項1に係る発明は、自動二輪車のフロントフェンダに設けられた穴に嵌合する嵌合軸部と、この嵌合軸部がフロントフェンダの穴から抜けるのを防ぐために嵌合軸部の首上に一体成形された係止部と、ケーブルをガイドするために嵌合軸部の首下に一体に形成された輪状のガイド部とを備える自動二輪車のケーブルガイドであって、このケーブルガイドは、可撓性を有する材料から形成され、嵌合軸部の首下の輪状のガイド部は、輪状のガイド部を長円の長軸方向に力を加えて輪の内側に撓ませて長細くし、フロントフェンダの穴に長軸方向に撓んだガイド部を嵌合して挿入し得るように、横長で長円の輪状の部分を長細く変形させ、長円の輪状の部分の内側にメータケーブルやブレーキケーブルやクラッチケーブルを挿入して保持、案内する部分であり、ガイド部は、嵌合軸部よりも外形の大きいガイド部側係止部が一体成形され、このガイド部を細長く撓ませるときに撓み始める起点になり、ガイド部を撓みやすくするとともに、撓んだガイド部を細長い形状にするための部分である凹部をガイド側係止部に対応する内面に備え、嵌合軸部の首上の係止部は、ガイド側係止部よりも外形が大きく、これらの係止部はフロントフェンダに設けた穴よりも外形が大きく、首上の係止部の嵌合軸部に臨む外周縁にリップ部が形成され、嵌合軸部をフロントフェンダの穴に嵌合によりガイド側係止部の端面と、係止部のリップ部の弾性力で、板状部材の穴周辺部の表裏面を挟み込むようにしたことを特徴とする。
作用として、可撓性を有するケーブルガイドのガイド部を、輪の内側に撓ませ、板状部材に設けられた穴に挿入し、ガイド部が穴に挿入された後に、ケーブルガイドの嵌合軸部を板状部材の穴に嵌合させる。
ガイド部は可撓性を有するから撓ませて穴に挿入することは容易であり、ケーブルガイドの板状部材への組付けは簡単である。ガイド部が穴を通過した後は、ガイド部が元の輪状に戻り、しかもガイド部内にケーブルが挿入されるからガイド部が穴から抜けることはない。ケーブルガイドの端部側係止部は、板状部材の穴に挿入されないから、穴から端部側係止部が抜けにくくなるように端部側係止部の外形を大きくしても問題はない。
また本発明は、ガイド部側係止部の外形が比較的小さいため、ガイド部を穴に通した後に、ガイド部側係止部が穴を容易に通り、しかも、嵌合軸部が穴に嵌合したときには、端首上の係止部とガイド部側係止部とが板状部材を挟み込むため、ケーブルガイドが倒れにくくなる。
さらに本発明は、ガイド部をフロントフェンダの穴に通すときに、ガイド部が凹部を起点にして撓み始めるとともに撓んだ形状をより細くすることが可能になる。
さらにまた本発明は、嵌合軸部をフロントフェンダの穴に嵌合させたときに、リップ部の撓みにより発生する弾性力で首上の係止部とガイド側係止部とに締め代を持たせることが可能になる。
従って、リップ部がフロントフェンダに密着するとともに首上の係止部とガイド部側係止部とで板状部材が強く挟み込まれ、ケーブルガイドが安定する。
請求項2に係る発明は、請求項1において、フロントフェンダは、フロントフォークの中間部に取付けられて前輪の上方を覆い、ケーブルガイドは、フロントフェンダのフロントフォークの取付部よりも後方の側面に内側から取付けられ、フロントフォーク上部に配置された部品から延びるケーブルを自動二輪車の上下方向に沿って保持し、案内することを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ケーブルガイドを、可撓性を有する材料から形成し、ガイド部を輪の内側に撓ませて穴に挿入することで嵌合軸部を穴に嵌合させるので、首上の係止部を穴に対してより大きくすることができ、ケーブルガイドのフロントフェンダへの組付性を向上させることができるとともに板状部材から抜けにくくすることができる。従って、生産性及び信頼性を向上させることができる。
また本発明では、ガイド部には、嵌合軸部側に嵌合軸部よりも外形の大きい首下のガイド部側係止部を一体成形し、このガイド部側係止部の外形を首上の係止部よりも小さくしたので、組付性を向上させつつ首上の係止部とガイド部側係止部とでフロントフェンダを挟んでケーブルガイドの安定性を向上させることができる。
さらに本発明では、ガイド部には、ガイド部側係止部に対応する内面に凹部を形成したので、凹部によって、ガイド部を穴に挿入しやすい形状にすることができるとともにより撓みやすくすることができる。
