JP2006300351A - 冷蔵庫 - Google Patents

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【課題】鮮度判定用のシールを貼付けずに、野菜の鮮度を判定する鮮度判定機能を有する冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】冷蔵庫本体1の野菜室5内に設けられた光源9から紫外線又は短波長の可視光線を野菜室5内に置かれた野菜8に照射し、その照射で発現した野菜8の自家蛍光を野菜室5に設けられた比色用窓12から目視で比較することによって、この色味から野菜8の鮮度を判定することができるため、鮮度の低下する前に食すことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、家庭用冷蔵庫に保存している野菜に紫外線ないし短波長の可視光線を照射し、これによって発現する野菜の自家蛍光から野菜自身の鮮度判定を行うことができる鮮度判定機能を有する冷蔵庫に関するものである。
鳥類の卵や緑黄色野菜等の食品には、ポルフィリン色素やクロロフィルが含有されている。これらは紫外線または短波長の可視光線で励起されると、赤い自家蛍光を放つ特性がある。この蛍光は、経時的に退色ないし衰退する。
すなわち、保存日数が長くなり鮮度が低下すると、新鮮なものと比較して、その表面から発する蛍光の色調が退色あるいは衰退する。そこで、食品の新鮮時の蛍光の色調を保存し、それと比較することで容易に食品の鮮度を判定できる。
このことを利用した従来の野菜を含む食品の鮮度判定方法は、ポルフィリン色素またはクロロフィルを含有する食品を、該食品の表面の一部に紫外線及び可視光線を透過させない材質のシールを貼付して保存し、該シールを取り除いて紫外線又は短波長の可視光線の照射下に該シール貼付した部分と貼付しなかった部分を比色して褪色の度合いから該食品の鮮度を判定するものや、別の方法として、ポルフィリン色素またはクロロフィルを含有する食品を、該食品の表面の一部に紫外線及び可視光線を透過させない材質のシール並びに紫外線及び可視光線を30〜70%透過する材質のシールを貼付して保存し、該シールを取り除いて紫外線又は短波長の可視光線の照射下に該シール貼付した部分と貼付しなかった部分を比色して褪色の度合いから該食品の鮮度を判定するものである。(例えば、特許文献1参照)。
特許第3526137号(第1頁)
従来の野菜を含む食品の鮮度判定方法においては、食品の鮮度を判定するために、該食品の表面の一部に紫外線及び可視光線を透過させない材質のシールや、該シールの他に紫外線及び可視光線を30〜70%透過する材質のシールを予め用意しておいて貼付したり、また判定時には該シールを取り除いたりしなければならず、このような鮮度判定用のシールを用意する必要があるためコストがかかり、しかも手間もかかり極めて面倒であるという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、鮮度判定用のシールを貼付けずに、野菜の鮮度を判定する鮮度判定機能を有する冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明に係る冷蔵庫は、冷蔵庫本体に設けられた野菜室と、該野菜室に置かれた野菜を紫外線又は短波長の可視光線を出して照射する光源と、前記野菜室に設けられ、前記光源からの照射を受けた野菜を目視可能な比色用窓とを備えてなるものである。
以上のように本発明に係る冷蔵庫では、野菜室内に設けられた光源から紫外線又は短波長の可視光線を野菜室内に置かれた野菜に照射し、その照射で発現した野菜の自家蛍光を野菜室に設けられた比色用窓から目視で比較することによって、この色味から野菜の鮮度を判定することができるため、鮮度の低下する前に食すことができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の概略を示す正面図、図2は同冷蔵庫を示す側面図、図3(a)は同冷蔵庫の野菜室を示す側面図、図3(b)は同冷蔵庫の野菜室を示す一部を破断した側面図、図4は同冷蔵庫の野菜室を示す断面図、図5は同冷蔵庫の野菜室を示す正面図である。
