JP3728770B2 - 原稿読取り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ファクシミリ装置や複写機等における原稿読取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ファクシミリ装置においては、原稿の表面に印字される等した文字等の画像を他のファクシミリ装置に送信するための原稿読取り装置と、他のファクシミリ装置から受信した画像データを記録用紙に出力するための画像記録部とを備え、前記原稿読取り装置では、読取るべき原稿を搬送装置にて副走査方向に送りつつ、原稿表面を主走査方向に光照射し、その反射光をCCDスキャナ等のイメージセンサにより読取られる。その読取り画像データをモデム、網制御装置(NCU)及び電話回線を介して他のファクシミリ装置に送信するように構成している。
【0003】
この場合、原稿の濃淡画像を読み取り処理し、2値画像を得るための2値化処理する必要がある。即ち、原稿の表面を走査して、原稿の地色(背景)から分離すべき文字等の濃淡画像を抽出するための閾値を設定するため、予め、原稿読取り部にCCDスキャナと表面が白色の被検出体とを対峙させて配置し、このCCDスキャナにて、被検出体の表面の基準の白い色を読取り、この白色のレベルをメモリに記憶させておき、前記閾値の自動決定等の処理のために供するようにしている。
【0004】
ところで、この種の原稿読取り装置において、原稿送り不良等の紙ジャムが発生した場合の当該原稿を除去し易いように、原稿読取り部の上方を覆うカバー体が開閉可能になっており、カバー体を開くと、原稿読取り部やその近傍で詰まった原稿を簡単に取り除くことができるように構成されているのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記カバー体が開いた状態や、半開きの状態等では、装置の本体ケースとカバー体との間の隙間から外部光線が侵入し、その直射光、もしくは他の部品に反射する等した反射光がCCDスキャナの検出面に入り込む可能性がある。従って、前記の状態でCCDスキャナで被検出体の白レベルを読取ると、正確な白レベルであるか否か不明であるので、後の2値化処理に誤差が生じるという問題がある。
【0006】
このため、原稿読取り装置に、前記カバー体の閉止状態を感知するリミットスイッチ等の閉止感知センサを設ける必要があり、製造コストが高くなる。他方、この閉止感知センサを設けないとすれば、工場からの製品出荷前に、確実にカバー体を閉止した状態で、CCDスキャナで被検出体の白レベルを読取り、その白レベルのデータをEEPROM等の書き込み消去可能な不揮発性メモリに予め記憶し、不必要に消去されないよう蓄積する必要がある。この白レベルの記憶のために必要なメモリ領域は、通常200バイト〜数百バイト程度であり、メモリ容量の大きいEEPROMを原稿読取り装置に搭載する必要があって、そのため製造コスト高くなるという問題があった。
【0007】
このような問題は、読取るべき原稿を自動給紙する装置を備えた複写機や、文字認識装置における原稿スキャナ装置、CADシステムにおける自動図面読取装置(デジタイザ)等について言えるものである。
本発明は、このような従来の技術的課題を解決すべくなされたものであり、原稿の主走査方向の読取り範囲を判別するための基準線を閾値決定のための被検出体に設けることを利用して、製造コストを増大させることなく、白レベルのデータも記憶できる原稿読取り装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1記載の発明の原稿読取り装置は、原稿が通過する経路の下側にて検査面を上向きにした光学的な原稿読取り手段と、前記検査面と対向して配置され、原稿の白レベルを計測するための表面が白い被検出体と、により原稿読取り部を構成し、少なくとも原稿読取り部の上方を覆うカバー体を開閉可能に設ける一方、前記被検出体を前記カバー体の内面にその開閉と一体的に移動するように装着し、前記被検出体の表面には、原稿読取り手段による原稿読取り範囲決めのための基準線を設け、電源立ち上げ時に原稿読取り手段にて基準線を認識するとき、カバー体の閉止と判断する制御手段を設けたものである。
【0009】
また、請求項2に記載の発明の原稿読取り装置は、請求項1記載の原稿読取り装置において、前記制御手段にて基準線を認識すると、前記被検出体の白レベルのデータを採取して記憶する記憶手段を設けたものである
【0010】
【実施例】
次に、本発明を具体化した実施例について説明する。図1は本発明を適用したファクシミリ装置の外観斜視図、図2は概略側断面図である。
ファクシミリ装置の本体1は下カバー2と上カバー3とにより囲まれ、下カバー2の一側には、受話器4が装着されている。下カバー2内には、図2に示すように、記録用紙5を多数枚積層して収容されたカセット6が挿抜自在にセットされるようになっている。
