JP2006302534A - ジョイントボックス - Google Patents

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Tatsuya Takagi
辰也 高木
Masuo Kitamura
満寿雄 北村
Shigeo Ida
重男 井田
Koji Higashide
浩二 東出
Satoru Sakurai
悟 櫻井
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Abstract

【課題】 復帰ばねのヘタリを防止することができるジョイントボックスを提供する。
【解決手段】 ハウジング1の内面において表示体4の下側に、表示体4の下端に当接することにより表示体4の下方への移動を規制する規制突起18を設けた。表示体4の表示部42がハウジング1の外側から矢印Aで示すような下向きの力を受けた場合にも、表示体4の下方すなわちばね部53のばね力に抗する方向への移動は表示体4の下端が規制突起18に当接することにより規制される。従って、復帰ばね5のばね部53の過剰な変形が防止され、復帰ばね5のばね部53のヘタリが防止される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジョイントボックスに関するものである。
従来から、ハーネスプラグが接続されるプラグ接続部と電線が接続される電線接続部とが設けられたジョイントボックスが提供されている。この種のジョイントボックスは、電源に接続される電線を1個の電線接続部に接続するとともに、他のプラグ接続部や電線接続部にそれぞれ負荷に接続されるハーネスプラグや電線を接続することにより、電源線を分岐させることができる。
この種のジョイントボックスとして、電線が接続される部位に例えば図9に示す構造を有するものがある。以下、上下左右は図9を基準として説明する。
このジョイントボックスは、例えば接地線を含む3線の電源線を構成する電線(図示せず)が左方から挿入される電線挿入穴12bが設けられたハウジング1を備える。また、金属板からなりハウジング1に収納された端子板2と、金属板からなりハウジング1内において電線挿入穴12bに臨む位置に設けられ電線挿入穴12bから挿入された電線を端子板2との間に鎖錠する鎖錠ばね3とを備える。端子板2と鎖錠ばね3とは、いわゆる速結端子構造を構成する。さらに、電線の接続の完了を表示するための例えば合成樹脂成形品からなる表示体4が設けられている。
詳しく説明すると、表示体4は、ハウジング1内で鎖錠ばね3の右側に位置する本体部41と、本体部41の上方に突設され一部がハウジング1の上方へ突出する表示部42とを有する。本体部41の左端部の上面は、右側ほど(つまり、電線挿入穴12aから離れるほど)上方へ傾斜した傾斜面41aとしてある。また、端子板2には、本体部41の右端面に当接して表示体4の右方への移動を規制するガイド突起26が、図9における紙面手前側へ突設されている。また、表示体4を上方へ付勢する復帰ばねとしてのコイルばねCSを設けてある。
上記従来例の動作を説明する。鎖錠ばね3に鎖錠される位置よりも深く電線挿入穴に挿入された電線によって傾斜面41aが押圧されると、表示体4はコイルばねCSのばね力に抗して下方へ移動する。すると、表示部42の突出量が減少することにより、電線を挿入した作業者は電線の接続の完了を知ることができる。また、電線を抜くと、表示体4はコイルばねCSのばね力により復帰し、表示部42の突出量は電線挿入前の程度に戻る。表示部42の突出量は触覚で確認できるので、表示部42の状態を覗き込むのが難しいような狭い場所にハウジング1が配置されている場合にも、電線の挿抜の完了を確認しやすくなっている。
ここで、復帰ばねとしてコイルばねCSを用いると、表示体4毎に復帰ばねを設ける必要がある。そこで、複数の表示体4の復帰ばねを1個の板ばねで構成することにより部品点数を削減することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−308929号公報(第6頁右欄1〜3行目、図9)
しかし、復帰ばねとして板ばねを用いた場合、表示部42がハウジング1の外側から押力を受けたときに復帰ばねが過剰に変形してヘタリが発生する可能性があった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、復帰ばねのヘタリを防止することができるジョイントボックスを提供することにある。
