JP2019203715A - 環境形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】試料槽の開閉扉が閉められた状態で、ユーザが望むように試料槽内の状況を観察する。【解決手段】環境形成装置に、一以上の試料を収容可能な試料槽と、前記試料槽内を撮影する撮影部と、前記試料槽を開閉する開閉扉と、前記開閉扉の外面に設けられた表示部と、前記試料槽内における観察する対象の観察領域を指定する操作を受け付ける操作部と、前記撮影部によって撮影された画像から、前記観察領域を示す観察画像を抽出し、当該抽出した前記観察画像を前記表示部に表示する表示制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、試料槽内の空気環境を調整可能な環境形成装置に関する。
従来から、特許文献1に記載のように、インキュベータにおいて、細胞培養室内の所定位置に載置された細胞を撮影手段で撮影し、当該撮影した細胞の画像をインキュベータの開閉扉に設けられた表示部に表示することが知られている。
特許第4478415号公報
しかし、特許文献1の技術では、インキュベータの開閉扉に、撮影手段によって所定位置に存在する試料を撮影した画像しか表示されない。このため、ユーザが、インキュベータ内に複数の試料を収容し、各試料の状態を観察することを望んだとしても、インキュベータの開閉扉が閉められた状態では、これらの観察を行うことはできなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされた発明であり、試料槽の開閉扉が閉められた状態でも、ユーザが望むように試料槽内の状況を観察することができる環境形成装置を提供することを目的とする。
本発明による環境形成装置は、一以上の試料を収容可能な試料槽と、前記試料槽内を撮影する撮影部と、前記試料槽を開閉する開閉扉と、前記開閉扉の外面に設けられた表示部と、前記試料槽内における観察する対象の観察領域を指定する操作を受け付ける操作部と、前記撮影部によって撮影された画像から、前記観察領域を示す観察画像を抽出し、当該抽出した前記観察画像を前記表示部に表示する表示制御部と、を備える。
本構成によれば、ユーザによって観察領域を指定する操作が行われると、当該指定された観察領域を示す観察画像が、開閉扉の外面に設けられた表示部に表示される。このため、ユーザは、開閉扉が閉められた状態でも、表示部に表示されている観察画像を視認することで、試験槽内における所望の観察領域を観察することができる。
また、前記操作部は、更に、前記観察領域を観察するときの視線を指定する第一操作を受け付け可能であり、前記表示制御部は、前記操作部によって前記第一操作が受け付けられた場合、前記視線で前記観察領域を観察したときに見られる画像を前記観察画像として抽出してもよい。
本構成によれば、ユーザによって、観察領域を観察するときの視線を指定する第一操作が行われると、指定された視線で観察領域を観察したときに見られる画像が、観察画像として、開閉扉の外面に設けられた表示部に表示される。このため、ユーザは、開閉扉が閉められた状態でも、表示部に表示されている観察画像を視認することで、試験槽内における所望の観察領域を所望の視線で観察することができる。
また、前記操作部は、更に、前記観察領域にズームインする第二操作を受け付け可能であり、前記表示制御部は、前記操作部によって前記第二操作が受け付けられた場合、前記観察領域にズームインした画像を前記観察画像として抽出してもよい。
本態様によれば、ユーザは、第二操作を行うことにより、観察領域にズームインした画像を観察画像として表示部に表示することができる。これにより、ユーザは、観察領域をより詳細に観察することができる。
また、前記操作部は、更に、前記観察領域からズームアウトする第三操作を受け付け可能であり、前記表示制御部は、前記操作部によって前記第三操作が受け付けられた場合、前記観察領域からズームアウトした画像を前記観察画像として抽出してもよい。
本態様によれば、ユーザは、第三操作を行うことにより、観察領域からズームアウトした画像を観察画像として表示部に表示することができる。これにより、ユーザは、観察領域をより俯瞰して観察することができる。
また、前記表示制御部は、更に、前記観察領域に関連する関連情報を前記表示部に表示してもよい。
本態様によれば、ユーザは、観察領域を示す画像だけでなく、当該観察領域に関連する関連情報も視認することができる。このため、ユーザは、試料槽内における観察領域の状況をより詳細に把握することができる。
また、前記操作部は、更に、前記関連情報の入力操作を受け付け可能であってもよい。
本態様によれば、ユーザは、観察領域を示す画像だけでなく、ユーザによって入力された当該観察領域に関連する関連情報も参照することができる。このため、例えば、観察領域を観察するユーザを他のユーザに変更する場合、変更前のユーザが、観察領域の観察中に気付いた事項等を関連情報として入力操作しておくことで、前記他のユーザに当該観察領域に関連する関連情報を伝達することができる。
また、前記表示制御部は、更に、現在表示されている前記観察画像と並べて、過去に撮影した一以上の前記観察画像を前記表示部に表示してもよい。
本態様によれば、観察画像と並べて、過去に撮影された一以上の観察画像が表示される。このため、ユーザは、現在の観察領域の状況と過去の一以上の時点における観察領域の状況とを比較して、観察領域の状況が現在の状況に至るまでの変遷を容易に把握することができる。
また、前記操作部は、更に、前記試料槽内全体を前記観察領域として指定する第四操作を受け付け可能であってもよい。
本態様によれば、ユーザは、第四操作を行うことにより、試料槽内全体を示す画像を観察画像として表示部に表示することができる。これにより、ユーザは、試料槽内全体の状況を一目で観察することができる。
また、ユーザの識別情報を取得する取得部と、前記ユーザの識別情報と、前記観察画像を前記表示部に表示するときの表示レイアウトを示すレイアウト情報と、を予め対応付けて記憶する記憶部と、を更に備え、前記表示制御部は、前記取得部によって取得された前記ユーザの識別情報と対応付けられている前記レイアウト情報を前記記憶部から取得し、当該取得した前記レイアウト情報が示す表示レイアウトで前記観察画像を表示してもよい。
本態様によれば、ユーザの識別情報と対応付けられているレイアウト情報が示す表示レイアウトで観察画像が表示される。このため、ユーザにとって視認性のよい観察画像の表示レイアウトを示すレイアウト情報を、当該ユーザの識別情報と対応付けて記憶部に記憶しておくことで、当該ユーザは、自身にとって視認性のよい表示レイアウトで表示された観察画像を視認して、観察画像が示す観察領域をより適切に観察することができる。
また、前記操作部は、前記観察画像を非表示にする第五操作を受け付け可能であり、前記表示制御部は、前記操作部によって前記第五操作が受け付けられると、前記観察画像を非表示にしてもよい。
本態様によれば、ユーザは、第五操作を行うことにより、観察画像を非表示にすることができる。これにより、環境形成装置前に訪れた第三者に観察画像が視認され、当該観察画像が示す観察領域の状況が把握されることを、迅速に回避することができる。
また、前記操作部は、前記観察画像を拡大又は縮小して表示する第六操作を受け付け可能であり、前記表示制御部は、前記操作部によって前記第六操作が受け付けられると、前記観察画像を拡大又は縮小して表示するようにしてもよい。
本態様によれば、ユーザは、第六操作を繰り返すことにより、観察画像の大きさを視認し易い大きさに変更させることができる。
また、前記操作部は、前記観察画像の表示位置を変更する第七操作を受け付け可能であり、前記表示制御部は、前記操作部によって前記第七操作が受け付けられると、前記観察画像の表示位置を変更してもよい。
本態様によれば、ユーザは、第七操作を繰り返すことにより、観察画像の表示位置を視認し易い位置に変更させることができる。
本発明によれば、試料槽の開閉扉が閉められた状態で、ユーザが望むように試料槽内の状況を観察することができる環境形成装置を提供することができる。
環境試験装置の一例を示す外観図である。 環境試験装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。 観測窓画面及び計装画面の表示例を示す図である。 記憶部に予め記憶されている情報の一例を示す図である。 環境試験装置における試料の試験の動作を示すフローチャートである。 試験開始前の観測窓画面及び計装画面の表示例を示す図である。 試験開始後の観測窓画面及び計装画面の表示例を示す図である。 観察領域を試料槽内の全域に変更したときの観測窓画面及び計装画面の表示例を示す図である。 観察画像を非表示にした観測窓画面の表示例を示す図である。 観察領域を移動させたときの観測窓画面及び計装画面の表示例を示す図である。 視線を移動させたときの観測窓画面の表示例を示す図である。 観察領域にズームインしたとき及び観察領域からズームアウトしたときの観測窓画面の表示例を示す図である。 拡大して表示された観測窓画面の表示例を示す図である。 表示位置が変更された観測窓画面の表示例を示す図である。 入力された関連情報の表示例を示す図である。 履歴観測窓画面の表示例を示す図である。
