JPH05205793A - 電線接続装置 - Google Patents

電線接続装置

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Publication number
JPH05205793A
JPH05205793A JP1233892A JP1233892A JPH05205793A JP H05205793 A JPH05205793 A JP H05205793A JP 1233892 A JP1233892 A JP 1233892A JP 1233892 A JP1233892 A JP 1233892A JP H05205793 A JPH05205793 A JP H05205793A
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JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
wire
insertion hole
movable member
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP1233892A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Suzuki
亮司 鈴木
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP1233892A priority Critical patent/JPH05205793A/ja
Publication of JPH05205793A publication Critical patent/JPH05205793A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造の簡素化を図る。 【構成】 電線挿入孔4に挿入する電線41と接触する鎖
錠端子22を配設する。電線41が挿入してスプリング体36
に抗して移動する可動部材31を設ける。可動部材31は、
電線挿入孔4と対向する電線衝突部33、ケース1の外面
に挿通する表示部32、鎖錠解除部35を一体に設ける。 【効果】 電線の挿入によって可動部材を表示部と一体
に移動して、表示部の移動状態を視認することで、電線
の接続状態を確認できる。鎖錠解除部を押動操作し、鎖
錠端子を電線から離反する方向に変位させ、スプリング
体の付勢により容易に電線を外せる。装置が安価で容易
に製造でき、装置を小型にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明器具用端子台やス
イッチ等のねじなし鎖錠端子を備えた電線接続装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の電線接続装置においては、例えば
特公昭60−16069号公報に記載されているよう
に、ケースの電線挿入孔に挿入した電線がケース内の鎖
錠端子に確実に接続されているか否かを外部から確認で
きるようにした構造が採られている。
【0003】すなわち、ケースの電線挿入孔に電線を挿
入すると、電線の先端で押圧される移動部材が平行移動
し、この移動部材の一部がケースに開口された窓孔に臨
み、この窓孔を通じて移動部材が視認できることによ
り、電線が鎖錠端子に確実に接続されていることが確認
される。
【0004】また、移動部材はスプリングにより電線挿
入方向とは逆方向に付勢しており、電線が確実に接続さ
れていないとき、移動部材がケースの窓孔方向へ移動せ
ず、窓孔から移動部材が目視できないことにより、電線
が鎖錠端子に確実に接続されていないことが確認され
る。
【0005】また、接続された電線を外す場合のリリー
スボタンを別に備えており、このリリースボタンを押動
操作することにより、鎖錠端子を電線から離反する方向
に変位させ、鎖錠が解除された電線を抜き外すようにし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、電線接
続装置においては、電線がケース内の鎖錠端子に確実に
接続されたか否かを確認できる構造はあるが、従来の構
造では、鎖錠解除のための解除釦を移動部材とは別に設
ける必要があり、部品点数が多く、構造が複雑であり、
小型化が制限され、しかも、量産性に欠ける問題があ
る。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、電線が確実に接続されたことを確認でき、か
つ、移動部材と解除釦とを一体的に設けて取扱い易く構
造の簡単な小型の電線接続装置を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電線接続装置
は、電線挿入孔を有するケースと、このケースの電線挿
入孔に挿入される電線が接触して弾性変位されその電線
に圧接して鎖錠する鎖錠片部を有する鎖錠端子とを備え
た電線接続装置において、前記電線挿入孔と対向して形
成された電線衝突部、前記電線挿入孔に向かって突出さ
れた弾性を有する鎖錠解除部、および、移動により前記
電線の挿入状態を表示する表示部が一体に形成された可
動部材と、この可動部材を前記電線挿入孔方向に付勢す
る付勢手段とを具備したものである。
【0009】
【作用】本発明の電線接続装置は、電線挿入孔と対向し
て形成された電線衝突部、前記電線挿入孔に向かって突