請求項1の発明は、それぞれハーネスプラグの栓刃が挿入される複数個の栓刃挿入穴とそれぞれ電線が挿入される複数個の電線挿入穴とが設けられたハウジングと、それぞれハウジングに収納され、栓刃挿入穴に挿入された栓刃に接触導通する複数個の刃受けと、それぞれハウジング内に収納され、いずれかの刃受けに電気的に接続された複数個の端子板と、それぞれハウジング内において電線挿入穴に臨む位置に設けられ、電線挿入穴に挿入された電線を端子板との間に鎖錠する複数個の鎖錠ばねと、それぞれ一部がハウジング外に突出する形でハウジングに保持され、電線挿入穴に一対一に対応し、対応する電線挿入穴に少なくとも鎖錠ばねに鎖錠される位置よりも深く挿入された電線から押力を受けてハウジングに対し突出寸法を変化させる方向に変位する複数個の表示体と、板ばねからなり端子板に機械的に結合し複数個の表示体をそれぞれハウジングに対して電線に押圧されたときに変位する方向の反対方向に付勢する復帰ばねとを備え、電線に押圧されたときに変位する方向への表示体の変位量を、表示体と復帰ばねとの少なくとも一方に当接することにより規制する規制部がハウジングに設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、復帰ばねとして板ばねを用いることにより複数個の表示体に対して復帰ばねを1個として部品点数を減少させながらも、表示体の変位量が規制部で規制されることにより復帰ばねの変形量が制限されるから、復帰ばねのヘタリが防止される。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ハウジングの規制部が係合する係合凹部が端子板に設けられ、係合凹部に規制部が係合することによって端子板のハウジングに対する位置決めがなされることを特徴とする。
この発明によれば、端子板の位置決めがなされることにより、端子板に係合凹部を設けない場合に比べ、ジョイントボックスの組み立てが容易となる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、復帰ばねの一部が収納される位置決め凹部が表示体に設けられ、位置決め凹部に復帰ばねの一部が収納されることによって復帰ばねに対する表示体の位置決めがなされることを特徴とする。
この発明によれば、表示体の位置決めがなされることにより、表示体に位置決め凹部を設けない場合に比べ、ジョイントボックスの組み立てが容易となる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において、ハウジングは互いに背向する側面にそれぞれ電線挿入穴を有し、互いに背向する側面に設けられた2個の電線挿入穴に対応する各表示体をそれぞれ付勢する復帰ばねが、前記2個の電線挿入穴に臨む2個の鎖錠ばねに挟まれた位置に配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、鎖錠ばねに挟まれた空間が有効に利用される。
本発明は、復帰ばねとして板ばねを用いることにより複数個の表示体に対して復帰ばねを1個として部品点数を減少させながらも、電線に押圧されたときに変位する方向への表示体の変位量を表示体と復帰ばねとの少なくとも一方に当接することにより規制する規制部をハウジングに設けたので、表示体の変位量が規制部で規制されることにより復帰ばねの変形量が制限されるから、復帰ばねのヘタリが防止される。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態は、図2(a)〜(c)及び図3に示すように、直方体形状の本体部11と、それぞれ単相3線や接地線を含む3線の電源線が接続される2個の電線接続部12と、それぞれハーネスプラグ(図示せず)が接続される2個のプラグ接続部13とが設けられたハウジング1を備える。以下、上下左右は図2(b)を基準とし、図2(a)の下方向を前方向として説明する。
本体部11の中央には貫通穴11aが上下に貫設されていて、例えば貫通穴11aに挿通され造営材に螺合するねじのような固定部材によって、ハウジング1は造営材に固定される。
電線接続部12同士、プラグ接続部13同士は、それぞれ本体部11の左右の互いに背向する位置に突設されている。
電線接続部12には、電源線のケーブルを保持するホルダ(図示せず)が挿入される凹部12aが先端面に設けられ、凹部12aの底面には、3線の電源線を構成する電線がそれぞれ挿入される電線挿入穴12bが前後に並べて3個設けられている。
