JP2006297798A - しきい値設定方法及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 情報処理装置に備えたセンサの個体差に応じて、最適なしきい値を少ない手間でかつ確実に設定し、情報処理装置の検査時における誤動作を防止する。
【解決手段】 検査対象のプリンタ10をしきい値設定装置20に接続して起動させる。その際、プリンタ10に備えるフラッシュROM102の所定領域に初期しきい値が設定されているか否かを判定し、設定されていない場合はしきい値設定モードに入る。しきい値設定モードでは、基準紙のブラックマークを検出してしきい値を計算し、フラッシュROM102の所定領域に記憶する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、物理量を検出するセンサを備えた情報処理装置の、物理量の検出信号を2値化するためのしきい値を設定するしきい値設定方法及び情報処理装置に関する。
従来、ロール紙の搬送経路中に、印刷を行うプリントヘッドやカッタ等を備え、ホストコンピュータから送られるデータを印刷した後のロール紙を適宜の位置で切断して出力するプリンタが知られている。このようなプリンタでは、ロール紙の印刷位置に対する切断位置を正確に規定するためやロール紙の終端を識別する目的で、ロール紙に形成された黒色のマーク(以下、ブラックマークという)を搬送経路上に配置した反射型フォトインタラプタで検出している。
反射型フォトインタラプタは、ロール紙に対向して光を放射するLED等の発光素子と、ロール紙で反射した光を受光するフォトトランジスタ等の受光素子から構成される。反射型フォトインタラプタの出力は、A/D変換器でデジタル信号に変換され、予め設定されたしきい値と比較されて、しきい値以上であるロール紙の位置をブラックマークとして検出する。
しきい値は、反射型フォトインタラプタが使用されるプリンタ毎に最適な値になるように設定されている必要がある。しきい値の設定がされていなかったり、不適切なしきい値が設定されたプリンタが市場に出荷されると、ブラックマークを正確に検出することができず、ロール紙における印刷位置がずれたり、所定の位置で切断できなかったり等の誤動作が発生して、ユーザに多大な迷惑をかけることになる。
従来、しきい値の設定は、実際にプリンタを稼働させてセンサを動作させながら、しきい値レベルを可変するためのボリュームで調整することによりしきい値の設定を行っていた。しかし、この方法は、設定の再現性に乏しく、設定作業に手間を要して製造コストが嵩むという問題があった。このため近年は、プリンタに予め組み込まれたファームウェアの一部にしきい値設定モードを用意して、作業者による設定ボタンの操作でしきい値を定量的に定める方法が一般的に行われている。
しかしながら、上記の方法にあっては、プリンタをしきい値モードで起動するに際して、出荷後エンドユーザによって実行されないであろう複雑な操作パターン、例えばプリンタの筐体を開け、紙送りスイッチを押下した状態で電源スイッチを投入し、所定の時間内に紙送りスイッチを8回押下する等の複雑な操作を実行する必要があり、非常に煩雑である。また、この手順を省いてしまうと、工場出荷検査においてプリンタが正常に動作しなくなり、誤動作の原因を解析するために多大な時間を要することになる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、プリンタ等の情報処理装置に備えられたセンサの個体差に応じて、最適なしきい値を少ない手間でかつ確実に設定することのできるしきい値設定方法及び情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、以下の構成により達成される。
(1) 所定の物理量を検出するセンサを備えた情報処理装置において、前記物理量の検出信号を2値化するためのしきい値を設定するしきい値設定方法であって、
前記情報処理装置の電源投入に応じて、前記情報処理装置に初期しきい値が設定されているか否かを判定するステップと、
前記初期しきい値が設定されていないと判定された場合は、前記初期しきい値を設定するしきい値設定モードに移行するステップと、を有することを特徴とするしきい値設定方法。
(2) 前記しきい値設定モードは、
基準となる前記物理量を検出するステップと、
前記物理量の検出信号に基づいて前記しきい値を設定するステップと、