【0011】
カセット6内の記録用紙5はその上方の給紙ローラ7にて一枚ずつ捲られ、搬送ローラ対8の駆動にてライン型のサーマルヘッド9とプラテンローラ10とからなる画像記録部としてのプリンタ11の直前まで搬送して、ここで一旦待機し、他のファクシミリ装置から画像データの受信があると、供給リール12からプリンタ11を通過させて巻取りリール13に巻取られるインクシート14と同速度で搬送される記録用紙5に受信された画像が再生記録され、排紙ローラ対15を介して排紙口16から図示しないトレイに排出される。
【0012】
また、送信時には、前記上カバー3の上面に対して前方下向き傾斜させた原稿台18に載置された原稿17が、上カバー3の前方の枢軸19aの箇所中心に開閉回動可能なカバー体19の下方に配置された読取り分離ローラ20と、読取り搬送ローラ対21との駆動により、横長のCCDスキャナ22からなる原稿読取り部を通過させられ、読取られた原稿17は排紙ローラ対23を介して原稿排紙口24から図示しない排出トレイに放出される。
【0013】
この場合、前記読取り搬送ローラ対21とCCDスキャナ22との間に、通過する原稿17の先端を検出するための原稿感知センサ25を、図8に示すように、CCDスキャナ22による原稿読取位置から適宜距離L1だけ搬送上流側に設ける。この原稿感知センサ25はマイクロリミットスイッチ等の接触型センサであっても良いし、発光部と受光部とからなる光センサであっても良い。
【0014】
さらに、前記原稿読取り部では、図3に示すように、一対のガイド板26,27間を原稿17が通過するように構成し、一方のガイド板26の裏面に前記CCDスキャナ22を装着し、該CCDスキャナ22の横長(原稿17の搬送方向(図2の矢印A方向)と直交する方向に長手)の検出面をガイド板26に穿設した横長の窓に臨ませる。そして、他方のガイド板27の表面には、前記CCDスキャナ22の検出面と対向した位置に前記検出面の横方向長さにほぼ等しい長さの被検出体28を貼着する等にて設けている。
【0015】
この被検出体28の表面(CCDスキャナ22の検出面と対向する面)には、図4に示すように、前記搬送される原稿17の幅方向に適宜距離H1だけ隔てて、基準線としての左右一対の黒線28a,28aが設けられている。この左右一対の黒線28a,28a間の距離H1は、原稿17の幅方向の画像読取り範囲を設定するためのものであり、通常、CCDスキャナ22にて前記両黒線28a,28aを認識して、その距離の二分の一の箇所を、原稿17の幅方向の画像読取り範囲の左右中央位置と設定するものである。
【0016】
図5は、ファクシミリ装置の制御装置29の機能ブロック図であり、中央処理装置(CPU)30は、制御プログラムを記憶させたROM31と、読み書き可能な不揮発性メモリ(EEPROM)32と、後述する原稿読取り開始位置を決めるための各種のデータを記憶するためのRAM33と、原稿読取り部におけるCCDスキャナ22と、原稿感知センサ25と、前記読取搬送ローラ対21を駆動するためのステップモータ35を駆動する駆動回路36と、ステップモータ35の駆動パルス数を計数するカウンタ38と、プリンタ11等とがバス37にて相互に接続されている。そして、電源スイッチ34のONにて制御装置29は起動し立ち上がる。
【0017】
なお、EEPROM32は、短縮電話番号記憶エリアと発信先電話番号記憶エリアと、通信状態記憶エリアと通信モード等の各種機能のプログラムやデータを記憶させた機能記憶エリアとを備え、また、RAM33は、通信日時等の通信管理情報を記憶する通信管理情報記憶エリアを有している。
さらに、CPU30には、受話器4と、外部の電話の交換機を介して回線制御を行うための網通信制御部(NCU)と、送信時・受信時の信号の変調、復調を行うモデムと、被呼側のファクシミリ装置との間で送受信される符号化された画像データを一時的に格納するためのバッファメモリと、送信すべき画像データを符号化する符号化部と、受信した画像データを復号化するための復号化部と、受信した画像データを記憶する画像メモリと、相手先電話番号を指定して送信等の操作を実行する操作パネル42と、年月日、時刻等のカレンダー機能を備えて時刻情報を出力できる時計回路と、操作パネル42における液晶表示部42aに文字を表示したり、前記プリンタ11にて文字を印字するために文字コードに対応する文字のキャラクタを発生させるためのキャラクタ発生器等とが、前記バス37を介して相互に接続されている。
【0018】
次に、電源立ち上げ時の処理について説明すると、図6のフローチャートに示すように、電源スイッチ34をONすると(S1)、CCDスキャナ22による検出開始する(S2)。そして、前記被検出体28における左右一対の黒線28a,28aが認識できたか否か判別する(S3)。ここで、黒線28a,28aが認識できなかったときは(S3:no)、操作パネル42の適宜箇所に設けたLEDランプを点灯させて、カバー体19が完全に閉止されていないことを示すカバーオープンである旨を表示し(S4)、前記S2に戻る。
