JP2005169718A - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録媒体の種類を識別するセンサーのキャリブレーション動作を行う際に、ユーザーの手間をできるだけ低減させる。
【解決手段】 センサーがASF上に用紙が無いことを検出したときに、キャリブレーション動作を行う。
【選択図】 図3
【解決手段】 センサーがASF上に用紙が無いことを検出したときに、キャリブレーション動作を行う。
【選択図】 図3
Description
本発明はメディア検知の機能を有するプリンタに関するものである。
近年、ユーザが記録媒体の種類を選択しなくても、記録装置に備わるセンサにより記録媒体の種類を検知し、検知した記録媒体の種類に応じた適切な記録を行う記録装置が知られている。このような記録装置において、精度良く記録媒体の種類を検出するために、センサーのキャリブレーションを行う必要がある。キャリブレーション動作とは、紙種サンプリング時に記録媒体の種類の検知センサーの白基準となる値を設定する動作のことで、この白基準の値と実際の記録媒体を検出した検出値とを比較することによって、記録媒体の種類を識別する。キャリブレーションを行うために、記録装置内に基準となるシートを設けたキャリブレーション装置を備えることが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2003−229996号公報
しかしながら、上述の特許文献1の方法では、記録装置にキャリブレーション装置を備える必要があり、記録装置が大掛かりなものとなってしまう。
そこで、本発明者らは、キャリブレーション動作に用いられる白基準を記録媒体を積載する積載部(ASF上)に備える方法を考案した。積載部に白基準を設けることにより、キャリブレーション装置を別途備える必要がなく、記録媒体種類を識別するセンサーのキャリブレーション動作を実行することが可能となる。
しかしながら、インクジェットプリンタでその白基準となる白板(白PET)がASF上に取り付けられている構成で、用紙がASF上にある場合、白板が用紙の下に隠れてしまう。そのため、紙種の指定がメディア自動で印刷した場合に、以前にキャリブレーションが行われていない場合は、メディア検知のキャリブレーションを行うために、プリンタドライバのユーティリティーの画面からユーザに対して「メディア検知をするために、キャリブレーションを行うので、紙を取り除いてください。」という警告を通知して、ユーザにASFにセットされている紙を取り除いてもらう必要があった。そして、キャリブレーション終了後に再度セットしてもらわなければならない。
本発明者らが考案したような構成においても、ユーザが上述のようにASF上にセットされている用紙を取り除いたり、再度セットするような手間が発生してしまう。
そこで、本発明は、紙がASFにセットされていないタイミングで、メデャイア検知のキャリブレーションを行っておくことにより、メディア検知のキャリブレーションをユーザに意識させることなく行わせ、また、ASFにセットされている用紙を取り除き、キャリブレーション終了後に再度セットするというユーザの手間を低減させることを目的とする。
本発明は、上記の問題を解消するためになされたものであり、メディア検知のキャリブレーションをユーザに意識させることなく行わせ、ASFにセットされている用紙を取り除き、キャリブレーション終了後に再度セットするというユーザの手間を極力なくすことを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項1のプリンタは、メディア検知の機能を有するプリンタでASFに紙がないタイミングで、メディア検知のキャリブレーション処理を行うことを特徴とする。
本発明の請求項2のプリンタは、上記ASFに紙がないタイミングが紙なしエラーで、紙なしエラー時にメディア検知のキャリブレーション処理を行うことを特徴とする。
本発明の請求項3のプリンタは、上記ASFに紙がないタイミングが通紙動作のローラークリーニングで、ローラークリーニング終了時にメディア検知のキャリブレーション処理を行うことを特徴とする。
本発明の請求項4のプリンタは、上記2の紙なしエラーでキャリブレーション処理を行った時に、キャリブレーション用の白基準板ではなく、給紙失敗による紙なしエラーで実際の紙を読んで、キャリブレーションしてキャリブレーションエラーのときは、キャリブレーションした値を無効とすることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、メディア検知のキャリブレーションをユーザに意識させることなく行わせ、ASFにセットされている用紙を取り除き、キャリブレーション終了後に再度セットするというユーザの手間を低減させることが可能となる。
図1は、本発明で適用できるプリンタの構成図である。同図において1プリンタは、プリンタの本体であり、2はプリンタのASF(Auto Sheet Feeder)である。3はメディア検知を行うときの白基準として読み取る白基準板である。