該設定したしきい値を前記情報処理装置の所定の領域に記憶するステップと、を有することを特徴とする(1)に記載のしきい値設定方法。
(3) 前記しきい値設定モードは、前記情報処理装置の出荷前の検査工程において実施されることを特徴とする(1)または(2)に記載のしきい値設定方法。
(4) 所定の物理量を検出するセンサと、
前記しきい値を記憶する不揮発性メモリと、
前記センサの検出信号を所定のしきい値で2値化した信号に基づいて所定の処理を行う制御部と、を備えた情報処理装置であって、
前記制御部は、電源投入に応じて、前記情報処理装置に初期しきい値が設定されているか否かを判定し、そして前記初期しきい値が設定されていないと判定された場合は、前記初期しきい値を設定するしきい値設定モードに移行することを特徴とする情報処理装置。
(5) 前記センサは、ロール紙に形成されたブラックマークを検出する光学センサであることを特徴とする(4)に記載の情報処理装置。
(6) 前記ロール紙を切断するカッタ機構を備え、
前記センサの検出信号を前記不揮発性メモリに記憶された前記しきい値で2値化した信号に基づいて前記カッタ機構を制御することを特徴とする(4)に記載のプリンタ。
本発明によれば、情報処理装置の電源投入に応じて、情報処理装置に初期しきい値が設定されているか否かを判定し、そして初期しきい値が設定されていないと判定された場合は、前記初期しきい値を設定するしきい値設定モードに移行する。したがって、情報処理装置に備えられたセンサの個体差に応じて、最適なしきい値を少ない手間でかつ確実に設定することができるので、検査時における情報処理装置の誤動作を防止し、誤動作の原因解析に要する時間を省くことが可能となる。
また、本発明によれば、しきい値設定モードは、基準となる前記物理量を検出するステップと、前記物理量の検出信号に基づいて前記しきい値を設定するステップと、該設定したしきい値を前記情報処理装置の所定の領域に記憶するステップと、を有している。したがって、情報処理装置に備えられたセンサの個体差に応じて、最適なしきい値を少ない手間でかつ確実に設定して、情報処理装置の所定の領域に記憶することができる。よって、検査時における情報処理装置の誤動作を防止し、誤動作の原因解析に要する時間を省くことが可能となる。
また、本発明によれば、不揮発性メモリにセンサの個体差に応じた最適なしきい値を保持することが可能となり、例えばブラックマークを正確に検出することができる。したがって、プリンタの検査時におけるカッタ機構のロール紙カット位置不正等の誤動作を防止することが可能となる。
以下、本発明に係るしきい値設定方法及び情報処理装置の実施形態について、図面を用いて説明する。本実施形態では、情報処理装置として、ロール紙に形成されたブラックマークを検出するセンサを備え、ロール紙にホストコンピュータから送られるデータを印刷するプリンタと、ブラックマークの検出信号を2値化するためのしきい値を設定するしきい値設定装置を例示して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るプリンタの外観構成を示す斜視図、図2はプリンタの上部筐体を開いた状態を示す斜視図である。また、図3はロール紙のブラックマークを検出するためのセンサが装着される付近の詳細構成を示す断面図である。
図1に示すように、プリンタ10は、開閉自在に形成された上部筐体11と、装置本体を収納する下部筐体12から構成され、上部筐体11を上部に開くことによって、ロール紙の交換および装置内部の保守点検が可能となっている。ロール紙は、図2に示すプリンタ内部の用紙収容部13に収納されて繰り出され、上部筐体11に装着された図3に示すワイヤドット印刷ヘッド107で印刷された後、不図示のカッタで所定の長さに切断されて、上部筐体11の紙出口14から排出される。
また、下部筐体12の前面には、プリンタ10が後述するしきい値設定モードに入ったことを報知するためのLED表示ランプ109が設けられている。
図3において、用紙収容部13から繰り出されるロール紙の搬送路15には、ロール紙の裏面に形成されたブラックマークを検出するためのセンサとして反射型フォトインタラプタ110が配設されている。反射型フォトインタラプタ110は、搬送路15を通過するロール紙に光を放射するLED等の発光素子と、ロール紙で反射した光を受光して光電変換するフォトトランジスタ等の受光素子から構成される。