(実施形態)
以下、本発明に係る環境形成装置の一実施形態である環境試験装置1について説明する。図1は、環境試験装置1の一例を示す外観図である。図1において、セクション(A)は環境試験装置1の上面図を示し、セクション(B)は環境試験装置1の正面図を示し、セクション(C)は、環境試験装置1の右側面図を示している。
図1のセクション(A)〜(C)に示すように、環境試験装置1は、試料槽18、空調槽19、開閉扉2、表示部6、操作部7及び画像センサー13を備えている。
試料槽18は、前方に開口部を有し、内部の側壁には、一以上の試料を載置可能な試料棚を支持するための支持部材が設けられている。空調槽19は、試料槽18に収容された各試料の耐熱性や耐湿性等の試験を行うため、所定の試験条件に従い、試料槽18内の空気環境を調整可能に構成されている。
具体的には、試料槽18と空調槽19との間の仕切壁189には、不図示の吹出口と吸込口とが設けられている。後述の空調部3によって空調槽19内の空気の温度及び湿度が調整され、当該調整された空気が吹出口から試料槽18内へ吹き出される。これにより、試料槽18内に温度及び湿度が調整された空気が供給される。空調槽19から試料槽18内に空気を吹き出すことによって、試料槽18内の空気は、吸込口から空調槽19内に吸い込まれる。このように、空調槽19と試料槽18との間での空気の循環を繰り返すことで、試料槽18内の空気環境として、試料槽18内の空気の温度及び湿度が調整される。
開閉扉2は、図1のセクション(A)に示す破線矢印方向に開閉する扉によって構成され、試料槽18の開口部を開閉する。尚、開閉扉2は、これに限らず、上下方向にスライドすることで試料槽18を開閉する構成であってもよいし、左右方向にスライドすることで試料槽18を開閉する構成であってもよい。
また、図1のセクション(A)及び(C)に示すように、開閉扉2の内面の左右方向の中央位置における上方、下方及び中央の位置には、其々、透明の耐久ガラス41a及びカメラ40aが設けられている。カメラ40aは、耐久ガラス41aを介して試料槽18内を前方から撮影する。
同様に、試料槽18の右側壁の前後方向の中央位置における上方、下方及び中央の位置には、其々、透明の耐久ガラス41b及びカメラ40bが設けられている。カメラ40bは、耐久ガラス41bを介して試料槽18内を右方から撮影する。仕切壁189の左右方向の中央位置における上方、下方及び中央の位置には、其々、透明の耐久ガラス41c及びカメラ40cが設けられている。カメラ40cは、耐久ガラス41cを介して試料槽18内を後方から撮影する。尚、カメラ40cは、不図示の断熱部材によって覆われ、空調槽19内の空気環境から保護されている。試料槽18の左側壁の前後方向の中央位置における上方、下方及び中央の位置には、透明の耐久ガラス41d及びカメラ40dが設けられている。カメラ40dは、耐久ガラス41dを介して試料槽18内を左方から撮影する。
尚、カメラ40a〜40dと耐久ガラス41a〜41dの数及び配置位置は、図1のセクション(A)及び(C)に示す例とは異なっていてもよい。また、防曇のため、カメラ40a〜40d及び/又は耐久ガラス41a〜41dに対して乾燥空気を付与する送風機構を設けてもよい。また、防曇(結露)又は着霜の防止のため、カメラ40a〜40d及び/又は耐久ガラス41a〜41dを加温する加熱機構を設けてもよい。カメラ40a〜40dが撮影する画像は、静止画であってもよいし、動画であってもよい。
図1のセクション(A)〜(C)に示すように、表示部6は、液晶ディスプレイによって構成され、開閉扉2の前方の外面に設けられている。表示部6は、開閉扉2の前方の外面と略同じ大きさの表示領域61を有し、操作画面や操作を案内するための情報等を当該表示領域61内に表示する。尚、表示領域61の大きさは、開閉扉2の前方の外面と略同じ大きさに限らず、開閉扉2の前方の外面よりも小さくてもよい。
操作部7は、タッチパネル装置によって構成され、表示部6が有する表示領域61上で、ユーザの指やペン等の指示体が触れた位置及び指示体が移動した軌跡に基づき、ユーザが行った各種操作を受け付ける。
画像センサー13は、図1のセクション(B)に示すように、開閉扉2の前方の外面における上端部に設けられ、開閉扉2の周辺の画像(以降、周辺画像)を撮影する。尚、画像センサー13の配置位置は、これに限らず、開閉扉2の前方の外面における表示領域61外の位置であってもよい。
(環境試験装置1の電気的構成)
次に、環境試験装置1の電気的構成について説明する。図2は、環境試験装置1の電気的構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、環境試験装置1は、上記の画像センサー13、表示部6及び操作部7に加え、空調部3、撮影部4、環境センサー5、記憶部8、制御部10及びインターフェイス部9を備えている。
空調部3は、所定の試験条件に従い、試料槽18内の空気環境を調整する。具体的には、空調部3は、加熱器、蒸発器及び加湿器及び送風機を備え、所定の試験条件に従い、試料槽18内の空気の温度及び湿度を調整する。試験条件には、試料槽18内の空気の温度の目標値(以降、目標温度)、試料槽18内の空気の湿度の目標値(以降、目標湿度)、並びに、試料槽18内の空気の温度及び湿度を目標温度及び目標湿度となるように調整する期間(以降、試験期間)等が含まれる。
加熱器は、空調槽19内の空気を加熱することにより、空調槽19内の空気の温度を上昇させる。蒸発器は、空調槽19内の空気を冷却することにより、空調槽19内の空気の温度を下降させ、また、空調槽19内の空気の除湿を行う。加湿器は、空調槽19内に蒸気を供給することにより、空調槽19内の空気の加湿を行う。送風機は、所定の風速の風を生成する。送風機が生成した風により、加熱器、蒸発器及び加湿器によって温度及び湿度が調整された空気は、吹出口から試料槽18内へ吹き出される。これにより、試料槽18内の空気は、吸込口から空調槽19内に吸い込まれる。このように、空調槽19と試料槽18との間での空気の循環を繰り返すことで、試料槽18内の空気の温度及び湿度が調整される。
撮影部4は、上述のカメラ40a〜40d及び耐久ガラス41a〜41dによって構成され、試料槽18内を複数の方向から撮影し、当該撮影によって得られた画像を制御部10へ出力する。
環境センサー5は、試料槽18内の空気環境を検出する。具体的には、環境センサー5は、温度センサー及び湿度センサーによって構成され、試料槽18内の空気の温度を温度センサーによって検出し、試料槽18内の空気の湿度を湿度センサーによって検出する。
記憶部8は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置によって構成される。記憶部8は、制御部10による制御の下、各種情報を記憶する。また、記憶部8には、表示部6に表示される操作画面を表す画像や、制御部10による制御に用いられる各種情報等が予め記憶されている。
例えば、記憶部8には、表示部6に表示される操作画面である、観測窓画面W1及び計装画面W2を表す画像が記憶されている。図3は、観測窓画面W1及び計装画面W2の表示例を示す図である。図3に示すように、観測窓画面W1は、三個の表示欄A11、A12、A13によって構成されている。表示欄A11には、全領域表示キーKa及び非表示キーKcが含まれている。表示欄A12には、後述の表示制御部102によって、試料槽18内の所定の観察領域を示す観察画像DPが表示される。表示欄A13には、ズームインボタンBS1、ズームアウトボタンBS2、四個の領域指定ボタンBM1〜BM4及び二個の視線変更ボタンBR1、BR2が含まれている。
計装画面W2は、三個の表示欄A21、A22、A23によって構成されている。表示欄A21には、後述の表示制御部102によって、試験の状況(例えば、試験準備中)を示すメッセージA211等が表示される。表示欄A22には、後述の表示制御部102によって、観察画像DPが示す観察領域に関連する関連情報として、環境センサー5によって検出された試料槽18内の温度A221(例えば、68.3℃)及び湿度A222(例えば、47%rh)が表示される。表示欄A23には、試験条件の設定操作を行うための設定ボタンBST等が含まれている。