図1〜図5において、冷蔵庫本体1は、上方から下方にかけて冷蔵室2、アイス室3及び用途に応じて冷蔵室又は冷凍室として使用できるセレクト室4、野菜室5、冷凍室6の順に各室を有している。
野菜室5内の下部前方に鮮度を判定するための野菜8が置かれる鮮度判定部7が設けられている。また、野菜室5内の上部前方で鮮度判定部7の野菜8に光を照射できる位置に、紫外線又は短波長の可視光線を出す光源9が取り付けられている。
さらに、野菜室5の前面の扉5aの下方中央位置に、鮮度判定部7内に収容された野菜8を目視できるように比色用窓12が設けられている。その比色用窓12にはシャッター12aが取り付けられており、比色用窓12から鮮度判定部7内に置かれた野菜8を目視するときにはシャッター12aを開ける。
上記のように構成された本発明の実施の形態1の鮮度判定機能を有する冷蔵庫の動作について説明する。
野菜室5内の取り付けられた光源9から紫外線又は短波長の可視光線の照射により、鮮度判定部7内に置かれた野菜8は自家蛍光10、11を発現するので、この自家蛍光10、11の色を野菜室5の前面の扉5aに設けられた比色用窓12からシャッター12aを開けて目視する。ところで、この自家蛍光10、11は前記したように、野菜8保有のクロロフィルに由来するもので、新鮮なときには赤色、鮮度が低下すると赤が退色する。そのため、この色から野菜8の鮮度を判定することができる。
冷蔵庫1の周囲が暗いほど、自家蛍光10、11の視認性が高まるため、比色用窓12の前面に室内光の侵入を抑制するためのフィルターを取り付けることが望ましい。
また、光源9からの鮮度判定部7内の野菜8に対する照射は、鮮度を確認するときのみ照射すればよい。従って、光源9は図示しないスイッチを動作させたときに点灯するようにしたり、シャッター12aの開閉に連動して動作するスイッチにより点灯するようにしたり、更には別の手段で点灯させるようにしてもよい。
この実施の形態1では、野菜室1内の光源9から紫外線又は短波長の可視光線の照射で発現した鮮度判定部7に置いた野菜8の自家蛍光10、11を比色用窓12から目視で比較することによって、この色味から野菜8の鮮度を判定できるため、野菜8を鮮度が低下する前に食すことができる。
ここでは、野菜8を鮮度判定部7に置くことにより、鮮度を判定するようにしているが、光源9が野菜室5全体を照射するものであれば、鮮度判定部7を特別に設ける必要はない。ところで、図4では野菜8として例えば2本のキュウリを用いて、これらの自家蛍光10、11から鮮度を比較していることを示しているが、1本のキュウリの部位間の比較であっても、3本以上のキュウリの比較であってもよい。更に、野菜8としてキュウリに限定されるものでもないことはいうまでもない。
図6は本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の変形例を示す側面図、図7(a)は同冷蔵庫の変形例の野菜室を示す側面図、図7(b)は同冷蔵庫の変形例の野菜室を示す一部を破断した側面図である。
この変形例は、野菜室5の前面の扉の上方にシャッター12aを有する比色用窓12を設けたものである。
この変形例のように、野菜室5の前面の扉の上方に比色用窓12を設けることにより、楽な姿勢で野菜8の自家蛍光10、11を目視することができる。
図7に示すように、野菜8を直接、目視できるように比色用窓12を配してもよいが、鏡などを介して間接的に野菜8を目視できる構造としてもよい。要は、野菜8の自家蛍光10、11を確認できる構造であればかまわない。
また、図8は本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の別の変形例を示す側面図である。
この変形例は、野菜室5の蓋5bの前方側に比色用窓12を設け、その比色用窓12の後方で蓋5bの中央位置に光源9を設けたものである。
この変形例のように、野菜室5の蓋5bの前方側に比色用窓12を設けることにより、構造的には簡便になる。また、その比色用窓12の後方で蓋5bの中央位置に光源9を設けることにより、光源9が野菜室5全体を照射するため、鮮度判定部7は設けられていない。
実施の形態2.