図4は、本実施形態に係るプリンタの概略構成と、プリンタにしきい値を設定するためのしきい値設定装置を示す図である。
図4において、プリンタ10は、CPU101、フラッシュROM102、RAM103、インタフェース回路104、ドライバ回路105、駆動モータ106、印刷ヘッド107、カッタ108、LED表示ランプ109、反射型フォトインタラプタ110およびA/D変換器111を有する構成である。
CPU101は、プリンタ10の制御中枢であり、不図示のROMに格納された制御プログラムに従い、インタフェース回路104を介してしきい値設定装置20から印刷データおよび制御信号を入力して処理するとともに、プリンタ10の各部を制御する。インタフェース回路104は、しきい値設定装置20とプリンタ10間におけるデータや制御信号の授受を行う。
フラッシュROM102は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリである。プリンタ10を制御するためのファームウェア、プリンタ10内の各種制御データ等を記憶する。特に本実施形態においては、フラッシュROM102内の所定の領域にロール紙の裏面に形成されたブラックマークの有無判定用のしきい値データが格納される。このしきい値データは、製品出荷前の検査工程において、フラッシュROM102内のファームウェアにより設定されるように構成されている。これらについては、後ほど詳述する。
RAM103は、一時的にデータが記憶される揮発性メモリであり、例えば、しきい値設定装置20から送られる印刷データを一時的に記憶するための受信バッファとして機能したり、フラッシュROM102に書き込まれた各種制御データが読み出されて記憶されたりする。
A/D変換器111は、反射型フォトインタラプタ110で検出したロール紙のブラックマークを表す信号をデジタル信号に変換して処理する回路である。変換されたデジタル信号は、CPU101におけるしきい値判定に用いられる。
ドライバ回路105は、駆動モータ106、印刷ヘッド107、カッタ108およびLED表示ランプ109のそれぞれを駆動する駆動回路である。ドライバ回路105は、CPU101からの指示に応じて、駆動モータ106、印刷ヘッド107、カッタ108およびLED表示ランプ109の各々を駆動制御する
駆動モータ106は、ロール紙の搬送ローラを制御して回転させるための、例えばステッピングモータである。駆動モータ106は、ドライバ回路105から出力されるパルス信号に応じて搬送ローラの回転量を制御する。これにより、搬送ローラにより紙送りされる用紙の紙送り量が制御される。
印刷ヘッド107は、ロール紙にドットマトリクス文字をシリアルに印刷するものであり、本実施形態では例えばワイヤドットプリントヘッドである。
カッタ108は、ロール紙に形成されたブラックマークの検出タイミングに基づいて、印刷が終了したロールをCPU101の制御により自動的に切断するオートカッタである。
また、しきい値設定装置20は、製品出荷前の工場の検査工程においてプリンタと通信可能に接続され、プリンタ10に対するしきい値設定を行うホストコンピュータである。しきい値設定装置20は、検査工程におけるプリンタ10のその他の各種設定等を行うように構成されていてもよい。
本実施形態のプリンタ10の製品出荷前の検査工程では、しきい値設定装置20を用いてしきい値データが設定される。このしきい値データの設定について、図5及び図6に示すフローチャートに基づき説明する。
図5および図6は、本実施形態におけるしきい値の設定手順を説明するためのフローチャートである。
図5において、まず、プリンタ10をしきい値設定装置20に接続し(ステップS11)、電源を投入する(ステップS12)。次いで、プリンタ10は、フラッシュROM102に組み込まれたファームウェアに基づいて起動処理を行う過程で、プリンタ10はフラッシュROM102の所定領域に初期しきい値が設定されているか否かを判定する(ステップS13)。この判定は、例えば、しきい値データを8ビットで表す場合、フラッシュROM102の所定領域の値が16進コードで例えば00H、又はFFHのいずれかであれば、しきい値は設定されていないと判定する。
ステップS13における判定の結果、フラッシュROM102の所定領域に初期しきい値が設定されていない場合は、プリンタ10は、しきい値設定装置20の指示に基づいて、フラッシュROM102の所定領域にしきい値を設定するためのしきい値設定モードに移行する(ステップS14)。そして、しきい値が設定された後に、通常モードに移行し(ステップS15)、予め定められた通常の検査を行う。