図4は、記憶部8に予め記憶されている情報の一例を示す図である。図4に示すように、記憶部8には、環境試験装置1の使用が許可されたユーザ(以降、許可ユーザ)の識別情報(以降、ユーザ識別情報)(例えば、usr1)と、許可ユーザを表す画像データ(以降、認証画像)(例えば、img1)と、許可ユーザのパスワード(例えば、*****)と、が予め対応付けて記憶されている。
また、後述するように、記憶部8には、制御部10による制御の下、ユーザ識別情報と対応付けて、当該ユーザ識別情報に対応する許可ユーザが、表示部6に各操作画面を表示したときのレイアウト(以降、表示レイアウト)を示すレイアウト情報が記憶される。レイアウト情報には、表示部6に表示された各操作画面の識別情報(例えば、W1)、各操作画面の表示位置を示す座標(例えば、x11,y11(図3))及び各操作画面の幅及び高さを示す情報(例えば、h11,w11(図3))が含まれる。
制御部10は、環境試験装置1が備える各部の制御を行う。具体的には、制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリー、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)等の不揮発性メモリー、現在時刻を計時するタイマー回路等を備えたマイクロコンピューターによって構成される。
制御部10は、不揮発性メモリーに記憶された制御プログラムをCPUに実行させることにより、認証部101(取得部)、表示制御部102及び実行部103として機能する。認証部101、表示制御部102及び実行部103の詳細については後述する。
インターフェイス部9は、制御部10がLAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークを介してパソコン等の外部装置と通信するための不図示の通信インターフェイス回路を備えている。また、インターフェイス部9は、USB(Universal Serial Bus)メモリー等の外部記憶装置が着脱可能な不図示のコネクター及び制御部10が当該コネクターに装着された外部記憶装置と通信するための不図示の外部インターフェイス回路を備えている。これにより、制御部10は、インターフェイス部9を介して外部装置や外部記憶装置と通信を行うことができる。
尚、本発明に係る環境形成装置は、一以上の試料が収容された試料槽内の空気環境を調整可能な恒温恒湿装置又は熱処理装置(オーブン)等であってもよい。
(試験の動作フロー)
以下では、環境試験装置1における試料の試験の動作について説明する。図5は、環境試験装置1における試料の試験の動作を示すフローチャートである。尚、当該説明において、認証部101、表示制御部102及び実行部103の詳細について説明する。
図5に示すように、先ず、認証部101は、画像センサー13によって撮影された周辺画像を用いて、開閉扉2の周辺にユーザが存在するか否かを認識する(ステップS1)。具体的には、ステップS1において、認証部101は、公知の画像認識処理を実行することにより、周辺画像に人物を表す画像が含まれていると判断した場合に、開閉扉2の周辺にユーザが存在すると認識する(ステップS1;YES)。この場合、認証部101は、当該認識したユーザが許可ユーザであるか否かを判断する(ステップS2)。
具体的には、ステップS2において、認証部101は、ステップS1で画像センサー13によって撮影された周辺画像に含まれている人物を表す画像を、前記認識したユーザを表す画像(以降、ユーザ画像)として取得する。認証部101は、公知の画像認識処理を実行することにより、当該取得したユーザ画像から認識したユーザの特徴量と、記憶部8に予め記憶されている各認証画像から認識した各許可ユーザの特徴量と、を比較する。
認証部101は、当該比較の結果、前記認識したユーザの特徴量が、ある特定の認証画像から認識した許可ユーザの特徴量と略一致した場合、前記認識したユーザは、当該特定の認証画像に対応する許可ユーザであると判断する(ステップS2;YES)。尚、ユーザの特徴量が許可ユーザの特徴量と略一致するとは、ユーザの特徴量が許可ユーザの特徴量のうちの所定の割合(例えば、9割)以上の特徴量と一致することを示す。
一方、認証部101は、ステップS1において、周辺画像に人物を表す画像が含まれていないと判断した場合、開閉扉2の周辺にユーザが存在しないと認識し(ステップS1;NO)、処理をステップS1に戻す。その後は、ステップS1以降の処理が行われる。また、認証部101は、ステップS2において、前記認識したユーザが許可ユーザであると判断しなかった場合(ステップS2;NO)、処理をステップS1に戻す。その後は、ステップS1以降の処理が行われる。これらにより、開閉扉2の周辺に人物が存在しない場合や、環境試験装置1の使用が許可されていないユーザが開閉扉2の周辺に存在する場合に、ステップS3以降の処理が行われることを回避できる。
ステップS2において、ステップS1で認識されたユーザが許可ユーザであると判断された場合(ステップS2;YES)、認証部101は、記憶部8から、前記特定の認証画像に対応付けられているユーザ識別情報を取得する(ステップS3)。
そして、表示制御部102は、記憶部8から、ステップS3で取得されたユーザ識別情報に対応付けられているレイアウト情報を取得する(ステップS4)。表示制御部102は、記憶部8からレイアウト情報を取得できた場合(ステップS4;YES)、処理をステップS6に移行し、レイアウト情報を取得できなかった場合(ステップS4;NO)、処理をステップS5に移行する。ステップS5では、表示制御部102は、各操作画面の表示レイアウトを所定の初期表示レイアウトに設定し(ステップS5)、処理をステップS6に移行する。初期表示レイアウトは、前記不揮発性メモリー又は記憶部8に予め記憶されている。
ステップS6では、表示制御部102は、撮影部4に試料槽18内の撮影を開始させ、また、環境センサー5に試料槽18内の空気の温度及び湿度の検出を開始させる(ステップS6)。
次に、表示制御部102は、ステップS5で設定された初期表示レイアウト又はステップS4で取得された表示レイアウトで、観測窓画面W1及び計装画面W2を表示領域61内に表示する(ステップS7)。
例えば、ステップS5で設定された初期表示レイアウト、又は、ステップS4で取得された表示レイアウトが、図4に示す、ユーザ識別情報「usr1」に対応付けられたレイアウト情報「W1:(x11,y11,h11,w11)、W2:(x12,y12,h12,w12)」が示す表示レイアウトであるとする。
図6は、試験開始前の観測窓画面W1及び計装画面W2の表示例を示す図である。この場合、ステップS7において、表示制御部102は、レイアウト情報「W1:(x11,y11,h11,w11)」が示す表示レイアウトに従い、図6に示すように、表示領域61内における座標(x11、y11)の位置に、ユーザー識別情報「usr1」によって識別される操作画面である観測窓画面W1を表示する。また、表示制御部102は、当該表示した観測窓画面W1の高さを「h11」に調整し、幅を「w11」に調整する。これと同様にして、表示制御部102は、レイアウト情報「W2:(x12,y12,h12,w12)」が示す表示レイアウトに従い、表示領域61内における座標(x12、y12)の位置に、ユーザー識別情報「usr1」によって識別される操作画面である計装画面W2を表示し、当該計装画面W2の高さを「h12」に調整し、幅を「w12」に調整する。
そして、表示制御部102は、公知の画像抽出処理を行うことにより、撮影部4によって撮影された画像から、試料槽18内の所定の観察領域を示す観察画像DPを抽出し、当該抽出した観察画像DPを表示欄A12に表示する。観察領域の初期値は、例えば、開閉扉2における表示欄A12に対応する領域が中空部であるとした場合に、ユーザが正面から当該中空部を介して試料槽18内を見た時に視認される領域に定められている。
また、表示制御部102は、表示欄A22に、観察画像DPが示す観察領域に関連する関連情報として、環境センサー5によって検出された試料槽18内の温度A221(例えば、68.3℃)及び湿度A222(例えば、47%rh)を表示する。これにより、ユーザは、観察領域を示す観察画像DPだけでなく、当該観察領域に関連する試料槽18内の温度A221及び湿度A222も視認することができる。このため、ユーザは、試料槽18内における観察領域の状況をより詳細に把握することができる。