プラグ接続部13には、ハーネスプラグ(図示せず)の栓刃が挿入される栓刃挿入穴13aが前後に並べて3個設けられている。また、プラグ接続部13の上面には、左右に長い2本の溝13bを設けてあり、溝13bの間に跨ってロック溝13cを設けてある。ハーネスプラグは、プラグ接続部13が挿入される凹部を有し、この凹部内にはプラグ接続部13の溝13bに挿入される突条と、ロック溝13cに係合してハーネスプラグの抜けを防止するロック爪とが設けられている。そして、ハーネスプラグの突条がプラグ接続部13の溝13bに入る向きでなければハーネスプラグの凹部にプラグ接続部13を挿入することができないことにより、誤った向きでのハーネスプラグの接続が防止されている。
また、ハウジング1は、図4に示すように、ハウジング1の下半分を構成するボディ1aと、ハウジング1の上半分を構成するカバー1bとからなる。ボディ1aとカバー1bとはそれぞれ例えば合成樹脂成形品からなり、ボディ1aとカバー1bとにそれぞれ上下に貫設された鋲挿通穴14a,14bに挿通されたかしめ鋲Rによって互いに結合する。ボディ1aの上面には、ボディ1aとカバー1bとが結合したときにハウジング1内の空間を形成する凹部15が設けられている。
ハウジング1内において、栓刃挿入穴13aに臨む位置には、それぞれ弾性を有し栓刃挿入穴13aから挿入された栓刃を前後から挟持する刃受け81が配置されている。プラグ接続部13の先端面側から見て互いに対応する位置(例えばプラグ接続部13の先端面に向かって右側の栓刃挿入穴13a同士)の栓刃挿入穴13aに臨む刃受け81同士はそれぞれ連結部82を介して互いに連結され、合計3個の刃受けブロック8が構成されている。連結部82は、刃受けブロック8同士が互いに接触しないように適宜曲げられている。また、凹部15の底面には、前後に隣接する刃受け81間に位置して絶縁を確保する絶縁壁16が突設されている。
また、ハウジング1内において電線接続部12に挟まれた空間は、それぞれ凹部15の底面から突設された左右に長い2個の仕切り壁17により、それぞれ2個の電線接続部12の1個ずつの電線挿入穴12bに連通した3個の空間に仕切られている。これら3個の空間には、端子板2が1個ずつ配置されている。つまり、仕切り壁17により端子板2間の絶縁が確保されている。
端子板2は、例えば金属板に曲げ加工や打ち抜き加工が施されてなり、左右に長く厚さ方向を前後方向に向けた本体部21を有する。本体部21の左右両端部では、それぞれ、下端から支持部22が前方へ突設され、上端からは接触部23が前方へ突設されている。また、本体部21には、支持部22の上側に隙間を空けて近接する保持部24が、例えば切り起こしによって設けられている。さらに、本体部21において2個の接触部23の間からは、接触部23とともに後述する表示体4をガイドするガイド部25が前方へ突設されている。各端子板2は、それぞれ金属板からなる連結板9を介して刃受けブロック8に一対一に機械的且つ電気的に結合している。各連結板9は、例えば連結板9に設けられた貫通穴に、刃受けブロック8の連結部82や、端子板2の接触部23やガイド部25に設けられた突起が挿通されかしめられることにより、それぞれ刃受けブロック8や端子板2に結合している。また、各連結板9は、連結板9同士が互いに接触しないように適宜曲げられている。
さらに、各電線挿入穴12bに臨む位置には、それぞれ鎖錠ばね3を設けてある。鎖錠ばね3は金属板からなり、端子板2の支持部22と保持部24との間に挟まれる基部31と、基部31の左右方向の一端であって電線挿入穴12bに近い側の一端から上方へ突設され上端に近付くほど電線挿入穴12bから離れる方向へ傾斜した鎖錠部32と、基部31の他端から上方へ突設され基部31とともにS字形状となる形状に形成された押え部33とからなる。電線挿入穴12bから挿入された電線は、押え部33によって端子板2の接触部23に押しつけられることにより端子板2に接触導通するとともに、鎖錠部32の先端が食い込むことによって抜け止めされる。ここで、互いに背向する位置の電線挿入穴12bに接続された電線同士は端子板2を介して電気的に接続される。
また、鎖錠ばね3の鎖錠を解除するための解除釦6が、各電線接続部12に1個ずつ設けられている。解除釦6は、例えば合成樹脂成形品からなり、カバー1bにおいて鎖錠ばね3の上側に当たる部位に上下に貫設された解除穴11bに下側から挿通され上端部がハウジング1の上側に突出する操作部61と、操作部61の下側に設けられ上方から見た寸法形状が解除穴11bよりも大きい鍔部62と、鍔部62の下側に前後に並べて3個設けられた押圧部63とからなる。押圧部63は、鎖錠ばね3に一対一に対応し、対応する鎖錠ばね3の鎖錠部32に電線を避けて上方から当接するように位置及び寸法を設計してある。そして、操作部61をハウジング1の上方から押圧すると、対応する電線接続部12の3個の鎖錠ばね3の鎖錠部32がそれぞれ押圧部63によって押圧されて弾性変形し、これら3個の鎖錠ばね3による鎖錠が同時に解除されるようになっている。