一方、ステップS13でフラッシュROM102の所定領域に初期しきい値が設定されている場合は、検査以前の工程で既にしきい値が設定されたものと判断して、通常モードに移行する(ステップS15)。
図6、図8は、本実施形態のしきい値設定モードの処理手順を説明するためのフローチャートである。
まず、図6について説明する。ステップS101において、図4に示したLED表示ランプ109を点灯させて作業者にしきい値モードに入ったことを報知するとともに、しきい値設定装置20に対してしきい値モードに入ったことを通知する。なお、LED表示ランプ109の代わりに不図示のブザーを鳴動させるようにしてもよい。また、LED表示ランプ109の点灯とブザーの鳴動を同時に行ってもよい。
次いで、プリンタ10において使用するロール紙と同等の紙質の用紙に所定の光学反射濃度で形成したブラックマークを有する基準紙(テストチャート)をプリンタ10にセットし、フォトインタラプタ110でブラックマークを検出する(ステップS102)。そして、検出信号をA/D変換器111でデジタル信号に変換した後、CPU101の制御の基にインタフェース104を介してしきい値設定装置20に送信する(ステップS103)。
しきい値設定装置20は、受信したブラックマークの検出信号に基づいて、検査対象のプリンタ10に最適なしきい値を求める。しきい値は、例えば、図7に示すように、基準紙30の検出信号の白色地肌部分を表すハイレベルVおよびブラックマーク31の部分を表すローレベルVから、次式によってその平均値を算出することによって得られる。

しきい値=(V+V)/2

なお、図7では説明のために模式的にアナログ波形で示しているが、実際は検出信号のデジタル値をしきい設定装置20に予め組み込まれたファームウェアによる演算によって算出するものである。
また、しきい値は、検出信号のハイレベルVとローレベルVの平均値に限定するものではなく、例えば、所定の基準値と比較して予め定めた所定の値をしきい値とするなど、他の方法によって設定できることはいうまでもない。
このようにして求められたしきい値は、プリンタ10に送信される。
プリンタ10は、しきい値設定装置20で設定されたしきい値を受信し(ステップS104)、フラッシュROM102の所定の領域に記憶する(ステップS105)。
次に図8について説明する。
ステップS201は、ステップS101と同様でしきい値設定モードへ移行したことを報知する。次いで、プリンタ10から、しきい値設定機能の実行を待つ(ステップS202)。ここで、直値を送ってもよいし、自動で値を設定してもよい。自動で値を設定する機能であれば、基準レシート紙(テストチャート)をプリンタ10にセットし、フォトインタラプタ110で値を検出する(ステップS203)。そして、検出信号をA/D変換器111でデジタル信号に変換した後、適した値に変換し(ステップS204)、フラッシュROM102の所定の領域に記憶する(ステップS205)。
以上説明したように、このような本発明の実施形態に係るしきい値設定方法、しきい値設定装置およびプリンタによれば、検査対象のプリンタ10をしきい値設定装置20に接続して起動させ、プリンタ10に備えるフラッシュROM102の所定領域に初期しきい値が設定されているか否かを判定して、初期しきい値が設定されていない場合はしきい値設定モードに入る。しきい値設定モードでは、基準紙のブラックマークを検出して検出信号をしきい値設定装置20に送信する。しきい値設定装置20は、ブラックマーク検出信号のダイナミックレンジに基づいて、プリンタ10に最適なしきい値を設定する。設定されたしきい値は、フラッシュROM102の所定領域に記憶する。
これにより、プリンタ10に備えるフォトインタラプタ110の個体差による検出信号の差異にかかわらず、2値化のマージンを最大化することが可能なしきい値を設定できるので、ブラックマークによってロール紙の印刷位置に対する切断位置を正確に規定したり、ロール紙の終端を確実に検出することができるなど、プリンタの誤動作を防止することが可能となる。
なお、本実施形態においては、情報処理装置として、ホストコンピュータに接続されてロール紙に印刷を行うプリンタを例示したが、所定の媒体に形成されたマークや画像をセンサによって検出するバーコードリーダ、マークシートリーダおよびスキャナ等に本発明を適用できることはいうまでもない。