このように、ユーザにとって視認性のよい観察画像DPの表示レイアウトを示すレイアウト情報を、当該ユーザのユーザ識別情報と対応付けて記憶部8に記憶しておくことで、当該ユーザは、自身にとって視認性のよい表示レイアウトで表示された観測窓画面W1及び計装画面W2を視認することができる。これにより、当該ユーザは、観測窓画面W1の表示欄A12に表示された観察画像DPが示す観察領域の状況や、計装画面W2に表示された当該観察領域に関連する試料槽18内の空気の温度及び湿度をより適切に把握することができる。
ステップS7の後、ユーザが、開閉扉2を開き、試料棚を試料槽18内の支持部材に支持させ、一以上の試料を当該試料棚に載置したとする。そして、ユーザが設定ボタンBSTを押下する等して、所定の試験条件の設定操作及び所定の試験の開始操作を行い、これらの操作が操作部7によって受け付けられたとする。この場合、実行部103は、当該受け付けられた試験条件に従って試料の試験を開始する。具体的には、実行部103は、操作部7によって受け付けられた試験条件に従い、試料槽18内の空気の温度及び湿度を調整するように、空調部3を制御する。
実行部103によって試験が開始されると(ステップS8;YES)、表示制御部102は、試験の状況を、表示部6に表示された観測窓画面W1及び計装画面W2に反映する(ステップS9)。
図7は、試験開始後の観測窓画面W1及び計装画面W2の表示例を示す図である。具体的には、ステップS9において、表示制御部102は、公知の画像抽出処理を行うことにより、図7に示すように、撮影部4によって直近に撮影された画像から、観察領域を示す観察画像DPを抽出し、当該抽出した観察画像DPを表示欄A12に表示する。
また、ステップS9において、表示制御部102は、図7に示すように、計装画面W2の表示欄A21に表示されている、試験の状況を示すメッセージA211を、試験中であることを示すメッセージ(例えば、プログラム運転中)に更新する。表示制御部102は、計装画面W2の表示欄A22に、試験条件に含まれる目標温度A223(例えば、85.0℃)及び目標湿度A224(例えば、85%rh)と、環境センサー5により直近に検出された試料槽18内の温度A221(例えば、68.3℃)及び湿度A222(例えば、47%rh)と、を表示する。また、表示制御部102は、表示欄A22に設けられたグラフ領域A225に、環境センサー5により検出された試料槽18内の温度及び湿度を時系列に表示する。
ステップS9の後、及び、実行部103によって試験が開始されていない場合に(ステップS8;NO)、ユーザが、表示領域61上で指やペン等の指示体を用いて行った操作が操作部7によって受け付けられたとする(ステップS10;YES)。この場合、実行部103は、ステップS10で受け付けられた操作に対応する処理を実行する(ステップS11)。ステップS10及びステップS11の詳細については後述する。
ステップS11の終了後、実行部103は、試験を終了するか否かを判断する(ステップS12)。また、操作部7によって操作が受け付けられていない場合にも(ステップS10;NO)、実行部103は、ステップS12の判断を行う。具体的には、ステップ8で試験を開始している場合には、ステップS12において、実行部103は、ユーザによって所定の試験終了の操作が行われ、当該操作が操作部7によって受け付けられたとき、又は、試験条件において設定された試験時間が経過したときに、試験を終了すると判断する。一方、ステップ8で試験を開始していない場合には、ステップS12において、実行部103は、試験を終了しない(終了できない)と判断する。
ステップS12において、実行部103が、試験を終了しない(終了できない)と判断した場合(ステップS12;NO)、ステップS8以降の処理を繰り返させる。一方、実行部103が、ステップS12において、試験を終了すると判断した場合(ステップS12;YES)、所定の試験の終了処理を実行する(ステップS13)。これにより、環境試験装置1における試料の試験の動作は終了する。
例えば、ステップS13において、実行部103は、観測窓画面W1及び計装画面W2を非表示にする。尚、ステップS13において、実行部103は、記憶部8において、ステップS3で取得したユーザ識別情報と対応付けて記憶されているレイアウト情報を、現在表示領域61に表示されている観測窓画面W1及び計装画面W2の表示レイアウトを示すレイアウト情報に更新後、観測窓画面W1及び計装画面W2を非表示にしてもよい。また、ステップS13において、実行部103は、記憶部8において、ステップS3で取得したユーザ識別情報と対応付けて記憶されているレイアウト情報が存在しない場合は、現在表示領域61に表示されている観測窓画面W1及び計装画面W2の表示レイアウトを示すレイアウト情報を、ステップS3で取得したユーザ識別情報と対応付けて記憶部8に記憶してもよい。
以下、ステップS11で行われる、ステップS10で受け付けられた操作に対応する処理について図8乃至図14を用いて説明する。
(処理例1)
図7に示すように、観測窓画面W1が表示されている場合に、ユーザによって全領域表示キーKaのタッチ操作が行われたとする。この場合、ステップS10において、操作部7は、試料槽18内全体を観察領域に指定する操作(第四操作)を受け付ける。この場合、表示制御部102は、ステップS11において、当該操作に対応する処理を実行する。
図8は、観察領域を試料槽18内の全域に変更したときの観測窓画面W1及び計装画面W2の表示例を示す図である。具体的には、図8に示すように、表示制御部102は、表示欄A11に表示されていた全領域表示キーKaに代えて初期領域表示キーKsを表示する。表示制御部102は、観測窓画面W1に表示していた観察画像DPが表す観察領域に代えて、試料槽18内全体を観察領域として再設定する。そして、表示制御部102は、公知の画像抽出処理を行うことにより、撮影部4によって撮影された画像から、当該再設定した観察領域を表す観察画像DPaを抽出する。そして、表示制御部102は、表示欄A12を、当該抽出した観察画像DPaを表示可能な大きさに拡大し、当該抽出した観察画像DPaを当該拡大後の表示欄A12aに表示する。また、表示制御部102は、表示欄A13に表示していた領域指定ボタンBM1〜BM4を非表示にする。
本処理例によれば、ユーザは、全領域表示キーKaのタッチ操作を行うことにより、試料槽18内全体を示す観察画像DPaを表示領域61内に表示することができる。これにより、ユーザは、試料槽18内全体の状況を一目で観察することができる。
(処理例2)
図8に示す観測窓画面W1が表示されている場合に、ユーザによって初期領域表示キーKsのタッチ操作が行われた場合、ステップS10において、操作部7は、観察領域を初期値に指定する操作を受け付ける。この場合、表示制御部102は、ステップS11において、当該操作に対応する処理を実行する。
具体的には、図7に示すように、表示制御部102は、表示欄A11に表示されていた初期領域表示キーKsに代えて、全領域表示キーKaを表示する。表示制御部102は、観察領域を観察領域の初期値に再設定し、公知の画像抽出処理を行うことにより、撮影部4によって撮影された画像から、当該再設定した観察領域を示す観察画像DPを抽出する。そして、表示制御部102は、表示欄A12aを、当該抽出した観察画像DPを表示可能な大きさに縮小し、当該抽出した観察画像DPを当該縮小後の表示欄A12に表示する。また、表示制御部102は、表示欄A13に領域指定ボタンBM1〜BM4を表示する。
(処理例3)
観測窓画面W1が表示されている場合に、ユーザによって非表示キーKcのタッチ操作が行われた場合、ステップS10において、操作部7は、観察画像DPを非表示にする操作(第五操作)を受け付ける。
図9は、観察画像DPを非表示にした観測窓画面W1の表示例を示す図である。この場合、表示制御部102は、ステップS11において、観察画像DPを非表示にする操作に対応する処理を実行する。具体的には、図9に示すように、表示制御部102は、表示欄A11に、再表示キーKrを表示する。そして、表示制御部102は、表示欄A12又は表示欄A12aと表示欄A13とを非表示にし、表示欄A11のみ表示する。これにより、表示制御部102は、観測窓画面W1に表示されていた観察画像DPを非表示にする。
本処理例によれば、ユーザは、非表示キーKcのタッチ操作を行うことにより、観察画像DPを非表示にすることができる。これにより、環境試験装置1の前に訪れた第三者に観察画像DPが視認され、当該観察画像DPが示す観察領域の状況が把握されることを、迅速に回避することができる。
尚、図9に示す観測窓画面W1が表示されている場合に、ユーザによって再表示キーKrのタッチ操作が行われた場合、ステップS10において、操作部7は、観察画像DPを再表示する操作を受け付ける。この場合、表示制御部102は、ステップS11において、当該操作に対応する処理として、例えば図7又は図8に示すように、観察画像DPを非表示にする操作に対応する処理の実行前に表示していた表示レイアウトで、観測窓画面W1を表示領域61内に再表示する。