図9は本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の側面図、図10は同冷蔵庫の野菜室の電気系統を示すブロック図、図11は同冷蔵庫の野菜室の前面の扉に設けられた鮮度表示部を示す説明図である。
この実施の形態2において、実施の形態1と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。
この実施の形態2は、冷蔵庫1の野菜室5の両側壁側の上方に、鮮度判定部7内の野菜8からの自家蛍光量を計測する光センサ13がそれぞれ配置されている。その各光センサ13は数値演算部14に接続されており、数値演算部14の出力側は野菜室5の前面の扉5aに設けられた鮮度表示部15に接続されている。
上記のように構成された本発明の実施の形態2の鮮度判定機能を有する冷蔵庫の動作について説明する。
光源9からの紫外線又は短波長の可視光線の照射で発現した鮮度判定部7内の野菜8の自家蛍光10、11の自家蛍光量を野菜室5の両側壁側の上方にそれぞれ配置した各光センサ13で計測する。各光センサ13は野菜8からの自家蛍光量を光強度(μw/cm2)として検出し、各数値演算部14は各光センサ13が計測した光強度から演算により鮮度を数値化する。鮮度表示部15は各数値演算部14で数値化した鮮度をビジュアル表示する。
この鮮度表示部15による鮮度のビジュアル表示は、図11に示すように例えば野菜aが保存直後の場合、液晶表示を100%点灯させて鮮度が良好であることを示し、野菜bが保存直後から5日経過した場合、液晶表示を60%点灯させて鮮度が落ちていることを示すようにしたものである。
この実施の形態2では、野菜室5内の野菜8の自家蛍光10、11の自家蛍光量を、野菜室5内に配置した光センサ13が計測した光強度から数値演算部14が演算により鮮度を数値化し、鮮度表示部15が数値演算部14で数値化した鮮度をビジュアル表示するようにしたので、野菜8の鮮度を一目で確認でき、しかも野菜8を目視する必要がないため、鮮度の確認を楽に行うことができる。
なお、この実施の形態2では、数値演算部14が各光センサ13に対応して設けられているが、各光センサ13からの光強度を1つの数値演算部14で演算により鮮度を数値化するようにしてもよい。
また、この実施の形態2では、鮮度表示部15で2つの野菜8の鮮度をそれぞれ表示することができるので、鮮度の比較も行うことができる。
この実施の形態2では、図11に鮮度表示部15に2つの野菜8の鮮度をそれぞれ表示する例を示しているが、対象とする野菜8の数を2つ以上にし、それに対応して光センサ13等の数や、鮮度表示部15の表示例も増やすことにより、比較対照する複数の野菜8の鮮度を表示することができることは言うまでもない。
実施の形態3.
図12は本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫の野菜室の電気系統を示すブロック図、図13は同冷蔵庫の野菜室の前面の扉に設けられた鮮度表示部を示す説明図である。
この実施の形態3において、実施の形態1と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。
この実施の形態3は、冷蔵庫1の野菜室5の側壁側の上方に、鮮度判定部7内の野菜8からの自家蛍光量を計測する光センサ13が配置されている。その光センサ13は数値演算部14に接続されている。その数値演算部14は内部に数値記憶部16を備えている。数値演算部14は野菜室5の前面の扉5aに設けられた鮮度表示部15に接続されている。
上記のように構成された本発明の実施の形態3の鮮度判定機能を有する冷蔵庫の動作について説明する。
光源9からの紫外線又は短波長の可視光線の照射で発現した鮮度判定部7内の保存直後の野菜8の自家蛍光10の自家蛍光量を野菜室5の側壁側の上方に配置した光センサ13で計測する。光センサ13は野菜8からの自家蛍光量を光強度(μw/cm2)として検出し、数値演算部14は光センサ13が検出した光強度から演算により鮮度を数値化する。
数値演算部14は数値化された保存直後の野菜の鮮度161を数値記憶部16に記憶させると共に、数値記憶部16に記憶された保存直後の野菜の鮮度161を鮮度表示部15にビジュアル表示し、野菜8自体の保存も開始される。