さらにまた本発明では、首上の係止部の外周縁に嵌合軸部に臨むリップ部を形成したので、リップ部の弾性力によってリップ部をフロントフェンダに密着させることができるとともに端部側係止部とガイド部側係止部とで板状部材を強く挟み込むことができ、板状部材にケーブルガイドを安定に取付けることができる。
請求項2に係る発明では、請求項1において、フロントフェンダは、フロントフォークの中間部に取付けられて前輪の上方を覆い、ケーブルガイドは、フロントフェンダのフロントフォークの取付部よりも後方の側面に内側から取付けられ、フロントフォーク上部に配置された部品から延びるケーブルを自動二輪車の上下方向に沿って保持し、案内するようにした。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の前部側面図であり、車両としての自動二輪車10は、車体フレーム11の前端部にヘッドパイプ12を備え、このヘッドパイプ12にステアリング軸(不図示)を介してフロントフォーク13が操舵自在に支持され、このフロントフォーク13の上端にバーハンドル14が取付けられ、フロントフォーク13の下端に車軸16を介して前輪17が回転自在に取付けられている。
フロントフォーク13の上部には、ヘッドランプ21及びメータ22が取付けられ、メータ22から車軸16側にメータケーブル23が延び、フロントフォーク13の中間部には、前輪17の上方を覆うフロントフェンダ24が取付けられている。
メータケーブル23は、バーハンドル14を切るのに伴い、捩れや振れ、長手方向の移動が発生するが、その中間部がフロントフェンダ24に取付けられたケーブルガイド26で保持、案内されることで、大きな捩れ、振れ、長手方向の移動が抑えられる。
ここで、符号31はヘッドランプ21の周囲を覆うフロントカバー、符号32は車体フレーム11で支持されたエンジン、符号33は車体フレーム11の上部に取付けられた燃料タンクである。
図2は本発明に係るケーブルガイドの取付け状態を示す斜視図であり、樹脂製のフロントフェンダ24の後部の側面にケーブルガイド26が取付けられ、このケーブルガイド26でメータケーブル23が保持されている状態を示している。
図3は本発明に係るケーブルガイドの斜視図であり、ケーブルガイド26は、可撓性を有する樹脂(例えば、PVC(ポリ塩化ピニル))製の部品であり、フロントフェンダ24(図2参照)に取付けるための基部41と、この基部41に一体に設けられたガイド部42とからなる。
ガイド部42は、輪状(詳しくは、長円形状)で、輪の内側にメータケーブル23(図2参照)の他に、ブレーキケーブルやクラッチケーブルを挿入して保持、案内する部分であり、図に想像線で示したように長細く変形させることができる。
図4(a),(b)は本発明に係るケーブルガイドを説明する図である。
(a)は側面図であり、ケーブルガイド26の基部41は、フロントフェンダ24に開けられた取付穴24aに嵌合する嵌合軸部45と、この嵌合軸部45が取付穴24aから抜けるのを防ぐために嵌合軸部45の一端及び他端にそれぞれ形成された端部側係止部46及びガイド部側係止部47とが一体成形された部分であり、ガイド部側係止部47は、ガイド部42に一体に備える部分である。
ガイド部42は、ガイド側係止部47の側の内面に三角形状の凹部42aが形成されている。凹部42aは、ガイド部32を細長く撓ませるときに撓み始める起点になり、ガイド部42を撓みやすくするとともに、撓んだガイド部32をより細長い形状にするための部分である。なお、42bはガイド部42の剛性を調整するためにガイド部42の外周面に形成されたリブ部である。
嵌合軸部45の外径をD5、端部側係止部46の外径をD6、ガイド部側係止部47の外径をD7とすると、これらの関係は、D5<D7<D6となる。
端部側係止部46の嵌合軸部45に臨む外周縁にはリップ部46a(図3も参照)が形成されている。リップ部46aは、平坦な環状面46bと、この環状面46bから内側に延びるテーパ面46cとからなる。なお、符号46dはテーパ面46cの内側に形成された平面である。
従って、嵌合軸部45の長さLはフロントフェンダ24の厚さTに等しい(L=T)が、端部側係止部46とガイド部側係止部47との間隔Cは嵌合軸部45の長さLよりも小さい(C<L)。これにより、ケーブルガイド26をフロントフェンダ24に組み付けたときに、端部側係止部46とガイド部側係止部47とが、ケーブルガイド26の弾性力でフロントフェンダ24を強く挟み込むことになる。
(b)は(a)のb矢視図であり、ガイド部42の幅をBとすると、幅Bは嵌合軸部45の外径D5よりも小さい(B<D5)。これは、ガイド部42をフロントフェンダ24の取付穴24aに挿入しやすくするためである。