(処理例4)
また、図7に示すように、観測窓画面W1が表示されている場合に、ユーザによって表示欄A13に含まれる四個の領域指定ボタンBM1〜BM4のうちの何れかのボタンのタッチ操作が行われたとする。この場合、ステップS10において、操作部7は、当該タッチ操作された領域指定ボタンBM1〜BM4に対応する方向に観察領域を移動する操作(以降、領域移動操作)を受け付ける。尚、領域指定ボタンBM1に対応する方向は左方向、領域指定ボタンBM2に対応する方向は右方向、領域指定ボタンBM3に対応する方向は上方向、領域指定ボタンBM4に対応する方向は下方向に定められている。
この場合、表示制御部102は、ステップS11において、領域移動操作に対応する処理を実行する。例えば、図7に示すように、観測窓画面W1が表示されている場合に、ユーザによって表示欄A13に含まれる領域指定ボタンBM1が押下されたとする。この場合、表示制御部102は、図7に示す観測窓画面W1に表示していた観察画像DPが表す観察領域を、領域指定ボタンBM1に対応する左方向に所定距離移動させた領域を、観察領域として再設定する。そして、表示制御部102は、公知の画像抽出処理を行うことにより、撮影部4によって撮影された画像から、当該再設定した観察領域を示す観察画像を抽出する。そして、表示制御部102は、表示欄A12に、当該抽出した観察画像を表示する。
図10は、観察領域を移動させたときの観測窓画面W1及び計装画面W2の表示例を示す図である。例えば、図7に示すように、観測窓画面W1が表示されている場合に、ユーザによって表示欄A13に含まれる領域指定ボタンBM1が押下されたことにより、領域移動操作に対応する処理が実行され、その後、領域指定ボタンBM3が押下されたことにより、領域移動操作に対応する処理が実行されたとする。この場合、図10に示すように、表示欄A12には、図7に示す観測窓画面W1に表示していた観察画像DPが表す観察領域を、領域指定ボタンBM1に対応する左方向に所定距離移動させ、且つ、領域指定ボタンBM3に対応する上方向に所定距離移動させた領域が観察領域として再設定され、当該再設定された観察領域を示す観察画像DPbが表示される。
本処理例によれば、ユーザによって四個の領域指定ボタンBM1〜BM4のうちの何れかのボタンのタッチ操作が行われると、当該タッチ操作された領域指定ボタンBM1〜BM4に対応する方向に観察領域が移動される。そして、開閉扉2が閉められた状態で、当該移動後の観察領域を示す観察画像DPが、開閉扉2の外面に設けられた表示部6が有する表示領域61内に表示される。このため、ユーザは、開閉扉2が閉められた状態でも、当該表示されている観察画像DPを視認することで、試料槽18内における所望の観察領域を観察することができる。
(処理例5)
観測窓画面W1が表示されている場合に、ユーザによって表示欄A13に含まれる視線変更ボタンBR1、BR2のうちの何れかのボタンのタッチ操作が行われたとする。この場合、ステップS10において、操作部7は、観察領域を観察するときの視線を、当該タッチ操作された視線変更ボタンBR1、BR2に対応する方向に移動した視線を、観察領域を観察するときの新たな視線として指定する操作(第一操作)を受け付ける。この場合、表示制御部102は、ステップS11において、当該操作に対応する処理を実行する。尚、視線変更ボタンBR1に対応する方向は右方向、視線変更ボタンBR2に対応する方向は左方向に定められている。
図11は、視線を移動させたときの観測窓画面の表示例を示す図である。例えば、図11のセクション(A)に示すように、観測窓画面W1において、観察領域をある視線(第一視線)で観察したときに見られる観察画像DP1が表示されている場合に、ユーザによって視線変更ボタンBR2が押下されたとする。この場合、表示制御部102は、視線変更ボタンBR2に対応する左方向に第一視線を所定角度回転させたときの視線を、観察領域を観察するときの新たな視線として再設定する。そして、図11のセクション(B)に示すように、表示制御部102は、公知の画像抽出処理を行うことにより、撮影部4によって撮影された画像から、当該再設定した新たな視線で観察領域を観察したときに見られる画像DP2を観察画像として抽出する。そして、表示制御部102は、表示欄A12に、当該抽出した観察画像DP2を表示する。
例えば、図11のセクション(C)に示すように、観測窓画面W1において、観察領域を別のある視線(第二視線)で観察したときに見られる観察画像DP3が表示されている場合に、ユーザによって視線変更ボタンBR1が押下されたとする。この場合、表示制御部102は、視線変更ボタンBR1に対応する右方向に第二視線を所定角度回転させたときの視線を、観察領域を観察するときの新たな視線として再設定する。そして、図11のセクション(D)に示すように、表示制御部102は、公知の画像抽出処理を行うことにより、撮影部4によって撮影された画像から、当該再設定した新たな視線で観察領域を観察したときに見られる画像DP4を観察画像として抽出する。そして、表示制御部102は、表示欄A12に、当該抽出した観察画像DP4を表示する。
本処理例によれば、ユーザは、開閉扉2が閉められた状態でも、表示部6が有する表示領域内に表示されている観察画像DPを視認することで、試料槽18内における所望の観察領域を所望の視線で観察することができる。
(処理例6)
観測窓画面W1が表示されている場合に、ユーザによって表示欄A13に含まれるズームインボタンBS1のタッチ操作が行われたとする。この場合、ステップS10において、操作部7は、観察領域にズームインする操作(第二操作)を受け付ける。この場合、表示制御部102は、ステップS11において、当該操作に対応する処理を実行する。
図12は、観察領域にズームインしたとき及び観察領域からズームアウトしたときの観測窓画面W1の表示例を示す図である。例えば、図12のセクション(A)に示すように、観測窓画面W1において観察画像DP5が表示されている場合に、ユーザによってズームインボタンBS1が押下されたとする。この場合、表示制御部102は、図12のセクション(B)に示すように、公知の画像抽出処理及び画像のズームイン処理を行うことにより、撮影部4によって撮影された画像から、観察画像DP5が表す観察領域に所定距離だけズームインした画像DP6を観察画像として抽出する。そして、表示制御部102は、表示欄A12に、当該抽出した観察画像DP6を表示する。
ここで、更に、操作部7が観察領域にズームインする操作を受け付けた場合、図12のセクション(C)に示すように、ステップS11において、観察画像DP6が表す観察領域に所定距離だけズームインした画像DP7が観察画像として抽出され、表示欄A12に、当該抽出された観察画像DP7が表示される。更に、操作部7が観察領域にズームインする操作を受け付けた場合、図12のセクション(D)に示すように、ステップS11において、観察画像DP7が表す観察領域に所定距離だけズームインした画像DP8が観察画像として抽出され、表示欄A12に、当該抽出された観察画像DP8が表示される。
本処理例によれば、ユーザは、ズームインボタンBS1のタッチ操作を行うことにより、観察領域にズームインした画像を観察画像DPとして表示部6が有する表示領域61内に表示することができる。これにより、ユーザは、観察領域をより詳細に観察することができる。
(処理例7)
観測窓画面W1が表示されている場合に、ユーザによって表示欄A13に含まれるズームアウトボタンBS2のタッチ操作が行われたとする。この場合、ステップS10において、操作部7は、観察領域からズームアウトする操作(第三操作)を受け付ける。この場合、表示制御部102は、ステップS11において、当該操作に対応する処理を実行する。
例えば、図12のセクション(D)に示すように、観測窓画面W1において観察画像DP8が表示されている場合に、ユーザによってズームアウトボタンBS2が押下されたとする。この場合、表示制御部102は、図12のセクション(C)に示すように、公知の画像抽出処理及び画像のズームアウト処理を行うことにより、撮影部4によって撮影された画像から、観察画像DP8が表す観察領域から所定距離だけズームアウトした画像DP7を観察画像として抽出する。そして、表示制御部102は、表示欄A12に、当該抽出した観察画像DP7を表示する。