出された弾性を有する鎖錠解除部、および、表示部を一
体に形成された可動部材が、前記電線挿入孔に挿入され
前記電線衝突部に当接した前記電線の先端で押止されて
移動するとともに、前記表示部も一体に移動することに
よって、前記電線が確実に鎖錠できると同時に、鎖錠状
態を表示部の移動によって確認できる。
【0010】また、前記鎖錠解除部を介して鎖錠片部が
押止されることにより鎖錠が解除されて、付勢手段によ
って付勢される前記可動部材によって前記電線を離脱せ
しめることができるとともに、移動する前記可動部材と
一体に移動する表示部によって前記電線が非装着状態に
あることを確認できる。
【0011】さらに、前記電線および付勢手段によって
移動される前記可動部材は、表示部と前記電線の鎖錠を
解除せしめる鎖錠解除部を一体に形成するので、装置を
小型にでき、安価で容易に製造できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面に基づ
いて説明する。
【0013】図1において、1は電線接続装置で、この
電線接続装置1は、ケース本体2とこのケース本体2の
下面に着脱可能に取付けられたカバー3とから構成され
ている。
【0014】そして、ケース本体2は、熱可塑性樹脂な
どにて下方および一側を開口した箱形状に形成されてお
り、両端面に電線挿入孔4,5が貫通形成されている。
また、ケース本体2の上面中央部に通孔6が貫通形成さ
れており、この通孔6の電線挿入孔5側のケース本体2
上面に文字や記号などの表示7が設けられている。ま
た、この通孔6の電線挿入孔4側に工具挿入孔8が貫通
形成されている。そして、このケース本体2の下面の略
中央部に下方に突出する規制壁9が形成されている。な
お、電線挿入孔4は、下面に略水平状の導入面10が形成
され、上面に電線挿入孔4に向けて傾斜状の導入面11が
形成されている。
【0015】前記カバー3は、熱可塑性樹脂などにて、
ケース本体2の下面開口を閉塞する形状の底板部12が形
成され、かつ、この底板部12の上面の略中央部に突部13
が形成されているとともに、この突部13から前記電線導
入孔4に向かって突出する係止部14が形成されている。
【0016】また、21,22は第1および第2の鎖錠端子
である。この第1の鎖錠端子21は、ケース本体2の電線
挿入孔5の開口する内壁面に接合して支持される支持片
部23と、この支持片部23の上端からケース本体2内に略
水平に支持される接続片部24と、支持片部23の下端から
電線挿入孔5の内方に向けて斜めに立ち上げられた鎖錠
片部25を有している。なお、接続片部24の先端は第2の
鎖錠端子22の上方に位置している。
【0017】第2の鎖錠端子22は、ケース本体2内の電
線挿入孔4側に収容されており、カバー3の突部13の一
端側に接して支持される支持片部26を有し、この支持片
部26の内端から上方に略S字状に折曲され、この折曲部
分が前記第1の鎖錠端子21の接続片部24に接する接続片
部27となり、また、支持片部26の外端から電線挿入孔4
の内方に向けて斜めに立ち上げられ、先端が第1の鎖錠
端子21の接続片部24に接する鎖錠片部28を有する。
【0018】また、31は可動部材で、この可動部材31は
合成樹脂などにて形成されており、上面に上方に突出す
る表示部32が設けられている。そして、可動部材31の下
側部が電線挿入孔4方向に一部切り欠かれ、前記電線挿
入孔4に対向するように電線衝突部33が設けられてい
る。また、可動部材31の下部から電線挿入孔4に向かっ
て延設されて突出する弾性を有する腕部34が形成され、
この腕部34の先端には腕部34から側方に向けて突出され
た鎖錠解除部35が形成されている。
【0019】そして、この可動部材31は、表示部32が前
記ケース本体2の通孔6に電線挿入孔4の孔方向に沿っ
て水平方向に移動可能に収納され、下面がカバー3の係
止部14の上面に接して支持され、かつ、腕部34の先端に
形成された鎖錠解除部35が第2の鎖錠端子22の鎖錠片部
28に間隙を介して対向する位置に配設される。
【0020】また、前記ケース本体2の規制壁9の電線
挿入孔4側に前記可動部材31をこの電線挿入孔4に向か
って付勢する付勢手段であるスプリング体36が設けられ
ている。
【0021】なお、1の電線接続装置は、例えば図示し
ない照明器具の端子台として使用されるものであり、照
明器具の製造時において、端子台や点灯装置を器具本体
等に取付け、端子台の電線挿入孔5側に点灯装置の電源
側と接続する電線を挿入して接続しておき、照明器具の
施工時において、施工者によって電源線を電線挿入孔4
側に挿入して接続するようになっている。
【0022】次に、本実施例の作用を説明する。
【0023】図1に示すように、電線41を接続していな
い状態では、第2の鎖錠端子22の鎖錠片部28の上端が電
線挿入孔4の内方域に突出しており、また、付勢手段で
あるスプリング体36によって電線挿入孔4に向かって付
勢されている可動部材31と一体の表示部32がケース本体
2の通孔6の電線挿入孔4側に位置して、電線41の非接
続状態であることが確認できる。
【0024】また、図2に示すように、電線41は、芯線
42を被覆体43で被覆したものであり、接続時には先端か
ら所定長さの被覆体43が剥離される。
【0025】そして、図2および図5に示すように、電
線41の先端を電線挿入孔4に挿入していくと、芯線42の
先端部が鎖錠片部28に当接してその鎖錠片部28を下方に