以上に述べたケーブルガイド26の組付要領を次に説明する。
図5(a)〜(c)は本発明に係るケーブルガイドの組付要領を示す作用図である。
(a)において、ケーブルガイド26をフロントフェンダ24に内側に位置させ、ケーブルガイド26のガイド部42に、長円の長軸方向における矢印A,Aの向きの力を加え、ガイド部42を輪の内側に撓ませ、長細くする。
このとき、ガイド部42の内面に凹部42aが形成されているので、ガイド部42が凹部42aを起点にして撓みやすくなるとともに、ガイド部42が撓んだときにより細くなりやすく、取付穴24aに通しやすくなる。
そして、矢印Bで示すように、細長くしたガイド部42をフロントフェンダ24の取付穴24aの方向に移動させ、(b)に示すように、矢印A,Aの向きの力を加えて撓ませつつガイド部42の先端部42cを取付穴24aに挿入し、更に、ガイド部42を矢印Eの向きに挿入し続ける。
(c)は、ガイド部42を取付穴24aに通し、更に、取付穴24aにガイド部側係止部47も通し終えて、嵌合軸部45を取付穴24aに嵌合させた状態を示している。
この状態では、図4(a)で説明したように、端部側係止部46とガイド部側係止部47との間隔Cが嵌合軸部45の長さLよりも小さいから、図5(c)において、端部側係止部46とガイド部側係止部47とがフロントフェンダ24をリップ部46aの弾性力で挟み込んでいるので、特に回り止めがなくてもケーブルガイド26は回りにくく、しかもフロントフェンダ24に対してケーブルガイド26が傾きにくくなり、安定に取付けられる。
以上の図1、図3、図4(a),(b)で示したように、本発明は、車両としての自動二輪車10の板状部材としてのフロントフェンダ24に設けられた取付穴24aに嵌合する嵌合軸部45と、この嵌合軸部45がフロントフェンダ24の取付穴24aから抜けるのを防ぐために嵌合軸部45の一端に一体成形された端部側係止部46と、メータケーブル23をガイドするために嵌合軸部45の他端に一体に形成された輪状のガイド部42とを備える自動二輪車10のケーブルガイド26において、このケーブルガイド26を、可撓性を有する材料から形成し、ガイド部42を輪の内側に撓ませて穴に挿入することで嵌合軸部45を取付穴24aに嵌合させるので、端部側係止部46を取付穴24aに対してより大きくすることができ、ケーブルガイド26のフロントフェンダ24への組付性を向上させることができるとともにフロントフェンダ24から抜けにくくすることができる。従って、生産性及び信頼性を向上させることができる。
また本発明は、ガイド部42には、嵌合軸部45側に嵌合軸部45よりも外形の大きいガイド部側係止部47を一体成形し、このガイド部側係止部47の外形を端部係止部46よりも小さくしたので、組付性を向上させつつ端部側係止部46とガイド部側係止部47とでフロントフェンダ24を挟んでケーブルガイド26の安定性を向上させることができる。
更に本発明は、ガイド部42には、ガイド部側係止部47に対応する内面に凹部42aを形成したので、凹部42aによって、ガイド部42を取付穴24aに挿入しやすい形状にすることができるとともにより撓みやすくすることができる。
また更に本発明は、端部側係止部46の縁にリップ部46aを形成したので、リップ部46aを撓ませたときに発生する弾性力によって端部側係止部46とガイド側係止部47とに締め代を持たせてフロントフェンダ24に取付けることができ、リップ部46aの環状面46b及びテーパ面46cがフロントフェンダ24に押し付けられ、リップ部46aをフロントフェンダ24に密着しやすくすることができるとともに端部側係止部46とガイド部側係止部47とでフロントフェンダ24を強く挟み込むことができ、フロントフェンダ24に対してケーブルガイド26が回りにくくなり、かつフロントフェンダ24にケーブルガイド26を安定に取付けることができる。
図6は本発明に係るケーブルガイドの別実施形態を示す斜視図であり、ケーブルガイド50は、フロントフェンダ24(図2参照)に取付けられる基部51と、この基部51に一体成形された輪状のガイド部52とからなる。
基部51は、フロントフェンダ24に開けられた四角形状の取付穴に嵌合する断面四角形状の嵌合軸部55と、この嵌合軸部55が取付穴24aから抜けるのを防ぐために嵌合軸部55の一端及び他端にそれぞれ形成された外形が四角形状の端部側係止部56及び外形が四角形状のガイド部側係止部57とが一体成形された部分であり、ガイド部側係止部57は、ガイド部52に一体に備える部分である。