ここで、更に、操作部7が観察領域からズームアウトする操作を受け付けた場合、図12のセクション(B)に示すように、ステップS11において、観察画像DP7が表す観察領域から所定距離だけズームアウトした画像DP6が観察画像として抽出され、表示欄A12に、当該抽出された観察画像DP6が表示される。更に、操作部7が観察領域からズームアウトする操作を受け付けた場合、図12のセクション(A)に示すように、ステップS11において、観察画像DP6が表す観察領域から所定距離だけズームアウトした画像DP5が観察画像として抽出され、表示欄A12に、当該抽出された観察画像DP5が表示される。
本処理例によれば、ユーザは、ズームアウトボタンBS2のタッチ操作を行うことにより、観察領域からズームアウトした画像を観察画像として表示部6が有する表示領域61内に表示することができる。これにより、ユーザは、観察領域をより俯瞰して観察することができる。
(処理例8)
ユーザによって観測窓画面W1上でピンチ操作が行われた場合、ステップS10において、操作部7は、観測窓画面W1をピンチ操作に応じて拡大又は縮小して表示する操作(第六操作)を受け付ける。この場合、表示制御部102は、ステップS11において、当該操作に対応する処理を実行する。同様に、ユーザによって計装画面W2上でピンチ操作が行われた場合、ステップS10において、操作部7は、計装画面W2をピンチ操作に応じて拡大又は縮小して表示する操作を受け付ける。この場合、表示制御部102は、ステップS11において、当該操作に対応する処理を実行する。
例えば、図7に示すように、表示領域61内に観測窓画面W1及び計装画面W2が表示されているとする。この場合に、ユーザによって、観測窓画面W1上に触れた二個の指示体間の距離を所定距離広げるピンチ操作が行われたとする。この場合、操作部7は、ステップS10において、観測窓画面W1を所定の拡大率で拡大して表示する操作を受け付ける。
図13は、拡大して表示された観測窓画面W1の表示例を示す図である。この場合、表示制御部102は、ステップS11において、図13に示すように、観測窓画面W1を所定の拡大率で拡大して表示する。これにより、表示制御部102は、表示欄A12に表示されている観察画像DPを所定の拡大率で拡大して表示する。同様に、ユーザによって、計装画面W2上に触れた二個の指示体間の距離を所定距離広げるピンチ操作が行われたとする。この場合、操作部7は、ステップS10において、計装画面W2を所定の拡大率で拡大して表示する操作を受け付け、表示制御部102は、ステップS11において、計装画面W2を所定の拡大率で拡大して表示する。
一方、図13に示すように、表示領域61内に観測窓画面W1及び計装画面W2が表示されているとする。この場合に、ユーザによって、観測窓画面W1上に触れた二個の指示体間の距離を所定距離縮めるピンチ操作が行われたとする。この場合、操作部7は、ステップS10において、観測窓画面W1を所定の縮小率で縮小して表示する操作を受け付け、表示制御部102は、ステップS11において、図7に示すように、観測窓画面W1を所定の縮小率で縮小して表示する。同様に、ユーザによって、計装画面W2上に触れた二個の指示体間の距離を所定距離縮めるピンチ操作が行われた場合、操作部7は、ステップS10において、計装画面W2を所定の縮小率で縮小して表示する操作を受け付け、表示制御部102は、ステップS11において、計装画面W2を所定の縮小率で縮小して表示する。
本処理例によれば、ユーザは、観測窓画面W1及び計装画面W2上でピンチ操作を行うことにより、観測窓画面W1及び計装画面W2の大きさを視認し易い大きさに変更させることができる。
尚、ユーザによって、観測窓画面W1(又は計装画面W2)に触れた二個の指示体間の距離を所定距離広げるピンチ操作とは異なる所定の操作(例えば、観測窓画面W1(又は計装画面W2)上でダブルタップ操作)が行われた場合に、操作部7が観測窓画面W1(又は計装画面W2)を所定の拡大率で拡大して表示する操作を受け付けるようにしてもよい。
同様に、ユーザによって、観測窓画面W1(又は計装画面W2)に触れた二個の指示体間の距離を所定距離縮めるピンチ操作とは異なる所定の操作(例えば、拡大して表示された観測窓画面W1(又は計装画面W2)上でダブルタップ操作)が行われた場合に、操作部7が観測窓画面W1(又は計装画面W2)を所定の縮小率で縮小して表示する操作を受け付けるようにしてもよい。
(処理例9)
ユーザによって観測窓画面W1上でスワイプ操作が行われた場合、ステップS10において、操作部7は、観測窓画面W1の表示位置を当該スワイプ操作に応じて変更する操作(第七操作)を受け付ける。この場合、表示制御部102は、ステップS11において、当該操作に対応する処理を実行する。同様に、ユーザによって計装画面W2上でスワイプ操作が行われた場合、ステップS10において、操作部7は、計装画面W2の表示位置を当該スワイプ操作に応じて変更する操作を受け付ける。この場合、表示制御部102は、ステップS11において、当該操作に対応する処理を実行する。
図14は、表示位置が変更された観測窓画面W1aの表示例を示す図である。例えば、図14に示すように、表示領域61内における破線部に示す位置に観測窓画面W1が表示されているとする。この場合に、ユーザによって、観測窓画面W1上に触れた指示体を破線矢印に示すように移動させるスワイプ操作が行われたとする。この場合、操作部7は、ステップS10において、観測窓画面W1の表示位置を当該スワイプ操作によって指示体を移動させた方向及び距離分だけ変更する操作を受け付ける。
この場合、表示制御部102は、ステップS11において、観測窓画面W1の表示位置を、当該スワイプ操作によって指示体を移動させた方向及び距離分だけ移動させる。これにより、当該移動後の表示位置に観測窓画面W1aが表示される。
同様に、ユーザによって、計装画面W2上に触れた指示体を移動させるスワイプ操作が行われたとする。この場合、操作部7は、ステップS10において、計装画面W2の表示位置を当該スワイプ操作によって指示体を移動させた方向及び距離分だけ変更する操作を受け付ける。表示制御部102は、ステップS11において、計装画面W2の表示位置を当該スワイプ操作によって指示体を移動させた方向及び距離分だけ変更する。
本処理例によれば、ユーザは、観測窓画面W1及び計装画面W2上に触れた指示体を移動させるスワイプ操作を行うことにより、観測窓画面W1及び計装画面W2の表示位置を視認し易い位置に変更させることができる。
尚、ユーザによって、観測窓画面W1(又は計装画面W2)に触れた指示体を移動させるスワイプ操作とは異なる所定の操作(例えば、観測窓画面W1(又は計装画面W2)の近傍の領域でダブルタップ操作)が行われた場合に、操作部7が観測窓画面W1(又は計装画面W2)の表示位置を変更する操作(例えば、当該所定の操作(例えば、当該ダブルタップ操作)が行われた位置に変更する操作)を受け付けるようにしてもよい。
(変形実施形態)
尚、上記実施形態は、本発明に係る実施形態の例示に過ぎず、本発明を上記実施形態に限定する趣旨ではない。例えば、以下に示す変形実施形態であってもよい。
(1)操作部7が、更に、観測窓画面W1に表示された観察画像DPが示す観察領域に関連する関連情報の入力操作を受け付けるようにしてもよい。これに合わせて、表示制御部102が、操作部7によって受け付けられた関連情報を、表示部6が有する表示領域61内に表示するようにしてもよい。
具体的には、以下のように、操作部7及び表示制御部102を構成すればよい。ユーザによって、表示領域61内における観測窓画面W1及び計装画面W2が表示されていない領域内の位置(以降、タッチ位置)でタッチ操作が行われた場合、操作部7がステップS10において当該タッチ操作を受け付けるようにすればよい。この場合、表示制御部102が、ステップS11において、当該タッチ操作に対応する処理として、表示領域61内に不図示のメニュー画面を表示するようにすればよい。
当該メニュー画面には、観測窓画面W1に表示された観察画像DPが示す観察領域に関連する関連情報の入力操作を行うための操作画面を表示するメニューを含めればよい。ここで、ユーザによって、当該メニュー画面に含まれる、関連情報の入力操作を行うための操作画面を表示するメニューがタッチ操作されたとする。この場合、操作部7が、ステップS10において当該タッチ操作を受け付け、表示制御部102が、ステップS11において、当該タッチ操作に対応する処理として、表示領域61内に関連情報の入力操作を行うための操作画面を表示するようにすればよい。
図15は、入力された関連情報MSG1の表示例を示す図である。その後、ユーザによって当該操作画面を用いて関連情報が入力されると、操作部7が、ステップS10において当該関連情報の入力操作を受け付け、表示制御部102が、図15に示すように、操作部7が受け付けた関連情報MSG1を前記タッチ位置に表示するようにすればよい。