次に、保存直後からある時間が経過した現在も保存中の野菜8について、保存中の鮮度を確認したい場合、図示省略のスイッチを動作させて光源9から紫外線又は短波長の可視光線を照射させ、その照射で発現した自家蛍光10の自家蛍光量を光強度(μw/cm2)として光センサ13が検出し、数値演算部14は光センサ13が検出した光強度から演算により鮮度を数値化し、その数値化された現在の野菜の鮮度162を数値記憶部16に記憶させると共に、数値記憶部16に記憶された現在の野菜の鮮度162を鮮度表示部15にビジュアル表示する。
従って、鮮度表示部15には、保存直後の野菜の鮮度161と、これと比較する現在も保存中の野菜の鮮度162が表示されることとなるので、保存中の野菜8の経時変化による鮮度変化を一目で確認でき、鮮度判定を容易に行うことができる。
なお、この実施の形態3の数値記憶部16は数値演算部14の内部に設けられているが、数値記憶部16を数値演算部14の外部に設けるようにしてよいことはいうまでもない。
ところで、図12及び図13では野菜8として1本のキュウリを用いて、これの保存直後と保存中の自家蛍光から鮮度を比較しているが、同時に、鮮度判定部7内に複数本のキュウリを置き、これら複数本のキュウリ全体の比較であってもよいことはいうまでもない。更に、鮮度判定部7内に置かれる野菜8はキュウリに限定されるものでもない。
また、図10に保存直後と現在の野菜8の鮮度を表示する例を示しているが、野菜8の鮮度を表示できる形態であればこれに限定されるものではない。
実施の形態4.
図14は本発明の実施の形態4に係る冷蔵庫の野菜室の電気系統を示すブロック図、図15は同冷蔵庫の野菜室の前面の扉に設けられた鮮度表示部を示す説明図である。
この実施の形態4において、実施の形態1と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。
この実施の形態4は、冷蔵庫1の野菜室5の側壁側の上方に、鮮度判定部7内の野菜8
を撮影する画像撮影カメラ17が配置されている。その画像撮影カメラ17は画像処理部18に接続されている。その画像処理部18は内部に画像記憶部18aを備えている。画像処理部18は野菜室5の前面の扉5aに設けられた画像表示部19に接続されている。
上記のように構成された本発明の実施の形態3の鮮度判定機能を有する冷蔵庫の動作について説明する。
光源9から紫外線又は短波長の可視光線を照射させ、その照射で発現した鮮度判定部7内の保存直後の野菜8の自家蛍光状態を画像撮影カメラ17で撮影し、その保存直後の野菜8の画像は画像処理部18に送られる。
画像処理部18は保存直後の野菜8の画像を画像記憶部18aに記憶させると共に、画像表示部19に表示させ、野菜8自体の保存も開始される。
次に、保存直後からある時間が経過した現在も保存中の野菜8について、保存中の鮮度を確認したい場合、そのタイミングで光源9から紫外線又は短波長の可視光線を照射させ、その照射で発現した現在も保存中の野菜8の自家蛍光状態を画像撮影カメラ17で撮影し、その保存中の野菜8の画像は画像処理部18に送られる。
画像処理部18は保存中の野菜8の画像を画像記憶部18aに記憶させると共に、画像表示部19に表示させる。
従って、画像表示部19には、保存直後の野菜8の画像181と、これと比較する現在も保存中の野菜8の画像182が表示されることとなるので、保存中の野菜8の経時変化による鮮度変化を両者の画像から一目で確認でき、鮮度判定を容易に行うことができる。
なお、この実施の形態4の画像記憶部18aは画像処理部18の内部に設けられているが、画像記憶部18aを画像処理部184の外部に設けるようにしてよいことはいうまでもない。
ところで、図14及び図15では野菜8として1本のキュウリを用いて、これの保存直後と保存中の自家蛍光から鮮度を比較しているが、同時に、鮮度判定部7内に複数本のキュウリを置き、これら複数本のキュウリ全体の比較であってもよいことはいうまでもない。更に、鮮度判定部7内に置かれる野菜8はキュウリに限定されるものでもない。
また、図15に保存直後と現在の野菜8の鮮度を表示する例を示しているが、野菜8の鮮度を表示できる形態であればこれに限定されるものではない。
また、野菜室5全体を撮影できる広角の画像撮影カメラ17を用い、野菜室5に保存した個々の野菜8に対して、保存直後の個々の野菜8の画像181を撮影し、画像記憶部18に記憶させると共に画像表示部19に表示させ、現在も保存中の個々の野菜8の画像181を撮影し、画像記憶部18に記憶させると共に画像表示部19に表示させるようにして野菜室5全体を対象とした鮮度判定に活用してもよく、このとき、画像表示部19上に個々の野菜8を表示させるだけでなく、選択した野菜8の画像をズームアップして鮮度判定を行えば、利便性は更に向上する。