弾性変位させるとともに、接続片部27に当接してその接
続片部27を下方に弾性変位させ、それらの弾性変位され
た鎖錠片部28および接続片部27と第1の鎖錠端子21の接
続片部24との間に芯線42が圧入接続される。さらに、電
線41の先端を挿入していくと、可動部材31の電線衝突部
33に当接し、スプリング体36に抗して可動部材31をケー
ス本体2の規制壁9方向へ押す。また、鎖錠片部28は電
線41が脱出するのを防止する方向に芯線42にくい込み、
電線41が電線挿入孔4から脱出することを防止する。こ
の際、可動部材31と一体の表示部32もケース本体2上面
の通孔6の表示7を有する側に移動され、電線41が確実
に接続されたことが確認できる。
【0026】また、電線41の挿入時において、鎖錠片部
28に当接した芯線42の先端が曲がるなどして確実に挿入
されなかった場合には、電線41の先端が可動部材31を押
動せず、可動部材31が移動しないために表示部32も移動
せず、非接続状態を保つため、電線41が確実に接続され
ていないことが確認できる。
【0027】また、例えば器具の交換等に伴って電線41
を外す場合には、図2および図3に示すように、先細り
の工具44などをケース本体2の工具挿入孔8に挿入し、
可動部材31の鎖錠解除部35を押し下げることにより、こ
の鎖錠解除部35が第2の鎖錠端子22の鎖錠片部28を下方
に弾性変位させて、鎖錠片部28の先端の芯線42にくい込
んでいる部分を離反させ、スプリング体36によって付勢
される可動部材31が電線41を押し出し、電線41を電線挿
入孔4から外すことができる。
【0028】このように、電線41が確実に挿入されたこ
とが確認でき、電線41を外す場合も容易に作業できる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ケースの電線挿入孔に
挿入される電線が鎖錠端子の鎖錠片部に接触して弾性変
位させ、さらに、電線を奥に挿入して可動部材を移動さ
せて、この可動部材と連動して一体的に移動する表示部
を設けたため、電線接続の確認のための表示は、ケース
外面に挿通する可動部材の表示部の移動状態を視認する
ことにより行われるので、外部から容易に確認できる。
さらに、電線を取外すには、可動部材の鎖錠解除部をケ
ース内方に向けて押動操作することにより、鎖錠片部を
電線から離反する方向に変位させて鎖錠を解除させ、簡
単に取外すことができる。このように可動部材を電線接
続の確認用とリリース用とに兼用できる一体構造を有す
るので、構造を簡単にでき、電線接続装置の一方向から
電線接続の確認とリリース操作が可能となる効果を奏す
る。さらに、構造が簡単なことから、安価で容易に製造
できるとともに、装置を小型にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電線接続装置の一実施例を示す電線非
接続状態の断面図である。
【図2】上記の電線接続状態の断面図である。
【図3】上記の電線リリース時の斜視図である。
【図4】上記の可動部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 電線接続装置 2 ケースであるケース本体 4,5 電線挿入孔 21,22 鎖錠端子 25,28 鎖錠片部 31 可動部材 32 表示部 33 電線衝突部 35 鎖錠解除部 36 付勢手段としてのスプリング体 41 電線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線挿入孔を有するケースと、このケー
    スの電線挿入孔に挿入される電線が接触して弾性変位さ
    れその電線に圧接して鎖錠する鎖錠片部を有する鎖錠端
    子とを備えた電線接続装置において、 前記電線挿入孔と対向して形成された電線衝突部、前記
    電線挿入孔に向かって突出された弾性を有する鎖錠解除
    部、および、移動により前記電線の挿入状態を表示する
    表示部が一体に形成された可動部材と、 この可動部材を前記電線挿入孔方向に付勢する付勢手段
    とを具備したことを特徴とする電線接続装置。
JP1233892A 1992-01-27 1992-01-27 電線接続装置 Pending JPH05205793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1233892A JPH05205793A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 電線接続装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007095642A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Meikosha:Kk ジョイントボックス
KR100778905B1 (ko) * 2005-04-15 2007-11-22 마츠시다 덴코 가부시키가이샤 조인트 박스
KR101381398B1 (ko) * 2013-08-22 2014-04-04 주식회사 디에스이 엘이디 등기구용 전선단자

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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