【0019】
オペレータがこの表示を見つけて、カバー体19をしっかりと閉止し、黒線28a,28aが認識できたときは(S3:yes )、カバーオープン表示が消灯し(S5)、次いで、CCDスキャナ22により前記被検出体28の表面を走査し、白レベルのデータを読取り(S6)、そのデータをRAM33に記憶蓄積して(S7)終了するのである。このようにして、ユーザーがファクシミリ装置の電源スイッチ34をONして立ち上げる毎に、CCDスキャナ22にて被検出体28表面の黒線28aを認識することで自動的にカバー体19の閉止状態を認識することができると共に、電源スイッチ34をONして立ち上げる毎に、被検出体28の表面の白レベルのデータをRAM33に記憶し直すので、従来のように高価なEEPROM32のメモリ領域を専有することがない。従って、カバー体19の閉止状態を検出するための独立したセンサも不要であるし、EEPROM32のメモリ容量を大きくする必要がなくコストを低減できるという効果を奏するのである。
【0020】
なお、前記開閉可能なカバー体19の内面に原稿読取り部における一方のガイド板27を固定しておけば、紙ジャム発生時にカバー体19を開くと、他方のガイド板26とガイド板27との隙間が自動的に大きく広がり、詰まった原稿17を除去する作業が至極容易となる。また、この場合、ガイド板27の表面側に被検出体28を設けておけば、定期点検作業時等において、被検出体28の表面の白色部分の清掃や、被検出体28の交換作業も容易となるという効果を奏する。
【0021】
次に、原稿読取り開始位置の設定操作について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
まず最初に、原稿台18に、前記被検出体28における左右一対の黒線28a,28aの間隔H1より幅広の基準紙17′を載置し(図4参照)、ステップモータ35を起動して読取搬送ローラ対21を駆動し、原稿引き込みを実行する(S10)。次いで、図8(a)に示すように、基準紙17′の先端17aが原稿感知センサ25にて感知されて原稿感知センサ25がONとなる(S11:yes )まで、前記原稿引き込みを続行する。
【0022】
そして、原稿感知センサ25がONとなった時点で(S11:yes )、CCDスキャナ22を起動させる一方(S12)、計数手段としてのカウンタ38をクリアし(S13)、ステップモータ35の駆動パルス数の計数開始する。図8(b)に示すように、前記原稿引き込みを続行して、その搬送される基準紙17′の先端部分にて前記左右一対の黒線28a,28aが隠されて、CCDスキャナ22にて黒線28a,28aが認識できなくなる時点迄(S14:no)、カウンタ38による駆動パルス数PNの計数とステップモータ35の駆動を繰り返す(S15,S16)。
【0023】
そして、黒線28aが認識できなくなった時点で(S14:no)、CCDスキャナ22による読取りを終了し(S17)、カウンタ38による駆動パルス数PNのデータをRAM33に記憶し保存する(S18)。次いで、この駆動パルス数PNのデータから、原稿読取り開始位置を演算してそのデータをRAM33に記憶し保存した後(S19)、基準紙17′は排出する(S20)。
【0024】
以後の実際の原稿17の読取り動作を実行するときには、前述した演算結果の原稿読取り開始位置まで、原稿17の先端部を搬送し、その時点からCCDスキャナ22を作動させて原稿を読取りするように制御するのである。
即ち、実際の原稿17では、当該原稿17の先端17aから数(Ls)ミリメートルまでは空白であることが多いので、その原稿17の先端17aから数ミリメートルの箇所がCCDスキャナ22の走査位置に来るとき、原稿読取り開始位置となるように補正する。
【0025】
そのため、例えば、原稿17の先端17aから3ミリメートルの箇所が原稿読取り開始位置とし、ステップモータ35の1駆動パルスによる原稿17の搬送距離が、1/15.4(mm/pulse)であるとすると、これらの数値を予め、前記EEPROM32に記憶させ、図8(b)に示すように、丸1から丸2まで原稿17の先端17aが搬送されるのに要する駆動パルス数PN=L1/15.4 であるので、CPU30では、丸1の位置から丸3の位置まで原稿17の先端17aが搬送されるのに要する駆動パルス数PNo=PN+(3 /15.4) の演算を実行して、その駆動パルス数PNoを前記RAM33に記憶保存させておく。
【0026】
そして、以後の原稿17の読取り動作時には、原稿感知センサ25にて原稿17の先端17aを感知してONした時点から前記ステップモータ35を、さらに駆動パルス数PNoだけ駆動したとき、CCDスキャナ22による原稿読取り作業を開始するように制御するのである。