尚、表示制御部102が、更に、ユーザによって入力され且つ表示された関連情報を、ステップS8で開始された試験の識別情報と対応付けて記憶部8に記憶するようにしてもよい。試験の識別情報には、例えば、試験の実施日時、当該試験を行う一以上の許可ユーザのユーザ識別情報等を含めればよい。
これに合わせて、ステップS4において、表示制御部102が、記憶部8からレイアウト情報を取得するだけでなく、更に、ステップS3で取得された許可ユーザのユーザ識別情報を含む試験の識別情報に対応付けられた関連情報を記憶部8から取得するようにしてもよい。そして、表示制御部102が、ステップS7において、記憶部8から取得した関連情報を表示領域61内に表示するようにしてもよい。
この場合、関連情報を入力した第一の許可ユーザと同じ観察領域の観察を行う、第一の許可ユーザとは異なる第二の許可ユーザが開閉扉2の周辺に訪れたときに、第一の許可ユーザが入力した関連情報を視認することができる。このため、第一の許可ユーザが、観察領域の観察中に気付いた事項等を関連情報として入力操作しておくことで、第二の許可ユーザに当該観察領域に関連する関連情報を伝達することができる。
(2)図16に示すように、表示制御部102が、更に、現在表示されている観測窓画面W1と並べて、過去に撮影した一以上の観察画像DPhを表示する履歴観測窓画面W3を、表示部6が有する表示領域61内に表示するようにしてもよい。図16は、履歴観測窓画面W3の表示例を示す図である。
例えば、以下のように、操作部7及び表示制御部102を構成すればよい。ステップS6において、表示制御部102が、撮影部4に試料槽18内の撮影を開始させた後、定期的に、撮影部4によって撮影された画像(以降、撮影画像)を記憶部8に順次記憶するようにすればよい。そして、ユーザによって、表示領域61内における観測窓画面W1及び計装画面W2が表示されていない領域内でタッチ操作が行われた場合、操作部7が、ステップS10において当該タッチ操作を受け付けるようにすればよい。この場合、表示制御部102が、ステップS11において、当該タッチ操作に対応する処理として、表示領域61内に不図示のメニュー画面を表示するようにすればよい。
当該メニュー画面には、履歴観測窓画面W3を表示するメニューを含めればよい。ここで、ユーザによって、当該メニュー画面に含まれる、履歴観測窓画面W3を表示するメニューがタッチ操作されたとする。この場合、操作部7が、ステップS10において当該タッチ操作を受け付けるようにすればよい。そして、この場合、表示制御部102が、ステップS11において、図16に示すように、現在表示されている観測窓画面W1と並べて履歴観測窓画面W3を表示するようにすればよい。
尚、ユーザによって、表示領域61内における観測窓画面W1及び計装画面W2が表示されていない領域内でタッチ操作等の所定の操作が行われた場合に、操作部7が当該所定の操作を受け付け、表示制御部102が当該所定の操作に対応する処理として、前記メニュー画面を表示せず、履歴観測窓画面W3を表示するようにしてもよい。
履歴観測窓画面W3は、例えば、三個の表示欄A31、A32、A33によって構成すればよい。表示欄A31には、終了キーKeが含まれるようにすればよい。そして、ユーザによって終了キーKeがタッチ操作され、ステップS10において、当該タッチ操作を操作部7が受け付けた場合、表示制御部102が、ステップS11において、履歴観測窓画面W3を非表示にするようにすればよい。
また、表示欄A33には、過去に撮影した一以上の観察画像DPhを時系列に表示するための各種操作を行うためのボタンを含めるようにすればよい。各種操作には、一以上の観察画像DPhを時系列に表示する操作、前記時系列に表示する操作を一時停止する操作、現在表示中の観察画像DPhの前又は後に表示された観察画像DPhを表示させる操作、最も過去又は最も直近に表示された観察画像DPhを表示する操作等を含めればよい。
また、表示制御部102が、記憶部8に記憶された過去の一以上の撮影画像から、それぞれ、観測窓画面W1の表示欄A12に表示されている観察画像DPに対応する観察領域と同じ観察領域を示す画像を抽出し、当該抽出した一以上の画像を、過去に撮影された一以上の観察画像DPhとするようにすればよい。
そして、ユーザによって表示欄A33に表示されたボタンのタッチ操作が行われ、ステップS10において、当該タッチ操作を操作部7が受け付けたとする。この場合、表示制御部102が、ステップS11において、前記抽出した一以上の観察画像DPhのうち、当該タッチ操作が行われたボタンによって行われた操作に対応する観察画像DPhを、表示欄A32に表示するようにすればよい。
例えば、ユーザによって最も過去に撮影された観察画像DPhを表示する操作を行うためのボタンがタッチ操作されたとする。この場合、表示制御部102は、前記抽出した一以上の観察画像DPhのうち、当該ボタンによって行われた操作に対応する、最も過去に撮影された撮影画像から抽出した観察画像DPhを表示欄A32に表示するようにすればよい。
また、表示欄A33に表示されたボタンの操作によらず、または、履歴観測窓画面W3に表示欄A33を設けないようにして、前記抽出した一以上の観察画像DPhの其々を、最も過去に撮影された撮影画像から抽出した観察画像DPhから順に、所定時間ずつ表示欄A32に表示するようにしてもよい。
または、ユーザによって計装画面W2のグラフ領域A225上でタッチ操作が行われ、ステップS10において、当該タッチ操作を操作部7が受け付けたとする。この場合、表示制御部102が、ステップS11において、前記抽出した一以上の観察画像DPhのうち、当該タッチ操作された位置に対応する時刻に撮影された撮影画像から抽出した観察画像DPhを表示欄A32に表示するようにしてもよい。
本処理例によれば、観察画像DPと並べて、過去に撮影された一以上の観察画像DPhが表示される。このため、ユーザは、現在の観察領域の状況と過去の一以上の時点における観察領域の状況とを比較して、観察領域の状況が現在の状況に至るまでの変遷を容易に把握することができる。
(3)表示制御部102が、観測窓画面W1に表示された観察画像DP、計装画面W2に表示された、目標温度、目標湿度、環境センサー5が検出した試料槽18内の空気の温度及び湿度とは異なる、観察領域に関連する関連情報を表示するようにしてもよい。
例えば、試料槽18内に収容する一以上の試料其々に関連する試料情報を記憶部8に予め記憶するようにしてもよい。試料情報には、各試料の識別情報、各試料を撮影して得られた画像、各試料の試験を行う試験者を示す情報等を含めればよい。
これに合わせて、表示制御部102が、公知の画像認識処理を実行することにより、観察画像DPに含まれる試料の画像の所定の特徴量と、ある特定の試料情報に含まれる試料を撮影した画像(以降、特定試料画像)の所定の特徴量とが一致する場合に、当該特定試料画像を含む試料情報を取得するようにしてもよい。そして、表示制御部102が、ステップS9において、当該取得した試料情報に含まれる試料の識別情報や当該試料の試験を行う試験者を示す情報等を関連情報として、観察画像DPに含まれる試料の画像と対応付けるようにして表示するようにしてもよい。
また、試料槽18内に収容された各試料の表面温度を検出する表面温度センサーを更に備えるようにしてもよい。これに合わせて、表示制御部102は、ステップS9において、観察画像DPに含まれる試料の画像と対応付けるようにして、前記表面温度センサーによって検出された当該試料の表面温度を関連情報として表示するようにしてもよい。
また、環境センサー5を、試料槽18内の空気の温度及び湿度以外に、試料槽18内の温度分布や風速分布を検出するように構成してもよい。これに合わせて、表示制御部102は、ステップS9において、当該検出された温度分布や風速分布を示す情報を、関連情報として、表示領域61内に表示するようにしてもよい。
(4)ユーザの認証方法及び許可ユーザのユーザ識別情報の取得方法は、ステップS1及びステップS2に示した方法に限らない。
例えば、環境試験装置1に画像センサー13を備えないようにし、認証部101が、許可ユーザのユーザ識別情報及び当該許可ユーザのパスワードを入力可能な認証操作画面を、表示領域61内に表示するようにしてもよい。そして、当該認証操作画面において、ユーザ識別情報及びパスワードの入力操作が行われた場合に、操作部7が当該入力操作を受け付け、認証部101が、記憶部8に当該受け付けられたユーザ識別情報及びパスワードが対応付けて記憶されているか否かを判断するようにしてもよい。
そして、認証部101が、記憶部8に当該受け付けられたユーザ識別情報及びパスワードが対応付けて記憶されていると判断した場合に、当該ユーザ識別情報及びパスワードを入力操作したユーザが許可ユーザであるものとして、当該ユーザ識別情報を取得するようにしてもよい。