ガイド部52は、ガイド側係止部57の側の内面に三角形状の凹部52aが形成されている。なお、52bはリブ部である。
このように、嵌合軸部55の断面を四角形状とすることで、嵌合軸部55で回り止めを兼ねることができる。
端部側係止部56の外形は、嵌合軸部55の外形及びガイド側係止部57の外形よりも大きく、ガイド側係止部57の外形は、嵌合軸部55の外形よりも大きくなっている。
尚、本実施形態では、図3、図6に示したように、嵌合軸部45を円柱状、嵌合軸部55を四角柱状としたが、これに限らず、三角形状、菱形状、多角形状、楕円状、長円状、あるいは、これらに類似する形状としてもよい。
また、本実施形態では、図4に示したように、ガイド部42にガイド部側係止部47を設けたが、これに限らず、ガイド部側係止部47を設けずに、嵌合軸部45の端部にガイド部42の輪状の部分が配置されてもよい。
本発明のケーブルガイドは、自動二輪車に好適である。
本発明に係る自動二輪車の前部側面図である。 本発明に係るケーブルガイドの取付け状態を示す斜視図である。 本発明に係るケーブルガイドの斜視図である。 本発明に係るケーブルガイドを説明する図である。 本発明に係るケーブルガイドの組付要領を示す作用図である。 本発明に係るケーブルガイドの別実施形態を示す斜視図である。 従来のケーブルガイドの側面図である。
符号の説明
10…自動二輪車、23…ケーブル(メータケーブル)、24…フロントフェンダ、24a…穴(取付穴)、26,50…ケーブルガイド、42,52…ガイド部、42a,52a…凹部、45,55…嵌合軸部、46,56…首上の係止部、46a…リップ部、46d…係止部の嵌合軸部に臨む面(平面)、47,57…首上のガイド部側係止部。

Claims (2)

  1. 自動二輪車のフロントフェンダ(24)に設けられた穴(24a)に嵌合する嵌合軸部(45)と、この嵌合軸部(45)が前記フロントフェンダ(24)の穴(24a)から抜けるのを防ぐために嵌合軸部(45)の首上に一体成形された係止部(46)と、ケーブルをガイドするために前記嵌合軸部(45)の首下に一体に形成された輪状のガイド部(42)とを備える自動二輪車のケーブルガイド(26)であって、
    このケーブルガイド(26)は、可撓性を有する材料から形成され、
    前記嵌合軸部(45)の首下の輪状のガイド部(42)は、輪状のガイド部(42)を長円の長軸方向に力を加えて輪の内側に撓ませて長細くし、前記フロントフェンダ(24)の穴(24a)に長軸方向に撓んだ前記ガイド部(42)を嵌合して挿入し得るように、横長で長円の輪状の部分を長細く変形させ、長円の輪状の部分の内側にメータケーブル(23)やブレーキケーブルやクラッチケーブルを挿入して保持、案内する部分であり、
    且つ前記ガイド部(42)は、前記嵌合軸部(45)よりも外形の大きいガイド部側係止部(47)が一体成形され、このガイド部(42)を細長く撓ませるときに撓み始める起点になり、ガイド部(42)を撓みやすくするとともに、撓んだガイド部(42)を細長い形状にするための部分である凹部(42a)をガイド側係止部(47)に対応する内面に備え、
    前記嵌合軸部(45)の首上の係止部(46)は、前記ガイド側係止部(47)よりも外形が大きく、これらの係止部(46,47)は前記フロントフェンダ(24)に設けた穴(24a)よりも外形が大きく、前記首上の係止部(46)の嵌合軸部(45)に臨む外周縁にリップ部(46a)が形成され、
    前記嵌合軸部(45)を前記フロントフェンダ(24)の穴(24a)に嵌合によりガイド側係止部(47)の端面と、前記係止部(46)のリップ部(46a)の弾性力で、前記フロントフェンダ(24)の穴(24a)周辺部の表裏面を挟み込むようにした、
    ことを特徴とする自動二輪車のケーブルガイド。
  2. 前記フロントフェンダ(24)は、フロントフォーク(13)の中間部に取付けられて前輪(17)の上方を覆い、前記ケーブルガイド(26)は、前記フロントフェンダ(24)のフロントフォーク(13)の取付部よりも後方の側面に内側から取付けられ、前記フロントフォーク上部に配置された部品から延びるケーブル(23)を自動二輪車の上下方向に沿って保持し、案内することを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のケーブルガイド。
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