さらに、カバー1bの電線接続部12に相当する部位には、窓穴12cが上下に貫設され、窓穴12cは、例えばアクリル樹脂のような透明な材料からなり窓穴に嵌め込まれた窓体7によって閉塞されている。窓穴12cの前後の幅寸法は、電線接続部12に接続される3本の電線に上方から見て跨る程度に大きくしてあり、電線挿入穴12bに挿入された各電線の被覆の色を窓体7を通じて確認することができるようになっている。
また、電線の接続完了を表示する表示体4が、各電線挿入穴12bに対して1個ずつ設けられている。表示体4は、図5に示すように、ハウジング1内で電線挿入穴12bに対し鎖錠ばね3を挟んで反対側であって端子板2の接触部22の下側に位置する本体部41と、本体部41の上方に突設され端子板2の接触部22とガイド部25との間に挟まれハウジング1に設けられた表示穴11cに挿入された表示部42とを有する。本体部41において左右の端部であって電線挿入穴12bに近い側の端部の上面は、電線挿入穴12bから離れるほど上方へ傾斜した傾斜面41aとしてある。また、端子板2の本体部21には、本体部41の左右の端面であって電線挿入穴12bから離れた側の端面に当接して表示体4の右方への移動を規制するガイド突起26が例えば切り起こしによって前方へ突設されている。表示体4は、表示穴11cの内面と、端子板2の接触部22,ガイド部25,ガイド突起26とにガイドされることにより、ハウジング1に対して上下にスライド可能となっている。
さらに、ハウジング1内において鎖錠ばね3に挟まれた位置には、表示体4に復帰力を与える復帰ばね5が配置されている。復帰ばね5は、例えば金属板に曲げ加工や打ち抜き加工が施されて形成された板ばねからなり、端子板2の本体部21の左右方向の中央部に固定される固定部51と、固定部51の下端から前方へ突設された連結部52と、連結部52の左右両端部からそれぞれ左右に突設され連結部52から離れるほど上方へ傾斜し上下にばね性を有するばね部53とを有する。固定部51は、例えば固定部51に設けられた貫通穴に、端子板2の本体部21に設けられた突起が挿通されてかしめられることにより端子板2に結合している。ばね部53の先端部は、先端を下方へ向けて逆U字形状に曲げられることにより上面が曲面となっており、この曲面を表示体4の本体部41の下面に弾接させることにより、表示体4を上方へ付勢している。本実施形態では、鎖錠ばね3に挟まれデッドスペースになりやすい空間を、復帰ばね5を収納する空間として有効に利用している。
また、図6に示すように、表示体4の本体部41の下面には、左右に長く電線挿入穴12bから離れた側の端が開放された位置決め凹部41bを設けてあり、ばね部53の上端部は位置決め凹部41bに収納され位置決め凹部41bの底面に弾接する。位置決め凹部41bの前後の幅寸法は、ばね部53の上端部の前後の幅寸法よりも僅かに大きい程度としてあり、ばね部53の上端部が位置決め凹部41bに収納されることにより、復帰ばね5に対する表示体4の位置決め、すなわち、端子板2に対する表示体4の位置決めがなされている。これにより、図6(b)に矢印A2で示す向きの力が表示体4に加わっても表示体4が端子板2から脱落しにくくなっており、2個の電線挿通穴12bに対応する1個の端子板2及び復帰ばね5と2個の鎖錠ばね及び表示体4とを1個のブロックとして扱うことができるから、ジョイントボックスの組み立てが容易となっている。
本実施形態の動作を説明する。表示体4は、対応する電線挿入穴12bに電線が挿入されていない状態では、表示部42の上端部をハウジング1の上方へ突出させている。電線挿入穴12bに電線が挿入され、鎖錠ばね3に鎖錠される位置よりも深く押し込まれると、電線の先端からの押力を表示体4の傾斜面41aが受けることにより、表示体4はばね部53のばね力に抗して下方へ移動する。すると、表示部42のハウジング1からの突出寸法が減少することにより、電線の接続が完了したことを作業者は手探りででも知ることができる。また、鎖錠ばね3による鎖錠が解除されて電線が引き抜かれると、表示体4はばね部53のばね力により復帰し、表示部42のハウジング1からの突出量は電線挿入前の程度に戻る。
ここで、図1(a)(b)に示すように、ハウジング1の内面において表示体4の下側には、表示体4の下方への可動範囲を規制する規制部としての規制突起18が突設されている。規制突起18は、復帰ばね5のばね部53を避け、左右方向から見てばね部53を挟む前後両側にそれぞれ設けられている。