(5)ステップS9において、表示制御部102が、直近の観察画像DPを表示欄A12に表示し、環境センサー5により直近に検出された試料槽18内の温度A221及び湿度A222を表示欄A22に表示する度に、当該直近の観察画像DPと温度A221及び湿度A222とを対応付けて記憶部8に記憶するようにしてもよい。
これに合わせて、制御部10が、インターフェイス部9を介して外部装置から受信した、試料槽18内の状況を示す情報の送信要求に応答して、記憶部8に記憶されている一以上の観察画像DPと、当該一以上の観察画像DPに対応付けられた温度A221及び湿度A222とを、インターフェイス部9を介して、外部装置に返信するようにしてもよい。これにより、前記送信要求を送信した外部装置においても、試料槽18内の状況を把握できるようにしてもよい。
(6)表示制御部102が、表示欄A11に、全領域表示キーKaを表示しないようにし、これに合わせて、表示欄A11に、初期領域表示キーKsを表示しないようにしてもよい。表示制御部102が、表示欄A11に、非表示キーKcを表示しないようにしてもよい。表示制御部102が、表示欄A13に、二個の視線変更ボタンBR1、BR2を表示しないようにしてもよい。表示制御部102が、表示欄A13に、ズームインボタンBS1を表示しないようにしてもよい。表示制御部102が、表示欄A13に、ズームアウトボタンBS2を表示しないようにしてもよい。
(7)ユーザによって観測窓画面W1上でピンチ操作が行われた場合に、操作部7が、観測窓画面W1をピンチ操作に応じて拡大又は縮小して表示する操作を受け付けないようにしてもよい。ユーザによって観測窓画面W1上でスワイプ操作が行われた場合、操作部7が、観測窓画面W1の表示位置を当該スワイプ操作に応じて変更する操作を受け付けないようにしてもよい。
(8)ステップS13において、実行部103が、記憶部8に記憶されている観測窓画面W1のレイアウト情報を、現在表示領域61に表示されている観測窓画面W1のレイアウト情報(以降、更新レイアウト情報)に更新するとする。
この場合、更新レイアウト情報には、更に、観測窓画面W1の表示レイアウトを示す情報として、観察領域を視認するときの視線を示す情報や、観察領域にズームイン又は観察領域からズームアウトしたことを示す情報等を含めてもよい。
その後、当該更新レイアウト情報がステップS4で取得され、ステップS7において、表示制御部102が、当該取得した更新レイアウト情報が示す表示レイアウトで観測窓画面W1を表示するとする。この場合、表示制御部102が、当該取得した更新レイアウト情報に含まれる、観察画像DPの表示レイアウトを示す情報に従い、観察領域を視認するときの視線を再設定する。そして、当該再設定後の視線で観察領域を観察したときに見られる画像を表示欄A12欄に表示したり、観察領域にズームインした画像又は観察領域からズームアウトした画像を表示欄A12欄に表示するようにしてもよい。
(9)表示欄A11に、更に、図7に示した観測窓画面W1よりも大きく、図8に示した観測窓画面W1よりも小さい観測窓画面W1を表示するための表示キーを、一以上含めてもよい。そして、当該一以上の表示キーの其々がユーザによってタッチ操作された場合、表示制御部102が、処理例1と同様にして、当該タッチ操作された各表示キーに対応する大きさの観測窓画面W1を表示するようにしてもよい。尚、当該観測窓画面W1の表示欄12には、当該観測窓画面W1の大きさに対応する大きさに設定された観察領域を表す観察画像DPを表示すればよい。このようにして、ユーザが複数段階の大きさの観測窓画面W1を容易に切替えて表示できるようにしてもよい。
(10)表示制御部102が、表示領域61に観測窓画面W1及び計装画面W2を表示後、所定時間(例えば、1時間)が経過したときに、観測窓画面W1及び計装画面W2を非表示にするようにしてもよい。又は、表示制御部102が、表示領域61に観測窓画面W1及び計装画面W2を表示後、公知の画像認識処理を実行することにより、定期的に、画像センサー13によって撮影された周辺画像に人物を表す画像が含まれているか否かを判断するようにしてもよい。そして、表示制御部102が、周辺画像に人物を表す画像が含まれていないと判断したときは、観測窓画面W1及び計装画面W2を非表示にするようにしてもよい。この場合、観測窓画面W1及び計装画面W2が非表示にされた後は、ステップS1以降の処理を行えばよい。
1 環境試験装置(環境形成装置)
2 開閉扉
3 空調部
4 撮影部
5 環境センサー
6 表示部
7 操作部
8 記憶部
9 インターフェイス部
10 制御部
13 画像センサー
18 試料槽
19 空調槽
40a〜40d カメラ(撮影部)
61 表示領域
101 認証部
102 表示制御部
103 実行部
DP 観察画像
DP1〜DP8 観察画像
DPa、DPb、DPh 観察画像
W1 観測窓画面
W2 計装画面
W3 履歴観測窓画面

Claims (12)

  1. 一以上の試料を収容可能な試料槽と、
    前記試料槽内を撮影する撮影部と、
    前記試料槽を開閉する開閉扉と、
    前記開閉扉の外面に設けられた表示部と、
    前記試料槽内における観察する対象の観察領域を指定する操作を受け付ける操作部と、
    前記撮影部によって撮影された画像から、前記観察領域を示す観察画像を抽出し、当該抽出した前記観察画像を前記表示部に表示する表示制御部と、
    を備える環境形成装置。
  2. 前記操作部は、更に、前記観察領域を観察するときの視線を指定する第一操作を受け付け可能であり、
    前記表示制御部は、前記操作部によって前記第一操作が受け付けられた場合、前記視線で前記観察領域を観察したときに見られる画像を前記観察画像として抽出する
    請求項1に記載の環境形成装置。
  3. 前記操作部は、更に、前記観察領域にズームインする第二操作を受け付け可能であり、
    前記表示制御部は、前記操作部によって前記第二操作が受け付けられた場合、前記観察領域にズームインした画像を前記観察画像として抽出する
    請求項1又は2に記載の環境形成装置。
  4. 前記操作部は、更に、前記観察領域からズームアウトする第三操作を受け付け可能であり、
    前記表示制御部は、前記操作部によって前記第三操作が受け付けられた場合、前記観察領域からズームアウトした画像を前記観察画像として抽出する
    請求項1から3の何れか一項に記載の環境形成装置。
  5. 前記表示制御部は、更に、前記観察領域に関連する関連情報を前記表示部に表示する
    請求項1から4の何れか一項に記載の環境形成装置。
  6. 前記操作部は、更に、前記関連情報の入力操作を受け付け可能である
    請求項5に記載の環境形成装置。
  7. 前記表示制御部は、更に、現在表示されている前記観察画像と並べて、過去に撮影した一以上の前記観察画像を前記表示部に表示する
    請求項1から6の何れか一項に記載の環境形成装置。
  8. 前記操作部は、更に、前記試料槽内全体を前記観察領域として指定する第四操作を受け付け可能である
    請求項1から7の何れか一項に記載の環境形成装置。
  9. ユーザの識別情報を取得する取得部と、
    前記ユーザの識別情報と、前記観察画像を前記表示部に表示するときの表示レイアウトを示すレイアウト情報と、を予め対応付けて記憶する記憶部と、
    を更に備え、
    前記表示制御部は、前記取得部によって取得された前記ユーザの識別情報と対応付けられている前記レイアウト情報を前記記憶部から取得し、当該取得した前記レイアウト情報が示す表示レイアウトで前記観察画像を表示する
    請求項1から8の何れか一項に記載の環境形成装置。
  10. 前記操作部は、前記観察画像を非表示にする第五操作を受け付け可能であり、
    前記表示制御部は、前記操作部によって前記第五操作が受け付けられると、前記観察画像を非表示にする
    請求項1から9の何れか一項に記載の環境形成装置。
  11. 前記操作部は、前記観察画像を拡大又は縮小して表示する第六操作を受け付け可能であり、
    前記表示制御部は、前記操作部によって前記第六操作が受け付けられると、前記観察画像を拡大又は縮小して表示する
    請求項1から10の何れか一項に記載の環境形成装置。
  12. 前記操作部は、前記観察画像の表示位置を変更する第七操作を受け付け可能であり、
    前記表示制御部は、前記操作部によって前記第七操作が受け付けられると、前記観察画像の表示位置を変更する
    請求項1から11の何れか一項に記載の環境形成装置。
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