また、画像撮影カメラ17を可動させて野菜室5全体を撮影できるようにして、野菜室5に保存した個々の野菜8を撮影するようにしてもよいことは言うまでもない。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の概略を示す正面図。 同冷蔵庫を示す側面図。 (a)は同冷蔵庫の野菜室を示す側面図、(b)は同冷蔵庫の野菜室を示す一部を破断した側面図。 同冷蔵庫の野菜室を示す断面図。 同冷蔵庫の野菜室を示す正面図。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の変形例を示す側面図。 (a)は同冷蔵庫の変形例の野菜室を示す側面図、(b)は同冷蔵庫の変形例の野菜室を示す一部を破断した側面図。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の別の変形例を示す側面図。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の側面図。 同冷蔵庫の野菜室の電気系統を示すブロック図。 同冷蔵庫の野菜室の前面の扉に設けられた鮮度表示部を示す説明図。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫の野菜室の電気系統を示すブロック図。 同冷蔵庫の野菜室の前面の扉に設けられた鮮度表示部を示す説明図。 本発明の実施の形態4に係る冷蔵庫の野菜室の電気系統を示すブロック図。 同冷蔵庫の野菜室の前面の扉に設けられた鮮度表示部を示す説明図。
符号の説明
1 冷蔵庫本体、2 冷蔵室、3 アイス室、4 セレクト室、5 野菜室、6 冷凍室、7 鮮度判定部、8 野菜、9 光源、10 自家蛍光、11 自家蛍光、12 比色用窓。

Claims (8)

  1. 冷蔵庫本体に設けられた野菜室と、
    該野菜室に置かれた野菜を紫外線又は短波長の可視光線を出して照射する光源と、
    前記野菜室に設けられ、前記光源からの照射を受けた野菜を目視可能な比色用窓と、
    を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記野菜室内に鮮度判定がなされる野菜が置かれる鮮度判定部を設け、前記比色用窓を前記野菜室の前面の扉における前記鮮度判定部を目視できる位置に設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記比色用窓を前記野菜室の蓋における前記鮮度判定部を目視できる位置に設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 前記比色用窓はシャッターを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 冷蔵庫本体に設けられた野菜室と、
    該野菜室に置かれた野菜を紫外線又は短波長の可視光線を出して照射する光源と、
    前記野菜室内に配置され、該野菜室内に置かれた野菜が前記光源により照射されて生じる自家蛍光量を光強度として計測する少なくとも複数の光センサと、
    各光センサが計測した光強度から演算により鮮度をそれぞれ数値化する1つ又は複数の数値演算部と、
    該数値演算部が数値化した個々の野菜の鮮度を表示する鮮度表示部と、
    を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  6. 前記1つの光センサが計測した光強度から前記数値演算部が演算により数値化した鮮度を記憶する数値記憶部を備え、前記数値演算部が前記数値記憶部に記憶された数値化した鮮度を呼び出して前記鮮度表示部に表示させることを特徴とする請求項5記載の冷蔵庫。
  7. 冷蔵庫本体に設けられた野菜室と、
    該野菜室に置かれた野菜を紫外線又は短波長の可視光線を出して照射する光源と、
    前記野菜室内に配置され、前記野菜室内に置かれた野菜が前記光源により照射されて生じる自家蛍光状態を撮影する画像撮影カメラと、
    該画像撮影カメラが撮影した画像を記憶する画像記憶部と、
    画像を表示する画像表示部と、
    前記画像記憶部に記憶された野菜の画像を呼び出して前記画像表示部に表示させる画像処理部と、
    を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  8. 前記画像撮影カメラは広角又は可動して前記野菜室全体を撮影できることを特徴とする請求項7記載の冷蔵庫。
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