また、端子板2の本体部21の下端には、規制突起18に対応する位置に、それぞれ前後方向から見た寸法が規制突起18よりも僅かに大きい係合凹部27を設けてあり、規制突起18が係合凹部27に係合することによりハウジング1に対する端子板2の位置決めがなされる。この構成により、係合凹部27を設けない場合に比べて組み立てが容易になる。
上記構成によれば、例えば表示体4の表示部42がハウジング1の外側から図1(b)に矢印A1で示すような下向きの力を受けた場合にも、表示体4の下方向すなわち電線に押圧されて移動する方向への移動は表示体4の下端が規制突起18に当接することにより規制される。従って、復帰ばね5のばね部53の過剰な変形が防止され、復帰ばね5のばね部53のヘタリが防止される。
なお、電線接続部12やプラグ接続部13の配置や個数は本実施形態に限られない。例えば、図7に示すようにプラグ接続部13を各電線接続部12の両側にそれぞれ設け、計4個として計5分岐可能としてもよい。また、電線接続部12の向きとプラグ接続部13の向きとを異ならせ、図8に示すように、本体部11において互いに背向する側面の一方の組には電線接続部12を設けるとともに他方の組にはプラグ接続部13を設けてもよい。
本発明の実施形態の要部を示す図であり、(a)(b)はそれぞれ異なる断面における断面図である。 同上を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。 同上を示す斜視図である。 同上を示す分解斜視図である。 同上を示す断面図である。 同上の要部を示す断面図であり、(a)(b)はそれぞれ異なる断面における断面図である。 同上の別の形態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。 同上の更に別の形態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。 従来例の要部を示す断面図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 端子板
3 鎖錠ばね
4 表示体
5 復帰ばね
12b 電線挿入穴
18 規制突起
27 係合凹部
41b 位置決め凹部

Claims (4)

  1. それぞれハーネスプラグの栓刃が挿入される複数個の栓刃挿入穴とそれぞれ電線が挿入される複数個の電線挿入穴とが設けられたハウジングと、それぞれハウジングに収納され、栓刃挿入穴に挿入された栓刃に接触導通する複数個の刃受けと、それぞれハウジング内に収納され、いずれかの刃受けに電気的に接続された複数個の端子板と、それぞれハウジング内において電線挿入穴に臨む位置に設けられ、電線挿入穴に挿入された電線を端子板との間に鎖錠する複数個の鎖錠ばねと、それぞれ一部がハウジング外に突出する形でハウジングに保持され、電線挿入穴に一対一に対応し、対応する電線挿入穴に少なくとも鎖錠ばねに鎖錠される位置よりも深く挿入された電線から押力を受けてハウジングに対し突出寸法を変化させる方向に変位する複数個の表示体と、板ばねからなり端子板に機械的に結合し複数個の表示体をそれぞれハウジングに対して電線に押圧されたときに変位する方向の反対方向に付勢する復帰ばねとを備え、
    電線に押圧されたときに変位する方向への表示体の変位量を、表示体と復帰ばねとの少なくとも一方に当接することにより規制する規制部がハウジングに設けられていることを特徴とするジョイントボックス。
  2. ハウジングの規制部が係合する係合凹部が端子板に設けられ、係合凹部に規制部が係合することによって端子板のハウジングに対する位置決めがなされることを特徴とする請求項1記載のジョイントボックス。
  3. 復帰ばねの一部が収納される位置決め凹部が表示体に設けられ、位置決め凹部に復帰ばねの一部が収納されることによって復帰ばねに対する表示体の位置決めがなされることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のジョイントボックス。
  4. ハウジングは互いに背向する側面にそれぞれ電線挿入穴を有し、互いに背向する側面に設けられた2個の電線挿入穴に対応する各表示体をそれぞれ付勢する復帰ばねが、前記2個の電線挿入穴に臨む2個の鎖錠ばねに挟まれた位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のジョイントボックス。
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