この白基準板は、印刷を行うときに用紙を2のASFに載せた場合、用紙の下に隠れてしまう位置に取り付けられている。4は、メディア検知を実際に行うメディア検知モジュールである。メディア検知は、4のメディア検知モジュールのLEDメディアに光を当てその反射光を読み取ることにより決定する。また、メディア検知のキャリブレーション処理は、4のメディア検知モジュールのLEDで3の白基準板に光を当てその反射光を読み取ることにより行う。
図2は、従来のメディア自動で印刷をした場合に、メディア検知のキャリブレーションが未実施のときの処理の流れを示すフローチャートである。次に処理の流れを順に説明する。S1で、ユーザがプリンタドライバの紙種の設定でメディア自動を指定する。次にS2で、ユーザが印刷実行のアプリケーションの印刷実行のボタンを押すことなどにより、印刷実行の指示を出す。S3でプリンタ本体のEEPROMの情報などにより、以前にメディア検知のキャリブレーションを実行したか、していないかチェックする。していればS10へ進み、していなければ、S4の処理へ進む。S5からS9の処理は、メディア検知のキャリブレーションが未実施の場合にユーザが行わなければならない処理である。S4で、プリンタドライバの画面で、メディア検知のキャリブレーションが未実施の警告が表示される。S5でユーザは、ASFから用紙を取り除く。
S6でユーザがメディア検知実行を指示するトリガをプリンタに与える。S7で、プリンタは、メディア検知のキャリブレーション処理を行う。S8でユーザが再度、ASFに用紙を載せる。S9で、メディア検知キャリブレーション未実施の警告が解除される。S10で印刷を行う。
このように、ユーザがメディア検知のキャリブレーションを行うのは、手間が多い。
図3は、本発明の紙無しエラーが発生したときにメディア検知キャリブレーションを行うときの処理のフローを示す図である。S11で紙無しエラーが発生する。S12で、紙なしエラーなので、ASFには、紙がないので、メデャイア検知のキャリブレーションを実行する。S13では、キャリブレーションを実行しているタイミングで、ASFに用紙をユーザが補給している場合や、給紙ミスによる紙なしエラーの場合は、ASF上に用紙があるため、メディア検知のキャリブレーションは白基準板以外のものを読んでキャリブレーションを行ったためエラーになる。それで、S13でエラーかどうかチェックする。エラーでないときは、S14へ進み、キャリブレーションデータをEEPROMなどに保存する。エラーの場合は、S15へ進み、キャリブレーション未実施の情報を保存する。
図4は、本発明のクリーニングシートの通紙によるローラークリーニングを実行したときにメディア検知キャリブレーションを行うときの処理のフローを示す図である。S21でクリーニングシートを通紙によるローラークリーニングを実行する。S22で、クリーニングシートの通紙によるローラークリーニングなので、ASFには、紙がないので、メデャイア検知のキャリブレーションを実行する。S23では、ローラークリーニング終了後キャリブレーションを実行しているタイミングで、ASFに用紙をユーザが補給している場合、ASF上に用紙があるため、メディア検知のキャリブレーションは白基準板以外のものを読んでキャリブレーションを行ったためエラーになる。それで、S23でエラーかどうかチェックする。エラーでないときは、S24へ進み、キャリブレーションデータをEEPROMなどに保存する。エラーの場合は、S25へ進み、キャリブレーション未実施の情報を保存する。
Claims (4)
- メディア検知の機能を有するプリンタでASFに紙がないタイミングで、メディア検知のキャリブレーション処理を行うことを特徴とするプリンタ。
- 上記ASFに紙がないタイミングが紙なしエラーで、紙なしエラー時にメディア検知のキャリブレーション処理を行うことを特徴とするプリンタ。
- 上記ASFに紙がないタイミングが通紙動作のローラークリーニングで、ローラークリーニング終了時にメディア検知のキャリブレーション処理を行うことを特徴とするプリンタ。
- 上記2の紙なしエラーでキャリブレーション処理を行った時に、キャリブレーション用の白基準板ではなく、給紙失敗による紙なしエラーで実際の紙を読んで、キャリブレーションしてキャリブレーションエラーのときは、キャリブレーションした値を無効とすることを特徴とするプリンタ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003410342A JP2005169718A (ja) | 2003-12-09 | 2003-12-09 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003410342A JP2005169718A (ja) | 2003-12-09 | 2003-12-09 | インクジェットプリンタ |
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Family Applications (1)
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2003
- 2003-12-09 JP JP2003410342A patent/JP2005169718A/ja not_active Withdrawn
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