このように制御すれば、ファクシミリ装置個別の原稿感知センサ25の感度誤差、取付け誤差、被検出体28の取付け位置誤差等を除去して、全てのファクシミリ装置について原稿読取り開始位置を一定にするように、製作精度を向上させることができる。また、原稿感知センサ25のONからのステップモータ35の駆動パルス数により、原稿読取り開始位置を決定することができるから、原稿感知センサ25のONの位置から原稿読取り開始位置までの間、ステップモータ35の駆動速度を速くして、原稿読取りの位置精度を維持しながらその読取り作業を迅速にできるという効果を奏する。
【0027】
なお、前記実施例では、原稿感知センサ25のONから基準線としての黒線28aが認識できなくなるまでのステップモータ35の駆動パルス数を、原稿17の搬送量として計測したが、図8(a)及び(b)の丸1の位置から丸3まで原稿17が移動する間の時間を前記搬送量として計測しても良い。
【0028】
【発明の作用・効果】
以上に詳述したように、請求項1記載の発明の原稿読取り装置は、原稿が通過する経路の下側にて検査面を上向きにした光学的な原稿読取り手段と、前記検査面と対向して配置され、原稿の白レベルを計測するための表面が白い被検出体と、により原稿読取り部を構成し、少なくとも原稿読取り部の上方を覆うカバー体を開閉可能に設ける一方、前記被検出体を前記カバー体の内面にその開閉と一体的に移動するように装着し、前記被検出体の表面には、原稿読取り手段による原稿読取り範囲決めのための基準線を設け、電源立ち上げ時に原稿読取り手段にて基準線を認識するとき、カバー体の閉止と判断する制御手段を設けたものである。
【0029】
このように構成すれば、原稿の白レベルを計測するための被検出体の白い表面に設けた基準線を認識することで、カバー体の閉止状態を認識できるから、カバー体の閉止状態を検出するためのセンサを別途設ける必要がなく製造コストを低減できるという効果を奏する。
また、カバー体の閉止が完全であれば、被検出体の白レベルの計測も、基準線の認識も確実に行えるので、ユーザーはカバー体の閉止状態を確認するだけで、以後の原稿読取りのための各種の処理は自動的になされ、原稿の先端部の画像の読み取り不良の発生を防止し、正しい原稿読取り開始位置を決定することができるという効果も奏するのである。
また、請求項2に記載の発明の原稿読取り装置は、請求項1記載の原稿読取り装置において、前記制御手段にて基準線を認識すると、前記被検出体の白レベルのデータを採取して記憶する記憶手段を設けたものである。
【0030】
前記基準線は原稿の主走査方向の読取り範囲を判別するためのものであり、被検出体自体も必要的構成であるので、これらの構成を利用することで、製造コストを増大させることなく、白レベルのデータの記憶もすることができる原稿読取り装置を提供することができるという効果を奏するのである
【図面の簡単な説明】
【図1】 ファクシミリ装置の外観斜視図である。
【図2】 ファクシミリ装置の概略側断面図である。
【図3】 原稿読取部の斜視図である。
【図4】 被検出体とその基準線及び原稿の幅寸法等との関係を示す説明図である。
【図5】 制御装置の機能ブロック図である。
【図6】 カバー体の閉止状態を認識するための制御フローチャートである。
【図7】 原稿読取り開始位置決定及び原稿読取り範囲決定のための制御フローチャートである。
【図8】 (a)は原稿の先端が原稿感知センサにて感知された状態を示し、(b)は原稿の先端部の所定位置が原稿読取り開始位置に到達した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
17 原稿
17′ 基準紙
21 読取り搬送ローラ対
22 CCDスキャナ
25 原稿感知センサ
26,27 ガイド板
28 被検出体
28a 黒線
29 制御装置
30 CPU
32 EEPROM
33 RAM
34 電源スイッチ
35 ステップモータ
36 駆動回路
38 カウンタ

Claims (2)

  1. 原稿が通過する経路の下側にて検査面を上向きにした光学的な原稿読取り手段と、
    前記検査面と対向して配置され、原稿の白レベルを計測するための表面が白い被検出体と、により原稿読取り部を構成し、
    少なくとも前記原稿読取り部の上方を覆うカバー体を開閉可能に設ける一方、前記被検出体を前記カバー体の内面にその開閉と一体的に移動するように装着し、前記被検出体の表面には、前記原稿読取り手段による原稿読取り範囲決めのための基準線を設け、電源立ち上げ時に原稿読取り手段にて前記基準線を認識するとき、前記カバー体の閉止と判断する制御手段を設けたことを特徴とする原稿読取り装置。
  2. 前記制御手段にて基準線を認識すると、前記被検出体の白レベルのデータを採取して記憶する記憶手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取り装置。
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