また、センサとしてロール紙に形成されたブラックマークを検出する反射型フォトインタラプタを例示したが、用紙先端や後端の検出や、ロール台紙に貼付されたラベルの検出に用いる透過型フォトインタラプタにおいて、本発明を同様に適用できる。
さらに、センサは光学センサに限らず、情報処理装置において所定の処理を行うために用いられる他のセンサ、例えば、温度センサ、音響センサなどであってもよい。
さらに、今回は、ブラックマークを検出してしきい値を設定する例示をしたが、レシート部(白部分)を検出してもよい。
本発明のしきい値設定方法およびしきい値設定装置は、センサの個体差に応じて最適なしきい値を少ない手間でかつ確実に設定することができる効果を有し、センサによる物理量の検出信号を2値化することにより所定の制御を行うプリンタやバーコードリーダ、スキャナ等の情報処理装置に有用である。
本発明の実施形態に係るプリンタの外観構成を示す斜視図である。 実施形態に係るプリンタの上部筐体を開いた状態における斜視図である。 実施形態に係るプリンタのロール紙のブラックマーク検出センサ付近の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るしきい値設定装置とプリンタの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るしきい値設定方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るしきい値設定モードの処理手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態のしきい値設定装置におけるしきい値設定方法を説明するための図である。 本発明の実施形態のプリンタにおけるしきい値設定方法を説明するための図である。
符号の説明
10 プリンタ
20 しきい値設定装置
21 ブラックマーク
30 基準紙
101 CPU
102 フラッシュROM
108 カッタ
109 LED表示ランプ
110 反射型フォトインタラプタ

Claims (6)

  1. 所定の物理量を検出するセンサを備えた情報処理装置において、前記物理量の検出信号を2値化するためのしきい値を設定するしきい値設定方法であって、
    前記情報処理装置の電源投入に応じて、前記情報処理装置に初期しきい値が設定されているか否かを判定するステップと、
    前記初期しきい値が設定されていないと判定された場合は、前記初期しきい値を設定するしきい値設定モードに移行するステップと、を有することを特徴とするしきい値設定方法。
  2. 前記しきい値設定モードは、
    基準となる前記物理量を検出するステップと、
    前記物理量の検出信号に基づいて前記しきい値を設定するステップと、
    該設定したしきい値を前記情報処理装置の所定の領域に記憶するステップと、を有することを特徴とする請求項1に記載のしきい値設定方法。
  3. 前記しきい値設定モードは、前記情報処理装置の出荷前の検査工程において実施されることを特徴とする請求項1または2に記載のしきい値設定方法。
  4. 所定の物理量を検出するセンサと、
    前記しきい値を記憶する不揮発性メモリと、
    前記センサの検出信号を所定のしきい値で2値化した信号に基づいて所定の処理を行う制御部と、を備えた情報処理装置であって、
    前記制御部は、電源投入に応じて、前記情報処理装置に初期しきい値が設定されているか否かを判定し、そして前記初期しきい値が設定されていないと判定された場合は、前記初期しきい値を設定するしきい値設定モードに移行することを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記センサは、ロール紙に形成されたブラックマークを検出する光学センサであることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記ロール紙を切断するカッタ機構を備え、
    前記センサの検出信号を前記不揮発性メモリに記憶された前記しきい値で2値化した信号に基づいて前記カッタ機構を制御することを特徴とする請求項4に記載のプリンタ。
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